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G 3459

:2016

(1)

目  次

ページ

序文  

1

1

  適用範囲  

1

2

  引用規格  

1

3

  種類及び記号  

2

4

  製造方法  

2

5

  化学成分  

3

6

  機械的性質  

5

6.1

  引張強さ,耐力及び伸び  

5

6.2

  へん平性又は溶接部型曲げ性  

6

7

  オーステナイト結晶粒度  

7

8

  水圧試験特性及び非破壊試験特性  

7

9

  耐圧性能  

8

10

  浸出性能  

8

11

  寸法,質量及び寸法許容差  

8

11.1

  寸法及び単位質量  

8

11.2

  寸法許容差  

13

11.3

  溶接ビード高さ  

13

12

  外観  

14

13

  特別品質規定  

14

14

  試験  

14

14.1

  分析試験  

14

14.2

  機械試験  

14

14.3

  オーステナイト結晶粒度試験  

16

14.4

  水圧試験及び非破壊試験  

16

14.5

  耐圧性能試験  

16

14.6

  浸出性能試験  

17

15

  検査及び再検査  

17

15.1

  検査  

17

15.2

  再検査  

17

16

  表示  

17

17

  報告  

18

附属書 JA(規定)特別品質規定  

19

附属書 JB(参考)JIS と対応国際規格との対比表  

22


G 3459

:2016

(2)

まえがき

この規格は,工業標準化法第 14 条によって準用する第 12 条第 1 項の規定に基づき,一般社団法人日本

鉄鋼連盟(JISF)から,工業標準原案を具して日本工業規格を改正すべきとの申出があり,日本工業標準

調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格である。

これによって,JIS G 3459:2012 は改正され,この規格に置き換えられた。

なお,平成 29 年 9 月 19 日までの間は,工業標準化法第 19 条第 1 項等の関係条項の規定に基づく JIS マ

ーク表示認証において,JIS G 3459:2012 によることができる。

この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。

この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意

を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実

用新案権に関わる確認について,責任はもたない。


日本工業規格

JIS

 G

3459

:2016

配管用ステンレス鋼鋼管

Stainless steel pipes

序文 

この規格は,1997 年に第 1 版として発行された ISO 9330-6 及び ISO 9329-4 を基に,技術的内容を変更

して作成した日本工業規格である。

また,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。

変更の一覧表にその説明を付けて,

附属書 JB に示す。

適用範囲 

この規格は,耐食用,低温用,高温用,消火用などの配管に用いるステンレス鋼鋼管(以下,管という。

について規定する。この規格は,外径の範囲が主として 10.5 mm(呼び径 6A 又は 1/8B)∼660.4 mm(呼

び径 650A 又は 26B)の管に適用できる。

なお,本体に規定する項目のほかに,注文者があらかじめ製造業者との協定によって指定することがで

きる特別品質規定の項目を,

附属書 JA に規定する。

注記  この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。

ISO 9330-6:1997

,Welded steel tubes for pressure purposes−Technical delivery conditions−Part 6:

Longitudinally welded austenitic stainless steel tubes

ISO 9329-4:1997

,Seamless steel tubes for pressure purposes−Technical delivery conditions−Part 4:

Austenitic stainless steels

(全体評価:MOD)

なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1 に基づき,

“修正している”

ことを示す。

引用規格 

次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの

引用規格は,その最新版(追補を含む。

)を適用する。

JIS G 0320

  鋼材の溶鋼分析方法

JIS G 0321

  鋼材の製品分析方法及びその許容変動値

JIS G 0404

  鋼材の一般受渡し条件

JIS G 0415

  鋼及び鋼製品−検査文書

JIS G 0551

  鋼−結晶粒度の顕微鏡試験方法

JIS G 0567

  鉄鋼材料及び耐熱合金の高温引張試験方法

JIS G 0571

  ステンレス鋼のしゅう酸エッチング試験方法

JIS G 0572

  ステンレス鋼の硫酸・硫酸第二鉄腐食試験方法


2

G 3459

:2016

JIS G 0573

  ステンレス鋼の 65 %硝酸腐食試験方法

JIS G 0575

  ステンレス鋼の硫酸・硫酸銅腐食試験方法

JIS G 0582

  鋼管の自動超音波探傷検査方法

JIS G 0583

  鋼管の自動渦電流探傷検査方法

JIS S 3200-1

  水道用器具−耐圧性能試験方法

JIS S 3200-7

  水道用器具−浸出性能試験方法

JIS Z 2241

  金属材料引張試験方法

JIS Z 3106

  ステンレス鋼溶接継手の放射線透過試験方法

JIS Z 3122

  突合せ溶接継手の曲げ試験方法

JIS Z 8401

  数値の丸め方

種類及び記号 

管の種類は,31 種類とし,種類の記号及び製造方法を表す記号は,

表 による。

表 1−種類の記号及び製造方法を表す記号 

分類

種類の記号

製造方法を表す記号

製管方法

仕上方法

表示

オーステナ
イト系

SUS304TP

,SUS304HTP,SUS304LTP,

SUS309TP

,SUS309STP,SUS310TP,

SUS310STP

,SUS315J1TP,SUS315J2TP,

SUS316TP

,SUS316HTP,SUS316LTP,

SUS316TiTP

,SUS317TP,SUS317LTP,

SUS836LTP

,SUS890LTP,SUS321TP,

SUS321HTP

,SUS347TP,SUS347HTP

継目無し:S 
自動アーク溶接:A

レーザ溶接:L

電気抵抗溶接:E

熱間仕上げ:H 
冷間仕上げ:C

溶接部加工仕上げ:B

電気抵抗溶接まま:G

製造方法を
表す記号の

表示は,箇

条 16 b) に
よる。

オーステナ

イト・フェ
ライト系

SUS329J1TP

,SUS329J3LTP,SUS329J4LTP

フェライト

SUS405TP

,SUS409LTP,SUS430TP,

SUS430LXTP

,SUS430J1LTP,SUS436LTP,

SUS444TP

製造方法 

管の製造方法は,次による。

a)

管は,継目無く製造するか,自動アーク溶接,レーザ溶接又は電気抵抗溶接によって製造する。ただ

し,自動アーク溶接の場合の溶加材の使用は,製造業者の選択による。

b)

管は,

表 による固溶化熱処理又は焼なまし熱処理を行い,酸洗又はこれに準じる処理を行う。ただ

し,

表 以外の熱処理については,受渡当事者間の協定による。

c)

管端形状は,

特に指定のない場合はプレンエンドとする。

注文者がベベルエンドを指定する場合には,

その形状は受渡当事者間の協定による。ただし,厚さ 22 mm 以下の管で,特に形状の指定のないとき

には,

図 による。


3

G 3459

:2016

t

:厚さ 22 mm 以下

図 1−ベベルエンドの形状 

表 2−種類の記号及び熱処理 

分類

種類の記号

固溶化熱処理  ℃

分類

種類の記号

固溶化熱処理  ℃

オ ー ス テ
ナイト系

a)

SUS304TP 1

010

以上,急冷

オーステナ
イト系

a)

SUS321TP

b)

 920

以上,急冷

SUS304HTP 1

040

以上,急冷

SUS321HTP

冷間仕上げ 1 095 以上,急冷

SUS304LTP 1

010

以上,急冷

熱間仕上げ 1 050 以上,急冷

SUS309TP

1 030

以上,急冷

SUS347TP

b)

 980

以上,急冷

SUS309STP

SUS347HTP

冷間仕上げ 1 095 以上,急冷

SUS310TP

熱間仕上げ 1 050 以上,急冷

SUS310STP

オーステナ
イト・フェ

ライト系

SUS329J1TP

950

以上,急冷

SUS315J1TP

1 010

以上,急冷

SUS329J3LTP

SUS315J2TP SUS329J4LTP

SUS316TP

分類

種類の記号

焼なまし熱処理  ℃

SUS316HTP 1

040

以上,急冷

フェライト

SUS405TP

700

以上,空冷又は徐冷

SUS316LTP 1

010

以上,急冷 SUS409LTP

SUS316TiTP

b)

  920

以上,急冷 SUS430TP

SUS317TP

1 010

以上,急冷

SUS430LXTP

SUS317LTP SUS430J1LTP

720

以上,空冷又は徐冷

SUS836LTP

1 030

以上,急冷

SUS436LTP

SUS890LTP SUS444TP

700

以上,空冷又は徐冷

a)

オーステナイト系ステンレス鋼の熱間仕上継目無鋼管は,特に注文者の指定のない限り,この表の温度にて

熱間加工した後に急冷した場合,固溶化熱処理を省略してもよい。

b)

注文者は,SUS316TiTP,SUS321TP 及び SUS347TP の安定化熱処理を指定してもよい。安定化熱処理を指定

した場合の熱処理温度は,850∼930  ℃とする。

化学成分 

管は,14.1 によって試験を行い,その溶鋼分析値は,

表 による。注文者の要求によって管の製品分析

を行う場合は,14.1 によって試験を行い,製品分析値は,

表 に対して,JIS G 0321 の表 5(ステンレス

鋼及び耐熱鋼鋼材の製品分析の許容変動値)による製品分析の許容変動値を適用した値とする。ただし,

JIS G 0321

表 に規定されていない元素の許容変動値については,受渡当事者間で協定してもよい。


4

G 3459

:2016

表 3−化学成分 

単位  %

種類の記号 C

Si  Mn  P

S

Ni

Cr

Mo

その他の元素

a)

SUS304TP 0.08

以下 1.00 以下 2.00 以下 0.045 以下 0.030 以下  8.00∼11.00 18.00∼20.00

b) 

SUS304HTP 0.04

∼0.10 0.75 以下 2.00 以下 0.040 以下 0.030 以下  8.00∼11.00 18.00∼20.00

b) 

SUS304LTP 0.030

以下 1.00 以下 2.00 以下 0.045 以下 0.030 以下  9.00∼13.00 18.00∼20.00

b) 

SUS309TP 0.15

以下 1.00 以下 2.00 以下 0.040 以下 0.030 以下 12.00∼15.00 22.00∼24.00

b) 

SUS309STP 0.08

以下 1.00 以下 2.00 以下 0.045 以下 0.030 以下 12.00∼15.00 22.00∼24.00

b) 

SUS310TP 0.15

以下 1.50 以下 2.00 以下 0.040 以下 0.030 以下 19.00∼22.00 24.00∼26.00

b) 

SUS310STP 0.08

以下 1.50 以下 2.00 以下 0.045 以下 0.030 以下 19.00∼22.00 24.00∼26.00

b) 

