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G 4317

:2013

(1)

目  次

ページ

序文  

1

1

  適用範囲  

1

2

  引用規格  

1

3

  種類の記号  

2

4

  製造方法  

2

5

  化学成分  

2

5.1

  溶鋼分析値  

2

5.2

  製品分析値  

2

6

  機械的性質  

4

6.1

  一般事項  

4

6.2

  オーステナイト系の機械的性質  

4

6.3

  オーステナイト・フェライト系の機械的性質  

4

6.4

  フェライト系の機械的性質  

4

7

  耐食性 

5

8

  形状,寸法及びその許容差  

5

8.1

  断面形状  

5

8.2

  寸法及びその許容差  

5

8.3

  曲がり  

9

9

  標準長さ  

9

9.1

  標準長さ  

9

9.2

  長さの許容差  

9

10

  質量  

9

11

  表面仕上げ  

10

12

  外観  

10

13

  試験  

10

13.1

  分析試験  

10

13.2

  機械試験  

10

13.3

  腐食試験  

11

14

  検査  

11

15

  表示  

12

16

  報告  

12

附属書 JA(参考)ステンレス鋼の熱処理  

13

附属書 JB(参考)断面形状,標準断面寸法,断面積及び断面特性  

14

附属書 JC(参考)JIS と対応国際規格との対比表  

18


G 4317

:2013

(2)

まえがき

この規格は,工業標準化法第 14 条によって準用する第 12 条第 1 項の規定に基づき,ステンレス協会

(JSSA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格を改正すべき

との申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格である。

これによって,JIS G 4317:2005 は改正され,この規格に置き換えられた。

この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。

この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意

を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実

用新案権に関わる確認について,責任はもたない。


日本工業規格

JIS

 G

4317

:2013

熱間成形ステンレス鋼形鋼

Hot-formed stainless steel sections

序文 

この規格は,2004 年に第 1 版として発行された ISO 16143-2 を基とし,技術的内容を変更して作成した

日本工業規格である。

なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。

変更の一覧表にその説明をつけて,

附属書 JC に示す。

適用範囲 

この規格は,ステンレス鋼を熱間で H 形,山形及び溝形に成形した形鋼について規定する。

なお,形鋼は,H 形鋼,等辺山形鋼,不等辺山形鋼及び溝形鋼の総称である。

注記  この規格の対応国際規格及びその対応の程度を示す記号を,次に示す。

ISO 16143-2:2004

,Stainless steels for general purposes−Part 2: Semi-finished products, bars, rods and

sections

(MOD)

なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1 に基づき,

“修正している”

ことを示す。

引用規格 

次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの

引用規格は,その最新版(追補を含む。

)を適用する。

JIS G 0320

  鋼材の溶鋼分析方法

JIS G 0321

  鋼材の製品分析方法及びその許容変動値

JIS G 0404

  鋼材の一般受渡し条件

JIS G 0415

  鋼及び鋼製品−検査文書

注記  対応国際規格:ISO 10474:1991,Steel and steel products−Inspection documents(IDT)

JIS G 0571

  ステンレス鋼のしゅう酸エッチング試験方法

JIS G 0572

  ステンレス鋼の硫酸・硫酸第二鉄腐食試験方法

JIS G 0573

  ステンレス鋼の 65 %硝酸腐食試験方法

JIS G 0575

  ステンレス鋼の硫酸・硫酸銅腐食試験方法

JIS Z 2241

  金属材料引張試験方法

JIS Z 2243

  ブリネル硬さ試験−試験方法

JIS Z 2244

  ビッカース硬さ試験−試験方法

JIS Z 2245

  ロックウェル硬さ試験−試験方法


2

G 4317

:2013

JIS Z 8401

  数値の丸め方

種類の記号 

形鋼の種類は 17 種類とし,その種類の記号及び分類は,

表 による。

表 1−種類の記号及び分類 

種類の記号

分類

種類の記号

分類

SUS302

SUS304

SUS304L

SUS304N1

SUS304N2

SUS304J3

SUS310S

SUS316

オーステナイト系 SUS316L

SUS321

SUS347

オーステナイト系

SUS329J1

SUS329J3L

SUS329J4L

オーステナイト・フェラ
イト系

SUS410L

SUS430

SUS444

フェライト系

熱間成形形鋼であることを記号で表す必要がある場合には,種類の記号の末尾に,

−HF を付記する。

  SUS304−HF

製造方法 

製造方法は,次による。

a)

形鋼は,熱間圧延などの熱間成形後に熱処理を行う。熱処理は,箇条 に規定された品質に適合する

ような熱処理条件を選択しなければならない。

なお,

附属書 JA に,参考として代表的な熱処理条件を示す。

注記  附属書 JA は,参考であり,この条件以外の熱処理条件が選択されることがある。

b)

