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F 8443

:2003

(1)

まえがき

この規格は,工業標準化法第 14 条によって準用する第 12 条第 1 項の規定に基づき,財団法人日本船舶

標準協会(JMSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調

査会の審議を経て,国土交通大臣が改正した日本工業規格である。

これによって,JIS F 8443:1998 は改正され,この規格に置き換えられる。


F 8443

:2003

(2)

目  次

ページ

1.

  適用範囲

1

2.

  引用規格

1

3.

  種類

1

4.

  性能

4

5.

  構成及び構造

5

6.

  材料

6

7.

  防食処理,電食防止及び表面処理

6

7.1

  防食処理

6

7.2

  電食防止

6

7.3

  表面処理

6

8.

  試験及び検査

6

8.1

  形式試験項目及び順序

6

8.2

  受渡検査項目及び順序

6

8.3

  形式試験

7

9.

  製品の呼び方

7

9.1

  反射形投光電球式

7

9.2

  高圧水銀ランプ式

7

9.3

  ハロゲン電球式

7

9.4

  高圧ナトリウムランプ式

7

10.

  表示

7

11.

  適合電球又は適合ランプの表示

8

12.

  取扱い上の注意事項

8

13.

  警告表示

8

 


日本工業規格

JIS

 F

8443

:2003

船用フラッドライト

Shipbuilding

─flood lights

1.

適用範囲  この規格は,船で用いる電源電圧 250  V以下の各種の電球及びランプを光源とするフラッ

ドライト(以下,灯器という。

)について規定する。

備考  フラッドライトとは,投光照明のために設計されたもので,通常はある範囲で角度を変えられ,

反射鏡又はレンズを使って,ある範囲の方向に高光度が得られるようにした投光器をいう。

  なお,ここでは,反射形投光電球,高圧水銀ランプ,ハロゲン電球及び高圧ナトリウムラン

プを光源とするフラッドライトについて規定している。

2.

引用規格  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す

る。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。

)を適用する。

JIS C 0617-2

  電気用図記号  第 2 部:図記号要素,限定図記号及びその他の一般用途図記号

JIS C 2805

    銅線用圧着端子

JIS C 7525

    反射形投光電球

JIS C 7604

    高圧水銀ランプ

JIS C 7621

    高圧ナトリウムランプ

JIS C 7709-1

  電球類の口金・受金及びそれらのゲージ並びに互換性・安全性  第 1 部  口金

JIS C 7709-2

  電球類の口金・受金及びそれらのゲージ並びに互換性・安全性  第 2 部  受金

JIS C 8105-1

  照明器具−第 1 部:安全性要求事項通則

JIS C 8105-3

  照明器具−第 3 部:性能要求事項通則

JIS F 8008

    船用電気照明器具通則

JIS F 8401

    船用ソケット

JIS F 8801

    船用電線貫通金物−箱用

JIS H 4000

    アルミニウム及びアルミニウム合金の板及び条

JIS H 8601

    アルミニウム及びアルミニウム合金の陽極酸化皮膜

JIS H 8610

    電気亜鉛めっき

JIS H 8617

    ニッケルめっき及びニッケル−クロムめっき

JIS R 3206

    強化ガラス

JIS Z 8721

    色の表示方法−三属性による表示

3.

種類  灯器の種類は,次による。

a)

反射形投光電球式  反射形投光電球式は,形式,ソケットの種類,適合電球及び保護等級によって,

表 による。


2

F 8443

:2003

  1  反射形投光電球式

適合電球

種類

形式

ソ ケ ッ ト の
種類

定格電圧

形式

光軸光度

cd

ビームの開き

(1/10 光度)度

保護等級

2

形 TE26R

又は

TE27R

RF180WH

1 200

以上

3

形 RF270WH

1

900

以上

1

5

TE39R

又は

TE40R

RF450WH

3 600

以上

IP55

2

形 TE26R

又は

TE27R

RF180WH

1 100

以上

3

形 RF270WH

1

700

以上

反射形投 
光電球式

2

5

TE39R

又は

TE40R

100

110

115

又は

220

RF450WH

3 200

以上

45

∼80

IP56

備考1.  1 種は前面ガラスなしの開放形ガード付きを,2 種は前面ガラス付の全閉形を示す。

2.  2

種でガードが必要な場合は,形式の末尾に記号 G を付ける。

3.

