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F 8846 : 1998

(1) 

まえがき

この規格は,工業標準化法に基づいて,日本工業標準調査会の審議を経て,運輸大臣が改正した日本

工業規格である。これによって JIS F 8846 : 1990 は改正され,この規格に置き換えられる。


日本工業規格

JIS

 F

8846

: 1998

船用防爆灯制御スイッチ

Shipbuilding

−Control switches of flameproof light

1.

適用範囲  この規格は,JIS F 8422 に規定する防爆灯の点滅操作用のスイッチとして,爆発のおそれ

がない場所に取り付けられる制御スイッチ(以下,スイッチという。

)について規定する。

2.

引用規格  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の一部を構成する。こ

れらの引用規格は,その最新版を適用する。

JIS C 0447

  マンマシンインタフェース (MMI) −操作の基準

JIS F 0701

  船用電気器具のプラスチック選定基準

JIS F 0808

  船用電気器具環境試験通則

JIS F 8007

  船用電気器具の外被の保護形式及び検査通則

JIS F 8422

  船用防爆天井灯

JIS F 8801

  船用電線貫通金物−箱用

JIS F 8845

  船用回転スイッチ

IEC 60079-0-1983

  Electrical apparatus for explosive gas atmosperes Part 0 : General requirements

3.

種類  スイッチの種類は,細別,定格電圧及び定格電流によって表 のとおりとする。

表 1  種類

細別

極数

定格電圧  V 定格電流  A

外被の保護形式

250

6

1

125 12

IP20

250

6

2

2

125 12

IP56

備考  1 種はパネル埋込形,2 種は表面形を示す。

4.

性能  スイッチは,次の諸性能を備えていなければならない。

a)

外被の保護性能  灯器は,表に規定する外被の保護形式に対応し,JIS F 8007 の規定を満足すること。

ただし,1 種のスイッチの背面には,この性能を要求しない。

b)

開閉  スイッチを正規の使用状態に取り付けて,無通電の状態で,10 000 回動作させたとき,ハンド

ルはめ込み部その他に異常がないこと。ただし,開閉回数はスイッチの“入り”

“切り”をもって 1

回とする。

c)

温度上昇値  スイッチを正規の状態に取り付けて,定格電流を通じ,各部の温度が飽和点に達したと

き,外部電線接続部の温度上昇値の限度は 25℃でなければならない。


2

F 8846 : 1998

d)

絶縁抵抗  各極の間及び裸充電部と非充電金属部との間の絶縁抵抗値は,いずれも直流 500V で 20M

以上であること。

e)

耐電圧  各極の間及び裸充電部と非充電金属部との間に商用周波数で正弦波に近い電圧を加え,1

500V

に達した後,1 分間これに耐えること。

5.

構造,形状及び寸法  スイッチの構造,形状及び寸法は,付図 及び付図 によるほか,次による。

a)

内部スイッチは,JIS F 8845 の R1-9 (0.1) -2P-B10 又は R1-9 (0.1) -2P-F12 による。

b)

スイッチ操作用ハンドルは,次による。

1)

ハンドルは“切”の状態でだけ取り外すことができ,装備した状態で振動などで容易に脱落しない

構造とする。

2)

ハンドルはめ込み部の形状は,IEC 60079-0 に規定するボルトカップ又は座ぐりあなの寸法例によ

る。

c)

ハンドル及びスイッチの見やすい箇所に,その配電系統を示す合符号を表示する。

d)

箱体及びふたには容易に腐食又はさびを生じないような塗装を施し,その他の金属部分には原則とし

てめっきを施す。

e)

スイッチの見やすい箇所に容易に消えない方法で JIS C 0447 の規定によって

“入”

“切”

を表示する。

f)

2

種のスイッチの電線貫通金物は,JIS F 8801 の規定による。

g)

裸充電部と大地間の絶縁距離は,6mm 以上とする。

6.

材料  スイッチの材料は,付図 及び付図 による。

7.

検査

7.1

検査項目及び順序  スイッチの検査は,次の項目及び順序によって同一品について行う。ただし,*

印が付けてある検査項目は同一製造業者の同一設計による最初の製品について行い,次回以降のものは省

略することができる。

 a)

構造及び材料検査

 b)

外被の保護性能検査

*1)

危険な箇所への接近及び外来固形物に対する保護性能検査

 2)

液体に対する保護性能検査

*c)

開閉検査

*d)

温度検査

 e)

絶縁抵抗検査

 f)

耐電圧検査

7.2

検査方法  器具は,7.1 の検査項目について,JIS F 0808 及び JIS F 8007 に基づいて検査を行い,そ

れぞれの規定に適合しなければならない。

8.

製品の呼び方  スイッチの呼び方は,規格の名称又は規格番号,種類,定格電圧及び定格電流による。

  船用防爆灯制御スイッチ  1 種  250V  6A  又は 

JIS F 8846

  1 種−250V  6A


3

F 8846 : 1998

9.

表示  スイッチの見やすい箇所に容易に消えない方法で,次の事項を表示する。

a)

名称

b)

定格電圧及び定格電流

c)

外被の保護形式

d)

製造業者名又はその略号

e)

製造年


4

F 8846 : 1998

付図 1  


5

F 8846 : 1998

付図 2  


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F 8846 : 1998

原案作成委員会(照明器具専門分科会)  構成表

氏名

所属

(専門分科会長)

須  藤  誠  司

石川島播磨重工業株式会社

(委員)

成  沢      平

財団法人日本海事協会

桜  井  登志郎

船舶艤装品研究所

高  木  康  光

川崎重工業株式会社

伊  藤      彰

日立造船株式会社

砂  田  哲  郎

尾道造船株式会社

松  田  雄  壮

幸陽船渠株式会社

塩  飽      誠

株式会社高工社

上  西  晴  也

森尾電機株式会社

軽  部      健

ヘルメス電機株式会社

北  澤  藤  治

三信船舶電具株式会社

(事務局)

福  島      彰

財団法人日本船舶標準協会