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G 3525

:2013

(1)

目  次

ページ

序文  

1

1

  適用範囲  

1

2

  引用規格  

1

3

  用語及び定義  

1

4

  種類 

4

5

  材料 

7

5.1

  線材  

7

5.2

  繊維心  

7

5.3

  ロープグリース  

7

6

  製造方法  

7

6.1

  素線  

7

6.2

  ロープ  

7

7

  機械的性質  

7

7.1

  破断力  

7

7.2

  ねじり特性  

26

7.3

  巻解性  

26

8

  亜鉛めっき特性  

26

9

  寸法及び許容差  

27

9.1

  素線の径の差  

27

9.2

  ロープ径  

27

10

  外観  

28

10.1

  素線  

28

10.2

  ロープ  

28

11

  試験  

28

11.1

  一般  

28

11.2

  素線試験  

28

11.3

  ロープ試験  

29

12

  検査  

31

12.1

  一般  

31

12.2

  より合わせ後の素線の検査  

31

13

  包装  

32

14

  製品の呼び方  

32

15

  表示  

32

16

  報告  

33

附属書 JA(規定)より合わせ前の素線の特性,試験及び検査  

34


G 3525

:2013  目次

(2)

ページ

附属書 JB(規定)集合破断力からロープ破断力を算出する方法  

37

附属書 JC(参考)JIS と対応国際規格との対比表  

39


G 3525

:2013

(3)

まえがき

この規格は,

工業標準化法第 14 条によって準用する第 12 条第 1 項の規定に基づき,

線材製品協会

(JWPA)

及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格を改正すべきとの申出

があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格である。

これによって,JIS G 3525:2006 は改正され,この規格に置き換えられた。

なお,平成 26 年 11 月 19 日までの間は,工業標準化法第 19 条第 1 項等の関係条項の規定に基づく JIS

マーク表示認証において,JIS G 3525:2006 によることができる。

この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。

この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意

を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実

用新案権に関わる確認について,責任はもたない。


日本工業規格

JIS

 G

3525

:2013

ワイヤロープ

Wire ropes

序文 

この規格は,

2004

年に第 3 版として発行された ISO 2408 及び 2004 年に第 2 版として発行された ISO 4344

を基とし,技術的内容を変更して作成した日本工業規格である。

なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。

変更の一覧表にその説明を付けて,

附属書 JC に示す。

適用範囲 

この規格は,機械,エレベータ,建設,船舶,漁業,林業,鉱業,索道などに用いる一般用ワイヤロー

プ(以下,ロープという。

)について規定する。

なお,異形線ワイヤロープ,航空機用ワイヤロープ,操作用ワイヤロープ及び構造用ワイヤロープには,

適用しない。

注記  この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。

ISO 2408:2004

,Steel wire ropes for general purposes−Minimum requirements

ISO 4344:2004

,Steel wire ropes for lifts−Minimum requirements(全体評価:MOD)

なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1 に基づき,

“修正している”

ことを示す。

引用規格 

次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの

引用規格は,その最新版(追補を含む。

)を適用する。

JIS G 3506

  硬鋼線材

JIS H 0401

  溶融亜鉛めっき試験方法

JIS Z 8401

  数値の丸め方

用語及び定義 

この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。

3.1

素線(wire)

ストランドを構成する鋼線。めっきを施さない裸素線と亜鉛めっきを施しためっき素線とがある。

3.2

ストランド(strand)


2

G 3525

:2013

複数の素線をより合わせたロープの構成要素。

3.3

心綱(core)

繊維心,ロープ心及びストランド心の総称。

3.3.1

繊維心(fibre core)

ロープの中心をなす繊維ロープ。天然繊維心と合成繊維心とがある。

3.3.2

ロープ心(independent wire rope core)

ロープの中心をなすロープ。構成は 7×7 のものをいい,記号は IWRC とする。

3.3.3

ストランド心(wire strand core)

ロープの中心をなすストランド。構成は 1×7 のものをいう。

3.4

ロープ径(rope diameter)

ロープの任意の断面における外接円の直径。公称径と実際径とがある。

3.5

ロープのよりの長さ(rope lay length)

ロープの外層ストランドが作るら旋のピッチ(

図 参照)。

3.6

ストランドのよりの長さ(strand lay length)

ストランドの外層素線が作るら旋のピッチ。

(  )

:ストランド番号

図 1−よりの長さ(参考例:ストランドロープの場合)

3.7

より方向(lay direction)

ロープ又はストランドがよられている方向(

図 参照)。Z よりと S よりとがある。


3

G 3525

:2013

図 2−より方及びより方向

3.8

ロープのより方(lay type of rope)

ロープのより方向とストランドのより方向との組合せ(

図 参照)。

3.8.1

普通より(ordinary lay)

ロープのより方向とストランドのより方向とが反対方向のより方。

3.8.2

ラングより(lang lay)

ロープのより方向とストランドのより方向とが同一方向のより方。

3.9

ストランドのより方(lay type of strand)

ストランド内の各層素線の組合せ。

3.9.1

交差より(cross-lay)

ストランド内の各層素線が点接触しているもの。ただし,7 本線は交差よりに分類する。

3.9.2

平行より(parallel-lay)

ストランド内の各層素線が線接触しているもの。各層素線の組合せによって,シール形,ウォーリント

ン形,フィラー形,ウォーリントンシール形などの形式がある。

3.10

フィラー線(filler-wire)

フィラー形ロープのストランド内で内外層素線間の空隙を充塡している素線。

3.11

破断力(measured breaking force)

破断力試験において,試験片が破断に至るまでの最大試験力。

3.12

集合破断力(aggregate breaking force)

ロープを構成する各素線の破断力の合計値。

3.13

種別(rope grade)


4

G 3525

:2013

ロープを構成する素線の公称引張強さによるロープ破断力の区分。

3.14

ロット

同一素線を用い,同一機械によって連続製造された一連のロープ。

3.15

つかみ間隔

素線の破断力試験,ねじり試験又はロープの破断力試験において,チャックその他による試験片のつか

み部の内端間隔。

種類 

ロープの種類は,次による。

a)

構成  構成は,呼び,構成記号及び断面によって 24 種類とし表 による。

表 1−構成

呼び

7

本線 6 より 19 本線 6 より 24 本線 6 より 37 本線 6 より

構成記号

6

×7 6×19 6×24 6×37

断面

呼び

シール形

19

本線 6 より

シール形

19

本線 6 より

ロープ心入り

ウォーリントン形

19

本線 6 より

ウォーリントン形

19

本線 6 より

ロープ心入り

構成記号

6

×S(19) IWRC  6×S(19)

6

×W(19) IWRC  6×W(19)

断面


5

G 3525

:2013

表 1−構成(続き) 

呼び

フィラー形

25

本線 6 より

フィラー形

25

本線 6 より

ロープ心入り

ウォーリントンシール形

26

本線 6 より

ウォーリントンシール形

26

本線 6 より

ロープ心入り

構成記号

6

×Fi(25) IWRC  6×Fi(25)

6

×WS(26) IWRC  6×WS(26)

断面

呼び

フィラー形

29

本線 6 より

フィラー形

29

本線 6 より

ロープ心入り

ウォーリントンシール形

31

本線 6 より

ウォーリントンシール形

31

本線 6 より

ロープ心入り

構成記号

6

×Fi(29) IWRC  6×Fi(29)

6

×WS(31) IWRC  6×WS(31)

断面

呼び

ウォーリントンシール形

36

本線 6 より

ウォーリントンシール形

36

本線 6 より

ロープ心入り

ウォーリントンシール形

41

本線 6 より

ウォーリントンシール形

41

本線 6 より

ロープ心入り

構成記号

6

×WS(36) IWRC  6×WS(36)

6

×WS(41) IWRC  6×WS(41)

断面

呼び

シール形

19

本線 8 より

ウォーリントン形

19

本線 8 より

フィラー形

25

本線 8 より

ヘルクレス形

7

本線 19 より

構成記号

8

×S(19)

8

×W(19)

8

×Fi(25) 19×7

断面

b)

より方及びより方向  普通 Z より,普通 S より,ラング Z より及びラング S よりとする(図 参照)。


6

G 3525

:2013

c)

めっきの有無  裸ロープ(以下,裸という。)及びめっきロープ(以下,めっきという。)とする。

d)

種別  公称引張強さによって E 種,G 種,A 種,B 種及び T 種とし,表 による。ここで,公称引張

強さは,

表 4∼表 20 に示すロープ破断力の算出基礎とする素線の引張強さを示す。

表 2−種別

種別

公称引張強さ

N/mm

2

摘要

E

a)

 1

320

裸及びめっき(めっき後冷間加工を行ったものを含む。

G

種 1

470

めっき(めっき後冷間加工を行ったものを含む。

A

種 1

620

裸及びめっき(めっき後冷間加工を行ったものを含む。

B

種 1

770

裸及びめっき(めっき後冷間加工を行ったものを含む。

T

種 1

910

注記 1

N/mm

2

=1 MPa

a)

外層ストランドにおいて,内層素線の公称引張強さより,最外層素線の公称引張

強さが低いデュアルテンサイルロープである。

e)

組合せ  表 による[b)を除く。]。

表 3−組合せ

ストランド

心綱の種類

構成記号

めっきの有無

層数

より方

本数

めっき

E

種 A 種 B 種 T 種  E 種  G 種  A 種 B 種

単層

交差より 6

繊維心

6

×7

6

×19

6

×24

6

×37

平行より 6

繊維心

6

×S(19)

6

×W(19)

6

×Fi(25)

6

×WS(26)

6

×Fi(29)

6

×WS(31)

6

×WS(36)

6

×WS(41)

ロープ心 IWRC  6×S(19)

IWRC

  6×W(19)

IWRC

  6×Fi(25)

IWRC

  6×WS(26) −

IWRC

  6×Fi(29)

IWRC

  6×WS(31) −

IWRC

  6×WS(36) −

IWRC

  6×WS(41) −

8

繊維心

8

×S(19)

8

×W(19)

8

×Fi(25)

