>サイトトップへ >このカテゴリの一覧へ

G 4802

:2011

(1)

目  次

ページ

序文

1

1

  適用範囲

1

2

  引用規格

1

3

  種類及び記号

1

4

  製造方法

2

5

  化学成分

2

5.1

  溶鋼分析値

2

5.2

  製品分析値

3

6

  硬さ

3

7

  鋼質

4

8

  寸法及びその許容差

4

8.1

  寸法の表し方

4

8.2

  厚さの許容差

4

8.3

  幅の許容差

5

8.4

  切板の長さの許容差

5

9

  横曲がり

6

10

  塗油

6

11

  外観

6

12

  試験

6

12.1

  分析試験

6

12.2

  硬さ試験

7

12.3

  鋼質試験

7

13

  検査及び再検査

7

13.1

  検査

7

13.2

  再検査

7

14

  表示

7

15

  報告

8

附属書 JA(参考)JIS と対応国際規格との対比表

9


G 4802

:2011

(2)

まえがき

この規格は,工業標準化法第 14 条によって準用する第 12 条第 1 項の規定に基づき,社団法人日本鉄鋼

連盟(JISF)から,工業標準原案を具して日本工業規格を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査

会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格である。

これによって,JIS G 4802:2005 は改正され,この規格に置き換えられた。

この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。

この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意

を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実

用新案権に関わる確認について,責任はもたない。


日本工業規格

JIS

 G

4802

:2011

ばね用冷間圧延鋼帯

Cold-rolled steel strip for springs

序文

この規格は,2007 年に第 3 版として発行された ISO 4960 を基とし,技術的内容を変更して作成した日

本工業規格である。

なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。

変更の一覧表にその説明を付けて,

附属書 JA に示す。

1

適用範囲

この規格は,主として薄板ばね及びぜんまいばねに使用される鋼帯(以下,鋼帯という。

)について規定

する。ただし,鋼帯からせん断した切板についても,この規格を適用する。

注記  この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。

ISO 4960:2007

,Cold-reduced carbon steel strip with a mass fraction of carbon over 0.25 %(MOD)

なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1 に基づき,

“修正している”

ことを示す。

2

引用規格

次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの

引用規格は,その最新版(追補を含む。

)を適用する。

JIS G 0320

  鋼材の溶鋼分析方法

JIS G 0321

  鋼材の製品分析方法及びその許容変動値

JIS G 0404

  鋼材の一般受渡し条件

JIS G 0415

  鋼及び鋼製品−検査文書

JIS G 0553

  鋼のマクロ組織試験方法

JIS G 0555

  鋼の非金属介在物の顕微鏡試験方法

JIS G 0558

  鋼の脱炭層深さ測定方法

JIS Z 2244

  ビッカース硬さ試験−試験方法

注記  対応国際規格:ISO 6507-1,Metallic materials−Vickers hardness test−Part 1: Test method(MOD)

3

種類及び記号

鋼帯の種類は,8 種類とし,種類の記号は

表 による。鋼帯の記号は,種類の記号の後に表 の調質区

分を示す調質記号を付ける。

例 SK85-CSP

A


2

G 4802

:2011

表 1−種類の記号

種類の記号

S50C-CSP

S55C-CSP

S60C-CSP

S65C-CSP

S70C-CSP

SK85-CSP

(SK5-CSP)

SK95-CSP

(SK4-CSP)

SUP10-CSP

注記  括弧内の記号は,従来の種類の記号であり参

考として示す。次回改正時には削除する予定

としている。

表 2−調質区分及び記号

調質区分

調質記号

焼なましをしたもの A

冷間圧延のままのもの R

焼入焼戻しをしたもの H

オーステンパをしたもの

B

4

製造方法

製造方法は,次による。

a)

鋼帯は,熱間圧延した鋼帯に冷間圧延を行い,必要に応じて冷間圧延後に熱処理を行う。

b)

