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G 4305

:2012

(1)

目  次

ページ

序文  

1

1

  適用範囲  

1

2

  引用規格  

1

3

  種類の記号  

2

4

  製造方法  

2

5

  化学成分  

3

5.1

  溶鋼分析値  

3

5.2

  製品分析値  

3

6

  機械的性質  

7

6.1

  一般事項  

7

6.2

  オーステナイト系の機械的性質  

7

6.3

  オーステナイト・フェライト系の機械的性質  

8

6.4

  フェライト系の機械的性質  

8

6.5

  マルテンサイト系の機械的性質  

9

6.6

  析出硬化系の機械的性質  

10

7

  耐食性  

11

8

  表面仕上げ  

11

9

  形状,寸法,質量及び許容差  

12

9.1

  標準寸法  

12

9.2

  板の質量の算出  

12

9.3

  厚さの許容差  

14

9.4

  幅の許容差  

16

9.5

  板の長さの許容差  

17

9.6

  板の平たん度  

17

9.7

  帯の横曲がり  

18

10

  外観  

18

11

  試験  

19

11.1

  分析試験  

19

11.2

  機械試験  

19

11.3

  腐食試験  

19

12

  検査  

20

13

  表示  

20

14

  報告  

20

附属書 JA(参考)ステンレス鋼の熱処理  

21

附属書 JB(参考)JIS と対応国際規格との対比表  

23


G 4305

:2012

(2)

まえがき

この規格は,工業標準化法第 14 条によって準用する第 12 条第 1 項の規定に基づき,ステンレス協会

(JSSA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格を改正すべき

との申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格である。

これによって,JIS G 4305:2010 は改正され,この規格に置き換えられた。

なお,平成 25 年 9 月 19 日までの間は,工業標準化法第 19 条第 1 項等の関係条項の規定に基づく JIS マ

ーク表示認証において,JIS G 4305:2010 によることができる。

この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。

この規格に従うことは,次の者の有する特許権等の使用に該当するおそれがあるので,留意する。

種類の記号

発明の名称

特許番号

設定の登録の年月日

SUS315J1

SUS315J2

熱間加工性及び温水中での耐食性に優れるオーステナイ
ト系ステンレス鋼

第 2602411 号 1997 年 1 月 29 日

SUS443J1

耐食性に優れたフェライト系ステンレス鋼板およびその

製造方法

第 4396676 号 2009 年 10 月 30 日

SUS445J1

SUS445J2

熱交換器用フェライト系ステンレス鋼

第 2642056 号 1997 年 5 月 2 日

耐リジング性に優れる Fe−Cr 合金

第 2737819 号 1998 年 1 月 16 日

耐錆性と加工性に優れたフェライト系ステンレス鋼

第 3224694 号 2001 年 8 月 24 日

加工性と耐銹性に優れたフェライト系ステンレス鋼光輝
焼鈍材

第 3268927 号 2002 年 1 月 18 日

耐食性に優れた外装材用フェライトステンレス鋼

第 3297696 号 2002 年 4 月 19 日

建材用フェライト系ステンレス鋼

第 3411084 号 2003 年 3 月 20 日

上記の,特許権等の権利者は,非差別的かつ合理的な条件でいかなる者に対しても当該特許権等の実施

の許諾等をする意思のあることを表明している。ただし,この規格に関連する他の特許権等の権利者に対

しては,同様の条件でその実施が許諾されることを条件としている。

この規格に従うことが,必ずしも,特許権の無償公開を意味するものではないことに注意する必要があ

る。

この規格の一部が,上記に示す以外の特許権等に抵触する可能性がある。経済産業大臣及び日本工業標

準調査会は,このような特許権等に関わる確認について,責任はもたない。

なお,ここで“特許権等”とは,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権をいう。


日本工業規格

JIS

 G

4305

:2012

冷間圧延ステンレス鋼板及び鋼帯

Cold-rolled stainless steel plate, sheet and strip

序文 

この規格は,2004 年に第 1 版として発行された ISO 16143-1,2009 年に第 1 版として発行された ISO 

9445-1

及び ISO 9445-2 を基とし,技術的内容を変更して作成した日本工業規格である。

なお,この規格で側線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。変更の一覧表に

その説明を付けて,

附属書 JB に示す。

適用範囲 

この規格は,冷間圧延ステンレス鋼板(以下,板という。

)及び冷間圧延ステンレス鋼帯(以下,帯とい

う。

)について規定する。

注記  この規格の対応国際規格及びその対応の程度を示す記号を,次に示す。

ISO 16143-1:2004

,Stainless steels for general purposes−Part 1: Flat products

ISO 9445-1:2009

,Continuously cold-rolled stainless steel−Tolerances on dimensions and form−Part

1: Narrow strip and cut lengths

ISO 9445-2:2009

,Continuously cold-rolled stainless steel−Tolerances on dimensions and form−Part

2: Wide strip and plate/sheet

(全体評価:MOD)

なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1 に基づき,

“修正している”

ことを示す。

引用規格 

次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの

引用規格は,その最新版(追補を含む。

)を適用する。

JIS G 0320

  鋼材の溶鋼分析方法

JIS G 0321

  鋼材の製品分析方法及びその許容変動値

JIS G 0404

  鋼材の一般受渡し条件

JIS G 0415

  鋼及び鋼製品−検査文書

注記  対応国際規格:ISO 10474:1991,Steel and steel products−Inspection documents(IDT)

JIS G 0571

  ステンレス鋼のしゅう酸エッチング試験方法

JIS G 0572

  ステンレス鋼の硫酸・硫酸第二鉄腐食試験方法

JIS G 0573

  ステンレス鋼の 65 %硝酸腐食試験方法

JIS G 0575

  ステンレス鋼の硫酸・硫酸銅腐食試験方法

JIS R 6010

  研磨布紙用研磨材の粒度


2

G 4305

:2012

JIS Z 2241

  金属材料引張試験方法

JIS Z 2243

  ブリネル硬さ試験−試験方法

JIS Z 2244

  ビッカース硬さ試験−試験方法

JIS Z 2245

  ロックウェル硬さ試験−試験方法

JIS Z 2248

  金属材料曲げ試験方法

JIS Z 8401

  数値の丸め方

種類の記号 

板及び帯の種類は,62 種類とし,その種類の記号及び分類は,

表 による。

表 1−種類の記号及び分類 

種類の記号

a)

b)

分類

種類の記号

a)

b)

分類

種類の記号

a)

b)

分類

SUS301

SUS301L

SUS301J1

SUS302B

SUS304

SUS304Cu

SUS304L

SUS304N1

SUS304N2

SUS304LN

SUS304J1

SUS304J2

SUS305

SUS309S

SUS310S

SUS312L

SUS315J1

SUS315J2

SUS316

SUS316L

SUS316N

オーステナイト系 SUS316LN

SUS316Ti

SUS316J1

SUS316J1L

SUS317

SUS317L

SUS317LN

SUS317J1

SUS317J2

SUS836L

SUS890L

SUS321

SUS347

SUSXM7

SUSXM15J1

オーステナイト系

SUS430

SUS430LX

SUS430J1L

SUS434

SUS436L

SUS436J1L

SUS443J1

SUS444

SUS445J1

SUS445J2

SUS447J1

SUSXM27

フェライト系

SUS403

SUS410

SUS410S

SUS420J1

SUS420J2

SUS440A

マルテンサイト系

SUS329J1

SUS329J3L

SUS329J4L

オーステナイト・

フェライト系

SUS405

SUS410L

SUS429

フェライト系 SUS630

SUS631

析出硬化系

a)

板であることを記号で表す必要がある場合には,種類の記号の末尾に,−CP を付記する。

例  SUS304−CP

b)

帯であることを記号で表す必要がある場合には,種類の記号の末尾に,−CS を付記する。

例  SUS304−CS

製造方法 

製造方法は,次による。

a)

板及び帯は,冷間圧延後,熱処理を行い,酸洗又はこれに準じる処理を行う。必要に応じて適切な矯

正,研磨,調質圧延,又はこれらの組合せによる処理を行ってもよい。ただし,光輝熱処理を行った

場合には,酸洗などの処理を省略してもよい。

注記  代表的な熱処理条件を,参考として附属書 JA に示す。この条件以外の熱処理条件が用いら

れることもある。


3

G 4305

:2012

b) SUS420J2

及び SUS440A については,

特に注文者の指定がある場合には,

焼入焼戻しを行ってもよい。

この場合,Q の記号を付記する。

c) SUS630

及び SUS631 の熱処理については,注文者は固溶化熱処理又は析出硬化処理のいずれかを指定

する。この場合,

表 による熱処理の種類の記号を付記する。

表 2−析出硬化系の熱処理記号 

種類の記号

熱処理の種類

記号

SUS630

固溶化熱処理 S

析出硬化処理 H900,H1025,H1075,H1150

SUS631

固溶化熱処理 S

析出硬化処理 RH950,TH1050

化学成分 

5.1 

溶鋼分析値 

板及び帯は,11.1 の試験を行い,その溶鋼分析値は,

表 3∼表 による。

5.2 

製品分析値 

注文者が製品分析を要求する場合,11.1 によって試験を行い,その値は,

表 3∼表 の値に,JIS G 0321

表 5(ステンレス鋼及び耐熱鋼鋼材の製品分析の許容変動値)による許容変動値を適用する。ただし,

JIS G 0321

表 に規定されていない元素の許容変動値については,受渡当事者間で協定してもよい。

表 3−オーステナイト系の化学成分 

単位  %

種類の記号 C  Si  Mn P  S  Ni  Cr  Mo Cu  N  その他

SUS301 0.15

以下

1.00

以下

2.00

以下

0.045

以下

0.030

以下

6.00

8.00

16.00

18.00

SUS301L 0.030

以下

1.00

以下

2.00

以下

0.045

以下

0.030

以下

6.00

8.00

16.00

18.00

− 0.20

以下

SUS301J1 0.08

0.12

1.00

以下

2.00

以下

0.045

以下

0.030

以下

7.00

9.00

16.00

18.00

SUS302B 0.15

以下

2.00

3.00

2.00

以下

0.045

以下

0.030

以下

8.00

10.00

17.00

19.00

SUS304 0.08

以下

1.00

以下

2.00

以下

0.045

以下

0.030

以下

8.00

10.50

18.00

20.00

SUS304Cu 0.08

以下

1.00

以下

2.00

以下

0.045

以下

0.030

以下

8.00

10.50

18.00

20.00

− 0.70∼

1.30

SUS304L 0.030

以下

1.00

以下

2.00

以下

0.045

以下

0.030

以下

9.00

13.00

18.00

20.00

SUS304N1 0.08

以下

1.00

以下

2.50

以下

0.045

以下

0.030

以下

7.00

10.50

18.00

20.00

− 0.10∼

0.25

SUS304N2 0.08

以下

1.00

以下

2.50

以下

0.045

以下

0.030

以下

7.50

10.50

18.00

20.00

− 0.15∼

0.30

Nb 0.15

以下

SUS304LN 0.030

以下

1.00

以下

2.00

以下

0.045

以下

0.030

以下

8.50

11.50

17.00

19.00

− 0.12∼

0.22

SUS304J1 0.08

以下

1.70

以下

3.00

以下

0.045

以下

0.030

以下

6.00

9.00

15.00

18.00

− 1.00∼

3.00


4

G 4305

:2012

表 3−オーステナイト系の化学成分(続き) 

