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G 3543

:2005

(1) 

まえがき

この規格は,

工業標準化法第 14 条によって準用する第 12 条第 1 項の規定に基づき,

線材製品協会(JWPA)

/カラーワイヤ工業会(JCWIA)から,工業標準原案を具して日本工業規格を改正すべきとの申出があり,

日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格である。

これによって,JIS G 3543:1999 は改正され,この規格に置き換えられる。

この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の

実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会

は,このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新

案登録出願にかかわる確認について,責任はもたない。


G 3543

:2005

(2) 

目  次

ページ

1.

  適用範囲  

1

2.

  引用規格  

1

3.

  定義  

1

4.

  種類,記号及び適用被覆線径  

2

4.1

  塩化ビニル被覆鉄線の種類,記号及び適用被覆線径  

2

4.2

  ポリエチレン被覆鉄線の種類,記号及び適用被覆線径  

2

5.

  材料  

2

5.1

  心線  

2

5.2

  被覆材  

3

6.

  製造方法  

3

7.

  機械的性質  

3

7.1

  塩化ビニル被覆鉄線の引張強さ  

3

7.2

  ポリエチレン被覆鉄線の引張強さ 

5

8.

  被膜の特性  

5

8.1

  被膜の耐候性  

5

8.2

  被膜の接着性  

5

8.3

  被膜の巻付性  

5

8.4

  被膜の耐環境応力き裂性  

5

9.

  線径の許容差及び最小被膜厚さ  

5

9.1

  適用被覆線径の許容差及び心線径の許容差  

5

9.2

  最小被膜厚さ  

8

10.

  外観  

8

11.

  試験  

8

11.1

  試験片のとり方  

8

11.2

  引張試験  

9

11.3

  耐候性試験  

9

11.4

  接着性試験  

9

11.5

  巻付試験  

9

11.6

  環境応力き裂試験  

10

11.7

  最小被膜厚さ試験  

10

12.

  検査  

10

13.

  製品の呼び方  

10

14.

  表示  

10

15.

  報告  

11


1

G 3543

:2005

     

日本工業規格

JIS

 G

3543

:2005

合成樹脂被覆鉄線

Steel wire coated with colored plastics

1. 

適用範囲  この規格は,塩化ビニル被覆鉄線及びひし形金網用ポリエチレン被覆鉄線(以下,合成樹

脂被覆鉄線という。

)について規定する。

2. 

引用規格  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す

る。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。

)を適用する。

JIS A 1415

  高分子系建築材料の実験室光源による暴露試験方法

JIS G 0404

  鋼材の一般受渡し条件

JIS G 0415

  鋼及び鋼製品−検査文書

JIS G 3532

  鉄線

JIS G 3547

  亜鉛めっき鉄線

JIS H 0401

  溶融亜鉛めっき試験方法

JIS K 6720-1

  プラスチック−塩化ビニルホモポリマー及びコポリマー(PVC)−第 1 部:呼び方のシ

ステム及び仕様表記の基礎

JIS K 6922-1

  プラスチック−ポリエチレン(PE)成形用及び押出用材料−第 1 部:呼び方のシステ

ム及び仕様表記の基礎

JIS K 6922-2

  プラスチック−ポリエチレン(PE)成形用及び押出用材料−第 2 部:試験片の作り方

及び諸性質の求め方

JIS Z 2201

  金属材料引張試験片

JIS Z 2241

  金属材料引張試験方法

3. 

定義  この規格で用いる主な用語の定義は,次による。

a) 

塩化ビニル被覆鉄線  JIS G 3532 による鉄線及び JIS G 3547 による亜鉛めっき鉄線に,塩化ビニル樹

脂を主体とした合成樹脂を,接着剤又はその他の加工方法によって密着被覆した線。

b) 

ポリエチレン被覆鉄線  JIS G 3547 による亜鉛めっき鉄線に,ポリエチレン樹脂を主体とした合成樹

脂を,接着剤又はその他の加工方法によって密着被覆した線。

c) 

心線  合成樹脂被覆鉄線の心となる鉄線及び亜鉛めっき鉄線。

d) 

被膜

1)

塩化ビニル被覆  JIS K 6720-1 による塩化ビニル樹脂を主体として配合された耐候性のよい合成樹

脂を押出成形機によって心線に被覆した固体被膜。

2)

ポリエチレン被覆  JIS K 6922-1 によるポリエチレン樹脂を主体として配合された耐候性のよい合


2

G 3543

:2005

     

成樹脂を押出成形機によって心線に被覆した固体被膜。

4. 

