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日本工業規格

JIS

 G

3351

-1987

エキスパンドメタル

Expanded Metals

1.

適用範囲  この規格は,土木,建築及びその他一般の鉱工業などに使用される鋼製エキスパンドメタ

ルについて規定する。ただし,JIS A 5505(メタルラス)に規定されたメタルラスを除く。

2.

種類及び記号  エキスパンドメタルの種類及び記号は,表 による。

表 1  種類及び記号

種類

記号

グレーティング XG

スタンダード XS

3.

各部の名称  各部の名称は,図 及び図 による。

図 1

                                                        

引用規格:6 ページに示す。


2

G 3351-1987

図 2

4.

品質

4.1

エキスパンドメタルは形状が正しく,刻み幅 が整一で目切れがなく,有害なさびがあってはなら

ない。

4.2

エキスパンドメタルに使用する鋼板の化学成分及び機械的性質は,JIS G 3101(一般構造用圧延鋼材)

JIS G 3131

(熱間圧延軟鋼板及び鋼帯)及び JIS G 3141(冷間圧延鋼板及び鋼帯)による。

5.

品番,寸法及び質量

5.1

エキスパンドメタルの品番,各部の標準寸法,単位質量などは,

表 による。

表 2  寸法及び質量

メッシュ寸法  mm

ストランド寸法  mm

単位質量

ボンド長さ

記号

品番

SW

LW

T

W

引伸率

kg/m

2

 mm

11 34 135.4  4.5  7.0  2.43 14.5

30

以上

12 34 135.4  6.0  7.0  2.43 19.4

30

以上

13 34 135.4  6.0  9.0  1.89 24.9

30

以上

14 34 135.4  8.0  9.0  1.89 33.2

30

以上

21 36 101.6  4.5  7.0  2.57 13.7

10

以上

22 36 101.6  6.0  7.0  2.57 18.3

10

以上

23 36 101.6  6.0  9.0  2.00 23.6

10

以上

XG

24 36 101.6  8.0  9.0  2.00 31.4

10

以上

31 12  30.5  1.2  1.5  4.00 2.36

32 12  30.5  1.6  2.0  3.00 4.19

33 12  30.5  2.3  3.0  2.00 9.03

41 22  50.8  1.6  2.0  5.50 2.28

42 22  50.8  2.3  2.5  4.40 4.10

43 22  50.8  3.2  3.5  3.14 8.00

51 25  61.0  1.6  2.5  5.00 2.51

52 25  61.0  2.3  3.0  4.17 4.33

XS

53 25  61.0  3.2  4.0  3.12 8.05


3

G 3351-1987

メッシュ寸法  mm

ストランド寸法  mm

単位質量

ボンド長さ

記号

品番

SW

LW

T

W

引伸率

kg/m

2

 mm

61 34  76.2  2.3  3.0  5.67 3.19

62 34  76.2  3.2  4.0  4.25 5.91

63 34  76.2  4.5  5.0  3.40

10.4

71 50 152.4  2.3  3.5  7.14 2.53

72 50 152.4  3.2  4.0  6.25 4.02

73 50 152.4  4.5  5.0  5.00 7.06

81 75 203.2  3.2  4.0  9.38 2.68

82 75 203.2  4.5  5.0  7.50 4.71

83 75 203.2  6.0  6.0  6.25 7.54

91 115 304.8  3.2

5.0  11.5  2.18

92 115 304.8  4.5

6.0

9.58  3.69

XS

93 115 304.8  6.0

7.0

8.21  5.74

5.2

エキスパンドメタルの標準製品寸法は,

表 による。

表 3  標準製品寸法

標準製品寸法

参考

S

mm

L

mm

面積  m

2

1829 914

1.672

2438 914

2.228

1829 1219

2.230

2438 1219

2.972

2438 1524

3.716

3048 1524

4.645

914 1829

1.672

1219 1829

2.230

2438 1829

4.459

914 2438

2.228

1219 2438

2.972

1829 2438

4.459

1524 3048

4.645

備考  及び は,標準製品寸法においては は SW の整数倍,

L

は LW/2 の整数倍である。

標準製品寸法以外の製品寸法については は SW の整数

倍であるが,は必ずしも LW/2 の整数倍とならない。

5.3

寸法及び質量の許容差

5.3.1

寸法許容差は,

表 による。

表 4  寸法許容差

SW

の許容差

±5%

LW

の許容差

±2mm

S

の許容差

0

25

+

mm

L

の許容差

鋼板の JIS に示す値

T

の許容差

鋼板の JIS に示す値

W

の許容差

±10%

横曲がり

1000mm

に対して 5mm 以下とし,全長に対して

5mm

×(長さ mm/1000mm)以下とする。

長さの偏差

XG1000mm

につき 6mm 以下,XS1000mm につ

き 10mm 以下


4

G 3351-1987

備考  SW 及び LW は連続した 10 メッシュ,10 メッシュに満たない