熱処理によって生じた黒皮は,必要な場合には酸洗,研削などの適切な方法で除去する。

化学成分 

5.1 

溶鋼分析値 

形鋼は,13.1 の試験を行い,その溶鋼分析値は,

表 2∼表 による。

5.2 

製品分析値 

注文者が製品分析を要求する場合,13.1 によって試験を行い,その値は,

表 2∼表 の値に,JIS G 0321

表 による許容変動値を適用する。ただし,JIS G 0321 に規定されていない元素の許容変動値について

は,受渡当事者間で協定してもよい。


3

G 4317

:2013

表 2−オーステナイト系の化学成分 

単位  %

種類の記号 C  Si  Mn  P  S

Ni

Cr

Mo  Cu

N

その他

SUS302

0.15

以下

1.00

以下

2.00

以下

0.045

以下

0.030

以下

8.00

∼10.00

17.00

∼19.00

SUS304

0.08

以下

1.00

以下

2.00

以下

0.045

以下

0.030

以下

8.00

∼10.50

18.00

∼20.00

SUS304L

0.030

以下

1.00

以下

2.00

以下

0.045

以下

0.030

以下

9.00

∼13.00

18.00

∼20.00

SUS304N1

0.08

以下

1.00

以下

2.50

以下

0.045

以下

0.030

以下

7.00

∼10.50

18.00

∼20.00

0.10

0.25

SUS304N2

0.08

以下

1.00

以下

2.50

以下

0.045

以下

0.030

以下

7.50

∼10.50

18.00

∼20.00

0.15

0.30

Nb 0.15

以下

SUS304J3

0.08

以下

1.00

以下

2.00

以下

0.045

以下

0.030

以下

8.00

∼10.50

17.00

∼19.00

1.00

3.00

SUS310S

0.08

以下

1.50

以下

2.00

以下

0.045

以下

0.030

以下

19.00

∼22.00 24.00∼26.00

SUS316

0.08

以下

1.00

以下

2.00

以下

0.045

以下

0.030

以下

10.00

∼14.00 16.00∼18.00

2.00

3.00

SUS316L

0.030

以下

1.00

以下

2.00

以下

0.045

以下

0.030

以下

12.00

∼15.00 16.00∼18.00

2.00

3.00

SUS321

0.08

以下

1.00

以下

2.00

以下

0.045

以下

0.030

以下

9.00

∼13.00

17.00

∼19.00

Ti 5

×C %

以上

SUS347

0.08

以下

1.00

以下

2.00

以下

0.045

以下

0.030

以下

9.00

∼13.00

17.00

∼19.00

Nb 10

×

C %

以上

表 3−オーステナイト・フェライト系の化学成分 

単位  %

種類の記号 C  Si  Mn  P  S

Ni

Cr

Mo

N

SUS329J1

a)

0.08

以下

1.00

以下

1.50

以下

0.040

以下

0.030

以下

3.00

∼6.00

23.00

∼28.00

1.00

∼3.00

SUS329J3L

b)

0.030

以下

1.00

以下

2.00

以下

0.040

以下

0.030

以下

4.50

∼6.50

21.00

∼24.00

2.50

∼3.50 0.08∼0.20

SUS329J4L

b)

0.030

以下

1.00

以下

1.50

以下

0.040

以下

0.030

以下

5.50

∼7.50

24.00

∼26.00

2.50

∼3.50 0.08∼0.30

a)

 SUS329J1

は,この表に規定されていない Cu,W 及び N のうち一つ又は複数の元素を必要によって添加した

場合,その含有率を報告しなければならない。

b)

 SUS329J3L

及び SUS329J4L は,この表に規定されていない Cu 及び W のうち一つ又は両方の元素を必要によ

って添加した場合,その含有率を報告しなければならない。

表 4−フェライト系の化学成分 

単位  %

種類の記号 C

Si  Mn  P

S

Cr

Mo

N

その他

SUS410L

0.030

以下

1.00

以下

1.00

以下

0.040

以下

0.030

以下

11.00

∼13.50

SUS430

0.12

以下

0.75

以下

1.00

以下

0.040

以下

0.030

以下

16.00

∼18.00

SUS444

0.025

以下

1.00

以下

1.00

以下

0.040

以下

0.030

以下

17.00

∼20.00 1.75∼2.50

0.025

以下

Ti

,Nb,Zr 又はそれらの組

合せ 8×(C %+N %)  ∼0.80

  Ni は,0.60 %を超えてはならない。


4

G 4317

:2013

機械的性質 

6.1 

一般事項 

形鋼は,13.2 の試験を行い,その機械的性質は,6.26.4 による。

6.2 

オーステナイト系の機械的性質 

オーステナイト系の機械的性質は,

表 による。この場合,供試材は,JIS G 0404 の A 類による。ただ

し,耐力は,注文者の指定がある場合に適用する。

表 5−オーステナイト系の機械的性質 

種類の記号

耐力

N/mm

2

引張強さ

N/mm

2

伸び

%

硬さ

a)

HBW

HRBS

b)

又は HRBW

HV

SUS302 205

以上 520 以上 40 以上 187 以下

90

以下 200 以下

SUS304 205

以上 520 以上 40 以上 187 以下

90

以下 200 以下

SUS304L 175

以上 480 以上 40 以上 187 以下

90

以下 200 以下

SUS304N1 275

以上 550 以上 35 以上 217 以下

95

以下 220 以下

SUS304N2 345

以上 690 以上 35 以上 250 以下 100 以下 260 以下

SUS304J3 175

以上 480 以上 40 以上 187 以下

90

以下 200 以下

SUS310S 205

以上 520 以上 40 以上 187 以下

90

以下 200 以下

SUS316 205

以上 520 以上 40 以上 187 以下

90

以下 200 以下

SUS316L 175

以上 480 以上 40 以上 187 以下

90

以下 200 以下

SUS321 205

以上 520 以上 40 以上 187 以下

90

以下 200 以下

SUS347 205

以上 520 以上 40 以上 187 以下

90

以下 200 以下

注記 1

N/mm

2

=1 MPa

a)

硬さは,いずれか 1 種類を適用する。

b)

 HRB

の測定は,HRBS 又は HRBW のいずれかでよいものとし,測定値の表示には,HRBS 又は HRBW を明

記する。ただし,疑義が生じた場合の判断は,HRBS によることとする。

6.3 

オーステナイト・フェライト系の機械的性質 

オーステナイト・フェライト系の機械的性質は,

表 による。この場合,供試材は,JIS G 0404 の A 類

による。ただし,耐力は注文者の指定がある場合に適用する。

表 6−オーステナイト・フェライト系の機械的性質 

種類の記号

耐力

N/mm

2

引張強さ

N/mm

2

伸び

%

硬さ

a)

HBW HRC  HV

SUS329J1 390

以上 590 以上 18 以上 277 以下 29 以下 292 以下

SUS329J3L 450

以上 620 以上 18 以上 302 以下 32 以下 320 以下

SUS329J4L 450

以上 620 以上 18 以上 302 以下 32 以下 320 以下

注記 1

N/mm

2

=1 MPa

a)

硬さは,いずれか 1 種類を適用する。

6.4 

フェライト系の機械的性質 

フェライト系の機械的性質は,

表 による。この場合,供試材は,JIS G 0404 の A 類による。ただし,

耐力は注文者の指定がある場合に適用する。


5

G 4317

:2013

表 7−フェライト系の機械的性質 

種類の記号

耐力

N/mm

2

引張強さ

N/mm

2

伸び

%

硬さ

a)

HBW

HRBS

b)

又は HRBW

HV

SUS410L 195

以上 360 以上 22 以上 183 以下 88 以下 200 以下

SUS430 205

以上 450 以上 22 以上 183 以下 88 以下 200 以下

SUS444 245

以上 410 以上 20 以上 217 以下 96 以下 230 以下

注記 1

N/mm

2

=1 MPa

a)

硬さは,いずれか 1 種類を適用する。

b)

