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G 4315

:2013

(1)

目  次

ページ

序文  

1

1

  適用範囲  

1

2

  引用規格  

1

3

  種類の記号,調質,分類及び適用線径  

1

3.1

  種類の記号,調質及び分類  

1

3.2

  適用線径  

2

4

  材料及び製造方法  

2

4.1

  材料  

2

4.2

  製造方法  

2

5

  機械的性質  

3

6

  線径の許容差及び偏径差  

4

7

  外観及び形状  

4

8

  きず 

4

9

  試験 

4

9.1

  引張試験  

4

9.2

  線径の測定  

5

9.3

  きず検出試験  

5

10

  検査  

5

11

  表示  

5

12

  報告  

5

附属書 JA(参考)線材の化学成分  

6

附属書 JB(参考)JIS と対応国際規格との対比表  

7


G 4315

:2013

(2)

まえがき

この規格は,工業標準化法第 14 条によって準用する第 12 条第 1 項の規定に基づき,ステンレス協会

(JSSA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格を改正すべき

との申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格である。

これによって,JIS G 4315:2000 は改正され,この規格に置き換えられた。

なお,平成 26 年 2 月 19 日までの間は,工業標準化法第 19 条第 1 項等の関係条項の規定に基づく JIS マ

ーク表示認証において,JIS G 4315:2000 によることができる。

この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。

この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意

を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実

用新案権に関わる確認について,責任はもたない。


日本工業規格

JIS

 G

4315

:2013

冷間圧造用ステンレス鋼線

Stainless steel wires for cold heading and cold forging

序文 

この規格は,1993 年に第 2 版として発行された ISO 4954 を基とし,技術的内容を変更して作成した日

本工業規格である。

なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。

変更の一覧表にその説明を付けて,

附属書 JB に示す。

適用範囲 

この規格は,ステンレス鋼線材及び 10.5 %以上のクロムを含む耐熱鋼線材を用いて製造した冷間圧造用

ステンレス鋼線(以下,線という。

)について規定する。

注記 1  冷間圧造用とは,ボルト,ナット,小ねじ,タッピンねじなどのねじ部品及び各種機械部品

を冷間圧造(温間圧造を含む。

)によって製造する場合に使用されることを意味する。

注記 2  この規格の対応国際規格及びその対応の程度を示す記号を,次に示す。

ISO 4954:1993

,Steels for cold heading and cold extruding(MOD)

なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1 に基づき,

“修正している”

ことを示す。

引用規格 

次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの

引用規格は,その最新版(追補を含む。

)を適用する。

JIS G 0404

  鋼材の一般受渡し条件

JIS G 4308

  ステンレス鋼線材

JIS G 4311

  耐熱鋼棒及び線材

JIS Z 2241

  金属材料引張試験方法

種類の記号,調質,分類及び適用線径 

3.1 

種類の記号,調質及び分類 

線の種類は,14 種類とし,種類の記号,調質及び分類は,

表 による。

なお,調質とは,熱処理,又は/更に伸線加工を施すことをいう。


2

G 4315

:2013

表 1−種類の記号,調質及び分類 

種類の記号

調質

分類

区分

記号

SUS304 A

種 WSA

オーステナイト系

B

種 WSB

SUS304L A

種 WSA

B

種 WSB

SUS304J3 A

種 WSA

B

種 WSB

SUS305 A

種 WSA

B

種 WSB

SUS305J1 A

種 WSA

B

種 WSB

SUS316 A

種 WSA

B

種 WSB

SUS316L A

種 WSA

B

種 WSB

SUS384 A

種 WSA

B

種 WSB

SUSXM7 A

種 WSA

B

種 WSB

SUH660 A

種 WSA

B

種 WSB

SUS430 B

種 WSB

フェライト系

SUS434 B

種 WSB

SUS403 B

種 WSB

マルテンサイト系

SUS410 B

種 WSB

3.2 

適用線径 

調質記号に対する適用線径は,

表 による。

表 2−適用線径   

単位  mm

調質記号

適用線径

WSA

0.80

以上 5.50

以下

WSB

0.80

以上 17.0 以下

材料及び製造方法 

4.1 

材料 

線の製造に用いる材料は,JIS G 4308 の箇条 5(化学成分)