種類,記号及び適用被覆線径

4.1 

塩化ビニル被覆鉄線の種類,記号及び適用被覆線径  塩化ビニル被覆鉄線の種類,記号は表 によ

る。また,適用被覆線径は,

表 による。

  1  塩化ビニル被覆鉄線の種類及び記号

種類

記号

備考

塩化ビニル被覆普通鉄線 SWMV-B

JIS G 3532

の SWM-B に塩化ビニル被覆を施したもの。

塩化ビニル被覆なまし鉄線 SWMV-A

JIS G 3532

の SWM-A に塩化ビニル被覆を施したもの。

塩化ビニル被覆

亜鉛めっき鉄線 
      (S)

2

種 SWMV-GS2

JIS G 3547

の SWMGS-2 に塩化ビニル被覆を施したもの。

3

種 SWMV-GS3

JIS G 3547

の SWMGS-3 に塩化ビニル被覆を施したもの。

4

種 SWMV-GS4

JIS G 3547

の SWMGS-4 に塩化ビニル被覆を施したもの。

5

種 SWMV-GS5

JIS G 3547

の SWMGS-5 に塩化ビニル被覆を施したもの

6

種 SWMV-GS6

JIS G 3547

の SWMGS-6 に塩化ビニル被覆を施したもの。

7

種 SWMV-GS7

JIS G 3547

の SWMGS-7 に塩化ビニル被覆を施したもの。

塩化ビニル被覆

亜鉛めっき鉄線 
    (H)

2

種 SWMV-GH2

JIS G 3547

の SWMGH-2 に塩化ビニル被覆を施したもの。

3

種 SWMV-GH3

JIS G 3547

の SWMGH-3 に塩化ビニル被覆を施したもの。

4

種 SWMV-GH4

JIS G 3547

の SWMGH-4 に塩化ビニル被覆を施したもの。

  2  塩化ビニル被覆鉄線の適用被覆線径

単位  mm

0.50

  0.60    0.90    1.00    1.20    1.40    1.60   1.80

2.00

   2.30   2.60   2.90   3.20    3.50    4.00   4.50

5.00

  5.50    6.00 

4.2 

ポリエチレン被覆鉄線の種類,記号及び適用被覆線径  ポリエチレン被覆鉄線の種類,記号は,表 3

による。また,適用被覆線径は,

表 による。

  3  ポリエチレン被覆鉄線の種類及び記号

種類

記号

備考

ポ リ エ チ レ ン
被 覆 亜 鉛 め っ

き鉄線(S)

2

種 SWME-GS2 JIS G3547 の SWMGS-2 にポリエチレン被覆を施したもの。

3

種 SWME-GS3 JIS G3547 の SWMGS-3 にポリエチレン被覆を施したもの。

4

種 SWME-GS4 JIS G3547 の SWMGS-4 にポリエチレン被覆を施したもの。

ポ リ エ チ レ ン

被 覆 亜 鉛 め っ

き鉄線(H)

2

種 SWME-GH2 JIS G3547 の SWMGH-2 にポリエチレン被覆を施したもの。

3

種 SWME-GH3 JIS G3547 の SWMGH-3 にポリエチレン被覆を施したもの。

4

種 SWME-GH4 JIS G3547 の SWMGH-4 にポリエチレン被覆を施したもの。

  4  ポリエチレン被覆鉄線の適用被覆線径

単位  mm

2.60

      2.90      3.20      4.00      5.00    6.00

5. 

材料

5.1 

心線  心線は,次による。

a)

塩化ビニル被覆鉄線の心線に用いる材料は,JIS G 3532 の記号 SWM-A 及び SWM-B の鉄線,並びに


3

G 3543

:2005

     

JIS G 3547

の記号 SWMGS-2,SWMGS-3,SWMGS-4,SWMGS-5,SWMGS-6,SWMGS-7,SWMGH-2,

SWMGH-3

及び SWMGH-4 の亜鉛めっき鉄線とする。

b)

ポリエチレン被覆鉄線の心線に用いる材料は,JIS G 3547 の記号 SWMGS-2,SWMGS-3,SWMGS-4,

SWMGH-2

,SWMGH-3 及び SWMGH-4 の亜鉛めっき鉄線とする。

5.2 

被覆材  被覆材は,次による。

a)

塩化ビニル被覆鉄線の製造に用いる被覆材は,JIS K 6720-1 によるものを主体とする。

b)

ポリエチレン被覆鉄線の製造に用いる被覆材は,JIS K 6922-1 によるものを主体とする。

6. 