適合電球は,JIS C 7525 によって,形式 RF は広角形を示し,W は定格消費電力,H は硬質ガラスのもの(主
に屋外用)をそれぞれ示す。

4.

光軸光度及びビームの開きは,100 V の適合電球を定格電圧で点灯したときの値を示す。

  なお,2 種は,無色透明の前面ガラスを使用した場合の値を示す。

b)

高圧水銀ランプ式  高圧水銀ランプ式は,形式,ソケットの種類,適合ランプの形式及び保護等級に

よって,

表 による。


3

F 8443

:2003

  2  高圧水銀ランプ式

種 類

形 式

ソ ケ ッ ト
の 種 類

適 合 ラ ン プ の
形 式

光 軸 光 度 c d

ビ ー ム の 開 き

( 1 / 1 0 光 度 )度

保 護 等 級

H R 3 0 0   6 4

0 0 0

以 上   1 5 以 上

3

H R F 3 0 0 X   2

1 0 0

以 上   8 0 以 上

H R 4 0 0   8 1

0 0 0

以 上   1 5 以 上

4

H R F 4 0 0 X   2

9 0 0

以 上   8 0 以 上

H R 7 0 0   1 2 6

0 0 0

以 上   1 5 以 上

7

H R F 7 0 0 X   5

4 0 0

以 上   8 0 以 上

H R 1 0 0 0   1 7 1

0 0 0

以 上   1 5 以 上

1

1 0

H R F 1 0 0 0 X   7

6 0 0

以 上   8 0 以 上

I P 5 5

H R 3 0 0   5 7

0 0 0

以 上   1 5 以 上

3

H R F 3 0 0 X   1

8 0 0

以 上   8 0 以 上

H R 4 0 0   7 2

0 0 0

以 上   1 5 以 上

4

H R F 4 0 0 X   2

6 0 0

以 上   8 0 以 上

H R 7 0 0   11 2

0 0 0

以 上   1 5 以 上

7

H R F 7 0 0 X   4

8 0 0

以 上   8 0 以 上

H R 1 0 0 0   1 5 2

0 0 0

以 上   1 5 以 上

2

1 0

H R F 1 0 0 0 X   6

7 0 0

以 上   8 0 以 上

H 3 0 0   1 3 0

0 0 0

以 上   1 5 以 上

3

H F 3 0 0 X   11

0 0 0

以 上   8 0 以 上

H 4 0 0   1 8 0

0 0 0

以 上   1 5 以 上

4

H F 4 0 0 X   1 5

0 0 0

以 上   8 0 以 上

H 7 0 0   3 0 0

0 0 0

以 上   1 5 以 上

7

H F 7 0 0 X   2 6

0 0 0

以 上   8 0 以 上

H 1 0 0 0   4 0 0

0 0 0

以 上   1 5 以 上

高 圧 水 銀  
ラ ン プ 式

3

1 0

T E 3 9 R

又 は

T E 4 0 R

H F 1 0 0 0 X   3 5

0 0 0

以 上   8 0 以 上

I P 5 6

備考1.  1 種は前面ガラスなしの開放形ガード付きを,2 種は前面ガラス付の全閉形を,3 種は前面ガラス付の全閉形

で反射鏡付を示す。

2.  3

種は前面ガラス付きの全閉形で反射鏡付きを示す。

3.  2

種及び 3 種でガードが必要な場合は,形式の末尾に記号 G を付ける。

4.

適合ランプは,JIS C 7604 の規定による。適合ランプの形式で,Hは高圧水銀ランプ,R は反射形ランプを示
し,また,F は蛍光物質を塗着したもので,その末尾のXはそれが希土類蛍光体を主体としたものを示す。

5.  2

種及び 3 種の光軸光度及びビームの開きは,無色透明の前面ガラスを使用した場合の値を示す。

c)

ハロゲン電球式  ハロゲン電球式は,形式,ソケットの受金の種類,適合電球及び保護等級によって,

表 による。


4

F 8443

:2003

  3  ハロゲン電球式

適合電球

種類

形式

ソ ケ ッ ト
の 受 金 の
種類

定格電圧

V

消費電力

W

光軸光度

cd

ビームの開き

(1/10 光度)度

保護等級

N

形 19

000

以上

(14 000

以上)

15

以上 25 未満

M

形 12

000

以上

(8 000

以上)

25

以上 80 未満

W

250

4 000

以上

(2 600

以上)

80

以上

N

形 100

000

以上

(75 000

以上)

15

以上 25 未満

M

形 45

000

以上

(30 000

以上)

25

以上 80 未満

ハ ロ ゲ ン 電
球式

W

E11 100

110

又は

220

500

9 000

以上

(6 000

以上)

80

以上

IP56

備考1.  形式の記号N形は超狭角形,M形は狭角形,W形は広角形を示す。

2.