調質記号 A 及び R の鋼帯は,特に指定のない場合,適度に滑らかな表面をもつロールで圧延するブラ

イト仕上げとする。調質記号 H 及び B の鋼帯の表面仕上げは,受渡当事者間の協定による。

5

化学成分

5.1

溶鋼分析値

鋼帯は,12.1 によって試験を行い,その溶鋼分析値は,

表 による。ただし,表 に規定のない元素は,

受渡当事者間の協定がない限り,溶鋼を仕上げる目的以外に意図的に添加してはならない。


3

G 4802

:2011

表 3−化学成分

単位  %

種類の記号 C

Si  Mn  P

S

Cu  Ni  Cr Ni

+Cr V

S50C-CSP 0.47

0.53

0.15

0.35

0.60

0.90

0.030

以下

0.035

以下

0.30

以下

0.20

以下

0.20

以下

0.35

以下

S55C-CSP 0.52

0.58

0.15

0.35

0.60

0.90

0.030

以下

0.035

以下

0.30

以下

0.20

以下

0.20

以下

0.35

以下

S60C-CSP 0.55

0.65

0.15

0.35

0.60

0.90

0.030

以下

0.035

以下

0.30

以下

0.20

以下

0.20

以下

S65C-CSP 0.60

0.70

0.15

0.35

0.60

0.90

0.030

以下

0.035

以下

0.30

以下

0.20

以下

0.20

以下

S70C-CSP 0.65

0.75

0.15

0.35

0.60

0.90

0.030

以下

0.035

以下

0.30

以下

0.20

以下

0.20

以下

SK85-CSP 0.80

0.90

0.35

以下

0.50

以下

0.030

以下

0.030

以下

0.25

以下

0.25

以下

0.30

以下

SK95-CSP 0.90

1.00

0.35

以下

0.50

以下

0.030

以下

0.030

以下

0.25

以下

0.25

以下

0.30

以下

SUP10-CSP 0.47

0.55

0.15

0.35

0.65

0.95

0.035

以下

0.035

以下

0.30

以下

− 0.80∼

1.10

− 0.15∼

0.25

5.2

製品分析値

注文者の要求によって鋼帯の製品分析を行う場合,12.1 によって試験を行い,

表 に対する許容変動値

は,JIS G 0321 

表 3[炭素鋼鋼材の製品分析の許容変動値(2)]による。ただし,SUP10-CSP の許容変

動値は,JIS G 0321 

表 4(合金鋼鋼材の製品分析の許容変動値)による。

6

硬さ

硬さは,次による。

a)

調質記号 A の鋼帯は,12.2 によって試験を行い,その硬さは,

表 による。ただし,鋼帯 1 条内の硬

さのばらつきは,30HV 以内とする。

表 4−調質記号 の鋼帯の硬さ

鋼帯の記号

硬さ

HV

S50C-CSP A

180

以下

S55C-CSP A

180

以下

S60C-CSP A

190

以下

S65C-CSP A

190

以下

S70C-CSP A

190

以下

SK85-CSP A

190

以下

SK95-CSP A

200

以下

SUP10-CSP A 190

以下

b)

調質記号 R,H 及び B の鋼帯の硬さ(中心値)は,

表 の範囲で指定してもよい。その場合の指定す

る硬さの許容差は,調質記号 R の鋼帯は±20HV,調質記号 H 及び B の鋼帯は±25HV とする。ただ

し,鋼帯 1 条内の硬さのばらつきは,30HV 以内とする。


4

G 4802

:2011

表 5−調質記号 R及び の鋼帯の硬さ(中心値)の指定してよい範囲

調質記号

R H B

種類の記号

硬さ

HV

S50C-CSP 230

∼270

− 360∼440

S55C-CSP 230

∼270 350∼450 360∼440

S60C-CSP 230

∼270 350∼500 360∼440

S65C-CSP 230

∼270

S70C-CSP 230

∼270 350∼550

SK85-CSP 230

∼270 350∼600

SK95-CSP 230

∼270 400∼600

SUP10-CSP 230

∼270

7

鋼質

鋼質は,12.3 によって試験を行い,次による。

a)