SUS315J1TP 0.08

以下 0.50∼2.50 2.00 以下 0.045 以下 0.030 以下  8.50∼11.50 17.00∼20.50 0.50∼1.50 Cu:0.50∼3.50

SUS315J2TP 0.08

以下 2.50∼4.00 2.00 以下 0.045 以下 0.030 以下 11.00∼14.00 17.00∼20.50 0.50∼1.50 Cu:0.50∼3.50

SUS316TP 0.08

以下 1.00 以下 2.00 以下 0.045 以下 0.030 以下 10.00∼14.00 16.00∼18.00 2.00∼3.00

SUS316HTP 0.04

∼0.10 0.75 以下 2.00 以下 0.030 以下 0.030 以下 11.00∼14.00 16.00∼18.00 2.00∼3.00

SUS316LTP 0.030

以下 1.00 以下 2.00 以下 0.045 以下 0.030 以下 12.00∼16.00 16.00∼18.00 2.00∼3.00

SUS316TiTP 0.08

以下 1.00 以下 2.00 以下 0.045 以下 0.030 以下 10.00∼14.00 16.00∼18.00 2.00∼3.00 Ti:5×C %以上

SUS317TP 0.08

以下 1.00 以下 2.00 以下 0.045 以下 0.030 以下 11.00∼15.00 18.00∼20.00 3.00∼4.00

SUS317LTP 0.030

以下 1.00 以下 2.00 以下 0.045 以下 0.030 以下 11.00∼15.00 18.00∼20.00 3.00∼4.00

SUS836LTP 0.030

以下 1.00 以下 2.00 以下 0.045 以下 0.030 以下 24.00∼26.00 19.00∼24.00 5.00∼7.00 N:0.25 以下

SUS890LTP 0.020

以下 1.00 以下 2.00 以下 0.045 以下 0.030 以下 23.00∼28.00 19.00∼23.00 4.00∼5.00 Cu:1.00∼2.00

SUS321TP 0.08

以下 1.00 以下 2.00 以下 0.045 以下 0.030 以下  9.00∼13.00 17.00∼19.00

b) 

Ti

:5×C %以上

SUS321HTP 0.04

∼0.10 0.75 以下 2.00 以下 0.030 以下 0.030 以下  9.00∼13.00 17.00∼20.00

b) 

Ti

:  4×C %∼0.60

SUS347TP 0.08

以下 1.00 以下 2.00 以下 0.045 以下 0.030 以下  9.00∼13.00 17.00∼19.00

b) 

Nb

:10×C %以上

SUS347HTP 0.04

∼0.10 1.00 以下 2.00 以下 0.030 以下 0.030 以下  9.00∼13.00 17.00∼20.00

b) 

Nb

:8×C %∼1.00

SUS329J1TP

c)

 0.08

以下 1.00 以下 1.50 以下 0.040 以下 0.030 以下

3.00

∼6.00

23.00

∼28.00 1.00∼3.00

SUS329J3LTP

d)

 0.030

以下 1.00 以下 1.50 以下 0.040 以下 0.030 以下

4.50

∼6.50

21.00

∼24.00 2.50∼3.50 N:0.08∼0.20

SUS329J4LTP

d)

 0.030

以下 1.00 以下 1.50 以下 0.040 以下 0.030 以下

5.50

∼7.50

24.00

∼26.00 2.50∼3.50 N:0.08∼0.30

SUS405TP 0.08

以下 1.00 以下 1.00 以下 0.040 以下 0.030 以下

0.60

以下 11.50∼14.50

b) 

Al

:0.10∼0.30

SUS409LTP 0.030

以下 1.00 以下 1.00 以下 0.040 以下 0.030 以下

0.60

以下 10.50∼11.75

b) 

Ti

:6×C %∼0.75

SUS430TP 0.12

以下 0.75 以下 1.00 以下 0.040 以下 0.030 以下

0.60

以下 16.00∼18.00

b) 

SUS430LXTP 0.030

以下 0.75 以下 1.00 以下 0.040 以下 0.030 以下

0.60

以下 16.00∼19.00

b) 

Ti

又は Nb:0.10∼1.00

SUS430J1LTP

e)

 0.025

以下 1.00 以下 1.00 以下 0.040 以下 0.030 以下

0.60

以下 16.00∼20.00

b) 

N

:0.025 以下

b

:8×(C %+N %)

    ∼0.80

u

:0.30∼0.80

SUS436LTP 0.025

以下 1.00 以下 1.00 以下 0.040 以下 0.030 以下

0.60

以下 16.00∼19.00 0.75∼1.25 N:0.025 以下

i

,Nb,Zr 又はそれ

らの組合せ:

8

×(C %+N %)

  ∼0.80

SUS444TP 0.025

以下 1.00 以下 1.00 以下 0.040 以下 0.030 以下

0.60

以下 17.00∼20.00 1.75∼2.50 N:0.025 以下

i

,Nb,Zr 又はそれ

らの組合せ:

8

×(C %+N %)

  ∼0.80

必要に応じて,この表以外の合金元素を添加してもよい。

a)

必要に応じて合金元素を添加する場合は,当該種類が他の種類の規定値を満たして種類の区別ができなくなるほど添加して

はならない。

b)

必要に応じて Mo を添加する場合は,当該種類が他の種類の規定値を満たして種類の区別ができなくなるほど添加してはな

らない。

c)

必要に応じて Cu,W 及び N のうち一つ又は複数の元素を添加する場合は,その含有率を報告しなければならない。

d)

必要に応じて Cu 及び/又は W を添加する場合は,その含有率を報告しなければならない。

e)

必要に応じて V を添加する場合は,その含有率を報告しなければならない。


5

G 3459

:2016

機械的性質 

6.1 

引張強さ,耐力及び伸び 

管は,14.2.3 によって試験を行い,その引張強さ,耐力及び伸びは,

表 による。ただし,厚さ 8 mm

未満の管で,12 号試験片又は 5 号試験片を用いて引張試験を行う場合の伸びの規定値は,厚さ 1 mm 減じ

るごとに

表 の伸びの値から 1.5 を減じたものを,JIS Z 8401 の規則 A によって整数値に丸めた値とし,

表 による。

なお,外径 40 mm 未満の管については,

表 及び表 の伸びの規定は適用しないが,試験の結果は記録

する。ただし,受渡当事者間の協定によって,伸びを規定してもよい。

表 4−機械的性質 

分類

種類の記号

引張強さ

耐力

伸び

%

11

号試験片

又は

12

号試験片

5

号試験片

4

号試験片

b)

 N/mm

2

 N/mm

2

管軸方向

管軸直角方向

管軸方向

管軸直角方向

オーステナイ

ト系

SUS304TP 520

以上 205 以上

35

以上 25 以上 30 以上 22 以上

SUS304HTP

SUS304LTP 480

以上 175 以上

SUS309TP 520

以上 205 以上

SUS309STP

SUS310TP

SUS310STP

SUS315J1TP

SUS315J2TP

SUS316TP

SUS316HTP

SUS316LTP 480

以上 175 以上

SUS316TiTP 520

以上 205 以上

SUS317TP

SUS317LTP 480

以上 175 以上

SUS836LTP 520

以上 205 以上

SUS890LTP 490

以上 215 以上

SUS321TP

a)

 520

以上 205 以上

SUS321HTP

a)

SUS347TP

SUS347HTP

オーステナイ
ト・フェライ

ト系

SUS329J1TP 590

以上 390 以上

18

以上 13 以上 14 以上 10 以上

SUS329J3LTP

620

以上 450 以上

SUS329J4LTP

フェライト系 SUS405TP

410

以上 205 以上

20

以上 14 以上 16 以上 11 以上

SUS409LTP 360

以上 175 以上

SUS430TP 410

以上 245 以上

SUS430LXTP

360

以上 175 以上

SUS430J1LTP

390

以上 205 以上

SUS436LTP 410

以上 245 以上

SUS444TP


6

G 3459

:2016

表 4−機械的性質(続き) 

注記 1

N/mm

2

=1 MPa

a)

 SUS321TP

及び SUS321HTP の熱間仕上げをしたものについては,引張強さ 460 N/mm

2

以上,耐力 180 N/mm

2

以上を適用してもよい。

b)

引張方向は,管軸方向とする。ただし,管軸直角方向から試験片を採取できる場合は,管軸方向に代えて管
軸直角方向としてもよい。

表 5−厚さ 8 mm 未満の管の 12 号試験片(管軸方向)及び 号試験片(管軸直角方向)の場合の伸び 

単位  %

分類

試験片

厚さ

1 mm

以下

1 mm

を超え

2 mm

以下

2 mm

を超え

3 mm

以下

3 mm

を超え

4 mm

以下

4 mm

を超え

5 mm

以下

5 mm

を超え

6 mm

以下

6 mm

を超え

7 mm

以下

7 mm

を超え

8 mm

未満

オーステナ

イト系

12

号試験片 24 以上 26 以上

28

以上

29

以上

30

以上

32

以上 34 以上 35 以上

  5

号試験片 14 以上 16 以上

18

以上

19

以上

20

以上

22

以上 24 以上 25 以上

オーステナ

イト・フェ

ライト系

12

号試験片

  8

以上

  9

以上

10

以上

12

以上

14

以上

15

以上 16 以上 18 以上

  5

号試験片

  2

以上

  4

以上

  6

以上

  7

以上

  8

以上

10

以上 12 以上 13 以上

フェライト

12

号試験片 10 以上 11 以上

12

以上

14

以上

16

以上

17

以上 18 以上 20 以上

  5

号試験片

  4

以上

  5

以上

  6

以上

  8

以上

10

以上

11

以上 12 以上 14 以上

6.2 

へん平性又は溶接部型曲げ性 

6.2.1 

へん平性 

管は,14.2.4 によって試験を行い,平板間の距離(H)が式(1)による値になるまで試験片に割れを生じ

てはならない。

D

t

e

t

e

H

+

+

=

)

1

(

  (1)

ここに,

H

平板間の距離(mm)

t

管の厚さ(mm)

D

管の外径(mm)

e

管の種類によって異なる定数 
オーステナイト系:0.09 
オーステナイト・フェライト系及びフェライト系:0.07

6.2.2 

溶接部型曲げ性 

呼び径 200 A 以上の溶接鋼管は,6.2.1 のへん平性に替えて,溶接部型曲げ性によってもよい。いずれに

よるかは,注文者が指定する場合は,その指定による。注文者の指定がない場合は,製造業者の選択とす

る。溶接部型曲げは,14.2.5 によって試験を行い,次のいずれにも適合しなければならない。

a)