多層

交差より 18 ストランド心 19×7


7

G 3525

:2013

材料 

5.1 

線材 

素線の製造に用いる材料は,JIS G 3506 に適合するもの若しくはこれと同等以上の線材又はこれらの熱

処理(インラインパテンチング)材とする。

5.2 

繊維心 

繊維心に用いる繊維は,良質の合成又は天然の繊維とする。繊維には,特に指定のない場合,適度にグ

リース類を含ませる。

5.3 

ロープグリース 

ロープ及び心綱に塗布する又は含浸させる赤ロープグリース及び黒ロープグリース(以下,グリースと

いう。

)の主成分は,赤グリースではペトロラタム,黒グリースではアスファルトとする。

グリースは,有害な酸又はアルカリを含有してはならない。

製造方法 

6.1 

素線 

素線の製造方法は,次による。

a)

裸素線は,必要に応じて熱処理(パテンチング)を行った後,冷間加工を行う。

b)

めっき素線は,冷間加工後亜鉛めっきを行うか又は亜鉛めっきを行った後,冷間加工を行う。

6.2 

ロープ 

6.2.1 

より合わせ 

6.1

の素線及び 5.2 の繊維心(ただし,ロープ心入りロープ及びストランド心入りロープを除く。

)を用

い,全長を通じて直径,よりの長さなどが均一になるようにより合わせる。ロープのより方向は,通常,

Z

よりとし,ロープ心及びストランド心のより方向は,通常,ロープのより方向と同一とする。ストラン

ドのより合わせ過程において,素線の接続を必要とする場合は,溶接又はより継ぎを行ってもよい。ただ

し,この接続は,1 本のストランドの長さ 10 m に付き 1 か所を超えてはならない。

なお,ストランドの心線径が,その直上層の素線径の 1.3 倍を超える場合は,心線をより線に置き換え

てもよい。ただし,呼び及び構成記号は,元のままとする。

6.2.2 

グリース塗布 

ロープには,通常,グリースを塗布する。

機械的性質 

7.1 

破断力 

7.1.1 

素線 

より合わせ後の同種同線径の素線は,11.2.3 によって試験したとき,その各破断力とその平均値との差

は,ストランドの心線及びフィラー線を除き,平均値に対し±8 %とする。

7.1.2 

ロープ 

ロープは,11.3.3 によって試験したとき,その値は,

表 4∼表 20 の値以上とする。


8

G 3525

:2013

表 46×の破断力

より方

めっきの有無

種別

ロープの

公称径

mm

破断力

(最小値)

kN

概算単位質量

kg/m

(参考)

普通より

めっき

G

種 6

19.0  0.134

8 33.8

0.237

9 42.8

0.300

10 52.8

0.371

12 76.0

0.534

14 103  0.727

16 135  0.950

18 171  1.20

20 211  1.48

22 256  1.80

24 304  2.14

26 357  2.51

28 414  2.91

30 475  3.34

32 541  3.80

ラングより

A

種 6

21.4  0.134

8 38.1

0.237

9 48.2

0.300

10 59.5

0.371

12 85.6

0.534

14 117  0.727

16 152  0.950

18 193  1.20

20 238  1.48

22 288  1.80

24 343  2.14

26 402  2.51

28 466  2.91

30 535  3.34

32 609  3.80


9

G 3525

:2013

表 56×19 の破断力

より方

めっきの有無

種別

ロープの

公称径

mm

破断力

(最小値)

kN

概算単位質量

kg/m

(参考)

普通より

めっき

G

種 6

18.1  0.131

8 32.1

0.233

9 40.7

0.295

10 50.2

0.364

12 72.3

0.524

14 98.4

0.713

16 128  0.932

18 163  1.18

20 201  1.46

22 243  1.76

24 289  2.10

26 339  2.46

28 393  2.85

普通より

A

種 6

19.4  0.131

8 34.6

0.233

9 43.8

0.295

10 54.0

0.364

12 77.8

0.524

14 106  0.713

16 138  0.932

18 175  1.18

20 216  1.46

22 261  1.76

24 311  2.10

26 365  2.46

28 424  2.85


10

G 3525

:2013

表 66×24 の破断力

より方

めっきの有無

種別

ロープの

公称径

mm

破断力

(最小値)

kN

概算単位質量

kg/m

(参考)

普通より

めっき

G

種 6

16.5  0.120

8 29.3

0.212

9 37.1

0.269

10 45.8

0.332

12 65.9

0.478

14 89.7

0.651

16 117  0.850

18 148  1.08

20 183  1.33

22 222  1.61

24 264  1.91

26 309  2.24

28 359  2.60

30 412  2.99

32 469  3.40

36 593  4.30

40 732  5.31

普通より

A

種 6

17.7  0.120

8 31.6

0.212

9 39.9

0.269

10 49.3

0.332

12 71.0

0.478

14 96.6

0.651

16 126  0.850

18 160  1.08

20 197  1.33

22 239  1.61

24 284  1.91

26 333  2.24

28 387  2.60

30 444  2.99

32 505  3.40

36 639  4.30

40 789  5.31


11

G 3525

:2013

表 76×37 の破断力

より方

めっきの有無

種別

ロープの

公称径

mm

破断力

(最小値)

kN

概算単位質量

kg/m

(参考)

普通より

めっき

G

種 6

17.8  0.129

8 31.6

0.230

9 40.0

0.291

10 49.4

0.359

12 71.1

0.517

14 96.7

0.704

16 126 0.920

18 160 1.16

20 197 1.44

22 239 1.74

24 284 2.07

26 334 2.43

28 387 2.82

30 444 3.23

32 505 3.68

36 640 4.66

40 790 5.75

44 956 6.96

48 1 140  8.28

52 1 330  9.72

56 1 550 11.3

60 1 780 12.9

普通より

A

種 6

19.1  0.129

8 34.0

0.230

9 43.0

0.291

10 53.1

0.359

12 76.5

0.517

14 104 0.704

16 136 0.920

18 172 1.16

20 212 1.44

22 257 1.74

24 306 2.07

26 359 2.43

28 416 2.82

30 478 3.23

32 544 3.68

36 688 4.66

40 850 5.75

44 1 030  6.96

48 1 220  8.28

52 1 440  9.72

56 1 670 11.3

60 1 910 12.9


12

G 3525

:2013

表 86×S19)の破断力

より方

めっきの有無

種別

ロープの

公称径

mm

破断力

(最小値)

kN

概算単位質量

kg/m

(参考)

普通より

裸・めっき

E

種 6

16.1  0.139

6.3 17.8

0.153

8 28.6

0.247

9 36.2

0.312

10 44.7

0.386

11.2 56.1

0.484

12 64.4

0.556

12.5 69.9

0.603

14 87.7

0.756

16 115 0.988

18 145 1.25

20 179 1.54

22.4 224  1.94

25 280 2.41

普通より・ 
ラングより

裸・めっき

A

種 6

19.6  0.139

6.3 21.6

0.153

8 34.9

0.247

9 44.1

0.312

10 54.5

0.386

11.2 68.3

0.484

12 78.4

0.556

12.5 85.1

0.603

14 107 0.756

16 139 0.988

18 176 1.25

20 218 1.54

22.4 273  1.94

25 340 2.41

普通より・ 
ラングより

裸・めっき

B

種 6

20.9  0.139

6.3 23.0

0.153

8 37.2

0.247

9 47.0

0.312

10 58.1

0.386

11.2 72.8

0.484

12 83.6

0.556

12.5 90.7

0.603

14 114 0.756

16 149 0.988

18 188 1.25

20 232 1.54

22.4 291  1.94

25 363 2.41

28 455 3.02

30 523 3.47

31.5 576  3.83

33.5 652  4.33

35.5 732  4.86

37.5 816  5.43

40 929 6.17


13

G 3525

:2013

表 86×S19)の破断力(続き)

より方

めっきの有無

種別

ロープの

公称径

mm

破断力

(最小値)

kN

概算単位質量

kg/m

(参考)

普通より・

ラングより

T

種 6

22.0  0.139

6.3 24.2

0.153

8 39.1

0.247

9 49.5

0.312

10 61.1

0.386

11.2 76.6

0.484

12 88.0

0.556

12.5 95.4

0.603

14 120 0.756

16 156 0.988

18 198 1.25

20 244 1.54

22.4 306  1.94

25 382 2.41

28 479 3.02

30 550 3.47

31.5 606  3.83

33.5 685  4.33

35.5 770  4.86

37.5 859  5.43

40 977 6.17


14

G 3525

:2013

表 96×W19)の破断力

より方

めっきの有無

種別

ロープの

公称径

mm

破断力

(最小値)

kN

概算単位質量

kg/m

(参考)

普通より

裸・めっき

E

6 16.1

0.139

6.3 17.8

0.153

8 28.6

0.247

9 36.2

0.312

10 44.7

0.386

11.2 56.1

0.484

12 64.4

0.556

12.5 69.9

0.603

14 87.7

0.756

16 115 0.988 
18 145 1.25

20 179 1.54 
22.4 224  1.94

25 280 2.41

普通より・

ラングより

裸・めっき

A

6 19.6

0.139

6.3 21.6

0.153

8 34.9

0.247

9 44.1

0.312

10 54.5

0.386

11.2 68.3

0.484

12 78.4

0.556

12.5 85.1

0.603

14 107 0.756

16 139 0.988 
18 176 1.25

20 218 1.54 
22.4 273  1.94

25 340 2.41

普通より・

ラングより

裸・めっき

B

4 9.29

0.061

7

5 14.5

0.096

5

6 20.9

0.139

6.3 23.0

0.153

8 37.2

0.247

9 47.0

0.312

10 58.1

0.386

11.2 72.8

0.484

12 83.6

0.556

12.5 90.7

0.603

14 114 0.756

16 149 0.988 
18 188 1.25

20 232 1.54 
22.4 291  1.94

25 363 2.41 
28 455 3.02

30 523 3.47 
31.5 576  3.83

33.5 652  4.33 
35.5 732  4.86

37.5 816  5.43 
40 929 6.17


15

G 3525

:2013

表 96×W19)の破断力(続き)

より方

めっきの有無

種別

ロープの

公称径

mm

破断力

(最小値)

kN

概算単位質量

kg/m

(参考)

