>サイトトップへ >このカテゴリの一覧へ

G 5122

:2003

(1)

まえがき

この規格は,工業標準化法第 14 条によって準用する第 12 条第 1 項の規定に基づき,日本鋳鍛鋼会

(JSCFA)/財団法人日本規格協会 (JSA) から,工業標準原案を具して日本工業規格を改正すべきとの申出

があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格である。これによって,

JIS G 5122 : 1991

は改正され,この規格に置き換えられる。

今回の改正は,日本工業規格を国際規格に整合させるため,ISO 11973 : 1999 (Heat-resistant cast steels and

alloys for general applications)  を基礎として用いた。

JIS G 5122

には,次に示す附属書がある。

附属書(参考)  JIS と対応する国際規格との対比表


G 5122

:2003

(2)

目  次

ページ

序文 

1

1.  適用範囲

1

2.  引用規格

1

3.  一般納入条件 

2

4.  種類の記号 

2

5.  化学成分

2

6.  機械的性質 

5

7.  透磁率

5

8.  形状及び寸法 

5

9.  外観

5

10.  健全性

5

11.  製造

5

11.1  製造方法の一般事項

5

11.2  熱処理

5

12.  試験

5

12.1  試験場所 

5

12.2  分析試験 

5

12.3  機械試験 

5

12.4  透磁率測定試験

7

12.5  形状及び寸法の測定 

7

12.6  外観試験 

7

12.7  非破壊試験 

7

13.  再試験

7

14.  検査

7

15.  表示

7

16.  報告

7

17.  追加要求事項 

7

附属書(参考)  JIS と対応する国際規格との対比表 

8

 


日本工業規格

JIS

 G

5122

:2003

耐熱鋼及び耐熱合金鋳造品

Heat

resistant cast steels and alloys for general applications

序文  この規格は,1999 年に第 1 版として発行された ISO 11973, Heat-resistant cast steels and alloys for

general applications を翻訳し,技術的内容を変更して作成した日本工業規格である。

なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,原国際規格を変更している事項である。変

更の一覧表を,その説明を付けて附属書に示す。

1.

適用範囲  この規格は,耐熱鋼及び耐熱合金鋳造品(遠心力鋳造管を含む。以下,鋳造品という。)に

ついて規定する。

備考  この規格の対応国際規格を,次に示す。

なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide21 に基づき,IDT(一致している)

,MOD(修

正している)

,NEQ(同等でない)とする。

ISO 11973:1999

,Heat-resistant cast steels and alloys for general applications (MOD)

2.

引用規格  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す

る。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。

)を適用する。

JIS G 0307

  鋳鋼品の製造,試験及び検査の通則

備考  ISO 4990 : 1986, Steel castings―General technical delivery requirements からの引用事項は,こ

の規格の該当事項と同等である。

JIS G 0567

  鉄鋼材料及び耐熱合金の高温引張試験方法

JIS G 1211

  鉄及び鋼―炭素定量方法

JIS G 1212

  鉄及び鋼―けい素定量方法

JIS G 1213

  鉄及び鋼―マンガン定量方法

JIS G 1214

  鉄及び鋼―りん定量方法

JIS G 1215

  鉄及び鋼―硫黄定量方法

JIS G 1216

  鉄及び鋼―ニッケル定量方法

JIS G 1217

  鉄及び鋼中のクロム定量方法

JIS G 1218

  鉄及び鋼―モリブデン定量方法

JIS G 1220

  鉄及び鋼―タングステン定量方法

JIS G 1222

  鉄及び鋼―コバルト定量方法

JIS G 1228

  鉄及び鋼―窒素定量方法

JIS G 1237

  鉄及び鋼―ニオブ定量方法

JIS G 1238

  鉄及び鋼―クロムの定量方法一電位差又は目視滴定法


2

G 5122

:2003

JIS G 1253

  鉄及び鋼―スパーク放電発光分光分析方法

JIS G 1256

  鉄及び鋼―蛍光 X 線分析方法

JIS G 1257

  鉄及び鋼―原子吸光分析方法

JIS G 1281

  ニッケルクロム鉄合金分析方法

3.

一般納入条件  この規格が適用されて納入される鋳造品は,引合い及び注文時に指定される追加要求

事項を含め,JIS G 0307 の要求事項を満たさなければならない。

4.

種類の記号  鋳造品の種類の記号は,表 による。

5.

