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F 8836

:2002

(1) 

まえがき

この規格は,工業標準化法第 14 条によって準用する第 12 条第 1 項の規定に基づき,財団法人日本船舶

標準協会(JMSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調

査会の審議を経て,国土交通大臣が改正した日本工業規格である。

これによって,JIS F 8836:1996 は改正され,この規格に置き換えられる。


F 8836

:2002

(2) 

目  次

ページ

1.

  適用範囲

1

2.

  引用規格

1

3.

  一般

1

4.

  性能

1

5.

  表示

2

6.

  取扱い上の注意事項

2

解  説

3

 


     

日本工業規格

JIS

 F

8836

:2002

船用防水形プラグ及び

ソケットアウトレット通則

Shipbuilding

―General requirements for

watertight type plugs and socket

-outlets

1.

適用範囲  この規格は,船内の公称電圧 690V 以下,周波数 50Hz 又は 60Hz の交流回路及び公称電圧

220V

以下の直流回路に使用する定格電流 250A 以下の防水形プラグ及び防水形ソケットアウトレット(以

下,アクセサリーという。

)の一般的要求事項について規定する。

なお,この規格に定めていない事項については,JIS C 8285-1 による。

2.

引用規格  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す

る。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。

)を適用する。

JIS C 3410

  船用電線

JIS C 8285-1

  工業用プラグ,コンセント及びカプラー―第 1 部:通則

JIS F 0701

  船用電気器具のプラスチック選定基準

JIS F 0808

  船用電気器具環境試験通則

JIS F 8006

  船用電気器具の振動検査通則

JIS F 8007

  船用電気器具の外被の保護形式及び検査通則

JIS F 8061

  船用電気設備  第 101 部  定義及び一般要求事項

JIS F 8062

  船用電気設備  第 201 部  システム設計―一般

JIS F 8069

  船用電気設備  第 306 部  機器―照明器具及び配線器具

JIS F 8801

  船用電線貫通金物―箱用

3.

一般  アクセサリーは,JIS F 8062 及び JIS F 8069 に規定する要求事項によるほか,次による。

a)

周囲空気温度  周囲空気温度は,JIS F 8061 の規定による。

b)

外部電線接続部の温度  外部電線接続部の温度は,85℃を超えてはならない。

c)

端子  端子は,外部電線を容易,かつ,確実に接続ができ,緩むおそれのない構造とする。ただし,

外部電線は,JIS C 3410 の規定による。

d)

電線貫通金物  電線貫通金物は,JIS F 8801 の規定によるのがよい。

4.

性能  アクセサリーは,次の性能を備えていなければならない。

a)

外被の保護性能  外被の保護性能は,JIS F 8007 で規定する保護等級 IP56 を満足しなければならない。

b)

耐振性  耐振性は,JIS F 8006 で規定する A1-B1・0.5 級・1.5H の振動に耐えなければならない。


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c)

熱可塑性材料の耐劣化性  熱可塑性材料の耐劣化性は,JIS F 0701 の規定による。

d)

絶縁抵抗及び耐電圧  絶縁抵抗及び耐電圧は,JIS F 0808 の 4.17(絶縁抵抗試験)及び 4.16(耐電圧

試験)に規定する試験に耐えなければならない。

なお,絶縁抵抗については,20MΩ以上でなければならない。

e)

絶縁材料の耐熱性,耐炎性及び耐トラッキング性  絶縁材料の耐熱性,耐炎性及び耐トラッキング性

は,JIS F 0701 の規定による。

f)

耐食性  耐食性は,JIS F 0808 の 4.10(塩水噴霧試験)に規定する試験に耐えなければならない。

g)

電磁適合性  電磁適合性は,次による。

1)

イミュニティ  アクセサリーは,この規格の適用範囲内の通常状態での使用においては,電磁妨害

によって影響を受けないものでなければならない。

2)

エミッション  この規格の適用範囲のアクセサリーは,通常の使用状態での連続使用を意図したも

のであり,電磁妨害を起こさないものでなければならない。

5.

表示  表示は,次による。

a)

保護等級は,4. a)による。

b)

定格使用電圧を表示色で表示する場合,

表 に示す表示色としなければならない。表示色が外被の色

と異なる場合,容易に識別できる色としなければならない。

シリーズⅡアクセサリーの“2P+N+接地,12 時”は,表示色にだいだい色を使用しなければなら

ない。

  1  表示色

定格使用電圧 V

表示色(

1

)

 20

∼ 25

 40

∼ 50

100

∼130

200

∼250

380

∼480

500

∼690

注(

1

)

シリーズⅡの定格電流のアクセサリーが使
用されている国では,交流 125/250V のアク

セサリーに対してだいだい色,交流 277V の
アクセサリーに対して灰色を割り当てる。

6.

取扱い上の注意事項  アクセサリーには,使用時,点検整備時における感電などの人的傷害を起こさ

ないための注意事項を記載した取扱説明書,施工説明書などを添付する。

参考  JMS 0071 参照

関連規格  JMS 0071  財団法人日本船舶標準協会規格:船用電気器具の警告表示に関する指針


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日本工業標準調査会標準部会  船舶技術専門委員会  構成表

氏名

所属

(委員会長)

有  川  彰  一

財団法人日本船舶標準協会

(委員)

岡          實

財団法人日本海事協会

小  林      修

社団法人日本舟艇工業会

立  石      学

運輸施設整備事業団

増  田      恵

社団法人日本船主協会

村  上  陽  一

社団法人日本電機工業会

山  下      暁

社団法人日本舶用工業会

渡  邊  勝  世

日本小型船舶検査機構

木  内  大  助

国土交通省海事局

伊  藤      茂

国土交通省海事局

桐  明  公  男

社団法人日本造船工業会