普通より・

ラングより

T

種 4

9.77 0.061

7

5 15.3

0.096

5

6 22.0

0.139

6.3 24.2

0.153

8 39.1

0.247

9 49.5

0.312

10 61.1

0.386

11.2 76.6

0.484

12 88.0

0.556

12.5 95.4

0.603

14 120 0.756

16 156 0.988

18 198 1.25

20 244 1.54

22.4 306  1.94

25 382 2.41

28 479 3.02

30 550 3.47

31.5 606  3.83

33.5 685  4.33

35.5 770  4.86

37.5 859  5.43

40 977 6.17

表 106×Fi25)の破断力

より方

めっきの有無

種別

ロープの

公称径

mm

破断力

(最小値)

kN

概算単位質量

kg/m

(参考)

普通より

裸・めっき

E

種 6

16.1  0.139

6.3 17.8

0.153

8 28.6

0.247

9 36.2

0.312

10 44.7

0.386

11.2 56.1

0.484

12 64.4

0.556

12.5 69.9

0.603

14 87.7

0.756

16 115 0.988

18 145 1.25

20 179 1.54

22.4 224  1.94

25 280 2.41


16

G 3525

:2013

表 106×Fi25)の破断力(続き)

より方

めっきの有無

種別

ロープの

公称径

mm

破断力

(最小値)

kN

概算単位質量

kg/m

(参考)

普通より・

ラングより

裸・めっき

A

6 19.6

0.139

6.3 21.6

0.153

8 34.9

0.247

9 44.1

0.312

10 54.5

0.386

11.2 68.3

0.484

12 78.4

0.556

12.5 85.1

0.603

14 107 0.756 
16 139 0.988 
18 176 1.25 
20 218 1.54 
22.4 273  1.94 
25 340 2.41

普通より・

ラングより

裸・めっき

B

8 37.2

0.247

9 47.0

0.312

10 58.1

0.386

11.2 72.8

0.484

12 83.6

0.556

12.5 90.7

0.603

14 114 0.756 
16 149 0.988 
18 188 1.25 
20 232 1.54 
22.4 291  1.94 
25 363 2.41 
28 455 3.02 
30 523 3.47 
31.5 576  3.83 
33.5 652  4.33 
35.5 732  4.86 
37.5 816  5.43 
40 929 6.17

普通より・ 
ラングより

T

8 39.1

0.247

9 49.5

0.312

10 61.1

0.386

11.2 76.6

0.484

12 88.0

0.556

12.5 95.4

0.603

14 120 0.756 
16 156 0.988 
18 198 1.25 
20 244 1.54 
22.4 306  1.94 
25 382 2.41 
28 479 3.02 
30 550 3.47 
31.5 606  3.83 
33.5 685  4.33 
35.5 770  4.86 
37.5 859  5.43 
40 977 6.17


17

G 3525

:2013

表 116×WS26)の破断力

より方

めっきの有無

種別

ロープの

公称径

mm

破断力

(最小値)

kN

概算単位質量

kg/m

(参考)

普通より・

ラングより

裸・めっき

B

種 8

37.2  0.247

9 47.0

0.312

10 58.1

0.386

11.2 72.8

0.484

12 83.6

0.556

12.5 90.7

0.603

14 114 0.756

16 149 0.988

18 188 1.25

20 232 1.54

22.4 291  1.94

25 363 2.41

28 455 3.02

30 523 3.47

31.5 576  3.83

33.5 652  4.33

35.5 732  4.86

37.5 816  5.43

40 929 6.17

普通より・

ラングより

T

種 8

39.1  0.247

9 49.5

0.312

10 61.1

0.386

11.2 76.6

0.484

12 88.0

0.556

12.5 95.4

0.603

14 120 0.756

16 156 0.988

18 198 1.25

20 244 1.54

22.4 306  1.94

25 382 2.41

28 479 3.02

30 550 3.47

31.5 606  3.83

33.5 685  4.33

35.5 770  4.86

37.5 859  5.43

40 977 6.17


18

G 3525

:2013

表 12IWRC  6×S19),IWRC  6×W19),IWRC  6×Fi25)及び 

IWRC

  6×WS26)の破断力

より方

めっきの有無

種別

ロープの

公称径

mm

破断力

(最小値)

kN

概算単位質量

kg/m

(参考)

普通より・ 
ラングより

裸・めっき

B

種 10

66.2  0.430

11.2 83.0

0.539

12.5 103 0.672

14 130

0.843

16 169

1.10

18 214

1.39

20 265

1.72

22.4 332 2.16

25 414

2.69

28 519

3.37

30 596

3.87

31.5 657 4.27

33.5 743 4.83

35.5 834 5.42

37.5 931 6.05

40 1 060 6.88

普通より・

ラングより

T

種 10

69.5  0.430

11.2 87.2

0.539

12.5 109 0.672

14 136

0.843

16 178

1.10

18 225

1.39

20 278

1.72

22.4 349 2.16

25 435

2.69

28 545

3.37

30 626

3.87

31.5 690 4.27

33.5 780 4.83

35.5 876 5.42

37.5 978 6.05

40 1 110 6.88


19

G 3525

:2013

表 136×Fi29)の破断力

より方

めっきの有無

種別

ロープの

公称径

mm

破断力

(最小値)

kN

概算単位質量

kg/m

(参考)

普通より・

ラングより

裸・めっき

B

8 37.9

0.253

9 48.0

0.321

10 59.2

0.396

11.2 74.3

0.496

12.5 92.5

0.618

14 116

0.776

16 152

1.01

18 192

1.28

20 237

1.58

22.4 297 1.99

25 370

2.47

28 464

3.10

30 533

3.56

31.5 588 3.93

33.5 665 4.44

35.5 746 4.99

37.5 833 5.57

40 948

6.33

42.5 1 070  7.15

45 1 200 8.01

47.5 1 340  8.93

50 1 480 9.90

53 1 660 11.1

56 1 860 12.4

60 2 130 14.2

普通より・

ラングより

T

8 39.9

0.253

9 50.4

0.321

10 62.3

0.396

11.2 78.1

0.496

12.5 97.3

0.618

14 122

0.776

16 159

1.01

18 202

1.28

20 249

1.58

22.4 312 1.99

25 389

2.47

28 488

3.10

30 560

3.56

31.5 618 3.93

33.5 699 4.44

35.5 785 4.99

37.5 876 5.57

40 996

6.33

42.5 1 120  7.15

45 1 260 8.01

47.5 1 400  8.93

50 1 560 9.90

53 1 750 11.1

56 1 950 12.4

60 2 240 14.2


20

G 3525

:2013

表 146×WS31)及び 6×WS36)の破断力

より方

めっきの有無

種別

ロープの

公称径

mm

破断力

(最小値)

kN

概算単位質量

kg/m

(参考)

普通より・

ラングより

裸・めっき

B

種 20

237

1.58

22.4 297 1.99

25 370

2.47

28 464

3.10

30 533

3.56

31.5 588 3.93

33.5 665 4.44

35.5 746 4.99

37.5 833 5.57

40 948

6.33

42.5 1 070  7.15

45 1 200 8.01

47.5 1 340  8.93

50 1 480 9.90

53 1 660

11.1

56 1 860

12.4

60 2 130

14.2

普通より・

ラングより

T

種 20

249

1.58

22.4 312 1.99

25 389

2.47

28 488

3.10

30 560

3.56

31.5 618 3.93

33.5 699 4.44

35.5 785 4.99

37.5 876 5.57

40 996

6.33

42.5 1 120  7.15

45 1 260 8.01

47.5 1 400  8.93

50 1 560 9.90

53 1 750

11.1

56 1 950

12.4

60 2 240

14.2


21

G 3525

:2013

表 156×WS41)の破断力

より方

めっきの有無

種別

ロープの

公称径

mm

破断力

(最小値)

kN

概算単位質量

kg/m

(参考)

普通より・

ラングより

裸・めっき

B

種 30

533

3.56

31.5 588 3.93

33.5 665 4.44

35.5 746 4.99

37.5 833 5.57

40 948

6.33

42.5 1 070  7.15

45 1 200 8.01

47.5 1 340  8.93

50 1 480 9.90

53 1 660

11.1

56 1 860

12.4

60 2 130

14.2

普通より・

ラングより

T

種 30

560

3.56

31.5 618 3.93

33.5 699 4.44

35.5 785 4.99

37.5 876 5.57

40 996

6.33

42.5 1 120  7.15

45 1 260 8.01

47.5 1 400  8.93

50 1 560 9.90

53 1 750

11.1

56 1 950

12.4

60 2 240

14.2


22

G 3525

:2013

表 16IWRC  6×Fi29)の破断力

より方

めっきの有無

種別

ロープの

公称径

mm

破断力

(最小値)

kN

概算単位質量

kg/m

(参考)

普通より・

ラングより

裸・めっき

B

10 67.7

0.440

11.2 84.9

0.552

12.5 106  0.688

14 133 0.863

16 173 1.13

18 219 1.43

20 271 1.76

22.4 340  2.21

25 423 2.75

28 531 3.45

30 609 3.96

31.5 672  4.37

33.5 760  4.94

35.5 853  5.55

37.5 952  6.19

40 1 080  7.04

42.5 1 220

7.95

45 1 370  8.91

47.5 1 530

9.93

50 1 690 11.0

53 1 900 12.4

56 2 120 13.8

60 2 440 15.8

普通より・

ラングより

T

10 71.1

0.440

11.2 89.2

0.552

12.5 111  0.688

14 139 0.863

16 182 1.13

18 230 1.43

20 284 1.76

22.4 357  2.21

25 444 2.75

28 558 3.45

30 640 3.96

31.5 706  4.37

33.5 798  4.94

35.5 896  5.55

37.5 1 000

6.19

40 1 140  7.04

42.5 1 280

7.95

45 1 440  8.91

47.5 1 600

9.93

50 1 780 11.0

53 2 000 12.4

56 2 230 13.8

60 2 560 15.8


23

G 3525

:2013

表 17IWRC  6×WS31)及び IWRC  6×WS36)の破断力

より方

めっきの有無

種別

ロープの

公称径

mm

破断力

(最小値)

kN

概算単位質量

kg/m

(参考)

