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G 3128

:2009

(1)

目  次

ページ

序文

1

1

  適用範囲

1

2

  引用規格

1

3

  種類及び記号並びに適用厚さ

2

4

  化学成分及び炭素当量

2

5

  熱処理

2

6

  機械的性質

3

7

  形状,寸法,質量及びその許容差

4

8

  外観

4

9

  試験

4

9.1

  分析試験

4

9.2

  機械試験

4

9.3

  その他の試験

5

10

  検査

5

11

  再検査

6

12

  表示

6

13

  報告

6

附属書 JA(規定)特別品質規定

7

附属書 JB(参考)JIS と対応する国際規格との対比表

8


G 3128

:2009

(2)

まえがき

この規格は,工業標準化法第 14 条によって準用する第 12 条第 1 項の規定に基づき,社団法人日本鉄鋼

連盟(JISF)から,工業標準原案を具して日本工業規格を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の

審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格である。

これによって,JIS G 3128:1999 は改正され,この規格に置き換えられた。

この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。

この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に

抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許

権,出願公開後の特許出願,実用新案権及び出願公開後の実用新案登録出願にかかわる確認について,責

任はもたない。


日本工業規格

JIS

 G

3128

:2009

溶接構造用高降伏点鋼板

High yield strength steel plates for welded structure

序文

この規格は,1995 年に第 2 版として発行された ISO 4950-1ISO 4950-2 及び ISO 4950-3 を基に,技術

的内容を変更して作成した日本工業規格である。

なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。

変更の一覧表にその説明を付けて,

附属書 JB に示す。

1

適用範囲

この規格は,橋りょう(梁)

,圧力容器,高圧設備,その他の構造物に使用する鋼板で溶接性がよく,引

張強さが 780 N/mm

2

,耐力が 685 N/mm

2

級の熱間圧延鋼板(以下,鋼板という。

)について規定する。

注記  この規格の対応国際規格を,次に示す。

ISO 4950-1:1995

,High yield strength flat steel products−Part 1: General requirements

ISO 4950-2:1995

,High yield strength flat steel products−Part 2: Products supplied in the normalized or

controlled rolled condition

ISO 4950-3:1995

,High yield strength flat steel products−Part 3: Products supplied in the heat-treated

(quenched

+tempered) condition(全体評価:MOD)

なお,対応の程度を表す記号(MOD)は,ISO/IEC Guide 21-1 に基づき,修正していることを

示す。

2

引用規格

次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの

引用規格は,その最新版(追補を含む。

)を適用する。

JIS G 0320

  鋼材の溶鋼分析方法

JIS G 0404

  鋼材の一般受渡し条件

JIS G 0415

  鋼及び鋼製品−検査文書

注記  対応国際規格:ISO 10474,Steel and steel products−Inspection documents (IDT)

JIS G 0416

  鋼及び鋼製品−機械試験用供試材及び試験片の採取位置並びに調製

JIS G 0560

  鋼のサルファプリント試験方法

JIS G 0801

  圧力容器用鋼板の超音波探傷検査方法

JIS G 3193

  熱間圧延鋼板及び鋼帯の形状,寸法,質量及びその許容差

JIS Z 2201

  金属材料引張試験片

JIS Z 2241

  金属材料引張試験方法


2

G 3128

:2009

JIS Z 2242

  金属材料のシャルピー衝撃試験方法

JIS Z 2248

  金属材料曲げ試験方法

3

種類及び記号並びに適用厚さ

鋼板の種類は,3 種類とし,その記号及び適用厚さは,

表 による。

表 1−種類の記号及び適用厚さ

単位  mm

種類の記号

適用厚さ

SHY685

SHY685N 6

以上 100 以下

SHY685NS

4

化学成分及び炭素当量

鋼板は,9.1 の試験を行い,その溶鋼分析値は,

表 による。炭素当量は,式(1)によって,9.1 の溶鋼分

析値を用いて算出し,その値は,

表 による。

14

V

4

Mo

5

Cr

40

Ni

24

Si

6

Mn

C

eq

+

+

+

+

+

+

=

C

 (1)

