>サイトトップへ >このカテゴリの一覧へ

日本工業規格

JIS

 G

5903

-1975

鋳造ショット及びグリット

Cast Shot and Grit

1.

適用範囲  この規格は,ブラストクリーニング,ピーニング,エッチングその他に用いる鋳鉄又は鋳

鋼製のショット及びグリット(以下,ショット及びグリットという。

)の粒度について規定する。

引用規格: 

JIS G 5904

  鋳造ショット及びグリットの粒度試験方法

JIS Z 8801

  標準ふるい

2.

用語の意味  この規格で用いる主な用語の意味は,次のとおりとする。

(1)

ショット  電気炉,キュポラその他適当な炉により溶解鋳造された球状の金属粒。

また,それに熱処理を施したものも含む。

(2)

グリット  電気炉,キュポラその他適当な炉により溶解鋳造された金属粒を破砕して得られたりょう

角部を有するもの。

また,それに熱処理を施したものも含む。

3.

種類  ショット及びグリットは,その粒度によって,表 のように区分する。


2

G 5903-1975

表 1  種類及び記号

種類

記号

280

番 S

280

240

番 S

240

200

番 S

200

170

番 S

170

140

番 S

140

120

番 S

120

100

番 S

100

80

S    80

75

S    75

70

S    70

60

S    60

40

S    40

35

S    35

ショット

30

S    30

240

番 G

240

200

番 G

200

170

番 G

170

140

番 G

140

120

番 G

120

100

番 G

100

70

G    70

50

G    50

30

G    30

グリット

20

G    20

4.

材料  ショット及びグリットの材料は,表 のように区分する。

表 2  材料

区分

記号

鋳鉄製のもの

F

鋳鋼製のもの

S

5.

粒度  ショット及びグリットの粒度は,それぞれ表 及び表 に示す。


3

G 5903-1975

表 3  ショットの粒度

上限ふるい

下限ふるい

上限・下限ふるい

間の重量残留率

種類

記号

標準

ふるい

呼び寸法

  (

µm)

重量

残留率

 (%)

標準

ふるい

呼び寸法

  (

µm)

重量

残留率

 (%)

標準

ふるい

呼び寸法

  (

µm)

重量

残留率

 (%)

標準

ふるい

呼び寸法

  (

µm)

重量

残留率

 (%)

標準

ふるい

呼び寸法

  (

µm)

(%)

280

番 S280  −

− 3360  0  2380

90

以上

2000

7

以下 3360∼2000 97 以上

240

番 S240  −

− 2830  0  2000

85

以上

1680

12

以下 2830∼1680 97 以上

200

番 S200  −

− 2380  0  1680

85

以上

1410

12

以下 2380∼1410 97 以上

170

番 S170  −

− 2000  0  1410

85

以上

1190

12

以下 2000∼1190 97 以上

140

番 S140  2000

0

1680  5

以下

1190

80

以上

1000

11

以下 2000∼1000 96 以上

120

番 S120  1680

0

1410  5

以下

1000

80

以上

840

11

以下 1680∼ 840

96

以上

100

番 S100  1410

0

1190  5

以下

840

80

以上

710

11

以下 1410∼ 710

96

以上

80

番 S

80  1190

0  1000  5

以下

710

80

以上

590

11

以下 1190∼ 590

96

以上

75

番 S

75  1190

0  1000  5

以下

590

80

以上

500

12

以下 1190∼ 500

97

以上

70

番 S

70  1000

0

840 10

以下

590

75

以上

500

12

以下 1000∼ 500

97

以上

60

番 S

60

840

0

710 10

以下

420

75

以上

350

12

以下 840∼ 350

97

以上

40

番 S

40

590

0

500 10

以下

297

70

以上

177

10

以下 590∼ 177

90

以上

35

番 S

35

590

0

500 10

以下

210

75

以上

125

10

以下 590∼ 125

95

以上

30

番 S

30

420

0

350 10

以下

177

70

以上

125

10

以下 420∼ 125

90

以上

備考  標準ふるいは,JIS Z 8801(標準ふるい)による。

表 4  グリットの粒度

上限ふるい

下限ふるい

上限・下限ふるい

間の重量残留率

種類

記号

標準

ふるい

呼び寸法

  (

µm)