単位  %

種類の記号 C  Si Mn P  S  Ni  Cr  Mo Cu  N  その他

SUS304J2 0.08

以下

1.70

以下

3.00

5.00

0.045

以下

0.030

以下

6.00

9.00

15.00

18.00

− 1.00∼

3.00

SUS305 0.12

以下

1.00

以下

2.00

以下

0.045

以下

0.030

以下

10.50

13.00

17.00

19.00

SUS309S 0.08

以下

1.00

以下

2.00

以下

0.045

以下

0.030

以下

12.00

15.00

22.00

24.00

SUS310S 0.08

以下

1.50

以下

2.00

以下

0.045

以下

0.030

以下

19.00

22.00

24.00

26.00

SUS312L 0.020

以下

0.80

以下

1.00

以下

0.030

以下

0.015

以下

17.50

19.50

19.00

21.00

6.00

7.00

0.50

1.00

0.16

0.25

SUS315J1 0.08

以下

0.50

2.50

2.00

以下

0.045

以下

0.030

以下

8.50

11.50

17.00

20.50

0.50

1.50

0.50

3.50

SUS315J2 0.08

以下

2.50

4.00

2.00

以下

0.045

以下

0.030

以下

11.00

14.00

17.00

20.50

0.50

1.50

0.50

3.50

SUS316 0.08

以下

1.00

以下

2.00

以下

0.045

以下

0.030

以下

10.00

14.00

16.00

18.00

2.00

3.00

SUS316L 0.030

以下

1.00

以下

2.00

以下

0.045

以下

0.030

以下

12.00

15.00

16.00

18.00

2.00

3.00

SUS316N 0.08

以下

1.00

以下

2.00

以下

0.045

以下

0.030

以下

10.00

14.00

16.00

18.00

2.00

3.00

− 0.10∼

0.22

SUS316LN 0.030

以下

1.00

以下

2.00

以下

0.045

以下

0.030

以下

10.50

14.50

16.50

18.50

2.00

3.00

− 0.12∼

0.22

SUS316Ti 0.08

以下

1.00

以下

2.00

以下

0.045

以下

0.030

以下

10.00

14.00

16.00

18.00

2.00

3.00

− Ti

5

×C %

以上

SUS316J1 0.08

以下

1.00

以下

2.00

以下

0.045

以下

0.030

以下

10.00

14.00

17.00

19.00

1.20

2.75

1.00

2.50

SUS316J1L 0.030

以下

1.00

以下

2.00

以下

0.045

以下

0.030

以下

12.00

16.00

17.00

19.00

1.20

2.75

1.00

2.50

SUS317 0.08

以下

1.00

以下

2.00

以下

0.045

以下

0.030

以下

11.00

15.00

18.00

20.00

3.00

4.00

SUS317L 0.030

以下

1.00

以下

2.00

以下

0.045

以下

0.030

以下

11.00

15.00

18.00

20.00

3.00

4.00

SUS317LN 0.030

以下

1.00

以下

2.00

以下

0.045

以下

0.030

以下

11.00

15.00

18.00

20.00

3.00

4.00

− 0.10∼

0.22

SUS317J1 0.040

以下

1.00

以下

2.50

以下

0.045

以下

0.030

以下

15.00

17.00

16.00

19.00

4.00

6.00

SUS317J2 0.06

以下

1.50

以下

2.00

以下

0.045

以下

0.030

以下

12.00

16.00

23.00

26.00

0.50

1.20

− 0.25∼

0.40

SUS836L 0.030

以下

1.00

以下

2.00

以下

0.045

以下

0.030

以下

24.00

26.00

19.00

24.00

5.00

7.00

− 0.25

以下

SUS890L 0.020

以下

1.00

以下

2.00

以下

0.045

以下

0.030

以下

23.00

28.00

19.00

23.00

4.00

5.00

1.00

2.00

SUS321 0.08

以下 

1.00

以下 

2.00

以下 

0.045

以下 

0.030

以下 

9.00

13.00 

17.00

19.00 

− Ti

5

×C %

以上

SUS347 0.08

以下 

1.00

以下 

2.00

以下 

0.045

以下 

0.030

以下 

9.00

13.00 

17.00

19.00 

− Nb

10

×C %

以上


5

G 4305

:2012

表 3−オーステナイト系の化学成分(続き) 

単位  %

種類の記号 C  Si Mn P  S  Ni  Cr  Mo Cu  N  その他

SUSXM7 0.08

以下 

1.00

以下 

2.00

以下 

0.045

以下 

0.030

以下 

8.50

10.50 

17.00

19.00 

− 3.00∼

4.00 

SUSXM15J1

a)

 0.08

以下 

3.00

5.00 

2.00

以下 

0.045

以下 

0.030

以下 

11.50

15.00 

15.00

20.00 

a)

  SUSXM15J1

は,この表に規定されていない Cu,Mo,Nb,Ti 及び N のうち一つ又は複数の元素を必要によ

って添加した場合,その含有率を報告しなければならない。

表 4−オーステナイト・フェライト系の化学成分 

単位  %

種類の記号 C  Si  Mn  P

S

Ni  Cr  Mo  N

SUS329J1

a)

 0.08

以下

1.00

以下

1.50

以下

0.040

以下

0.030

以下

3.00

6.00

23.00

28.00

1.00

3.00

SUS329J3L

b)

 0.030

以下

1.00

以下

2.00

以下

0.040

以下

0.030

以下

4.50

6.50

21.00

24.00

2.50

3.50

0.08

0.20

SUS329J4L

b)

 0.030

以下

1.00

以下

1.50

以下

0.040

以下

0.030

以下

5.50

7.50

24.00

26.00

2.50

3.50

0.08

0.30

a)

 SUS329J1

は,この表に規定されていない Cu,W 及び N のうち一つ又は複数の元素を必要に

よって添加した場合,その含有率を報告しなければならない。

b)

 SUS329J3L

及び SUS329J4L は,この表に規定されていない Cu 及び W のうち一つ又は両方の

元素を必要によって添加した場合,その含有率を報告しなければならない。

表 5−フェライト系の化学成分 

単位  %

種類の記号

C

Si

Mn

P

S Cr Mo

N

その他

SUS405

a)

 0.08

以下

1.00

以下

1.00

以下

0.040

以下

0.030

以下

11.50

14.50

− Al

0.10

∼0.30

SUS410L

a)

 0.030

以下

1.00

以下

1.00

以下

0.040

以下

0.030

以下

11.00

13.50

SUS429

a)

 0.12

以下

1.00

以下

1.00

以下

0.040

以下

0.030

以下

14.00

16.00

SUS430

a)

 0.12

以下

0.75

以下

1.00

以下

0.040

以下

0.030

以下

16.00

18.00

SUS430LX

a)

 0.030

以下

0.75

以下

1.00

以下

0.040

以下

0.030

以下

16.00

19.00

− Ti 又は Nb 0.10∼1.00

SUS430J1L

a)

b)

0.025

以下

1.00

以下

1.00

以下

0.040

以下

0.030

以下

16.00

20.00

− 0.025

以下

Ti

,Nb,Zr 又はそれらの組合せ

8

×(C %+N %)∼0.80,

Cu 0.30

∼0.80

SUS434

a)

 0.12

以下

1.00

以下

1.00

以下

0.040

以下

0.030

以下

16.00

18.00

0.75

1.25

SUS436L

a)

 0.025

以下

1.00

以下

1.00

以下

0.040

以下

0.030

以下

16.00

19.00

0.75

1.50

0.025

以下

Ti

,Nb,Zr 又はそれらの組合せ

8

×(C %+N %)∼0.80

SUS436J1L

a)

 0.025

以下

1.00

以下

1.00

以下

0.040

以下

0.030

以下

17.00

20.00

0.40

0.80

0.025

以下

Ti

,Nb,Zr 又はそれらの組合せ

8

×(C %+N %)∼0.80

SUS443J1

a)

 0.025

以下

1.00

以下

1.00

以下

0.040

以下

0.030

以下

20.00

23.00

− 0.025

以下

Ti

,Nb,Zr 又はそれらの組合せ

8

×(C %+N %)∼0.80,

Cu 0.30

∼0.80


6

G 4305

:2012

表 5−フェライト系の化学成分(続き) 

単位  %

種類の記号

C

Si

Mn

P

S Cr Mo

N

その他

SUS444

a)

 0.025

以下

1.00

以下

1.00

以下

0.040

以下

0.030

以下

17.00

20.00

1.75

2.50

0.025

以下

Ti

,Nb,Zr 又はそれらの組合せ

8

×(C %+N %)∼0.80

SUS445J1

a)

c)

0.025

以下

1.00

以下

1.00

以下

0.040

以下

0.030

以下

21.00

24.00

0.70

1.50

0.025

以下

SUS445J2

a)

c)

0.025

以下

1.00

以下

1.00

以下

0.040

以下

0.030

以下

21.00

24.00

1.50

2.50

0.025

以下

SUS447J1

d)

0.010

以下

0.40

以下

0.40

以下

0.030

以下

0.020

以下

28.50

32.00

1.50

2.50

0.015

以下

SUSXM27

d)

0.010

以下

0.40

以下

0.40

以下

0.030

以下

0.020

以下

25.00

27.50

0.75

1.50

0.015

以下

a)

 SUS447J1

及び SUSXM27 の 2 種類以外の Ni は,0.60 %を超えてはならない。

b)

 SUS430J1L

は,この表に規定されていない V を必要によって添加した場合,その含有率を報告しなければな

らない。

c)