溶接部の外側に 3 mm 以上の割れ(縁,かどに生じる小さな割れを除く。

)を生じてはならない。

b)

溶接部の外側の割れが 3 mm 未満の場合,割れの長さの合計が 7 mm を超えてはならない。

c)

割れ及びブローホールの個数の合計が,10 個を超えてはならない。


7

G 3459

:2016

オーステナイト結晶粒度 

SUS321HTP

の管は,14.3 によって試験を行い,そのオーステナイト結晶粒度番号は,7 以下でなければ

ならない。

水圧試験特性及び非破壊試験特性 

管は,14.4 によって試験を行い,その水圧試験特性及び非破壊試験特性は,次による。いずれによるか

は,注文者が指定する場合は,その指定による。注文者の指定がない場合は,製造業者の選択とする。

a) 

水圧試験特性  水圧試験特性は,次による。

1)

注文者が試験圧力を指定した場合,その圧力を水圧試験下限圧力とし,管は,水圧試験下限圧力を

加えたとき漏れがあってはならない。ただし,注文者が指定する圧力が,式(2)によって算出される

P

又は 20 MPa を超える場合には,受渡当事者間の協定によって試験圧力を決定する。

なお,

表 より低い水圧試験下限圧力又は高い水圧試験下限圧力を指定する場合,10 MPa 未満は

0.5 MPa

10 MPa

以上は 1 MPa 刻みとする。

式(2)によって算出する場合も同様に,

0.5 MPa

又は 1 MPa

刻みに丸める。

D

st

P

2

=

  (2)

ここに,

P

試験圧力(

MPa

t

管の厚さ(

mm

D

管の外径(

mm

s

表 の耐力の最小値の

60 %

N/mm

2

2)

注文者が圧力を指定しない場合,管は,

表 に示す水圧試験下限圧力を加えたとき,漏れがあって

はならない。

なお,

表 又は表 の寸法以外の管の場合,次によって水圧試験下限圧力を求める。

2.1)

外径の範囲が

10.5 mm

660.4 mm

の場合,

表 又は表 に該当する外径間の小さい方の外径を選

択する。

2.2)

2.1)

で選択した外径で,厚さがその外径の呼び厚さ(スケジュール番号:

Sch

)の範囲内である場

合,

表 又は表 に該当する厚さ間の大きい方の厚さを選択する。

2.3)

2.1)

及び 2.2)

によって選択された外径及び呼び厚さのスケジュール番号に従って,

表 の水圧試

験下限圧力以上の圧力で試験を行う。

2.4)

2.1)

及び 2.2)

に該当しない

表 又は表 の寸法以外の管の水圧試験下限圧力は,受渡当事者間の

協定によって試験圧力を決定する。

2.5)

2.2)

において選択されたスケジュール番号の水圧下限圧力が式

(2)

で算出される試験圧力

P

を超え

る場合には,

表 で選択した水圧試験下限圧力の代わりに

P

を水圧試験下限圧力として試験を行

う。

表 6−水圧試験下限圧力 

単位  MPa

スケジュール番号:Sch 5S  10S  20S  40  80  120  160

水圧試験下限圧力

1.5 2.0 3.5 6.0  12  18  20


8

G 3459

:2016

b) 

非破壊試験特性  管は,超音波探傷試験,渦電流探傷試験又は放射線透過試験のいずれかの非破壊試

験を行い,その非破壊試験特性は,次のいずれかによる。

1)

超音波探傷試験特性は,JIS G 0582 の人工きず区分

UD

の対比試験片の人工きずからの信号と同等

以上の信号があってはならない。ただし,冷間仕上げ以外の仕上げ方法の最小角溝深さは,

0.3 mm

とする。

2)

渦電流探傷試験特性は,JIS G 0583 の人工きず区分

EY

の対比試験片の人工きずからの信号と同等

以上の信号があってはならない。

3)

放射線透過試験特性は,JIS Z 3106 

附属書 表 1(きずの種別)のきずの種別に対し,JIS Z 3106

附属書 の 6.(きずの像の分類)によって,きずが

1

類∼

3

類に該当する場合を合格とする。

耐圧性能 

管は,14.5 によって試験を行い,これに耐え,漏れがあってはならない。ただし,耐圧性能の適用は,

受渡当事者間の協定による。

注記

水道法では,給水装置として使用する管に耐圧性能試験を規定している。

10 

浸出性能 

管は,14.6 によって試験を行い,その判定基準は

表 による。ただし,浸出性能の適用は,受渡当事者

間の協定による。

注記

水道法では,給水装置として使用する管に浸出性能試験を規定している。

表 7−浸出性能 

項目

判定基準

異常でないこと

臭気

異常でないこと

色度                度

5

以下

濁度                度

2

以下

六価クロム化合物    mg/L

六価クロムの量に関して  0.05 以下

鉄及びその化合物    mg/L

鉄の量に関して  0.3 以下

11 

寸法,質量及び寸法許容差 

11.1 

寸法及び単位質量 

管の外径,厚さ及び単位質量は,

表 による。ただし,溶接鋼管は,表 を適用してもよい。

なお,受渡当事者間の協定によって

表 又は表 にない寸法としてもよい。この場合,単位質量は,表

10

の算出式によって計算し,

JIS Z 8401

の規則

A

によって有効数字

3

桁に丸める。

ただし,

単位質量が

1 000

kg/m

を超える場合には,

kg/m

の整数値に丸める。


9

G 3459

:2016

表 8−配管用ステンレス鋼鋼管の寸法及び単位質量 

呼び径

a)

外径

呼び厚さ

a)

(スケジュール番号:Sch)

A B

5S

10S

20S

40

厚さ

単位質量  kg/m

厚さ

単位質量  kg/m

厚さ

単位質量  kg/m

厚さ

単位質量  kg/m

種類の記号

種類の記号

種類の記号

種類の記号

  304  309 329J1 405 430  836L 890L

  304  309 329J1

405 430  836L

890L

  304  309 329J1

405 430  836L 890L

  304  309 329J1

405 430  836L

890L

 304H

309S

329J3L

409L

430LX

 304H

309S

329J3L 409L

430LX

304H

309S

329J3L 409L

430LX

304H

309S

329J3L 409L

430LX

  304L 310 329J4L

444 430J1L

  304L 310 329J4L 444 430J1L

  304L

310 329J4L 444 430J1L

  304L 310 329J4L 444 430J1L

321

310S

  436L

321

310S

  436L

321

310S

  436L

321

310S

  436L

321H

315J1

   

321H

315J1

   

321H

315J1

 

321H

315J1

   

 315J2

   

 315J2

   

 315J2

 

 315J2

   

 316

   

 316

   

 316

 

 316

   

 316H

   

 316H

   

 316H

 

 316H

   

 316L

   

 316L

   

 316L

 

 316L

   

 316Ti

   

 316Ti

   

 316Ti

 

 316Ti

   

 317

   

 317

   

 317

 

 317

   

 317L

   

 317L

   

 317L

 

 317L

   

 347

   

 347

   

 347

 

 347

   

mm

mm

 347H

      mm

 347H

      mm

 347H

      mm

 347H

   

6

1

/

8

  10.5  1.0

0.237 0.238 0.233 0.231 0.230 0.241

0.240 1.2

0.278 0.280 0.273

0.272

0.270

0.283

0.282

1.5 0.336

0.338

0.331

0.329

0.327

0.342

0.341 1.7  0.373 0.375 0.367

0.364

0.362

0.379

0.378

8

1

/

4

  13.8  1.2

0.377 0.379 0.370 0.368 0.366 0.383

0.382 1.65  0.499 0.503 0.491

0.488

0.485

0.508

0.507

2.0 0.588

0.592

0.578

0.575

0.571

0.598 0.597  2.2

0.636 0.640 0.625

0.621

0.617

0.646

0.645

10

3

/

8

  17.3  1.2

0.481 0.484 0.473 0.470 0.467 0.489

0.489 1.65  0.643 0.647 0.633

0.629

0.625

0.654

0.653

2.0 0.762

0.767

0.750

0.745

0.740

0.775 0.774  2.3

0.859 0.865 0.845

0.840

0.835

0.874

0.873

15

1

/

2

  21.7  1.65  0.824 0.829 0.811 0.806 0.800 0.838

0.837 2.1

1.03  1.03  1.01

1.00

0.996

1.04

1.04

2.5 1.20

1.20

1.18

1.17

1.16

1.22 1.21  2.8  1.32 1.33 1.30

1.29

1.28

1.34

1.34

20

3

/

4

 27.2 1.65 1.05 1.06 1.03 1.03 1.02 1.07 1.07 2.1  1.31 1.32 1.29

1.28

1.28

1.33

1.33

2.5 1.54

1.55

1.51

1.50

1.49

1.56 1.56  2.9  1.76 1.77 1.73

1.72

1.70

1.78

1.78

25 1  34.0 1.65 1.33 1.34 1.31 1.30 1.29 1.35 1.35 2.8  2.18 2.19 2.14

2.13

2.11

2.21

2.21

3.0 2.32

2.33

2.28

2.26

2.25

2.35 2.35  3.4  2.59 2.61 2.55

2.53

2.52

2.63

2.63

32 1

1

/

4

 42.7 1.65 1.69 1.70 1.66 1.65 1.64 1.71 1.71 2.8  2.78 2.80 2.74

2.72

2.70

2.83

2.83

3.0 2.97

2.99

2.92

2.90

2.88

3.02 3.01  3.6  3.51 3.53 3.45

3.43

3.40

3.56

3.56

40 1

1

/

2

 48.6 1.65 1.93 1.94 1.90 1.89 1.87 1.96 1.96 2.8  3.19 3.21 3.14

3.12

3.10

3.25

3.24

3.0 3.41

3.43

3.35

3.33

3.31

3.46 3.46  3.7  4.14 4.16 4.07

4.05

4.02

4.21

4.20

50 2  60.5 1.65 2.42 2.43 2.38 2.36 2.35 2.46 2.46 2.8  4.02 4.05 3.96

3.93

3.91

4.09

4.09

3.5 4.97

5.00

4.89

4.86

4.83

5.05 5.05  3.9  5.50 5.53 5.41

5.38

5.34

5.59

5.58

65 2

1

/

2

 76.3 2.1  3.88 3.91 3.82 3.79 3.77 3.95 3.94 3.0  5.48 5.51 5.39

5.35

5.32

5.57

5.56

3.5 6.35

6.39

6.24

6.20

6.16

6.45 6.44  5.2  9.21 9.27 9.06

9.00

8.94

9.36

9.35

80 3  89.1 2.1  4.55 4.58 4.48 4.45 4.42 4.63 4.62 3.0  6.43 6.48 6.33

6.29

6.25

6.54

6.53

4.0 8.48

8.53

8.34

8.29

8.23

8.62 8.61  5.5 11.5 11.5 11.3 11.2 11.1 11.6 11.6

90 3

1

/

2

101.6 2.1  5.20 5.24 5.12 5.09 5.05 5.29 5.28 3.0  7.37 7.42 7.25

7.20

7.16

7.49

7.48

4.0 9.72

9.79

9.56

9.51

9.44

9.88 9.87  5.7 13.6 13.7 13.4 13.3 13.2 13.8 13.8

100 4 114.3 2.1  5.87 5.91 5.77 5.74 5.70 5.97 5.96 3.0  8.32 8.37 8.18

8.13

8.08

8.45

8.44

4.0 11.0 11.1 10.8 10.7 10.7 11.2 11.2  6.0 16.2 16.3 15.9 15.8 15.7 16.5 16.4

125 5 139.8 2.8  9.56 9.62 9.40 9.34 9.28 9.71 9.70 3.4 11.6 11.6 11.4 11.3 11.2 11.7 11.7  5.0 16.8 16.9 16.5 16.4 16.3 17.1 17.0  6.6 21.9 22.0 21.5 21.4 21.3 22.3 22.2

