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G 4305

:2015

(1)

追補 1 のまえがき

この JIS G 4305 の追補 1 は,工業標準化法に基づき,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣

が JIS G 4305:2012 を改正した内容だけを示すものである。

JIS G 4305:2012

は,この追補 1 の内容の改正がされ,JIS G 4305:2015 となる。

なお,平成 28 年 9 月 23 日までの間は,工業標準化法第 19 条第 1 項等の関係条項の規定に基づく JIS マ

ーク表示認証において,JIS G 4305:2012 によることができる。


日本工業規格

JIS

 G

4305

:2015

冷間圧延ステンレス鋼板及び鋼帯

(追補 1)

Cold-rolled stainless steel plate, sheet and strip

(Amendment 1)

JIS G 4305:2012

を,次のように改正する。

まえがきの特許権などに関する事項から,存続期間の満了によって,次の 7 件の発明の名称,特許番号及

び設定の登録の年月日を削除する。

特許番号  第 2602411 号,第 2642056 号,第 2737819 号,第 3224694 号,第 3268927 号,第 3297696 号,

第 3411084 号

また,次に示す特許権を追加する。

種類の記号

発明の名称

特許番号

設定の登録の年月日

SUS821L1

溶接熱影響部の耐食性と靭性が良好な省合金二相ステン
レス鋼

第 5345070 号 2013 年 8 月 23 日

箇条 3(種類の記号)の“板及び帯の種類は,62 種類”を,

“板及び帯の種類は,65 種類”に置き換える。

箇条 

表 1(種類の記号及び分類)のオーステナイト・フェライト系の分類に,種類の記号として SUS821L1,

SUS323L

及び SUS327L1 を追加する。

5.1

(溶鋼分析値)の

表 4(オーステナイト・フェライト系の化学成分)を,次の表に置き換える。

表 4−オーステナイト・フェライト系の化学成分 

単位  %

種類の記号 C  Si Mn  P  S  Ni  Cr Mo Cu  N

SUS821L1 0.030

以下

0.75

以下

2.00

4.00

0.040

以下

0.020

以下

1.50

2.50

20.50

21.50

0.60

以下

0.50

1.50

0.15

0.20

SUS323L 0.030

以下

1.00

以下

2.50

以下

0.040

以下

0.030

以下

3.00

5.50

21.50

24.50

0.05

0.60

0.05

0.60

0.05

0.20

SUS329J1

a)

 0.08

以下

1.00

以下

1.50

以下

0.040

以下

0.030

以下

3.00

6.00

23.00

28.00

1.00

3.00

SUS329J3L

b)

 0.030

以下

1.00

以下

2.00

以下

0.040

以下

0.030

以下

4.50

6.50

21.00

24.00

2.50

3.50

− 0.08∼

0.20

SUS329J4L

b)

 0.030

以下

1.00

以下

1.50

以下

0.040

以下

0.030

以下

5.50

7.50

24.00

26.00

2.50

3.50

− 0.08∼

0.30


2

G 4305

:2015

表 4−オーステナイト・フェライト系の化学成分(続き) 

単位  %

種類の記号 C  Si Mn  P  S  Ni  Cr Mo Cu  N

SUS327L1 0.030

以下

0.80

以下

1.20

以下

0.035

以下

0.020

以下

6.00

8.00

24.00

26.00

3.00

5.00

0.50

以下

0.24

0.32

a)

 SUS329J1

は,この表に規定されていない Cu,W 及び N のうち一つ又は複数の元素を必要によって添加した

場合,その含有率を報告しなければならない。

b)

 SUS329J3L

及び SUS329J4L は,この表に規定されていない Cu 及び W のうち一つ又は両方の元素を必要によ

って添加した場合,その含有率を報告しなければならない。

6.3

(オーステナイト・フェライト系の機械的性質)の

表 10(オーステナイト・フェライト系の機械的性

質)を,次の表に置き換える。

表 10−オーステナイト・フェライト系の機械的性質 

種類の記号

耐力

N/mm

2

引張

強さ

N/mm

2

伸び

%

硬さ

a)

HBW HRC  HV

SUS821L1 400

以上 600 以上

厚さ 2.0 mm 以下 20 以上

290

以下 32 以下 310 以下

厚さ 2.0 mm を超えるもの 25 以上

SUS323L 400

以上 600 以上

厚さ 2.0 mm 以下 20 以上

290

以下 32 以下 310 以下

厚さ 2.0 mm を超えるもの 25 以上

SUS329J1 390

以上 590 以上 18 以上 277 以下 29 以下 292 以下

SUS329J3L 450

以上 620 以上 18 以上 302 以下 32 以下 320 以下

SUS329J4L 450

以上 620 以上 18 以上 302 以下 32 以下 320 以下

SUS327L1 550

以上 795 以上 15 以上 310 以下 32 以下 330 以下

耐力,引張強さ及び伸びについては,厚さ 0.30 mm 以上に適用する。

注記 1

N/mm

2

=1 MPa

a)