 HRB

の測定は,HRBS 又は HRBW のいずれかでよいものとし,測定値の表示には,HRBS 又は HRBW

を明記する。ただし,疑義が生じた場合の判断は,HRBS によることとする。

耐食性 

耐食性は,注文者の指定がある場合に適用し,耐食性の規定値については,受渡当事者間の協定による。

その場合の試験方法は,13.3 による。

形状,寸法及びその許容差 

8.1 

断面形状 

形鋼の断面形状,標準断面寸法,断面積及び断面特性を,参考として

附属書 JB に示す。

8.2 

寸法及びその許容差 

形鋼の寸法及びその許容差は,

表 8∼表 11 による。

a) 

熱間成形 形鋼  熱間成形 H 形鋼の寸法及びその許容差は,表 による。


6

G 4317

:2013

表 8−熱間成形 形鋼の寸法及びその許容差 

2

2

1

b

b

S

=

単位  mm

寸法項目

区分

許容差

辺(B

±3.0

高さ(H

呼称高さが 400 未満

±3.0

400

以上 600 未満

±4.0

600

以上

±5.0

厚さ

t

1

 16

未満

±1.5

 16

以上 25 未満

±2.0

 25

以上 40 未満

±2.5

 40

以上

±3.0

t

2

 16

未満

±1.0

 16

以上 25 未満

±1.5

 25

以上 40 未満

±2.0

 40

以上

±2.5

直角度(T

呼称高さが 300 以下

辺(B)の 1.2 %以下。ただし,許容差
の最小値は 2.0 mm。

呼称高さが 300 を超え
るもの

辺(B)の 1.5 %以下。ただし,許容差
の最小値は 2.0 mm。

中心のかたより(S)  呼称高さが 300 以下

±3.0

呼称高さが 300 を超え

るもの

±4.5

  の許容差は規定しない。

  なお,この表以外の寸法項目の寸法及びその許容差は,受渡当事者間の協定による。 
注記  標準寸法は,表 JB.1 参照。


7

G 4317

:2013

b) 

熱間成形等辺山形鋼  熱間成形等辺山形鋼の寸法及びその許容差は,表 による。

表 9−熱間成形等辺山形鋼の寸法及びその許容差 

単位  mm

A

×B

辺の

許容差

厚さ  t

3  4 5 6 7 8 9 10

12

15

厚さの許容差

20

×20

±1.5

±0.4

25

×25

±1.5

±0.5

±0.5

30

×30

±2.0

±0.5

±0.5

±0.5

±0.5

40

×40

±2.0

±0.6

±0.6

±0.6

±0.6

50

×50

±2.0

±0.6

±0.6

±0.6

60

×60

±3.0

±0.6

±0.6

65

×65

±3.0

±0.6

±0.6

±0.7

±0.7

70

×70

±3.0

±0.7

±0.7

±0.7

75

×75

±3.0

±0.7

±0.7

±0.7

±0.7

80

×80

±3.0

±0.7

±0.7

±0.7

±0.7

90

×90

±3.0

±0.7

±0.7

±0.8

±0.8

100

×100

±4.0

±0.7

±0.7

±0.8

±0.8

125

×125

±4.0

±0.7

±0.7

±0.8

±0.8

±1.0

130

×130

±4.0

±0.8

±1.0

±1.0

±1.0

150

×150

±4.0

±0.8

±1.0

±1.0

±1.0

  r

1

及び r

2

の許容差は規定しない。

  直角度(T)の許容差は,90±2.0°とする。

  なお,この表以外の寸法(辺及び厚さ)及びその許容差は,受渡当事者間の協定による。 
注記  標準寸法は,表 JB.2 参照。

c) 

熱間成形不等辺山形鋼  熱間成形不等辺山形鋼の寸法及びその許容差は,表 10 による。


8

G 4317

:2013

表 10−熱間成形不等辺山形鋼の寸法及びその許容差 

単位  mm

A

×B

辺の許容差

厚さ  t

4 5 6 7 8 9 10

12

長辺 A

短辺 B

厚さの許容差

 40

×30

±2.0

±2.0

±0.4

±0.4

±0.4

 75

×50

±3.0

±2.0

±0.6

±0.6

±0.6

±0.6

100

×75

±4.0

±3.0

±0.7

±0.7

±0.7

±0.7

±0.8

125

×75

±4.0

±3.0

±0.7

±0.7

±0.7

±0.7

±0.8

150

×90

±4.0

±3.0

±0.7

±0.8

±1.0

  r

1

r

2

及び r

3

の許容差は規定しない。

  直角度(T)の許容差は,90±2.0°とする。

  なお,この表以外の寸法(辺と厚さ)及びその許容差は,受渡当事者間の協定による。 
注記  標準寸法は,表 JB.3 参照。

d) 

熱間成形溝形鋼  熱間成形溝形鋼の寸法及びその許容差は,表 11 による。

表 11−熱間成形溝形鋼の寸法及びその許容差 

単位  mm

寸法項目

区分

許容差

辺(B

  50

未満

±1.5

 50

以上 100 未満

±2.0

 100

以上

±3.0 %

a)

高さ(H

  100

未満

±1.5

 100

以上 200 未満

±2.0

 200

以上

±1.5 %

a)

厚さ(t

高さが

130

未満

7

未満

±0.6

  7

以上 10 未満

±0.7

高さが

130

以上

7

未満

±0.7

  7

以上 10 未満

±0.8

 10

以上 16 未満

±1.0

  r

1

及び r

2

の許容差は規定しない。

  直角度(T)の許容差は,90±2.0°とする。

  なお,この表以外の寸法項目の寸法及びその許容差は,受渡当事者間の協
定による。 

a)

  %

表示は,辺(B)又は高さ(H)に%数値を乗じた値。

注記  標準寸法は,表 JB.4 参照。


9

G 4317

:2013

8.3 

曲がり 

形鋼の曲がり許容差は,単位長さ(m)当たり 3 mm 以下とし,全長に対しては,

[3 (mm/m)×長さ(m)]

以下とする。

標準長さ 

9.1 

標準長さ 

形鋼の標準長さは,4.0 m 又は 6.0 m とする。

なお,これ以外の長さは,受渡当事者間の協定による。

9.2 

長さの許容差 

形鋼の長さの許容差は,

表 12 による。

ただし,受渡当事者間の協定がある場合は,その協定による。

表 12−形鋼の長さの許容差 

単位  mm

長さ

許容差

7 m

以下

+40 

0

7 m

を超え

長さ 1 m 又はその端数を増すごとに,上記プラス側許容差に 5 mm を加える。

10 

質量 

形鋼の質量は,実測又は計算で求め,計算で求める場合は,表示の寸法を用いて算出し,算出方法は,

表 13 による。

表 13−質量の算出方法 

算出順序

算出方法

結果の桁数

基本質量

kg/(cm

2

・m)