化学成分  鋳造品は 12.2 の試験を行い,その分析値は,表 による。

  1  種類の記号

類似鋼種  (参考)

種類の記号

対応 ISO 鋼種

ASTM 

SCH 1

SCH 1X GX40CrSi13

SCH 2

― HC

SCH 2X1 GX40CrSi24

HC

SCH 2X2 GX40CrSi28

HC

SCH 3

SCH 4 GX30CrSi7

SCH 5 GX40CrSi17

SCH 6 GX130CrSi29

SCH 11

― HD

SCH 11X GX40CrNiSi27-4

HD

SCH 12

― HF

SCH 12X GX40CrNiSi22-10

HF

SCH 13

― HH

SCH 13A

― HHtypeⅡ

SCH 13X GX40CrNiSi25-12

HHtypeⅡ

SCH 15

― HT

SCH 15X GX40NiCrSi35-17

HT

SCH 16

― HT30

SCH 17

― HE

SCH 18

― HI

SCH 19

― HN

SCH 20

― HU

SCH 20X GX40NiCrSi38-19

HU

SCH 20XNb GX40NiCrSiNb38-19

SCH 21

― HK30

SCH 22

― HK40

SCH 22X GX40CrNiSi25-20

HK40

SCH 23

― HL

SCH 24

― HP

SCH 24X GX40NiCrSi35-26

HP

SCH 24XNb GX40NiCrSiNb35-26

HP


3

G 5122

:2003

  1  種類の記号(続き)

類似鋼種  (参考)

種類の記号

対応 ISO 鋼種

ASTM 

SCH 31 GX25CrNiSi18-9

SCH 32 GX25CrNiSi20-14

SCH 33 GX40CrNiSiNb24-24

SCH 34 GX10NiCrNb31-20

CT15C

SCH 41 GX40NiCrCo20-20-20

SCH 42 GX45NiCrWSi48-28-5

SCH 43 GX10NiCrNb50-50

50Cr-50Ni-Nb

SCH 44 GX50NiCrSi52-19

SCH 45 GX50NiCr65-15

HX

SCH 46 GX45NiCrCoWSi35-25-15-5

SCH 47 GX30CoCr50-28

備考  遠心力鋳造管には,上表の記号の末尾に,これを表す記号 CF を付ける。 
例 SCH 13-CF


4

G 5122

:2003

  2  化学成分

単位  %

種類の記号 C

Si

Mn

P

S

Ni

Cr  Mo

Nb

W

Co

その他

SCH 1 0.20∼0.40 1.50∼3.00 1.00

以下 0.040

以下 0.040

以下

1.00

以下 12.00∼15.00 (

1

)

SCH 1X 0.30∼0.50 1.00∼2.50 0.50∼1.00 0.040

以下 0.030

以下

1.00

以下 12.00∼14.00 (

1

)

SCH 2 0.40

以下 2.00

以下 1.00

以下 0.040

以下 0.040

以下

1.00

以下  (

2

) 25.00∼28.00 (

1

)

SCH 2X1 0.30∼0.50 1.00∼2.50 0.50∼1.00 0.040

以下 0.030

以下

1.00

以下 23.00∼26.00 (

1

)

SCH 2X2 0.30∼0.50 1.00∼2.50 0.50∼1.00 0.040

以下 0.030

以下

1.00

以下 27.00∼30.00 (

1

)

SCH 3 0.40

以下 2.00

以下 1.00

以下 0.040

以下 0.040

以下

1.00

以下 12.00∼15.00 (

1

)

SCH 4 0.20∼0.35 1.00∼2.50 0.50∼1.00 0.040

以下 0.040

以下

0.50

以下

6.00∼ 8.00

(

1

)

SCH 5 0.30∼0.50 1.00∼2.50 0.50∼1.00 0.040

以下 0.030

以下

1.00

以下 16.00∼19.00 (

1

)

SCH 6 1.20∼1.40 1.00∼2.50 0.50∼1.00 0.040

以下 0.030

以下

1.00

以下 27.00∼30.00 (

1

)

SCH 11 0.40

以下 2.00

以下 1.00

以下 0.040

以下 0.040

以下

4.00∼ 6.00

24.00∼28.00 (

1

)

SCH 11X 0.30∼0.50 1.00∼2.50 1.50

以下 0.040

以下 0.030

以下

3.00∼ 6.00

25.00∼28.00 (

1

)

SCH 12 0.20∼0.40 2.00

以下 2.00

以下 0.040

以下 0.040

以下

8.00∼12.00 18.00∼23.00 (

1

)

