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H 4080

:2015

(1)

目  次

ページ

序文  

1

1

  適用範囲  

1

2

  引用規格  

2

3

  用語及び定義  

2

4

  合金番号,製品区分,等級及び記号  

3

5

  品質 

5

5.1

  外観  

5

5.2

  化学成分  

5

5.3

  機械的性質  

8

5.4

  導電率  

16

5.5

  応力腐食割れ性  

16

6

  寸法及びその許容差並びに形状  

16

6.1

  一般事項  

16

6.2

  標準寸法  

16

6.3

  寸法の許容差  

19

6.4

  曲がり  

23

7

  試験 

24

7.1

  分析試験  

24

7.2

  引張試験  

24

7.3

  導電率試験  

24

7.4

  応力腐食割れ試験  

24

7.5

  試験試料の採取数  

25

8

  検査 

25

9

  表示 

25

附属書 JA(参考)JIS と対応国際規格との対比表  

26


H 4080

:2015

(2)

まえがき

この規格は,工業標準化法第 14 条によって準用する第 12 条第 1 項の規定に基づき,一般社団法人日本

アルミニウム協会(JAA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規

格を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規

格である。

これによって,JIS H 4080:2006 は改正され,この規格に置き換えられた。

なお,平成 28 年 11 月 19 日までの間は,工業標準化法第 19 条第 1 項等の関連条項の規定に基づく JIS

マーク表示認証において,JIS H 4080:2006 によることができる。

この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。

この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意

を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実

用新案権に関わる確認について,責任はもたない。


日本工業規格

JIS

 H

4080

:2015

アルミニウム及びアルミニウム合金継目無管

Aluminium and aluminium alloy extruded tubes and cold-drawn tubes

序文 

この規格は,

2007

年に第 1 版として発行された ISO 209

2012

年に第 2 版として発行された ISO 6362-1

2014

年に第 4 版として発行された ISO 6362-2,2012 年に第 1 版として発行された ISO 6362-6,2014 年に

第 2 版として発行された ISO 6362-7,2012 年に第 2 版として発行された ISO 6363-1 及び ISO 6363-2 並び

に 2012 年に第 1 版として発行された ISO 6363-6 を基とし,技術的内容を変更して作成した日本工業規格

である。

なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。

変更の一覧表にその説明を付けて,

附属書 JA に示す。

適用範囲 

この規格は,押出加工及び引抜加工したアルミニウム及びアルミニウム合金の継目無管(以下,管とい

う。

)について規定する。この規格は,断面形状が円形の管だけに適用する。

注記  この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。

ISO 209:2007

,Aluminium and aluminium alloys−Chemical composition

ISO 6362-1:2012

,Wrought aluminium and aluminium alloys−Extruded rods/bars, tubes and profiles

−Part 1: Technical conditions for inspection and delivery

ISO 6362-2:2014

,Wrought aluminium and aluminium alloys−Extruded rods/bars, tubes and profiles

−Part 2: Mechanical properties

ISO 6362-6:2012

,Wrought aluminium and aluminium alloys−Extruded rods/bars, tubes and profiles

−Part 6: Round, square, rectangular and hexagonal tubes−Tolerances on shape and dimensions

ISO 6362-7:2014

,Wrought aluminium and aluminium alloys−Extruded rods/bars, tubes and profiles

−Part 7: Chemical composition

ISO 6363-1:2012

,Wrought aluminium and aluminium alloys−Cold-drawn rods/bars, tubes and wires

−Part 1: Technical conditions for inspection and delivery

ISO 6363-2:2012

,Wrought aluminium and aluminium alloys−Cold-drawn rods/bars and tubes and

wires

−Part 2: Mechanical properties

ISO 6363-6:2012

,Wrought aluminium and aluminium alloys−Cold-drawn rods/bars, tubes and wires

−Part 6: Drawn round tubes−Tolerances on form and dimensions(全体評価:MOD)

なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1 に基づき,

“修正している”

ことを示す。


2

H 4080

:2015

引用規格 

次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの

引用規格は,その最新版(追補を含む。

)を適用する。

JIS H 0001

  アルミニウム,マグネシウム及びそれらの合金−質別記号

注記  対 応 国際 規格 : ISO 2107 , Aluminium and aluminium alloys − Wrought products− Temper

designations

(MOD)

JIS H 0321

  非鉄金属材料の検査通則

JIS H 0505

  非鉄金属材料の体積抵抗率及び導電率測定方法

JIS H 1305

  アルミニウム及びアルミニウム合金の発光分光分析方法

JIS H 1306

  アルミニウム及びアルミニウム合金の原子吸光分析方法

JIS H 1307

  アルミニウム及びアルミニウム合金の誘導結合プラズマ発光分光分析方法

JIS H 1351

  アルミニウム及びアルミニウム合金の分析方法通則

JIS H 1352

  アルミニウム及びアルミニウム合金中のけい素定量方法

JIS H 1353

  アルミニウム及びアルミニウム合金中の鉄定量方法

JIS H 1354

  アルミニウム及びアルミニウム合金中の銅定量方法

JIS H 1355

  アルミニウム及びアルミニウム合金中のマンガン定量方法

JIS H 1356

  アルミニウム及びアルミニウム合金中の亜鉛定量方法

JIS H 1357

  アルミニウム及びアルミニウム合金中のマグネシウム定量方法

JIS H 1358

  アルミニウム及びアルミニウム合金中のクロム定量方法

JIS H 1359

  アルミニウム及びアルミニウム合金中のチタン定量方法

JIS H 1360

  アルミニウム及びアルミニウム合金中のニッケル定量方法

JIS H 1361

  アルミニウム及びアルミニウム合金中のすず定量方法

JIS H 1362

  アルミニウム及びアルミニウム合金中のバナジウム定量方法

JIS H 1363

  アルミニウム合金中のジルコニウム定量方法

JIS H 1364

  アルミニウム及びアルミニウム合金中のビスマス定量方法

JIS H 1365

  アルミニウム及びアルミニウム合金中のほう素定量方法

JIS H 1366

  アルミニウム及びアルミニウム合金中の鉛定量方法

JIS H 1367

  アルミニウム及びアルミニウム合金中のベリリウム定量方法

JIS H 1368

  アルミニウム及びアルミニウム合金中のガリウム定量方法

JIS H 8711

  アルミニウム合金の応力腐食割れ試験方法

JIS Z 2241

  金属材料引張試験方法

EN 754-1

,Aluminium and aluminium alloys−Cold drawn rod/bar and tube−Part 1: Technical conditions for

inspection and delivery

EN 755-1

,Aluminium and aluminium alloys−Extruded rod/bar, tube and profiles−Part 1: Technical

conditions for inspection and delivery

用語及び定義 

この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。

3.1 

管(tube)


3

H 4080

:2015

全長にわたってただ一つの中空部と,均一な断面かつ均一な肉厚とをもち,直線又はコイルの形状で供

給される中空展伸材。

合金番号,製品区分,等級及び記号 

合金番号,製品区分,等級及び記号は,

表 による。等級は,寸法の許容差及び形状によって,普通級

と特殊級とに分類する。

表 の記号の後に質別を示す記号を付けて製品記号とする。

表 1−合金番号,製品区分,等級及び記号 

合金番号

製品

区分

等級及び記号

特性及び用途例

(参考)

普通級

特殊級

1070

押出管 A1070TE

A1070TES

強度は低いが,熱伝導度及び電気伝導度は高く,溶接性及び

耐食性がよい。

化学装置用材,事務用機器,導体など。

引抜管 A1070TD

A1070TDS

1050

押出管 A1050TE

A1050TES

引抜管 A1050TD

A1050TDS

1050A

押出管 A1050ATE

A1050ATES

引抜管 A1050ATD

A1050ATDS

1100

押出管 A1100TE

A1100TES

強度は比較的低いが,溶接性,耐食性及び表面処理性がよく,

熱伝導性も比較的高い。

化学装置用材,家具,電気機器部品など。

引抜管 A1100TD

A1100TDS

1200

押出管 A1200TE

A1200TES

引抜管 A1200TD

A1200TDS

2011

押出管 A2011TE

A2011TES

切削性が優れ,強度も高いが,耐食性が劣る。

光学部品,ねじ類など。

引抜管 A2011TD

A2011TDS

2014

押出管 A2014TE

A2014TES

熱処理合金で,強度が高い。

スキーストック,二輪車部品,航空機部品など。

引抜管 A2014TD

A2014TDS

2014A

押出管 A2014ATE

A2014ATES  2014

より若干強度の低い合金。

引抜管 A2014ATD

A2014ATDS

2017

押出管 A2017TE

A2017TES

熱処理合金で,強度が高く,切削加工性もよいが,耐食性は

劣る。一般機械部品,鍛造用素材など。

引抜管 A2017TD

A2017TDS

2017A

押出管 A2017ATE

A2017ATES  2017

より強度の高い合金。

引抜管 A2017ATD

A2017ATDS

2024

押出管 A2024TE

A2024TES

2017

より強度が高く,切削加工性もよい。

航空機部品,スポーツ用品など。

引抜管 A2024TD

A2024TDS

2030

押出管 A2030TE

A2030TES

切削加工性の優れた合金で,強度も高い。

機械部品など。

引抜管 A2030TD

A2030TDS

3102

押出管 A3102TE

A3102TES

1100

と同程度の強度をもつ合金で,加工性,伝熱性及び耐食

性もよい。自動車用熱交換器,空調用熱交換器など。

3003

押出管 A3003TE

A3003TES

1100

より若干強度が高く,溶接性及び耐食性もよい。

化学装置用材,複写機ドラム,自動車用熱交換器など。

引抜管 A3003TD

A3003TDS

3103

押出管 A3103TE

A3103TES

引抜管 A3103TD

A3103TDS

3203

押出管 A3203TE

A3203TES

引抜管 A3203TD

A3203TDS

3021

押出管 A3021TE

A3021TES

1100

と同程度の強度をもつ合金で,加工性,伝熱性及び耐食

性もよい。自動車用熱交換器,空調用熱交換器など。

引抜管 A3021TD

A3021TDS

5005

押出管 A5005TE

A5005TES

3003

と同程度の強度をもつ合金で,加工性,溶接性及び耐食

性に優れる。建築用内外装,車両内装,船舶内装など。

引抜管 A5005TD

A5005TDS

5050

引抜管 A5050TD

A5050TDS

耐食性及び溶接性に優れる。建築部材,冷蔵庫用材など。


4

H 4080

:2015

表 1−合金番号,製品区分,等級及び記号(続き) 

合金番号

製品 
区分

等級及び記号

特性及び用途例

(参考)