 SUS445J1

及び SUS445J2 は,この表に規定されていない Cu,V,Ti 及び Nb のうち一つ又は複数の元素を必要

によって添加した場合,その含有率を報告しなければならない。

d)

 SUS447J1

及び SUSXM27 の Ni は,0.50 %を超えてはならない。また,Cu は 0.20 %を,

(Ni+Cu)は 0.50 %を

超えてはならない。さらに,この表に規定されていない V,Ti 及び Nb のうち一つ又は複数の元素を必要によ
って添加した場合,その含有率を報告しなければならない。

表 6−マルテンサイト系の化学成分 

単位  %

種類の記号 C

Si  Mn

P

S

Cr

SUS403 0.15

以下

0.50

以下

1.00

以下

0.040

以下

0.030

以下

11.50

13.00

SUS410 0.15

以下

1.00

以下

1.00

以下

0.040

以下

0.030

以下

11.50

13.50

SUS410S 0.08

以下

1.00

以下

1.00

以下

0.040

以下

0.030

以下

11.50

13.50

SUS420J1 0.16

0.25

1.00

以下

1.00

以下

0.040

以下

0.030

以下

12.00

14.00

SUS420J2 0.26

0.40

1.00

以下

1.00

以下

0.040

以下

0.030

以下

12.00

14.00

SUS440A

a)

 0.60

0.75

1.00

以下

1.00

以下

0.040

以下

0.030

以下

16.00

18.00

Ni

は,0.60 %を超えてはならない。

a)

 SUS440A

の Mo は,0.75 %を超えてはならない。

表 7−析出硬化系の化学成分 

単位  %

種類の記号 C  Si  Mn

P  S

Ni

Cr

Cu

その他

SUS630 0.07

以下

1.00

以下

1.00

以下

0.040

以下

0.030

以下

3.00

5.00

15.00

17.50

3.00

5.00

Nb 0.15

0.45

SUS631 0.09

以下

1.00

以下

1.00

以下

0.040

以下

0.030

以下

6.50

7.75

16.00

18.00

− Al

0.75

1.50


7

G 4305

:2012

機械的性質 

6.1 

一般事項 

熱処理を行った板及び帯は,11.2 の試験を行い,その機械的性質は,6.26.6 による。ただし,厚さ 0.30

mm

未満の板及び帯については,引張試験を省略してもよい。

6.2 

オーステナイト系の機械的性質 

オーステナイト系の機械的性質は,次の a)  又は b)  による。

a)

固溶化熱処理を行った板及び帯の機械的性質は,

表 による。この場合,供試材は,JIS G 0404 の 7.6

(試験片採取条件及び試験片)の A 類による。ただし,耐力は,注文者の指定がある場合に適用する。

表 8−オーステナイト系の機械的性質 

種類の記号

耐力

N/mm

2

引張強さ

N/mm

2

伸び

%

硬さ

a)

HBW HRBS

又は

HRBW

b)

HV

SUS301

SUS301L

SUS301J1

SUS302B

SUS304

SUS304Cu

SUS304L

SUS304N1

SUS304N2

SUS304LN

SUS304J1

SUS304J2

SUS305

SUS309S

SUS310S

SUS312L

205

以上

215

以上

205

以上

205

以上

205

以上

205

以上

175

以上

275

以上

345

以上

245

以上

155

以上

155

以上

175

以上

205

以上

205

以上

300

以上

520

以上

550

以上

570

以上

520

以上

520

以上

520

以上

480

以上

550

以上

690

以上

550

以上

450

以上

450

以上

480

以上

520

以上

520

以上

650

以上

40

以上

45

以上

45

以上

40

以上

40

以上

40

以上

40

以上

35

以上

35

以上

40

以上

40

以上

40

以上

40

以上

40

以上

40

以上

35

以上

207

以下

207

以下

187

以下

207

以下

187

以下

187

以下

187

以下

217

以下

248

以下

217

以下

187

以下

187

以下

187

以下

187

以下

187

以下

223

以下

95

以下

95

以下

90

以下

95

以下

90

以下

90

以下

90

以下

95

以下

100

以下

95

以下

90

以下

90

以下

90

以下

90

以下

90

以下

96

以下

218

以下

218

以下

200

以下

218

以下

200

以下

200

以下

200

以下

220

以下

260

以下

220

以下

200

以下

200

以下

200

以下

200

以下

200

以下

230

以下

SUS315J1

SUS315J2

SUS316

SUS316L

SUS316N

SUS316LN

SUS316Ti

SUS316J1

SUS316J1L

SUS317

SUS317L

SUS317LN

SUS317J1

SUS317J2

SUS836L

205

以上

205

以上

205

以上

175

以上

275

以上

245

以上

205

以上

205

以上

175

以上

205

以上

175

以上

245

以上

175

以上

345

以上

275

以上

520

以上

520

以上

520

以上

480

以上

550

以上

550

以上

520

以上

520

以上

480

以上

520

以上

480

以上

550

以上

480

以上

690

以上

640

以上

40

以上

40

以上

40

以上

40

以上

35

以上

40

以上

40

以上

40

以上

40

以上

40

以上

40

以上

40

以上

40

以上

40

以上

40

以上

187

以下

187

以下

187

以下

187

以下

217

以下

217

以下

187

以下

187

以下

187

以下

187

以下

187

以下

217

以下

187

以下

250

以下

217

以下

90

以下

90

以下

90

以下

90

以下

95

以下

95

以下

90

以下

90

以下

90

以下

90

以下

90

以下

95

以下

90

以下

100

以下

96

以下

200

以下

200

以下

200

以下

200

以下

220

以下

220

以下

200

以下

200

以下

200

以下

200

以下

200

以下

220

以下

200

以下

260

以下

230

以下

SUS890L

SUS321

SUS347

SUSXM7

SUSXM15J1

215

以上

205

以上

205

以上

155

以上

205

以上

490

以上

520

以上

520

以上

450

以上

520

以上

35

以上

40

以上

40

以上

40

以上

40

以上

187

以下

187

以下

187

以下

187

以下

207

以下

90

以下

90

以下

90

以下

90

以下

95

以下

200

以下

200

以下

200

以下

200

以下

218

以下


8

G 4305

:2012

表 8−オーステナイト系の機械的性質(続き) 

耐力,引張強さ及び伸びについては厚さ 0.30 mm 以上に適用する。 
注記 1 1

N/mm

2

=1 MPa

注記 2 HRBS 及び HRBW は,板厚の薄い場合に適用できない場合がある。 

a)

硬さは,いずれか 1 種類とする。

b)

 HRB

の測定は,HRBS 又は HRBW のいずれかでよいものとし,測定値の表示には,HRBS 又は

HRBW

を明記する。ただし,疑義が生じた場合の判断は,HRBS によることとする。

b)

硬化させるための調質圧延を行った SUS301 及び SUS301L の板及び帯の耐力,引張強さ及び伸びは,

表 による。この場合,供試材は,JIS G 0404 の 7.6 の A 類による。ただし,耐力は,特に注文者の

指定がある場合に適用する。

表 9SUS301 及び SUS301L の調質圧延状態の機械的性質 

種類の記号

調質の記号

耐力

N/mm

2

引張強さ

N/mm

2

伸び  %

厚さ 0.30 mm 以上

0.40 mm

未満

厚さ 0.40 mm 以上

0.80 mm

未満

厚さ 0.80 mm 以上

SUS301 1/4H

1/2H

3/4H

H

510

以上

755

以上

930

以上

960

以上

860

以上

1 030

以上

1 210

以上

1 270

以上

25

以上

  9

以上

  3

以上

  3

以上

25

以上

10

以上

  5

以上

  4

以上

25

以上

10

以上

  7

以上

  5

以上

SUS301L 1/4H

1/2H

3/4H

H

345

以上

410

以上

480

以上

685

以上

690

以上

760

以上

820

以上

930

以上

40

以上

35

以上

25

以上

20

以上

厚さ 0.30 mm 以上に適用する。 
注記 1

N/mm

2

=1 MPa

6.3 

オーステナイト・フェライト系の機械的性質 

固溶化熱処理を行った板及び帯の機械的性質は,

表 10 による。この場合,供試材は,JIS G 0404 の 7.6

の A 類による。ただし,耐力は,注文者の指定がある場合に適用する。

表 10−オーステナイト・フェライト系の機械的性質 

種類の記号

耐力

N/mm

2

引張強さ

N/mm

2

伸び

%

硬さ

a)

HBW HRC  HV

SUS329J1

SUS329J3L

SUS329J4L

390

以上

450

以上

450

以上

590

以上

620

以上

620

以上

18

以上

18

以上

18

以上

277

以下

302

以下

302

以下

29

以下

32

以下

32

以下

292

以下

320

以下

320

以下

耐力,引張強さ及び伸びについては厚さ 0.30 mm 以上に適用する。 
注記 1

N/mm

2

=1 MPa

a)

硬さは,いずれか 1 種類とする。

6.4 

フェライト系の機械的性質 

焼なましを行った板及び帯の機械的性質は,

表 11 による。この場合,供試材は,JIS G 0404 の 7.6 の A

類による。ただし,耐力は,注文者の指定がある場合に適用する。また,曲げ性の場合は,その外側にき

裂を生じてはならない。

注記  曲げ試験の実施については,11.2.5 参照。


9

G 4305

:2012

表 11−フェライト系の機械的性質 

種類の記

耐力

N/mm

2

引張 
強さ

N/mm

2

伸び

%

硬さ

a)

曲げ性

HBW HRBS

又は

HRBW

b)

