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日本工業規格

JIS

 H

4160

-1994

アルミニウム及び

アルミニウム合金はく

Aluminium and aluminium alloy foils

1.

適用範囲  この規格は,圧延したアルミニウム及びアルミニウム合金のはく(以下,はくという。)に

ついて規定する。

備考1.  この規格の引用規格を,次に示す。

JIS H 0001

  アルミニウム及びアルミニウム合金の質別記号

JIS H 0321

  非鉄金属材料の検査通則

JIS H 1305

  アルミニウム及びアルミニウム合金の光電測光法による発光分光分析方法

JIS H 1306

  アルミニウム及びアルミニウム合金の原子吸光分析方法

JIS H 1307

  アルミニウム及びアルミニウム合金の誘導結合プラズマ発光分光分析方法

JIS H 1351

  アルミニウム及びアルミニウム合金の分析方法通則

JIS H 1352

  アルミニウム及びアルミニウム合金中のけい素定量方法

JIS H 1353

  アルミニウム及びアルミニウム合金中の鉄定量方法

JIS H 1354

  アルミニウム及びアルミニウム合金中の銅定量方法

JIS H 1355

  アルミニウム及びアルミニウム合金中のマンガン定量方法

JIS H 1356

  アルミニウム及びアルミニウム合金中の亜鉛定量方法

JIS H 1357

  アルミニウム合金中のマグネシウム定量方法

JIS H 1359

  アルミニウム及びアルミニウム合金中のチタン定量方法

2.

この規格の対応国際規格を,次に示す。

ISO 7271 : 1982

  Aluminium and aluminium alloys−Foil and thin strip−Dimensional tolerances

2.

種類及び記号  はくの種類及び記号は,表 のとおりとする


2

H 4160-1994

表 1  種類及び記号

種類

合金番号

質別(

1

)

記号

用途例

(参考)

O A1085H-O

1085

H18 A1085H-H18

O A1070H-O

1070

H18 A1070H-H18

O A1050H-O

1050

H18 A1050H-H18

電気通信用,電解コンデンサ用,
冷暖房用

O A1N30H-O

1N30

H18 A1N30H-H18

O A1100H-O

1100

H18 A1100H-H18

装飾用,電気通信用,建材用,包
装用,冷暖房用

O A3003H-O

3003

H18 A3003H-H18

O A3004H-O

3004

H18 A3004H-H18

容器用,冷暖房用

O A8021H-O

8021

H18 A8021H-H18

O A8079H-O

8079

H18 A8079H-H18

装飾用,電気通信用,建材用,包
装用,冷暖房用

(

1

)

質別は,JIS H 0001による

備考  はくには,形状によって巻取品と平判品とがある。

3.

品質

3.1

外観  はくは,仕上げ良好,品質均一で,継ぎ目,ピンホール,たるみ及び曲がりが少なく,油し

み,汚れ,その他使用上有害な欠陥があってはならない。

3.2

化学成分  はくの化学成分は,表 による。


3

H 4160-1994

表 2  化学成分

化学成分

その他(

2

)

種類

(合金番号)

Si Fe Cu Mn

Mg Zn Ti

個々  合計

Al

1085 0.10

以下

0.12

以下

0.03

以下

0.02

以下

0.02

以下

0.03

以下

0.02

以下

0.01

以下

− 99.85

以上

1070 0.20

以下

0.25

以下

0.04

以下

0.03

以下

0.03

以下

0.04

以下

0.03

以下

0.03

以下

− 99.70

以上

1050 0.25

以下

0.40

以下

0.05

以下

0.05

以下

0.05

以下

0.05

以下

0.03

以下

0.03

以下

− 99.50

以上

1N30 Si

+Fe 0.7

以下

0.10

以下

0.05

以下

0.05

以下

0.05

以下

− 0.03

以下

− 99.30

以上

1100 Si

+Fe 1.0

以下

0.05

0.20

0.05

以下

− 0.10

以下

− 0.05

以下

0.15

以下

99.00

以上

3003 0.6

以下

0.7

以下

0.05

0.20

1.0

1.5

− 0.10

以下

− 0.05

以下

0.15

以下

残部

3004 0.30

以下

0.7

以下

0.25

以下

1.0

1.5

0.8

1.3

0.25

以下

− 0.05

以下

0.15

以下

残部

8021 0.15

以下

1.2

1.7

0.05

以下

− 0.05

以下

0.15

以下

残部

8079 0.05

0.30

0.7

1.3

0.05

以下

− 0.10

以下

− 0.05

以下

0.15

以下

残部

(

2

)

その他の元素は,存在が予知される場合,又は通常の分析過程において,規定範囲を超える

兆候がみられる場合に限り分析を行う。

4.