SCH 12X 0.30∼0.50 1.00∼2.50 2.00

以下 0.040

以下 0.030

以下

9.00∼11.00 21.00∼23.00 (

1

)

SCH 13 0.20∼0.50 2.00

以下 2.00

以下 0.040

以下 0.040

以下 11.00∼14.00 24.00∼28.00 (

1

)

(

3

)

SCH 13A 0.25∼0.50 1.75

以下 2.50

以下 0.040

以下 0.040

以下 12.00∼14.00 23.00∼26.00 (

1

)

(

3

)

SCH 13X 0.30∼0.50 1.00∼2.50 2.00

以下 0.040

以下 0.030

以下 11.00∼14.00 24.00∼27.00 (

1

)

SCH 15 0.35∼0.70 2.50

以下 2.00

以下 0.040

以下 0.040

以下 33.00∼37.00 15.00∼19.00 (

1

)

SCH 15X 0.30∼0.50 1.00∼2.50 2.00

以下 0.040

以下 0.030

以下 34.00∼36.00 16.00∼18.00 (

1

)

SCH 16 0.20∼0.35 2.50

以下 2.00

以下 0.040

以下 0.040

以下 33.00∼37.00 13.00∼17.00 (

1

)

SCH 17 0.20∼0.50 2.00

以下 2.00

以下 0.040

以下 0.040

以下

8.00∼11.00 26.00∼30.00 (

1

)

SCH 18 0.20∼0.50 2.00

以下 2.00

以下 0.040

以下 0.040

以下 14.00∼18.00 26.00∼30.00 (

1

)

SCH 19 0.20∼0.50 2.00

以下 2.00

以下 0.040

以下 0.040

以下 23.00∼27.00 19.00∼23.00 (

1

)

SCH 20 0.35∼0.75 2.50

以下 2.00

以下 0.040

以下 0.040

以下 37.00∼41.00 17.00∼21.00 (

1

)

SCH 20X 0.30∼0.50 1.00∼2.50 2.00

以下 0.040

以下 0.030

以下 36.00∼39.00 18.00∼21.00 (

1

)

SCH 20XNb 0.30∼0.50 1.00∼2.50 2.00

以下 0.040

以下 0.030

以下 36.00∼39.00 18.00∼21.00 (

1

) 1.20∼1.80

SCH 21 0.25∼0.35 1.75

以下 1.50

以下 0.040

以下 0.040

以下 19.00∼22.00 23.00∼27.00 (

1

)

(

3

)

SCH 22 0.35∼0.45 1.75

以下 1.50

以下

   0.040 以下  (

4

) 0.040

以下 19.00∼22.00 (

4

)

23.00∼27.00 (

4

)

(

1

)

(

3

)

SCH 22X 0.30∼0.50 1.00∼2.50 2.00

以下 0.040

以下 0.030

以下 19.00∼22.00 24.00∼27.00 (

1

)

SCH 23 0.20∼0.60 2.00

以下 2.00

以下 0.040

以下 0.040

以下 18.00∼22.00 28.00∼32.00 (

1

)

SCH 24 0.35∼0.75 2.00

以下 2.00

以下 0.040

以下 0.040

以下 33.00∼37.00 24.00∼28.00 (

1

)

SCH 24X 0.30∼0.50 1.00∼2.50 2.00

以下 0.040

以下 0.030

以下 33.00∼36.00 24.00∼27.00 (

1

)

SCH 24XNb 0.30∼0.50 1.00∼2.50 2.00

以下 0.040

以下 0.030

以下 33.00∼36.00 24.00∼27.00 (

1

) 0.80∼1.80

SCH 31 0.15∼0.35 1.00∼2.50 2.00

以下 0.040

以下 0.030

以下

8.00∼10.00 17.00∼19.00 (

1

)

SCH 32 0.15∼0.35 1.00∼2.50 2.00

以下 0.040

以下 0.030

以下 13.00∼15.00 19.00∼21.00 (

1

)

SCH 33 0.25∼0.50 1.00∼2.50 2.00

以下 0.040

以下 0.030

以下 23.00∼25.00 23.00∼25.00 (

1

) 1.20∼1.80

SCH 34 0.05∼0.12 1.20

以下 1.20

以下 0.040

以下 0.030

以下 30.00∼34.00 19.00∼23.00 (

1

) 0.80∼1.50

SCH 41 0.35∼0.60 1.00

以下 2.00

以下 0.040

以下 0.030

以下 18.00∼22.00 19.00∼22.00 2.50∼3.00  2.00∼3.00 18.00∼22.00

SCH 42 0.35∼0.55 1.00∼2.50 1.50

以下 0.040

以下 0.030

以下 47.00∼50.00 27.00∼30.00 (

1

)