普通級

特殊級

5251

押出管 A5251TE

A5251TES

5050

と 5052 との中間の強度をもつ合金。

引抜管 A5251TD

A5251TDS

5052

押出管 A5052TE

A5052TES

中程度の強度をもつ合金で,耐食性及び溶接性がよい。

車両内装,船舶用材,光学用機器,一般機器用材料など。

引抜管 A5052TD

A5052TDS

5154

押出管 A5154TE

A5154TES

5052

と 5083 との中間の強度をもつ合金で,耐食性及び溶接

性がよい。化学装置用材など。

引抜管 A5154TD

A5154TDS

5454

押出管 A5454TE

A5454TES

5052

より強度が高く,耐食性及び溶接性がよい。

自動車用ホイールなど。

5754

押出管 A5754TE

A5754TES

5052

と 5454 との中間の強度をもつ合金。

引抜管 A5754TD

A5754TDS

5056

押出管 A5056TE

A5056TES

耐食性,切削加工性及び陽極酸化処理性がよい。

光学部品など。

引抜管 A5056TD

A5056TDS

5083

押出管 A5083TE

A5083TES

非熱処理合金中で最高の強度があり,耐食性及び溶接性がよ
く,切削性及び冷間加工性もよい。

車両用材,船舶用材,土木用材など。

引抜管 A5083TD

A5083TDS

5086

押出管 A5086TE

A5086TES

5154

より強度が高く,耐食性の優れた溶接構造用合金。

船舶用材,圧力容器など。

引抜管 A5086TD

A5086TDS

6101

押出管 A6101TE

A6101TES

高強度導体用合金で,55 %IACS 保証。パイプブスなど。

6005A

押出管 A6005ATE

A6005ATES  6061

と 6063 との中間の強度をもった合金で,押出加工性,

焼入れ性も優れる。耐食性もよく,溶接性もよい。

車両用材など。

6005C

(6N01)

a)

押出管 A6005CTE

(A6N01TE)

a)

A6005CTES

(A6N01TES)

a)

6060

押出管 A6060TE

A6060TES

6063

より強度は若干低いが,耐食性及び表面処理性がよい。

建築用材,土木用材,電気機器部品など。

引抜管 A6060TD

A6060TDS

6061

押出管 A6061TE

A6061TES

熱処理型の耐食性合金。 
ボビン,土木用材,スポーツ,レジャー用品,導体など。

引抜管 A6061TD

A6061TDS

6262

押出管 A6262TE

A6262TES

6061

と同等の強度をもつ耐食性快削合金。

気化器部品,ブレーキ部品など。

引抜管 A6262TD

A6262TDS

6063

押出管 A6063TE

A6063TES

6061

より強度は若干低いが,耐食性及び表面処理性がよい。

建築用材,土木用材,電気機器部品,導体,車両用材など。

引抜管 A6063TD

A6063TDS

6463

押出管 A6463TE

A6463TES

6063

と同程度の強度をもつ合金。装飾用材など。

6082

押出管 A6082TE

A6082TES

6061

より強度が高く,耐食性及び溶接性がよい。

車両用材,船舶用材料など。

引抜管 A6082TD

A6082TDS

7003

押出管 A7003TE

A7003TES

溶接構造用合金。

7204

より強度は若干低いが,

押出性がよい。

土木用材,溶接構造用材など。

7204

(7N01)

a)

押出管 A7204TE

(A7N01TE)

a)

A7204TES

(A7N01TES)

a)

強度が高く,耐食性も良好な溶接構造用合金。

溶接構造用材,車両用材など。

7020

押出管 A7020TE

A7020TES

7075

より強度は低いが,押出性及び加工性がよい。

自転車フレーム,一般機械用部品など。

引抜管 A7020TD

A7020TDS

7050

押出管 A7050TE

A7050TES

7075

の焼入れ性を改善した合金で,

耐応力腐食割れ性に優れ

る。航空機部品など。

7075

押出管 A7075TE

A7075TES

アルミニウム合金中高い強度をもつ合金の一つであるが,耐

食性は劣る。航空機部品など。

引抜管 A7075TD

A7075TDS

a)

  (

  ) 内は,旧合金番号を示す。合金番号は,旧合金番号以外のものを優先して使用するのが望ましい。

なお,旧合金番号は,次回改正で削除する。


5

H 4080

:2015

品質 

5.1 

外観 

管は,表面仕上げが良好かつ均一で,使用上有害な膨れ,きずなどの欠陥があってはならない。表面欠

陥の除去は,滑らかに仕上げなければならない。

5.2 

化学成分 

管の化学成分は,7.1 によって試験を行い,

表 による。


表 2−化学成分 

単位  %

合金 
番号

Si Fe Cu Mn

Mg Cr Zn

V

,Bi,Pb,Ni,Zr など

Ti

その他

a)

 Al

個々

合計

1070 0.20

以下

0.25

以下 0.04 以下

0.03

以下

0.03

以下

− 0.04 以下

V 0.05

以下 0.03 以下 0.03 以下

− 99.70 以上

1050 0.25

以下

0.40

以下 0.05 以下

0.05

以下

0.05

以下

− 0.05 以下

V 0.05

以下 0.03 以下 0.03 以下

− 99.50 以上

1050A 0.25

以下

0.40

以下 0.05 以下

0.05

以下

0.05

以下

− 0.07 以下

− 0.05 以下 0.03 以下

− 99.50 以上

1100 Si

+Fe 0.95 以下 0.05∼0.20 0.05 以下

− 0.10 以下

− 0.05 以下

0.15

以下

99.00

以上

1200 Si

+Fe 1.00 以下 0.05 以下

0.05

以下

− 0.10 以下

− 0.05 以下 0.05 以下

0.15

以下

99.00

以上

2011 0.40

以下

0.7

以下 5.0∼6.0

− 0.30 以下

Bi 0.20

∼0.6,Pb 0.20∼0.6

− 0.05 以下

0.15

以下

残部

2014 0.50

∼1.2

0.7

以下 3.9∼5.0 0.40∼1.2

0.20

∼0.8

0.10

以下

0.25

以下

b) 

0.15

以下 0.05 以下

0.15

以下

残部

2014A 0.50

∼0.9

0.50

以下 3.9∼5.0 0.40∼1.2

0.20

∼0.8

0.10

以下

0.25

以下

Ni 0.10

以下

Zr

+Ti 0.20 以下

0.15

以下 0.05 以下

0.15

以下

残部

2017 0.20

∼0.8

0.7

以下 3.5∼4.5 0.40∼1.0

0.40

∼0.8

0.10

以下

0.25

以下

b) 

0.15

以下 0.05 以下

0.15

以下

残部

2017A 0.20

∼0.8

0.7

以下 3.5∼4.5 0.40∼1.0

0.40

∼1.0

0.10

以下

0.25

以下

Zr

+Ti 0.25 以下

− 0.05 以下

0.15

以下

残部

2024 0.50

以下

0.50

以下 3.8∼4.9 0.30∼0.9

1.2

∼1.8 0.10 以下

0.25

以下

b) 

0.15

以下 0.05 以下

0.15

以下

残部

2030 0.8

以下 0.7 以下 3.3∼4.5 0.20∼1.0

0.50

∼1.3

0.10

以下

0.50

以下

Bi 0.20

以下,Pb 0.8∼1.5 0.20 以下 0.10 以下

0.30

以下

残部

3102 0.40

以下

0.7

以下 0.10 以下

0.05

∼0.40

− 0.30 以下

− 0.10 以下 0.05 以下

0.15

以下

残部

3003 0.6

以下 0.7 以下 0.05∼0.20 1.0∼1.5

− 0.10 以下

− 0.05 以下

0.15

以下

残部

3103 0.50

以下

0.7

以下 0.10 以下

0.9

∼1.5 0.30 以下

0.10

以下

0.20

以下

Zr

+Ti 0.10 以下

− 0.05 以下

0.15

以下

残部

3203 0.6

以下 0.7 以下 0.05 以下

1.0

∼1.5

− 0.10 以下

− 0.05 以下

0.15

以下

残部

3021 0.50

以下

0.7

以下 0.20∼0.6

0.05

∼0.8

0.10

以下

0.10

以下

0.10

以下

− 0.10 以下 0.05 以下

0.15

以下

残部

5005 0.30

以下

0.7

以下 0.20 以下

0.20

以下

0.50

∼1.1

0.10

以下

0.25

以下

− 0.05 以下

0.15

以下

残部

5050 0.40

以下

0.7

以下 0.20 以下

0.10

以下

1.1

∼1.8 0.10 以下

0.25

以下

− 0.05 以下

0.15

以下

残部

5251 0.40

以下

0.50

以下 0.15 以下

0.10

∼0.50 1.7∼2.4 0.15 以下

0.15

以下

− 0.15 以下 0.05 以下

0.15

以下

残部

5052 0.25

以下

0.40

以下 0.10 以下

0.10

以下

2.2

∼2.8 0.15∼0.35 0.10 以下

− 0.05 以下

0.15

以下

残部

5154 0.25

以下

0.40

以下 0.10 以下

0.10

以下

3.1

∼3.9 0.15∼0.35 0.20 以下

− 0.20 以下 0.05 以下

0.15

以下

残部

5454 0.25

以下

0.40

以下 0.10 以下

0.50

∼1.0

2.4

∼3.0 0.05∼0.20 0.25 以下

− 0.20 以下 0.05 以下

0.15

以下

残部

5754 0.40

以下

0.40

以下 0.10 以下

0.50

以下

2.6

∼3.6 0.30 以下

0.20

以下

Mn

+Cr 0.10∼0.6 0.15 以下 0.05 以下

0.15

以下

残部

5056 0.30

以下

0.40

以下 0.10 以下

0.05

∼0.20 4.5∼5.6 0.05∼0.20 0.10 以下

− 0.05 以下

0.15

以下

残部

5083 0.40

以下

0.40

以下 0.10 以下

0.40

∼1.0

4.0

∼4.9 0.05∼0.25 0.25 以下

− 0.15 以下 0.05 以下

0.15

以下

残部

5086 0.40

以下

0.50

以下 0.10 以下

0.20

∼0.7

3.5

∼4.5 0.05∼0.25 0.25 以下

− 0.15 以下 0.05 以下

0.15

以下

残部

6101 0.30

∼0.7

0.50

以下 0.10 以下

0.03

以下

0.35

∼0.8

0.03

以下

0.10

以下

B 0.06

以下

− 0.03 以下

0.10

以下

残部

6

H

 408

0


2

015


表 2−化学成分(続き) 

単位  %

合金 
番号

Si Fe Cu Mn

Mg Cr Zn

V

,Bi,Pb,Ni,Zr など

Ti

その他

a)

 Al

個々

合計

6005A 0.50

∼0.9

0.35

以下 0.30 以下

0.50

以下

0.40

∼0.7

0.30

以下

0.20

以下

Mn

+Cr 0.12∼0.50 0.10 以下 0.05 以下

0.15

以下

残部

6005C

(6N01)