HV

曲げ

角度

内側半径

SUS405

SUS410L

SUS429

SUS430

SUS430LX

SUS430J1L

SUS434

SUS436L

SUS436J1L

SUS443J1

SUS444

SUS445J1

SUS445J2

SUS447J1

SUSXM27

175

以上

195

以上

205

以上

205

以上

175

以上

205

以上

205

以上

245

以上

245

以上

205

以上

245

以上

245

以上

245

以上

295

以上

245

以上

410

以上

360

以上

450

以上

420

以上

360

以上

390

以上

450

以上

410

以上

410

以上

390

以上

410

以上

410

以上

410

以上

450

以上

410

以上

20

以上

22

以上

22

以上

22

以上

22

以上

22

以上

22

以上

20

以上

20

以上

22

以上

20

以上

20

以上

20

以上

22

以上

22

以上

183

以下

183

以下

183

以下

183

以下

183

以下

192

以下

183

以下

217

以下

192

以下

192

以下

217

以下

217

以下

217

以下

207

以下

192

以下

88

以下

88

以下

88

以下

88

以下

88

以下

90

以下

88

以下

96

以下

90

以下

90

以下

96

以下

96

以下

96

以下

95

以下

90

以下

200

以下

200

以下

200

以下

200

以下

200

以下

200

以下

200

以下

230

以下

200

以下

200

以下

230

以下

230

以下

230

以下

220

以下

200

以下

180

°

180

°

180

°

180

°

180

°

180

°

180

°

180

°

180

°

180

°

180

°

180

°

180

°

180

°

180

°

厚さ 8 mm 未満  厚さの 0.5 倍

厚さ 8 mm 以上  厚さの 1.0 倍

厚さの 1.0 倍 
厚さの 1.0 倍

厚さの 1.0 倍

厚さの 1.0 倍 
厚さの 1.0 倍

厚さの 1.0 倍

厚さの 1.0 倍 
厚さの 1.0 倍

厚さの 1.0 倍

厚さの 1.0 倍 
厚さの 1.0 倍

厚さの 1.0 倍

厚さの 1.0 倍 
厚さの 1.0 倍

耐力,引張強さ及び伸びについては厚さ 0.30 mm 以上に適用する。 
注記 1 1

N/mm

2

=1 MPa

注記 2 HRBS 及び HRBW は,板厚の薄い場合に適用できない場合がある。 

a)

硬さは,いずれか 1 種類とする。

b)

 HRB

の測定は,HRBS 又は HRBW のいずれかでよいものとし,測定値の表示には,HRBS 又は HRBW を明

記する。ただし,疑義が生じた場合の判断は,HRBS によることとする。

6.5 

マルテンサイト系の機械的性質 

マルテンサイト系の機械的性質は,その熱処理状態に応じて,次の a)  又は b)  による。

a)

焼なましを行った板及び帯の機械的性質は,

表 12 による。この場合,供試材は,JIS G 0404 の 7.6 

A

類による。ただし,耐力は,注文者の指定がある場合に適用する。また,曲げ性の場合は,その外

側にき裂が生じてはならない。

注記  曲げ試験の実施については,11.2.5 参照。

b)

焼入焼戻しを行った SUS420J2 及び SUS440A の板及び帯の硬さは,

表 13 による。この場合,供試材

は,JIS G 0404 の 7.6 の A 類による。


10

G 4305

:2012

表 12−マルテンサイト系の焼なまし状態の機械的性質 

種類の記号

耐力

N/mm

2

引張強さ

N/mm

2

伸び

%

硬さ

a)

曲げ性

HBW HRBS

又は

HRBW

b)

HV

曲げ角度

内側半径

SUS403

SUS410

SUS410S

SUS420J1

SUS420J2

SUS440A

205

以上

205

以上

205

以上

225

以上

225

以上

245

以上

440

以上

440

以上

410

以上

520

以上

540

以上

590

以上

20

以上

20

以上

20

以上

18

以上

18

以上

15

以上

201

以下

201

以下

183

以下

223

以下

235

以下

255

以下

93

以下

93

以下

88

以下

97

以下

99

以下

HRC 25

以下

210

以下

210

以下

200

以下

234

以下

247

以下

269

以下

180

°

180

°

180

°

厚さの 1.0 倍

厚さの 1.0 倍

厚さの 1.0 倍

耐力,引張強さ及び伸びについては厚さ 0.30 mm 以上に適用する。 
注記 1 1

N/mm

2

=1 MPa

注記 2 HRBS 及び HRBW は,板厚の薄い場合に適用できない場合がある。 

a)

硬さは,いずれか 1 種類とする。

b)

 HRB

の測定は,HRBS 又は HRBW のいずれかでよいものとし,測定値の表示には,HRBS 又は HRBW を明

記する。ただし,疑義が生じた場合の判断は,HRBS によることとする。

表 13−マルテンサイト系の焼入焼戻し状態の硬さ 

種類の記号 HRC

SUS420J2

40

以上

SUS440A

6.6 

析出硬化系の機械的性質 

析出硬化系の機械的性質は,その熱処理状態に応じて,次の a)b)  又は c)  による。

a)

固溶化熱処理を行った板及び帯の機械的性質は,

表 14 による。この場合,供試材は,JIS G 0404 

7.6

の A 類による。ただし,耐力は,注文者の指定がある場合に適用する。

b)

固溶化熱処理後析出硬化処理を行った板及び帯の機械的性質は,

表 14 による。この場合,供試材は,

JIS G 0404

の 7.6 の A 類による。ただし,耐力は,注文者の指定がある場合に適用する。

c) SUS630

の場合,固溶化熱処理及び析出硬化処理以外の熱処理を行った板及び帯の機械的性質は,そ

の規格値及び試験片を含めて,受渡当事者間の協定による。


11

G 4305

:2012

表 14−析出硬化系の機械的性質 

種類の

記号

熱処理

記号

a)

耐力

N/mm

2

引張強さ

N/mm

2

伸び

%

硬さ

b)

HBW HRC  HRBS

又は

HRBW

c)

HV

SUS630

S

− 363 以下 38 以下

H900 1

175

以上 1

310

以上  厚さ 5.0 mm 以下

5

以上

375

以上

厚さ 5.0 mm を超え

15.0 mm

以下

8

以上

厚さ 15.0 mm を超
えるもの

10

以上

H1025 1

000

以上 1

070

以上  厚さ 5.0 mm 以下

5

以上

331

以上

厚さ 5.0 mm を超え

15.0 mm

以下

8

以上

厚さ 15.0 mm を超

えるもの

12

以上

H1075 860

以上 1

000

以上  厚さ 5.0 mm 以下

5

以上

302

以上 31 以上

厚さ 5.0 mm を超え

15.0 mm

以下

9

以上

厚さ 15.0 mm を超

えるもの

13

以上

H1150 725

以上 930 以上  厚さ 5.0 mm 以下

8

以上

277

以上 28 以上

厚さ 5.0 mm を超え

15.0 mm

以下

10

以上

厚さ 15.0 mm を超

えるもの

16

以上

SUS631 S

380

以下 1

030

以下 20 以上 192 以下

− 92 以下 200 以下

RH950 1

030

以上 1

230

以上  厚さ 3.0 mm 以下

− 40 以上

− 392 以上

厚さ 3.0 mm を超え

るもの

4

以上

TH1050 960

以上 1

140

以上  厚さ 3.0 mm 以下

3

以上

− 35 以上

− 345 以上

厚さ 3.0 mm を超え

るもの

5

以上

耐力,引張強さ及び伸びについては厚さ 0.30 mm 以上に適用する。 
注記 1 1

N/mm

2

=1 MPa

注記 2 HRBS 及び HRBW は,板厚の薄い場合に適用できない場合がある。 

a)

熱処理記号は,

表 による。

b)

硬さは,いずれか 1 種類とする。

c)

 HRB

の測定は,HRBS 又は HRBW のいずれかでよいものとし,測定値の表示には,HRBS 又は HRBW を明

記する。ただし,疑義が生じた場合の判断は,HRBS によることとする。

耐食性 

粒界腐食試験による耐食性について,注文者の指定がある場合は,受渡当事者間で 11.3 から適用する試

験方法を協定し,試験を行い,耐食性は受渡当事者間の協定による。

表面仕上げ 

板及び帯の表面仕上げは,

表 15 による。


12

G 4305

:2012

表 15−表面仕上げ 

表面仕上げの記号

摘要

No.2D

冷間圧延後,熱処理,酸洗又はこれに準じる処理を行って仕上げたもの。また,つや消し

ロールによって,最後に軽く冷間圧延したものも含める。

No.2B

冷間圧延後,熱処理,酸洗又はこれに準じる処理を行った後,適切な光沢を得る程度に冷
間圧延して仕上げたもの。

No.3

JIS R 6010

による P100∼P120 で研磨して仕上げたもの。

No.4

JIS R 6010

による P150∼P180 で研磨して仕上げたもの。

♯240

JIS R 6010

による P240 で研磨して仕上げたもの。

♯320

JIS R 6010

による P320 で研磨して仕上げたもの。

♯400

JIS R 6010

による P400 で研磨して仕上げたもの。

BA

冷間圧延後,光輝熱処理を行ったもの。

HL

適当な粒度の研磨材で連続した磨き目が付くように研磨して仕上げたもの。

この表以外の表面仕上げについては,受渡当事者間の協定による。

形状,寸法,質量及び許容差 

9.1 

標準寸法 

板の標準寸法は,

表 16 による。また,帯の標準厚さは,表 17 による。

表 16−板の標準寸法 

単位  mm

厚さ

幅×長さ

0.30 1.2  7.0

0.40 1.5  8.0

0.50 2.0  9.0

1

000

×2 000

0.60 2.5 10.0

1

219

×2 438

0.70 3.0 12.0

1

219

×3 048

0.80 4.0 15.0

1

524

×3 048

0.90 5.0 20.0

1.0 6.0

この表以外の寸法については,受渡当事者間の協定による。

表 17−帯の標準厚さ 

単位  mm

0.30 0.40 0.50 0.60 0.70 0.80 0.90

1.0  1.2 1.5 2.0 2.5 3.0 4.0 5.0 6.0

この表以外の寸法については,受渡当事者間の協定による。

9.2 

板の質量の算出 

注文者の要求によって,板の質量の算定が必要な場合には,板の質量は,表示の寸法を用いて算出し,

その算出方法は,

表 18 による。


13

G 4305

:2012

表 18−質量の算出方法 

算出順序

算出方法

結果の桁数

a)

基本質量 kg/(mm・m

2

)

表 19 による

単位質量 kg/m

2

基本質量[kg/(mm・m

2

)

]×厚さ(mm)

有効数字 4 桁の数値に丸める。

面積

m

2

幅(m)×長さ(m)

有効数字 4 桁の数値に丸める。

1

枚の質量 kg

単位質量(kg/m

2

)×面積(m

2

有効数字 3 桁の数値に丸める。ただし,

1 000 kg

を超えるものは,kg の整数値に丸

める。

総質量 kg

1

枚の質量(kg)×同一種類,同一寸法の枚数 整数値に丸める。

a)

数値の丸め方は,JIS Z 8401 による。

表 19−ステンレス鋼板の基本質量 

単位  kg/(mm・m

2

)

