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日本工業規格

JIS

 F

3993

-1996

作業船用船外排送管

Discharge pipes for dredger

1.

適用範囲  この規格は,主としてポンプしゅんせつ船に用いる船外排送管(以下,排送管という。)に

ついて規定する。

備考  この規格の引用規格を,次に示す。

JIS B 1180

  六角ボルト

JIS G 3101

  一般構造用圧延鋼材

JIS G 3444

  一般構造用炭素鋼鋼管

JIS G 3452

  配管用炭素鋼鋼管

JIS Z 3211

  軟鋼用被覆アーク溶接棒

JIS Z 3351

  炭素鋼及び低合金鋼用サブマージアーク溶接ワイヤ

2.

種類  排送管の種類は,表 のとおりとする。

表 1  種類

種類

記号

適用

沈設管

海中に布設するもの

海上管

海上に布設するもの

陸上管

陸上に布設するもの

3.

形状,寸法及び寸法許容差

3.1

形状及び寸法  排送管の形状及び寸法は,付表 のとおりとする。

なお,両端フランジの面は排送管の中心軸に対して直角であり,両端フランジのボルト穴は等間隔で,

相対応する穴の中心を通る線は,排送管の中心軸に平行でなければならない。

また,これらの許容差は受渡当事者間の協定による。

3.2

寸法許容差  排送管の各部の寸法許容差は,表 のとおりとする。


2

F 3993-1996

表 2  寸法許容差

単位 mm

寸法区分

寸法許容差

排送管の内径

±(内径×

1000

3

)ただし,最大値は±2 とする。

排送管の長さ

±10

ボルト穴中心円の径

±1

フランジ背面の倒れ

呼び径 400 以下のもの  0∼+1

呼び径 510 以上のもの  0∼+2

備考1.  排送管の内径寸法の許容差は,管端部の内径の許容差とす

る。

2.

フランジ背面の倒れの許容差は,フランジ外周部における背
面方向への倒れの値とする。

なお,呼び径 400 を超え 510 未満のものの許容差について

は受渡当事者間の協定による。

4.

外観  排送管は,溶接部その他に,割れ,きずなど使用上有害な欠点があってはならない。

5.

材料  排送管の材料は,次による。

(1)

管部の材料は,呼び径 400 以下のものは,JIS G 3444 又は JIS G 3452 に規定する SGP とし,呼び径

400

を超えるものは,JIS G 3101 に規定する SS 400 とする。

(2)

フランジの材料は,JIS G 3101 に規定する SS 400 とする。

(3)

溶接材料は,JIS Z 3211JIS Z 3351 又は品質がこれらと同等以上のものとする。

6.

検査

6.1

形状及び寸法検査  排送管の形状及び寸法検査は,次による。

(1)

直接測定,ゲージその他の方法によって行い,3.に適合しなければならない。

(2)

フランジ背面の倒れの測定方法は,

図 によって行い,3.に適合しなければならない。

図 1  フランジ背面の倒れの測定方法

6.2

外観検査  排送管の外観検査は,目視その他の方法によって行い,4.に適合しなければならない。

7.

製品の呼び方  排送管の呼び方は,規格の名称又は規格番号,種類又は記号,及び呼び径による。

1.  作業船用船外排送管沈設管400

2.  JIS F 3993  沈−400


3

F 3993-1996

8.

表示  排送管には,管中央部の見やすい箇所に,

“呼び径”を表示する。

付図 にその表示方法の例を

示す。

付図 1  表示方法の例

備考  表示の字体は,丸ゴシック体とするのがよい。


4

F 399

3-199

6

付表 1  形状,寸法

排送管の寸法

フランジ各部の寸法

厚さ t

外径(参考)

厚さ

補強板

リブ

ボルト穴

概算排送管質量

 (kg)

(参考)

呼び径

内径

(D)

長さ

L (m)

形式

外径

D

1

t

1

厚さ t

2

長さ l

厚さ 中心円

の径 C

穴径 

ボルトの

ねじの呼
び径

200  204.7 5.8 5.8 5.8

216.3 216.3 216.3

5.5

320

9

280

23 8

M20  170

170

170

250  254.2 6.6 6.6 6.6

267.4 267.4 267.4

5.5

385

9

345

23 12

M20  240

240

240

300  304.7 6.9 6.9 6.9

318.5 318.5 318.5

5.5

430

9

390

23 12

M20  300

300

300

350

337.6

9 9 9

355.6

355.6 355.6

6

480

12

435

23 12

M20  470

470

470

400

388.4

9 9 9

406.4

406.4 406.4

6

Aフラ

ンジ

540

12

495

23 16

M20  540

540

540

510 510 12  9  9 536 528 528

6

710

16

12

75  8  9  650

23  16

M20

990

750

740

560 560 12  9  9 584 578 572

6

765

16

12

75  9  9  690

23  18

M20  1

080

820

810

610 610 12 12  9 634 634 628

6

814

16

12

90  10  12  750

23  20

M20  1

180 1

180

890

630 630 12 12  9 654 654 648

6

834

19

12

90  10  12  765

25  20

M22  1

210 1

210

930

660 660 16 12  9 692 684 678

6

870

19

12

90  12  12  780

25  24

M22  1

280 1

280

990

685

685

16

12

9

717

709

704

6

905

19

12

100

12

12

820

27

24

M24

1 750 1 340 1 030

710

710

16

12

9

742

734

728

6

930

22

12

125

12

12

860

27

24

M24

1 860 1 430 1 090

760

760

16

12

9

792

784

778

6

990

22

12

125

12

12

900

30

24

M27

1 990 1 530 1 170

840

840

19

16

12

878

872

864

6

1 090

25

16

125

16

16

1 010

30

32

M27

2 200 1 690 1 290

860 860  19 16 12 898  862  884

6

Bフラ

ンジ

1 090

25

16

125

16

16

1 010

30

32

M27

2 250 1 720 1 320

備考1.  ボルトは,JIS B 1180の規定による。

2.

呼び径 510 及び 560 の陸上管のフランジは,リブなしとする。

3.

付表 以外の呼び径のものについては,受渡当事者間の協定による。


5

F 3993-1996

関連規格  JIS F 3994  作業船用フロータ

JIS F 3995

  作業船用船外排送管ゴムスリーブ