4.00∼6.00

SCH 43 0.10

以下 0.50

以下 0.50

以下 0.020

以下 0.020

以下 Bal. 47.00∼52.00 (

1

) 1.40∼1.70

N

0.16

以下,N+C 0.20  以下

SCH 44 0.40∼0.60 0.50∼2.00 1.50

以下 0.040

以下 0.030

以下 50.00∼55.00 16.00∼21.00 (

1

)

SCH 45 0.35∼0.65 2.00

以下 1.30

以下 0.040

以下 0.030

以下 64.00∼69.00 13.00∼19.00 (

1

)

SCH 46 0.44∼0.48 1.00∼2.00 2.00

以下 0.040

以下 0.030

以下 33.00∼37.00 24.00∼26.00 (

1

)

4.00∼6.00 14.00∼16.00

SCH 47 0.50

以下 1.00

以下 1.00

以下 0.040

以下 0.030

以下

1.00

以下 25.00∼30.00 (

1

)

48.00∼52.00 Fe

20.0

以下

(

1

)

いずれの鋳造品においても Mo は,0.50 %以下を含有してもよい。

(

2

) SCH

2 は,受渡当事者間の協定によって Ni 4.00 %以下としてもよい。

(

3

) SCH

13,SCH 13A,SCH 21 及び SCH 22 は,N 0.20 %以下を添加してもよい。ただし,この場合には表 の伸びは適用しない。

(

4

) SCH

22 で高圧用遠心力鋳造管の場合は,Ni 20.00∼23.00 %,Cr 23.00∼26.00 %及び P 0.030 %以下とする。


5

G 5122

:2003

6.

機械的性質  鋳造品は 12.3 の試験を行い,その耐力,引張強さ,伸び及び硬さは,表 による。ただ

し,耐力の値は注文者の指定があった場合に適用する。

なお,注文者の要求がある場合,高温引張強さについては,受渡当事者間の協定による。

7.

透磁率  SCH 13A の透磁率は,12.4 の試験を行い,その値は 1.05 H/m 以下とする。ただし,受渡当事

者間の協定によって他の性質の確認で代替するか又は試験を省略してもよい。

8.

形状及び寸法  鋳造品は,12.5 の試験を行い,その形状及び寸法は,JIS G 0307 の 6.2.3 c)(形状,寸

法,機械加工代及び寸法許容差)による。ただし,受渡当事者間の協定による場合は,この限りではない。

9.

外観  鋳造品は,12.6 の試験を行い,その外観は,使用上有害なきず,割れ,鋳巣などがあってはな

らない。

10.

健全性  鋳造品は,注文者が要求する場合,12.7 又は適切な方法によって試験を行い,その健全性は,

使用上有害なきず,割れ,鋳巣などの欠陥があってはならない。

なお,鋳造品の健全性の合否判定基準は,受渡当事者間の協定による。

11.

製造

11.1

製造方法の一般事項  製造方法の一般事項は,JIS G 0307 の 5.(製造方法)による。

11.2

熱処理  SCH 1,SCH 2 及び SCH 3 は 800  ℃∼900  ℃徐冷の焼きなましを,また SCH 1X,SCH 2X1,

SCH 2X2,SCH 4,SCH 5,及び SCH 6 は 800  ℃∼850  ℃徐冷の焼きなましをそれぞれ行ってもよい。ほ

かの種類の鋳造品は鋳造のままとする。

なお,注文者の要求で熱処理を行う場合,その条件については,受渡当事者間の協定による。

12.

試験

12.1

試験場所  試験場所は,通常,当該製造所とする。また,注文者の要求がある場合,製造業者は,

その試験に注文者を立ち会わせる。

12.2

分析試験

12.2.1

分析試験の一般事項  分析試験の一般事項は,JIS G 0307 の 6.2.2 e)(分析試験)による。

12.2.2

分析方法  分析方法は,次のいずれかによる。

  JIS G 1211JIS G 1212JIS G 1213JIS G 1214JIS G 1215JIS G 1216JIS G 1217JIS G 1218

  JIS G 1220JIS G 1222JIS G 1228JIS G 1237JIS G 1238JIS G 1253JIS G 1256JIS G 1257

  JIS G 1281

12.3

機械試験

12.3.1

機械試験の一般事項  機械試験の一般事項は,JIS G 0307 の 6.2.2 c)(機械試験)による。ただし,

供試材の形状は JIS G 0307 

図 1 a),b),c)  又は d)  のいずれかによる。

なお,遠心力鋳造管の供試材の採り方は,受渡当事者間の協定による。

12.3.2

高温引張試験片及びその試験方法  高温引張試験片及びその試験方法は,通常,JIS G 0567 による。

ただし,試験片の数及び試験温度は,受渡当事者間の協定による。


6

G 5122

:2003

  3  機械的性質

種類の記号

耐力  (

5

)