製造方法  被覆線の製造方法は,心線の同心円状に被覆材を押出し,被覆して製造する。この場合,

心線と被覆材は,接着剤を使用するか又はその他の加工方法によって密着させ,容易にはく離しないよう

にしなければならない。

7. 

機械的性質

7.1 

塩化ビニル被覆鉄線の引張強さ  塩化ビニル被覆鉄線の引張強さは,11.1 a)の試験片を用いて 11.2

の試験を行ったとき,

表 に適合しなければならない。


4

G 3543

:2005

     

  5  塩化ビニル被覆鉄線の引張強さ

呼び

適用被覆線径と心

線径との組合せ

引張強さ

N/mm

2

適用被

覆線径

mm

心線径

mm

SWMV

-B

SWMV

-A

SWMV

-GS2

SWMV

-GS3

SWMV

-GS4

SWMV-GS5

SWMV-GS6

SWMV-GS7

SWMV

-GH2

SWMV

-GH3

SWMV

-GH4

05-035 0.50  0.35

06-045 0.60  0.45

09-06 0.90  0.60

09-07 0.90  0.70

10-07 1.00  0.70

10-08 1.00  0.80

12-08 1.20  0.80

12-09 1.20  0.90

290

∼540

14-09 1.40  0.90

14-10 1.40  1.00

16-10 1.60  1.00

16-12 1.60  1.20

18-12 1.80  1.20

18-14 1.80  1.40

20-14 2.00  1.40

20-16 2.00  1.60

23-16 2.30  1.60

23-18 2.30  1.80 590

1270

260

590

290

540

590

880

590

∼880

26-18 2.60  1.80

26-20 2.60  2.00

29-20 2.90  2.00

29-23 2.90  2.30

32-23 3.20  2.30

32-26 3.20  2.60 540

1130

35-26 3.50  2.60

35-29 3.50  2.90

540

830

540

∼830

40-29 4.00  2.90

40-32 4.00  3.20

290

∼540

45-32 4.50  3.20

45-35 4.50  3.50 440

1030

490

780

490

∼780

50-35 5.00  3.50

50-40 5.00  4.00

290

∼540 390∼

780

390

∼780

55-40 5.50  4.00

55-45 5.50  4.50

60-45 6.00  4.50

60-50 6.00  5.00 390

930

290

∼540

備考1.  表 に示した“−”(バー)のものについては,引張強さを適用しない。

2.

また,

“/”

(スラッシュ)のついたものについては,製品がないため規定外とする。

    3.  1N/mm

2

= 1MPa


5

G 3543

:2005

     

7.2 

ポリエチレン被覆鉄線の引張強さ  ポリエチレン被覆鉄線の引張強さは,11.1 a)の試験片を用いて

11.2

の試験を行ったとき,

表 に適合しなければならない。

  6  ポリエチレン被覆鉄線の引張強さ

呼び

適用被覆線径と心線径の組合せ

引張強さ

N/mm

2

適用被覆線径

mm

心線径

mm

SWME-GS2   SWME-GS3

SWME-GS4

SWME-GH2   SWME-GH3

SWME-GH4

26-18 2.60

1.80

290

∼540

590

∼880

26-20 2.60

2.00

29-23 2.90

2.30

32-23 3.20

2.30

32-26 3.20

2.60

40-32 4.00

3.20

540

∼830

50-40 5.00

4.00

490

∼780

60-50 6.00

5.00

390

∼780

備考  1N/mm

2

=1MPa

8. 

被膜の特性

8.1 

被膜の耐候性  被膜の耐候性は,11.1 b)の試験片を用いて 11.3 の試験を行ったとき,試験片にき裂,

割れ又は変色を生じてはならない。

8.2

被膜の接着性

被膜の接着性は,11.1 c)の試験片を用いて 11.4 の試験を行ったとき,試験片の被膜

が,はく離してはならない。

8.3 

被膜の巻付性  被膜の巻付性は,11.1 d)の試験片を用いて 11.5 の試験を行ったとき,試験片の巻き

付けた部分に,き裂又は割れを生じてはならない。

8.4 

被膜の耐環境応力き裂性  ポリエチレン被覆鉄線の被膜の耐環境応力き裂性は,11.1 e)  の試験片を

用いて 11.6 の試験を行ったとき,600 時間後,試験片の巻き付けた部分に,き裂又は割れの発生を生じて

はならない。

9. 