普通より・

ラングより

裸・めっき

B

種 20

271

1.76

22.4 340 2.21

25 423

2.75

28 531

3.45

30 609

3.96

31.5 672 4.37

33.5 760 4.94

35.5 853 5.55

37.5 952 6.19

40 1 080 7.04

42.5 1 220  7.95

45 1 370 8.91

47.5 1 530  9.93

50 1 690

11.0

53 1 900

12.4

56 2 120

13.8

60 2 440

15.8

普通より・

ラングより

T

種 20

284

1.76

22.4 357 2.21

25 444

2.75

28 558

3.45

30 640

3.96

31.5 706 4.37

33.5 798 4.94

35.5 896 5.55

37.5 1 000  6.19

40 1 140 7.04

42.5 1 280  7.95

45 1 440 8.91

47.5 1 600  9.93

50 1 780

11.0

53 2 000

12.4

56 2 230

13.8

60 2 560

15.8


24

G 3525

:2013

表 18IWRC  6×WS41)の破断力

より方

めっきの有無

種別

ロープの

公称径

mm

破断力

(最小値)

kN

概算単位質量

kg/m

(参考)

普通より・

ラングより

裸・めっき

B

種 30

609

3.96

31.5 672

4.37

33.5 760

4.94

35.5 853

5.55

37.5 952

6.19

40 1 080

7.04

42.5 1 220  7.95

45 1 370

8.91

47.5 1 530  9.93

50 1 690

11.0

53 1 900

12.4

56 2 120

13.8

60 2 440

15.8

普通より・

ラングより

T

種 30

640

3.96

31.5 706

4.37

33.5 798

4.94

35.5 896

5.55

37.5 1 000  6.19

40 1 140

7.04

42.5 1 280  7.95

45 1 440

8.91

47.5 1 600  9.93

50 1 780

11.0

53 2 000

12.4

56 2 230

13.8

60 2 560

15.8


25

G 3525

:2013

表 198×S19),8×W19)及び 8×Fi25)の破断力

より方

めっきの有無

種別

ロープの

公称径

mm

破断力

(最小値)

kN

概算単位質量

kg/m

(参考)

普通より・

ラングより

裸・めっき

E

種 8

26.0

0.220

10 40.6

0.343

11.2 51.0 0.430

12 58.5

0.494

12.5 63.5 0.536

14 79.6

0.672

16 104  0.878

18 132  1.11

20 162  1.37

22.4 204

1.72

25 254  2.14

普通より・

ラングより

裸・めっき

A

種 8

30.8

0.220

10 48.1

0.343

11.2 60.3 0.430

12 69.2

0.494

12.5 75.1 0.536

14 94.3

0.672

16 123  0.878

18 156  1.11

20 192  1.37

22.4 241

1.72

25 301  2.14

普通より・

ラングより

B

種 8

32.8

0.220

10 51.3

0.343

11.2 64.3 0.430

12 73.8

0.494

12.5 80.1 0.536

14 100  0.672

16 131  0.878

18 166  1.11

20 205  1.37

22.4 257

1.72

25 320  2.14

普通より・ 
ラングより

T

種 8

34.5

0.220

10 53.9

0.343

11.2 67.6 0.430

12 77.7

0.494

12.5 84.3 0.536

14 106  0.672

16 138  0.878

18 175  1.11

20 216  1.37

22.4 271

1.72

25 337  2.14


26

G 3525

:2013

表 2019×の破断力

より方

めっきの有無

種別

ロープの

公称径

mm

破断力

(最小値)

kN

概算単位質量

kg/m

(参考)

普通より

めっき

A

種 12

84.7

0.612

14 115  0.833

16 151  1.09

18 191  1.38

20 235  1.70

22 285  2.06

7.2 

ねじり特性 

より合わせ後の素線は,11.2.4 によって試験したとき,そのねじり回数は,

表 21 の値以上とする。

表 21−ねじり回数

めっきの

有無

素線径

mm

ねじり回数(最小値)

種別

E

G

A

B

T

0.20

以上 1.00 以下 29  − 28 27 25

 1.00

を超え 2.24 以下 28  − 27 26 23

 2.24

を超え 3.75 以下

− 26 25 21

 3.75

を超え 4.50 以下

− 25 24 15

めっき

0.20

以上 1.00 以下 21  21  21  21  −

 1.00

を超え 2.24 以下 20  20  20  20  −

 2.24

を超え 3.75 以下

− 18 18 18 −

 3.75

を超え 4.50 以下

− 17 17 17 −

7.3 

巻解性 

より合わせ後の素線は,11.2.5 によって試験したとき,破断してはならない。

亜鉛めっき特性 

より合わせ後のめっき素線は,11.2.6 によって試験したとき,その亜鉛付着量は,

表 22 の値以上とする。


27

G 3525

:2013

表 22−亜鉛付着量

単位  g/m

2

素線径

mm

亜鉛付着量(最小値)

種別

E

G

A

B

 0.20

以上 0.25 以下 15  15  15  15

 0.25

を超え 0.40 以下 20  20  20  20

 0.40

を超え 0.50 以下 30  40  30  30

 0.50

を超え 0.63 以下 40  60  40  40

 0.63

を超え 0.80 以下 50  70  50  50

 0.80

を超え 1.00 以下 70  85  70  70

 1.00

を超え 1.25 以下 80  95  80  80

 1.25

を超え 1.40 以下 90 110  90  90

 1.40

を超え 1.60 以下 100  135  100  100

 1.60

を超え 2.00 以下 110  165  110  110

 2.00

を超え 2.24 以下 110  190  110  110

 2.24

を超え 2.50 以下

− 220 110 110

 2.50

を超え 3.15 以下

− 230 125 125

 3.15

を超え 4.00 以下

− 250 135 135

 4.00

を超え 4.50 以下

− 250 150 150

寸法及び許容差 

9.1 

素線の径の差 

より合わせ後の同種同線径の素線径は,11.2.7 によって測定したとき,その線径の最大と最小との差は,

表 23 に示す値以下とする。

表 23−素線の径の差

単位  mm

素線径

素線の径の差(最大値)

めっきの有無

めっき

 0.20

以上 1.00 以下 0.04  0.06

 1.00

を超え 2.24 以下 0.06  0.09

 2.24

を超え 3.75 以下 0.08  0.12

 3.75

を超え 4.50 以下 0.10  0.14

9.2 

ロープ径 

9.2.1 

ロープの公称径 

ロープの公称径は,

表 4∼表 20 による。

9.2.2 

ロープの実際径の許容差 

ロープの実際径を 11.3.4 によって測定したとき,その許容差は,公称径 10 mm 未満ではその径に対して

10

0

  %

とし,公称径 10 mm 以上は

7

0

  %

とする。プラス側許容差の計算結果は,JIS Z 8401 の規則 B によっ

て丸め,丸めの幅は 0.01 mm とする。


28

G 3525

:2013

10 

外観 

10.1 

素線 

素線は,11.2.2 によって試験したとき,全長を通じて,断面は円形であり,表面は滑らかで,使用上有

害なきずなどがあってはならない。

10.2 

ロープ 

ロープは,11.3.2 によって試験したとき,全長を通じて,使用上有害なつぶれ,きずなどがあってはな

らない。

11 

試験 

11.1 

一般 

試験は,素線及びロープについて行う。

11.2 

素線試験 

素線試験はロープにより合わせた後,これを素線に解いて試験片とする。

なお,素線試験は,JA.6 に記載する試験によって,より合わせ前の素線で行ってもよい。

11.2.1 

試験片の採り方 

各試験に供する試験片は,ロープの一端から適切な長さを切り取る。この試験片から単層ストランドロ

ープ(

表 参照)については,1 本のストランド(ロープ心入りロープのロープ心を除く。),多層ストラ

ンドロープ(

表 参照)については,各層ごとに 1 本のストランド(ストランド心を除く。)を採り,こ

れを素線に解き,心線及びフィラー線を除いたものを試験片とする。

この場合,各試験項目ごとに,任意のストランドを採ってもよい。

なお,試験片は,加熱することなく,きずをつけないよう,適切な方法で,曲がりを矯正してもよい。

11.2.2 

外観 

外観は,目視による。

11.2.3 

破断力試験 

破断力試験は,次による。

a)

破断力試験は,試験片を,素線径 1.00 mm 未満のものは,つかみ間隔約 100 mm,素線径 1.00 mm 以

上のものは,つかみ間隔約 200 mm で,引張試験機に取り付ける。

b)

試験片を破断するまで徐々に引っ張り,そのときの同種同線径の各試験片の最大試験力とその平均値

との差を算出する。平均値の算出結果は,JIS Z 8401 の規則 B によって丸め,丸めの幅は有効数字 3

桁とする。

c)

破断力試験において,試験片がつかみ部から破断し,規格値を満足しない場合は,その試験を無効と

し,更に試験片を採り試験をやり直す。

11.2.4 

ねじり試験 

ねじり試験は,次による。

a)

ねじり試験は,試験片の両端を,その素線径の 100 倍のつかみ間隔で固くつかむ。

b)

その一方を

表 24 のねじり速度で回転し,試験片が破断したときのねじり回数を調べる。

c)

必要に応じて,つかみ間隔を変更してもよい。この場合,ねじり回数の値は,つかみ間隔の増減に比

例して求める。

d)

ねじり試験において,試験片がつかみ部から破断し,規格値を満足しない場合は,その試験を無効と

し,更に試験片を採り試験をやり直す。


29

G 3525

:2013

表 24−ねじり速度

素線径

mm

1

分間当たりの回転数

0.20

以上  1.00 未満 180 以下

1.00

以上  4.50 以下 60 以下

11.2.5 

巻解試験 

巻解試験は,試験片をこれと同一径の心金の周囲に 8 回密接して巻き付け,更にこれを解き戻した後,

試験片の折損の有無を調べる。ただし,素線径 3.15 mm を超えるもの,及びめっき B 種については,心金

の径を試験片の径の 1.5∼2 倍とする。

11.2.6 

亜鉛付着量試験 

素線の亜鉛付着量試験は,次による。

a)

試験片は,めっきを施してより合わせ後の素線からとり,その長さは,素線径 1.00 mm 未満は 600 mm

∼1 200 mm,素線径 1.00 mm 以上は 300 mm∼600 mm とする。

b)

試験液は,JIS H 0401 の 5.2.3(試験液)による。

c)