,又は JIS G 4311 の箇条 5(化学成分)を満

足する線材とする。ただし,注文者が SUS403 及び SUS410 のねじ部品を焼入焼戻しする場合は,製造業

者に炭素含有量を 0.08 %以上と指定しなければならない。

注記 1  この線材から製造した線を材料としてもよい。

注記 2  線材の化学成分を参考として附属書 JA に示す。

4.2 

製造方法 


3

G 4315

:2013

線の製造方法は,次による。

なお,注文者の指定がある場合は,冷間圧造に適した被覆を行う。

a)  A

種の線は,伸線後,固溶化熱処理を行う。

b)  B

種の線は,オーステナイト系は固溶化熱処理を行い,フェライト系及びマルテンサイト系は焼なま

しを行い,伸線を行う。ただし,固溶化熱処理,又は焼なましを行った線,又は線材を材料として使

用する場合は,伸線を行う前の固溶化熱処理,又は焼なましを省略してもよい。

機械的性質 

線は,9.1 の試験を行い,その引張強さ及び絞りは,

表 による。

表 3−引張強さ及び絞り 

種類及び調質の記号

線径

mm

引張強さ

N/mm

2

絞り

%

参考

伸び  %

SUS304-WSA

SUS304L-WSA

SUS304J3-WSA

0.80

以上

2.00

未満 560∼710 70 以上 30 以上

2.00

以上

5.50

以下 510∼660 70 以上 40 以上

SUS305-WSA

SUS305J1-WSA

0.80

以上

2.00

未満 530∼680 70 以上 30 以上

2.00

以上

5.50

以下 490∼640 70 以上 40 以上

SUS316-WSA

SUS316L-WSA

0.80

以上

2.00

未満 560∼710 70 以上 20 以上

2.00

以上

5.50

以下 510∼660 70 以上 30 以上

SUS384-WSA 0.80

以上

2.00

未満 490∼640 70 以上 30 以上

2.00

以上

5.50

以下 450∼600 70 以上 40 以上

SUSXM7-WSA 0.80

以上

2.00

未満 480∼630 70 以上 30 以上

2.00

以上

5.50

以下 440∼590 70 以上 40 以上

SUH660-WSA 0.80

以上

2.00

未満 630∼780 65 以上 10 以上

2.00

以上

5.50

以下 580∼730 65 以上 15 以上

SUS304-WSB

a)

SUS304L-WSB

a)

SUS304J3-WSB

a)

0.80

以上

2.00

未満 580∼760 65 以上 20 以上

2.00

以上 17.0

以下 530∼710 65 以上 25 以上

SUS305-WSB

a)

SUS305J1-WSB

a)

0.80

以上

2.00

未満 560∼740 65 以上 20 以上

2.00

以上 17.0

以下 510∼690 65 以上 25 以上

SUS316-WSB

a)

SUS316L-WSB

a)

0.80

以上

2.00

未満 580∼760 65 以上 10 以上

2.00

以上 17.0

以下 530∼710 65 以上 20 以上

SUS384-WSB

a)

 0.80

以上

2.00

未満 510∼690 65 以上 20 以上

2.00

以上 17.0

以下 460∼640 65 以上 25 以上

SUSXM7-WSB

a)

 0.80

以上

2.00

未満 500∼680 65 以上 20 以上

2.00

以上 17.0

以下 450∼630 65 以上 25 以上

SUH660-WSB

a)

 0.80

以上

2.00

未満 650∼830 60 以上

8

以上

2.00

以上 17.0

以下 600∼780 60 以上 10 以上

SUS430-WSB

a)

 0.80

以上

2.00

未満 500∼700 65 以上

2.00

以上 17.0

以下 450∼600 65 以上 10 以上

SUS403-WSB

SUS410-WSB

SUS434-WSB

a)

0.80

以上

2.00

未満 540∼740 65 以上

2.00

以上 17.0

以下 460∼640 65 以上 10 以上

注記 1

N/mm

2

=1 MPa

a)

オーステナイト系及びフェライト系の B 種の線の引張強さは,受渡当事者間の協定に
よって,下限及び上限の値を大きくしてもよい。この場合,絞りは 55 %以上とする。


4

G 4315

:2013

線径の許容差及び偏径差 

線径の許容差及び偏径差は,9.2 の試験を行い,

表 による。

表 4−許容差及び偏径差 

単位  mm

線径

許容差

偏径差

a)

 0.80

以上

3.00

以下

0

−0.025

0.013

以下

 3.00

を超え

6.00

以下

0

−0.030

0.015

以下

 6.00

を超え

10.0

以下

0

−0.04

0.020

以下

 10.0

を超え

17.0

以下

0

−0.05

0.025

以下

a)