150 6 165.2 2.8 11.3 11.4 11.1 11.1 11.0 11.5 11.5  3.4 13.7 13.8 13.5 13.4 13.3 13.9 13.9  5.0 20.0 20.1 19.6 19.5 19.4 20.3 20.3  7.1 28.0 28.1 27.5 27.3 27.2 28.4 28.4

200 8 216.3 2.8 14.9 15.0 14.6 14.6 14.5 15.1 15.1  4.0 21.2 21.3 20.8 20.7 20.5 21.5 21.5  6.5 34.0 34.2 33.4 33.2 33.0 34.5 34.5  8.2 42.5 42.8 41.8 41.6 41.3 43.2 43.2

250 10

267.4 3.4 22.4 22.5 22.0 21.9 21.7 22.7 22.7  4.0 26.2 26.4 25.8 25.7 25.5 26.7 26.6  6.5 42.2 42.5 41.5 41.3 41.0 42.9 42.9  9.3 59.8 60.2 58.8 58.4 58.1 60.8 60.7

300 12

318.5 4.0 31.3 31.5 30.8 30.6 30.4 31.9 31.8  4.5 35.2 35.4 34.6 34.4 34.2 35.8 35.7  6.5 50.5 50.8 49.7 49.4 49.1 51.3 51.3  10.3 79.1 79.6 77.8 77.3 76.8 80.4 80.3

350 14 355.6

−  11.1 95.3 95.9 93.7 93.1 92.5 96.8 96.7

400 16 406.4

− 12.7

125 125 122 122 121 127 126

450 18 457.2

− 14.3

158 159 155 154 153 160 160

500 20 508.0

− 15.1

185 187 182 181 180 188 188

550 22 558.8

− 15.9

215 216 211 210 209 219 218

600 24 609.6

− 17.5

258 260 254 252 251 262 262

650 26 660.4

− 18.9

302 304 297 295 293 307 307


10

G 3459

:2016

表 8−配管用ステンレス鋼鋼管の寸法及び単位質量(続き) 

呼び径

a)

外径

呼び厚さ

a)

(スケジュール番号:Sch)

A B

80

120

160

厚さ

単位質量  kg/m

厚さ

単位質量  kg/m

厚さ

単位質量  kg/m

種類の記号

種類の記号

種類の記号

  304  309 329J1 405 430  836L 890L

  304  309 329J1

405 430  836L

890L

  304  309 329J1 405 430  836L 890L

304H  309S 329J3L 409L 430LX

304H

309S

329J3L 409L

430LX

304H

309S 329J3L 409L 430LX

  304L 310 329J4L

444 430J1L

  304L

310 329J4L 444 430J1L

  304L

310 329J4L

444 430J1L

321

310S

  436L

321

310S

  436L

321

310S

  436L

321H

315J1

 

321H

315J1

   

321H

315J1

   

 315J2

 

 315J2

   

 315J2

   

 316

 

 316

   

 316

   

 316H

 

 316H

   

 316H

   

 316L

 

 316L

   

 316L

   

 316Ti

 

 316Ti

   

 316Ti

   

 317

 

 317

   

 317

   

 317L

 

 317L

   

 317L

   

 347

 

 347

   

 347

   

mm

mm

 347H

      mm

 347H

      mm

 347H

   

6

1

/

8

 10.5  2.4  0.484

0.487

0.476 0.473 0.470 0.492 0.492

8

1

/

4

 13.8  3.0  0.807

0.812

0.794 0.789 0.784 0.820 0.819

10

3

/

8

 17.3  3.2  1.12 1.13 1.11 1.10 1.09 1.14 1.14

15

1

/

2

 21.7  3.7  1.66 1.67 1.63 1.62 1.61 1.69 1.68

−  4.7

1.99

2.00 1.96 1.95 1.93 2.02 2.02

20

3

/

4

 27.2  3.9  2.26 2.28 2.23 2.21 2.20 2.30 2.30

−  5.5

2.97

2.99 2.92 2.91 2.89 3.02 3.02

25 1  34.0  4.5  3.31 3.33 3.25 3.23 3.21 3.36 3.36

−  6.4

4.40

4.43 4.33 4.30 4.27 4.47 4.47

32 1

1

/

4

 42.7  4.9  4.61  4.64  4.54 4.51 4.48 4.69 4.68

−  6.4

5.79

5.82 5.69 5.66 5.62 5.88 5.88

40 1

1

/

2

 48.6  5.1  5.53  5.56  5.44 5.40 5.37 5.62 5.61

−  7.1

7.34

7.39 7.22 7.17 7.13 7.46 7.45

50 2  60.5  5.5  7.54 7.58 7.41 7.37 7.32 7.66 7.65

−  8.7

11.2

11.3

11.0 11.0 10.9 11.4 11.4

65 2

1

/

2

 76.3  7.0 12.1 12.2 11.9 11.8 11.7 12.3 12.3

−  9.5

15.8

15.9

15.5 15.5 15.4 16.1 16.0

80 3  89.1  7.6 15.4 15.5 15.2 15.1 15.0 15.7 15.7

−  11.1

21.6

21.7

21.2 21.1 20.9 21.9 21.9

90 3

1

/

2

101.6  8.1 18.9 19.0 18.6 18.4 18.3 19.2 19.2

−  12.7

28.1

28.3

27.7 27.5 27.3 28.6 28.6

100 4 114.3  8.6 22.6 22.8 22.3 22.1 22.0 23.0 23.0 11.1  28.5

28.7

28.1

27.9

27.7

29.0

29.0

13.5

33.9

34.1

33.3 33.1 32.9 34.5 34.4

125 5 139.8  9.5 30.8 31.0 30.3 30.1 29.9 31.3 31.3 12.7  40.2

40.5

39.5

39.3

39.0

40.9

40.8

15.9

49.1

49.4

48.3 48.0 47.7 49.9 49.8

150 6 165.2 11.0 42.3 42.5 41.6 41.3 41.0 42.9 42.9 14.3  53.8

54.1

52.9

52.5

52.2

54.6

54.6

18.2

66.6

67.1

65.5 65.1 64.7 67.7 67.7

200 8 216.3 12.7 64.4 64.8 63.4 63.0 62.5 65.5 65.4 18.2  89.8

90.4

88.3

87.8

87.2

91.3

91.2

23.0

111 111 109 108 108 113 112

250 10

267.4 15.1 94.9 95.5 93.3 92.8 92.2 96.5 96.3 21.4 131 132 129 128 127 133 133  28.6

170 171 167 166 165 173 173

300

12

318.5

17.4

131 131 128 128 127 133 132  25.4 185 187 182 181 180 189 188  33.3

237 238 233 231 230 240 240

350

14

355.6

19.0

159 160 157 156 155 162 162  27.8 227 228 223 222 220 231 230  35.7

284 286 280 278 276 289 289

400

16

406.4

21.4

205 207 202 201 199 209 208  30.9 289 291 284 283 281 294 293  40.5

369 372 363 361 358 375 375

450

18

457.2

23.8

257 259 253 251 250 261 261  34.9 367 369 361 359 357 373 373  45.2

464 467 456 453 450 472 471

500

20

508.0

26.2

314 316 309 307 305 320 319  38.1 446 449 439 436 433 453 453  50.0

570 574 561 558 554 580 579

550

22

558.8

28.6

378 380 372 369 367 384 383  41.3 532 536 524 520 517 541 541  54.0

679 683 668 664 659 690 689

600

24

609.6

31.0

447 450 439 437 434 454 454  46.0 646 650 635 631 627 656 656  59.5

815 821 802 797 792 829 828

650

26

660.4

34.0

531 534 522 519 515 539 539  49.1 748 752 735 731 726 760 759  64.2

953 960 938 932 926 969 968

この表の種類の記号は,初めの SUS 及び末尾の TP を省略して記載している。

例  種類の記号 SUS304TP の場合は,304 と記載している。

注記 1  この表の Sch5S,Sch10S 及び Sch20S の呼び厚さに“S”が表記されているのは,これらのスケジュール番号が ASME/ANSI B36.19 [1]から引用されたものであり,呼び厚さが ASME/ANSI B36.10

[2]

から引用されている Sch40 から Sch160 までと区別するためである。

注記 2  この表の単位質量は,表 10 によって求めたものである。 

a)

管の呼び方は,呼び径及び呼び厚さ(スケジュール番号:Sch)による。ただし,呼び径は A 及び B のいずれかを用い,A による場合には A,B による場合には B の符号を,それぞれの数字の後
に付けて区分する。


11

G 3459

:2016

表 9−溶接鋼管の寸法及び単位質量 

呼び径

外径

a)

呼び厚さ(スケジュール番号:Sch)

A B

5S

10S

20S

40

厚さ

a)

b)

単位質量  kg/m

厚さ

a)

b)

単位質量  kg/m

厚さ

a)

単位質量  kg/m

厚さ

a)

b)