ここに,

C

eq

炭素当量

  (

)

表 2−化学成分及び炭素当量

単位  %

炭素当量

化学成分

a)

厚さ

種類の記号

C Si Mn P  S Cu

Ni Cr Mo

V B

50

mm

以下

50 mm

を超え

75 mm

以下

75 mm

を超え

100 mm

以下

SHY685 0.18

以下

0.55

以下

1.50

以下

0.030

以下

0.025

以下

0.50

以下

− 1.20

以下

0.60

以下

0.10

以下

0.005

以下

0.60

以下

0.63

以下

0.63

以下

SHY685N 0.18

以下

0.55

以下

1.50

以下

0.030

以下

0.025

以下

0.50

以下

0.30

1.50

0.80

以下

0.60

以下

0.10

以下

0.005

以下

0.60

以下

0.63

以下

0.63

以下

SHY685NS 0.14

以下

0.55

以下

1.50

以下

0.015

以下

0.015

以下

0.50

以下

0.30

1.50

0.80

以下

0.60

以下

0.05

以下

0.005

以下

0.53

以下

0.57

以下

b)

a)

必要に応じて,この表以外の合金元素を,添加することができる。

b)

この鋼板の炭素当量は,受渡当事者間の協定による。

5

熱処理

鋼板の熱処理は,

表 による。

表 3−熱処理

種類の記号

熱処理

SHY685

SHY685N

焼入焼戻し

SHY685NS


3

G 3128

:2009

6

機械的性質

機械的性質は,次による。

a

)

鋼板は 9.2 の試験を行い,耐力,引張強さ,伸び及び曲げ性は,

表 による。

なお,曲げ性の場合は,曲げ試験片の外側にき裂を生じてはならない。

注記

曲げ性の試験の実施については,9.2.1 を参照。

b

)

厚さ

12 mm

を超える鋼板は 9.2 の試験を行い,そのシャルピー吸収エネルギーは,

表 による。厚さ

12 mm

以下の鋼板で注文時に指定された場合には,サブサイズ試験片による衝撃試験を行い,その場

合のシャルピー吸収エネルギーは,

表 による。

c

)

注文者は,本体の規定にかかわらず,あらかじめ受渡当事者間の協定によって

附属書 JA の特別品質

規定を指定することができる。

表 4−機械的性質

耐力

N/mm

2

引張強さ

N/mm

2

伸び

曲げ性

種類の記号

厚さ

50 mm

以下

厚さ

50 mm

を超え

100 mm

以下

厚さ

50 mm

以下

厚さ

50 mm

を超え

100 mm

以下

厚さ

mm

試験片

a)

曲げ
角度

内側半径

試験片

685

以上

665

以上

780

930

760

910

6

以上 16 以下

5

号 16

以上

180

° 厚さ 32 mm

以下

1

6

を超える

もの

5

号 24

以上

厚さの 1.5 倍  圧延方向に

直角

SHY685

SHY685N

SHY685NS

0

を超える

もの

4

号 16

以上

厚さ 32 mm 
を超えるもの 
厚さの 2.0 倍

注記 1

N/mm

2

=1 MPa

a)

引張試験片の採取方向は,圧延方向に直角とする。

表 5−シャルピー吸収エネルギー

シャルピー

吸収エネルギー

(J)

種類の記号

試験温度

a)

(

℃)

3

個の試験片の平均値

個々の試験片の値

試験片

及び

試験片採取方向

SHY685

−20 47 以上 27 以上

V

ノッチ

SHY685N

圧延方向

b)

SHY685NS

−40 47 以上 27 以上

a)

受渡当事者間の協定によって,これらの試験温度より低い温度で試験を行う場合は,その試験温度
に置き換えてもよい。

b)

受渡当事者間の協定によって,圧延方向と直角方向での試験を行う場合には,注文者の承認があれ
ば,圧延方向試験を省略してもよい。


4

G 3128

:2009

表 6−サブサイズ試験片によるシャルピー吸収エネルギー

シャルピー吸収エネルギー

(J)

試験片の寸法(高さ×幅)

(mm)