種類の記号

基本質量

分類

種類の記号

基本質量

分類

SUS301 7.93

オーステナイト系 SUS890L

8.05

オーステナイト系

SUS301L 7.93

SUS321 7.93

SUS301J1 7.93

SUS347 7.98

SUS302B 7.93

SUSXM7 7.93

SUS304 7.93

SUSXM15J1 7.75

SUS304Cu 7.93

SUS329J1 7.80  オーステナイト・フェラ

イト系

SUS304L 7.93

SUS329J3L 7.80

SUS304N1 7.93

SUS329J4L 7.80

SUS304N2 7.93

SUS405 7.75

フェライト系

SUS304LN 7.93

SUS410L 7.75

SUS304J1 7.93

SUS429 7.70

SUS304J2 7.93

SUS430 7.70

SUS305 7.93

SUS430LX 7.70

SUS309S 7.98

SUS430J1L 7.70

SUS310S 7.98

SUS434 7.70

SUS312L 8.03

SUS436L 7.70

SUS315J1 7.98

SUS436J1L 7.70

SUS315J2 7.98

SUS443J1 7.74

SUS316 7.98

SUS444 7.75

SUS316L 7.98

SUS445J1 7.69

SUS316N 7.98

SUS445J2 7.73

SUS316LN 7.98

SUS447J1 7.64

SUS316Ti 7.98

SUSXM27 7.67

SUS316J1 7.98

SUS403 7.75

マルテンサイト系

SUS316J1L 7.98

SUS410 7.75

SUS317 7.98

SUS410S 7.75

SUS317L 7.98

SUS420J1 7.75

SUS317LN 7.97

SUS420J2 7.75

SUS317J1 8.00

SUS440A 7.70

SUS317J2 7.98

SUS630

a)

析出硬化系

SUS836L 8.06

SUS631 7.93

a)

受渡当事者間の協定による。


14

G 4305

:2012

9.3 

厚さの許容差 

厚さの許容差は,次による。

9.3.1 

板及び帯の厚さの許容差 

板の厚さの許容差は,

表 20 による。帯の厚さの許容差は,表 21 による。ただし,注文者は,表 22 の厚

さの許容差(記号 ET)又は

表 23 の厚さの許容差(記号 ST)を指定することができる。

板の厚さを測定する箇所は,板の縁から 15 mm 以上内側の任意の点とする。

帯の厚さを測定する箇所は,ミルエッジにおいては,幅 50 mm 以上の場合,帯の縁から 25 mm 以上内

側の任意の点,また幅 50 mm 未満の場合,幅の中央とする。カットエッジにおいては,幅 30 mm 以上の

場合,帯の縁から 15 mm 以上内側の任意の点,また幅 30 mm 未満の場合,幅の中央とする。

なお,帯の先頭部と末端部の正常でない部分には適用しない。

表 20−板の厚さの許容差 

単位  mm

厚さ

1 250

未満

1 250

以上

1 600

以下

0.16

以上  0.25 未満

±0.03

0.25

以上  0.30 未満

±0.04

0.30

以上  0.60 未満

±0.05

±0.08

0.60

以上  0.80 未満

±0.07

±0.09

0.80

以上  1.00 未満

±0.09

±0.10

1.00

以上  1.25 未満

±0.10

±0.12

1.25

以上  1.60 未満

±0.12

±0.15

1.60

以上  2.00 未満

±0.15

±0.17

2.00

以上  2.50 未満

±0.17

±0.20

2.50

以上  3.15 未満

±0.22

±0.25

3.15

以上  4.00 未満

±0.25

±0.30

4.00

以上  5.00 未満

±0.35

±0.40

5.00

以上  6.00 未満

±0.40

±0.45

6.00

以上  8.00 未満

±0.50

±0.50

8.00

以上  10.0 未満

±0.60

±0.60

10.0

以上  16.0 未満

±0.70

±0.70

16.0

以上  25.0 以下

±0.80

±0.80


15

G 4305

:2012

表 21−帯の厚さの許容差 

単位  mm

厚さ

1 250

未満

1 250

以上

1 600

以下

0.16

以上  0.25 未満

±0.03

0.25

以上  0.30 未満

±0.04

0.30

以上  0.60 未満

±0.05

±0.08

0.60

以上  0.80 未満

±0.07

±0.09

0.80

以上  1.00 未満

±0.09

±0.10

1.00

以上  1.25 未満

±0.10

±0.12

1.25

以上  1.60 未満

±0.12

±0.15

1.60

以上  2.00 未満

±0.15

±0.17

2.00

以上  2.50 未満

±0.17

±0.20

2.50

以上  3.15 未満

±0.22

±0.25

3.15

以上  4.00 未満

±0.25

±0.30

4.00

以上  5.00 未満

±0.35

±0.40

5.00

以上  6.00 未満

±0.40

±0.45

6.00

以上  8.00 以下

±0.50

±0.50

表 22−板及び帯の厚さの許容差(記号 ET 

単位  mm

厚さ

160

未満

160

以上

250

未満

250

以上

400

未満

400

以上

630

未満

630

以上

1 000

未満

1 000

以上

1 250

未満

1 250

以上

1 550

以下

0.10

未満

±0.010

±0.020

0.10

以上 0.16 未満

±0.015

±0.020

0.16

以上 0.25 未満

±0.020

±0.025

±0.030

±0.030

0.25

以上 0.40 未満

±0.025

±0.030

±0.035

±0.035

±0.038

±0.038

0.40

以上 0.60 未満

±0.035

±0.040

±0.040

±0.040

±0.040

±0.040

±0.05

0.60

以上 0.80 未満

±0.040

±0.045

±0.045

±0.045

±0.05

±0.05

±0.06

0.80

以上 1.00 未満

±0.040

±0.05

±0.05

±0.05

±0.05

±0.06

±0.07

1.00

以上 1.25 未満

±0.05

±0.05

±0.05

±0.06

±0.06

±0.07

±0.08

1.25

以上 1.60 未満

±0.05

±0.06

±0.06

±0.06

±0.07

±0.08

±0.10

1.60

以上 2.00 未満

±0.06

±0.07

±0.08

±0.08

±0.09

±0.10

±0.12

2.00

以上 2.50 未満

±0.07

±0.08

±0.08

±0.09

±0.10

±0.11

±0.13

2.50

以上 3.15 未満

±0.08

±0.09

±0.09

±0.10

±0.11

±0.12

±0.14

3.15

以上 4.00 以下

±0.09

±0.10

±0.10

±0.11

±0.12

±0.13

±0.16


16

G 4305

:2012

表 23−板及び帯の厚さの許容差(記号 ST 

単位  mm

厚さ

  630 以上

1 000

未満

1 000

以上

1 250

未満

1 250

以上

1 550

以下

0.25

未満

±0.030

0.25

以上 0.40 未満

±0.030

±0.035

0.40

以上 0.60 未満

±0.035

±0.035

0.60

以上 0.80 未満

±0.040

±0.040

0.80

以上 1.00 未満

±0.040

±0.050

±0.050

1.00

以上 1.25 未満

±0.050

±0.055

±0.060

1.25

以上 1.60 未満

±0.055

±0.060

±0.060

1.60

以上 2.00 以下

±0.065

±0.070

±0.080

9.4 

幅の許容差 

板の幅の許容差は,

表 24 による。帯の幅の許容差は,表 25 による。ただし,注文者は表 26 の幅の許容

差(記号 EW)を指定することができる。

なお,帯の先頭部及び末端部の正常でない部分には適用しない。

表 24−板の幅の許容差 

単位  mm

厚さ

長さ

3 500

以下

3 500

を超え

6 000

以下

6 000

を超える

もの

10.0

未満

+10

   0

+15

   0

+20

   0

10.0

以上  25.0 以下

+10 
   0

+20 
   0

+20 
   0

表 25−帯の幅の許容差 

単位  mm

エッジ

400

未満

400

以上

630

未満

630

以上

1 000

未満

1 000

以上

1 524

未満

1 524

以上

ミルエッジ

a)

+10

   0

+20

   0

+25

   0

+30

   0

+30

   0

カットエッジ

b)

+5

  0

+5

  0

+5

  0

+5

  0

+10

   0

a)

この表以外の値を,受渡当事者間で協定してもよい。

b)

受渡当事者間の協定によって,この表に規定する幅の全許容差範囲と同一の範囲以下
でマイナス側に移動してもよい。ただし,協定した許容差の上限値は,ゼロより下回

ってはならない。


17

G 4305

:2012

表 26−板及び帯の幅の許容差(記号 EW 

単位  mm

厚さ

160

未満

160

以上

250

未満

250

以上

400

未満

400

以上

630

未満

630

以上

1 000

以下

0.60

未満

±0.15

±0.15

±0.30

±0.30

±0.50

0.60

以上 1.00 未満

±0.15

±0.15

±0.30

±0.30

±0.50

1.00

以上 1.60 未満

±0.20

±0.25

±0.35

±0.35

±0.60

1.60

以上 2.50 未満

±0.30

±0.35

±0.45

±0.45

±0.70

2.50

以上 4.00 以下

±0.40

±0.45

±0.50

±0.50

±0.80

9.5 

板の長さの許容差 

板の長さの許容差は,

表 27 による。

表 27−板の長さの許容差 

単位  mm

厚さ

長さ

3 500

以下

3 500

を超え

6 000

以下

6 000

を超える

もの

10.0

未満

+10 
   0

+15 
   0

+30 
   0

10.0

以上  25.0 以下

+15 
   0

+20 
   0

+35 
   0

9.6 

板の平たん度 

板の平たん度は,注文者の要求がある場合に測定し,板の平たん度の最大値は,

表 28 による。

なお,注文者は,平たん度の最大値(記号 EF)を指定することができる。ただし,調質の記号 1/4H 又

は 1/2H の平たん度の最大値は,

表 29 に,3/4H 及び H の平たん度の最大値は,受渡当事者間の協定による。

板の平たん度の測定は,

板を水平面に自重だけで置き,

板の下面と水平面との距離を測定し,

板長さ 3 500

mm

当たりの最大距離を平たん度とする。

表 28−板の平たん度の最大値 

単位  mm

長さ

平たん度の最大値

平たん度の最大値(記号 EF)