単位質量  kg/m

種類の記号

種類の記号

種類の記号

種類の記号

  304  309 329J1 405 430  836L 890L

  304  309 329J1

405 430  836L

890L

  304  309 329J1

405 430  836L 890L

  304  309 329J1

405 430  836L

890L

304L

309S

329J3L

409L

430LX

304L

309S

329J3L 409L

430LX

304L

309S

329J3L 409L

430LX

304L

309S

329J3L 409L

430LX

  321  310 329J4L

444 430J1L

  321  310 329J4L 444 430J1L

  321  310 329J4L 444 430J1L

  321  310 329J4L 444 430J1L

 310S

  436L

 310S

  436L

 310S

  436L

 310S

  436L

 315J1

 315J1

 315J1

 315J1

 315J2

 315J2

 315J2

 315J2

 316

 316

 316

 316

 316H

 316H

 316H

 316H

 316L

 316L

 316L

 316L

 316Ti

 316Ti

 316Ti

 316Ti

 317

 317

 317

 317

 317L

 317L

 317L

 317L

 347

 347

 347

 347

mm

mm

 347H

      mm

 347H

      mm

 347H

      mm

 347H

6

1

/

8

  10.5  1.0  0.237 0.238 0.233 0.231 0.230 0.241

0.240 1.2  0.278 0.280 0.273

0.272

0.270

0.283

0.282

1.5 0.336

0.338

0.331

0.329

0.327

0.342

0.341 (2.0) 0.423 0.426 0.417

0.414

0.411

0.430

0.430

8

1

/

4

  13.8  1.2  0.377 0.379 0.370 0.368 0.366 0.383

0.382 (1.5)  0.460  0.463  0.452

0.449

0.446

0.467

0.467

2.0 0.588

0.592

0.578

0.575

0.571

0.598 0.597  (2.5)  0.704 0.708 0.692

0.688

0.683

0.715

0.714

10

3

/

8

  17.3  1.2  0.481 0.484 0.473 0.470 0.467 0.489

0.489 (2.0)  0.762  0.767  0.750

0.745

0.740

0.775

0.774

2.0 0.762

0.767

0.750

0.745

0.740

0.775 0.774  (2.5)  0.922 0.928 0.907

0.901

0.895

0.937

0.936

15

1

/

2

  21.7  (1.5)  0.755 0.760 0.742 0.738 0.733 0.767

0.766 (2.0)  0.981  0.988  0.965

0.959

0.953

0.998

0.996

2.5 1.20

1.20

1.18

1.17

1.16

1.22 1.21  (3.0) 1.40 1.41 1.37

1.37

1.36

1.42

1.42

20

3

/

4

  27.2  (1.5)  0.960 0.966 0.944 0.939 0.933 0.976

0.975 (2.0)  1.26  1.26  1.23

1.23

1.22

1.28

1.27

2.5 1.54

1.55

1.51

1.50

1.49

1.56 1.56 (3.0) 1.81 1.82 1.78

1.77

1.76

1.84

1.84

25 1  34.0 (2.0) 1.59 1.60 1.57 1.56 1.55 1.62 1.62 (2.5) 1.96 1.97 1.93

1.92

1.90

1.99

1.99

3.0 2.32

2.33

2.28

2.26

2.25

2.35 2.35 (3.5)

2.66 2.68 2.62

2.60

2.58

2.70

2.70

32 1

1

/

4

 42.7 (2.0) 2.03 2.04 1.99 1.98 1.97 2.06 2.06 (3.0) 2.97 2.99 2.92

2.90

2.88

3.02

3.01

3.0 2.97

2.99

2.92

2.90

2.88

3.02 3.01  (3.5) 3.42 3.44 3.36

3.34

3.32

3.47

3.47

40 1

1

/

2

 48.6 (2.0) 2.32 2.34 2.28 2.27 2.25 2.36 2.36 (3.0) 3.41 3.43 3.35

3.33

3.31

3.46

3.46

3.0 3.41

3.43

3.35

3.33

3.31

3.46 3.46  (4.0) 4.44 4.47 4.37

4.34

4.32

4.52

4.51

50 2  60.5 (2.0) 2.91 2.93 2.87 2.85 2.83 2.96 2.96 (3.0) 4.30 4.32 4.23

4.20

4.17

4.37

4.36

3.5 4.97

5.00

4.89

4.86

4.83

5.05 5.05 (4.0)

5.63 5.67 5.54

5.50

5.47

5.72

5.72

65 2

1

/

2

 76.3 (2.0) 3.70 3.73 3.64 3.62 3.59 3.76 3.76 3.0 5.48 5.51 5.39

5.35

5.32

5.57

5.56

3.5 6.35

6.39

6.24

6.20

6.16

6.45 6.44  (5.0) 8.88 8.94 8.73

8.68

8.62

9.03

9.02

80 3  89.1 (2.0) 4.34 4.37 4.27 4.24 4.21 4.41 4.41  3.0  6.43 6.48 6.33

6.29

6.25

6.54

6.53

4.0 8.48

8.53

8.34

8.29

8.23

8.62 8.61  5.5 11.5 11.5 11.3 11.2 11.1 11.6 11.6

90 3

1

/

2

101.6 (2.5) 6.17 6.21 6.07 6.03 5.99 6.27 6.27  3.0  7.37 7.42 7.25

7.20

7.16

7.49

7.48

4.0 9.72

9.79

9.56

9.51

9.44

9.88 9.87  (6.0)

14.3 14.4 14.1 14.0 13.9 14.5 14.5

100 4 114.3 (2.5) 6.96 7.01 6.85 6.81 6.76 7.08 7.07  3.0  8.32 8.37 8.18

8.13

8.08

8.45

8.44

4.0 11.0  11.1  10.8  10.7  10.7  11.2  11.2

6.0

16.2 16.3 15.9 15.8 15.7 16.5 16.4

125 5 139.8 (3.0)

10.2 10.3 10.1 10.0  9.93

10.4 10.4  (3.5)

11.9 12.0 11.7 11.6 11.5 12.1 12.1  5.0 16.8 16.9 16.5 16.4 16.3 17.1 17.0  (7.0)

23.2 23.3 22.8 22.6 22.5 23.5 23.5

150 6 165.2 (3.0)

12.1 12.2 11.9 11.8 11.8 12.3 12.3  (3.5)

14.1 14.2 13.9 13.8 13.7 14.3 14.3  5.0 20.0 20.1 19.6 19.5 19.4 20.3 20.3  (7.0)

27.6 27.8 27.1 27.0 26.8 28.0 28.0

200 8 216.3 (3.0)

15.9 16.0 15.7 15.6 15.5 16.2 16.2  4.0 21.2 21.3 20.8 20.7 20.5 21.5 21.5  6.5 34.0 34.2 33.4 33.2 33.0 34.5 34.5  (8.0)

41.5 41.8 40.8 40.6 40.3 42.2 42.1

250 10 267.4 (3.5)

23.0 23.2 22.6 22.5 22.3 23.4 23.4  4.0 26.2 26.4 25.8 25.7 25.5 26.7 26.6  6.5 42.2 42.5 41.5 41.3 41.0 42.9 42.9 (10.0)

64.1 64.5 63.1 62.7 62.3 65.2 65.1

300 12 318.5  4.0 31.3 31.5 30.8 30.6 30.4 31.9 31.8  4.5 35.2 35.4 34.6 34.4 34.2 35.8 35.7  6.5 50.5 50.8 49.7 49.4 49.1 51.3 51.3  (10.0)

76.8 77.3 75.6 75.1 74.6 78.1 78.0

この表の種類の記号は,初めの SUS 及び末尾の TP を省略して記載している。

例  種類の記号 SUS304TP の場合は,304 と記載している。

注記 1  この表の Sch5S,Sch10S 及び Sch20S と呼び厚さに“S”が表記されているのは,これらのスケジュール番号が ASME/ANSI B36.19 から引用されたものであり,呼び厚さが ASME/ANSI B36.10 から引用されている Sch40 から Sch80 までと区別するためであ

る。

注記 2  この表の単位質量は,表 10 によって求めたものである。 

a)

管の呼び方は,外径及び厚さによる。ただし,受渡当事者間の協定によって呼び径及び厚さを用いてもよい。この場合,呼び径は A 又は B のいずれかを用い,A による場合には A,B による場合には B の符号を,それぞれの数字の後に付ける。

b)

表 と厚さが異なる寸法は,(  )で区分する。


12

G 3459

:2016

表 9−溶接鋼管の寸法及び単位質量(続き) 

呼び径

外径

a)

呼び厚さ(スケジュール番号:Sch)

A B

80

厚さ

a)

b)

単位質量  kg/m

種類の記号

      304

309

329J1

405

430 836L

890L

      304L

309S

329J3L

409L

430LX

321

310  329J4L 444  430J1L

 310S

  436L

 315J1

   

 315J2

   

 316

   

 316H

   

 316L

   

 316Ti

   

 317

   

 317L

   

 347

   

mm

mm

 347H

   

6

1

/

8

  10.5  (2.5)  0.498 0.501 0.490 0.487 0.484 0.506

0.506

8

1

/

4

  13.8  3.0  0.807 0.812 0.794 0.789 0.784 0.820

0.819

10

3

/

8

  17.3 (3.5) 1.20 1.21 1.18 1.18 1.17 1.22

1.22

15

1

/

2

  21.7 (3.5) 1.59 1.60 1.56 1.55 1.54 1.61

1.61

20

3

/

4

  27.2 (4.0) 2.31 2.33 2.27 2.26 2.24 2.35

2.35

25 1  34.0  4.5  3.31 3.33 3.25 3.23 3.21 3.36

3.36

32 1

1

/

4

 42.7 (5.0) 4.70 4.73 4.62 4.59 4.56 4.77

4.77

40 1

1

/

2

 48.6 (5.0) 5.43 5.47 5.34 5.31 5.27 5.52

5.51

50 2  60.5  5.5  7.54 7.58 7.41 7.37 7.32 7.66

7.65

65 2

1

/

2

 76.3  7.0 12.1 12.2 11.9 11.8 11.7 12.3 12.3

80 3  89.1 (8.0)

16.2 16.3 15.9 15.8 15.7 16.4 16.4

90 3

1

/

2

101.6 (8.0)

18.7 18.8 18.3 18.2 18.1 19.0 18.9

100 4 114.3 (9.0)

23.6 23.8 23.2 23.1 22.9 24.0 24.0

125 5 139.8

(10.0)

32.3 32.5 31.8 31.6 31.4 32.9 32.8

150 6 165.2

(12.0)

45.8 46.1 45.0 44.8 44.5 46.5 46.5

200 8 216.3

(13.0)

65.8 66.3 64.8 64.4 63.9 66.9 66.8

250 10 267.4 (15.0) 94.3  94.9 92.8 92.2 91.6 95.9 95.7

300

12

318.5

(18.0)