標準試験片による規定値

47

以上の場合

標準試験片による規定値

27

以上の場合

10

×7.5 35 以上 22 以上

10

×5 24 以上 14 以上

7

形状,寸法,質量及びその許容差 

鋼板の形状,寸法,質量及びその許容差は,JIS G 3193 による。この場合,鋼板の長さ及びカットエッ

ジの場合の幅の許容差は,特に指定がない限り JIS G 3193 の許容差

A

により,厚さの許容差は

表 による。

表 7−厚さの許容差

単位  mm

a)

厚さ

1 600

未満

1 600

以上

2 000

未満

2 000

以上

2 500

未満

2 500

以上

3 150

未満

3 150

以上

4 000

未満

4 000

以上

5 000

未満

6.00

以上 10.0 未満

+0.95

+1.05

+1.25

+1.45

+1.65

+1.85

10.0

以上 16.0 未満

+0.95

+1.15

+1.35

+1.55

+1.75

+1.95

16.0

以上 25.0 未満

+1.15

+1.35

+1.55

+1.75

+2.15

+2.35

25.0

以上 40.0 未満

+1.35

+1.55

+1.75

+1.95

+2.35

+2.55

40.0

以上 63.0 未満

+1.55

+1.75

+2.15

+2.35

+2.55

+2.75

63.0

以上 100 未満

+1.95

+2.15

+2.55

+2.75

+2.95

+3.15

100

以上

+2.35

+2.55

+2.95

+3.15

+3.35

+3.55

マイナス側の許容差は,0.25 mm とする。

a)

幅 5 000 mm 以上の場合の許容差は,受渡当事者間の協定による。

8

外観

鋼板の外観は,JIS G 3193 の箇条 7(外観)による。ただし,溶接補修を行うときは,受渡当事者間の

協定による。

9

試験

9.1

分析試験

分析試験は,次による。

a

)

分析試験の一般事項及び溶鋼分析試料の採り方は,JIS G 0404 の 8.(化学成分)による。

b

)

溶鋼分析方法は,JIS G 0320 による。

9.2

機械試験

9.2.1

試験一般 

機械試験の一般事項は,JIS G 0404 の 7.(一般要求)及び 9.(機械的性質)による。ただし,供試材の

採り方は JIS G 0404 の 7.6(試験片採取条件及び試験片)の

A

類とし,試験片の数及び採取位置は,次に

よる。

なお,曲げ試験は,省略してもよい

1) 

。ただし,特に注文者の指定がある場合には,試験を行わなけれ

ばならない。


5

G 3128

:2009

1)

試験は,製造業者の判断によって省略してもよいが,曲げ性は規定を満足しなければならない

ことを意味する。

a

)

引張試験片及び曲げ試験片の数並びに採取方向  同一スラブ又は同一鋼塊から直接圧延し,同一熱処

理条件ごとの鋼板を一括して試験単位とし,圧延方向に直角に

1

個採取する。

b

)

衝撃試験片の数及び採取方向  同一スラブ又は同一鋼塊から直接圧延し,同一熱処理条件ごとの鋼板

を一括して試験単位とし供試材

1

個を採り,これから試験片を

3

個採取する。特に指定のない限り圧

延方向に採取する。

c

)

引張試験片及び曲げ試験片の採取位置  試験片の中心は,板幅の

1/4

又はそれに近い位置とする。引

張試験片に

4

号試験片を用いる場合は,試験片の軸は,鋼板の表面から厚さの

1/4

とする。ただし,

厚さの

1/4

の位置に採れない場合には,それに近い位置とする。

d

)

衝撃試験片の採取位置  衝撃試験片の採取位置は,JIS G 0416 による。ただし,鋼板の板幅方向の試

験片の中心は,

1/4

又はそれに近い位置とする。鋼板の板厚方向採取位置は,厚さ

28 mm

以下につい

ては JIS G 0416 

図 A.11 a

)

とし,厚さ

28 mm

超えについては JIS G 0416 

図 A.11 b

)

とする。試験

片が所定の位置から採れない場合には,それに近い位置とする。

9.2.2

試験片

引張試験片,曲げ試験片及び衝撃試験片は,次による。

a

)