試験片の清浄は,JIS H 0401 の 5.2.4(試験片の清浄)による。

d)

清浄にした試験片の質量を素線径 1.00 mm 未満は 0.001 g,

素線径 1.00 mm 以上は 0.01 g の桁まで量る。

容器に比べて長すぎるときは,線を適切に曲げるか,巻くかして,試験片が完全に試験液に浸るよう

にする。水素の発生が少なくなり,めっき皮膜が除去されたならば取り出し,水洗し,綿布でよくぬ

ぐった後,十分に乾燥する。再び素線径 1.00 mm 未満は 0.001 g,素線径 1.00 mm 以上は 0.01 g の桁ま

で量った後,その素線径を任意の同一箇所において 2 方向以上を素線径 1.00 mm 未満は 0.001 mm,素

線径 1.00 mm 以上は 0.01 mm の桁まで測定し,その平均値を求める。

e)

付着量は,次の式によって算出する。算出結果は,JIS Z 8401 の規則 B によって丸め,丸めの幅は,

1 g/m

2

とする。

960

1

2

2

1

×

×

=

d

W

W

W

A

ここに,

A: 付着量(

g/m

2

W

1

試験片のめっき皮膜を除去する前の質量(

g

W

2

試験片のめっき皮膜を除去した後の質量(

g

d: 試験片のめっき皮膜を除去した後の素線径(

mm

1 960

定数[

g/(mm

m

2

)

f)

試験液は,めっき皮膜が容易に除去される範囲内で繰り返し用いてよい。

11.2.7 

素線径の測定 

素線径の測定は,

試験片を任意の同一箇所において

2

方向以上を測定して,

その平均値を素線径とする。

算出結果は,JIS Z 8401 の規則

B

によって丸め,丸めの幅は

0.01 mm

とする。同種同線径の各素線の試験

片について,最大と最小との線径の差を求める。

11.3 

ロープ試験 

11.3.1 

試験片の採り方 

各試験の試験片は,ロープの一端から適切な長さを切り取る。

11.3.2 

外観 

外観は,目視による。


30

G 3525

:2013

11.3.3 

破断力試験 

破断力試験は,次による。

a)

破断力試験は,試験片に軸方向の力だけが加わるように,試験片の両端をホワイトメタル,亜鉛など

で円すい形に固める方法,又はこれに代わる適切な方法でロープを引張試験機に取り付ける。

b)

これを破断するまで徐々に引っ張り,そのときの破断に至るまでの最大試験力を測定する。測定結果

は,JIS Z 8401 の規則

B

によって丸め,丸めの幅は有効数字

3

桁とする。

c)

つかみ間隔は,

表 25 による。ただし,その長さが

2 m

を超える場合は,つかみ間隔を

2 m

としても

よい。

d)

この試験において,試験片がつかみ部から破断し,規格値を満足しない場合は,その試験を無効とし,

更に試験片を採り試験をやり直す。

e)

ロープ破断力は,

附属書 JB によって素線の集合破断力から算出してもよい。算出結果は,JIS Z 8401

の規則

B

によって丸め,丸めの幅は有効数字

3

桁とする。ただし,この方法を用いた場合,試験結果

を記載した成績表に,集合破断力から算出したことを記載する。

表 25−つかみ間隔

ロープの公称径

つかみ間隔

20 mm

以下 600

mm

以上

20 mm

を超えるもの

ロープの公称径の 30 倍以上

11.3.4 

実際径の測定 

実際径の測定は,試験片の中央部付近の任意の点

2

か所以上又は同一断面において,

2

方向以上での外

接円の直径をノギスで

図 のように測定して,その平均値を実際径とする。算出結果は,JIS Z 8401 の規

B

によって丸め,丸めの幅は

0.01 mm

とする。

なお,この試験において,最小破断力の

5 %

に相当する引張力の下で測定してもよい。

図 3−実際径の測り方


31

G 3525

:2013

12 

検査 

12.1 

一般 

ロープの検査は,ロットごとに素線及びロープについて箇条 11 によって試験したとき,箇条 7∼箇条 10

にそれぞれ適合しなければならない。

なお,同一素線を用い,同一機械によって製造された複数のロットの場合は,

5

ロットごと及びその端

数で,検査を行ってもよい。また,素線の検査は,JA.7 に記載する検査によって,より合わせ前の素線で

行ってもよい。

12.2 

より合わせ後の素線の検査 

より合わせ後の素線の検査は,次による。

a)

素線試験の試験片数は,

表 26 による。ただし,亜鉛付着量の試験片の数は,同種同線径の素線に対し,

それぞれ

3

本とする。

b)

亜鉛付着量試験において,

表 22 の最小亜鉛付着量に適合しなければならない。ただし,規定に適合し

ないものが

2

本以上の場合は,そのロープを不合格とし,

1

本の場合は,更に規定数の試験片を採っ

て再試験を行い,試験片全数が規定に適合するときに限って,そのロープを合格とする。

c)

亜鉛付着量試験を除く各試験において,それぞれの規定に適合しなければならない。ただし,規定に

適合しないものがある場合には,その数が,

表 26 に示した不適合試験片数以内であれば,そのロープ

を合格とし,その数がこれを超える場合は,不合格とする。

表 26−素線試験片数及び不適合試験片数

構成記号

素線試験

片数

不適合試験

片数

素線試験片の採取方法

6

×7 3

0

ストランドの最外層の素線から任意に 1/2 の本
数を採取する。

6

×19 6

1

ストランドの各層の素線から,それぞれ任意に

1/3

の本数を採取するか,又は,同種同線径の素

線から任意に 1/3 の本数を採取する。

6

×24 8

1

6

×37 12

1

6

×S(19)

,IWRC  6×S(19) 10

1

ストランドの各層の素線から,それぞれ任意に

1/2

の本数を採取する。

なお,端数は切り上げる。

6

×W(19)

,IWRC  6×W(19) 9

1

6

×Fi(25)

,IWRC  6×Fi(25) 9

1

6

×WS(26)

,IWRC  6×WS(26)

 14

1

6

×Fi(29)

,IWRC  6×Fi(29) 11

1

6

×WS(31)

,IWRC  6×WS(31)

 15

1

6

×WS(36)

,IWRC  6×WS(36)

 19

2

6

×WS(41)

,IWRC  6×WS(41)

 20

2

8

×S(19) 10

1

8

×W(19) 9

1

8

×Fi(25) 9

1

19

×7 6

1

第 1 層目のストランドの最外層の素線から任意
に 1/2 の本数及び第 2 層目のストランドの最外

層の素線から任意に 1/2 の本数を採取する。

素線試験片の採取方法の例を,次に示す。

例 1

6

×

19

の場合

ストランドの素線配置は,

6

×

(1

6

12)

であり,

6

×

1/3

2

12

×

1/3

4

,合計

6

本となる。


32

G 3525

:2013

又は,同種同線径の

(6

12)

×

1/3

6

本となる。

例 2

6

×

Fi

29

)及び

IWRC

6

×

Fi

29

)の場合

ストランドの素線配置は,

6

×

Fi[1

7

(7)

14]

であり,

7

×

1/2

3.5

(切り上げて

4

本)

14

×

1/2

7

,合計

11

本となる。ここで,

7

)はフィラー線である。

例 3

 19

×

7

の場合

ストランドの素線配置は,

7

6

×

(1

6)

12

×

(1

6)

であり,第

1

層目のストランドから

6

×

1/2

3

,第

2

層目のストランドから

6

×

1/2

3

,合計

6

本となる。

13 

包装 

注文者による指示がない限り,ロープは製造業者の判断でコイル巻き又は木枠などのリール巻きで供給

し,輸送中における水分,ほこり,汚れなどに対し,ロープを紙などで包装して保護する。

14 

製品の呼び方 

ロープの呼び方は,ロープの構成記号,めっきの有無,グリースの種類,より方及びより方向,種別又

は破断力,並びに公称径及び長さとする。

なお,めっきの有無,グリースの種類,より方及びより方向の呼び方は,

表 27 による。

表 27−呼び方

より方

より方向

グリースの種類

めっきの有無

表示記号

普通より

Z

より

裸 O/O

めっき G/O

裸 C/O

めっき GC/O

S

より

裸 O/S

めっき G/S

裸 C/S

めっき GC/S

ラングより

Z

より

裸 O/L

めっき G/L

裸 C/L

めっき GC/L

S

より

裸 O/LS

めっき G/LS

裸 C/LS

めっき GC/LS

ロープの呼び方の例を,次に示す。

  6

×

WS

31

 O/O

B

16 mm

500 m

この例は,ウォーリントンシール形

31

本線

6

より,裸,赤グリース,普通

Z

より,

B

種,公称

16 mm

,及び長さ

500 m

のロープの場合の呼び方である。

15 

表示 

この規格の全ての要求事項に適合したロープには,

1

条ごとに次の項目を容易に消えない方法で表示す


33

G 3525

:2013

る。ただし,めっきの有無,グリースの種類,より方及びより方向の表示については,

表 27 の表示記号

を用いてもよい。

a)

この規格の番号(JIS G 3525

b)

ロープの呼び又は構成記号

c)

めっきの有無

d)

グリースの種類

e)

より方及びより方向

f)

種別又は破断力

g)

ロープの公称径及び長さ

h)

製造業者名又はその略号

i)

製造年月又はその略号

16 

報告 

注文者から要求があった場合,製造業者は,試験の結果を記載した成績表を提出する。


34

G 3525

:2013

附属書 JA

(規定)

より合わせ前の素線の特性,試験及び検査

JA.1 

適用範囲 

この附属書は,ロープの製造に用いるより合わせ前の素線(ストランドの心線,フィラー線,ロープ心

及びストランド心用素線を除く。

)の外観,機械的性質,亜鉛めっき特性,素線の径の差などの特性,試験

及び検査について規定する。

JA.2 

外観 

素線は,JA.6 a)

によって試験したとき,断面は円形であり,表面は滑らかで,使用上有害なきずなど

があってはならない。

JA.3 

機械的性質 

JA.3.1 

引張強さ 

素線は,JA.6

b)

によって試験したとき,破断力を,JA.6

f)