偏径差は,同一断面における線径の最大値と最小値との差

で表す。

外観及び形状 

線の外観及び形状は,次による。

a)

線は,使用上有害な外観上の欠点があってはならない。ただし,線は,一般的に検査によって全長に

わたっての欠点の検出及び除去が困難であるため,若干の正常でない部分を含むことがある。したが

って,使用上有害と判断される欠点が発見されたときは,必要な場合,その取扱いについては,受渡

当事者間の協定による。

b)

線は,使用上有害な曲がり及び波ぐせがあってはならない。

注記  波ぐせとは,線の連続した小曲がりのことをいう。

きず 

線は,注文者の指定がある場合,9.3 の試験を行い,線の長手方向に現れる割れ状のきずの場合,きずの

深さの許容限度は

表 による。

表 5−きずの深さの許容限度 

単位  mm

線径

きずの深さの許容限度

 0.80

以上 3.50

以下 0.03

 3.50

を超え 5.50

以下 0.04

 5.50

を超え 9.00

以下 0.05

 9.00

を超え 17.0 以下 0.06

試験 

9.1 

引張試験 

9.1.1 

供試材及び試験片の採り方 

供試材及び試験片の採り方は,同一溶鋼,同一線径,同一熱処理条件のロットから 1 コイルを抜き取り,

その片端から供試材を採り,試験片 1 個を採取する。


5

G 4315

:2013

9.1.2 

試験片 

試験片は,JIS Z 2241 の 9A 号試験片とする。

9.1.3 

試験方法 

試験方法は,JIS Z 2241 による。ただし,試験温度は 23±5  ℃とし,引張速度は,

表 による。

表 6−引張速度 

調質の区分

引張速度(平均応力増加率)

N/(mm

2

・s)

A

種及び B 種 10 以上  100 以下

9.2 

線径の測定 

線径の測定は,マイクロメータなどを用い,線の任意の箇所について行う。

9.3 

きず検出試験 

9.3.1 

供試材及び試験片の採り方 

供試材及び試験片の採り方は,同一溶鋼,同一線径,同一熱処理条件のロットから 1 コイルを抜き取り,

その両端から供試材を採り,それぞれ試験片 1 個を採取する。

9.3.2 

試験方法 

試験片を王水など適切な酸で腐食し,きずの有無を調べる。きずの深さは通常,きずがなくなるまで削

って,削り取られたきずの深さをマイクロメータで測定する。

10 

検査 

検査は,次による。

a)

検査の一般事項は,JIS G 0404 による。

b)

機械的性質は,箇条 に適合しなければならない。

c)

線径の許容差及び偏径差は,箇条 に適合しなければならない。

d)

外観及び形状は,箇条 に適合しなければならない。

e)

きずは,箇条 に適合しなければならない。ただし,注文者から指定のあった場合に適用する。

11 

表示 

検査に合格した線には,1 コイルごとに,又は 1 結束ごとに次の事項を表示する。ただし,受渡当事者

間の協定によって,項目の一部を省略してもよい。

a)

種類の記号,及び調質の区分又はその記号

b)

線径

c)

被覆がある場合は,その名称又は略号

d)

製造番号又は検査番号

e)

製造業者名又はその略号

12 

報告 

製造業者は,注文者の要求があれば,この規格に規定又は指定された試験の成績表,及び線径,数量,

納入状態などを記載した検査文書を提出しなければならない。

検査文書には電送などの電子媒体も含める。


6

G 4315

:2013

附属書 JA

(参考)