寸法及びその許容差

4.1

標準寸法  はくの標準寸法は,表 及び表 による


4

H 4160-1994

表 3  巻取品の標準寸法

単位 mm

種類(合金番号)

1085 1N30 1100 3003 3004

1070

8021

 

1050

8079

 

10 25

40

60

100

160

250 400

457 500

530

546

600

630

670  710

750

788

800

850

900

950

1 000

1 050

1 100

1 200

1 300

1 400

0.006

0.006 5

0.007

0.008

0.009

0.01

0.012

0.013

0.015

0.017

0.02

0.025

0.03

0.04

0.05

0.06

0.08

0.1

0.15

厚さ

0.2

表 4  平判品の標準寸法

単位 mm

種類(合金番号)

1N30, 8021, 8079

幅×長さ

厚さ

400

×1 200

457

×686 546×788

0.007

0.008

0.009

0.01

0.012

0.05

0.06

0.08

0.1

0.15

0.2

4.2

寸法許容差  はくの寸法許容差は,表 による。


5

H 4160-1994

表 5  寸法許容差

単位 mm

形状  厚さの許容差

幅の許容差

長さの許容差

厚さ

長さ

0.2

以下 500 未満

500

以上

1 000

未満

1 000

以上 500 未満

500

以上

1 000

未満

1 000

以上

巻取品

±0.5

±1

平判品

±10%

±2

±3

±4

±2

±3

±4

備考  許容差を  (+)  又は  (−)  だけに指定する場合は,上記数値の 2 倍とする。

5.

試験

5.1

分析試験  化学成分の分析方法は,JIS H 1305JIS H 1306JIS H 1307JIS H 1351JIS H 1352

JIS H 1353

JIS H 1354JIS H 1355JIS H 1356JIS H 1357 及び JIS H 1359 のいずれかによる。

なお,ここに定めていない元素の分析方法は,受渡当事者間の協定による。

5.2

厚さの測定試験  厚さの測定は,質量法又はマイクロメータを用いる。質量法の場合,面積 50cm

2

以上の試験片を化学はかりでひょう(秤)量して,1m

2

当たりの質量を算出し,密度で除した値をはくの

厚さとする。

なお,はくの密度 (Mg/m

3

)

は,

表 による

表 6  はくの密度

単位 Mg/m

3

種類(合金番号)

密度

1085

1070

2.70

1050

1N30

1100

2.71

3004

8079

2.72

3003

8021

2.73

6.

検査  検査は,JIS H 0321 によるほか,次による。

はくは,外観及び寸法を検査するとともに,5.によって試験を行い,3.及び 4.の規定に合格しなければな

らない。

7.

包装  はくは,防湿に注意し,取扱い,保管及び運送の間に損傷しないように包装しなければならな

い。

8.

表示  はくには,一包装ごとに適当な方法によって,次の事項を表示しなければならない。

(1)

種類又はその記号

(2)

寸法

(3)

製造番号又はロット番号

(4)

製造年月又はその略号


6

H 4160-1994

(5)

製造業者名又はその略号

JIS H 4160

改正原案作成委員会  構成表

氏名

所属

(委員長)

金  子  純  一

日本大学生産工学部

揖  斐  敏  夫

通商産業省基礎産業局

高  木  譲  一

通商産業省工業技術院標準部

杉  岡  由  晧

日立エーアイシー株式会社(社団法人  日本電子工業会)

瀬  戸  達  司

松下電子部品株式会社(社団法人  日本電子工業会)

栗  山  信  三

凸版印刷株式会社(印刷工業会)

下山田  正  博

大日本印刷株式会社(印刷工業会)

堀  口      誠

東洋製罐グループ研究所(社団法人  日本包装技術協会)

田  口  英  典

日本製紙株式会社(社団法人  日本包装技術協会)

河  野  満  夫

日本たばこ産業株式会社

上  野      紘

東洋アルミニウム株式会社

斉  藤  寿  雄

日本製箔株式会社

若  村  慎  作

東海アルミ箔株式会社

荒  木  勝  正

昭和アルミニウム株式会社

岡  崎  和  美

サン・アルミニウム工業株式会社

徳  能  満  雄

三菱アルミニウム株式会社

吉  田  左千雄

住軽アルミ箔株式会社

蠏      庄  作

社団法人軽金属協会

(事務局)

井  波  隆  夫

社団法人軽金属協会