N/mm

2

引張強さ

N/mm

2

伸び

%

硬さ

HB

SCH 1

― 490

以上

SCH 1X

― 300

以下  (

6

)

SCH 2

― 340

以上

SCH 2X1

― 300

以下  (

6

)

SCH 2X2

― 320

以下  (

6

)

SCH 3

― 490

以上

SCH 4

SCH 5

― 300

以下  (

6

)

SCH 6

― 400

以下  (

6

)

SCH 11

― 590

以上

SCH 11X 250

以上 400

以上 3

以上 400

以下

SCH 12 235

以上 490

以上 23

以上

SCH 12X 230

以上 450

以上 8

以上

SCH 13 235

以上 490

以上 8

以上

SCH 13A 235

以上 490

以上 8

以上

SCH 13X 220

以上 450

以上 6

以上

SCH 15

― 440

以上 4

以上

SCH 15X 220

以上 420

以上 6

以上

SCH 16 195

以上 440

以上 13

以上

SCH 17 275

以上 540

以上 5

以上

SCH 18 235

以上 490

以上 8

以上

SCH 19

― 390

以上 5

以上

SCH 20

― 390

以上 4

以上

SCH 20X 220

以上 420

以上 6

以上

SCH 20XNb 220

以上 420

以上 4

以上

SCH 21 235

以上 440

以上 8

以上

SCH 22 235

以上 440

以上 8

以上

SCH 22X 220

以上 450

以上 6

以上

SCH 23 245

以上 450

以上 8

以上

SCH 24 235

以上 440

以上 5

以上

SCH 24X 220

以上 440

以上 6

以上

SCH 24XNb 220

以上 440

以上 4

以上

SCH 31 230

以上 450

以上 15

以上

SCH 32 230

以上 450

以上 10

以上

SCH 33 220

以上 400

以上 4

以上

SCH 34 170

以上 440

以上 20

以上

SCH 41 320

以上 400

以上 6

以上

SCH 42 220

以上 400

以上 3

以上

SCH 43 230

以上 540

以上 8

以上

SCH 44 220

以上 440

以上 5

以上

SCH 45 200

以上 400

以上 3

以上

SCH 46 270

以上 480

以上 5

以上

SCH 47

協定による

(

5

) 0.2

%耐力として,注文者の指定があった場合に適用する。

(

6

)

焼きなましを行った場合に適用する。


7

G 5122

:2003

12.4

透磁率測定試験  透磁率測定試験は,JIS G 0307 の 9. j)(特殊試験)による。

12.5

形状及び寸法の測定  鋳造品の形状及び寸法の測定は,許容差に対し適切な精度をもった測定器に

よって行う。

12.6

外観試験  鋳造品の外観試験は,JIS G 0307 の 6.2.3 a)(外観試験及び検査)による。

12.7

非破壊試験  鋳造品の非破壊試験は,JIS G 0307 の 6.2.3 b)(非破壊試験)による。

13.

再試験  機械試験の再試験は,JIS G 0307 の 6.2.2 d)(再試験)による。ただし,高温引張試験成績の

一部が規定に不適合の場合は,受渡当事者間の協定による。

14.

検査  鋳造品の検査は,次による。

a)

検査の一般事項は,JIS G 0307 の 6.3(検査)による。

b)

化学成分は,5.に適合しなければならない。

c)

機械的性質は,6.に適合しなければならない。

d)

磁気的特性は,7.に適合しなければならない。

e)

形状及び寸法は,8.に適合しなければならない。

f)

外観は,9.に適合しなければならない。

g)

健全性は,10.に適合しなければならない。

h)

鋳造品は,検査前に塗装その他検査の妨げとなるどのような処理も行ってはならない。

15.

表示  検査に合格した鋳造品の表示は,JIS G 0307 の 7.(表示)による。

16.