線材の化学成分

JA.1

  化学成分 

表 JA.1∼表 JA.3 に化学成分を示す。

表 JA.1−オーステナイト系の化学成分 

単位  %

種類の記号 C

Si

Mn

P

S

Ni

Cr

その他

SUS304 0.08

以下 1.00 以下 2.00 以下 0.045 以下 0.030 以下

8.00

∼10.50

18.00

∼20.00

SUS304L 0.030

以下 1.00 以下 2.00 以下 0.045 以下 0.030 以下

9.00

∼13.00

18.00

∼20.00

SUS304J3 0.08

以下 1.00 以下 2.00 以下 0.045 以下 0.030 以下

8.00

∼10.50

17.00

∼19.00  Cu 1.00∼3.00

SUS305 0.12

以下 1.00 以下 2.00 以下 0.045 以下 0.030 以下

10.50

∼13.00

17.00

∼19.00

SUS305J1 0.08

以下 1.00 以下 2.00 以下 0.045 以下 0.030 以下

11.00

∼13.50

16.50

∼19.00

SUS316 0.08

以下 1.00 以下 2.00 以下 0.045 以下 0.030 以下

10.00

∼14.00

16.00

∼18.00  Mo 2.00∼3.00

SUS316L 0.030

以下 1.00 以下 2.00 以下 0.045 以下 0.030 以下

12.00

∼15.00

16.00

∼18.00  Mo 2.00∼3.00

SUS384 0.08

以下 1.00 以下 2.00 以下 0.045 以下 0.030 以下

17.00

∼19.00

15.00

∼17.00

SUSXM7 0.08

以下 1.00 以下 2.00 以下 0.045 以下 0.030 以下

8.50

∼10.50

17.00

∼19.00  Cu 3.00∼4.00

SUH660 0.08

以下 1.00 以下 2.00 以下 0.040 以下 0.030 以下

24.00

∼27.00

13.50

∼16.00  V  0.10∼0.50

Ti

1.90

∼2.35

Al

0.35

以下

B

0.001

∼0.010

Mo

1.00

∼1.50

表 JA.2−フェライト系の化学成分 

単位  %

種類の記号 C

Si

Mn

P

S

Cr

Mo

SUS430 0.12

以下 0.75 以下 1.00 以下 0.040 以下 0.030 以下 16.00∼18.00

SUS434 0.12

以下 1.00 以下 1.00 以下 0.040 以下 0.030 以下 16.00∼18.00 0.75∼1.25

  Ni は,0.60 %を超えてはならない。

表 JA.3−マルテンサイト系の化学成分 

単位  %

種類の記号 C

Si

Mn

P

S

Cr

SUS403 0.15

以下 0.50 以下 1.00 以下 0.040 以下 0.030 以下 11.50∼13.00

SUS410 0.15

以下 1.00 以下 1.00 以下 0.040 以下 0.030 以下 11.50∼13.50

  Ni は,0.60 %を超えてはならない。


7

G 4315

:2013

附属書 JB

(参考)

JIS

と対応国際規格との対比表

JIS G 4315:2013

  冷間圧造用ステンレス鋼線

ISO 4954:1993

  Steels for cold heading and cold extruding

(I)JIS の規定

(II) 
国際規格
番号

(III)国際規格の規定

(IV)JIS と国際規格との技術的差異の箇条
ごとの評価及びその内容

(V)JIS と国際規格との技術的差
異の理由及び今後の対策

箇 条 番 号

及び題名

内容

箇条番号

内容

箇 条 ご と

の評価

技術的差異の内容

1

適 用 範

冷間圧造用(温間圧

造を含む。)ステン
レ ス 鋼 線 及 び 耐 熱
鋼線について規定。

 1.1

冷間圧造及び冷間押出し

に用いられる線材,線又
は棒鋼で受け渡される非
合金及び合金の鋼材につ

いて規定。

変更

ISO

規格は冷間圧造用及び冷

間押出用の鋼全体について規
定している。

規格体系の違いであり,JIS では,

鋼材について JIS G 3507 などで
規定している。

2

引 用 規

3

種 類 の

記 号 , 調

質,分類及
び 適 用 線

14

種類の記号につ

いて,調質及び分類

( オ ー ス テ ナ イ ト
系,フェライト系,
マルテンサイト系)

