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日本工業規格

JIS

 H

2501

-1982

りん銅地金

Phosphor Copper Metal

1.

適用範囲  この規格は,りん銅地金(以下,地金という。)について規定する。

引用規格: 

JIS H 1552

  りん銅地金分析方法

2.

種類及び等級  地金は表 のとおり区分する。

表 1  種類及び等級

種類

等級

記号

用途例(参考)

A 15

P

Cu

A

りん銅地金  1 種

B

15 P Cu B

A

は主として銅及び銅合金展伸材の脱酸剤,

りん添加剤などに用いる。

B

は主として銅及び銅合金鋳物の脱酸剤,り

ん添加剤などに用いる。

りん銅地金  2 種

− 10

P

Cu

溶融点が 1 種より低い性質を利用して銅及

び銅合金展伸材や鋳物の脱酸剤,りん添加剤
などに用いる。

りん銅地金  3 種

− 8

P

Cu

高けい素アルミニウム合金鋳物の結晶粒微

細化剤などに用いる。

3.

品質

3.1

地金は品質が均一であって,溶さいその他の異物を含んではならない。

3.2

化学成分は,

表 による。

表 2  化学成分

化学成分  %

不純物

種類

等級

記号

P P

+Cu

Fe Pb Sn

A

  15 P Cu A

14.5

以上

99.75

以上

0.05

以下

0.01

以下 0.01 以下

りん銅地金

1

B

  15 P Cu B

14.0

以上

99.75

以上

0.15

以下

りん銅地金

2

  10 P Cu

10.0

∼11.0

99.75

以上

0.15

以下

りん銅地金

3

    8 P Cu

8.0

∼9.0 99.75 以上

0.15

以下

4.

形状  地金の形状は,溝付きの板状(インゴット),粒状(ショット)などの鋳塊とし,取扱いに便利

でなければならない。

5.

試験  化学分析試験は,JIS H 1552(りん銅地金分析方法)による。


2

H 2501-1982

6.

検査  地金は,外観・形状を検査するとともに,5.によって試験を行い,3.の規定に合格しなければな

らない。ただし,分析試験に必要な試料は,合理的な抜取方式によって抜き取ってもよい。

7.

表示  種類・等級又はその記号,製造業者名又はその略号及び製造年月日又はその略号を適当な方法

で表示する。


3

H 2501-1982

非鉄金属部会  銅及び銅合金専門委員会  構成表

氏名

所属

(委員会長)

椙  山  正  孝

東京大学名誉教授

吾  妻      潔

千葉工業大学

田  中      浩

東海大学

高  橋  恒  夫

東京工業大学

森  本  一  郎

科学技術庁金属材料技術研究所

高  木  俊  毅

通商産業省基礎産業局

中  谷      宏

工業技術院電子総合技術研究所

卯  木      稔

工業技術院標準部

相  馬  南海雄

日本伸銅協会

竹  内      理

古河金属工業株式会社

原  田  一  夫

株式会社神戸製鋼所

山  口      求

三井金属鉱業株式会社

仲  田  進  一

清峰金属工業株式会社

濱  松      博

日本鉱業協会

荻  野  義  治

財団法人日本船舶標準協会

内  山  友  和

日本電信電話公社

宮  内  正  夫

社団法人日本電機工業会

岩  田  徳  重

三菱自動車工業株式会社

鈴  木      陽

日本国有鉄道

江  本  俊  夫

社団法人日本電線工業会

(事務局)

吉  田  信  之

工業技術院標準部材料規格課

宮  崎  正  治

工業技術院標準部材料規格課