によって測定した素線の実際径の断面積で除

して求める。

ロープの種別に対する同種同線径の素線の引張強さの平均値は,

表 JA.1 に示す値以上とする。

算出結果は,JIS Z 8401 の規則

B

によって丸め,丸めの幅は

1 N/mm

2

とする。さらに,各素線の引張強さ

とその平均値との差は,平均値に対して±

8 %

とする。

表 JA.1−平均引張強さ

単位  N/mm

2

種別

公称引張強さ

平均引張強さ

(最小値)

E

1 320

1 320

(1 620)

a)

A

1 620

1 620

B

1 770

1 770

T

1 910

1 910

注記 1

N/mm

2

=1 MPa

a)

括弧内で示した数値は,デュアルテンサイルロー

プの内層素線の最小平均引張強さを示す。

JA.3.2 

ねじり特性 

素線は,JA.6

c)

によって試験したとき,そのねじり回数は,

表 JA.2 の値以上とする。


35

G 3525

:2013

表 JA.2−ねじり回数

めっきの有無

よる前の素線径

mm

ねじり回数(最小値)

種別

E

G

A

B

T

0.20

以上 1.00 以下 33  − 31 30 28

 1.00

を超え 2.24 以下 31  − 30 29 26

 2.24

を超え 3.75 以下

− 29 27 23

 3.75

を超え 4.50 以下

− 27 26 17

めっき

0.20

以上 1.00 以下 23 23 23 23 −

 1.00

を超え 2.24 以下 22 22 22 22 −

 2.24

を超え 3.75 以下

− 19 19 19 −

 3.75

を超え 4.50 以下

− 18 18 18 −

JA.3.3 

巻解性 

素線は,JA.6

d)

によって試験したとき,破断してはならない。

JA.4 

亜鉛めっき特性 

めっき素線は,JA.6

e)

によって試験したとき,その亜鉛付着量は,

表 JA.3 の値以上とする。

表 JA.3−亜鉛付着量

単位  g/m

2

素線径

mm

亜鉛付着量(最小値)

種別

E

G

A

B

 0.20

以上 0.25 以下 15 15 15 15

 0.25

を超え 0.40 以下 20 20 20 20

 0.40

を超え 0.50 以下 30 40 30 30

 0.50

を超え 0.63 以下 40 60 40 40

 0.63

を超え 0.80 以下 50 70 50 50

 0.80

を超え 1.00 以下 70 85 70 70

 1.00

を超え 1.25 以下 80 95 80 80

 1.25

を超え 1.40 以下 90 110  90  90

 1.40

を超え 1.60 以下 100 135 100 100

 1.60

を超え 2.00 以下 110  165  110  110

 2.00

を超え 2.24 以下 110  190  110  110

 2.24

を超え 2.50 以下

− 220 110 110

 2.50

を超え 3.15 以下

− 230 125 125

 3.15

を超え 4.00 以下

− 250 135 135

 4.00

を超え 4.50 以下

− 250 150 150

JA.5 

素線の径の差 

ロープを構成する同種同線径の各素線径は,JA.6

f)

によって測定したとき,その最大と最小との線径の

差は,

表 JA.4 に示す値以下とする。


36

G 3525

:2013

表 JA.4−素線の径の差

単位  mm

よる前の素線径

素線の径の差(最大値)

めっきの有無

めっき

 0.20

以上 1.00 以下 0.04  0.06

 1.00

を超え 2.24 以下 0.06  0.09

 2.24

を超え 3.75 以下 0.08  0.12

 3.75

を超え 4.50 以下 0.10  0.14

JA.6 

試験 

試験は,次の a)f)の項目について行う。各試験に供する試験片は,より合わせ前のコイル又はボビン

(スプール)から適切な長さを切り取る。各試験の試験方法は,11.2 による。

a)

外観

b)

破断力試験

c)

ねじり試験

d)

巻解試験

e)

亜鉛付着量試験

f)

素線径の測定

JA.7 

検査 

JA.7.1 

一般 

検査は,素線の製作ロットごとに JA.6 によって試験したとき,JA.2JA.5 に適合しなければならない。

なお,素線の製作ロットは,同一線材(同一種類)を用い,同一設備及び同一機械で,連続製造された,

同一線径の素線をいう。

JA.7.2 

試験片数 

試験片数は,より線機に装着するボビン(スプール)を単位として,総個数が

50

個以下では

5

本とし,

総個数が

50

個を超える場合は,

50

個を超える個数に対して

1/25

(端数は切り上げ)の本数を加えた本数

とする。ただし,亜鉛付着量の試験片数は,総個数に対し

3

本とする。

JA.7.3 

合否の判定 

素線の合否の判定は,次による。

a)

亜鉛付着量を除く各試験において,その一部の試験成績が,規定に達しない場合は,全数選別又はロ

ット不合格とする。

b)

亜鉛付着量試験において,

表 JA.3 の最小亜鉛付着量に適合しなければならない。ただし,規定に適合

しないものが

2

本以上の場合は,不合格とし,

1

本の場合は,更に規定数の試験片を採って再試験を

行い,試験片全数が規定に適合するときに限って,合格とする。


37

G 3525

:2013

附属書 JB

(規定)

集合破断力からロープ破断力を算出する方法

JB.1 

適用範囲 

この附属書は,ロープ破断力を集合破断力から算出する方法について規定する。

JB.2 

供試ストランドの採取 

供試ストランドの採取は,ロープ構成に応じて次による。

a)

繊維心入り単層ストランドロープ  任意の

1

ストランドを採る。

b)

ロープ心入り単層ストランドロープ  任意の

1

ストランド,ロープ心の任意の側ストランド及び心ス

トランドの合計

3

ストランドを採る。

c)

多層ストランドロープ(19×7

心ストランド及び各層からそれぞれ任意の

1

ストランドの合計

3

トランドを採る。

JB.3 

集合破断力の求め方 

JB.3.1 

供試ストランドの素線試験 

供試ストランドを素線に解いたものを試験片とし,11.2.3 によって破断力試験を行い,個々の素線の破

断力の合計 S

0

S

1

及び S

2

を求める。記号の意味は,次による。

S

0

:ロープ心の中心ストランド又は

19

×

7

の心ストランドのもの。

S

1

:ロープ心の側ストランド又は

19

×

7

の第

1

層目(内層)のストランドのもの。

S

2

:単層ストランドロープのストランド又は

19

×

7

の第

2

層目(最外層)のストランドのもの。

JB.3.2 

集合破断力の求め方 

集合破断力[F

a

kN

]の求め方は,ロープの構成に応じて次による。

a)

繊維心入り単層

6

ストランドロープは,F

a

6

×S

2

によって求める。

b)

ロープ心入り単層

6

ストランドロープは,F

a

S

0

6

×S

1

6

×S

2

によって求める。

c)

繊維心入り単層

8

ストランドロープは,F

a

8

×S

2

によって求める。

d)

 19

×

7

は,F

a

S

0

6

×S

1

12

×S

2

によって求める。

JB.4 

ロープ破断力の求め方 

ロープ破断力[F

r

kN

]は,次の式によって求める。

F

r

(100

κ

)

×F

a

/100

ここに,

κ: より減り値(表 JB.1 による。)


38

G 3525

:2013

表 JB.1−より減り値

構成記号

より減り値

種別

E

G

A

B

T

6

×7

− 10  8 −

6

×19

− 14 16 −

6

×24

− 13 15 −

6

×37

− 15 17 −

6

×S(19) 14

− 18 20 22

6

×W(19) 14

− 18 20 22

6

×Fi(25) 14

− 18 20 22

6

×WS(26)

− 20 22

IWRC

  6×S(19)

− 24 26

IWRC

  6×W(19)

− 24 26

IWRC

  6×Fi(25)

− 24 26

IWRC

  6×WS(26)

− 24 26

6

×Fi(29)

− 22 24

6

×WS(31)

− 22 24

6

×WS(36)

− 22 24

6

×WS(41)

− 22 24

IWRC

  6×Fi(29)

− 25 27

IWRC

  6×WS(31)

− 25 27

IWRC

  6×WS(36)

− 25 27

IWRC

  6×WS(41)

− 25 27

8

×S(19) 15

− 18 20 22

8

×W(19) 15

− 18 20 22

8

×Fi(25) 15

− 18 20 22

19

×7

− 25 −

注記  6×7  A 種は,ラングよりのため,普通よりの G 種よりも低く設定した。


39

G 3525

:2013

附属書 JC

(参考)

JIS

と対応国際規格との対比表

JIS G 3525:2013

  ワイヤロープ ISO 

2408:2004

  Steel wire ropes for general purposes−Minimum requirements

ISO 4344:2004

  Steel wire ropes for lifts−Minimum requirements 

(I)JIS の規定

(II)国際 
規格番号

(III)国際規格の規定

(IV)JIS と国際規格との技術的差異の箇条
ごとの評価及びその内容

(V)JIS と国 際規格 との 技
術的差異の理由及び今後の

対策

箇条番号

及び題名

内容

箇条

番号

内容

箇条ごと

の評価

技術的差異の内容

1

適用範囲

一般用ワイヤロープを

規定

ISO 2408

ISO 4344 

1

1

適用範囲

適用範囲

追加

JIS

では,漁業,鉱業及び索道を

追加している。

特性が共通するワイヤロー

プの場合,規格を統一した
方が簡素化されるので,規

格の統合化を ISO に提案す

ることを検討する。

2

引用規格

3

用語及び

定義

3.1

∼3.15 を規定

ISO 2408

ISO 4344 

3

3

用語及び定義 
用語及び定義

変更

ISO

規格では,別規格でロープの

関連用語を含め広い範囲で定義

している。

JIS

の内容を ISO に提案す

ることを検討する。

4

種類 a)

構成

ISO 2408

ISO 4344 

4.2.5

4.2.8

構成

ロープ構成

変更

JIS

は,市場に普及している構成

に絞って規定している。ISO 規格
は,クラス別に分類し,より広い

範囲で規定している。

ISO

規格には,汎用性のな

い構成まで含まれており,

JIS

の内容を ISO に提案す

ることを検討する。

 b)

より方及びより方

ISO 2408

ISO 4344 

4.2.8

4.2.10

より方及びより方向

より方及びより方向

一致

 c)