0.40

∼0.9

0.35

以下 0.35 以下

0.50

以下

0.40

∼0.8

0.30

以下

0.25

以下

Mn

+Cr 0.50 以下 0.10 以下 0.05 以下

0.15

以下

残部

6060 0.30

∼0.6

0.10

∼0.30 0.10 以下

0.10

以下

0.35

∼0.6

0.05

以下

0.15

以下

− 0.10 以下 0.05 以下

0.15

以下

残部

6061 0.40

∼0.8

0.7

以下 0.15∼0.40 0.15 以下

0.8

∼1.2 0.04∼0.35 0.25 以下

− 0.15 以下 0.05 以下

0.15

以下

残部

6262 0.40

∼0.8

0.7

以下 0.15∼0.40 0.15 以下

0.8

∼1.2 0.04∼0.14 0.25 以下

Bi 0.40

∼0.7,Pb 0.40∼0.7 0.15 以下 0.05 以下

0.15

以下

残部

6063 0.20

∼0.6

0.35

以下 0.10 以下

0.10

以下

0.45

∼0.9

0.10

以下

0.10

以下

− 0.10 以下 0.05 以下

0.15

以下

残部

6463 0.20

∼0.6

0.15

以下 0.20 以下

0.05

以下

0.45

∼0.9

− 0.05 以下

− 0.05 以下

0.15

以下

残部

6082 0.7

∼1.3 0.50 以下 0.10 以下

0.40

∼1.0

0.6

∼1.2 0.25 以下

0.20

以下

− 0.10 以下 0.05 以下

0.15

以下

残部

7003 0.30

以下

0.35

以下 0.20 以下

0.30

以下

0.50

∼1.0

0.20

以下

5.0

∼6.5 Zr

0.05

∼0.25 0.20 以下 0.05 以下

0.15

以下

残部

7204

(7N01)

0.30

以下

0.35

以下 0.20 以下

0.20

∼0.7

1.0

∼2.0 0.30 以下

4.0

∼5.0 V

0.10

以下,Zr 0.25 以下 0.20 以下 0.05 以下

0.15

以下

残部

7020 0.35

以下

0.40

以下 0.20 以下

0.05

∼0.50 1.0∼1.4 0.10∼0.35 4.0∼5.0 Zr

0.08

∼0.20

Zr

+Ti 0.08∼0.25

− 0.05 以下

0.15

以下

残部

7050 0.12

以下

0.15

以下 2.0∼2.6 0.10 以下

1.9

∼2.6 0.04 以下

5.7

∼6.7 Zr

0.08

∼0.15 0.06 以下 0.05 以下

0.15

以下

残部

7075 0.40

以下

0.50

以下 1.2∼2.0 0.30 以下

2.1

∼2.9 0.18∼0.28 5.1∼6.1

c) 

0.20

以下 0.05 以下

0.15

以下

残部

a)

その他の元素とは,この表で示されていないが存在の予知される場合又は通常の分析過程において,規定の値を超えるおそれがある場合に,製造業者の判断
によって分析する元素である。

“個々”の値は,表で示されている元素以外の個々の成分値であり,

“合計”の値は,個々の成分値を合計したものである。

b)

受渡当事者間の協定によって,Zr+Ti は 0.20 %以下としてもよい。

c)

受渡当事者間の協定によって,Zr+Ti は 0.25 %以下としてもよい。

7

H

 408

0


2

015


8

H 4080

:2015

5.3 

機械的性質 

管の機械的性質(引張強さ,耐力及び伸び)は,7.2 によって試験を行い,

表 及び表 による。

なお,

表 及び表 に規定の肉厚,外径及び断面積以外の寸法の機械的性質は,受渡当事者間の協定に

よる。

表 3−押出管の機械的性質 

合金番号

質別

a)

引張試験

肉厚

mm

外径

mm

断面積

cm

2

引張強さ

N/mm

2

耐力

N/mm

2

伸び

b)

%

A

50 mm

1070 H112

全て

全て

− 55 以上

15

以上

1050 H112

全て

全て

− 65 以上

20

以上

1050A H112

全て

全て

− 60 以上

20

以上 23 以上 25 以上

O

H111

全て

全て

− 60 以上

95

以下

20

以上 23 以上 25 以上

1100

1200

H112

全て

全て

− 75 以上

20

以上 25 以上

2011 T6

e)

25

以下

全て

− 310 以上

230

以上

4

以上

6

以上

2014 O

c)

全て

全て

− 245 以下

125

以下 12 以上

T4

全て

全て

− 345 以上

245

以上 12 以上

T42

d)

全て

全て

− 345 以上

205

以上 12 以上

T4510

T4511

20

以下

全て

− 370 以上

230

以上 10 以上 11 以上

T6

12

以下

全て

− 410 以上

365

以上

7

以上

12

を超え 19 以下

全て

− 440 以上

400

以上

7

以上

19

を超え

全て

160

以下

470

以上

410

以上

7

以上

 160

を超え 200 以下

470

以上

400

以上

6

以上

 200

を超え 250 以下

450

以上

380

以上

6

以上

 250

を超え 300 以下

430

以上

365

以上

6

以上

T62

d)

  19

以下

全て

− 410 以上

365

以上

7

以上

19

を超え

全て

160

以下

410

以上

365

以上

7

以上

 160

を超え 200 以下

410

以上

365

以上

6

以上

T6510

T6511

10

以下

全て

− 415 以上

370

以上

5

以上

7

以上

10

を超え 40 以下

全て

− 450 以上

400

以上

4

以上

6

以上

2014A O

H111

20

以下

全て

− 250 以下

135

以下 10 以上 12 以上

T4

T4510

T4511

20

以下

全て

− 370 以上

230

以上 10 以上 11 以上

T6

T6510

T6511

10

以下

全て

− 415 以上

370

以上

5

以上

7

以上

10

を超え 40 以下

全て

− 450 以上

400

以上

4

以上

6

以上

2017 O

c)

全て

全て

− 245 以下

125

以下 16 以上

T4

e)

T42

d)

全て

全て

700

以下

345

以上

215

以上 12 以上

 700

を超え 1  000 以下

335

以上

195

以上 12 以上


9

H 4080

:2015

表 3−押出管の機械的性質(続き) 

合金番号

質別

a)

引張試験

肉厚

mm

外径

mm

断面積

cm

2

引張強さ

N/mm

2

耐力

N/mm

2

伸び

b)

%

A

50 mm

2017A O

H111

20

以下

全て

− 250 以下

135

以下 10 以上 12 以上

T4

e)

T4510

e)

T4511

e)

10

以下

全て

− 380 以上

260

以上 10 以上 12 以上

10

を超え 75 以下

全て

− 400 以上

270

以上

8

以上 10 以上

2024 O

c)

全て

全て

− 245 以下

125

以下 12 以上

T4

  6

以下

全て

− 390 以上

295

以上 10 以上

 6

を超え 19 以下

全て

− 410 以上

305

以上 10 以上

19

を超え 38 以下

全て

− 450 以上

315

以上 10 以上

38

を超え

全て

160

以下 480 以上

335

以上 10 以上

 160

を超え 200 以下 470 以上

315

以上

8

以上

 200

を超え 300 以下 460 以上

315

以上

8

以上

T42

d)

19

以下

全て

− 390 以上

265

以上 12 以上

19

を超え 38 以下

全て

− 390 以上

265

以上 10 以上

38

を超え

全て

160

以下 390 以上

265

以上 10 以上

 160

を超え 200 以下 390 以上

265

以上

8

以上

2030 T4

T4510

T4511

25

以下

全て

− 370 以上

250

以上

6

以上

8

以上

3102 H112

全て

全て

− 80 以上

30

以上 23 以上 25 以上

3003

3203

H112

全て

全て

− 95 以上

35

以上

3103 H112

全て

全て

− 95 以上

35

以上 20 以上 25 以上

O

H111

全て

全て

− 95 以上

135

以下

35

以上 20 以上 25 以上

3021 H112

全て

全て

− 80 以上

20

以上 25 以上

5005 H112

全て

全て

− 100 以上

40

以上 16 以上 18 以上

O

H111

20

以下

全て

− 100 以上

150

以下

40

以上 18 以上 20 以上

5251 H112

全て

全て

− 160 以上

60

以上 14 以上 16 以上

O

H111

全て

全て

− 160 以上

220

以下

60

以上 15 以上 17 以上

5052 H112

全て

全て

− 175 以上

70

以上

O

全て

全て

− 175 以上

245

以下

70

以上 20 以上

5154 H112

全て

全て

− 205 以上

75

以上

O

全て

全て

− 205 以上

285

以下

75

以上

5454 H112

130

以下

全て

200

以下 215 以上

85

以上 12 以上

O

130

以下

全て

200

以下 215 以上

285

以下

85

以上 14 以上

5754 H112

 25

以下

全て

− 180 以上

80

以上 12 以上 14 以上

O

H111

25

以下

全て

− 180 以上

250

以下

80

以上 15 以上 17 以上


10

H 4080

:2015

表 3−押出管の機械的性質(続き) 

合金番号

質別

a)

引張試験

肉厚

mm

外径

mm

断面積

cm

2

引張強さ

N/mm

2

耐力

N/mm

2

伸び

b)

%

A

50 mm

5056 H112

全て

全て

300

以下 245 以上

100

以上

 300

を超え 700 以下 225 以上

80

以上

 700

を超え 1 000 以下 215 以上

70

以上

5083 H112

全て

全て

200

以下 275 以上

110

以上 12 以上

O

全て

全て

200

以下 275 以上

355

以下

110

以上 14 以上

5086 H112

全て

全て

− 240 以上

95

以上 10 以上 12 以上

O

H111

全て

全て

− 240 以上

320

以下

95

以上 15 以上 18 以上

6101 T6

e)

  3

以上 12 以下

全て

− 195 以上

165

以上 10 以上

 12

を超え 16 以下

全て

− 175 以上

145

以上 14 以上

6005A T6

e)

5

以下

全て

− 270 以上

225

以上

6

以上

8

以上

  5

を超え 10 以下

全て

− 260 以上

215

以上

6

以上

8

以上

6005C

(6N01)

T5

 6

以下

全て

− 245 以上

205

以上

8

以上

  6

を超え 12 以下

全て

− 225 以上

175

以上

8

以上

T6

e)

6

以下

全て

− 265 以上

235

以上

8

以上

6060 T4

e)

 15

以下

全て

− 120 以上

60

以上 14 以上 16 以上

T5

15

以下

全て

− 160 以上

120

以上

6

以上

8

以上

T6

e)

 15

以下

全て

− 190 以上

150

以上

6

以上

8

以上

T64

e)

  15

以下

全て

− 180 以上

120

以上 10 以上 12 以上

T66

e)