線径の許容差及び最小被膜厚さ

9.1 

適用被覆線径の許容差及び心線径の許容差  適用被覆線径の許容差及び心線径の許容差は,次によ

る。

a) 

塩化ビニル被覆鉄線の適用被覆線径の許容差及び心線径の許容差は,

表 による。

b) 

ポリエチレン被覆鉄線の適用被覆線径の許容差及び心線径の許容差は,

表 による。


6

G 3543

:2005

  7  塩化ビニル被覆鉄線の適用被覆線径の許容差及び心線径の許容差

単位  mm

呼び

適用被覆線径と心線径との

組合せ

適用被覆線径の許容差

心線径の許容差

適用被覆線径

心線径

SWMV-B

SWMV-GS2

SWMV-A

SWMV-GH2

SWMV-GS3

SWMV-GS4

SWMV-GS5

SWMV-GS6

SWMV-GS7

SWMV-GH3

SWMV-GH4

SWMV-B SWMV-A SWMV-GS2

SWMV-GS3

SWMV-GS4

SWMV-GS5

SWMV-GS6

SWMV-GS7

SWMV-GH2 SWMV-GH3

SWMV-GH4

05-035 0.50

0.35

±0.04

±0.03

±0.03

±0.03

±0.03

06-045 0.60

0.45

09-06 0.90  0.60

±0.05

±0.04

±0.04

09-07 0.90  0.70

10-07 1.00  0.70

10-08 1.00  0.80

12-08 1.20  0.80

12-09 1.20  0.90

±0.06

±0.05

±0.04

±0.05

±0.05

±0.05

±0.05

±0.05

14-09 1.40  0.90

14-10 1.40  1.00

16-10 1.60  1.00

16-12 1.60  1.20

18-12 1.80  1.20

±0.06

±0.08

±0.06

18-14 1.80  1.40

±0.06

±0.06

±0.06

±0.06

20-14 2.00  1.40

20-16 2.00  1.60

23-16 2.30  1.60

23-18 2.30  1.80

26-18 2.60  1.80

26-20 2.60  2.00

29-20 2.90  2.00

±0.08

±0.10

±0.08

29-23 2.90  2.30

±0.05

±0.07

±0.08

±0.08

±0.07

±0.07

32-23 3.20  2.30

32-26 3.20  2.60

35-26 3.50  2.60

備考1.

表 に示した“/”

(スラッシュ)のものについては,製品がないため規定外とする。


7

G 3543

:2005

  7  (続き)

単位  mm

呼び

適用被覆線径と心線径との

組合せ

適用被覆線径の許容差

心線径の許容差

適用被覆線径

心線径

SWMV-B

SWMV-GS2

SWMV-A

SWMV-GH2

SWMV-GS3

SWMV-GS4

SWMV-GS5

SWMV-GS6

SWMV-GS7

SWMV-GH3

SWMV-GH4

SWMV-B SWMV-A SWMV-GS2

SWMV-GS3

SWMV-GS4

SWMV-GS5

SWMV-GS6

SWMV-GS7

SWMV-GH2 SWMV-GH3

SWMV-GH4

35-29 3.50  2.90

±0.08

±0.10

±0.08

±0.05

±0.07

±0.08

±0.08

±0.07

±0.07

40-29 4.00  2.90

40-32 4.00  3.20

±0.12

±0.10

45-32 4.50  3.20

±0.10

±0.12

±0.10

45-35 4.50  3.50

±0.06

±0.09

±0.09

±0.09

±0.08

±0.08

50-35

5.00

3.50

50-40

5.00

4.00

±0.14

±0.11

55-40

5.50

4.00

55-45

5.50

4.50

60-45

6.00

4.50

±0.12

60-50

6.00

5.00

±0.14

±0.11

±0.11

±0.13

±0.09

±0.09

備考1.  表 に示した“/”(スラッシュ)のものについては,製品がないため規定外とする。 


8

G 3543

:2005

     