適合電球は,点灯方向自由な片口金形ハロゲン電球とし,その口金は JIS C 7709-1 の E11 による。

3.

光軸光度の括弧内数値は,定格電圧 220 V の数値を示す。

d)

高圧ナトリウムランプ式  高圧ナトリウムランプ式は,形式,ソケットの種類,適合ランプの消費電

力及び保護等級によって,

表 による。

  4  高圧ナトリウムランプ式

ビームの開き度

1/2

光度

種類

形式

ソケット

の種類

適合ラン

プの消費
電力

配光

光軸光度

cd

1/10

上下

左右

保護等級

N 400

000

以上 20 以上

4

形 400

W 31

000

以上 60 以上

N 690

000

以上 20 以上

1

7

形 700

W 99

000

以上 60 以上

N 50

000

以上 10 以上

4

形 400

W 20

000

以上 50 以上

N 130

000

以上 10 以上

高圧ナトリ
ウムランプ

2

4A

TE39R

又は

TE40R

400

×2

W 40

000

以上

50

以上

60

以上

IP56

備考1.  形式の 1 種は丸形の灯器,2 種は角形の灯器を示す。

2.

ガード付が必要な場合は,形式の末尾に記号 G を付ける。

3.

適合ランプは,JIS C 7621 の規定による。

4.

配光の記号Nは狭角形,W は広角形を示す。

4.

性能  灯器の性能は,JIS F 8008 の 3.(一般)及び 4.(一般要求事項)の規定によるほか,次による。


5

F 8443

:2003

a)

配光  配光は,光軸光度及びビームの開きによって表し,表 1による。ただし,配光は,適合電球

又は適合ランプを定格電圧で点灯したときの値とする。

  なお,高圧水銀ランプ式及び高圧ナトリウムランプ式は,試験用安定器を使用して点灯する。

b)

外被の保護性能  外被の保護性能は,表 1に規定する保護等級を満足しなければならない。

c)

温度上昇  適合電球又は適合ランプとその定格電圧で点灯し,各部の温度が飽和点に達したとき,外

部電線接続部の温度上昇値は,灯器のいかなる使用状態においても 50  ℃以下でなければならない。

  なお,高圧水銀ランプ式及び高圧ナトリウムランプ式は,試験用安定器を使用して点灯する。

5.

構成及び構造  灯器の構成及び構造は,JIS F 8008 の 5.(構造)の規定によるほか,次による(参考

図 2参照)。

a)

前面ガラスなしの灯器は,灯体,ガード,ソケット,端子箱,支持腕,取付台,電球又はランプ,電

球又はランプ用ガスケットなどで構成する。また,前面ガラス付の灯器は,灯体,前面ガラス,ソケ

ット,反射鏡(反射形投光電球式 1 種及び高圧水銀ランプ式 1 種を除く)

,電球又はランプ,端子箱,

支持腕,取付台などで構成する。

b)

灯器の絶縁距離は,JIS C 8105-1 

第 11 章(絶縁距離)の規定による。

c)

端子は JIS C 2805 の規定による銅線用絶縁被覆付圧着端子が取り付けられる構造が望ましい。

d)

灯体が金属製の場合は,

灯器の適切な位置に保護接地端子を設けるか,

容易に設置できる構造とする。

  なお,保護接地端子を設ける場合は,JIS C 0617-2 の規定による保護接地の記号    を表示するの

がよい。

e)

ガードは,十分な強度をもち,着脱時にけがのおそれがない安全で,かつ,取扱いの容易な構造とす

る。また,振動などで落下してはならない。

  なお,ガードはできる限り照明効果を阻害しないものとする。

f)

ガスケットは,経年変化が少ない良質の合成ゴム製とするのがよい。

g)