報告  報告は,JIS G 0307 の附属書 2(試験,検査及び報告に関する詳細事項)による。

なお,

表 の注(

3

)  によって合金元素を添加した場合は,成績書に添加元素の含有量を付記する。また,

供試材の形状及び寸法について,JIS G 0307 

図 1 a),b),c)  又は d)  のいずれによったかを成績書に付

記する。

17.

追加要求事項  注文者の指定事項に用いられる追加要求事項の項目は,JIS G 0307 に含まれる。この

JIS

とともに用いられる JIS G 0307 の箇条番号及び項目を次に示す。これらの詳細は JIS G 0307 に示され

ている。次に示される以外の項目についても JIS G 0307 に記載の有無にかかわらず,受渡当事者間の協定

によってもよい。

9. a) 2) 

  溶解方法の報告

9. a) 3) 

  製造方法の協定

9. c) 

    残留元素の化学分析

9. h) 1) 

  大欠陥補修に関する事前協定

9. i) 1) 

  浸透探傷試験

9. i) 3) 

  放射線透過試験

9. i) 4)

  超音波探傷試験(オーステナイト鋳造品を除く。


8

G 5122

:2003

附属書(参考)  JIS と対応する国際規格との対比表

JIS G 5122

:2002  耐熱鋼及び耐熱合金鋳造品

国際規格 ISO 11973:1999 (E)    一般用耐熱鋳鋼及び耐熱合金

(Ⅰ) JIS の規定

(Ⅲ)  国際規格の規定

(Ⅳ)  JIS と国際規格との技術的差異の
項目ごとの評価及びその内容 
表示箇所:本体 
表示方法:点線の下線又は実線の側線

項目 
番号

内容

( Ⅱ )  国 際
規格番号

項目 
番号

内容

項目ごとの
評価

技術的差異の内容

(Ⅴ) JIS と国際規格との技術的差異の理由及び
今後の対策

1.  適 用 範

ISO 11973

を対応規格

として明記。 
遠心力鋳造管を含む。

ISO 11973 : 