135 136 133 132 131 137 137


13

G 3459

:2016

表 10−管の単位質量の算出式 

種類の記号

基本質量

a)

kg

算出式

b)

SUS304TP

,SUS304HTP,SUS304LTP,SUS321TP,SUS321HTP 7.93

W

=0.024 91 t (Dt)

SUS309TP

,SUS309STP,SUS310TP,SUS310STP,SUS315J1TP,

SUS315J2TP

,SUS316TP,SUS316HTP,SUS316LTP,SUS316TiTP,

SUS317TP

,SUS317LTP,SUS347TP,SUS347HTP

7.98

W

=0.025 07 t (Dt)

SUS329J1TP

,SUS329J3LTP,SUS329J4LTP 7.80

W

=0.024 50 t (Dt)

SUS405TP

,SUS409LTP,SUS444TP 7.75

W

=0.024 35 t (Dt)

SUS430TP

,SUS430LXTP,SUS430J1LTP,SUS436LTP 7.70

W

=0.024 19 t (Dt)

SUS836LTP 8.06

W

=0.025 32 t (Dt)

SUS890LTP 8.05

W

=0.025 29 t (Dt)

a)

基本質量は,厚さ 1 mm,面積 1 m

2

の質量とする。

b)

算出式に用いる記号は,次による。

W

:管の単位質量(kg/m)

t:管の厚さ(mm)

D:管の外径(mm)

それぞれの算出式に用いている係数は,単位の変換係数である。

11.2 

寸法許容差 

管の寸法許容差は,次による。

a)

管の外径,厚さ及び偏肉の許容差は,

表 11 による。

なお,溶接部の厚さの許容差は,次による。

1)

管をレーザ溶接又は電気抵抗溶接によって製造し外面及び内面の溶接ビードを切削する場合には,

表 11 の厚さの許容差を適用する。

2)

管をレーザ溶接又は電気抵抗溶接によって製造し溶接ビードを切削しない場合には,

表 11 の厚さの

許容差の下限値を適用し,上限値は適用しない。

3)

管を自動アーク溶接によって製造する場合には,

表 11 の厚さの許容差の下限値を適用し,上限は

11.3

による。

b)

管の長さに指定がある場合,管の長さは,指定長さとし,長さの許容差は,マイナス側は

0 mm

,プ

ラス側は規定しない。

表 11−管の外径,厚さ及び偏肉の許容差 

区分

外径の許容差

a)

厚さの許容差

偏肉

b)

の許容差

熱間仕上継目無鋼管 50

mm

未満  ±0.5 mm

50 mm

以上  ±1 %

4 mm

未満  ±0.5 mm

4 mm

以上  ±12.5 %

20 %

以下

冷間仕上継目無鋼管,
自動アーク溶接鋼管,

電気抵抗溶接鋼管,

レーザ溶接鋼管

30 mm

未満  ±0.3 mm

30 mm

以上  ±1 %

2 mm

未満  ±0.2 mm

2 mm

以上  ±10 %

a)

局所的な手入れ部には,この表の外径の許容差を適用しない。

b)

偏肉は,同一断面における測定厚さの最大と最小との差の注文厚さに対する比率を百分率で表
す。ただし,厚さ 5.6 mm 未満の管には適用しない。

11.3 

溶接ビード高さ 

管を自動アーク溶接によって製造した場合の外面及び内面の溶接ビード高さは,隣接する鋼管表面から


14

G 3459

:2016

の高さとし,溶接ビード高さは,

3.0 mm

以下とする。ただし,鋼帯又は鋼板のエッジのオフセットがある

場合の溶接ビード高さは,

図 による。

記号

1

  外面オフセット

2

  外面溶接ビードの高さ

3

  内面溶接ビードの高さ

4

  内面オフセット

図 2−溶接ビード高さ 

12 

外観 

管の外観は,次による。

a)

管は,実用的に真っすぐ,かつ,その両端が管軸に対して実用的に直角でなければならない。

b)

管の内外面は,仕上げ良好で,使用上の有害な欠点があってはならない。

c)

表面手入れを実施する場合は,グラインダ,機械加工などによってもよいが,手入れ後の厚さは,厚

さの許容差内でなければならない。

d)

手入れ跡は,管の形状に滑らかに沿わなければならない。

13 

特別品質規定 

受渡当事者間の協定によって,注文者が指定することができる特別品質規定の項目は,

附属書 JA によ

る。

14 

試験 

14.1 

分析試験 

14.1.1 

分析試験の一般事項及び分析用試料の採り方 

分析試験の一般事項及び溶鋼分析用試料の採り方は,JIS G 0404 の箇条 8(化学成分)による。注文者

が製品分析を要求した場合の製品分析用試料の採り方は,JIS G 0321 の箇条 4(分析用試料採取方法)に

よる。

14.1.2 

分析方法 

溶鋼分析の方法は,JIS G 0320 による。製品分析の方法は,JIS G 0321 による。

14.2 

機械試験 

14.2.1 

機械試験の一般事項 

機械試験の一般事項は,JIS G 0404 の箇条 7(一般要求)及び箇条 9(機械的性質)による。ただし,機

械試験に供される供試材の採り方は,JIS G 0404 の 7.6(試験片採取条件及び試験片)の

A

類とする。

14.2.2 

供試材の採り方及び試験片の数 


15

G 3459

:2016

供試材の採り方及び試験片の数は,次による。

a) 

引張試験及びへん平試験  同一寸法及び同時熱処理の管

50

本ごと及びその端数からそれぞれ一つの

供試材を採取し,それぞれの供試材から引張試験片及びへん平試験片をそれぞれ

1

個採取する。ここ

で,同一寸法とは,外径及び厚さが同一のものをいう。また,連続炉を用いる場合の同時熱処理とは,

同一熱処理条件での連続した熱処理をいい,連続炉を停止した場合,停止後の熱処理は同時熱処理に

含まない。

試験の対象とする同一寸法の管が全て同一溶鋼単位である場合には,同時熱処理に代えて,同一熱

処理条件としてもよい。

b) 

溶接部型曲げ試験  管から採取する場合は,同一寸法及び同時熱処理の管

120 m

ごと及びその端数か

らそれぞれ一つの供試材を採取する。また,管体と同一条件で溶接された管端の供試材から採取する

場合は,同一寸法及び同時熱処理の管

120 m

相当量ごと及びその端数からそれぞれ一つの供試材を採

取する。それぞれの供試材から,溶接部型曲げ試験片を

1

個採取する。ここで,同一寸法とは,外径

及び厚さが同一のものをいう。また,連続炉を用いる場合の同時熱処理とは,同一熱処理条件での連

続した熱処理をいい,連続炉を停止した場合は,同時熱処理に含まない。

試験の対象とする同一寸法の管が全て同一溶鋼単位である場合には,同時熱処理に代えて,同一熱

処理条件としてもよい。

14.2.3 

引張試験 

引張試験は,次による。

a) 

試験片  試験片は,JIS Z 2241 

11

号,

12

号(

12A

号,

12B

号又は

12C

号)

4

号又は

5

号のいずれ

かとし,供試材から採取する。ただし,

4

号試験片は,径

14 mm

(標点距離

50 mm

)とする。

なお,溶接鋼管から引張試験片を採取する場合,

12

号試験片又は

5

号試験片は,溶接部を含まない

部分から採取する。

b) 

試験方法  JIS Z 2241 による。

14.2.4 

へん平試験 

へん平試験は,次による。

なお,継目無鋼管のへん平試験は,特に注文者の指定がない限り省略してもよい

1)

1)

試験は,製造業者の判断によって省略してもよいが,へん平性は規定を満足しなければならな

いことを意味する。

a) 

試験片  試験片の長さは,

50 mm

以上とする。厚さが外径の

15 %

以上の管では,環状試験片の円周の

一部を取り除いた

C

形試験片としてもよい。

b) 

試験方法  試験温度は常温(

5

35

℃)とし,試験片を

2

枚の平板間に挟み,平板間の距離(

H

)が

6.2.1

に規定する値以下になるまで圧縮し,へん平にしたとき,試験片に割れが生じたかどうかを調べ

る。ただし,溶接鋼管の場合,溶接部は,

図 のように,管の中心と溶接部とを結ぶ線が圧縮方向に

対して直角になるように置く。また,

C

形試験片は,

図 のように置く。


16

G 3459

:2016

図 3−へん平試験(環状試験片の場合) 

図 4−へん平試験(形試験片の場合) 

14.2.5 

溶接部型曲げ試験 

溶接部型曲げ試験は,次による。

a) 

試験片  JIS Z 3122 の 5.6(試験片の形状及び寸法)による。

b) 

試験方法  JIS Z 3122 の箇条 6(試験方法)によって試験を行い,6.2.2 に規定する割れ及びブローホ

ールが生じたかどうかを調べる。

なお,厚さ

12 mm

を超える場合及び突合せ両側溶接を行った場合には,側曲げ試験を行う。また,

厚さ

12 mm

以下の場合(突合せ両側溶接を行った場合は除く。

)には,裏曲げ試験を行う。

14.3 

オーステナイト結晶粒度試験 

オーステナイト結晶粒度試験は,次による。

a) 

供試材の採り方及び試験片の数  14.2.2 a)

の引張試験の場合による。

b) 

試験片  試験片の長さは,

20 mm

とする。

c) 

試験方法  JIS G 0551 による。ただし,結晶粒界の現出方法は,注文者の指定のない限り,JIS G 0551

の 6.3.1(一般事項)による。結晶粒度の評価法は,粒度番号による評価法又は切断法による評価法の

いずれを適用してもよい。

14.4 

水圧試験及び非破壊試験 

水圧試験及び非破壊試験は,次による。

a) 

試験の頻度  水圧試験又は非破壊試験のいずれかについて,管

1

本ごとに行う。ただし,試験の本数

は,受渡当事者間の協定としてもよい。

b) 

試験方法  水圧試験及び非破壊試験の方法は,次による。

1) 

水圧試験  水圧試験は,管に,箇条 8 a)

に規定する水圧試験下限圧力以上の圧力を加え

5

秒間以上

保持したとき,漏れが生じたかどうかを調べる。

2) 

非破壊試験  非破壊試験方法は,次による。

2.1)

超音波探傷試験方法は,JIS G 0582 による。ただし,人工きず区分

UD

より浅い人工きず寸法区

分(より厳しい区分)の試験に置き換えてもよい。

2.2)

