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日本工業規格          JIS 

 

G 2312-1986 

 

 

金属けい素 

Silicon Metal 

 

 

1. 適用範囲 この規格は,主として非鉄合金及び鉄鋼の製造に用いる合金成分添加剤である金属けい素

について規定する。 

引用規格: 

JIS G 1301 フェロアロイ分析方法の通則 

JIS G 1322 金属けい素分析方法 

JIS G 1501 フェロアロイのサンプリング方法通則 

JIS G 1603 フェロアロイの成分用試料のサンプリング方法(その3 フェロホスホル,金属マンガン,

金属けい素,金属クロム,カルシウムシリコン及びフェロボロン) 

JIS G 1641 フェロアロイの粒度用試料のサンプリング方法及び粒度測定方法 

 

2. 種類及び記号 種類及び記号は,表1のとおりとする。 

表1 種類及び記号 

種類 

記号 

金属けい素 

1号 

MSi 1 

2号 

MSi 2 

 

3. ロットの作り方 ロットの大きさは,100トン以下とする。 

 

4. 品質 

4.1 

化学成分 化学成分は,表2のとおりとする。ただし,表3のように指定することができる。 

表2 化学成分 

種類 

記号 

化学成分 % 

Si 

Fe 

金属けい素 

1号 

MSi 1 

98.0以上 

0.10以下 

0.05以下 

0.05以下 

0.7以下 

2号 

MSi 2 

97.0以上 

0.10以下 

0.05以下 

0.05以下 

1.5以下 

表3 指定化学成分 

種類 

化学成分 % 

Ca 

Al 

 

金属けい素 

 

1号 

0.4以下 
0.2以下 
0.1以下 

 

− 

2号 

− 

0.4以下 
0.2以下 


G 2312-1986  

4.2 

粒度 粒度は,原則として表4のとおりとする。 

表4 粒度 

種類 

記号 

粒度 mm 

一般サイズ 

10〜150 

細サイズ 

15 以下 

小サイズ 

10〜 50 

中サイズ 

10〜100 

 

5. 試験 

5.1 

サンプリング 1ロットの平均品位を決定するためのサンプリング方法及び試料調製方法は,次の規

格による。 

JIS G 1501 (フェロアロイのサンプリング方法通則) 

JIS G 1603 [フェロアロイの成分用試料のサンプリング方法(その3 フェロホスホル,金属マンガ

ン,金属けい素,金属クロム,カルシウムシリコン及びフェロボロン)] 

5.2 

分析試験 分析方法は,次の規格による。ただし,Ca, Alの分析方法については,注文者と製造業者

との協定による。 

JIS G 1301 (フェロアロイ分析方法の通則) 

JIS G 1322 (金属けい素分析方法) 

5.3 

粒度試験 粒度試験については,JIS G 1641(フェロアロイの粒度用試料のサンプリング方法及び粒

度測定方法)による。 

 

6. 検査 分析試験及び粒度試験の成績は,4.の規定に適合しなければならない。適合しない場合は,そ

の試料が代表するロットを不合格とする。 

 

7. 表示 製品には,ばら積みの場合はその全量分をロット別に送り状に,容器詰めの場合は容器ごとに,

下記事項を表示しなければならない。 

(1) 種類又はその記号 

(2) 指定された場合は,化学成分とその含有率 

(3) 粒度又はその記号 

(4) ロット番号 

(5) 製造業者名又はその略号