  15

以下

全て

− 215 以上

160

以上

6

以上

8

以上

6061 O

全て

全て

− 145 以下

110

以下 16 以上

T4

e)

全て

全て

− 175 以上

110

以上 16 以上

T42

d)

全て

全て

− 175 以上

85

以上 16 以上

T6

e)

T62

d)

6

以下

全て

− 265 以上

245

以上

8

以上

  6

を超え

全て

− 265 以上

245

以上 10 以上

6262 T6

e)

 25

以下

全て

− 260 以上

240

以上

8

以上 10 以上

6063 O

H111

25

以下

全て

− 130 以下

− 16 以上 18 以上

T1

12

以下

全て

− 120 以上

60

以上 12 以上

 12

を超え 25 以下

全て

− 110 以上

55

以上 12 以上

T4

e)

 10

以下

全て

− 130 以上

65

以上 12 以上 14 以上

 10

を超え 25 以下

全て

− 120 以上

65

以上 10 以上 12 以上

T5

12

以下

全て

− 155 以上

110

以上

8

以上

 12

を超え 25 以下

全て

− 145 以上

110

以上

8

以上

T6

e)

3

以下

全て

− 205 以上

175

以上

8

以上

  3

を超え 25 以下

全て

− 205 以上

175

以上 10 以上

T66

e)

  25

以下

全て

− 245 以上

200

以上

8

以上 10 以上

6463 T6

e)

 25

以下

全て

− 195 以上

160

以上

8

以上 10 以上

6082 O

H111

25

以下

全て

− 160 以下

110

以下 12 以上 14 以上

T4

e)

 25

以下

全て

− 205 以上

110

以上 12 以上 14 以上

T6

e)

5

以下

全て

− 290 以上

250

以上

6

以上

8

以上

  5

を超え 25 以下

全て

− 310 以上

260

以上

8

以上 10 以上


11

H 4080

:2015

表 3−押出管の機械的性質(続き) 

合金番号

質別

a)

引張試験

肉厚

mm

外径

mm

断面積

cm

2

引張強さ

N/mm

2

耐力

N/mm

2

伸び

b)

%

A

50 mm

7003 T5

12

以下

全て

− 285 以上

245

以上 10 以上

 12

を超え 25 以下

全て

− 275 以上

235

以上 10 以上

T6

e)

 10

以下

全て

− 350 以上

290

以上

8

以上 10 以上

 10

を超え 25 以下

全て

− 340 以上

280

以上

8

以上 10 以上

7204

(7N01)

O

1.6

以上 12 以下

全て

− 245 以下

145

以下 12 以上

T4

e)

f)

 1.6

以上 12 以下

全て

− 315 以上

195

以上 11 以上

T6

e)

 1.6

以上  6 以下

全て

− 325 以上

235

以上 10 以上

  6

を超え 12 以下

全て

− 335 以上

255

以上 10 以上

7020 T6

e)

 15

以下

全て

− 350 以上

290

以上

8

以上 10 以上

7050 T73511

肉厚又は外径 125 以下 200 以下 485 以上

415

以上

8

以上

7

以上

T74511

76

以下

全て

− 505 以上

435

以上

7

以上

T76510

肉厚又は外径 127 以下

− 545 以上

475

以上

7

以上

7075 O

c)

全て

全て

− 275 以下

165

以下 10 以上

T6

T62

d)

6

以下

全て

− 540 以上

480

以上

7

以上

  6

を超え 75 以下

全て

− 560 以上

500

以上

7

以上

T6510

T6511

5

以下

全て

− 540 以上

485

以上

6

以上

8

以上

  5

を超え 10 以下

全て

− 560 以上

505

以上

5

以上

7

以上

 10

を超え 50 以下

全て

− 560 以上

495

以上

4

以上

6

以上

T73

T73510

T73511

5

以下

全て

− 470 以上

400

以上

5

以上

7

以上

  5

を超え 25 以下

全て

− 485 以上

420

以上

6

以上

8

以上

 25

を超え 50 以下

全て

− 475 以上

405

以上

8

以上

注記 1

N/mm

2

=1 MPa

a)

質別は,JIS H 0001 による。

b)

伸びの測定は,標点距離の異なる次の二つの方法のいずれかを採用する。特に,注文者からの指定がない場

合は,A

50 mm

による。ただし,A

50 mm

の規定がない場合は,による。

    A

50 mm

:50 mm 標点距離における伸び

    A:5.65

0

の標点距離における伸び(S

0

:試験片の平行部の断面積,mm

2

c)

質別 O の材料は,質別 T42 又は T62 の材料の基礎となるものであり,注文者からの要求がある場合は,注文
者において適切な熱処理をした場合に,質別 T42 又は T62 の材料の性能を保証しなければならない。

d)

質別 T42 の材料の機械的性質は,注文者が質別 O の材料を用いて溶体化処理後,十分な安定状態まで自然時

効硬化処理した場合に適用する。また,質別 T62 の材料の機械的性質は,注文者が質別 O の材料を用いて溶
体化処理後人工時効硬化処理した場合に適用する。ただし,注文者において溶体化処理する前に何らかの冷

間加工又は熱間加工をした場合には,規格値より低くなることがある。

e)

押出後の冷却が制御され,室温で固溶状態が保たれた材料に適用してもよい。

f)

合金番号 7204 (7N01)  において,質別 T4 の材料の機械的性質は,溶体化処理後,室温(約 20  ℃)で 1 か月

間自然時効させたときの値を基準として規定したものである。

なお,1 か月間自然時効前に引張試験を行う場合は,溶体化処理後人工時効させた試験片を用いて試験し,

質別 T6 の材料の引張特性を満たすことを確認することによって,質別 T4 の材料の引張特性の保証に代えて

もよい。その場合,質別 T6 の材料で試験したことを報告書に記載する。


12

H 4080

:2015

表 4−引抜管の機械的性質 

合金番号

質別

a)

引張試験

肉厚

mm

引張強さ

N/mm

2

耐力

N/mm

2

伸び

b)

%

A

50 mm

c)

A

50 mm

d)

1070 O

0.4

以上 12 以下

55

以上

95

以下

H14

0.4

以上 12 以下

85

以上

H16

0.4

以上 12 以下

95

以上

H18

0.4

以上 12 以下

120

以上

1050 O

0.4

以上 12 以下

60

以上

100

以下

H14

0.4

以上 12 以下

95

以上

H16

0.4

以上 12 以下

110

以上

H18

0.4

以上 12 以下

125

以上

1050A O

0.5

以上 10 以下

60

以上

95

以下

20

以上 22 以上

− 25 以上

H14

0.5

以上

6

以下

100

以上 70 以上

3

以上

6

以上

H16

5

以下

120

以上

160

以下

105

以上

3

以上

4

以上

H18

0.5

以上

3

以下

130

以上 110 以上

2

以上

3

以上

1100

1200

O

0.4

以上 12 以下

75

以上

110

以下

H14

0.4

以上 12 以下

110

以上

H16

0.4

以上 12 以下

135

以上

H18

0.4

以上 12 以下

155

以上

2011 T3

e)

 0.5

以上

6

以下

310

以上 260 以上

8

以上

− 10 以上

 6

を超え 20 以下

290

以上 240 以上

9

以上

8

以上

T8

e)

 0.5

以上 20 以下

370

以上 275 以上

8

以上

8

以上

2014

2014A

T3

0.5

以上 10 以下

380

以上 250 以上 10 以上

8

以上

T3510

T3511

20

以下

380

以上 290 以上

4

以上

6

以上

T4

0.5

以上

6

以下

370

以上 205 以上

9

以上

− 10 以上

 6

を超え 10 以下

370

以上 205 以上 10 以上

− 10 以上

T4510

T4511

20

以下

380

以上 240 以上

8

以上

− 10 以上

T6

0.5

以上

6

以下

450

以上 370 以上

5

以上

6

以上

 6

を超え 10 以下

450

以上 370 以上

7

以上

7

以上

T6510

T6511

20

以下

450

以上 380 以上

4

以上

6

以上

2017 O

f)

0.6

以上 12 以下

245

以下 125 以下 17 以上 16 以上

T3

e)

 0.6

以上 12 以下

375

以上 215 以上 13 以上 12 以上

T42

g)

0.6

以上 12 以下

345

以上 195 以上 13 以上 12 以上

2017A O

H111

20

以下

240

以下 125 以下 10 以上

− 12 以上

T3

e)

20

以下

400

以上 250 以上

8

以上

− 10 以上

T3510

e)

T3511

e)

20

以下

400

以上 250 以上

6

以上

8

以上


13

H 4080

:2015

表 4−引抜管の機械的性質(続き) 

合金番号

質別

a)

引張試験

肉厚

mm

引張強さ

N/mm

2

耐力

N/mm

2

伸び

b)

%

A

50 mm

c)

A

50 mm

d)

2024 O

f)

0.6

以上 12 以下

215

以下 100 以下

T3

0.6

以上 1.2 以下

440

以上 295 以上 12 以上 10 以上

 1.2

を超え 6.5 以下

440

以上 295 以上 14 以上 10 以上

 6.5

を超え 12 以下

440

以上 295 以上 16 以上 12 以上

T42

g)

0.6

以上 1.2 以下

440

以上 275 以上 12 以上 10 以上

 1.2

を超え 6.5 以下

440

以上 275 以上 14 以上 10 以上

 6.5

を超え 12 以下

440

以上 275 以上 16 以上 12 以上

2030 T3

1

以上

6

以下

370

以上 250 以上

− 10 以上

 6

を超え 20 以下

360

以上 230 以上

8

以上

3003

3103

3203

O

0.4

以上 1.2 以下

95

以上

125

以下

35

以上 30 以上 20 以上

 1.2

を超え 6.5 以下

95

以上

125

以下

35

以上 35 以上 25 以上

 6.5

を超え 12 以下

95

以上

125

以下

35

以上

− 30 以上

H11

17

以下

105

以上

140

以下

55

以上 16 以上

− 20 以上

H12

15

以下

115

以上

150

以下

75

以上 12 以上

− 14 以上

H13

12

以下

125

以上

160

以下

95

以上

8

以上

− 11 以上

H14

0.4

以上 0.6 以下

135

以上 120 以上

3

以上

 0.6

を超え 1.2 以下

135

以上 120 以上

5

以上

3

以上

 1.2

を超え 6.5 以下

135

以上 120 以上

8

以上

4

以上

H15

7

以下

145

以上

180

以下

120

以上

4

以上

5

以上

H16

5

以下

160

以上

195

以下

130

以上

3

以上

4

以上

H17

4

以下

170

以上

205

以下

140

以上

2

以上

3

以上

H18

0.4

以上 0.6 以下

185

以上 165 以上

2

以上

 0.6

を超え 1.2 以下

185

以上 165 以上

3

以上

2

以上

 1.2

を超え 6.5 以下

185

以上 165 以上

5

以上

3

以上

3021 O

0.4

以上 12 以下

75

以上

H14

0.4

以上 12 以下

110

以上

H16

0.4

以上 12 以下

135

以上

H18

0.4

以上 12 以下

155

以上

5005 O

0.5

以上 10 以下

100

以上 40 以上 18 以上

− 20 以上

H12

0.5

以上

5

以下

115

以上 80 以上

4

以上

7

以上

H14

0.5

以上

5

以下

140

以上 90 以上

3

以上

6

以上

H18

0.5

以上 1.5 以下

185

以上 155 以上

2

以上

4

以上


14

H 4080

:2015

表 4−引抜管の機械的性質(続き) 