1 000

以下 2

000

以下

15 3

2 000

を超えるもの 20

6

1 000

を超えるもの 2

000

以下

20 6

2 000

を超えるもの 20

6

この表は,任意の長さ 3 500 mm について適用し,長さ 3 500 mm 未満の場合,全長に対して適用する。


18

G 4305

:2012

表 29SUS301 及び SUS301L の板の平たん度の最大値 

単位  mm

厚さ

平たん度の最大値

1/4H 1/2H

600

以上  1 000 未満

0.40

未満 13  19

0.40

以上 0.80 未満 16  22

0.80

以上 19

22

1 000

以上  1 219 未満

0.40

未満 16  26

0.40

以上 0.80 未満 19  29

0.80

以上 26

29

この表は,任意の長さ 3 500 mm について適用し,長さ 3 500 mm 未満の場合,
全長に対し適用する。

9.7 

帯の横曲がり 

帯の横曲がりは,注文者の要求がある場合に測定し,帯の横曲がりの最大値は,

表 30 による。ただし,

帯の先頭部及び末端部の正常でない部分には適用しない。また,SUS301 及び SUS301L の調質記号 1/4H,

1/2H

,3/4H 及び H の帯については,受渡当事者間の協定による。

帯の横曲がりは,ミルエッジの帯には適用しない。

表 30−帯の横曲がりの最大値 

単位  mm

横曲がりの最大値

 40

以上   80 未満

任意の位置の長さ 1 000 につき 2

任意の位置の長さ 2 000 につき 8

 80

以上  630 未満

任意の位置の長さ 1 000 につき 1

任意の位置の長さ 2 000 につき 4

630

以上

任意の位置の長さ 1 000 につき 0.5

任意の位置の長さ 2 000 につき 2

帯の横曲がりは,

図 による。

幅 40 mm 未満のものについては,受渡当事者間の協定による。

なお,この表のどちらの数値を適用するかは,製造業者の判断による。

図 1−帯の横曲がり 

10 

外観 

外観は,次による。

a)

板及び帯には,使用上有害な欠点があってはならない。ただし,帯の場合は,一般に,欠点を除去す

る機会がないため,若干の正常でない部分を含むことができる。

b)

帯の形状は,一般にきつく巻かれており,その外観は可能な限り円柱状でなければならない。

c)

帯の巻きずれは,片方の端面当たり,ミルエッジの場合は 70 mm 以内,カットエッジの場合は 35 mm

以内とする。ただし,帯の先頭部及び末端部の正常でない部分には適用しない。


19

G 4305

:2012

11 

試験 

11.1 

分析試験 

11.1.1 

分析試験の一般事項及び分析試料の採り方 

分析試験の一般事項及び分析試料の採り方は,JIS G 0404 の箇条 8(化学成分)による。注文者が製品

分析を要求した場合の試料の採り方は,JIS G 0321 の箇条 4(分析用試料採取方法)による。

11.1.2 

分析方法 

溶鋼分析の方法は,JIS G 0320 による。製品分析の方法は,JIS G 0321 による。

11.2 

機械試験 

11.2.1 

試験一般 

機械試験の一般事項は,JIS G 0404 による。

11.2.2 

供試材の採り方 

供試材は,同一溶鋼及び同一熱処理条件の板又は帯ごとに 1 個を採取する。

11.2.3 

試験片の数 

引張試験,硬さ試験及び曲げ試験の各試験片の数は,供試材 1 個から各試験片 1 個とする。

11.2.4 

試験片 

引張試験片,硬さ試験片及び曲げ試験片は,次による。

a)

引張試験片は,JIS Z 2241 の 4 号試験片,10 号試験片又は 13B 号試験片のいずれかを用いる。

なお,14A 号試験片,14B 号試験片又は 5 号試験片を用いてもよい。

b)

硬さ試験片は,引張試験片又は曲げ試験片の一部を用いることができる。

c)

曲げ試験片は,JIS Z 2248 の 1 号試験片又は 3 号試験片を用いる。

11.2.5 

試験方法 

引張試験,硬さ試験及び曲げ試験の方法は,次による。

なお,曲げ試験は省略してもよい

1)

。ただし,特に注文者の指定がある場合には,試験を行わなければ

ならない。

1)

試験は,製造業者の判断によって省略してもよいが,曲げ性は規定を満足しなければならない

ことを意味する。

a)

引張試験方法は,JIS Z 2241 による。ただし,試験温度は 23±5  ℃とし,マルテンサイト系以外の引

張強さの測定については,試験片平行部のひずみ増加率が 40∼80 %/min になるような引張速度を用い

る。

b) 

硬さ試験方法は,次のいずれかによる。ただし,試験温度は,23±5  ℃で行う。

1) JIS 

Z 2243 

2) JIS 

Z 2244 

3) JIS 

Z 2245 

c) 

曲げ試験方法は,JIS Z 2248 による。ただし,試験温度は,23±5  ℃で行う。

11.3 

腐食試験 

11.3.1 

供試材の採り方 

供試材は,同一溶鋼及び同一熱処理条件の板又は帯ごとに 1 個を採取する。

11.3.2 

試験片の数 

試験片の数は,供試材 1 個から各試験片 1 個とする。


20

G 4305

:2012

11.3.3 

試験方法 

試験方法は,次のいずれかによる。

a)  JIS G 0571 

b)  JIS G 0572 

c)

JIS G 0573 

d)  JIS G 0575 

12 

検査 

板及び帯の検査は,次による。

a)

検査の一般事項は,JIS G 0404 による。

b)

化学成分は,箇条 に適合しなければならない。

c)

機械的性質は,箇条 に適合しなければならない。ただし,引張試験,硬さ試験及び曲げ試験は,受

渡当事者間の協定によって,その一部又は全部を省略することができる。

d)

耐食性は,注文者の指定がある場合に適用し,箇条 に適合しなければならない。

e)

表面仕上げは,箇条 に適合しなければならない。

f)

形状及び寸法は,箇条 に適合しなければならない。

g)

外観は,箇条 10 に適合しなければならない。

13 

表示 

検査に合格した板及び帯には,板については 1 枚ごと又は 1 結束ごとのいずれかに,帯については 1 結

束ごとに次の事項を表示する。ただし,受渡当事者間の協定によって,項目の一部を省略することができ

る。

a)

種類の記号

b)

寸法

c)

許容差及び板の平たん度の最大値の記号(許容差の記号 ET,ST 又は EW,及び板の平たん度の最大

値の記号 EF によったものについては,これを表示する。

d)

表面仕上げの記号

e)

熱処理記号(析出硬化系の場合,並びにマルテンサイト系のうちで特に注文者から指定された SUS

420J2

及び SUS440A の焼入焼戻しの場合に限る。

f)

調質の記号(SUS301 及び SUS301L の場合)

g)

製造業者名又はその略号

h)

溶鋼番号又は検査番号

14 

報告 

製造業者は,注文者の要求があれば,この規格に規定又は指定された試験の成績表,及び寸法,数量,

納入状態などを記載した報告書を注文者に提出しなければならない。

報告書には電送などの電子媒体も含める。ただし,検査文書の種類は,JIS G 0415 

表 1(検査文書の

総括表)の 2.3(受渡試験報告書)又は 3.1.B(検査証明書 3.1.B)とする。


21

G 4305

:2012

附属書 JA

(参考)

ステンレス鋼の熱処理

序文 

この附属書は,本体に関連する事柄を補足するもので,規定の一部ではない。

板及び帯の熱処理条件を参考として以下に示す。

JA.1

  熱処理条件 

表 JA.1∼表 JA.5 に熱処理条件を示す。

表 JA.1−オーステナイト系の熱処理条件 

単位  ℃

種類の記号

固溶化熱処理

種類の記号

固溶化熱処理

SUS301

SUS301L

SUS301J1

SUS302B

SUS304

SUS304Cu

SUS304L

SUS304N1

SUS304N2

SUS304LN

SUS304J1

SUS304J2

SUS305

SUS309S

SUS310S

SUS312L

SUS315J1

SUS315J2

1 010

∼1 150 急冷

1 010

∼1 150 急冷

1 010

∼1 150 急冷

1 010

∼1 150 急冷

1 010

∼1 150 急冷

1 010

∼1 150 急冷

1 010

∼1 150 急冷

1 010

∼1 150 急冷

1 010

∼1 150 急冷

1 010

∼1 150 急冷

1 010

∼1 150 急冷

1 010

∼1 150 急冷

1 030

∼1 150 急冷

1 030

∼1 180 急冷

1 030

∼1 180 急冷

1 010

∼1 150 急冷

1 010

∼1 150 急冷

1 010

∼1 150 急冷

SUS316

SUS316L

SUS316N

SUS316LN

SUS316Ti

a)

SUS316J1

SUS316J1L

SUS317

SUS317L

SUS317LN

SUS317J1

SUS317J2

SUS836L

SUS890L

SUS321

a)

SUS347

a)

SUSXM7

SUSXM15J1

1 010

∼1 150 急冷

1 010

∼1 150 急冷

1 010

∼1 150 急冷

1 010

∼1 150 急冷

920

∼1 150 急冷

1 010

∼1 150 急冷

1 010

∼1 150 急冷

1 010

∼1 150 急冷

1 010

∼1 150 急冷

1 010

∼1 150 急冷

1 030

∼1 180 急冷

1 030

∼1 180 急冷

1 030

∼1 180 急冷

1 030

∼1 180 急冷

920

∼1 150 急冷

980

∼1 150 急冷

1 010

∼1 150 急冷

1 010

∼1 150 急冷

a)

 SUS316Ti

,SUS321 及び SUS347 については,注文者が安定化熱処理を指定す

ることがある。この場合の熱処理温度は,850∼930  ℃が用いられる。

表 JA.2−オーステナイト・フェライト系の熱処理条件 

単位  ℃

種類の記号

固溶化熱処理

SUS329J1

SUS329J3L

SUS329J4L

950

∼1 100 急冷

950

∼1 100 急冷

950

∼1 100 急冷


22

G 4305

:2012

表 JA.3−フェライト系の熱処理条件 

単位  ℃

種類の記号

焼なまし

種類の記号

焼なまし

SUS405

SUS410L

SUS429

SUS430

SUS430LX

SUS430J1L

SUS434

SUS436L

780

∼830 急冷又は徐冷

700

∼820 急冷又は徐冷

780

∼850 急冷又は徐冷

780

∼850 急冷又は徐冷

780

∼950 急冷又は徐冷

800

∼1 050 急冷

780

∼850 急冷又は徐冷

800

∼1 050 急冷

SUS436J1L

SUS443J1

SUS444

SUS445J1

SUS445J2

SUS447J1

SUSXM27

800

∼1 050 急冷

800

∼1 050 急冷

800

∼1 050 急冷

850

∼1 050 急冷

850

∼1 050 急冷

900

∼1 050 急冷

900

∼1 050 急冷

表 JA.4−マルテンサイト系の熱処理条件 

単位  ℃

種類の記号

熱処理

焼なまし

焼入れ

焼戻し

SUS403

SUS410

SUS410S

SUS420J1

SUS420J2

SUS440A

約 750 急冷又は 800∼900 徐冷 
約 750 急冷又は 800∼900 徐冷

約 750 急冷又は 800∼900 徐冷

約 750 急冷又は 800∼900 徐冷 
約 750 急冷又は 800∼900 徐冷

約 750 急冷又は 800∼900 徐冷

− 

980

∼1 040 急冷

1 010

∼1 070 急冷

− 

150

∼400 空冷

150

∼400 空冷

表 JA.5−析出硬化系の熱処理条件 

種類の記号

熱処理

種類

記号

条件

SUS630

a)