めっきの有無

ISO 2408 

4.2.7

素線仕上げ

削除

JIS

は,亜鉛めっきだけである

が,ISO 規格は,合金めっきも規

定している。

今後,ISO 規格との整合を
検討する。

39

G 3

525


20
13


40

G 3525

:2013

(I)JIS の規定

(II)国際 
規格番号

(III)国際規格の規定

(IV)JIS と国際規格との技術的差異の箇条
ごとの評価及びその内容

(V)JIS と国 際規格 との 技
術的差異の理由及び今後の

対策

箇条番号

及び題名

内容

箇条

番号

内容

箇条ごと

の評価

技術的差異の内容

4

種類 d)

種別

ISO 2408 

4.2.6

種別

追加

JIS

は 5 種別,ISO 規格は 4 種別

だが,B 種以外の素線引張強さは
異なる。

種別を変更すると,ロープ

の破断力も異なるため,市
場の混乱を招くおそれがあ

り,そのままとする。

ISO 4344 

4.2.9

ロープの種別

削除

ISO

規格は,デュアルテンサイル

で 4 種別,シングルテンサイルで

4

種別の合計 8 種別を規定してい

る。

種別を変更すると,ロープ

の破断力も異なるため,市
場の混乱を招くおそれがあ

り,そのままとする。

 e)