合金番号

質別

a)

引張試験

肉厚

mm

引張強さ

N/mm

2

耐力

N/mm

2

伸び

b)

%

A

50 mm

c)

A

50 mm

d)

5050 O

0.5

以上 10 以下

125

以上

165

以下

40

以上 17 以上

− 19 以上

H32

0.5

以上 10 以下

150

以上 110 以上

H34

0.5

以上

5

以下

170

以上 140 以上

3

以上

5

以上

H36

0.5

以上

5

以下

185

以上 150 以上

H38

0.5

以上 1.5 以下

200

以上 165 以上

2

以上

3

以上

5251 O

0.5

以上 10 以下

150

以上

200

以下

60

以上 15 以上

− 17 以上

H12

0.5

以上

5

以下

180

以上 110 以上

4

以上

5

以上

H14

0.5

以上

5

以下

200

以上 160 以上

3

以上

4

以上

H16

0.5

以上 1.5 以下

220

以上 180 以上

2

以上

3

以上

H18

0.5

以上 1.5 以下

235

以上 200 以上

2

以上

2

以上

5052 O

0.6

以上 12 以下

175

以上

245

以下

70

以上

H14

H34

 0.6

以上 12 以下

235

以上 175 以上

H18

H38

 0.6

以上

6

以下

275

以上 215 以上

5154 O

0.6

以上 12 以下

205

以上

285

以下

75

以上

5754 O

0.5

以上 10 以下

180

以上 80 以上 15 以上

− 17 以上

H12

0.5

以上

5

以下

215

以上 140 以上

4

以上

5

以上

H14

0.5

以上

5

以下

250

以上 180 以上

3

以上

4

以上

H34

0.5

以上

5

以下

250

以上 180 以上

4

以上

5

以上

5056 O

0.6

以上 12 以下

315

以下 100 以上

H12

H32

 0.6

以上 12 以下

305

以上

5083 O

0.6

以上 12 以下

275

以上

355

以下

110

以上 14 以上 14 以上

H22

0.6

以上 12 以下

315

以上

5

以上

5

以上

H32

0.6

以上 12 以下

315

以上 235 以上

5

以上

5

以上

5086 O

0.5

以上 10 以下

240

以上 95 以上 14 以上

− 16 以上

H12

0.5

以上

5

以下

270

以上 190 以上

3

以上

4

以上

H14

0.5

以上

3

以下

305

以上 230 以上

2

以上

3

以上

H32

0.5

以上

5

以下

270

以上 190 以上

4

以上

5

以上

H33

0.5

以上

3

以下

300

以上 230 以上

2

以上

3

以上

6060 T4

0.5

以上 10 以下

130

以上 65 以上

15

以上

T5

T6

 0.5

以上 10 以下

215

以上 160 以上

12

以上

T8

e)

 0.5

以上 10 以下

215

以上 160 以上

10

以上

6061 O

f)

0.6

以上 12 以下

145

以下 100 以下

15

以上

15

以上

T4

0.6

以上 1.2 以下

205

以上 110 以上

16

以上

14

以上

 1.2

を超え 6.5 以下

205

以上 110 以上

18

以上

16

以上

 6.5

を超え 12 以下

205

以上 110 以上

20

以上

18

以上


15

H 4080

:2015

表 4−引抜管の機械的性質(続き) 

合金番号

質別

a)

引張試験

肉厚

mm

引張強さ

N/mm

2

耐力

N/mm

2

伸び

b)

%

A

50 mm

c)

A

50 mm

d)

6061 T42

g)

 0.6

以上 1.2 以下

205

以上

95

以上

16

以上

14

以上

 1.2

を超え 6.5 以下

205

以上

95

以上

18

以上

16

以上

 6.5

を超え 12 以下

205

以上

95

以上

20

以上

18

以上

T6

T62

g)

 0.6

以上 1.2 以下

295

以上

245

以上

10

以上

8

以上

10

以上

 1.2

を超え 6.5 以下

295

以上

245

以上

12

以上

10

以上

12

以上

 6.5

を超え 12 以下

295

以上

245

以上

14

以上

12

以上

14

以上

6262 T6   1

以上

6

以下

290

以上

240

以上

7

以上

8

以上

 6

を超え 10 以下

290

以上

240

以上

8

以上

8

以上

T9

e)

 1

以上 10 以下

330

以上

305

以上

3

以上

3

以上

6063 O   0.6

以上 12 以下

125

以下

T4

5

以下

150

以上

75

以上

10

以上

12

以上

 5

を超え 20 以下

150

以上

75

以上

13

以上

15

以上

T6

 0.6

以上 1.2 以下

225

以上

195

以上

12

以上

8

以上

 1.2

を超え 6.5 以下

225

以上

195

以上

14

以上

10

以上

 6.5

を超え 12 以下

225

以上

195

以上

16

以上

12

以上

T66

20

以下

230

以上

195

以上

8

以上

10

以上

T83

e)

 0.6

以上 12 以下

225

以上

205

以上

5

以上

T832

e)

5

以下

275

以上

240

以上

5

以上

5

以上

6082 O   0.5

以上 10 以下

160

以下

110

以下

T4

 0.5

以上 10 以下

205

以上

110

以上

12

以上

14

以上

T6

 0.5

以上

5

以下

310

以上

255

以上

7

以上

8

以上

T8

e)

 0.5

以上

5

以下

310

以上

240

以上

8

以上

9

以上

 5

を超え 10 以下

310

以上

260

以上

8

以上

8

以上

7020 T6

20

以下

350

以上 280 以上

8

以上

10

以上

7075 O

f)

0.6

以上 1.2 以下

275

以下 145 以下 10 以上

8

以上

 1.2

を超え 12 以下

275

以下 145 以下 12 以上 10 以上

T6

T62

g)

 0.6

以上 6.5 以下

530

以上 460 以上

8

以上

7

以上

 6.5

を超え 12 以下

530

以上 460 以上

9

以上

8

以上

T6510

T6511

20

以下

540

以上 485 以上

4

以上

5

以上

T73

20

以下

455

以上 385 以上

8

以上

− 10 以上

T73510

T73511

20

以下

455

以上 385 以上

6

以上

8

以上

注記 1

N/mm

2

=1 MPa

a)

表 の注

a)

による。

b)

表 の注

b)

による。

c)

  JIS Z 2241

の 11 号試験片又は 4 号試験片による伸び。

d)

  JIS Z 2241

の 12A 号,12B 号又は 12C 号試験片による伸び。

e)

表 の注

e)

による。

f)

表 の注

c)

による。

g)

表 の注

d)

による。


16

H 4080

:2015

5.4 

導電率 

合金番号 6101,6061 及び 6063 の材料を導体として使用する場合の導電率は,7.3 によって試験を行い,

表 による。

表 5−導電率 

記号

質別

導電率

IACS%

a)

A6101TE

A6101TES

T6 55.0

以上

A6061TE

A6061TES

T6 39.0

以上

A6063TE

A6063TES

T6 51.0

以上

a)

 IACS%

は,IEC 60028 に規定された国際標準軟銅

の導電率(20  ℃において 5.8×10

7

 S/m

)を 100 と

したときの相対比を百分率で表したもの。

5.5 

応力腐食割れ性 

合金番号 7075 の質別 T73,T73510 及び T73511 の肉厚 20 mm 以上の材料について,注文者から応力腐

食割れ性の要求がある場合は,次による。

a)

導電率及び機械的性質は,7.3 及び 7.2 によって試験を行い,

表 による。

b)

応力腐食割れ性は,7.4 によって試験を行い,応力腐食割れを生じてはならない。

表 6−導電率及び機械的性質 

導電率

IACS%

a)

機械的性質

 39.7

以上

表 又は表 による。

 37.9

以上 39.7 未満

表 又は表 による。ただし,耐力は,表 又は
表 に規定された下限値に,85 N/mm

2

を加えた値

を上限値とする。

注記 1

N/mm

2

=1 MPa

a)

表 の注

a)

による。

寸法及びその許容差並びに形状 

6.1 

一般事項 

注文者は,管の外径,内径及び肉厚のうち,いずれか二つを指定し,三つ全ては指定しない。

6.2 

標準寸法 

管の標準寸法は,

表 7∼表 10 による。


17

H 4080

:2015

表 7−押出管(合金番号 107010501050A11001200310230033103320330216101 

6005A

6005C (6N01)606060616262606364636082)の標準寸法 

単位  mm

外径

肉厚

1  1.2 1.6 1.8 2.5  3

4

5

8

10

15

20

25

30  35  45  50

15

20

35

40

60

70

90   

100   

140   

150   

200     

300     

340       

360       

380       

400       

410         

420         

表 8−押出管(合金番号 201120142014A20172017A20242030500552515052 

5154

5454575450565083508670037204 (7N01)702070507075)の標準寸法 

単位  mm

外径

肉厚

4 5 6 10

15

20

25

30

35

40

45

50

45

60

70

80

90

140

150

160

180

240

280

300

380

400

410   

420   


18

H 4080

:2015

表 9−引抜管(合金番号 107010501050A11001200300331033203302150055050 

5251

50525154575450565083508660606061626260636082)の標準寸法 

単位  mm

外径

肉厚

0.6 0.8  1

1.2 1.6 1.8

2

2.5

3

4

5

6

8

10  12  14  16

18

6

8

10

12

14

16

20

30

35

45

60   

70   

80   

90   

100      

120      

140      

160         

180         

200         

表 10−引抜管(合金番号 201120142014A20172017A2024203070207075)の標準寸法 

単位  mm

外径

肉厚

0.8 1 1.2 1.6 1.8

2

2.5

3

4

5

6

8

10 12 14

10

12

16

20

30

40

45

50    

60    

70    

80    

9

100       

120       

140       


19

H 4080

:2015

6.3 

寸法の許容差 

6.3.1 

押出管の径及び肉厚の許容差 

押出管の径及び肉厚の許容差は,

表 11 の合金グループ別に規定し,表 12 及び表 13 による。ただし,表

13

は,肉厚の指定がない場合にも適用する。また,この許容差は,全許容範囲と同一の範囲で(+)側だ

け又は(−)側だけとしてもよい。

なお,

表 12 に規定する径以外の寸法及び表 13 に規定する肉厚以外の寸法の許容差は,受渡当事者間の

協定による。

表 11−押出管の合金グループ 

合金グループ

合金番号

1 1070

,1050,1050A,1100,1200,2011,2014,2014A,2017,2017A,2024,2030,

3102

,3003,3103,3203,3021,5005,5251,5052,6101,6005A,6005C (6N01),

6060

,6061,6262,6063,6463,6082,7003,7204 (7N01),7020,7050,7075

2 5154

,5454,5754,5056,5083,5086

表 12−押出管の径の許容差 

単位  mm

外径又は内径

指定された径に対する任意の 1 か所の径の

許容差

a)