表 14 による。

断面積

cm

2

次の式によって求める。 
熱間成形 H 形鋼

t

1

(H

−2t

2

)

+2Bt

2

+0.858r

2

熱間成形等辺山形鋼

t(2A

t)+0.215(r

1

2

−2r

2

2

)

熱間成形不等辺山形鋼  t(ABt)+0.215(r

1

2

r

2

2

r

3

2

)

熱間成形溝形鋼

Ht

+2t(Bt)+0.429(r

1

2

r

2

2

)

有効数字 4 桁の数値に
丸める。

単位質量

kg/m

基本質量 [kg/(cm

2

・m)]×断面積 (cm

2

)

有効数字 3 桁の数値に
丸める。

1

本の質量

kg

単位質量 (kg/m)×長さ (m)

有効数字 3 桁の数値に
丸める。

総質量

kg

1

本の質量 (kg)×同一寸法の総本数

整数値に丸める。

  数値の丸め方は,JIS Z 8401 による。 
  なお,断面積の計算に用いる記号は,

附属書 JB の図を参照。


10

G 4317

:2013

表 14−ステンレス形鋼の基本質量 

単位  kg/(cm

2

・m)

種類の記号

基本質量

分類

種類の記号

基本質量

分類

SUS302 0.793

オーステナイト系

SUS321 0.793

オーステナイト系

SUS304 0.793

SUS347

0.798

SUS304L 0.793

SUS329J1

0.780

オーステナイト・フェ
ライト系

SUS304N1 0.793

SUS329J3L

0.780

SUS304N2 0.793

SUS329J4L

0.780

SUS304J3

a) 

SUS410L 0.775

フェライト系

SUS310S 0.798

SUS430 0.770

SUS316 0.798

SUS444

0.775

SUS316L 0.798

a)

受渡当事者間の協定による。

11 

表面仕上げ 

形鋼の表面仕上げは,

表 15 による。

表 15−表面仕上げ 

表面仕上げの記号

摘要

 No.1

熱処理,酸洗又はこれに準じる処理を行って仕上げたもの。

 HL

適切な粒度の研磨材で連続した磨き目が付くように研磨して仕上げたもの。

  この表以外の表面仕上げについては,受渡当事者間の協定による。

12 

外観 

外観は,次による。

a)

形鋼の表面は,使用上有害なきず,割れなどの欠点があってはならない。

b)

形鋼の表面に軽微な欠点がある場合,製造業者は,グラインダなどによってこれを除去することがで

きる。ただし,手入れ後の断面寸法は,その許容差の範囲内でなければならない。

13 

試験 

13.1 

分析試験 

13.1.1 

分析試験の一般事項及び溶鋼分析試料の採り方 

分析試験の一般事項及び溶鋼分析試料の採り方は,JIS G 0404 の箇条 8(化学成分)による。注文者が

製品分析を要求した場合の試料の採り方は,JIS G 0321 の箇条 4(分析用試料採取方法)による。

13.1.2 

分析方法 

溶鋼分析の方法は,JIS G 0320 による。製品分析の方法は,JIS G 0321 による。

13.2 

機械試験 

13.2.1 

試験一般 

機械試験の一般事項は,JIS G 0404 の箇条 9(機械的性質)による。

13.2.2 

供試材の採り方 

供試材は,同一溶鋼,同一熱処理条件ごとに 1 個を採取する。

13.2.3 

試験片の数 

試験片の数は,供試材 1 個から各試験片 1 個とする。


11

G 4317

:2013

13.2.4 

試験片 

引張試験片及び硬さ試験片は,次による。

a)

引張試験片は,JIS Z 2241 の 13B 号試験片又は 14B 号試験片のいずれかを用いる。

なお,5 号試験片を用いてもよい。

b)

硬さ試験片は,引張試験片の一部を用いることができる。

13.2.5 

試験方法 

引張試験及び硬さ試験の方法は,次による。

a)

引張試験方法は,JIS Z 2241 による。ただし,試験温度は 23±5  ℃で行い,引張強さの測定について

は,試験片平行部のひずみ増加率が 40∼80 %/min になるような引張速度を用いる。

b)

硬さ試験方法は,次のいずれかによる。ただし,試験温度は 23±5  ℃で行う。

1) JIS 

2243 

2) JIS 

2244 

3) JIS 

2245 

13.3 

腐食試験 

13.3.1 

供試材の採り方 

供試材は,同一溶鋼,同一熱処理条件ごとに 1 個を採取する。

13.3.2 

試験片の数 

試験片の数は,供試材 1 個から各試験片 1 個とする。

13.3.3 

試験方法 

試験方法は,次のいずれかによる。

a)  JIS G 0571 

b)  JIS G 0572 

c) 

JIS G 0573 

d)  JIS G 0575 

14 

検査 

形鋼の検査は,次による。

a)

検査の一般事項は,JIS G 0404 による。

b)

化学成分は,箇条 に適合しなければならない。

c)

機械的性質は,箇条 に適合しなければならない。ただし,受渡当事者間の協定によって,引張試験,

硬さ試験の一部又は全部を省略することができる。

d)

耐食性は,注文者の指定がある場合に適用し,箇条 に適合しなければならない。

e)

形状,寸法及びその許容差は,箇条 に適合しなければならない。

f)

表面仕上げは,箇条 11 に適合しなければならない。

g)

外観は,箇条 12 に適合しなければならない。


12

G 4317

:2013

15 

表示 

検査に合格した形鋼は,1 本ごと,又は 1 結束ごとのいずれかに,次の事項を表示する。ただし,受渡

当事者間の協定によって,項目の一部を省略することができる。

a)

種類の記号

b)

寸法

c)

表面仕上げの記号

d)

製造業者名又はその略号

e)

溶鋼番号又は検査番号

16 

報告 

製造業者は,注文者の要求があれば,この規格に規定又は指定された試験の成績表,及び寸法,数量,

納入状態などを記載した検査文書を注文者に提出しなければならない。検査文書には電送などの電子媒体

も含める。ただし,検査文書の種類は JIS G 0415 

表 の 2.3(受渡試験報告書)又は 3.1.B(検査証明書

3.1.B

)とする。


13

G 4317

:2013

附属書 JA

(参考)