調質記号 A の鋼帯の顕微鏡組織は,球状炭化物が均一に分布し,使用上有害となる程度の網目状炭化

物の残留があってはならない。ただし,球状炭化物の分布及び残留する網目状炭化物の程度は,受渡

当事者間の協定による。

b)

鋼帯は,使用上有害となる程度の非金属介在物,偏析及び脱炭層があってはならない。  ただし,非金

属介在物,偏析及び脱炭層の程度は,受渡当事者間の協定による。

8

寸法及びその許容差

8.1

寸法の表し方

鋼帯の寸法は,厚さ及び幅をミリメートル(mm)で表す。ただし,切板の寸法は,厚さ,幅及び長さ

をミリメートル(mm)で表す。

8.2

厚さの許容差

鋼帯の標準厚さ及び厚さの許容差は,

表 による。厚さを測定する位置は,鋼帯の縁から 10 mm 以上内

側の任意の点とし,幅が 20 mm 以下の場合は,幅の中央部とする。

幅 80 mm 未満の場合,注文者は許容差 ET を指定してもよい。この場合,注文者は,厚さを測定する位

置を指定してもよい。

厚さ 4 mm を超える鋼帯,又は幅 600 mm 以上の鋼帯の厚さの許容差は,受渡当事者間の協定による。


5

G 4802

:2011

表 6−標準厚さ及び厚さの許容差

単位  mm

許容差

許容差 ET

(記号 ET)

標準厚さ

厚さ

幅 200 未満

幅 200 以上 600 未満

幅 80 未満

 0.10

未満

±0.008

±0.006

0.10

  0.12 0.10 以上 0.15 未満

±0.010

±0.008

0.15

  0.20 0.15 以上 0.25 未満

±0.015

±0.020

±0.010

0.25

  0.28  0.30  0.35 0.25 以上 0.40 未満

±0.020

±0.025

±0.015

0.40

  0.45  0.50  0.55 0.40 以上 0.60 未満

±0.025

±0.030

±0.020

0.60

  0.70  0.80 0.60 以上 0.90 未満

±0.030

±0.040

±0.025

0.90

  1.00  1.10 0.90 以上 1.20 未満

±0.040

±0.050

±0.035

1.20

  1.40 1.20 以上 1.60 未満

±0.050

±0.060

1.60

  1.80  2.00 1.60 以上 2.10 未満

±0.055

±0.070

2.20

  2.50  2.80 2.10 以上 3.00 未満

±0.065

±0.080

3.00

  3.50  4.00 3.00 以上 4.00 以下

±0.080

±0.090

8.3

幅の許容差

鋼帯の幅の許容差は,スリットエッジの場合,

表 による。ただし,調質記号 H 及び B の鋼帯の幅の許

容差は,受渡当事者間の協定による。

厚さ 0.25 mm 未満の鋼帯,厚さ 4 mm を超える鋼帯,又は幅 600 mm 以上の鋼帯の幅の許容差は,受渡

当事者間の協定による。

表 7−幅の許容差

単位  mm

厚さ

80

未満 80 以上 200 未満 200 以上 600 未満

0.25

以上 0.60 未満

±0.10

±0.15

±0.25

0.60

以上 1.20 未満

±0.15

±0.20

±0.30

1.20

以上 4.00 以下

±0.20

±0.25

±0.40

8.4

切板の長さの許容差

切板の長さの許容差は,厚さ 0.5 mm 以上の切板に適用し

表 による。ただし,幅 600 mm 以上の切板の

長さの許容差は,受渡当事者間の協定による。

表 8−切板の長さの許容差

単位  mm

長さ

200

未満 200 以上 600 未満

2 000

未満

+5

0

+10

0

2 000

以上

4 000

未満

+10

0

+20

0


6

G 4802

:2011

9

横曲がり

鋼帯の横曲がりは,次による。

a)

鋼帯の任意の位置における長さ 1 000 mm 当たりの横曲がりの最大値は,

表 によるものとし,鋼帯

の横曲がりの適用は

図 による。ただし,横曲がりは鋼帯の両端 1 000 mm には適用しない。

b)