渦電流探傷試験方法は,JIS G 0583 による。ただし,人工きず区分

EY

より浅い人工きず寸法区分

(より厳しい区分)の試験に置き換えてもよい。

2.3)

放射線透過試験方法は,JIS Z 3106 による。

14.5 

耐圧性能試験 

耐圧性能試験は,JIS S 3200-1 による。


17

G 3459

:2016

なお,耐圧性能試験は,形式試験とし,受渡しの都度行うものでなく,その性能に影響を及ぼすような

製造条件の変更があった場合などに行う。

14.6 

浸出性能試験 

浸出性能試験は,JIS S 3200-7 による。

なお,浸出性能試験は,形式試験とし,受渡しの都度行うものでなく,その性能に影響を及ぼすような

製造条件の変更があった場合などに行う。

15 

検査及び再検査 

15.1 

検査 

検査は,次による。

a)

検査の一般事項は,JIS G 0404 による。

b)

化学成分は,箇条 に適合しなければならない。

c)

機械的性質は,箇条 に適合しなければならない。

d)

 SUS321HTP

の管のオーステナイト結晶粒度は,箇条 に適合しなければならない。

e)

水圧試験特性又は非破壊試験特性は,箇条 に適合しなければならない。

f)

耐圧性能は,箇条 に適合しなければならない。

g)

浸出性能は,箇条 10 に適合しなければならない。

h)

寸法は,箇条 11 に適合しなければならない。

i)

外観は,箇条 12 に適合しなければならない。

j)

受渡当事者間の協定によって箇条 13 に規定する特別品質規定の一部又は全部の項目を適用する場合

には,当該する規定に適合しなければならない。

15.2 

再検査 

機械試験で合格とならなかった管は,JIS G 0404 の 9.8(再試験)の再試験を行い,合否を決定してもよ

い。

16 

表示 

検査に合格した管には,管ごとに次の事項を表示しなければならない。ただし,外径の小さい管の場合

又は注文者の要求がある場合は,

これを結束して一束ごとに適切な方法で表示してもよい。

表示の順序は,

指定しない。また,注文者の承認を得た場合には,製品識別が可能な範囲でその一部を省略してもよい。

a)

種類の記号

b)

製造方法を表す記号

製造方法を表す記号は,次による。ただし,−は空白でもよい。

1)

熱間仕上継目無鋼管

:−

S

H

2)

冷間仕上継目無鋼管

:−

S

C

3)

自動アーク溶接鋼管

:−

A

4)

冷間仕上自動アーク溶接鋼管

:−

A

C

5)

溶接部加工仕上自動アーク溶接鋼管

:−

A

B

6)

レーザ溶接鋼管

:−

L

7)

冷間仕上レーザ溶接鋼管

:−

L

C

8)

溶接部加工仕上レーザ溶接鋼管

:−

L

B


18

G 3459

:2016

9)

電気抵抗溶接まま鋼管

:−

E

G

10)

冷間仕上電気抵抗溶接鋼管

:−

E

C

c)

寸法。寸法は,呼び径及び呼び厚さ,外径及び厚さ,又は呼び径及び厚さを表示する。

 50A

×

Sch10S

60.5

×

2.8

,又は

50A

×

2.8

d)

製造業者名又はその略号

e)

特別品質規定の指定を表す記号:

Z

(指定があった場合)

f)

耐圧性能及び浸出性能の合格を表す記号:

M

(指定があった場合)

17 

報告 

製造業者は,特に指定のない限り,検査文書を注文者に提出しなければならない。報告は,JIS G 0404

の箇条 13(報告)による。検査文書の種類は,注文時に特に指定がない場合,JIS G 0415 の 5.1(検査証

明書

3.1

)とする。


19

G 3459

:2016

附属書 JA

(規定)

特別品質規定

JA.1 

高温引張試験における降伏点又は耐力(Z2

1)

高温引張試験における降伏点又は耐力は,次による。

a)

管の高温引張試験における降伏点又は耐力の値及び試験温度は,受渡当事者間の協定による。

b)

供試材の採り方及び試験片の数は,同一溶鋼ごとに

1

本の供試材を採取し,これから,試験温度ごと

1

個の試験片を採取する。

c)

試験片及び試験方法は,JIS G 0567 による。

なお,JIS G 0567 の形状の試験片の採取が困難な管については,試験片の形状は,受渡当事者間の

協定による。

1)

管の取引においては,高温引張試験における降伏点又は耐力の要求指定を

Z2

と表記することが

ある。

JA.2 

超音波探傷試験及び検査(Z3

2)

超音波探傷試験及び検査は,継目無鋼管に適用し,次による。

a)

超音波探傷試験における探傷感度の基準は,JIS G 0582 の区分

UB

又は

UC

とし,対比試験片の人工

きずからの信号と同等以上の信号があってはならない。

b)

超音波探傷試験の方法は,JIS G 0582 による。

c)

超音波探傷検査は,管

1

本ごとに行い,a)

に適合しなければならない。

2)

管の取引においては,超音波探傷試験の要求指定を

Z3

と表記することがある。

JA.3 

渦電流探傷試験及び検査(Z4

3)

渦電流探傷試験及び検査は,次による。

a)

渦電流探傷試験における感度の基準は,JIS G 0583 の区分

EU

EV

EW

又は

EX

とし,対比試験片の

人工きずからの信号と同等以上の信号があってはならない。

b)

渦電流探傷試験の方法は,JIS G 0583 による。

c)

渦電流探傷検査は,管

1

本ごとに行い,a)

に適合しなければならない。

3)

管の取引においては,渦電流探傷試験の要求指定を

Z4

と表記することがある。

JA.4 

腐食試験(Z6

4)

JA.4.1 

腐食試験方法 

腐食試験方法は,特に注文者の要求がある場合,b)d)

に示す方法による。ただし,受渡当事者間の協

定によって,これらの試験を実施する前に,a)

に示す

10 %

しゅう酸エッチング試験(JIS G 0571)を実施

し,得られたエッチング組織によって,b)d)

の粒界腐食試験を行う必要があるかどうかを判別してもよ

い。

a)

 10

%

しゅう酸エッチング試験は,JIS G 0571 によって行い,JIS G 0571 の 8.(エッチング組織の分類)

に従って判定を行う。溝状組織及び/又はピット組織

II

が検出されない場合は,合格とする。エッチ


20

G 3459

:2016

ング組織が溝状組織及び/又はピット組織

II

の場合,

表 JA.1 に示す判定に従って,b)d)

の粒界腐

食試験を行う。ただし,いずれの粒界腐食試験を行うかは,受渡当事者間の協定による。

表 JA.110 %しゅう酸エッチング試験による組織及び適用する腐食試験 

種類の記号

状態

硫酸・硫酸第二
鉄腐食試験(JIS 

G 0572

)を行う

組織

65 %

硝 酸 腐 食

試 験 ( JIS G 

0573

)を行う組

硫酸・硫酸銅腐
食試験(JIS G 

0575

)を行う組

SUS304TP

受入れのまま

(固溶化熱処理)

溝状組織

溝状組織

ピット組織 II

溝状組織

SUS315J1TP

SUS315J2TP

SUS316TP

SUS317TP

SUS304LTP

鋭敏化熱処理

溝状組織 
ピット組織 II

SUS316LTP

SUS317LTP

SUS321TP

SUS347TP

b)

硫酸・硫酸第二鉄腐食試験は,JIS G 0572 による。腐食減量は,

表 JA.2 による。

表 JA.2−硫酸・硫酸第二鉄腐食試験による腐食減量 

種類の記号

状態

腐食減量

SUS304TP

SUS315J1TP

SUS315J2TP

SUS316TP

SUS317TP

受入れのまま

(固溶化熱処理)

受渡当事者間の

協定による。

SUS304LTP

SUS316LTP

SUS317LTP

鋭敏化熱処理

c)

 65

%

硝酸腐食試験は,JIS G 0573 による。腐食減量は,

表 JA.3 による。

表 JA.365 %硝酸腐食試験による腐食減量 

種類の記号

状態

腐食減量

SUS304TP

受入れのまま

(固溶化熱処理)

受渡当事者間の
協定による。

SUS304LTP

鋭敏化熱処理

d)

硫酸・硫酸銅腐食試験は,JIS G 0575 による。曲げ面の状態は,

表 JA.4 による。


21

G 3459

:2016

表 JA.4−硫酸・硫酸銅腐食試験による曲げ面の状態 

種類の記号

状態

曲げ面の状態

SUS304TP

SUS315J1TP

SUS315J2TP

SUS316TP

SUS317TP

受入れのまま

(固溶化熱処理)

粒界腐食割れが

あってはならな
い。

SUS304LTP

SUS316LTP

SUS317LTP

SUS321TP

SUS347TP

鋭敏化熱処理

JA.4.2 

供試材の採り方及び試験片の数 

供試材の採り方及び試験片の数は,14.2.2 a)

の引張試験の場合による。ただし,注文者の要求がある場

合には,同一溶鋼及び同時熱処理の管ごとに試験片を採取する。

JA.4.3 

試験片 

供試材から適切な長さを切り取り,試験片とする。

JA.4.4 

試験方法 

試験方法は,次のいずれかによる。

    JIS G 0571JIS G 0572JIS G 0573JIS G 0575

JA.4.5 

検査 

試験の結果は,JA.4.1 に適合しなければならない。

4)

管の取引においては,腐食試験の要求指定を

Z6

と表記することがある。

JA.5 

溶接部放射線透過試験及び検査(Z7

5)

溶接部放射線透過試験及び検査は,次による。

a)

溶接部放射線透過試験における透過写真の分類は,注文者の指定によって JIS Z 3106 

附属書 の表

5

(第

1

種及び第

4

種のきず点数による分類)又は

表 6(第

2

種のきず長さによる分類)におけるきず

の分類番号が

1

類又は

2

類のいずれかとする。

b)

放射線透過試験の方法は,JIS Z 3106 

附属書 1(板の突合せ溶接継手の撮影方法及び透過写真の必

要条件)による。この場合の透過写真の像質の種類は,

A

級とする。ただし,特に必要のある場合,

注文者は,透過写真の像質の種類を

B

級と指定してもよい。

c)

放射線透過検査は,管

1

本ごとに溶接部全長について行い,a)

に適合しなければならない。

5)

管の取引においては,溶接部放射線透過試験の要求指定を

Z7

と表記することがある。

参考文献   

[1]

ASME/ANSI B36.19

Stainless Steel Pipe

[2]

ASME/ANSI B36.10

Welded and Seamless Wrought Steel Pipe


22

G 3459

:2016

附属書 JB

(参考)

