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日本工業規格

JIS

 H

6125-

1995

防食用マグネシウム陽極

Magnesium galvanic anodes for cathodic protection

1.

適用範囲  この規格は,陰極防食に用いるマグネシウム陽極(以下,陽極という。)について規定する。

備考  この規格の引用規格を,次に示す。

JIS H 0321

  非鉄金属材料の検査通則

JIS H 1321

  マグネシウム地金分析方法

JIS H 1322

  マグネシウム地金の発光分光分析方法

JIS H 1331

  マグネシウム合金分析方法の通則

JIS H 1332

  マグネシウム合金中のアルミニウム定量方法

JIS H 1333

  マグネシウム合金中の亜鉛定量方法

JIS H 1334

  マグネシウム合金中のマンガン定量方法

JIS H 1335

  マグネシウム合金中のけい素定量方法

JIS H 1336

  マグネシウム合金中の銅定量方法

JIS H 1337

  マグネシウム合金中のニッケル定量方法

JIS H 1338

  マグネシウム合金中の鉄定量方法

JIS H 1341

  マグネシウム合金中のカルシウム定量方法

2.

種類及び記号  陽極の種類及び記号は,化学成分によって表 のとおり区分する。

表 1  種類及び記号

参考

種類

記号

対象合金

製造方法

特徴

1

種 MGA

1

純マグネシウム

鋳造

有効電位差が大きい

2

種 MGA

2

AZ63

鋳造

一般に使用

4

種 MGA

4

AZ31B

押出し

長尺が可能

3.

品質

3.1

外観  陽極は表面が平滑で,使用上有害なそり,鋳張り,割れ,鋳巣,介在物,付着物などがあっ

てはならない。

3.2

化学成分  陽極の化学成分は,表 による。


2

H 6125-1995

表 2  化学成分

単位  %

化学成分

種類

記号

Al Zn Mn Fe Ni Cu Si Ca Mg

1

種 MGA

1

0.01

以下 0.03 以下 0.01 以下 0.002 以下 0.001 以下 0.001 以下 0.01 以下

− 99.95 以上

2

種 MGA

2 5.3

∼6.7

2.5

∼3.5 0.15∼0.6 0.003 以下 0.001 以下 0.02 以下 0.10 以下

残部

4

種 MGA

4 2.5

∼3.5

0.6

∼1.4 0.2 以上 0.005 以下 0.005 以下 0.05 以下 0.10 以下 0.04 以下

残部

4.

形状・寸法・質量及び許容差  陽極の形状・寸法・質量及び許容差は,受渡当事者間の協定による。

5.

試験

5.1

分析試験  化学成分の分析試験は,JIS H 0321JIS H 1321JIS H 1322JIS H 1331JIS H 1332

JIS H 1333

JIS H 1334JIS H 1335JIS H 1336JIS H 1337JIS H 1338JIS H 1341 のいずれかによる。

5.2

その他試験  陽極性能など,その他の試験は,受渡当事者間の協定によって行う。

6.

検査  陽極の検査は,次による。

(1)

化学分析試料の採取方法は,受渡当事者間の協定による。

(2)

陽極は,外観・形状・寸法及び質量を検査するとともに,5.によって試験を行い,3.の規定に合格しな

ければならない。

(3)

化学分析試験の成績表は,注文者の要求があった場合に限り提出する。

7.

表示  次の事項を適切な方法によって表示する。ただし受渡当事者間の協定によって,一部を省略し

てもよい。

(1)

種類又はその記号

(2)

製造年月又はその略号

(3)

製造業者名又はその略号

関連規格:AS 2239  GALVANIC (SACRIFICIAL) ANODES FOR CATHODIC PROTECTION

ASTM B80

  Standard Specification for Magnesium−Alloy Sand Castings

ASTM B107

  Standard Specification for Magnesium−Alloy Extruded Bars, Rods, Shapes, Tubes, and

Wire

ASTM G97

  Standard Test Method of Magnesium Sacrificial Anode Test Specimens for Underground

Applications


3

H 6125-1995

JIS H 6125

  改正原案作成委員会  構成表

氏名

所属

(委員長)

塩  原  国  雄

神奈川県工業試験所

棚  木  敏  幸

東京都立工業技術センター

佐々木  英  次

工業技術院物質工学工業技術研究所

阿  部  正  美

運輸省港湾技術研究所構造部材料研究室

揖  斐  敏  夫

通商産業省基礎産業局

高  木  譲  一

通商産業省工業技術院標準部

黒  瀬  博  行

東京都水道局浄水部

佐  藤  泰  作

東京ガス株式会社

越  水  雄二郎

大阪ガス株式会社

鈴  木  敏  夫

株式会社神戸製鋼所

丸  山  尊  彦

社団法人腐食防食協会

山  室  富士雄

日本防蝕工業株式会社

中  村  裕  一

株式会社ナカボーテック

大  戸  修  一

日鉱防蝕株式会社

荒  巻      毅

中央工産株式会社

平  沢  良  和

宇部興産株式会社

(事務局)

小  原      久

日本マグネシウム協会