調質記号 A,R 及び B の幅 10 mm 未満の鋼帯並びに調質記号 H の幅 5 mm 未満の鋼帯の横曲がりは,

受渡当事者間の協定による。

c)

調質記号 A 及び R の幅 10 mm 以上 20 mm 未満の鋼帯の横曲がりは,幅(W)と厚さ(T)との比が

10

以上のものだけに適用する。

表 9−横曲がりの最大値

単位  mm

調質記号

5

以上 10 未満 10 以上 20 未満

20

以上 40 未満

40

以上 80 未満 80 以上

A

及び R

− 8 6 3 1

B

− 5 5 2 1

H

2 2 2 2 1

図 1−鋼帯の横曲がりの適用

10

塗油

鋼帯は,特に指定のない限り塗油する。

11

外観

鋼帯は,表面が滑らかで,使用上有害となる程度のひずみ,さび,きず,

れ,耳割れなどの欠点があ

ってはならない。

12

試験

12.1

分析試験

分析試験は,次による。

a)

分析試験の一般事項  鋼帯の化学成分は,通常,溶鋼分析によって求め,分析試験の一般事項は,JIS 

G 0404

の箇条 8(化学成分)による。

b)

分析試料の採り方  分析試料の採り方は,次による。

1)

溶鋼分析  溶鋼分析試料の採り方は,JIS G 0404 の箇条 による。

2)

製品分析  注文者の要求によって製品分析を行う場合の製品分析試料の採り方は,JIS G 0321 の箇

条 4(分析用試料採取方法)による。

c)

分析方法  溶鋼分析方法は,JIS G 0320 による。製品分析方法は,JIS G 0321 による。


7

G 4802

:2011

12.2

硬さ試験

硬さ試験は,次による。

a)

試験の一般事項  試験の一般事項は,JIS G 0404 の箇条 7(一般要求)及び箇条 9(機械的性質)によ

る。ただし,供試材の採り方は,JIS G 0404 の 7.6(試験片採取条件及び試験片)の A 類とする。

b)

供試材及び試験片の数  供試材は,同一溶鋼,同一調質区分及び同一厚さごとに 1 個以上を採り,供

試材 1 個から試験片 1 個を採取する。

c)

試験方法  試験方法は,JIS Z 2244 による。硬さの測定は,それぞれの試験片の 1 か所以上を測定す

る。

12.3

鋼質試験

鋼質試験は,次による。

a)

供試材の採り方及び試験片の数は,受渡当事者間の協定による。

b)

顕微鏡組織試験は,受渡当事者間の協定による。

c)

脱炭層の試験方法は,JIS G 0558 による。

d)

非金属介在物の試験方法は,JIS G 0555 

附属書 1(点算法による非金属介在物の顕微鏡試験方法)

による。ただし,受渡当事者間の協定によってもよい。

e)

偏析試験方法は,JIS G 0553 による。ただし,受渡当事者間の協定によってもよい。

13

検査及び再検査

13.1

検査

検査は,次による。

a)

検査の一般事項は,JIS G 0404 による。

b)

化学成分は,箇条 に適合しなければならない。

c)

硬さは,箇条 に適合しなければならない。

d)

鋼質は,箇条 に適合しなければならない。

e)

寸法は,箇条 に適合しなければならない。

f)

横曲がりは,箇条 に適合しなければならない。

g)

外観は,箇条 11 に適合しなければならない。

13.2

再検査

硬さ試験で合格とならなかった鋼帯は,JIS G 0404 の 9.8(再試験)によって再試験を行い合否を決定し

てもよい。

14

表示

検査に合格した鋼帯は,1 包装ごとに次の項目を適切な方法で表示する。ただし,質量は,出荷ロット

ごとでもよい。

a)

鋼帯の記号

b)

寸法。鋼帯の寸法は,厚さ及び幅を表示する。切板の寸法は,厚さ,幅及び長さを表示する。

c)