ステンレス鋼の熱処理

JA.1

  熱処理条件 

表 JA.1∼表 JA.3 に形鋼の熱処理条件を示す。

表 JA.1−オーステナイト系の熱処理条件 

単位  ℃

種類の記号

固溶化熱処理

種類の記号

固溶化熱処理

SUS302

SUS304

SUS304L

SUS304N1

SUS304N2

SUS304J3

1 010

∼1 150 急冷

1 010

∼1 150 急冷

1 010

∼1 150 急冷

1 010

∼1 150 急冷

1 010

∼1 150 急冷

1 010

∼1 150 急冷

SUS310S

SUS316

SUS316L

SUS321

a)

SUS347

a)

1 030

∼1 180 急冷

1 010

∼1 150 急冷

1 010

∼1 150 急冷

920

∼1 150 急冷

980

∼1 150 急冷

a)

  SUS321

及び SUS347 については,注文者が安定化熱処理を指定する

ことがある。この場合の熱処理温度は,850∼930  ℃が用いられる。

表 JA.2−オーステナイト・フェライト系の熱処理条件 

単位  ℃

種類の記号

固溶化熱処理

SUS329J1

SUS329J3L

SUS329J4L

950

∼1 100 急冷

950

∼1 100 急冷

950

∼1 100 急冷

表 JA.3−フェライト系の熱処理条件 

単位  ℃

種類の記号

焼なまし

SUS410L

SUS430

SUS444

700

∼820 空冷又は徐冷

780

∼850 空冷又は徐冷

800

∼1 050 急冷


14

G 4317

:2013

附属書 JB

(参考)

断面形状,標準断面寸法,断面積及び断面特性

表 JB.1−熱間成形 形鋼の断面形状,標準断面寸法,断面積及び断面特性 

断面二次モーメント

I = ai

2

断面二次半径

i =

( )

a

/

断面係数

Z = I/e

標準断面寸法

mm

断面積

cm

2

断面特性

重心の位置

cm

断面二次モーメント

cm

4

断面二次半径

cm

断面係数

cm

3

H

×B

t

1

 

t

2

 r  a  C

x

C

y

I

x

I

y

i

x

i

y

Z

x

Z

y

 50

× 50

4

4

6

5.989

0

0

24.9

8.39

2.04

1.18

9.95

3.36

100

×100

6 8

8

21.59

0

0 378 134 4.18

2.49

75.6

26.7

125

×125 6.5

9

8  30.00

0

0

839

293

5.29  3.13  134

46.9

148

×100

6 9

8

26.35

0

0

1

000 150 6.17

2.39

135 30.1

150

×150 7

10

8  39.65

0

0

1

620

563

6.40  3.77  216

75.1

200

×100

5.5 8 8

26.67 0 0 1

810  134  8.23 2.24

181  26.7

200

×200

8

12

13

63.53

0

0

4 720

1 600

8.62

5.02

472

160

250

×125 6

9

8  36.97

0

0

3

960

294

10.4

2.82  317

47.0

250

×250

9 14

13

91.43 0 0

10

700 3

650 10.8 6.32

860 292

表 JB.2−熱間成形等辺山形鋼の断面形状,標準断面寸法,断面積及び断面特性 

断面二次モーメント  I = ai

2

断面二次半径

i =

( )

a

/

断面係数

Z = I/e


15

G 4317

:2013

表 JB.2−熱間成形等辺山形鋼の断面形状,標準断面寸法,断面積及び断面特性(続き) 

標準断面寸法

mm

断面積

cm

2

断面特性

重心の位置

cm

断面二次モーメント

cm

4

断面二次半径

cm

断面係数

cm

3

A

×B

t r

1

 