灯体のかしめ部及び接合部は,振動などによって外被の保護性能に影響を与えない構造とする。

h)

前面ガラス付の灯器は,電球振れ止めを取り付けること。ただし,ハロゲン電球の場合は,この限り

ではない。

i)

端子箱には,JIS F 8801 による電線貫通金物を設け,その方向は下向き又は水平とする。

  なお,その電線貫通部は,JIS F 8801 に適合するキャブ対やコードの保護ゴムさやを,取り付ける

ことができる構造とする。

参考  JMS 8806  船用キャブタイヤコードの保護ゴムさや  参照

j)

前面ガラスの種類は,光透過性のよい良質のものとする。

  なお,前面ガラスに平面強化ガラスを用いる場合には,JIS R 3206 による。

参考  JMS 8403(船用前面ガラス)参照

k)

点灯中の温度上昇,呼吸作用などによって各部に支障がない構造とする。

l)

使用上,取付方向などで限定をする必要がある場合は,その限定条件を記載した注意銘板を取り付ける。

m)

灯器の端子盤とソケットとの間は,公称導体断面積 1.5 mm

2

以上の耐熱可とう電線とするのがよい。ま

た,灯器の構造により端子盤には外部接続電線保護のため耐熱チューブを附属する。

  なお,耐熱可とう電線及び耐熱チューブは,95  ℃以上で連続使用に耐えなければならない。

n)

灯器のふ角度は 45°以上,仰角度は 30°以上,旋回角度は 300°以上調節でき,確実に固定できなければ

ならない。


6

F 8443

:2003

o)

ソケットは JIS F 8401 の規定による。ただし,ハロゲン電球式に使用するソケットの受金は,JIS 

C 7709-2

の E11 による。

6.

材料  灯器の材料は,JIS F 8008 の 6.(材料)の規定及び参考図 2によることを推奨する。

7.

防食処理,電食防止及び表面処理

7.1

防食処理  金属部分には,次のいずれかの防食処理を施す。

a)

防食めっきは,JIS H 8610 若しくは JIS H 8617 によるか,又はこれらと同等以上とする。

なお,電気亜鉛めっきの場合は,めっきを施した後に有効な防食塗装を施すのがよい。

b)

アルミニウム及びアルミニウム合金に対する防食化成皮膜処理は,JIS H 8601 による陽極酸化皮膜を

施し,鋼に対してはりん酸塩処理を施すのがよい。

c)

防食塗装は,塗装(装飾的塗装)の下地処理として施す。黄銅に対してはウォシュプライマー塗装,

鋼及び鋳鉄に対してはプライマー塗布とするのが望ましい。

7.2

電食防止  アルミニウム及びアルミニウム合金と異種金属とが接触する箇所には,JIS F 8008 の 7.

(異種金属間接触部の電食防止)の規定による電食防止処理を施す。

7.3

表面処理  灯器の表面処理は,次による。

a)

灯体などの金属部に施す塗装は,良質のフタル酸,メラミン系などの難燃性塗料を用いる。また,塗

装色は,JIS Z 8721 の 7.5BG7/2 とするのが望ましい。

b)

反射板は,電解研磨又は,クロムめっきなどを施したものとする。

8.

試験及び検査  試験及び検査は,JIS F 8008 の 8.(検査)の規定によるほか,次による。

8.1

形式試験項目及び順序  灯器の形式試験は,次の項目及び順序によって同一製品について行う。

なお,試験は,同一製造業者の同一設計による最初の製品とする。

a)

構造

b)

材料

c)

防食処理,電食防止及び表面処理

d)

振動

e)

配光(

1

)(

ただし,反射形投光電球式及びハロゲン電球式を除く。

f)

入力

g)

外被の保護性能

1)

危険な箇所への接近及び外来固形物に対する保護性能

2)

液体に対する保護性能

h)

温度

i)

耐熱衝撃

j)

絶縁抵抗

k)

耐電圧

注(

1

)

別の供試品を使用してもよい。

8.2

受渡検査項目及び順序  灯器の受渡検査項目及び順序は,次による。

a)

構造検査

b)

点灯検査


7

F 8443

:2003

c)

絶縁抵抗検査

d)

耐電圧検査

8.3

形式試験  灯器の形式試験は,JIS C 8105-3 及び JIS F 8008 の 4.(一般要求事項)の規定によるほか,

次による。

a)