硬さは,いずれか 1 種類とする。


3

G 4305

:2015

9.2

(板の質量の算出)の

表 19(ステンレス鋼板の基本質量)を,次の表に置き換える。

表 19−ステンレス鋼板の基本質量 

単位  kg/(mm・m

2

)

種類の記号

基本質量

分類

種類の記号

基本質量

分類

SUS301 7.93

オーステナイト系 SUS347

7.98

オーステナイト系

SUS301L 7.93

SUSXM7  7.93

SUS301J1 7.93

SUSXM15J1

7.75

SUS302B 7.93

SUS821L1  7.80

オーステナイト・フェ 
ライト系

SUS304 7.93

SUS323L 7.80

SUS304Cu 7.93

SUS329J1  7.80

SUS304L 7.93

SUS329J3L 7.80

SUS304N1 7.93

SUS329J4L  7.80

SUS304N2 7.93

SUS327L1  7.80

SUS304LN 7.93

SUS405

7.75

フェライト系

SUS304J1 7.93

SUS410L  7.75

SUS304J2 7.93

SUS429

7.70

SUS305 7.93

SUS430  7.70

SUS309S 7.98

SUS430LX 7.70

SUS310S 7.98

SUS430J1L 7.70

SUS312L 8.03

SUS434

7.70

SUS315J1 7.98

SUS436L  7.70

SUS315J2 7.98

SUS436J1L 7.70

SUS316 7.98

SUS443J1 7.74

SUS316L 7.98

SUS444

7.75

SUS316N 7.98

SUS445J1  7.69

SUS316LN 7.98

SUS445J2

7.73

SUS316Ti 7.98

SUS447J1  7.64

SUS316J1 7.98

SUSXM27  7.67

SUS316J1L 7.98

SUS403

7.75

マルテンサイト系

SUS317 7.98

SUS410  7.75

SUS317L 7.98

SUS410S  7.75

SUS317LN 7.97

SUS420J1

7.75

SUS317J1 8.00

SUS420J2  7.75

SUS317J2 7.98

SUS440A  7.70

SUS836L 8.06

SUS630

a) 

析出硬化系

SUS890L 8.05

SUS631

7.93

SUS321 7.93

a)

受渡当事者間の協定による。


4

G 4305

:2015

附属書 JA(ステンレス鋼の熱処理)の表 JA.2(オーステナイト・フェライト系の熱処理条件)を,次の

表に置き換える。

表 JA.2−オーステナイト・フェライト系の熱処理条件 

単位  ℃

種類の記号

固溶化熱処理

SUS821L1 940

∼1 100 急冷

SUS323L 950

∼1 100 急冷

SUS329J1 950

∼1 100 急冷

SUS329J3L 950

∼1 100 急冷

SUS329J4L 950

∼1 100 急冷

SUS327L1

1

025

∼1 125 急冷

附属書 JBJIS と対応国際規格との対比表)の(I)JIS の規定の 3 種類の記号の内容欄を,“オーステナ

イト系,オーステナイト・フェライト系,フェライト系,マルテンサイト系及び析出硬化系の 65 種類の記

号及び分類を規定。

”に置き換える。

附属書 JB の(I)JIS の規定の 5 化学成分の内容欄を,“オーステナイト系 36 種類,オーステナイト・フ

ェライト系 6 種類,フェライト系 15 種類,マルテンサイト系 6 種類及び析出硬化系 2 種類の,計 65 種類

の化学成分値を規定。

”に置き換える。

附属書 JB の(IV)JIS と国際規格との技術的差異の箇条ごとの評価及びその内容の 5 化学成分の内容欄を,

JIS で規定されている 65 種類のうち,22 種類が ISO 規格にも規定されており,ISO 規格にない鋼種は

43

種類。また,ISO 規格で規定されている 41 種類のうち,25 種類が JIS にも規定されており,JIS にな

い鋼種は 16 種類(共通鋼種数が,JIS では 22 種類,ISO 規格では 25 種類と不整合な理由:JIS の 1 鋼種

が ISO 規格の 2 鋼種に対応している種類が 3 種類あるため。

”に置き換える。