場合は最大メッシュ数について測り,その平均値をとる。

横曲がりとは,平板部分に平行な面内における 又は 方向のわん曲をいい,

図 のように測る。

図 

長さの偏差とは,方向における相対する辺の長さ 及び の差をいい,

図 のように測る。

図 4

5.3.2

エキスパンドメタルの質量については注文者の指定があった場合に計量し,その許容差は

表 によ

る。

表 5  質量の許容差

区分

1

組の計算質量

許容差  %

摘要

600kg

未満

±10

600kg

以上 2t 未満

±7.5

厚さ 3mm 未満

2t

以上

±5

1t

以下

±10

厚さ 3mm 以上

6mm

未満

1t

を超えるもの

±5

同一種類,同一寸法の

ものを 1 組として計
算する。

厚さ 6mm 以上

S

又は L

2500mm

未満

1

枚につき

±9

厚さ 6mm 以上

S

又は L

2500mm

以上

1

枚につき

±12

同一種類,同一寸法の
ものを 10 枚以上 1 組

として計算する場合
は左の数値の

3

2

5.4

質量の算出方法  エキスパンドメタルの質量は,次の方法により算出する。

5.4.1

エキスパンドメタルの質量は,表示の寸法を用いて算出する。

5.4.2

エキスパンドメタルの単位質量 (kg/m

2

)

は,次式により算出する。


5

G 3351-1987

項番の単位質量

単位質量=

エキスパンドメタルの

5.4.3

エキスパンドメタルの単位質量は,上位の 3 けたの数値に丸める。

5.4.4

引伸率は SW 

2

1

を刻み幅 で除したもので,小数点以下 2 けたの数値に丸める。

5.4.5

エキスパンドメタル 1 枚の質量は,単位質量に面積 (m

2

)

を乗じたものとする。面積は上位から 4

けたの数値に丸める。1 枚の質量は,計算値の上位から 3 けたの数値に丸める。

5.4.6

総質量は,エキスパンドメタル 1 枚の質量に同一寸法の製品の枚数を乗じたものとし,kg の整数

値に丸める。

6.

製造方法  エキスパンドメタルは,鋼板を冷間切延法によって製造する。

7.

試験

7.1

引張試験

7.1.1

試験片は,JIS Z 2201(金属材料引張試験片)の 1 号又は 5 号試験片とし,成形前の鋼板から切り

取る。

7.1.2

試験方法は,JIS Z 2241(金属材料引張試験方法)による。

7.2

曲げ試験

7.2.1

試験片は,JIS Z 2204(金属材料曲げ試験片)の 1 号又は 3 号試験片とし,成形前の鋼板から切り

取る。

7.2.2

試験方法は,JIS Z 2248(金属材料曲げ試験方法)による。

8.

検査

8.1

外観,形状,寸法,質量,化学成分,引張試験及び曲げ試験は,4.及び 5.に適合しなければならない。

8.2

引張及び曲げ試験片の数は,25t 又はその端数ごとに 1 個採取する。

9.

表示  検査に合格したエキスパンドメタルには 1 結束ごとに,次の項目を適当な方法で明示しなけれ

ばならない。

(1)

種類の記号

(2)

品番

(3)

寸法

(4)

検査済の証印

(5)

製造所名又はその略号

10.

呼び方  呼び方は,エキスパンドメタルの種類,品番,製品寸法による。例えば S1829mm,L914mm

で品番 11 のグレーティングは次のように呼ぶ。

例: XG11-S1829×L914

11.

報告  注文者の要求があった場合,製造業者は使用材料の試験成績表を提出する。


6

G 3351-1987

引用規格: 

JIS A 5505

  メタルラス

JIS G 3101

  一般構造用圧延鋼材

JIS G 3131

  熱間圧延軟鋼板及び鋼帯

JIS G 3141

  冷間圧延鋼板及び鋼帯

JIS Z 2201

  金属材料引張試験片

JIS Z 2204

  金属材料曲げ試験片

JIS Z 2241

  金属材料引張試験方法

JIS Z 2248

  金属材料曲げ試験方法

鉄鋼部会  エキスパンドメタル専門委員会  構成表(昭和 40 年 6 月 1 日制定のとき)

氏  名

所  属

(委員会長)

仲      威  雄

東京大学工学部

横  山  正  彦

建設省営繕局

三  宅  俊  治

建設省住宅局

上  村  克  郎

建設省建築研究所第二研究部

木  寺      淳

通商産業省重工業局

木  下      亨

工業技術院標準部

鈴  木  溪  二

日本道路公団

小檜山      斉

日本国有鉄道施設局

竹  山  謙三郎

鹿島建設株式会社

富  田  嘉  雄

清水建設株式会社

山  崎  清  二

帝国自動車工業株式会社

西  岡  正  美

日本造船工業会

高  田  潤  郎

石川島播磨重工業株式会社

樋  田      力

大成建設株式会社

平  田  次  男

興亜石油株式会社

仙  石      大

中津鋼板株式会社

浜  本  甲子生

日本鋼管株式会社

山  田  正  巳

川鉄金属工業株式会社

大  野  徳  夫

株式会社三起製作所

草  尾      実

関西富士鋼機株式会社

堀      友  春

株式会社山中製作所

桂  田  道  之

持田グレーティング製作所

奥      卯三郎

関西鉄工株式会社

小  川  為  基

ヰゲタ鋼板工業株式会社

(事務局)

広  瀬  幾  男

工業技術院標準部材料規格課

角  南      平

工業技術院標準部材料規格課

神  長  直  之

工業技術院漂準部材料規格課

(事務局)

高  橋      保

工業技術院標準部材料規格課(昭和 62 年 9 月 1 日改正のとき)

戸  田  哲  也

工業技術院標準部材料規格課(昭和 62 年 9 月 1 日改正のとき)