構造  灯器の構造について行い 5.の規定に適合することを確認する。

b)

配光  配光検査は,照度計で測定し,4. a)  の規定に適合しなければならない。

  なお,高圧水銀ランプ式の場合は,JIS C 7604 に規定する試験用安定器を使用し,高圧ナトリウムラン

プ式の場合は,JIS C 7621 に規定する試験用安定器を使用して点灯する。

c)

材料  灯器の材料について,6.の規定に適合することを確認する。

d)

防食処理,電食防止及び表面処理  防食処理,電食防止及び表面処理について,7.の規定に適合する

ことを確認する。

e)

外被の保護形式  外被の保護性能は,4. b)  に適合することを確認する。

f)

温度  温度は,JIS F 8008 の 3.(一般)及び JIS C 8105-1 の 12.4[温度試験(通常動作)]の規定によ

って行い,これに適合することを確認する。

9.

製品の呼び方

9.1

反射形投光電球式  反射形投光電球式の呼び方は,規格の名称,種類,形式及び適合電球による。

ただし,規格の名称の代わりに規格番号を用いてもよい。

1.  船用フラッドライト反射形投光電球式  1 種 2 形 RF180WH

  2.  JIS F 8443  反射形投光電球式  1−2−RF180WH

9.2

高圧水銀ランプ式  高圧水銀ランプ式の呼び方は,規格の名称,種類,形式及び適合ランプによる。

ただし,規格の名称の代わりに規格番号を用いてもよい。

1.  船用フラッドライト高圧水銀ランプ式  1 種 3 形 HR 300

  2.  JIS F 8443  高圧水銀ランプ式  1−3−HR 300

9.3

ハロゲン電球式  ハロゲン電球式の呼び方は,規格の名称,種類,形式及び適合電球による。ただ

し,規格の名称の代わりに規格番号を用いてもよい。

1.  船用フラッドライトハロゲン電球式  N 形 100 V 250 W

  2.  JIS F 8443  ハロゲン電球式  N 100 V 250 W

9.4

高圧ナトリウムランプ式  高圧ナトリウムランプ式の呼び方は,規格の名称,種類,形式及び配光

による。ただし,規格の名称の代わりに規格番号を用いてもよい。

1.  船用フラッドライト高圧ナトリウムランプ式  1 種 4 形−N

  2.  JIS F 8443  高圧ナトリウムランプ式  1−4−N

10.

表示  灯器の見やすいところに容易に消えない方法で,次の事項を表示する。

a)

規格の名称,種類及び形式

b)

適合電球又は適合ランプ

c)

定格電圧(ただし,高圧水銀ランプ式及び高圧ナトリウムランプ式を除く。

d)

保護等級

e)

製造業者名又はその略号

f)

製造年又はその略号


8

F 8443

:2003

11.

適合電球又は適合ランプの表示  適合電球又は適合ランプ以外のものを誤って使用されるおそれが予

想される場合には,10. b)  の表示とは別に灯器の内部の見やすいところに容易に消えない方法で,これら

の形式又は定格電圧(V)及び定格消費電力(W)などを表示するのがよい。

なお,適合電球又は適合ランプの定格電圧は,当事者間の協定による。

適合電球を表示する場合の例を示す。

例 RF100V180WH

12.

取扱い上の注意事項  灯器には,異物の誤入及び点検整備時における感電,やけど,手ばさみなどの人

的障害を起こすおそれが予想される場合には,これを起こさないための注意事項を記載した取扱説明書,

施行説明書などを添付する。

  なお,点灯中に操作などで手が触れるおそれがある灯器の表面で,温度が 60℃を超える場合には,高温

注意を喚起する注意銘板を灯器の見やすいところに取り付ける。

参考  JMS 0071  船用電気器具の警告表示に関する指針  参照。

13.

