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K 2204

:2007

(1)

目  次

ページ

警告

1

1

  適用範囲

1

2

  引用規格

1

3

  種類

1

4

  試料採取方法

2

5

  要求事項

2

5.1

  一般事項

2

5.2

  要求品質

2

6

  試験方法

2

6.1

  引火点

2

6.2

  蒸留性状

2

6.3

  流動点

2

6.4

  目詰まり点

2

6.5

  10  %残油の残留炭素分

2

6.6

  セタン指数及びセタン価

2

6.7

  動粘度

2

6.8

  硫黄分

3

6.9

  密度

3

7

  表示

3


K 2204

:2007

(2)

まえがき

この規格は,

工業標準化法第 14 条によって準用する第 12 条第 1 項の規定に基づき,

石油連盟(PAJ)から,

工業標準原案を具して日本工業規格を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経

済産業大臣が改正した日本工業規格である。

これによって,JIS K 2204:2004 は改正され,この規格に置き換えられた。

この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。

この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に

抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許

権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に係る確認について,責任は

もたない。


日本工業規格

JIS

 K

2204

:2007

軽油

Diesel Fuel

警告 

この規格に規定されている軽油の取扱い・使用においては,適切な予防措置を講じない場合には危険を

伴うおそれがある。この規格では,軽油の使用に伴う安全性のすべてについて説明することは意図してい

ない。使用する前に,関連法規に適合した運用を規定し,安全と健康についての適切な予防措置を講じる

ことは使用者の責任である。

1 

適用範囲 

この規格は,ディーゼルエンジン(主として自動車用)に使用する軽油について規定する。

2 

引用規格 

次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの

引用規格は,その最新版(追補を含む。

)を適用する。

JIS K 2249

  原油及び石油製品−密度試験方法及び密度・質量・容量換算表

JIS K 2251

  原油及び石油製品−試料採取方法

JIS K 2254

  石油製品−蒸留試験方法

JIS K 2265-3

  引火点の求め方−第 3 部:ペンスキーマルテンス密閉法

JIS K 2269

  原油及び石油製品の流動点並びに石油製品曇り点試験方法

JIS K 2270

  原油及び石油製品−残留炭素分試験方法

JIS K 2280

  石油製品−燃料油−オクタン価及びセタン価試験方法並びにセタン指数算出方法

JIS K 2283

  原油及び石油製品−動粘度試験方法及び粘度指数算出方法

JIS K 2288

  石油製品−軽油−目詰まり点試験方法

JIS K 2541-1

  原油及び石油製品−硫黄分試験方法  第 1 部:酸水素炎燃焼式ジメチルスルホナゾⅢ滴

定法

JIS K 2541-2

  原油及び石油製品−硫黄分試験方法  第 2 部:微量電量滴定式酸化法

JIS K 2541-6

  原油及び石油製品−硫黄分試験方法  第 6 部:紫外蛍光法

JIS K 2541-7

  原油及び石油製品−硫黄分試験方法  第 7 部:波長分散蛍光 X 線法(検量線法)

3 

種類 

軽油は,流動点によって,特 1 号,1 号,2 号,3 号及び特 3 号の 5 種類に分類する。

なお,軽油は,季節及び地域によって種類が異なることがあるため,この規格に規定しているすべての

種類を常に入手することはできない。


2

K 2204

:2007

4 

試料採取方法 

この規格に基づいて軽油の分析を行う場合の試料採取は,JIS K 2251 によって行わなければならない。

5 

要求事項 

5.1 

一般事項 

軽油は,ディーゼルエンジン(主として自動車用)の燃料として,主として適切な品質の精製鉱油から

なり,水及び沈でん(澱)物を含まないものとする。ただし,性能を改善するために加える少量の添加剤

の使用は制限しない。

5.2 

要求品質 

軽油の品質は,この規格の箇条 によって試験を行い,

表 に規定する範囲内になければならない。

  1−軽油の要求品質

種  類

試験項目

単位

特 1 号

1

2

3

特 3 号

引火点

 

50

以上 45 以上

蒸留性状  90  %留出温度

 

360

以下 350 以下 330 以下

a)

 330

以下

流動点

 

+5 以下

−2.5 以下

−7.5 以下

−20 以下

−30 以下

目詰まり点

 

−1 以下

−5 以下

−12 以下

−19 以下

10

%残油の残留炭素分

質量% 

0.1

以下

セタン指数

b)

 

50

以上 45 以上

動粘度(30  ℃) mm

2

/s 

2.7

以上 2.5 以上 2.0 以上 1.7 以上

硫黄分

質量% 

0.001 0

以下

密度(15  ℃) g/cm

3

0.86

以下

a)

  動粘度(30  ℃)が 4.7 mm

2

/s

以下の場合には,350  ℃以下とする。

b)

  セタン指数は,セタン価を用いることもできる。

6 

試験方法 

6.1 

引火点 

引火点は,JIS K 2265-3 によって行う。

6.2 

蒸留性状 

蒸留性状は,JIS K 2254 に規定する常圧法蒸留試験方法によって行う。

6.3 

流動点 

流動点は,JIS K 2269 に規定する流動点試験方法によって行う。

6.4 

目詰まり点 

目詰まり点は,JIS K 2288 によって行う。

6.5 

10

残油の残留炭素分 

10

%残油の残留炭素分は,JIS K 2270 によって行う。

6.6 

セタン指数及びセタン価 

セタン指数及びセタン価は,JIS K 2280 に規定するセタン価試験方法及び 4 変数方程式を用いたセタン

指数の算出方法によって行う。

6.7 

動粘度 

動粘度は,JIS K 2283 に規定する動粘度試験方法によって行う。


3

K 2204

:2007

6.8 

硫黄分 

硫黄分は,JIS K 2541-1JIS K 2541-2JIS K 2541-6 又は JIS K 2541-7 によって行う。

6.9 

密度 

密度は,JIS K 2249 に規定するⅠ形浮ひょう密度試験方法,振動式密度試験方法,ワードン比重瓶密度

試験方法又は目盛ピクノメーターⅠ形密度試験方法によって行う。

7 

表示 

容器の見やすいところに容易に消えない方法で,次の事項を表示しなければならない。ただし,タンク

車,タンク船,タンクローリー,その他表示が困難な場合は,送り状に表示してもよい。

a)

規格名称及び種類

b)

正味容量

c)

製造業者名又はその略号

d)

製造年月日又はその略号