サイトトップへこのカテゴリの一覧へ

H 5301:2009  

(1) 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

まえがき 

この追補は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,工業標準原案を具

して日本工業規格を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正

したもので,これによって,JIS H 5301:1990は改正され,一部が置き換えられた。 

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

日本工業規格 

      JIS 

H 5301:2009 

亜鉛合金ダイカスト 

(追補1) 

Zinc Alloys Die Castings 

(Amendment 1) 

JIS H 5301:1990を,次のように改正する。 

引用規格欄のJIS B 0403 鋳造品−寸法公差方式を,JIS B 0403 鋳造品−寸法公差方式及び削り代方式 

に置き換える。 

引用規格欄のJIS B 0409 ダイカスト普通許容差を,削除する。 

引用規格欄のJIS H 1560 ダイカスト亜鉛合金の発光分光分析方法を,JIS H 1560 ダイカスト亜鉛合金

の光電測光法による発光分光分析方法に置き換える。 

引用規格欄のJIS H 2201 ダイカスト用亜鉛合金塊を,JIS H 2201 ダイカスト用亜鉛合金地金に置き換

える。 

関連規格欄のJIS H 8617 ニッケル及びニッケル・クロムめっきを,JIS H 8617 ニッケルめっき及びニ

ッケル−クロムめっきに置き換える。 

関連規格欄のJIS Z 2242を,JIS Z 2242:1980に置き換える。 

4.(形状,寸法及び質量)の“JIS B 0403(鋳造品−寸法公差方式)又はJIS B 0409(ダイカスト普通許容

差)を適用することができる。”を,“JIS B 0403(鋳造品−寸法公差方式及び削り代方式)を適用するこ

とができる。”に置き換える。 

5.(材料)の“JIS H 2201(ダイカスト用亜鉛合金塊)”を,“JIS H 2201(ダイカスト用亜鉛合金地金)”

に置き換える。 

6.1(分析試験)の(2)の“JIS H 1560(ダイカスト亜鉛合金の発光分光分析方法)”を,“JIS H 1560(ダイ

カスト亜鉛合金の光電測光法による発光分光分析方法)”に置き換える。 

background image

H 5301:2009  

2019年7月1日の法改正により名称が変わりました。まえがきを除き,本規格中の「日本工業規格」を「日本産業規格」に読み替えてください。 

参考の1.の注(1) “社団法人日本ダイカスト協会(〒105 東京都港区芝公園3-5-8 機械振興会館内,電

話03-434-1885)”を,“社団法人日本ダイカスト協会(〒105-0011 東京都港区芝公園3-5-8 機械振興会

館内,電話03-3434-1885)”に置き換える。 

参考の2.(機械的性質)の備考の全文を,削除する。 

参考の2.(機械的性質)の参考表1[ダイカストした試験片の機械的性質]を,次の表に置き換える。 

参考表1 ダイカストした試験片の機械的性質(2) 

種 類 

記 号 

引張試験 

衝撃値 

N・m/cm2 

硬さ 

HB 

(10/500) 

引張強さ 

N/mm2 

伸び 

% 

1 種 

ZDC1 

325 

 7 

160 

91 

2 種 

ZDC2 

285 

10 

140 

82 

注(2) 断面積6.35×6.35 mm2,ハンマーの刃先r=8 mm 

なお,引張試験の引張速度は12 mm/minを超えてはならない。 
また,参考表1の衝撃値は,JIS Z 2242:1980(金属材料衝撃試験方法)に規定

するシャルピー衝撃試験機(ハンマーの刃先r=1 mm,容量147 N・m)を用いて
試験した場合は98 N・m/cm2になる。 

参考の3.(めっき)の“JIS H 8617(ニッケル及びニッケル・クロムめっき)”を,“JIS H 8617(ニッケル

めっき及びニッケル−クロムめっき)”に置き換える。 

参考の4.(類似合金記号)の参考表2(類似合金記号)を,次の表に置き換える。 

参考表2 類似合金記号 

JIS 

H 5301 

(2009) 

FS 

QQ-Z-363 B 

(1972) 

ASTM 

B 86 

(1995) 

SAE 

J 468 b 

(1983) 

NF 

EN 1706 

(1998) 

BS 

EN 1706 

(1998) 

DIN 

EN 1706 

(1998) 

ISO 

301 

(1981) 

1 種 

ZDC1 

AC 41 A 

AC 41 A 

925 

Z-A 4 U 1 G 

GD-ZnAl 4 Cu 1 ZnAl 4 Cu 1 

2 種 

ZDC2 

AG 40 A 

AG 40 A 

903 

Z-A 4 G 

GD-ZnAl 4 

ZnAl 4