警告表示  警告表示は,灯器の見やすいところに容易に消えない警告ラベルで表示するのがよい。

なお,警告ラベルの例を

参考図 に示す。


9

F 8443

:2003

c)

  手ばさみ

(上部枠内の地色  黄色)

参考図  1  警告ラベルの例

参考  JMS 0071  船用電気器具の警告表示に関する指針  参照

関連規格  JMS 0071  日本船舶標準協会規格,船用電気器具の警告表示に関する指針

JMS 8403

  日本船舶標準協会規格,船用前面ガラス

JMS 8806

  日本船舶標準協会規格,船用キャブタイヤコードの保護ゴムさや

a)

  感電

(地色  黄色)

b)

  やけど 

(上部枠内の地色  黄色)


10

F 8443

:2003

材料

部品番号

部品名称

1

2

1

灯体

2

端子箱

鋼,ステンレス鋼,黄銅,耐食性のアルミニウム合金又はこれと同等以上の耐食
性材料

3

前面枠

鋼,ステンレス鋼,黄銅,耐食性のアル
ミニウム合金又はこれと同等以上の耐
食性材料

4

支持腕

鋼,ステンレス鋼,黄銅,耐食性のアルミニウム合金又は鋳鉄

5

取付台

鋼,ステンレス鋼,黄銅鋳物又は鋳鉄

6

締付けねじ

ステンレス鋼又は黄銅

7

ガード

鋼,ステンレス鋼,黄銅又は耐食性のア
ルミニウム合金

8

ガスケット

合成ゴム,耐熱性ゴム(

2

)

9

電球用ガスケット

シリコーンゴム又は同等以上の耐熱性
ゴム(

2

)

注(

2

)

高温部には,耐熱性ゴムを使用する。

参考図  2  反射形投光電球式

1

 

2

 


11

F 8443

:2003

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

材料

部品番号

部品名称

1

2

3

1

灯体

2

端子箱

鋼,ステンレス鋼,黄銅,耐食性のアルミニウム合金又はこれと同等以上の耐食
性材料

3

前面枠

鋼,ステンレス鋼,黄銅,耐食性のアル
ミニウム合金又はこれと同等以上の耐
食性材料

4

支持腕

鋼,ステンレス鋼,黄銅,耐食性のアルミニウム合金又は鋳鉄

5

取付台

鋼,ステンレス鋼,黄銅鋳物又は鋳鉄

6

締付けねじ

ステンレス鋼又は黄銅

7

ガード

鋼,ステンレス鋼,黄銅又は耐食性のア
ルミニウム合金

8

ガスケット

合成ゴム,耐熱性ゴム(

2

)

9

ランプ用ガスケット  シリコーンゴム又は同等以上の耐熱性

ゴム(

2

)

10

反射鏡

JIS H 4000

A 1080P

又は黄銅

注(

2

)

高温部には,耐熱性ゴムを使用する。

参考図  3  高圧水銀ランプ式

1

2

 

3

 


12

F 8443

:2003

部品番号

部品名称

材料

1

灯体

2

端子箱

3

前面枠

鋼,ステンレス鋼,黄銅,耐食性のアルミニウム合金又はこれと同等以上の耐食
性材料

4

支持腕

鋼,ステンレス鋼,黄銅,耐食性のアルミニウム合金又は鋳鉄

5

取付台

鋼,ステンレス鋼,黄銅鋳物又は鋳鉄

6

締付けねじ

ステンレス鋼又は黄銅

7

ガード

鋼,ステンレス鋼,黄銅又は耐食性のアルミニウム合金

8

ガスケット

合成ゴム,耐熱性ゴム(

2

)

9

反射鏡

JIS H 4000

の A1080P 又は黄銅

注(

2

)

高温部には,耐熱性ゴムを使用する。

参考図  4  ハロゲン電球式


13

F 8443

:2003

4

4A

2

参考図  5  高圧ナトリウムランプ式

1


14

F 8443

:2003

材料

部品番号

部品名称

1

2

1

灯体

2

端子箱

鋼,ステンレス鋼,黄銅,耐食性のアルミニウム合金又はこれと同等以上の耐食
性材料

3

前面枠

鋼,ステンレス鋼,黄銅,耐食性のアル
ミニウム合金又はこれと同等以上の耐
食性材料

4

支持腕

鋼,ステンレス鋼,黄銅,耐食性のアルミニウム合金又は鋳鉄

5

取付台

鋼,ステンレス鋼,黄銅鋳物又は鋳鉄

6

締付けねじ

ステンレス鋼又は黄銅

7

ガスケット

合成ゴム,耐熱性ゴム(

2

)

8

反射鏡

JIS H 4000

の A1080P 又は黄銅

注(

2

)

高温部には,耐熱性ゴムを使用する。

参考図  5  高圧ナトリウムランプ式(続き)