r

2

 a C

x

C

y

I

x

I

y

最大

I

u

最小

I

v

i

x

i

y

最大

i

u

最小

i

v

Z

x

Z

y

20

×20

3  4

2

1.127 0.595 0.595  0.388

0.388

0.613

0.163 0.587

0.587

0.737 0.380  0.276

0.276

25

×25

3  4

2

1.427 0.719 0.719  0.797

0.797

1.26

0.332 0.747

0.747

0.940 0.482  0.448

0.448

25

×25

4  4

3

1.836 0.753 0.753  0.980

0.980

1.55

0.411 0.731

0.731

0.919 0.473  0.561

0.561

30

×30

3 4  2  1.727

0.844

0.844  1.42

1.42

2.26

0.590 0.908

0.908

1.14 0.584 0.661

0.661

30

×30

4 4  3  2.236

0.877

0.877  1.77

1.77

2.81

0.737 0.891

0.891

1.12 0.574 0.836

0.836

30

×30

5 4  3  2.746

0.917

0.917  2.14

2.14

3.37

0.901 0.882

0.882

1.11 0.573 1.03  1.03

30

×30

6 4  4  3.206

0.948

0.948  2.41

2.41

3.79

1.03

0.867

0.867

1.09 0.567 1.17  1.17

40

×40

3 4.5 2  2.336

1.09 1.09  3.53

3.53

5.60

1.46

1.23

1.23

1.55 0.790 1.21  1.21

40

×40

4 4.5 3  3.045

1.13 1.13  4.46

4.46

7.09

1.84

1.21

1.21

1.53 0.777 1.55  1.55

40

×40

5 4.5 3  3.755

1.17 1.17  5.42

5.42

8.59

2.25

1.20

1.20

1.51 0.773 1.91  1.91

40

×40

6 4.5 4  4.415

1.20 1.20  6.19

6.19

9.80

2.58

1.18

1.18

1.49 0.765 2.21  2.21

50

×50

4

6.5

3 3.892

1.37

1.37 9.06

9.06

14.4 3.76

1.53

1.53

1.92

0.982

2.49 2.49

50

×50

5

6.5

3 4.802

1.41

1.41 11.0 11.0  17.5 4.58

1.52

1.52

1.91

0.976

3.08 3.08

50

×50

6 6.5 4.5  5.644

1.44 1.44  12.6  12.6

20.0  5.22

1.50

1.50

1.88 0.962 3.54  3.54

60

×60

5

6.5

3 5.802

1.66

1.66

19.6 19.6  31.2 8.09

1.84

1.84

2.32

1.18 4.52 4.52

60

×60

6

6.5

4 6.862

1.69

1.69

22.8 22.8  36.1 9.37

1.82

1.82

2.29

1.17 5.28 5.28

65

×65

5 8.5 3  6.367

1.77 1.77  25.3  25.3

40.1  10.5  1.99

1.99

2.51 1.28  5.35  5.35

65

×65

6 8.5 4  7.527

1.81 1.81  29.4  29.4

46.6  12.2  1.98

1.98

2.49 1.27  6.26  6.26

65

×65

7 8.5 5  8.658

1.84 1.84  33.2  33.2

52.7  13.7  1.96

1.96

2.47 1.26  7.13  7.13

65

×65

8 8.5 6  9.761

1.88 1.88  36.8  36.8

58.3  15.2  1.94

1.94

2.44 1.25  7.95  7.95

70

×70

6 8.5 4  8.127

1.93 1.93  37.1  37.1

58.9  15.3  2.14

2.14

2.69 1.37  7.32  7.32

70

×70

7 8.5 5  9.358

1.97 1.97  42.0  42.0

66.7  17.3  2.12

2.12

2.67 1.36  8.35  8.35

70

×70

8 8.5 6 10.56

2.00 2.00 46.6  46.6  74.0 19.3 2.10

2.10

2.65 1.35 9.33  9.33

75

×75

6 8.5 4  8.727

2.06 2.06  46.1  46.1

73.2  19.0  2.30

2.30

2.90 1.48  8.47  8.47

75

×75

7 8.5 5 10.06

2.09 2.09 52.3  52.3  83.0 21.5 2.28

2.28

2.87 1.46 9.67  9.67

75

×75

8 8.5 6  11.36 2.13 2.13  58.1  58.1

92.3  24.0  2.26

2.26

2.85 1.45 10.8  10.8

75

×75  9  8.5 6  12.69

2.17 2.17  64.4  64.4  102

26.6  2.25

2.25

2.84 1.45 12.1  12.1

80

×80

6 8.5 4  9.327

2.18 2.18  56.4  56.4

89.6  23.2  2.46

2.46

3.10 1.58  9.70  9.70

80

×80

7 8.5 5  10.76

2.22 2.22  64.1  64.1  102

26.4  2.44

2.44

3.08 1.57 11.1  11.1

80

×80

8 8.5 6  12.16

2.25 2.25  71.4  71.4  113

29.4  2.42

2.42

3.05 1.55 12.4  12.4

80

×80

9 8.5 6  13.59

2.29 2.29  79.2  79.2  126

32.6  2.41

2.41

3.04 1.55 13.9  13.9

90

×90

8 10  6  13.82

2.50 2.50 104  104

165

42.7  2.74

2.74

3.45 1.76 16.0  16.0

90

×90

9 10  6  15.45

2.54 2.54 115  115

183

47.5  2.73

2.73

3.44 1.75 17.8  17.8

90

×90 10 10  7  17.00

2.57 2.57 125  125

199

51.6  2.71

2.71

3.42 1.74 19.5  19.5

100

×100

8 10  6  15.42

2.75 2.75 145  145

230

59.4  3.06

3.06

3.86 1.96 19.9  19.9

100

×100

9 10  6  17.25

2.79 2.79 161  161

255

66.1  3.05

3.05

3.85 1.96 22.3  22.3

100

×100

10 10  7  19.00

2.82 2.82 175  175

278

71.9  3.03

3.03

3.83 1.95 24.4  24.4

125

×125

8 10  6  19.42

3.37 3.37 291  291

462  119

3.87

3.87

4.88 2.47 31.8  31.8

125

×125

9 10  6  21.75

3.41 3.41 324  324

515  132

3.86

3.86

4.87 2.47 35.6  35.6

125

×125

10 10  7  24.00

3.45 3.45 354  354

563  145

3.84

3.84

4.84 2.45 39.1  39.1

125

×125

12 10  7  28.56

3.53 3.53 416  416

662  171

3.82

3.82

4.82 2.44 46.4  46.4

125

×125

15 10  7  35.25

3.64 3.64 505  505

802  208

3.78

3.78

4.77 2.43 57.0  57.0

130

×130

12 12  7  29.86

3.65 3.65 472  472

750  194

3.97

3.97

5.01 2.55 50.4  50.4

150

×150

9 12  6  26.34

4.03 4.03 572  572

910  234

4.66

4.66

5.88 2.98 52.1  52.1

150

×150

10 12  7  29.10

4.06 4.06 626  626

997  256

4.64

4.64

5.85 2.97 57.3  57.3

150

×150

12 12  7  34.66

4.15 4.15 739  739  1

180  302

4.62

4.62

5.83 2.95 68.1  68.1

150

×150

15 12  10  42.63

4.25 4.25 888  888  1

410  364

4.56

4.56

5.75 2.92 82.5  82.5


16

G 4317

:2013

表 JB.3−熱間成形不等辺山形鋼の断面形状,標準断面寸法,断面積及び断面特性 

断面二次モーメント  I = ai

2

断面二次半径

i =

( )

a

/

断面係数

Z = I/e

標準断面寸法

mm

断面積

cm

2

断面特性

重心の位置

cm

断面二次モーメント

cm

4

断面二次半径

cm

断面係数

cm

3

A

×B

t r

1

 

r

2

 

r

3

 a  C

x

C

y

I

x

I

y

i

x

i

y

Z

x

Z

y

 45

×30

4  4.5  2  2  2.866  1.48

0.740

5.78

2.05  1.42 0.846  1.91  0.908

 75

×50

 6

8.5

4

4

7.226

2.42

1.20

40.4

14.3

2.37

1.41

7.97

3.77

 7

8.5

5

5

8.308

2.46

1.24

45.8

16.1

2.35

1.39

9.08

4.28

100

×75

 6

10

5

5

10.25

3.01

1.79

102

49.5

3.16

2.20

14.7

8.67

 9

10

6

6

15.00

3.14

1.91

146

70.2

3.12

2.16

21.3

12.6

125

×75

 6

10

5

5

11.75

4.05

1.60

190

52.4

4.02

2.11

22.5

8.89

 9

10

6

6

17.25

4.19

1.72

274

74.5

3.98

2.08

32.9

12.9

150

×90

 9

10

6

6

20.85

4.97

2.00

483

133

4.81

2.53

48.2

19.0

12 10  6  6 27.42

5.09

2.12  626

171

4.78 2.50  63.2  24.8


17

G 4317

:2013

表 JB.4−熱間成形溝形鋼の断面形状,標準断面寸法,断面積及び断面特性 

断面二次モーメント  I = ai

2

断面二次半径

i =

( )

a

/

断面係数

Z = I/e

標準断面寸法

mm

断面積

cm

2

断面特性

重心の位置

cm

断面二次モーメント

cm

4

断面二次半径

cm

断面係数

cm

3

H

×B

t r

1

 