質量

d)

製造業者名又はその略号

e)

厚さの許容差記号 ET(適用した場合)


8

G 4802

:2011

15

報告

あらかじめ注文者の要求のある場合には,製造業者は,検査文書を注文者に提出しなければならない。

この場合,報告は,JIS G 0404 の箇条 13(報告)による。検査文書の種類は,特に指定のない場合は,JIS 

G 0415

表 1(検査文書の総括表)の記号 2.3(受渡試験報告書)又は 3.1.B(検査証明書 3.1.B)とする。


附属書 JA

参考)

JIS

と対応国際規格との対比表

JIS G 4802:2011

  ばね用冷間圧延鋼帯

ISO 4960:2007

  Cold-reduced carbon steel strip with a mass fraction of carbon over

0.25 %

(I)JIS の規定

(III)国際規格の規定

(IV)JIS と国際規格との技術的差異の箇条
ごとの評価及びその内容

箇 条 番 号
及び題名

内容

(II) 
国際規格

番号

箇条番号

内容

箇 条 ご と
の評価

技術的差異の内容

(V)JIS と国際規格との技術的差
異の理由及び今後の対策

1

適 用 範

ば ね に 使 用 す る 鋼
帯を規定している。

 1

ばねに使用する鋼帯を規
定している。

一致

2

引 用 規

3

種 類 及

び記号

種類は,8 種類を規

定 し 調 質 区 分 と し
て 4 種類を規定して
いる。

1.1

1.3

種類は,12 種類を規定し

調質区分として 4 種類を
規定している。

削除

追加

JIS

は炭素 0.5 %未満の鋼種を

削除している。

JIS

は SUP10-CSP を追加して

いる。

JIS

と ISO 規格とは,対象となる

炭素量範囲が異なる。

4

製 造 方

製 造 方 法 及 び 表 面
仕 上 げ 方 法 を 規 定

している。

1.3

4

5.5

製造方法及び調質方法を
規定している。

表面仕上げ方法を規定し
ている。

一致

削除

JIS

はダル仕上げを削除してい

る。

ダル仕上げの要求がないため,

JIS

は ダル 仕上 げを 削除 し てい

る。

5

化 学 成

溶 鋼 分 析 値 及 び 製
品 分 析 値 を 規 定 し
ている。

5.2

溶鋼分析値及び製品分析
値を規定している。

変更

削除

JIS

は,10 元素,ISO 規格は

12

元素を規定している。

JIS

は,不純物元素を削除。

JIS

と ISO 規格とは成分の範囲が

僅かに異なる。また JIS は不純物
となる元素を削除している。

6

硬さ

ビ ッ カ ー ス 硬 さ を
規定している。

 5.9.1

ビッカース硬さ及びロッ
クウエル硬さを規定して

いる。

変更

削除

JIS

と ISO 規格とでは硬さの規

定値が異なる。

JIS

と ISO 規格とでは,成分が異

なるため,得られる硬さが異な

る。 
厚さが薄いため JIS はロックウエ
ル硬さを削除している。

9

G

 48

02

20
1

1


(I)JIS の規定

(III)国際規格の規定

(IV)JIS と国際規格との技術的差異の箇条
ごとの評価及びその内容

箇 条 番 号

及び題名

内容

(II) 
国際規格
番号

箇条番号

内容

箇 条 ご と

の評価

技術的差異の内容

(V)JIS と国際規格との技術的差
異の理由及び今後の対策

7

鋼質

顕微鏡組織,非金属

介在物,偏析及び脱
炭 層 を 規 定 し て い
る。

 9

脱炭層深さを規定してい

る。

追加

JIS

は,顕微鏡組織,非金属介

在物及び偏析の規定を追加し
ている。

JIS

は,用途上,顕微鏡組織,非

金属介在物及び偏析の規定が必
要である。

8

寸 法 及

び そ の 許
容差

厚さ,幅及び長さの
許 容 差 を 規 定 し て
いる。

 6.2

厚さ,幅及び長さの許容
差を規定している。

変更

JIS

は,ISO 規格に比べて厳し

い許容差を規定している。

JIS

は,用途上,ISO 規格より厳

しい寸法許容差が必要である。

9

横 曲 が

横 曲 が り を 規 定 し
ている。