1999 

1

一般的用途 MOD/追加

“ 遠 心 力 鋳 鋼 管 を 含
む”と明記していない。

従来 JIS の適用範囲中に“遠心力鋳鋼管を
含む”としている。一方,ISO 13583-1 
本 JIS 対応鋼種の遠心力鋳造が可能である

ことが明記されているので,従来どおり
“遠心力鋳鋼管を含む”と明記した。

2.  引 用 規

JIS G 0307

JIS G 0567

JIS G 1211

JIS G 1212

JIS G 1213

JIS G 1214

JIS G 1215

JIS G 1216

JIS G 1217

JIS G 1218

JIS G 1220

JIS G 1222

JIS G 1228

JIS G 1237

JIS G 1238

JIS G 1253

JIS G 1256

JIS G 1257

JIS G 1281 

 2

ISO 4990 

MOD/追加

注)ISO 4990 の中で

ISO/R783

ISO 2605/1

ISO 2605/2

ISO 3452

ISO 3651/2

ISO 5579

ISO 6506

ISO 6892

ISO 8062

を引用しているが,JIS
の引用とは内容的に一

致していない。

現状では JIS G 0307 は ISO 4990 と整合さ
れているので問題はないが,各 JIS の ISO
との整合後に引用規格の種類,内容につい

て再評価が必要。

8

G

 5122


2003

8

G

 5122


2003


9

G 5122

:2003

(Ⅰ) JIS の規定

(Ⅲ)  国際規格の規定

(Ⅳ)  JIS と国際規格との技術的差異の
項目ごとの評価及びその内容 
表示箇所:本体

表示方法:点線の下線又は実線の側線

項目

番号

内容

( Ⅱ )  国 際
規格番号

項目

番号

内容

項目ごとの

評価

技術的差異の内容

(Ⅴ) JIS と国際規格との技術的差異の理由及び
今後の対策

3.  一 般 納
入条件

追 加 要 求 事 項 を 含 め

JIS G 0307

の要求事項

を満足すること。

 3

追 加 要 求 事 項 を
含め ISO 4990 

要 求 事 項 を 満 足
すること。

IDT

4.  種 類 の
記号

ISO

ASTM と JIS 記号

と の 対 比 表 と し て 記
す。

該当項目なし MOD/追加

JIS

になくて ISO に記載あるもの,また,

類似鋼種であるが,成分範囲が異なるもの
はすべて,JIS に記載した。将来的には,

ISO

と一致させるため,類似鋼種を整合化

し,一本化への検討が必要。

5.  化 学 成

表 2

5

表 1 MOD/追加

ISO

鋼種を JIS に追加。 JIS になくて ISO に記載あるもの,また,

類似鋼種であるが,成分範囲が異なるもの
はすべて JIS に明記した。将来的には,ISO

と一致させるため,類似鋼種を整合化し,
一本化への検討が必要。

6.  機 械 的
性質

表 3 
耐力値は,注文者の指
定 が あ っ た 場 合 に 適

用。 
高温引張強さは,受渡
当 事 者 間 の 協 定 に よ

る。

 6

表 2(高温仕様併
記) 
受 渡 当 事 者 間 の

合意に基づき,常
温 機 械 試 験 を 実
施。 
7 項に高温仕様を
記載。

MOD/追加 
 
 
 
MOD/削除

ISO

鋼種を JIS に追加。 ISO 鋼種と従来 JIS 鋼種とでは,機械的性

質の規定項目に差があり,また,類似鋼種
間でも規定値に差があるが,将来的には整

合化し,一本化への検討が必要。 
  また,将来改正時には,最高使用温度を
明記した上での規定値を図る必要がある。

7.  透磁率 SCH

13A につき,1.05

H/m 以下と規定。 
ただし,受渡当事者間
の協定によって,代替

又は省略可。

該当項目なし MOD/追加

該当項目なし

ISO 4990 9.10.2

に記載。

9

G

 5122


2003

9

G

 5122


2003


10

G 5122

:2003

(Ⅰ) JIS の規定

(Ⅲ)  国際規格の規定

(Ⅳ)  JIS と国際規格との技術的差異の
項目ごとの評価及びその内容 
表示箇所:本体

表示方法:点線の下線又は実線の側線

項目

番号

内容

( Ⅱ )  国 際
規格番号

項目

番号

内容

項目ごとの

評価

技術的差異の内容

(Ⅴ) JIS と国際規格との技術的差異の理由及び
今後の対策

8.  形 状 及 び
寸法

JIS G 0307 6.2.3

,c)

による。

該当項目なし MOD/追加

該当項目なし

ISO 4990 6.2.3.3

に記載。

9.  外観 12.6 の試験を行い,有

害なきずのないこと

など。

該当項目なし MOD/追加

該当項目なし

ISO 4990 5.3

,6.2.3.1 に記載。

10.  健全性

要求あれば 12.7(非破

壊検査)による。

該当項目なし MOD/追加

該当項目なし

関連項目として ISO 4990 6.2.3.2 が挙げら

れる。

11.  製造 
11.1 製 造 方
法 の 一 般 事

JIS G 0307

の 5.によ

る。

該当項目なし MOD/追加

該当項目なし

ISO4990 5.

に記載。

11.2 熱処理 SCH

1,2,3 : 800 ∼

900  ℃の焼きなまし
を実施してもよい。 
SCH 1X,2X1,2X2,
4,5,6:800∼850  ℃
の焼きなましを実施

してもよい。 
その他は鋳造のまま
とする。注文者の要求

で熱処理実施の場合,
条件に付いては受渡
当事者間の協定によ

る。

 4 4 項に記載

GX40CrSi13,17
GX30CrSi7 
GX40CrSi24,28
GX130CrSi29 
これらは 800∼
850  ℃ の 焼 き
な ま し を 実 施
してもよい。

そ の 他 は 熱 処
理不要。 
注 文 者 の 要 求

で 熱 処 理 実 施
の場合,条件に
付 い て は 受 渡

当 事 者 間 の 協
定による。

MOD/追加

鋼種の違いによる熱処
理の差であり,技術的
問題はない。

一般事項 は ISO 4990 
5.2 に記載。

熱処理の温度規定値が従来 JIS と ISO とで
は差があるため,将来改正時にこれを整合
化し,一本化への検討が必要。

10

G

 5122


2003

10

G

 5122


2003


11

G 5122

:2003

(Ⅰ) JIS の規定

(Ⅲ)  国際規格の規定

(Ⅳ)  JIS と国際規格との技術的差異の
項目ごとの評価及びその内容 
表示箇所:本体

表示方法:点線の下線又は実線の側線

項目

番号

内容

( Ⅱ )  国 際
規格番号

項目

番号

内容

項目ごとの

評価

技術的差異の内容

(Ⅴ) JIS と国際規格との技術的差異の理由及び
今後の対策

12.  試験 
12.1 試 験 場

通常,当該製造所とす
る。

 