r

2

 a C

x

C

y

I

x

I

y

i

x

i

y

Z

x

Z

y

 40

× 20

 3

4

2

2.273

0

0.593

5.22

0.778

1.52

0.585

2.61

0.553

 50

× 25

 3

4

2

2.873

0

0.717

10.6

1.60

1.93

0.746

4.26

0.896

 80

× 40

 5

4.5

3

7.548

0

1.16

71.1

10.9

3.07

1.20

17.8

3.83

100

× 50

 4

6.5

3

7.823

0

1.36

121

18.2

3.93

1.52

24.2

4.99

 5

6.5

3

9.643

0

1.41

146

22.1

3.89

1.52

29.2

6.16

 6

6.5

4.5  11.37

0

1.43

168

25.3

3.85

1.49

33.7

7.09

130

× 65

 6

8.5

4

15.12

0

1.80

390

58.9

5.08

1.97

60.0

12.5

150

× 75

 6

8.5

4

17.52

0

2.05

609

92.3

5.89

2.30

81.2

17.0

 9

8.5

6

25.54

0

2.16

850

129

5.77

2.25

113

24.2

200

×100 10 10  7  38.22  0  2.81  2

310

351

7.77 3.03  231

48.8


18

G 4317

:2013

附属書 JC

(参考)

JIS

と対応国際規格との対比表

JIS G 4317:2013

  熱間成形ステンレス鋼形鋼

ISO 16143-2:2004

  Stainless steels for general purposes−Part 2: Semi-finished

products, bars, rods and sections

(I)JIS の規定

(II)

国 際 規
格番号

(III)国際規格の規定

(IV)JIS と国際規格との技術的差異の箇条

ごとの評価及びその内容

(V)JIS と国際規格との技術的差

異の理由及び今後の対策

箇 条 番 号
及び題名

内容

箇条
番号

内容

箇 条 ご と
の評価

技術的差異の内容

1

適 用 範

熱間 成形 ス テン レス
鋼形鋼(H 形鋼,等辺

山形鋼,不等辺山形鋼
及び溝形鋼)について
規定。

 1

一般用途向けステンレス鋼
の熱間仕上げした半製品,熱

間及び冷間仕上げした棒及
び形鋼について規定。

削除

JIS

は,熱間で成形した形鋼だ

けについて規定。

熱間仕上げした半製品について
は JIS G 4319 で規定,熱間又は冷

間仕上げした棒については JIS G 

4303

又は JIS G 4318 で規定,冷

間仕上げした形鋼については JIS 

G 4320

で規定しているなど,JIS

は,ISO 規格の適用範囲を上記の
とおり網羅しているため,実質的

な差異はない。

2

引 用 規

3

種 類 の

記号

JIS

の 記 号 体 系 に よ

る。

オーステナイト系,オ
ーステナイト・フェラ
イト系,フェライト系

の 17 種類の記号及び
分類を規定。

 4.6

ISO

規格の記号体系による。

オーステナイト系,オーステ

ナイト・フェライト系,フェ
ライト系,マルテンサイト系
及び析出硬化系の 54 種類の

記号及び分類を規定。

変更

JIS

と ISO 規格とでは,記号体

系が異なる。

各国は,それぞれの記号体系をも
ち,それらはその市場に定着して

い る 。 2003 年 に 制 定 さ れ た

ISO/TS 4949

は,各国それぞれの

記号体系に従うことを認めてい

る。

4

製 造 方

形鋼 の熱 間 加工 方法

及び その 後 の処 理方
法を規定。

 7.1

7.2

注文時に特に合意されてい

なければ,製鋼方法は製造業
者の自由裁量。 
製造方法及び表面仕上げの

種類を規定。

削除

JIS

は,熱間で成形した形鋼だ

けの製造方法について規定。

JIS

は,熱間で成形した形鋼以外

を他の JIS で規定しており,実質
的な差異はない。

18

G

 43

17

201

3


19

G 4317

:2013

(I)JIS の規定

(II) 
国 際 規
格番号

(III)国際規格の規定

(IV)JIS と国際規格との技術的差異の箇条
ごとの評価及びその内容

(V)JIS と国際規格との技術的差
異の理由及び今後の対策

箇 条 番 号
及び題名

内容

箇条
番号

内容

箇 条 ご と
の評価

技術的差異の内容

5

化 学 成

オーステナイト系 11

種類 ,オ ー ステ ナイ
ト・フェライト系 3 種
類,フェライト系 3 種

類の合計 17 種類につ
いて,化学成分値を規
定。

 7.3

オーステナイト系 32 種類,

オーステナイト・フェライト
系 6 種類,フェライト系 5 種
類,マルテンサイト系 9 種

類,析出硬化系 2 種類の合計

54

種類について,化学成分

値を規定。

変更

JIS

で規定されている 17 種類

のうち,10 種類が ISO 規格に
も規定されており,ISO 規格に
ない鋼種は 7 種類。また,ISO

規格で規定されている 54 種類
のうち,13 種類が JIS にも規
定されており,JIS にない鋼種

は 41 種類。 
(共通鋼種数が,JIS では 10
種類,ISO 規格では 13 種類と

不整合な理由:JIS の 1 鋼種が

ISO

規格の 2 鋼種に対応して

いる種類が 3 種類あるため)