引張試験片は,JIS Z 2201 

4

号又は

5

号試験片による。

b

)

曲げ試験片は,JIS Z 2248 

1

号試験片による。

c

)

衝撃試験片は,JIS Z 2242 

V

ノッチ試験片又はそのサブサイズ試験片による。この場合,試験片切

欠部の切欠きの長さ方向は,圧延面に垂直とする。

9.2.3

試験方法

引張試験,曲げ試験及び衝撃試験の方法は,次による。

a

)

引張試験の方法は,JIS Z 2241 による。

b

)

曲げ試験の方法は,JIS Z 2248 による。

c

)

衝撃試験の方法は,JIS Z 2242 による。

9.3

その他の試験

受渡当事者間の協定によって,JIS G 0560 のサルファプリント試験又は JIS G 0801 の超音波探傷試験を

行ってもよい。この場合,事前に試料の採り方,試験方法などについて,受渡当事者間で協定しなければ

ならない。

10

検査

検査は,次による。

a

)

検査の一般事項は,JIS G 0404 による。

b

)

化学成分及び炭素当量は,箇条 に適合しなければならない。

c

)

機械的性質は,箇条 に適合しなければならない。

d

)

形状,寸法及び質量は,箇条 に適合しなければならない。

e

)

外観は,箇条 に適合しなければならない。

f

)

その他の検査。9.3 に規定する試験のいずれかを実施した場合は,受渡当事者間の協定によって合意し

た合否判定基準に適合しなければならない。


6

G 3128

:2009

11

再検査

再検査は,次による。

a

)

引張試験及び曲げ試験で合格にならなかった鋼板は,JIS G 0404 の 9.8(再試験)によって再試験を行

って,合否を決定してもよい。

b

)

衝撃試験で合格にならなかった鋼板は,

3

個の平均値が規定値の

85

%以上で,個々の試験値が

表 5

又は

表 の規定値に

2

個以上合格の場合に,同一供試材の最初に試験片を採った近くから更に

3

個の

試験片を採取して再試験を行い,合否を決定してもよい。この場合,

6

個の平均値及び再試験の

3

の個々の試験値が,

表 又は表 に適合する場合は合格とする。

c

)

機械試験で合格とならなかった鋼材は,熱処理又は再熱処理を行った後,改めて機械試験を行い,合

否を決定してもよい。

12

表示

検査に合格した鋼板は,次の項目を適切な方法で表示する。ただし,受渡当事者間の協定によって,項

目の一部を省略してもよい。

a

)

種類の記号

注記

注文者側での識別のために,注文書又は受渡当事者間の協定で決められた付記記号を末尾に

追加して表示することがある。

b

)

溶鋼番号又は検査番号

c

)

寸法。寸法の表し方は,JIS G 3193 の箇条 3(寸法の表し方)による。

d

)

製造業者名又はその略号

13

報告

JIS G 0404

の 13.(報告)による。ただし,注文時に特に指定がない場合,検査文書の種類は JIS G 0415

表 1(検査文書の総括表)の記号

2.3

(受渡試験報告書)又は

3.1.B

(検査証明書

3.1.B

)とする。

なお,化学成分は,

表 の注

a)

によった場合は,添加元素の含有率を成績表に付記する。また,炭素当

量の計算式に含まれる合金元素の含有率を報告しなければならない。


7

G 3128

:2009

附属書 JA

規定)

特別品質規定

JA.1

  適用範囲

この附属書は,受渡当事者間の協定によって適用するシャルピー衝撃試験特性について規定する。

JA.2

  衝撃試験

衝撃試験は,次による。

a

) SHY685NS

に適用し,シャルピー吸収エネルギー及び延性破面率は,

表 JA.1 による。ただし,この場

合,

表 は適用しない。

b

)

供試材の採り方,試験片の数及び採取位置並びに試験片及び試験方法は,9.2 による。

c

)

特別品質規定を適用した場合は,種類の記号を

SHY685NS-F

とする。

表 JA.1−シャルピー吸収エネルギー

厚さ

mm

試験温度

a)

