G 3313:2017
(1)
追補1のまえがき
このJIS G 3313の追補1は,工業標準化法に基づき,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣
がJIS G 3313:2015を改正した内容だけを示すものである。
JIS G 3313:2015は,この追補1の内容の改正がされ,JIS G 3313:2017となる。
なお,平成30年6月19日までの間は,工業標準化法第19条第1項等の関係条項の規定に基づくJISマ
ーク表示認証において,JIS G 3313:2015によることができる。
日本工業規格 JIS
G 3313:2017
電気亜鉛めっき鋼板及び鋼帯
(追補1)
Electrolytic zinc-coated steel sheet and strip
(Amendment 1)
JIS G 3313:2015を,次のように改正する。
箇条5(化成処理)を,次の文に置き換える。
5
化成処理
板及びコイルの化成処理の種類及び記号は,表7による。特に指定がない場合は,クロメートフリー処
理とする。
なお,クロメートフリーとは,化成処理による被膜に六価クロムを含まないことをいう。
表7−化成処理の種類及び記号
化成処理の種類
記号
クロメートフリー処理a)
b)
無処理
M
注a) JIS G 3313:2015の“クロメートフリー処理”及び“クロメートフリーの
りん酸塩処理”を合わせて,“クロメートフリー処理”という。
b) クロメートフリー処理の記号は,受渡当事者間の協定によって決める。
クロメートフリー処理の記号として,JIS G 3313:2015のクロメートフリ
ー処理の記号である“NC”及びクロメートフリーのりん酸塩処理の記号
である“NP”を使用してもよい。
箇条14(表示)の表示例を,次の例に置き換える。
SECC S NC O E16/E32
めっきの付着量表示記号(差厚めっき)
塗油の種類(塗油)
化成処理の種類(クロメートフリー処理)
調質記号(標準調質)
種類の記号