指定された径に対する平均径の許容差

普通級

特殊級

普通級

特殊級

合金グループ

1

2

1 2 1 2

1 2

13

以上 25 以下

±0.66

±0.99

±0.51

±0.76

±0.33

±0.49

±0.25

±0.38

25

を超え 50 以下

±0.83

±1.3

±0.64

±0.97

±0.39

±0.60

±0.30

±0.46

50

を超え 100 以下

±0.99

±1.5

±0.76

±1.14

±0.49

±0.75

±0.38

±0.58

100

を超え 150 以下

±1.7

±2.5

±1.27

±1.91

±0.83

±1.3

±0.64

±0.97

150

を超え 200 以下

±2.5

±3.7

±1.91

±2.87

±1.2

±1.8

±0.89

±1.35

200

を超え 250 以下

±3.3

±5.0

±2.54

±3.81

±1.5

±2.2

±1.14

±1.73

250

を超え 300 以下

±4.1

±6.2

±3.18

±4.78

±1.8

±2.7

±1.40

±2.11

300

を超え 350 以下

±5.0

±7.4

±3.81

±5.72

±2.1

±3.2

±1.65

±2.49

350

を超え 400 以下

±5.8

±8.7

±4.45

±6.68

±2.5

±3.7

±1.91

±2.87

400

を超え 450 以下

±6.6

±9.9

±5.08

±7.62

±2.8

±4.2

±2.16

±3.25

径の測定は,次による。平均径は,任意の箇所で互いに直角に測った 2 か所の測定値の平均値とする。

任意の か所の径の場合(外径の例) 

平均径の場合(外径の例) 

a)

質別 O の場合,コイル巻管の場合及び肉厚が外径の 2.5 %未満の場合には適用しない。


表 13−押出管の肉厚の許容差 

単位  mm

肉厚

a)

平均肉厚に対する任意の

1

か所の肉厚の許容差

指定された肉厚に対する平均肉厚の許容差

普通級

特殊級

普通級

特殊級

外径

30

以下

30

を超え

75

以下

75

を超え

125

以下

125

を超え

30

以下

30

を超え

75

以下

75

を超え

125

以下

125

を超え

合金グループ

1

2

1

2

1

2

1

2

1 2 1 2 1 2 1 2

1

以下 平均肉厚の

±15 %

b)

平均肉厚の
±10 %

c)

±0.23

±0.15

 1

を超え  1.5

以下

±0.27

±0.30

±0.30

±0.38

±0.18

±0.20

±0.20

±0.25

 1.5

を超え  2 以下

±0.30

±0.30

±0.35

±0.45

±0.20

±0.20

±0.23

±0.30

 2

を超え  3 以下

±0.35

±0.35

±0.38

±0.57

±0.23

±0.23

±0.25

±0.38

 3

を超え  6 以下

±0.35 ±0.54 ±0.35 ±0.54 ±0.50 ±0.77 ±0.77  ±1.1 ±0.23 ±0.36 ±0.23 ±0.36 ±0.33 ±0.51 ±0.51 ±0.76

 6

を超え  10  以下

±0.42 ±0.65 ±0.42 ±0.65 ±0.62 ±0.92 ±0.96  ±1.5 ±0.28 ±0.43 ±0.28 ±0.43 ±0.41 ±0.61 ±0.64 ±0.97

 10

を超え  12  以下

±0.57 ±0.87 ±0.80 ±1.2

±1.3

±2.0

±0.38 ±0.58 ±0.53 ±0.81 ±0.89 ±1.35

 12

を超え  20  以下

±0.77 ±1.1

±1.1

±1.6

±1.7

±2.6

±0.51 ±0.76 ±0.71 ±1.07 ±1.14 ±1.73

 20

を超え  25  以下

±1.3

±2.0

±2.1

±3.2

±0.89 ±1.35 ±1.40 ±2.11

 25

を超え  38  以下

±1.7

±2.6

±2.5

±3.7

±1.14 ±1.73 ±1.65 ±2.49

 38

を超え  50  以下

±2.9

±4.3

±1.91 ±2.87

 50

を超え  60  以下

±4.6

±3.05

±3.2

±4.9

±2.16 ±3.25

 60

を超え  75  以下

±3.6

±5.4

±2.41 ±3.63

 75

を超え  90  以下

±4.0

±6.0

±2.67 ±4.01

 90

を超え  100  以下

±4.4

±6.6

±2.92 ±4.39

肉厚の測定は,次による。平均肉厚は,管軸を挟んで互いに相対する 2 か所の測定値の平均値とする。

任意の か所の肉厚の場合 

平均肉厚の場合 

a)

外径及び内径が指定された場合は,平均肉厚を肉厚として“平均肉厚に対する任意の 1 か所の肉厚の許容差”だけを適用し,

“指定された肉厚に対する平均肉

厚の許容差”は適用しない。

b)

平均肉厚の±15 %の値が±2.3 を超える場合は,±2.3 を適用し,±0.38 未満となる場合は,±0.38 を適用する。

c)

平均肉厚の±10 %の値が±1.52 を超える場合は,±1.52 を適用し,±0.25 未満となる場合は,±0.25 を適用する。

20

H

 408

0


2

015


21

H 4080

:2015

6.3.2 

引抜管の径及び肉厚の許容差 

引抜管の径及び肉厚の許容差は,

表 14 の合金グループ別に規定し,表 15 及び表 16 による。ただし,表

16

は肉厚の指定がない場合にも適用する。また,この許容差は,全許容範囲と同一の範囲で(+)側だけ

又は(−)側だけとしてもよい。

なお,

表 15 に規定する径以外の寸法及び表 16 に規定する肉厚以外の寸法の許容差は,受渡当事者間の

協定による。

表 14−引抜管の合金グループ 

合金グループ

合金番号

1 1070

,1050,1050A,1100,1200,3003,3103,3203,3021,5005,5050,5251,5052,

5154

,5754,5056,5083,5086

2 2011

,2014,2014A,2017,2017A,2024,2030,6060,6061,6262,6063,6082,7020,

7075

表 15−引抜管の径の許容差 

単位  mm

外径又は内径

指定された径に対する任意の 1 か所の径の許容差

a)

指定された径に対する

平均径の許容差

普通級

特殊級

普通級

特殊級

合金グループ

1

2

1 2

4

以上 12 以下

±0.12

±0.23

±0.08

±0.15

±0.12

±0.08

12

を超え 25 以下

±0.15

±0.30

±0.10

±0.20

±0.15

±0.10

25

を超え 50 以下

±0.20

±0.38

±0.13

±0.25

±0.20

±0.13

50

を超え 75 以下

±0.23

±0.45

±0.15

±0.30

±0.23

±0.15

75

を超え 125 以下

±0.30

±0.62

±0.20

±0.41

±0.30

±0.20

125

を超え 150 以下

±0.38

±0.77

±0.25

±0.51

±0.38

±0.25

150

を超え 200 以下

±0.57

±1.1

±0.38

±0.76

±0.57

±0.38

200

を超え 250 以下

±0.77

±1.5

±0.51

±1.0

±0.77

±0.51

250

を超え 300 以下

±0.96

±1.9

±0.64

±1.3

±0.96

±0.64

300

を超え 320 以下

±1.1

±2.3

±0.76

±1.5

±1.1

±0.76

径の測定は,次による。平均径は,任意の箇所で互いに直角に測った 2 か所の測定値の平均値とする。

任意の か所の径の場合(外径の例) 

平均径の場合(外径の例) 

a)

質別 O の場合及びコイル巻管の場合には適用しない。肉厚が外径の 2.5 %未満の場合は,表の許容差に

次の係数を乗じて運用する。

2 %

以上 2.5 %未満:1.5

1.5 %

以上 2 %未満:2.0

1 %

以上 1.5 %未満:3.0


22

H 4080

:2015

表 16−引抜管の肉厚の許容差 

単位  mm

肉厚

a)

指定された肉厚に対する任意の 1 か所の肉厚の許容差

指定された肉厚に

対する平均肉厚の

許容差

普通級

特殊級

普通級

特殊級

直管

コイル

巻管

直管

コイル

巻管

合金グループ

1

2

1

及び 2

1 2

1

及び 2

 0.3

以上

0.8

以下

±0.09

指定肉厚の

±15 %

b)

±0.05

指定肉厚の

±10 %

c)

指定肉厚の

±10 %

c)

±0.08

±0.05

 0.8

を超え  1.2

以下

±0.14

±0.08

±0.12

±0.08

 1.2

を超え  2 以下

±0.19

±0.10

±0.15

±0.10

 2

を超え  3 以下

±0.27

±0.15

±0.20

±0.13

 3

を超え  5 以下

±0.40

±0.20

±0.23

±0.15

 5

を超え  7 以下

±0.60

±0.30

±0.30

±0.20

 7

を超え  9 以下

±0.90

±0.51

±0.57

±0.38

 9

を超え

12

以下

±1.3

±0.76

±0.77

±0.51

 12

を超え

15

以下

±1.7

±1.0

±0.96

±0.64

 15

を超え

19

以下

±2.1

±1.3

±1.1

±0.76

 19

を超え

20

以下

±2.3

±1.5

±1.3

±0.89

肉厚の測定は,次による。平均肉厚は,管軸を挟んで互いに相対する 2 か所の測定値の平均値とする。

任意の か所の肉厚の場合 

平均肉厚の場合 

a)

外径及び内径を指定された場合は,その平均肉厚を指定された肉厚として,

“指定された肉厚に対する任

意の 1 か所の肉厚の許容差”だけを適用し,

“指定された肉厚に対する平均肉厚の許容差”は適用しない。

b)

指定肉厚の±15 %の値が±0.12 未満となる場合は,±0.12 を適用する。

c)