該当項目なし MOD/追加

該当項目なし

立会いに関連する項目として ISO 4990 
6.2.2.6.1 及び 6.2.2.6.2 が挙げられる。

12.2 分 析 試
験 
12.2.1 分析試
験 の 一 般 事

 
 
JIS G 0307

の 6.2.2 e)

による。

該当項目なし MOD/追加

該当項目なし

ISO4990 6.2.2.5

に記載。

12.2.2 分析方

次のいずれかによる。

JIS G 1211

, 1212 

1213

, 1214 , 1215 

1216

, 1217 , 1218 

1220

, 1222 , 1228 

1237

, 1238 , 1253 

1256

12571281

該当項目なし MOD/追加

該当項目なし

12.3 機 械 試
験 
12.3.1 機械試
験 の 一 般 事

 

JIS G 0307 6.2.2 c)

よる。供試材の採り方
は,JIS G 0307 の図 1 
a),b),c),d)  による。 
遠心鋳造管の供試材
の採り方は受渡当事

者間の協定による。

該当項目なし MOD/追加

該当項目なし

ISO 4990 6.2.2.3

に記載。

12.3.2 高温引
張 試 験 片 及

び そ の 試 験
方法

JIS G 0567

による。

ただし,試験片の数,

及び温度は受渡当事
者間の協定による。

該当項目なし MOD/追加

該当項目なし

ISO 4990 9.4.1

(追加要求事項)に記載。

11

G

 5122


2003

11

G

 5122


2003


12

G 5122

:2003

(Ⅰ) JIS の規定

(Ⅲ)  国際規格の規定

(Ⅳ)  JIS と国際規格との技術的差異の
項目ごとの評価及びその内容 
表示箇所:本体 
表示方法:点線の下線又は実線の側線

項目 
番号

内容

( Ⅱ )  国 際
規格番号

項目 
番号

内容

項目ごとの
評価

技術的差異の内容

(Ⅴ) JIS と国際規格との技術的差異の理由及び
今後の対策

12.4 透 磁 率
測定試験

JIS G 0307 9. j)

によ

る。

該当項目なし MOD/追加

該当項目なし

ISO 4990 9.10.2

(追加要求事項)に記載さ

れるが,現状規定なし。

12.5 形 状 及
び 寸 法 の 測

許容差に対し,適切な
精度をもった測定器
によって行う。

該当項目なし MOD/追加

該当項目なし

ISO 4990 5.3 6.2.3.1

,9.9.5(追加要求事項)

に記載。

12.6 外 観 試

JIS G 0307 6.2.3 a)

よる。

該当項目なし MOD/追加

該当項目なし

ISO 4990 6.2.3.1

,9.9.5(追加要求事項)に

記載。

12.7 非 破 壊
試験

JIS G 0307 6.2.3 b)

よる。

該当項目なし MOD/追加

該当項目なし

ISO 4990 9.

追加要求事項,受渡当事者間合

意のもと実施,詳細は 9.9 に記載。

13.  再試験

JIS G 0307 6.2.2 d)

よる。

該当項目なし MOD/追加

該当項目なし

ISO 4990 6.2.2.4

に記載。

14.  検査

一 般 事 項 は JIS G 

0307

  6.3 による。そ

の他は 5.,6.,7.,8.,
9.,及び 10.  に適合。

該当項目なし MOD/追加

該当項目なし

ISO 4990 6.

に記載。

15.  表示

JIS G 0307 7.

による。

該当項目なし MOD/追加

該当項目なし

ISO 4990 7.

に記載。

16.  報告

JIS G 0307

付属書 2

による。供試材の形
状,寸法について JIS 

G 0307

の図 1 a),b),

c),d)  のいずれかに
よったかを成績書に
記載する。

該当項目なし MOD/追加

該当項目なし

ISO 4990 6.2.2.5 9.3

に記載

17.  追加要求
事項

JIS G 0307 9.

による。

8

8 項に記載 IDT

12

G

 5122


2003

12

G

 5122


2003


13

G 5122

:2003

JIS

と国際規格との対応の程度の全体評価:MOD

備考1.  項目ごとの評価欄の記号の意味は,次のとおりである。

    ―  IDT………………  技術的差異がない。 
    ―  MOD/削除………  国際規格の規定項目又は規定内容を削除している。 
    ―  MOD/追加………  国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。

なお,上記の記号の説明を備考 1 に表記する場合,対比表の評価欄に記載のないものは省略してもよい。

2.  JIS

と国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次のとおりである。

    ―  MOD……………  国際規格を修正している。

13

G

 5122


2003

13

G

 5122


2003