6.2

横 曲 が り を 規 定 し て い
る。

変更

JIS

は,ISO 規格に比べて厳し

い許容差を規定している。

JIS

は,用途上,ISO 規格より厳

しい寸法許容差が必要である。

10

塗油

塗 油 を 規 定 し て い
る。

5.6

塗油を規定している。

一致

11

外観

外 観 を 規 定 し て い
る。

 12

外観を規定している。

一致

12.1

分 析

試験

分析方法の JIS を引

用 す る こ と に よ っ
て 試 験 方 法 を 具 体
的に規定している。

 5.2

溶鋼分析及び製品分析を

行 う こ と を 規 定 し て い
る。

変更

JIS

は,具体的な分析方法を規

定しているが,ISO 規格では単
に,溶鋼分析及び製品分析を行
うことだけを規定している。

JIS

と ISO 規格とでは分析試験の

規定の仕方が異なる。

12.2

硬 さ

試験

試験片,試験方法を
規定している。

 7

8.1

試験片,試験方法を規定
している。

一致

12.3

鋼 質

試験

鋼 質 試 験 方 法 を 規
定している。

項目なし。

追加

ISO

規格は試験方法を規定し

ていない。 

JIS

は鋼質試験方法を追加してい

る。

13.1

検査

化学成分,機械的性
質 な ど の 検 査 を 規
定している。

項目なし。

追加

JIS

では,検査の規定がある。

規格の構成が異なり,JIS では検
査で規定し,ISO 規格では各項目
で規定している。

13.2

再 検

再 試 験 を 規 定 し て
いる。

10

再試験を規定している。

一致

14

表示

5

項目を表示するこ

とを規定している。

15 7

項目を表示することを

規定している。

削除

ISO

規格は,JIS の 5 項目に加

え規格番号,注文番号及びロッ
ト番号を表示するよう規定し

ている。

JIS

では規格番号は,種類の記号

で代替可能である。また注文番号
及びロット番号を表示する要求

がないため削除している。

10

G

 48

02

20
1

1


(I)JIS の規定

(III)国際規格の規定

(IV)JIS と国際規格との技術的差異の箇条
ごとの評価及びその内容

箇 条 番 号

及び題名

内容

(II) 
国際規格
番号

箇条番号

内容

箇 条 ご と

の評価

技術的差異の内容

(V)JIS と国際規格との技術的差
異の理由及び今後の対策

15

報告

報 告 を 規 定 し て い

る。

項目なし。

追加

JIS

は,報告を規定している。

JIS

は,要求のある場合,報告す

ることを規定している。

3

用語及び定義を規定して
いる。

削除

JIS

は,用語及び定義を削除し

ている。

JIS G 0203

で用語を定義してい

る。

5.9.2

8.2

引張試験特性及び試験方
法を規定している。

削除

JIS

は,引張試験を削除してい

る。 

JIS

では,引張試験は,用途上不

要である。

13

立 会 検 査 を 規 定 し て い
る。

削除

JIS

は,立会検査を削除してい

る。

この規格の製品は,立会検査の要
求がないため削除している。

14

コイル寸法を決めること
を規定している。

削除

JIS

は,コイル寸法を削除して

いる。 

コイル寸法は,契約内容であり,

JIS

に規定していない。

JIS

と国際規格との対応の程度の全体評価:ISO 4960:2007,MOD

注記 1  箇条ごとの評価欄の用語の意味は,次による。

    −  一致……………… 技術的差異がない。

    −  削除……………… 国際規格の規定項目又は規定内容を削除している。 
    −  追加……………… 国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。 
    −  変更……………… 国際規格の規定内容を変更している。

注記 2  JIS と国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次による。

    −  MOD……………  国際規格を修正している。

11

G

 48

02

20
1

1