指定肉厚の±10 %の値が±0.08 未満となる場合は,±0.08 を適用する。

6.3.3 

長さの許容差 

長さの許容差は,

表 17 及び表 18 による。

なお,

表 17 及び表 18 に規定する外径及び長さ以外の寸法の許容差は,受渡当事者間の協定による。


23

H 4080

:2015

表 17−直管の長さの許容差 

単位  mm

外径

長さの許容差

普通級

特殊級

長さ

押出管

引抜管

9 000

以下

9 000

を超え

15 000

以下

3 500

以下

3 500

を超え

9 000

以下

9 000

を超え

15 000

以下

6

以下

+10

0

+13

0

+7

0

+10

0

+13

0

13

以上

75

以下

6

を超え

75

以下

+4

0

+7

0

+10

0

75

を超え

200

以下

75

を超え

150

以下

+5

0

+8

0

+11

0

200

を超え

450

以下

+13

0

+15

0

+7

0

+10

0

+13

0

表 18−コイル巻管の長さの許容差 

外径

mm

長さの許容差

長さ

30 m

以下 30

m

を超え 80 m 以下

80 m

を超え 150 m 以下

150 m

を超え

30

以下

+5 %

0

±10 %

±15 %

±20 %

長さ 30 m を超える場合の許容差は,全許容範囲と同一の範囲で(+)側だけ又は(−)側だけとしてもよ

い。

6.4 

曲がり 

曲がりは,曲がりが最も大きい方向を上下にして定盤などの基準平面上に置き,その管自体の質量によ

って曲がりが最小になった状態で測定した値とする。曲がりは,

表 19 による。ただし,曲がりは,質別 O

の材料には適用しない。また,任意の箇所の長さの曲がりは,注文者からの要求がある場合だけに適用す

る。

なお,

表 19 に規定する外径以外の曲がりは,受渡当事者間の協定による。


24

H 4080

:2015

表 19−曲がり 

単位  mm

  l

t

全長

  h

t

全長に対する曲がり

  h

s

任意の箇所の長さ 300 mm に対する曲がり

外径

曲がり

普通級

特殊級

押出管

引抜管

任意の箇所の

長さ 300 につき

全長(l

t

a)

につき

任意の箇所の

長さ 300 につき

全長(l

t

a)

につき

h

s

 

h

t

 

h

s

 

h

t

 

    9

以下 20 以下

20

×

300

t

l

以下

13

以下

13

×

300

t

l

以下

 13

以上 150 以下  9 を超え 150 以下 0.5 以下

0.5

×

300

t

l

以下

0.3

以下

0.3

×

300

t

l

以下

150

を超え 300 以下

− 0.8 以下

0.8

×

300

t

l

以下

0.5

以下

0.5

×

300

t

l

以下

300

を超え 450 以下

− 1.2 以下

1.2

×

300

t

l

以下

0.9

以下

0.9

×

300

t

l

以下

a)

全長(l

t

)/300 の値が整数にならない場合は,その値を切り上げた整数に 300 mm を乗じた値を全長(l

t

)とす

る。

試験 

7.1 

分析試験 

化学成分の分析試験は,次に示す JIS による。

JIS H 1305

JIS H 1306JIS H 1307JIS H 1351JIS H 1352JIS H 1353JIS H 1354JIS H 1355

JIS H 1356

JIS H 1357JIS H 1358JIS H 1359JIS H 1360JIS H 1361JIS H 1362JIS H 1363

JIS H 1364

JIS H 1365JIS H 1366JIS H 1367JIS H 1368 

また,アルミニウム純度 99.00 %以上の成分値の表し方は,JIS H 1351 による。

なお,その他の元素の分析試験において,該当する JIS がない場合は,受渡当事者間の協定による。

7.2 

引張試験 

引張試験は,JIS Z 2241 に基づき,試験片は 11 号試験片又は 4 号試験片とする。ただし,11 号試験片

又は 4 号試験片を用いることができない場合は,12A 号,12B 号,12C 号,14A 号,14B 号又は 14C 号試

験片とする。

なお,試験片の採取方向は,受渡当事者間での協定がない限り,展伸加工方向に採取する。

7.3 

導電率試験 

導電率試験は,JIS H 0505 によって行う。

なお,JIS H 0505 に規定された条件で渦電流式導電率計を用いて測定してもよい。

7.4 

応力腐食割れ試験 

応力腐食割れ試験は,JIS H 8711EN 754-1 又は EN 755-1 によって行う。


25

H 4080

:2015

注記 1  EN 754-1 及び EN 755-1 には,ASTM G47 が引用されているため,ASTM G47 は,EN 754-1

及び EN 755-1 と同等である。

注記 2  EN 754-1 は,対応国際規格である ISO 6363-2 に記載がないが,記載漏れであるため追加した。

7.5 

試験試料の採取数 

引張試験及び導電率試験は,特に注文者の要求がない限り,合金番号,製品区分,等級,質別及び断面

寸法の同じ管につき,通常,次を一組の検査ロットとし,各組から任意に 1 本以上を採取し,試験片を作

る。

− 1

m

当たり 1 kg 以下のものは,1 000 kg 及びその端数

− 1

m

当たり 1 kg を超え 5 kg 以下のものは,2 000 kg 及びその端数

− 1

m

当たり 5 kg を超えるものは,3 000 kg 及びその端数

検査 

検査は,次による。

a)

一般事項は,JIS H 0321 による。

b)

管は,外観・寸法を検査するとともに箇条 によって試験を行い,箇条 及び箇条 の規定に適合し

たものを合格とする。

表示 

この規格の全ての要求事項に適合した管は,1 包装ごと,一束ごと,又は 1 製品ごとに貼付ラベルなど

適切な方法によって,次の事項を表示しなければならない。

a)

規格番号及び製品記号(記号及び質別)

例 1  JIS H 4080  A6063TES-T6

b)

寸法

例 2  断面寸法  100×10(外径×肉厚),100×80(外径×内径)

例 3  長さ  4 000

c)

製造番号,製造年月又はその略号

d)

製造業者名又はその略号

参考文献 IEC 

60028

,International standard of resistance for copper 

ASTM G47

,Standard Test Method for Determining Susceptibility to Stress-Corrosion Cracking of

2XXX and 7XXX Aluminum Alloy Products


26

H 4080

:2015

附属書 JA

(参考)

JIS

と対応国際規格との対比表

JIS H 4080:2015

  アルミニウム及びアルミニウム合金

継目無管

ISO 209:2007

,Aluminium and aluminium alloys−Chemical composition

ISO 6362-1:2012

,Wrought aluminium and aluminium alloys−Extruded rods/bars, tubes and profiles−Part 1:

Technical conditions for inspection and delivery

ISO 6362-2:2014

,Wrought aluminium and aluminium alloys−Extruded rods/bars, tubes and profiles−Part 2:

Mechanical properties

ISO 6362-6:2012

,Wrought aluminium and aluminium alloys−Extruded rods/bars, tubes and profiles−Part 6: Round,

square, rectangular and hexagonal tubes

−Tolerances on shape and dimensions

ISO 6362-7:2014

,Wrought aluminium and aluminium alloys−Extruded rods/bars, tubes and profiles−Part 7:

Chemical composition

ISO 6363-1:2012

,Wrought aluminium and aluminium alloys−Cold-drawn rods/bars, tubes and wires−Part 1:

Technical conditions for inspection and delivery

ISO 6363-2:2012

,Wrought aluminium and aluminium alloys−Cold-drawn rods/bars and tubes and wires−Part 2:

Mechanical properties

ISO 6363-6:2012

,Wrought aluminium and aluminium alloys−Cold-drawn rods/bars, tubes and wires−Part 6: Drawn

round tubes

−Tolerances on form and dimensions

(I)JIS の規定

(II)

国際規格番

(III)国際規格の規定

(IV)JIS と国際規格との技術的差異の箇条

ごとの評価及びその内容

(V)JIS と国際規格との技術的差

異の理由及び今後の対策

箇 条 番 号

及び題名

内容

箇条番

内容

箇 条 ご と

の評価

技術的差異の内容

1

適 用 範

ア ル ミ ニ ウ ム 及 び
ア ル ミ ニ ウ ム 合 金

の 継 目 無 管 に つ い

て規定

ISO 6362-1

ISO 6362-2

ISO 6362-6

ISO 6362-7

1

1

1

1

押出加工したアルミニウ
ム及びアルミニウム合金

の棒,管及び形材につい

て,化学成分,機械的性
質,寸法の許容差,検査

及び引渡しの技術的条件

などをパートごとに規定

変更

JIS

は,規格体系を変更し,管

だけについて,押出加工したも

の及び引抜加工したものを一

つの規格として規定した。

国内の商取引として使用してい
るため,JIS は,製品ごとに規定

した。

26

H

 408

0


2

015


(I)JIS の規定

(II) 
国際規格番

(III)国際規格の規定

(IV)JIS と国際規格との技術的差異の箇条
ごとの評価及びその内容

(V)JIS と国際規格との技術的差
異の理由及び今後の対策

箇 条 番 号

及び題名

内容

箇条番

内容

箇 条 ご と

の評価

技術的差異の内容

1

適 用 範

囲 
(続き)

ISO 6363-1

ISO 6363-2

ISO 6363-6

1

1

1

引抜加工したアルミニウ

ム及びアルミニウム合金
の棒,管及び形材につい

て,化学成分,機械的性

質,寸法の許容差,検査
及び引渡しの技術的条件

などをパートごとに規定

適 用 さ れ る 断 面 の

形状を規定

ISO 6362-1

ISO 6363-1

3.2

3.2

“断面の外側と内側の形

状が同一の心,同一の形
及び同一の向きをもつ”

と規定され,押出管につ

いては,円形,正方形,
長方形及び正六角形を対

象と規定

削除

断面形状は円形の管だけに適

用し,円形以外は削除した。

断面が円形以外のものは,その用

途が JIS H 4100 の形状と同様で
あり,JIS H 4100 で規定する方が

適切であるため削除した。

2

引 用 規

4

合 金 番

号,製品区

分,等級及

び記号

41

種類の合金番号

に つ い て , 製 品 区

分,等級及び記号並

び に 特 性 及 び 用 途
例を規定

追加

製品区分,等級及び記号並びに
特性及び用途例を規定した。

JIS

は,適合性評価を実施するた

め,必要な規定項目及び内容を追

加した。

5

品質 5.2

化学成分

41

種類の合金番号

について規定

ISO 209 

ISO 6362-7

3

4

棒,管及び形材について

規定。管については,67

種類の合金を規定

変更

ISO

規格の管に規定のある 2

種類(3102,6463)の合金番号

は,国内の実績があるため採用
した。国内で実績のない 27 種

類は,

JIS

への追加を見送った。

日本独自の合金は製造実績があ

り,JIS として規定する。

国内での製造実績のない合金番
号は JIS として規定しない。

今後,

国内で製造実績が確認された場

合,JIS に追加を検討する。

追加

日本独自の 1 合金(合金番号

3021

)を追加した。

日本独自の合金は製造実績があ
り,JIS として規定する。合金番

号 3021 の登録を ISO に提案する。

27

H

 408

0


2

015


28

H 4080

:2015

(I)JIS の規定

(II) 
国際規格番

(III)国際規格の規定

(IV)JIS と国際規格との技術的差異の箇条
ごとの評価及びその内容

(V)JIS と国際規格との技術的差
異の理由及び今後の対策

箇 条 番 号

及び題名

内容

箇条番

内容

箇 条 ご と

の評価

技術的差異の内容

5

品質

(続き)