重量

残留率

 (%)

標準

ふるい

呼び寸法

  (

µm)

重量

残留率

 (%)

標準

ふるい

呼び寸法

  (

µm)

重量

通過率

 (%)

標準ふるい

呼び寸法

  (

µm)

%

240

番 G240  2830

0

2000 80

以上

1680 10

以下 2830∼1680 90 以上

200

番 G200  2380

0

1680 80

以上

1410 10

以下 2380∼1410 90 以上

170

番 G170  2000

0

1410 80

以上

1190 10

以下 2000∼1190 90 以上

140

番 G140  1680

0

1190 75

以上

1000 15

以下 1680∼1000 85 以上

120

番 G120  1410

0

1000 75

以上

710 15

以下 1410∼ 710

85

以上

100

番 G100  1190

0

710 70

以上

420 20

以下 1190∼ 420

80

以上

70

番 G

70  1000

0

420 70

以上

297 20

以下 1000∼ 297

80

以上

50

番 G

50  710

0

297 65

以上

177 25

以下 710∼ 177

75

以上

30

番 G

30  420

0

177 65

以上

125 25

以下 420∼ 125

75

以上

グリット

20

番 G

20  297

0

125 60

以上

74 30

以下 297∼  74

70

以上

備考  標準ふるいは,JIS Z 8801(標準ふるい)による。

6.

試験方法  ショット及びグリットの粒度試験方法は,JIS G 5904(鋳造ショット及びグリットの粒度

試験方法)による。

7.

検査  ショット及びグリットの検査は,粒度について行い,その成績は,5.の規定に合格しなければ

ならない。


4

G 5903-1975

8.

製品の呼び方  ショット及びグリットの呼び方は,材料の区分及び種類による。

例: F−S170(鋳鉄製ショット 170 番 S170 の場合)

S

−S 80(鋳鋼製ショット 80 番 S80 の場合)

F

−G 70(鋳鉄製グリット 70 番 G70 の場合)

9.

表示  ショット及びグリットの表示は,包装単位ごとに,種類,材料,重量及び製造業者名又はその

略号を明記する。

鉄鋼部会  ショットグリット専門委員会  構成表(昭和 41 年 7 月 1 日制定のとき)

氏名

所属

(委員会長)

広  瀬  正  吉

日本国有鉄道鉄道技術研究所

加  藤  四  郎

豊和工業株式会社

岩  越  忠  秋

秋田金属工業株式会社

伊  藤  洋  治

伊藤機工株式会社

小  時  伊  祐

新東プレーター株式会社

近  藤  天  彦

日鋳株式会社

米  北  睦  弥

ムツヤ鋼粒株式会社

渡  辺  多喜雄

新東工業株式会社

矢  野      章

日本金属粉末株式会社

松  永  陽之助

ステンレス協会

石  川  幹  雄

小型自動車工業会

長谷川  利  允

(鋳鋼会)横山工業株式会社

綿  貫      勲

(鋳鉄管協会)久保田鉄工株式会社

田  中  繁  男

(鉄鋼連盟)川崎製鉄株式会社

杉  坂  治  元

日本ばね工業会

木  村      敬

日本鉄道車両工業会

小  柳  正  己

可鍛鋳鉄工業会

丸  尾  智  彦

工業技術院機械試験所

木  寺      淳

通商産業省重工業局

木  下      亨

工業技術院標準部

(事務局)

中の森  哲  宏

工業技術院標準部材料規格課

(事務局)

吉  枝  正  明

工業技術院標準部材料規格課(昭和 50 年 11 月 1 日改正のとき)

橋  本  繁  晴

工業技術院標準部材料規格課(昭和 50 年 11 月 1 日改正のとき)