シャルピー吸収エネルギー

3

個の平均

J

延性破面率

3

個の平均

試験片及び

試験片

採取方向

50

以下

−40 47 以上 50 以上

 50

を超え 75 以下

−45 47 以上 50 以上

 75

を超え 100 以下

−50 47 以上 50 以上

V

ノッチ

圧延方向

b)

a)

受渡当事者間の協定によって,これらの試験温度より低い温度で試験を行う場合は,その
試験温度に置き換えてもよい。

b)

受渡当事者間の協定によって,圧延方向と直角方向での試験を行う場合には,注文者の承
認があれば,圧延方向試験を省略してもよい。


8

G 3128

:2009

附属書 JB

参考)

JIS

と対応する国際規格との対比表

JIS G 3128:2009

  溶接構造用高降伏点鋼板

ISO 4950-1:1995

,High yield strength flat steel products−Part 1: General

requirements

ISO 4950-2:1995

,High yield strength flat steel products−Part 2: Products

supplied in the normalized or controlled rolled condition

ISO 4950-3:1995

,High yield strength flat steel products−Part 3: Products

supplied in the heat-treated (quenched

+tempered) condition

(Ⅰ)JIS の規定

(Ⅲ)国際規格の規定

(Ⅳ)JIS と国際規格との技術的差異の箇

条ごとの評価及びその内容

箇 条 番 号

及び名称

内容

(Ⅱ)

国際規格番号

箇 条 番

内容

箇条ごと

の評価

技術的差異の内容

(Ⅴ)JIS と国際規格との技術的

差異の理由及び今後の対策

1

適 用 範

鋼板

ISO 4950-1 

1

鋼板,広幅帯鋼及び広幅
平鋼

変更

JIS

は,広幅帯鋼及び広幅平

鋼を含んでいない。

現状では,広幅帯鋼及び広幅平
鋼のニーズがない。必要に応じ

て対応する。

2

引 用 規

3

種 類 及

び 記 号 並

び に 適 用
厚さ

SHY685

,SHY685N,

SHY685NS

ISO 4950-2

ISO 4950-3

4

各 グ レ ー ド 及 び 各 品 質
区分の特性

E355

E460

E555

E690

変更

ISO

規格は,強度の比較的

低 い グ レ ー ド も 規 定 。 JIS

は,最も高い強度だけを規
定。

JIS

で は , 降 伏 点 355 ∼ 460

N/mm

2

グレード鋼については,

別の規格で規定。

4

化 学 成

分 及 び 炭
素当量

5

元素 (C,Si,Mn,P,

S)

並びに Cu,Ni,Cr,

Mo

,V 及び B を規定。

必 要 に 応 じ て ほ か の

合金元素添加可。

ISO 4950-2

ISO 4950-3 

4 5

元素 (C,Si,Mn,P,

S)

並びに Cu,Ni,Cr,

Mo

,Nb,V,Ti 及び Al

を規定。

変更

JIS

では,B を規定。ISO 

格では,Nb,Ti,Al を規定。

JIS

では,焼入性の向上に有効

な B を規定。ISO 規格の規定も,
必要に応じて B の含有が可能と
なっている。

8

G

 31

28

200

9


9

G 3128

:2009

(Ⅰ)JIS の規定

(Ⅲ)国際規格の規定

(Ⅳ)JIS と国際規格との技術的差異の箇
条ごとの評価及びその内容

箇 条 番 号

及び名称

内容

(Ⅱ) 
国際規格番号

箇 条 番

内容

箇条ごと

の評価

技術的差異の内容

(Ⅴ)JIS と国際規格との技術的
差異の理由及び今後の対策

5

熱処理

焼入焼戻し

ISO 4950-2

ISO 4950-3

3

受渡し条件

焼 な ら し 又 は 焼 入 焼 戻

変更

ISO

規格では,比較的強度

の低いグレードに対して焼
ならし,強度の高いグレー
ドに対して焼入焼戻しを行

う規定。

高強度鋼に対しては,

JIS

も ISO

規格も焼入焼戻しで一致。

6

機 械 的

性質

機械的性質

a)