  8  ポリエチレン被覆鉄線の適用被覆線径の許容差及び心線径の許容差

単位  mm

呼び

適用被覆線径と

心線径との組合せ

適用被覆線径の許容差

心線径の許容差

適用被
覆線径

心線径

SWME-GS2

SWME-GH2

SWME-GS3

SWME-GS4

SWME-GH3

SWME-GH4

SWME-GS2

SWME-GS3

SWME-GS4

SWME-GH2

SWME-GH3

SWME-GH4

26-18 2.60  1.80

±0.06

±0.08

±0.06

±0.06

±0.06

26-20 2.60  2.00

29-23 2.90  2.30

±0.08

±0.10

±0.08

±0.08

±0.07

32-23 3.20  2.30

32-26 3.20  2.60

40-32 4.00  3.20

50-40 5.00  4.00

±0.10

±0.12

±0.10

±0.09

±0.08

60-50 6.00  5.00

±0.12

±0.11

±0.09

9.2 

最小被膜厚さ  被覆線は,11.7 の試験を行ったとき,その最小被膜厚さは,表 による。

  9  被覆線の最小被膜厚さ

単位  mm

呼び

最小被膜厚さ

呼び

最小被膜厚さ

  05−035

  06−045

  09−07

  09−06

  10−08

  10−07

  12−09

  12−08

  14−10

  14−09

  16−12

  16−10 0.20

  18−14

  18−12

  20−16

  20−14

  23−18 0.17

  23−16 0.24

  26−20 0.20

  26−18 0.27

  29−23

  29−20 0.30

  32−26

  32−23

  35−29

  35−26

  40−32 0.27

  40−29 0.37

  45−35 0.34

  45−32 0.44

  50−40

  50−35 0.50

  55−45

  55−40

  60−50

  60−45

備考  表 に示した“−”(バー)のものについては,最小被膜厚さを適用しない。 

10. 

外観  被覆線の表面には,きず,き裂,はく離,色むら,凹凸,その他の有害な欠点があってはなら

ない。

11. 

試験

11.1 

試験片のとり方

a) 

引張試験の試験片は,塩化ビニル被覆鉄線,ポリエチレン被覆鉄線ともに,コイル(

1

)

の一端から 1 個


   

をとる。

      注(

1

)

  線を束状にしたものをいう。

b) 

耐候性試験の試験片は,塩化ビニル被覆鉄線については,コイルの一端から 1 個を採り,ポリエチレ

ン被覆鉄線については,11.5 の巻付試験に適合したもの 1 個をとる。

c) 

接着性試験の試験片は,塩化ビニル被覆鉄線,ポリエチレン被覆鉄線ともに,コイルの一端から 1 個

をとる。

d) 

巻付試験の試験片は,コイルの一端から 1 個をとる。

e) 

ポリエチレン被覆鉄線の環境応力き裂試験の試験片は,11.5 の巻付試験に適合した試験片 10 個をとる。

11.2 

引張試験  引張試験は,次による。

a) 

試験片は,JIS Z 2201 の 5.(試験片の形状及び寸法)の 9B 号試験片を用いる。ただし,試験片の両

端の被膜は,除去しておく。

b) 

試験方法は,JIS Z 2241 による。ただし,原断面積は,試験片の 1 か所の断面で求めてもよい。

c) 

引張試験において試験片が,標点間の中心から標点距離の

4

1

以外で破断し,その値が規定に適合しな

い場合は,その試験を無効とし,更に同一コイルから試験片をとって試験をやり直す。

11.3 

耐候性試験  耐候性試験は,次による

a) 

試験片の長さは,

100 mm

以上とする。

b) 

試験方法は,JIS A 1415 による。

c) 

塩化ビニル被覆鉄線の試験時間は,紫外線カーボンアークランプによる暴露試験方法による場合は

WV-A

400

時間、オープンフレームカーボンアークランプによる暴露試験方法による場合は

WS-A

200

時間とする。

d) 

ポリエチレン被覆鉄線の試験時間は,紫外線カーボンアークランプによる暴露試験方法による場合は

WV-A

6000

時間、オープンフレームカーボンアークランプによる暴露試験方法による場合は

WS-A

3000

時間とする。

11.4 

接着性試験  接着性試験は,試験片の片側の被覆材を長手方向に削り取り,削り取った部分を外側

にして円筒に1回以上巻き付け,巻き付けた部分に,被覆材と心線のはく離がないか目視で確認する。

このとき,被覆線の種類と巻き付ける円筒の直径は,

10 

によ

る。

11.5

  巻付試験  巻付試験は,JIS H 0401 の 6.4(巻付試験)による。巻付試験に用いる円筒の直径は,表

10

によることとし,巻付回数は,

6

回以上とする。ただし,

表 10 に示す直径より小さい直径の円筒を用い

てもよい。

 10  巻付試験に用いる円筒の直径

種類

巻付試験に用いる円筒の直径(適用被覆線径の倍数)