5.3

機械的性質

ISO 6362-2

ISO 6363-2

5

5

冷却が制御され,固溶状

態が保たれた材料の適用
対象を規定

変更

冷却が制御され,室温で固溶状

態が保たれた材料の適用対象
として,押出管では,2011 な

ど 4 合金を追加し,引抜管で

は,溶体化処理を伴わない質別
に適用した。

国内の製造実績に合わせて,JIS

として規定する。

伸びは,二つの異なった

標点距離(A

50 mm

又は A

による規格を規定

変更

引抜管の表 4 の A

50 mm

の伸びに

ついて,適用試験片を規定し,

12

号試験片の伸び規格値を追

加した。

国内の試験実績に合わせて,JIS

として規定する。

ISO 6362-2

5

追加 7204-T4 の機械的性質の確認を

T6

で行ったときは,報告書に

記載することにした。

T4

又は T6 のいずれかの質別で評

価したのかが分かるようにする

ため,規定した。

ISO 6363-2

5

合金番号 5056 で質別 H22
を規定

変更

質別 H12 に変更した。

国内の商取引などで使用されて
いるため,旧規格のままとした。

質別の変更を ISO に提案する。

 5.4

導電率

追加

導体として使用する合金につ

いて,導電率の規定を追加し
た。

導電率は,国内の商取引で使用さ

れているため JIS として規定す
る。

 5.5

応力腐食割れ性

ISO 6362-1

ISO 6363-1

5.7

6.2.6

5.7

6.2.5

合金番号 7075 の応力腐食

割れ性を規定

変更

試験方法に関する記載を変更

した。

技術的差異はない。

6

寸 法 及

び そ の 許

容 差 並 び
に形状

6.2

標準寸法

追加

標準寸法を追加した。

標準寸法は,国内の商取引などで

使用されているため JIS として規

定する。

28

H

 408

0


2

015


(I)JIS の規定

(II) 
国際規格番

(III)国際規格の規定

(IV)JIS と国際規格との技術的差異の箇条
ごとの評価及びその内容

(V)JIS と国際規格との技術的差
異の理由及び今後の対策

箇 条 番 号

及び題名

内容

箇条番

内容

箇 条 ご と

の評価

技術的差異の内容

6

寸 法 及

び そ の 許
容 差 並 び

に形状

(続き)

6.3.1

押出管の径及

び肉厚の許容差

ISO 6362-6

4

断面が円形・正方形・長

方形・正六角形について,
径又は対辺距離並びに肉

厚の許容差を合金グルー

プ別に規定。合金グルー
プはシームレス管とポー

トホール管の各々で規定

削除

円形以外の断面形状は削除し

た。

適用範囲と整合させて規定した。

変更

合金グループは,シームレス管
とポートホール管に区別せず

規定した。また,合金グループ

の区分において,ISO 規格よ
り,旧規格の方が厳しい区分と

なっている合金は,旧規格の区

分を適用した。

国内の製造及び商取引などで定
着しているため,旧規格の合金区

分を適用した。ISO への提案につ

いては検討する。

  5.2

5.3

5.4

5.5

円形断面の径及び肉厚の
許容差を規定

選択

等級を追加して ISO 規格の規
定内容は特殊級とし,新たに普

通級を追加した。

国内の商取引などで使用されて
いるため JIS として規定する。

  5.2

円形断面の径の許容差を
規定

変更

特殊級の許容差の一部規定値
を,旧規格に合わせて変更し

た。

国内の商取引などで使用されて
いるため,旧規格のままとした。

規定値の変更を ISO に提案する。

  5.4

円形断面の肉厚の許容差

を規定

変更

“指定された肉厚に対する”を

一部“平均肉厚に対する”に変
更した。

国内の製造及び商取引で定着し

ているため,旧規格のままとし
た。ISO への提案は検討する。

  5.6

円形断面の偏肉の許容差

を規定

削除

円形断面の偏肉を削除した。

偏肉規定の取交しは,国内の商取

引では事例が少なく,また,個々

に当事者間で取決めているので,
円形断面全てに規定する必要性

はないとして規定しないことに

した。

 6.3.2

引抜管の径及

び肉厚の許容差

ISO 6363-6

5.2

5.3

円形断面の径及び肉厚の
許容差を規定

選択

等級を追加して ISO 規格の規
定内容は特殊級とし,新たに普

通級を追加した。

国内の商取引などで使用されて
いるため JIS として規定する。

追加

肉厚が指定外径の 2.5 %未満の

場合,径の許容差に係数を乗じ
て運用する規定を追加した。

国内の商取引などで使用されて

いるため JIS として規定する。

29

H

 408

0


2

015


30

H 4080

:2015

(I)JIS の規定

(II) 
国際規格番

(III)国際規格の規定

(IV)JIS と国際規格との技術的差異の箇条
ごとの評価及びその内容

(V)JIS と国際規格との技術的差
異の理由及び今後の対策

箇 条 番 号

及び題名

内容

箇条番

内容

箇 条 ご と

の評価

技術的差異の内容

6

寸 法 及

び そ の 許
容 差 並 び

に形状

(続き)

6.3.2

引抜管の径及

び肉厚の許容差

ISO 6363-6

5.2

5.3

円形断面の径及び肉厚の

許容差を規定

変更

コイル巻管の肉厚は合金グル

ープ区分を 1 及び 2 として規定
した。

国内の製造実績に合わせて,JIS

として規定する。

6.3.3

長さの許容差

ISO 6362-6

ISO 6363-6

5.7

5.4

長さの許容差を規定

選択

等級を追加して ISO 規格の規

定内容は特殊級とし,新たに普

通級を追加した。

国内の商取引などで使用されて

いるため JIS として規定する。

追加

コイル巻管の長さを追加した。 国内の商取引などで使用されて

いるため JIS として規定する。

ISO 6362-6

ISO 6363-6

5.8

5.5

端面の直角度を規定

削除

端面の直角度の規定を削除し

た。

国内の商取引には使用されてい

ないため,削除した。

 6.4

曲がり

ISO 6362-6

ISO 6363-6

6.1

6.2

6

押出管は,断面が円形・

正方形・長方形・正六角
形について,引抜管は,

円形断面だけの曲がりを

規定

削除

円形以外の断面形状は削除し

た。

適用範囲と整合させて規定した。

変更

任意の箇所の長さの規定は“注
文者からの要求がある場合だ

けに適用する”と規定した。

国内では,全長に対する規定の要
求が一般的であり,任意の箇所の

長さへの要求は少ないため変更

した。

選択

等級を追加して ISO 規格の規
定内容は特殊級とし,新たに普

通級を追加した。

国内の商取引などで使用されて
いるため JIS として規定する。

変更

曲がりの図を変更した。

理解しやすくした。

ISO 6362-6

6.7

“外径/肉厚”比の大き
い押出管では,表面の凹

みの深さは受渡当事者間

の協定によると規定

削除

押出管についての表面の凹み
の規定は削除した。

“5.1  外観”の規定によって,国
内の商取引では,表面の凹みが使

用上問題となる場合は受渡当事

者間で取決めがされており,更な
る規定の必要性はないとして削

除した。

7

試験 7.1

分析試験

分析試験の JIS を引
用。

ISO 6362-1

ISO 6363-1

6.2.1

6.2.1

分析方法は供給者が決め

ると規定

変更

JIS

の分析試験方法に変更し

た。

国内で用いられている試験方法

を JIS として規定する。

30

H

 408

0


2

015


(I)JIS の規定

(II) 
国際規格番

(III)国際規格の規定

(IV)JIS と国際規格との技術的差異の箇条
ごとの評価及びその内容

(V)JIS と国際規格との技術的差
異の理由及び今後の対策

箇 条 番 号

及び題名

内容

箇条番

内容

箇 条 ご と

の評価

技術的差異の内容

7

試験

(続き)

7.2

引張試験

ISO 6362-1

ISO 6363-1

6.1.3

6.2.2

6.1.3

6.2.2

ISO 6892-1

又 は ASTM 

B557M

による試験を規定

変更

JIS Z 2241

の引張試験方法及

び試験片に変更し,適用試験片
を追加した。

国内で用いられている試験方法

及び試験片を JIS として規定す
る。

7.3

導電率試験

追加

JIS H 0505

の導電率試験を追

加した。また,渦電流式導電率
計を用いてもよいとした。

国内で用いられている試験方法

を JIS として規定する。

 7.4

応力腐食割れ試

ISO 6362-1

ISO 6362-2

ISO 6363-1

ISO 6363-2

6.2.6

5

6.2.5

5

ISO 9591

又は EN 755-1

による試験を規定

変更

ISO 9591

を JIS H 8711 に変更

した。また,EN 754-1 を追加

した。

JIS H 8711

は ISO 9591 を基にし

て規定されたものであり,JIS 

して規定する。また,EN 754-1
は引抜管に必要であり,規定し

た。

 7.5

試験試料の採取

ISO 6362-1

ISO 6363-1

6.1.2

6.1.2

引張試験片の採取数を規

追加

導電率試験片の採取数を追加

した。

国内で用いられている導電率試

験の試験片採取数を JIS として規
定する。

9

表示

表 示 項 目 に つ い て

規定

ISO 6362-1

ISO 6363-1

8

8

製品への表示は,受渡当

事者間の協定によるか,

注文書で指示された場合
に限り行うことを規定

変更

JIS

として必要な表示項目に変

更した。

国内の商取引などで使用されて

いる表示項目を JIS として規定す

る。

JIS

と国際規格との対応の程度の全体評価:

ISO 209:2007,ISO 6362-1:2012,ISO 6362-2:2014,ISO 6362-6:2012,IS0 6362-7:2014,ISO 6363-1:2012,ISO 6363-2:2012,

ISO 6363-6:2012

,MOD)

注記 1  箇条ごとの評価欄の用語の意味は,次による。

    −  削除……………… 国際規格の規定項目又は規定内容を削除している。 
    −  追加……………… 国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。

    −  変更……………… 国際規格の規定内容を変更している。

    −  選択……………… 国際規格の規定内容とは異なる規定内容を追加し,それらのいずれかを選択するとしている。

注記 2  JIS と国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次による。

    −  MOD……………  国際規格を修正している。

31

H

 408

0


2

015