組合せ

追加

JIS

は,組合せを一覧表にまとめ

ている。

JIS

の内容を ISO に提案す

ることを検討する。

ISO 2408

ISO 4344 

4.3

4.3

名称及び分類 
名称及び分類

削除

JIS

は,本文で定義しているが,

ISO

規格は,別規格を引用してい

る。

JIS

の内容を ISO に提案す

ることを検討する。

5

材料 5.1

線材

追加

JIS

は,JIS G 3506 を引用し,こ

れらの熱処理方法も規定してい
る。

ISO

規格は,素線を材料とし,線

材については,ISO 2232 で製造
方法だけを規定している。

JIS

の内容を ISO に提案す

ることを検討する。

5.2

繊維心

ISO 2408

ISO 4344 

4.1.2

4.1.2

削除

JIS

は,繊維心だけを規定してい

るが,ISO 規格は心として,鋼,

繊維,それらの複合及び硬質樹脂
を規定している。

日本では,樹脂の複合及び

硬質樹脂の心綱は,あまり

普及しておらず,今後,ISO
規格との整合を検討する。

5.3

ロープグリース

ISO 2408

ISO 4344 

4.1.3

4.1.3

ロープグリース

ロープグリース

一致

40

G 3

525


20
13


41

G 3525

:2013

(I)JIS の規定

(II)国際 
規格番号

(III)国際規格の規定

(IV)JIS と国際規格との技術的差異の箇条
ごとの評価及びその内容

(V)JIS と国 際規格 との 技
術的差異の理由及び今後の

対策

箇条番号

及び題名

内容

箇条

番号

内容

箇条ごと

の評価

技術的差異の内容

6

製造方法

6.1

素線

追加

JIS

は,素線の製造方法を規定し

ている。

JIS

の内容を ISO に提案す

ることを検討する。

6.2

ロープ

6.2.1

より合わせ

ISO 2408

ISO 4344 

4.2.1

4.2.2

4.2.1

4.2.2

一般

素線の接続

一般 
素線の接続

追加

同一ストランド内の接続頻度は,

JIS

は 10 m につき 1 か所以下と

規定しているが,ISO 規格は規定
がなく,JIS の方が厳しい。

JIS

の内容を ISO に提案す

ることを検討する。

ISO 4344 

4.2.3

心綱の接続

削除

用途によって要求が異なるため,

JIS

には規定なし。

今後,ISO 規格との整合を

検討する。

6.2.2

グリース塗布

ISO 2408

ISO 4344 

4.2.3

4.2.4

グリース塗布

グリース塗布

一致

ISO 2408

ISO 4344 

4.2.4

4.2.5

プ レフ ォ ー ム 及 びポ ス トフ
ォーム

プ レフ ォ ー ム 及 びポ ス トフ

ォーム

削除

用途によって要求が異なるため,

JIS

には規定なし。

今後,ISO 規格との整合を
検討する。

ISO 4344 

4.2.6

プ レス ト レ ッ チ ング 制 限張

削除

用途によって要求が異なるため,

JIS

には規定なし。

今後,ISO 規格との整合を
検討する。

ISO 4344 

4.2.7

ロープの端末処理

削除

用途によって要求が異なるため,

JIS

には規定なし。

今後,ISO 規格との整合を

検討する。

7

機械的性

7.1

破断力

7.1.1

素線

ISO 2408

ISO 4344 

4.1.1

4.1.1

素線 
素線

追加

ISO

規格は,より合わせ前の素線

の引張強さで規定している。

JIS

は,より合わせ後の素線の破

断力のばらつきを規定し,より合
わせ前の素線は,附属書 JA にて

規定している。

今後,ISO 規格との整合を
検討する。

41

G 3

525


20
13


42

G 3525

:2013

(I)JIS の規定

(II)国際 
規格番号

(III)国際規格の規定

(IV)JIS と国際規格との技術的差異の箇条
ごとの評価及びその内容

(V)JIS と国 際規格 との 技
術的差異の理由及び今後の

対策

箇条番号

及び題名

内容

箇条

番号

内容

箇条ごと

の評価

技術的差異の内容

7

機械的性

7.1.2

ロープ

ISO 2408

ISO 4344 

4.5

附属 
書 C

4.5

附属 
書 A

破断力

最小破断力

最小破断力

最小破断力

変更

JIS

と ISO 規格とでは,ロープの

破断力係数が異なるため,同種構
成のロープで破断力が異なる。

ロープの破断力を変更する

と,クレーン構造規格など
の国内法規に影響し,市場

の混乱を招くおそれがある

ため,そのままとする。

 7.2

ねじり特性

ISO 2408

ISO 4344 

4.1.1

4.1.1

素線

素線

追加

ISO

規格は,より合わせ前の素線

で規定している。JIS は,より合

わせ後の素線で規定し,より合わ
せ前の素線は,附属書 JA にて規

定している。

今後,ISO 規格との整合を

検討する。

 7.3

巻解性

追加

JIS

は,巻解性を規定している。 JIS の内容を ISO に提案す

ることを検討する。

8

亜鉛めっ

き特性

最小亜鉛付着量

ISO 2408

ISO 4344 

4.1.1

4.1.1

素線 
素線

追加

ISO

規格は,より合わせ前の素線

で規定している。JIS は,より合

わせ後の素線で規定し,より合わ

せ前の素線は,附属書 JA にて規
定している。

今後,ISO 規格との整合を
検討する。

9

寸法及び

許容差

9.1

素線の径の差

ISO 2408

ISO 4344 

4.1.1

4.1.1

素線

素線

追加

ISO

規格は,より合わせ前の素線

で規定している。JIS は,より合

わせ後の素線で規定し,より合わ
せ前の素線は,附属書 JA にて規

定している。

今後,ISO 規格との整合を

検討する。

 9.2

ロープ径

9.2.1

ロープの公称径

ISO 2408

ISO 4344 

4.4.1

4.4.1.1

4.4.1

4.4.1.1

ロープ径

一般 
ロープ径

一般

削除

JIS

では,交差よりは,整数値,

平行よりは,標準数を使用してい
る。

ISO

規格は,インチサイズ換算の

端数も含めているため,非常に複
雑になっている。

JIS

は,日本での使用状況に

合わせて規定しており,公
称径の変更は,市場の混乱

を招くおそれがあるため,

そのままとする。

JIS

の内容を ISO に提案す

ることを検討する。

42

G 3

525


20
13


43

G 3525

:2013

(I)JIS の規定

(II)国際 
規格番号

(III)国際規格の規定

(IV)JIS と国際規格との技術的差異の箇条
ごとの評価及びその内容

(V)JIS と国 際規格 との 技
術的差異の理由及び今後の

対策

箇条番号

及び題名

内容

箇条

番号

内容

箇条ごと

の評価

技術的差異の内容

9

寸法及び

許容差

9.2.2

ロ ー プ の 実 際 径

の許容差

10 mm

未満

0

1

0

  %

10 mm

以上

7
0

 %

ISO 2408 

4.4.1.2

許容差

2 mm

d<4 mm

8
0

  %

4 mm

d<6 mm

7
0

  %

6 mm

d<8 mm

6
0

  %

≧8 mm

5
0

 %

変更

JIS

の方が許容差が大きい。

許容差の変更は,クレーン

構造規格などの国内法規に
対する影響が大きく,市場

の混乱を招くおそれがある

ため,そのままとする。

ISO 4344 

4.4.1.2

許容差 
無負荷時及び引張力(最小破

断力の 5 %及び 10 %)下で規

定。

削除

JIS

は,無負荷時又は最小破断力

の 5 %に相当する引張力下で測

定。

簡素化した JIS の内容を,

ISO

に提案することを検討

する。

ISO 2408

ISO 4344 

4.4.1.3

4.4.1.3

偏径差 
偏径差

削除

用途によって要求が異なるため,

JIS

には規定なし。

今後,ISO 規格との整合を
検討する。

ISO 2408

ISO 4344 

4.4.2

4.2.11

よりの長さ

よりの長さ

削除

用途によって要求が異なるため,

JIS

には規定なし。

今後,ISO 規格との整合を

検討する。

ISO 2408

ISO 4344 

4.4.3

4.4.2

ロープの長さ

ロープの長さ

削除

注文者によって要求が異なるた

め,JIS には規定なし。

今後,ISO 規格との整合を

検討する。

10

外観 10.1

素線

ISO 2408

ISO 4344 

4.1.1

4.1.1

素線 
素線

追加

JIS

は,より後の素線について規

定しているが,ISO 規格は,より

後の規定なし。

JIS

の内容を,ISO に提案す

ることを検討する。

10.2

ロープ

ISO 2408

ISO 4344 

4.2.1

4.2.1

一般

一般

削除

ISO

規格では,よりの不具合につ

いて具体的に規定している。

今後,ISO 規格との整合を

検討する。

11

試験

ISO 2408

ISO 4344 

5.1

5.1

材料 
材料

削除

従来から材料の受入れ試験は,製
造業者が実施することを前提と

しており,JIS には規定なし。

今後,ISO 規格との整合を
検討する。

43

G 3

525


20
13


44

G 3525

:2013

(I)JIS の規定

(II)国際 
規格番号

(III)国際規格の規定

(IV)JIS と国際規格との技術的差異の箇条
ごとの評価及びその内容

(V)JIS と国 際規格 との 技
術的差異の理由及び今後の

対策

箇条番号

及び題名

内容

箇条

番号

内容

箇条ごと

の評価

技術的差異の内容

11

試験 11.1

一般

11.2

素線試験

11.2.1

試験片の採り方

11.2.2

外観

11.2.3

破断力試験

11.2.4

ねじり試験

11.2.5

巻解試験

11.2.6

亜鉛付着量試験

11.2.7

素線径の測定

追加

ISO

規格には,より合わせ後の素

線の試験についての規定はない。

JIS

は,附属書 JA にて,より合

わせ前の素線の試験について規

定している。

今後,ISO 規格との整合を

検討する。

 11.3

ロープ試験

11.3.1

試験片の採り方

追加

JIS

は,試験片の採り方を規定し

ている。

JIS

の内容を ISO に提案す

ることを検討する。

 11.3.2

外観

ISO 2408

ISO 4344 

5.2

5.2

ロープの製造 
ロープの製造

削除 
削除

ISO

規格では,目視の項目につい

て具体的に規定している。

今後,ISO 規格との整合を
検討する。

11.3.3

破断力試験

ISO 2408 

5.4

破断力試験

・ Method

1-

実破断力試験

・ Method

2-

集合破断力(よ

り合わせ後の素線)

・ Method

3-

集合破断力(よ

り合わせ前の素線)

第三者機関による ISO 9001

の認証を得ていない場合は,

Method 1-

実破断力試験を行

わなければならない。

削除

JIS

は,規格本体に Method 1-実

破断力試験を,附属書 JB にて

Method 2-

集合破断力(より合わ

せ後の素線)を規定している。

Method 3-

集合破断力(より合わ

せ前の素線)は規定していない。

JIS

は,ISO 9001 の認証有無によ

る破断力試験方法の選定は規定

していない。

市場の混乱を招くおそれが

あるため,そのままとする。

ISO 4344 

5.4

破断力試験

削除

ISO

規格では,再試験の条件を細

かく規定しているが,JIS の方が

厳しい。

今後,ISO 規格との整合を

検討する。

44

G 3

525


20
13


45

G 3525

:2013

(I)JIS の規定

(II)国際 
規格番号

(III)国際規格の規定

(IV)JIS と国際規格との技術的差異の箇条
ごとの評価及びその内容

(V)JIS と国 際規格 との 技
術的差異の理由及び今後の

対策

箇条番号

及び題名

内容

箇条

番号

内容

箇条ごと

の評価

技術的差異の内容

11

試験 11.3.4

実際径の測定

ISO 2408 

5.3

実際径の測定

変更

ISO

規格では,測定点は 4 点以上

としているが,JIS では 2 点以上
としている。

今後,ISO 規格との整合を

検討する。

ISO 4344 

5.3

実際径の測定

無負荷時及び引張力(最小破

断力の 5 %及び 10 %)下で測
定。

削除

JIS

は,無負荷時又は引張力(最

小破断力の 5 %)下での測定。

簡素化した JIS の内容を,

ISO

に提案することを検討

する。

12

検査 12.1

一般

ISO 2408

ISO 4344 

4.5

4.5

破断力

製造業者が,ISO 9001 の認証

有無によって,サンプリング
及 び試 験 の 方 法 を規 定 して

いる。

変更

JIS

は,ロットごとに試験を行う。

JIS

は,ISO 9001 の認証有無によ

る,サンプリング及び試験の方法
を規定していない。

市場の混乱を招くおそれが

あるため,そのままとする。

 12.2

よ り 合 わ せ 後 の

素線の検査

追加

ISO

規格には,より合わせ後の素

線の試験についての規定はない。

今後,ISO 規格との整合を

検討する。

13

包装

包装形態を規定

ISO 2408 

6.2.1

包装

追加

JIS

は,包装条件を細かく規定し

ている。

JIS

の内容を ISO に提案す

ることを検討する。

14

製 品 の

呼び方

呼び方を規定

追加

JIS

は,製品の呼び方を細かく規

定している。

JIS

の内容を ISO に提案す

ることを検討する。

45

G 3

525


20
13


46

G 3525

:2013

(I)JIS の規定

(II)国際 
規格番号

(III)国際規格の規定

(IV)JIS と国際規格との技術的差異の箇条
ごとの評価及びその内容

(V)JIS と国 際規格 との 技
術的差異の理由及び今後の

対策

箇条番号

及び題名

内容

箇条

番号

内容

箇条ごと

の評価

技術的差異の内容

15

表示 a)

この規格の番号

b)

ロープの呼び又は
構成記号

c)

めっきの有無

d)

グリースの種類

e)

より方及びより方

f)

種別又は破断力

g)

ロープの公称径及

び長さ

h)

製造業者名又はそ
の略号

i)

製造年月又はその

略号

を表示する。

ISO 2408 

6.2.2

マーキング

変更

ISO

規格では,製造業者名,その

住所及び証明書番号の 3 項目を
表示するよう規定しており,製品

情報の表示が規定されていない。

JIS

の内容を ISO に提案す

ることを検討する。

ISO 4344 

6.3

マーキング

変更

ISO

規格では,製造業者名,その

住所,ロープ長さ,仕様及び証明
書番号を表示するよう規定して

いる。

JIS

の内容を ISO に提案す

ることを検討する。

16

報告

注文者から要求があっ

た場合,製造業者は試

験の成績表を提出

ISO 2408

ISO 4344 

6.1.1

6.1.2

6.1.1

6.1.2

一般

成績表

一般 
成績表

削除

ISO

規格では,成績表の内容を細

かく規定している。

今後,ISO 規格との整合を

検討する。

ISO 4344 

6.2

廃棄基準

削除

用途によって要求が異なるため,

JIS

には規定なし。

今後,ISO 規格との整合を

検討する。

附属書 JA

(規定)

より合わせ前の素線の

特性,試験及び検査

ISO 2408 

4.1.1

附属 
書 A

素線

よ り前 素 線 の 寸 法及 び 機械
的特性

追加

JIS

と ISO 規格とで,特性は類似

しているが,機械的性質の規定数
値に違いがある。また,ISO 規格

での亜鉛めっき特性は,めっきの

等級によって規定している。

今後,ISO 規格との整合を

検討する。

ISO 4344 

4.1.1

試験は,ISO 2232 による。

特性及び試験は,ISO 4101 

び ISO 2232 による。

46

G 3

525


20
13


47

G 3525

:2013

(I)JIS の規定

(II)国際 
規格番号

(III)国際規格の規定

(IV)JIS と国際規格との技術的差異の箇条
ごとの評価及びその内容

(V)JIS と国 際規格 との 技
術的差異の理由及び今後の

対策

箇条番号

及び題名

内容

箇条

番号

内容

箇条ごと

の評価

技術的差異の内容

附属書 JB

(規定)

集合破断力からロープ

破断力を算出する方法

ISO 2408 

5.4.2

よ り合 わ せ 後 の 素線 の 集合

破 断力 か ら ロ ー プの 破 断力
を算出する方法。

より減り値は,附属書 D の破

断 力係 数 又 は 実 績値 を 使用
する。

追加

JIS

の破断力係数は,ISO 規格と

は異なる。

破断力係数を変更すると,

ロープの破断力も変更とな
り,クレーン構造規格など

の国内法規に影響し,市場

の混乱を招くおそれがある
ため,そのままとする。

ISO 2408 

附属

書 B

破断力係数

削除

JIS

では,より減り値で規定して

いる。

市場の混乱を招くおそれが

あるため,そのままとする。

ISO 2408 

附属

書 D

附属書 C の表におけるロー

プ最小破断力の計算

削除

JIS

では,最小破断力係数を規定

していない。

JIS

の内容を ISO に提案す

ることを検討する。

ISO 2408 

附属 
書 E

より合わせ後の素線試験 
(参考)

削除

JIS

では,本体で規定している

が,内容が異なる。

市場の混乱を招くおそれが
あるため,そのままとする。

ISO 2408 

附属

書 F

イ ンチ 及 び ミ リ メー ト ル表

示ロープ径の対照表(参考)

削除

JIS

にはインチ表示なし。

市場の混乱を招くおそれが

あるため,そのままとする。

ISO 2408 

附属

書 G

同 等な ロ ー プ 種 別の 対 照表

(参考)

削除

JIS

には必要なし。

市場の混乱を招くおそれが

あるため,そのままとする。

ISO 4344 

附属 
書 B

最小破断力の計算

削除

JIS

では,より減り値で規定して

いる。

市場の混乱を招くおそれが
あるため,そのままとする。

ISO 4344 

附属

書 C

概算単位質量,公称断面積,

及 び概 算 最 外 層 素線 径 の計

算(参考)

削除

JIS

には概算単位質量以外規定

なし。

市場の混乱を招くおそれが

あるため,そのままとする。

ISO 4344 

附属 
書 D

イ ンチ 及 び ミ リ メー ト ル表
示 ロー プ 径 対 照 表及 び 破断

力表(参考)

削除

JIS

にはインチ表示なし。

市場の混乱を招くおそれが
あるため,そのままとする。

ISO 4344 

附属

書 E

廃棄基準(参考)

削除

JIS

には規定なし。

市場の混乱を招くおそれが

あるため,そのままとする。

ISO 4344 

附属 
書 F

ロープの発注項目(参考)

削除

JIS

には規定なし。

市場の混乱を招くおそれが
あるため,そのままとする。

47

G 3

525


20
13


48

G 3525

:2013

JIS

と国際規格との対応の程度の全体評価:

ISO 2408:2004,ISO 4344:2004,MOD)

注記 1  箇条ごとの評価欄の用語の意味は,次による。 

−  一致  技術的差異がない。

−  削除  国際規格の規定項目又は規定内容を削除している。

−  追加  国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。

−  変更  国際規格の規定内容を変更している。

注記 2  JIS と国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次による。 

−  MOD  国際規格を修正している。

48

G 3

525


20
13