耐力,引張強さ,伸び
及び曲げ性

ISO 4950-2

ISO 4950-3 

4.2

引張試験 
降伏点,引張強さ及び伸

びを規定

変更

JIS

と ISO 規格とで,基本

は,ほぼ一致しているが,

細かい規定値が異なる。ま
た,JIS では,曲げ性を追加。

共存規格化で対応。

b)

シ ャ ル ピ ー 吸 収 エ ネ

ルギー

SHY685/685N

グ レ ー

ド:−20  ℃,47 J 以上

SHY685NS

−40  ℃,47 J 以上

ISO 4950-2

ISO 4950-3 

4.2

衝撃試験

−20  ℃,39 J 以上, 
−50  ℃,27 J 以上

変更

JIS

と ISO 規格とで温度及

びエネルギーの規定値が異
なる。

共存規格化で対応。

7

形 状 ,

寸 法 , 質
量 及 び そ

の許容差

JIS G 3193

を引用

ISO 4950-1 4.4  ISO 7452

を引用

変更

規定項目は一致。

8

外観

JIS G 3193

の箇条 7 の

外観を引用

ISO 4950-1 4.3  ISO 7788

による。

変更

ISO

規格は,選択肢として

表面きず除去部の局部的な

板厚不足を認めているが,

JIS

は認めていない。

JIS

の規定を ISO に提案。

9

試験

試験

9.1

分 析

試験

JIS G 0404

の 8.を引

用。溶鋼分析方法は,

JIS G 0320

を引用。

ISO 4950-1 6.3

化学分析

国 際 規 格 が 存 在 し な い
場合は,当事者間の協定
による。

変更

分析方法は,JIS を引用。

JIS

の分析方法を ISO 規格に盛

り込むように進める。

9

G

 31

28

200

9


10

G 3128

:2009

(Ⅰ)JIS の規定

(Ⅲ)国際規格の規定

(Ⅳ)JIS と国際規格との技術的差異の箇
条ごとの評価及びその内容

箇 条 番 号

及び名称

内容

(Ⅱ) 
国際規格番号

箇 条 番

内容

箇条ごと

の評価

技術的差異の内容

(Ⅴ)JIS と国際規格との技術的
差異の理由及び今後の対策

9.2

機 械

試験

JIS G 0404

の 7.及び

9.

を引用。

試験片の採取位置は,

JIS G 0416

を引用。

ISO 4950-1 5.1

5.2

試験単位:

50 t

又はその端数ごと。

試験片の採取位置:ISO 

377

を引用。

変更

試験ロットが,若干異なる。

試験片の採取位置は,整合。
また,JIS は,曲げ試験につ
いての規定を追加した。

試験片の採取位置は,整合して

いる。

10

検査

ISO 4950-1 5

一致

11

再検査

ISO 4950-1 6.5

一致

JIS G 0404

と ISO 404 とは

整合。

12

表示 a)

種類の記号

b)

溶 鋼 番 号 又 は 検
査番号

c)

寸法

d)

製 造 業 者 名 又 は
その略号

ISO 4950-1 10  a)

種類の記号

b)

製造業者又はその略

c)

溶鋼番号又は検査番

追加

JIS

の方が ISO 規格に比べ

て規定内容が多い。

JIS

の表示法を ISO に提案。

13

報告

ISO 4950-1 7

一致

附属書 JA

(規定)

(規定)特別品質規定

追加

シャルピー衝撃試験特性に

関する JIS 独自の特別品質
規定。

JIS

独 自 の 厳 格 品 質 規 定 で あ

り,静観。

JIS

と国際規格との対応の程度の全体評価:

ISO 4950-1:1995, ISO 4950-2:1995, ISO 4950-3:1995, MOD)

注記 1  箇条ごとの評価欄の用語の意味は,次による。

    −  一致  技術的差異がない。 
    −  追加   国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。 
    −  変更   国際規格の規定内容を変更している。

注記 2  JIS と国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次による。

    −  MOD 国際規格を修正している。

10

G

 31

28

200

9