JIS

と対応国際規格との対比表

JIS G 3459:2016

  配管用ステンレス鋼鋼管

ISO 9329-4:1997

, Seamless steel tubes for pressure purposes − Technical delivery

conditions

−Part 4: Austenitic stainless steels

ISO 9330-6:1997

,Welded steel tubes for pressure purposes−Technical delivery conditions

−Part 6: Longitudinally welded austenitic stainless steel tubes

(I)JIS の規定

(II)

国 際 規 格
番号

(III)国際規格の規定

(IV)JIS と国際規格との技術的差異の箇条ごと

の評価及びその内容

(V)JIS と国際規格との技術的差

異の理由及び今後の対策

箇条番号 
及び題名

内容

箇条 
番号

内容

箇条ごと
の評価

技術的差異の内容

1

適 用 範

適用範囲:耐食用,

低温用,高温用など

の配管用ステンレス
鋼鋼管

ISO 9329-4

ISO 9330-6

1

適用範囲:室温,低温

及び高温における圧力

用及び耐食用オーステ
ナイトステンレス鋼管

削除

変更

JIS

は圧力用途を規定していない。

圧力用は JIS B 8265 及び JIS B 

8266

に規定されているのでこの

規格には,規定していない。

2

引 用 規

3

種 類 及

び記号

オ ー ス テ ナ イ ト 系

21

種類,オーステナ

イト・フェライト系

3

種類及びフェライ

ト系 7 種類を規定し
ている。

ISO 9329-4

ISO 9330-6

4.1

オーステナイト系を規

定し,種類は規格によ
って異なる。

ISO 9329-4

:17 種類

ISO 9330-6

:12 種類

追加

変更

JIS

はオーステナイト・フェライト

系及びフェライト系を追加してい
る。

ISO

規格が JIS に包含されている。

4

製 造 方

製造方法として造管

方法,熱処理及び端

面を規定している。

ISO 9329-4

ISO 9330-6

5.2

5.3.1

8.2

細分箇条に分けて造管

方法,熱処理及び端面

を規定している。

変更

追加

JIS

は継目無し及び溶接の両方を規

定し,フェライト系の焼なましを追

加している。

JIS

は用途別の規格であり,ISO

規格は製造方法別の規格であり,

規格体系が異なる。

5

化 学 成

31

種 類 の 化 学 成 分

を規定している。

ISO 9329-4

ISO 9330-6

6.1

ISO 9329-4

は 17 種類,

ISO 9330-6

は 12 種類

の 成 分 を 規 定 し て い

る。

追加 
変更

ISO

規格と JIS のオーステナイトス

テンレス鋼の成分範囲は,同等の種

類でも C,Si,Ni,P,Cr 及び Mo

で僅かな差異がある。

JIS

として必要な内容を規定して

いる。

22

G 3

459


20
16


23

G 3459

:2016

(I)JIS の規定

(II) 
国 際 規 格

番号

(III)国際規格の規定

(IV)JIS と国際規格との技術的差異の箇条ごと
の評価及びその内容

(V)JIS と国際規格との技術的差
異の理由及び今後の対策

箇条番号

及び題名

内容

箇条

番号

内容

箇条ごと

の評価

技術的差異の内容

6

機 械 的

性質

引張試験特性,へん

平性又は溶接部型曲
げ 性 を 規 定 し て い

る。

ISO 9329-4

ISO 9330-6

6.2.1

9.9.3

引張試験特性,衝撃値,

へん平性,押し広げ性,
へん平試験,曲げ試験

及びリング引張試験を

規定している。

削除

追加

JIS

は衝撃値,押し広げ性及びリン

グ引張試験を削除し,溶接部型曲げ
性を追加している。

JIS

として必要な内容を規定して

いる。

7

オ ー ス

テ ナ イ ト

結晶粒度

オーステナイト結晶
粒度を規定

規定なし。

追加

JIS

として必要な内容を追加してい

る。

JIS

は,高温クリープ強度を保証

するため必要である。

8

水 圧 試

験 特 性 及
び 非 破 壊

試験特性

水圧試験特性又は非

破壊試験特性のいず
れかを適用すること

を規定している。

ISO 9329-4

ISO 9330-6

9.5

水圧試験特性又は非破

壊検査特性のいずれか
を適用することを規定

している。

変更

JIS

は ISO 規格に比べ水圧試験圧力

は低い値としている。また,JIS 
は注文者が圧力を指定してもよい

としている。

JIS

として必要な内容を追加して

いる。

9

耐 圧 性

耐圧性能を規定して

いる。

規定なし。

追加

JIS

は給水用に使用する場合に必要

な耐圧性能を追加している。

給水用に使用する場合,耐圧性能

が必要である。

10

浸 出

性能

浸出性能を規定して
いる。

規定なし。

追加

JIS

は給水用に使用する場合に必要

な浸出性能を追加している。

給水用に使用する場合,浸出性能
が必要である。

11.1

寸法

及 び 単 位

質量

管の寸法及び質量を

規定している。

ISO 9329-4

ISO 9330-6

7.1

管の外形,厚さ及び質

量は ISO 4200 及び ISO 

1127

から選択すること

を規定している。

変更

JIS

と ISO 規格とは寸法体系が異な

る。

寸法体系の変更は市場の混乱を招

くため,現時点で統一は困難であ

る。

11.2

寸法

許容差

管の外径,厚さ,偏

肉及び長さの許容差

を規定している。

ISO 9329-4

ISO 9330-6

7.3.1

7.3.2

管の外径,厚さ及び長

さの許容差を規定して

いる。

追加

変更

JIS

は継目無管における偏肉の許容

差を追加し,定尺の長さの許容差を

削除している。

JIS

として必要な内容を規定して

いる。

11.3

溶接

ビ ー ド 高

自動アーク溶接の溶
接ビードの許容高さ

を規定している。

 8.1.8

自動アーク溶接の溶接
ビードの許容高さを規

定している。

変更

JIS

と ISO 規格とはビード許容高さ

が異なる。

JIS

として必要な内容を規定して

いる。

12

外観

外 観 を 規 定 し て い

る。

ISO 9329-4

ISO 9330-6

8.1.2

8.1.7

外観を規定している。

一致

13

特 別

品質規定

特別品質規定を規定
している。

規定なし。

追加

JIS

として必要な内容を追加してい

る。

国内の商取引で使用されているた
め,JIS として規定している。

23

G 3

459


20
16


24

G 3459

:2016

(I)JIS の規定

(II) 
国 際 規 格

番号

(III)国際規格の規定

(IV)JIS と国際規格との技術的差異の箇条ごと
の評価及びその内容

(V)JIS と国際規格との技術的差
異の理由及び今後の対策

箇条番号

及び題名

内容

箇条

番号

内容

箇条ごと

の評価

技術的差異の内容

14.1

分析

試験

分析試験を規定して

いる。

ISO 9329-4

ISO 9330-6

9.3

分析試験を規定してい

る。

一致

14.2

機械

試験

引張試験,へん平試
験及び溶接部型曲げ

試 験 を 規 定 し て い

る。

ISO 9329-4

ISO 9330-6

9.4

9.9.2

9.9.3.2

試験片の採取方法,形
状を規定している。

変更 
追加

JIS

と ISO 規格とは試験片形状及び

試験頻度が異なる。また,JIS は溶

接部型曲げ試験を追加している。

試験片の形状の変更はその影響が
大きく市場の混乱を招く。また,

JIS

として必要な内容を追加して

いる。

14.3

オー

ス テ ナ イ

ト 結 晶 粒

度試験

試験方法を規定して
いる。

規定なし。

追加

ISO

規格では規定していない。

JIS

として必要な内容を規定して

いる。

14.4

水圧

試 験 及 び

非 破 壊 試

試験方法を規定して
いる。

ISO 9329-4

ISO 9330-6

9.9.7

水圧試験及び非破壊試
験を規定している。

追加

JIS

は規定値よりも厳しい試験条件

としてもよいことを追加している。

JIS

は市場の要求を反映している。

14.5

耐圧

性能試験

試験方法を規定して
いる。

規定なし。

追加

JIS

として必要な内容を追加してい

る。

給水用に使用する場合,必要であ
る。

14.6

浸出

性能試験

試験方法を規定して

いる。

規定なし。

追加

JIS

として必要な内容を追加してい

る。

給水用に使用する場合,必要であ

る。

15

検 査

及 び 再 検

検査及び再検査を規

定している。

ISO 9329-4

ISO 9330-6

9.9

9.11

試験方法及び結果:試

験方法及び結果を同時
に規定している。

再検査:再検査の方法

を規定している。

削除

一致

JIS

は試験方法と結果とを分けて規

定している。

規格体系が異なっている。

16

表示

表示する事項を規定
している。

ISO 9329-4

ISO 9330-6

10.1

表示する事項を規定し
ている。

削除 
変更

追加

JIS

では,製造方法を表す記号及び

寸法,特別品質規定の指定を表す記

号の表示が追加されている。表示す

る事項は ISO 規格が多い。

表示事項の変更は市場の混乱を招
く。

17

報告

報告について規定し
ている。

ISO 9329-4

ISO 9330-6

9.1

報告について規定して
いる。

変更

検査文書の種類を JIS は 1 種類,

ISO

規格は 4 種類としている。

JIS

として必要な内容を規定して

いる。

24

G 3

459


20
16


25

G 3459

:2016

(I)JIS の規定

(II) 
国 際 規 格

番号

(III)国際規格の規定

(IV)JIS と国際規格との技術的差異の箇条ごと
の評価及びその内容

(V)JIS と国際規格との技術的差
異の理由及び今後の対策

箇条番号

及び題名

内容

箇条

番号

内容

箇条ごと

の評価

技術的差異の内容

附属書 JA

( 規 定 )
特 別 品 質

規定

特別品質規定として

5

項目を附属書に規

定している。

ISO 9329-4

ISO 9330-6

6.2.2

9.9.8

9.9.6

9.9.8.1

9.9.8.1

細分箇条として 5 項目

を規定している。

一致

JIS

と国際規格との対応の程度の全体評価:

ISO 9329-4:1997,ISO 9330-6:1997,MOD)

注記 1  箇条ごとの評価欄の用語の意味は,次による。

−  一致  技術的差異がない。 
−  削除  国際規格の規定項目又は規定内容を削除している。

−  追加  国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。

−  変更  国際規格の規定内容を変更している。

注記 2  JIS と国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次による。

− MOD

国際規格を修正している。

25

G 3

459


20
16