固溶化熱処理 S

1

020

∼1 060  ℃急冷

析出硬化処理 H900  470∼490  ℃空冷

H1025 540

∼560  ℃空冷

H1075 570

∼590  ℃空冷

H1150 610

∼630  ℃空冷

SUS631

固溶化熱処理 S

1

000

∼1 100  ℃急冷

析出硬化処理 RH950 955±10  ℃に 10 分間保持,室温まで空冷,24 時間以内に

−73±6  ℃に冷却し 8 時間保持,510±10  ℃に 60 分間保持後

空冷

TH1050 760

±15  ℃に 90 分間保持,1 時間以内に 15  ℃以下に冷却し

30

分間保持,565±10  ℃に 90 分間保持後空冷

a)

 SUS630

については,固溶化熱処理及び析出硬化処理以外の熱処理を受渡当事者間で協定されること

がある。


附属書 JB

(参考)

JIS

と対応国際規格との対比表

JIS G 4305:2012

  冷間圧延ステンレス鋼板及び鋼帯

ISO 16143-1:2004

  Stainless steels for general purposes−Part 1: Flat products

ISO 9445-1:2009

  Continuously cold-rolled stainless steel − Tolerances on

dimensions and form

−Part 1: Narrow strip and cut lengths

ISO 9445-2:2009

  Continuously cold-rolled stainless steel − Tolerances on

dimensions and form

−Part 2: Wide strip and plate/sheet

(I)JIS の規定

(II) 
国 際 規

格番号

(III)国際規格の規定

(IV)JIS と国際規格との技術的差異の箇条
ごとの評価及びその内容

(V)JIS と国際規格との技術的差
異の理由及び今後の対策

箇条番号

及び題名

内容

箇条番号

内容

箇条ごと

の評価

技術的差異の内容

1

適用範

冷間圧延の,ステンレ

ス鋼板(以下,板とい
う)及びステンレス鋼

帯(以下,帯という)

について規定。

ISO 

16143-1

1

一般用途向け熱間圧延及

び冷間圧延ステンレス薄
板,厚板/及び鋼帯につ

いて規定。

削除

JIS

では,冷間圧延ステンレス

鋼板及び鋼帯について規定。

JIS

は,熱間圧延ステンレス鋼板

及び鋼帯について JIS G 4304 
規定しており,実質的な差異はな

い。

2

引用規

3

種類の

記号

オーステナイト系,オ

ーステナイト・フェラ

イ ト 系 , フ ェ ラ イ ト
系,マルテンサイト系

及び析出硬化系の 62

種 類 の 記 号 及 び 分 類
を規定。

ISO  

16143-1

4

,6

ISO

規格の記号体系によ

る。

オーステナイト系,オー
ステナイト・フェライト

系,フェライト系,マル

テンサイト系及び析出硬
化系の 41 種類の記号及び

分類を規定。

変更

JIS

と ISO 規格の記号体系が異

なる。

各国は,それぞれの記号体系をも

ち,それらはその市場に定着して

い る 。 2003 年 に 制 定 さ れ た

ISO/TS 4949

は,各国それぞれの

記号体系に従うことを認めてい

る。

4

製造方

冷 間 圧 延 後 の 板 及 び

帯の処理方法を規定。

 7.1

7.2

注文時に特に合意されて

いなければ,製鋼方法は
製造業者の自由裁量。

製造方法と表面仕上げの

種類を規定。

削除

JIS

では,冷間圧延ステンレス

鋼板 及 び 鋼帯 の製 造 方 法に つ
いて規定。

JIS

は,熱間圧延ステンレス鋼板

及び鋼帯について JIS G 4304 
規定しており,実質的な差異はな

い。

23

G 4

305


20
12


(I)JIS の規定

(II) 
国 際 規

格番号

(III)国際規格の規定

(IV)JIS と国際規格との技術的差異の箇条
ごとの評価及びその内容

(V)JIS と国際規格との技術的差
異の理由及び今後の対策

箇条番号

及び題名

内容

箇条番号

内容

箇条ごと

の評価

技術的差異の内容

5

化学成

オーステナイト系 36
種 類 , オ ー ス テ ナ イ

ト・フェライト系 3 種

類,フェライト系 15
種類,マルテンサイト

系 6 種類及び析出硬化

系 2 種類の,計 62 種
類 の 化 学 成 分 値 を 規

定。

ISO  

16143-1

7.3

オーステナイト系 26 種
類,オーステナイト・フ

ェライト系 5 種類,フェ

ライト系 5 種類,マルテ
ンサイト系 4 種類,析出

硬化系 1 種類の,計 41 種

類の化学成分値を規定。

変更

JIS

で規定されている 62 種類の

うち,20 種類が ISO 規格にも

規定されており,ISO 規格にな

い鋼種は 42 種類。また,ISO 
格で規定されている 41 種類の

うち,23 種類が JIS にも規定さ

れており,JIS にない鋼種は 18
種類(共通鋼種数が,JIS では

20

種類,ISO 規格では 23 種類

と不整合な理由:JIS の 1 鋼種
が ISO 規格の 2 鋼種に対応して

いる種類が 3 種類あるため。

JIS

は,ISO 規格で規定されてい

る鋼種から国内ニーズのない鋼

種を削除し,国内に定着している

JIS

固有鋼種を規定していること

から,JIS 規定内容のままとする。

次回 ISO 規格見直し時,改正提案

の要否を検討する。

6

機械的

性質

オーステナイト系,オ

ーステナイト・フェラ
イト系については,耐

力,引張強さ,伸び及

び硬さを規定。フェラ
イト系については,耐

力,引張強さ,伸び,

硬 さ 及 び 曲 げ 性 を 規
定。マルテンサイト系

については,焼なまし

状態の耐力,引張強さ,
伸び,硬さ及び曲げ性

を規定し,焼入焼戻し

状態の硬さを規定。析
出硬化系については,

固溶化熱処理状態及び

析出硬化処理状態の耐
力,引張強さ,伸び及

び硬さを規定。

7.5

オーステナイト系につい

ては 0.2 %耐力,1.0 %耐
力,引張強さ及び伸びに

ついて規定。オーステナ

イト・フェライト系及び
フ ェ ラ イ ト 系 に つ い て

は,0.2 %耐力,引張強さ

及び伸びについて規定。
マルテンサイト系につい

ては,焼なまし状態の引

張強さ,伸び及び硬さ,
焼入焼戻し状態の硬さを

規定。析出硬化系につい

ては,固溶化熱処理状態
の引張強さ及び伸び,析

出硬化処理状態の 0.2 %

耐力,引張強さ及び伸び
を規定している。

変更

JIS

では,全ての種類について,

硬さを規定している。ISO 規格
では,マルテンサイト系につい

てだ け 硬 さを 規定 し て いる 。

ISO

規格では,オーステナイト

系について,1.0 %耐力を規定し

ている。

JIS

では,SUS301,SUS301L の

調質 圧 延 状態 の機 械 的 性質 を

規定している。

製品規格として必要な規定項目

及び規定内容を定めている。JIS
は,全ての種類の機械的性質につ

いて,硬さを共通規定項目として

おり一貫性があることから,JIS
規定内容のままとする。

次回 ISO 規格見直し時,改正提案

の要否を検討する。

24

G 4

305


20
12


(I)JIS の規定

(II) 
国 際 規

格番号

(III)国際規格の規定

(IV)JIS と国際規格との技術的差異の箇条
ごとの評価及びその内容

(V)JIS と国際規格との技術的差
異の理由及び今後の対策

箇条番号

及び題名

内容

箇条番号

内容

箇条ごと

の評価

技術的差異の内容

7

耐食性

粒 界 腐 食 試 験 に よ る

耐食性について規定。
粒 界 腐 食 試 験 方 法 と

して,しゅう酸エッチ

ング試験,硫酸・硫酸
第二鉄腐食試験,65 %

硝酸腐食試験,硫酸・

硫酸銅腐食試験の 4 種
類を規定。

腐 食 試 験 の 実 施 の 有

無及び判定値は,受渡
当事者間による協定。

ISO  

16143-1

7.4

オーステナイト系,オー

ステナイト・フェライト
系及びフェライト系に適

用する粒界腐食試験によ

る耐食性を規定。粒界腐
食試験方法として,16 %

硫酸−硫酸銅腐食試験,

35 %

硫酸−硫酸銅腐食試

験,40 %硫酸−硫酸第二

鉄腐食試験の 3 種類を規

変更

腐食試験方法が異なる。

JIS

は,国内に定着している JIS

腐食試験方法を規定しているこ
とから,JIS 規定内容のままとす

る。

次回 ISO 規格見直し時,改正提案
の要否を検討する。

8

腐食試験の実施有無は,
受渡当事者間協定だが,

実 施 し た 場 合 は , ISO 

3651-2

を満足することが

求められる。

8

表面仕

上げ

表 面 仕 上 げ に つ い て

規定(表 15)

 7.2

製造方法と表面状態につ

いて規定。

変更

JIS

では,冷間圧延ステンレス

鋼板及び鋼帯について規定。

JIS

は,熱間圧延ステンレス鋼板

及び鋼帯について JIS G 4304 

規定しており,実質的な差異はな
い。

JIS

と ISO 規格の記号体系が異

なる。

各国は,それぞれの記号体系をも

ち,それらはその市場に定着して

い る 。 2003 年 に 制 定 さ れ た

ISO/TS 4949

は,各国それぞれの

記号体系に従うことを認めてい

る。

9

形状,

寸法,質

量及び許

容差

9.1

標準寸法

板の標準寸法(表 16)