JIS

は,ISO 規格で規定されてい

る鋼種から国内ニーズのない鋼
種を削除し,国内に定着している

JIS

固有鋼種を規定している。次

回 ISO 規格見直し時,改正提案の
要否を検討する。

6

機 械 的

性質

オーステナイト系,オ
ーステナイト・フェラ

イト系,フェライト系
について,耐力,引張
強さ,伸び及び硬さを

規定。

 7.5

オーステナイト系について
は 0.2 %耐力,1.0 %耐力,引

張強さ及び伸びについて規
定。オーステナイト・フェラ
イト系及びフェライト系に

ついては,0.2 %耐力,引張
強さ,伸び及び硬さについて
規定。マルテンサイト系につ

いては,焼なまし状態の引張
強さ及び硬さを規定し,焼入
焼戻し状態の 0.2 %耐力,引

張強さ及び伸びを規定。析出
硬化系については,固溶化熱
処理状態の引張強さを規定

し,析出硬化熱処理状態の

0.2 %

耐力,引張強さ及び伸

びを規定。

変更

JIS

では,

全ての種類について,

硬さを規定している。また,

ISO

規格では,オーステナイト

系について,硬さ規定がなく,

1.0 %

耐力を規定している。

製品規格として必要な規定項目
及び規定内容を定めている。JIS

では,全ての種類の機械的性質に
ついて,耐力,引張強さ,伸び及
び硬さを規定項目としており一

貫性があることから,JIS 規定内
容のままとする。次回 ISO 規格見
直し時,改正提案の要否を検討す

る。

19

G

 43

17

201

3


20

G 4317

:2013

(I)JIS の規定

(II) 
国 際 規
格番号

(III)国際規格の規定

(IV)JIS と国際規格との技術的差異の箇条
ごとの評価及びその内容

(V)JIS と国際規格との技術的差
異の理由及び今後の対策

箇 条 番 号
及び題名

内容

箇条
番号

内容

箇 条 ご と
の評価

技術的差異の内容

7

耐食性

オー ステ ナ イト 系及

びオーステナイト・フ
ェラ イト 系 に適 用す
る粒 界腐 食 試験 によ

る耐食性を規定。粒界
腐食試験方法として,
しゅ う酸 エ ッチ ング

試験,硫酸・硫酸第二
鉄腐食試験,65 %硝酸
腐食試験,硫酸・硫酸

銅腐食試験の 4 種類
を規定。

 7.4

オーステナイト系,オーステ

ナイト・フェライト系及びフ
ェライト系に適用する粒界
腐食試験による耐食性を規

定。粒界腐食試験方法とし
て,16 %硫酸−硫酸銅腐食試
験,35 %硫酸−硫酸銅腐食試

験,40 %硫酸−硫酸第二鉄腐
食試験の 3 種類を規定。

変更

JIS

と ISO 規格とでは,腐食試

験方法が異なる。

国内に定着している JIS 腐食試験

方法を規定していることから,

JIS

規定内容のままとする。次回

ISO

規格見直し時,改正提案の要

否を検討する。

8

形状,寸

法 及 び そ
の許容差

標準寸法,形状及び寸
法の許容差を規定。

 7.8

他の ISO 規格などから引用
するなど,受渡当事者間協
定。

変更

JIS

は,標準寸法,形状及び寸

法の許容差を規定し,ISO 規格
では受渡当事者間協定。

JIS

は,共通化が可能な範囲で規

格化している。次回 ISO 規格見直
し時,改正提案の要否を検討す

る。

9

標 準 長

標準長さ,長さの許容
差を規定。

追加

JIS

は,標準長さ及び長さの許

容差を規定。

JIS

は,合理化・効率化の観点か

ら標準長さを設定している。

10

質量

質量を規定している。

追加

JIS

は,計算質量及び実測質量

を規定している。

商習慣の違いであり,次回 ISO 
格見直し時,改正提案の要否を検

討する。

11

表面仕

上げ

代表 的な 表 面仕 上げ
の記号

(No.1 及び HL)

について規定。その他
については,受渡当事
者間協定。

 7.6

様々な表面状態(熱間仕上げ
まま,冷間仕上げ,切削,研

削,研磨)の記号を規定。

変更

JIS

は,代表的な表面仕上げ記

号を規定。

商習慣の違いであり,次回 ISO 
格見直し時,改正提案の要否を検

討する。

12

外観

形鋼 の外 観 につ いて
規定。

 7.6

外観について規定。

一致

20

G

 43

17

201

3


21

G 4317

:2013

(I)JIS の規定

(II) 
国 際 規
格番号

(III)国際規格の規定

(IV)JIS と国際規格との技術的差異の箇条
ごとの評価及びその内容

(V)JIS と国際規格との技術的差
異の理由及び今後の対策

箇 条 番 号
及び題名

内容

箇条
番号

内容

箇 条 ご と
の評価

技術的差異の内容

13

試験

分析試験,機械試験及

び腐 食試 験 方法 を規
定。機械試験は,製品
状態 を供 試 材と して

実施。腐食試験の実施
有無及び判定値は,受
渡当事者間協定。

 8

分析試験,機械試験及び腐食

試験方法を規定。機械試験
は,基本的に製品状態を供試
材として実施。腐食試験の実

施有無は,受渡当事者間協定
だが,実施した場合は,ISO 

3651-2

を満足することが求

められる。

変更

JIS

と ISO 規格とでは,規定し

ている機械的性質項目が異な
り,腐食試験方法も異なる。

JIS

は,国内に定着している機械

的性質項目及び腐食試験方法を
規定。次回 ISO 規格見直し時,改
正提案の要否を検討する。

14

検査

化学 成分 , 機械 的性

質,耐食性,形状,寸
法及 び外 観 の検 査適
合基準を規定。

 8

化学成分,機械的性質,耐食

性,形状,寸法及び外観の検
査適合基準を規定。

変更

検査基準及び頻度が異なる。

JIS

は,製品規格として必要な規

定項目及び規定内容を追加。次回

ISO

規格見直し時,改正提案の要

否を検討する。

15

表示

種類の記号,寸法,表
面仕上げの記号,製造
業者 名又 は その 略号

及び 溶鋼 番 号又 は検
査番号の表示を規定。

 9

種類の記号,製造業者,溶鋼
番号,認識番号及び検査者の
表示を規定。

変更

表示項目が異なる。

JIS

は,製品規格として必要な規

定項目及び規定内容を追加。次回

ISO

規格見直し時,改正提案の要

否を検討する。

16

報告

注文 者の 要 求が あれ
ば,製造業者は JIS G 

0415

による検査文書

(2.3 又は 3.1.B)を提
出し なけ れ ばな らな
い。検査文書には電送

など の電 子 媒体 も含
める。

 8.2

注文者の要求があれば,製造
業者は ISO 10474 による報
告書(3.1.A,3.1.B,3.1.C 又

は 3.2)を提出しなければな
らない。

変更

JIS

は,合理化の観点から電子

媒体の報告を規定している。ま
た,国内に定着した様式を規定

している。

JIS

は,取引実態に合わせた規定

としている。次回 ISO 規格見直し
時,改正提案の要否を検討する。

附属書 JA

(参考)

附属書 JB

(参考)

21

G

 43

17

201

3


22

G 4317

:2013

JIS

と国際規格との対応の程度の全体評価:ISO 16143-2:2004,MOD

注記 1  箇条ごとの評価欄の用語の意味は,次による。

    −  一致……………… 技術的差異がない。 
    −  削除……………… 国際規格の規定項目又は規定内容を削除している。 
    −  追加……………… 国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。

    −  変更……………… 国際規格の規定内容を変更している。

注記 2  JIS と国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次による。

    −  MOD……………  国際規格を修正している。

22

G

 43

17

201

3