を規定。 
調 質 記 号 ご と に 適
用線径を規定。

 5.2.2

オーステナイト系,フェ
ライト系,マルテンサイ

ト系の 18 種類の記号及び
分類を規定。

変更

JIS

と ISO 規格とでは,記号表

記が異なる。また,ISO 規格で

は,種類によらず適用線径は共
通としている。記号体系が異な
っているが,技術的な差異はな

い。

次回,ISO 規格見直し時,改正提
案の要否を検討する。

4

材 料 及

び 製 造 方

調質記号を 2 種類に
分類し,それぞれの
製造方法を規定。表

面被覆については,
注 文 者 の 指 定 が 可
能と規定。

 5.2.3

受渡し時の熱処理状態を
規定。

変更

JIS

では,熱処理条件よりも,

引張強さのレベルを重視した
分類としている。

次回,ISO 規格見直し時,改正提
案の要否を検討する。

 1.4.3.2

冷間圧造を容易にする表
面処理を注文時に協定す
るものとする。

7

G

 43

15

201

3


8

G 4315

:2013

(I)JIS の規定

(II) 
国際規格
番号

(III)国際規格の規定

(IV)JIS と国際規格との技術的差異の箇条
ごとの評価及びその内容

(V)JIS と国際規格との技術的差
異の理由及び今後の対策

箇 条 番 号
及び題名

内容

箇条番号

内容

箇 条 ご と
の評価

技術的差異の内容

5

機 械 的

性質

線径範囲に応じ,引

張強さの最大値,最
小 値 及 び 絞 り の 最
小値を規定。伸びは

参考値。受渡当事者
間の協定によって,
引 張 強 さ の 下 限 及

び 上 限 を 高 く す る
ことができる。

 5.2.3

引張強さ,絞りを規定。

引張強さは,上限だけ規
定。 
オーステナイト系につい

ては,絞りを規定してい
ない。

変更

引張強さについて,JIS では,

最大値及び最小値を規定して
いる。

JIS

では,全ての分類に絞りを

規定している。

市場ニーズの違いによる。次回,

ISO

規格見直し時,改正提案の要

否を検討する。

6

線 径 の

許 容 差 及
び偏径差

線 径 の 許 容 差 及 び
偏径差を規定。

 1.4.11

受渡当事者間の協定によ
る。

変更

ISO

規格では,線径の許容差及

び偏径差を協定としている。

市場ニーズの違いによる。次回,

ISO

規格見直し時,改正提案の要

否を検討する。

7

外 観 及

び形状

線の外観,曲がり及
び波ぐせを規定。

 1.4.8

受渡当事者間の協定によ
る。

変更

ISO

規格では,外観及び形状を

協定としている。

市場ニーズの違いによる。次回,

ISO

規格見直し時,改正提案の要

否を検討する。

8

きず

き ず の 深 さ の 許 容
限度について規定。

 1.4.8

受渡当事者間の協定によ
る。

変更

ISO

規格では,許容限度を協定

としている。

市場ニーズの違いによる。次回,

ISO

規格見直し時,改正提案の要

否を検討する。

9

試験

引張試験,線径の測
定 及 び き ず 検 出 試

験について規定。

 1.5

化学分析,焼入性試験,
引張試験,組織及び脱炭

について規定。

変更

JIS

と ISO 規格とでは,規定し

ている試験項目が異なる。JIS

では,線の製品規格として必要
な項目を規定している。

次回,ISO 規格見直し時,改正提
案の要否を検討する。

10

検査

機械的性質,線径の
許容差,偏径差,外
観及び形状,きずに

ついて,検査適合基
準を規定。

 1.4

協 定 に 従 っ て 検 査 を 実
施。

変更

ISO

規格では,検査について

は,協定としている。JIS では,
線の製品規格として必要な項

目を規定している。

次回,ISO 規格見直し時,改正提
案の要否を検討する。

11

表示

種類の記号など 5 項

目 の 表 示 項 目 及 び
表示方法を規定。

表示の規定はなし。

追加

ISO

規格では,表示については

規定していない。JIS では,線
の製品規格として必要な項目
及び表示方法を規定している。

次回,ISO 規格見直し時,改正提

案の要否を検討する。

8

G

 43

15

201

3


9

G 4315

:2013

(I)JIS の規定

(II) 
国際規格
番号

(III)国際規格の規定

(IV)JIS と国際規格との技術的差異の箇条
ごとの評価及びその内容

(V)JIS と国際規格との技術的差
異の理由及び今後の対策

箇 条 番 号
及び題名

内容

箇条番号

内容

箇 条 ご と
の評価

技術的差異の内容

12

報告

注 文 者 の 要 求 が あ

れば,製造業者は規
定 さ れ た 検 査 文 書
を 提 出 し な け れ ば

ならない。

 1.5.1

協定によって,ISO 10474

に従って,検査文書を発
行する。

追加

JIS

では,検査文書に電子媒体

も含めている。技術的な差異は
ない。

附属書 JA

(参考)

化学成分

ISO

規格では,本文に化学成分

表を記載しているが,

JIS

では,

附属書としている。

この規格に使用する材料の化学

成分は,別の規格で規定されてお
り,この規格では,参考として参
照することが目的であることを

明確にするため,本文から外し附
属書とした。次回,ISO 規格見直
し時,改正提案の要否を検討す

る。

JIS

と国際規格との対応の程度の全体評価:ISO 4954:1993,MOD

注記 1  箇条ごとの評価欄の用語の意味は,次による。

    −  追加……………… 国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。 
    −  変更……………… 国際規格の規定内容を変更している。

注記 2  JIS と国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次による。

    −  MOD……………  国際規格を修正している。

9

G

 43

15

201

3