SWMV-B

,SWMV-A,SWMV-GS2,

SWMV-GS3

,SWMV-GH2,SWMV-GH3

2

SWME-GS2

,SWME-GS3

SWME-GH2

,SWME-GH3

SWMV-GS4

,SWMV-GS5,SWMV-GS6,

SWMV-GS7

,SWMV-GH4,

4

SWME-GH4

,SWME-GS4


10

G 3543

:2005

     

11.6 

環境応力き裂試験  ポリエチレン被覆鉄線の環境応力き裂試験は,次による。

試験方法は,JIS K 6922-2 

附属書の 4.7(定ひずみ環境応力き裂試験)に準拠して行う。ただし,ノニ

ル・フェニル・ポリオキシエチレン・エタノール

10 mass%

水溶液を用い,溶液の温度は

50

±

1

℃とする。

11.7

  最小被膜厚さ試験  最小被膜厚さ試験は,被覆線の断面を目視で観察し,図 のように被膜の最小

部分を削り取り,

A

及び

B

の値を測定し,その差を求める。

  1  被覆線の断面図

12. 

検査  検査は,次による。

a) 

機械的性質は,11.2 によって試験し,塩化ビニル被覆鉄線は 7.1 に,ポリエチレン被覆鉄線は 7.2 に適

合しなければならない。

b) 

被膜の耐候性は,11.3 によって試験し,8.1 に適合しなければならない。

c) 

被膜の接着性は,11.4 によって試験し,8.2 に適合しなければならない。

d) 

被膜の巻付性は,11.5 によって試験し,8.3 に適合しなければならない。

e) 

被膜の耐環境応力き裂性は,11.6 によって試験し,8.4 に適合しなければならない。

f) 

適用被覆線径及び心線径は,塩化ビニル被覆鉄線については 4.1

表 及び 9.1 a)

に,ポリエチレン被

覆鉄線については 4.1

表 及び 9.1 b)  に適合しなければならない。

g) 

最小被膜厚さは,11.7 によって試験し,9.2 に適合しなければならない。

h) 

外観は,10.に適合しなければならない。

13. 

製品の呼び方  製品の呼び方は,種類又はその記号,呼び及び,色名又はその略号による。ただし,

色名又はその略号は,受渡当事者間の協定による。

1.

 SWMV-B

26-18

,赤

[塩化ビニル被覆普通鉄線で,呼び

26-18

,色名が赤の場合。

2. 

SWMV-GH2

32-26

,青

[塩化ビニル被覆亜鉛めっき鉄線

(H)2

種で,呼び

32-26

,色名が青の場合。

3. 

SWME-GS2

26-20

,緑

[ポリエチレン被覆亜鉛めっき鉄線

(S)2

種で,呼び

26-20

,色名が緑の場合。

4. 

SWME-GH4

50-40

,茶

[ポリエチレン被覆亜鉛めっき鉄線

(H)4

種で,呼び

50-40

,色名が茶の場合。

14. 

表示  合成樹脂被覆鉄線には,コイルごとに次の事項を表示する。

a) 

種類及び記号

被膜

心線

削り取り部分


   

b) 

呼び

c) 

色名又はその略号

d) 

正味質量

e) 

製造年月又はその略号

f) 

製造業者名又はその略号

g) 

心線の種類[普通鉄線・なまし鉄線・亜鉛めっき鉄線

(S)

・亜鉛めっき鉄線

(H)

の別]及び耐久性に関

する注意事項

5.  塩化ビニル被覆普通鉄線

SWMV-B,26-18,

,500kg ,050101,

××××

,

普通鉄線

,

○○○○○○○○

心線の種類及び耐久性に関する注意事項 
製造業者名又はその略号 
製造年月又はその略 
正味質量 
色名又はその略号 
呼び 
種類及び記号

6.

ポリエチレン被覆亜鉛めっき鉄線(S)2 種 SWME-GS2,26-20,  緑, 500kg , 050101,  ××××,  亜鉛めっき鉄線(S)2 種,(注意事項略)

心線の種類及び耐久性に関する注意事項 
製造業者名又はその略号 
製造年月又はその略 
正味質量 
色名又はその略号 
呼び 
種類及び記号

15. 

報告  報告は,JIS G 0404 の 13.(報告)による。ただし,注文時に特に指定がなければ,検査文書の

種類は JIS G 0415 の表 1(検査文書の総括表)の記号 2.3(受渡試験報告書)又は 3.1.B(検査証明書 3.1.B

とする。