及び帯の標準厚さ(表

17

)を規定。

追加

JIS

では,標準寸法を規定し,

ISO

規格では受渡当事者間協

定。

JIS

は,共通化が可能な範囲で規

格化していることから,JIS 規定

内容のままとする。

次回 ISO 規格見直し時,改正提案
の要否を検討する。

25

G 4

305


20
12


(I)JIS の規定

(II) 
国 際 規

格番号

(III)国際規格の規定

(IV)JIS と国際規格との技術的差異の箇条
ごとの評価及びその内容

(V)JIS と国際規格との技術的差
異の理由及び今後の対策

箇条番号

及び題名

内容

箇条番号

内容

箇条ごと

の評価

技術的差異の内容

9

形状,

寸法,質
量及び許

容差

(続き)

9.2

板の質量の算出

板 の 質 量 及 び そ の 算
出方法を規定(表 18,

表 19)

ISO  

16143-1

7.9

ISO/TS 15510

の密度(JIS

で規定する基本質量)を
引用。

変更

基本質量が異なる。

JIS

は,国内に定着している基本

質量を規定していることから,

JIS

規定内容のままとする。

次回 ISO 規格見直し時,改正提案

の要否を検討する。

9.3

厚さの許容差

板 及 び 帯 の 厚 さ 測 定

位置を規定。板及び帯

の 許 容 差 を そ れ ぞ れ
表 20 及び表 21 に規

定。ただし,注文者は,

表 22(記号 ET)又は
表 23(記号 ST)の許

容 差 を 指 定 す る こ と

もできる。

ISO  

9445-1 

6

狭幅鋼帯及びその製品厚
さ許容差を,Normal,Fine

及び Precision の 3 種類に

分けて表 1 に規定。

変更

厚さ区分及び許容差が異なる。
厚さ測定位置が異なる。

JIS

は,国内に定着している形

状・寸法許容差を規定しているこ

とから,JIS 規定内容のままとす

る。 
次回 ISO 規格見直し時,改正提案

の要否を検討する。

16

狭幅鋼帯及びその製品の
測定位置を規定。

ISO  

9445-2 

7

広幅鋼帯及びその製品厚

さ許容差を,Normal 及び

Special

の 2 種類に分けて

測定方法ごとに規定(表

1

:方法 A 及び表 2:方法

B

変更

 17

広幅鋼帯及びその製品の
測定として,測定方法 A

及び測定方法 B を規定。

 9.4

幅の許容差

板 及 び 帯 の 許 容 差 を
それぞれ表 24 及び表

25

に規定。ただし,注

文者は,表 26(記号

EW

)の許容差を指定

することもできる。

ISO 

9445-1 

7

狭幅鋼帯及びその製品幅

許容差を,Normal,Fine
及び Precision の 3 種類に

分けて表 2 に規定。

変更

厚さ区分及び許容差が異なる。

JIS

は,国内に定着している形

状・寸法許容差を規定しているこ
とから,JIS 規定内容のままとす

る。

次回 ISO 規格見直し時,改正提案
の要否を検討する。

 17

狭幅鋼帯及びその製品の

測定方法を規定。

削除

26

G 4

305


20
12


(I)JIS の規定

(II) 
国 際 規

格番号

(III)国際規格の規定

(IV)JIS と国際規格との技術的差異の箇条
ごとの評価及びその内容

(V)JIS と国際規格との技術的差
異の理由及び今後の対策

箇条番号

及び題名

内容

箇条番号

内容

箇条ごと

の評価

技術的差異の内容

9

形状,

寸法,質
量及び許

容差

(続き)

ISO 

9445-2 

8

広幅鋼帯及びその製品厚

さ許容差を,表 3(ミルエ
ッジ品)及び表 4(Normal

及び Special の 2 種類に分

けたカットエッジ品)に
規定。

変更

18

広幅鋼帯及びその製品の

測定方法を規定。

削除

 9.5

板の長さの許容差

許容差を規定(表 27)

ISO  

9445-1 

9

狭幅鋼板長さ許容差を,

Normal

及び Special の 2

種類に分けて表 3 に規定。

変更

厚さ区分及び許容差が異なる。

JIS

は,国内に定着している形

状・寸法許容差を規定しているこ
とから,JIS 規定内容のままとす

る。

次回 ISO 規格見直し時,改正提案
の要否を検討する。

18

狭幅鋼板の測定方法を規

定。

削除

ISO  

9445-2 

10

広幅鋼板長さ許容差を,

Normal

及び Special の 2

種類に分けて表 5 に規定。

変更

 19

広幅鋼板の測定方法を規

定。

削除

 9.6

板の平たん度

平 た ん 度 を 規 定 ( 表

28

なお,注文者は,記号

EF

の平たん度を指定

できる。平たん度の測

定方法を規定。

ISO  

9445-1 

12

狭幅鋼板の平たん度の許

容差を規定。

変更

平たん度の許容差が異なる。

JIS

は,国内に定着している形

状・寸法許容差を規定しているこ
とから,JIS 規定内容のままとす

る。

次回 ISO 規格見直し時,改正提案
の要否を検討する。

 21

狭幅鋼板の平たん度の測
定方法を規定。

一致

ISO  

9445-2 

13

広幅鋼板の平たん度の許

容差を規定。

変更

 22

広幅鋼板の平たん度の測

定方法を規定。

一致

27

G 4

305


20
12


(I)JIS の規定

(II) 
国 際 規

格番号

(III)国際規格の規定

(IV)JIS と国際規格との技術的差異の箇条
ごとの評価及びその内容

(V)JIS と国際規格との技術的差
異の理由及び今後の対策

箇条番号

及び題名

内容

箇条番号

内容

箇条ごと

の評価

技術的差異の内容

9

形状,

寸法,質
量及び許

容差

(続き)

9.7

帯の横曲がり

任 意 の 位 置 の 長 さ

1 000 mm

又は 2 000

mm

に対する,横曲が

りの最大値を規定(表

30

,図 1)

ISO  

9445-1 

10

狭幅鋼帯及び板の横曲が

りの許容差を表 4 に規定。

変更

帯の 横 曲 がり 測定 の 基 準長 さ

が異なる。許容差,適用サイズ
などが異なる。

JIS

には,板の横曲がりの規定

がない。 

JIS

は,国内に定着している形

状・寸法許容差を規定しているこ
とから,JIS 規定内容のままとす

る。

次回 ISO 規格見直し時,改正提案
の要否を検討する。 

19

狭幅鋼帯及び板の横曲が
りの測定方法を規定。

変更

ISO  

9445-2 

11

広幅鋼帯及び板の横曲が
りの許容差を表 4 に規定。

変更

20

広幅鋼帯及び板の横曲が

りの測定方法を規定。

変更

ISO  

9445-1 

11

狭幅板製品の直角度

削除

JIS

には,直角度の規定がない。

20

直角度測定方法

ISO  

9445-2 

12

広幅板製品の直角度

21

直角度測定方法

10

外観

板及び帯は,使用上有

害 な 欠 点 が な い こ と

及 び 帯 が 巻 き 形 状 で
ある場合の,形状と巻

きずれの限度を規定。

ISO  

16143-1

7.6

外観について規定

一致

ISO  

9445-1 

14

鋼帯が巻き形状である場

合の,形状と巻きずれの
限度を規定。

追加

JIS

では欠点の規定を追加して

いる。

JIS

は,製品規格として必要なた

め,必要な規定項目及び規定内容
を追加。検討した結果,現状のま

まとする。

ISO  

9445-2 

15

11

試験

分析試験,機械試験及

び 腐 食 試 験 方 法 を 規

定。機械試験は,製品
状 態 を 供 試 材 と し て

実施。

ISO  

16143-1

8

分析試験,機械試験及び

腐食分析試験,機械試験

及 び 腐 食 試 験 方 法 を 規
定。機械試験は,基本的

に製品状態を供試材とす

るが,マルテンサイト系
については,焼入焼戻し

状態でも実施。

変更

機械的性質項目が異なり,腐食

試験方法も異なる。

JIS

は,国内に定着している機械

的性質項目及び腐食試験方法を

規定していることから,JIS 規定
内容のままとする。

次回 ISO 規格見直し時,改正提案

の要否を検討する。

28

G 4

305


20
12


(I)JIS の規定

(II) 
国 際 規

格番号

(III)国際規格の規定

(IV)JIS と国際規格との技術的差異の箇条
ごとの評価及びその内容

(V)JIS と国際規格との技術的差
異の理由及び今後の対策

箇 条 番 号

及び題名

内容

箇条番号

内容

箇条ごと

の評価

技術的差異の内容

12

検査

化 学 成 分 , 機 械 的 性

質,耐食性,表面仕上
げ,形状及び寸法,外

観 の 検 査 適 合 基 準 を

規定。

ISO  

16143-1

8

化学成分,機械的性質,

耐食性,形状,寸法及び
外観の検査適合基準を規

定。

変更

検査基準及び頻度が異なる。

JIS

は,国内に定着している検査

基準及び頻度を規定しているこ
とから,JIS 規定内容のままとす

る。

次回 ISO 規格見直し時,改正提案
の要否を検討する。

13

表示

種類の記号,寸法,熱

処理記号,表面仕上げ

の記号,製造業者名又
はその略号,及び溶鋼

番 号 又 は 検 査 番 号 の

表示を規定。

 9

種類の記号,製造業者,

溶鋼番号,認識番号及び

検査者の表示を規定。

変更

表示項目が異なる。

JIS

は,国内に定着している表示

項目を規定していることから,

JIS

規定内容のままとする。

次回 ISO 規格見直し時,改正提案

の要否を検討する。

14

報告

注 文 者 の 要 求 が あ れ
ば,製造業者は JIS G 

0415

による報告書を

提 出 し な け れ ば な ら
ない。

 8.2

一致

附属書 JA

(参考)

JIS

と国際規格との対応の程度の全体評価:

ISO 16143-1:2004,ISO 9445-1:2009,ISO 9445-2:2009,MOD)

注記 1  箇条ごとの評価欄の用語の意味は,次による。

    −  一致……………… 技術的差異がない。

    −  削除……………… 国際規格の規定項目又は規定内容を削除している。

    −  追加……………… 国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。 
    −  変更……………… 国際規格の規定内容を変更している。

注記 2  JIS と国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次による。

    −  MOD……………  国際規格を修正している。

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