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日本工業規格

JIS

 F

3443

-1995

船用小形鋼製滑車

Ships’ small size steel blocks

1.

適用範囲  この規格は,船の食料,ガスボンベ,補機類の部品などの積込みに用いる小形鋼製滑車(以

下,滑車という。

)について規定する。

備考  この規格の引用規格を,次に示す。

JIS B 0205

  メートル並目ねじ

JIS B 1181

  六角ナット

JIS B 1351

  割りピン

JIS B 2801

  シャックル

JIS G 3101

  一般構造用圧延鋼材

JIS G 4051

  機械構造用炭素鋼鋼材

JIS G 5501

  ねずみ鋳鉄品

JIS H 5111

  青銅鋳物

2.

種類  滑車の種類は,頭部の形状によって表 のとおりとする。

表 1

種類

呼び径

SE 100

125

SH 100

125

3.

構造,形状及び寸法  滑車の構造,形状及び寸法は,付図 による。

4.

材料  滑車の材料は,表 のとおりとする。


2

F 3443-1995

表 2

部品番号

部品名称

材料

1

外帯

JIS G 3101

の SS400

2

中心ピン及びナット

JIS G 3101

の SS400

3

側板

鋼板

JIS G 4051

の S25C

4

スイベルアイ

JIS G 3101

の SS400

JIS G 4051

の S25C

5

スイベルフック

JIS G 3101

の SS400

6

リベット

棒鋼

7

スイベル用ナット

JIS G 3101

の SS400

JIS G 4051

の S25C

8

シャックル

JIS G 3101

の SS400

9

はさみ金

鋼管

10

はさみ金

鋼管

11

リベット

棒鋼

12

割りピン

黄銅線又は棒鋼

13

シーブ本体

JIS G 5501

の FC200

14

シーブ用ブシュ

JIS H 5111

の BC6

5.

試験及び検査

5.1

荷重試験  荷重試験は,表 に示す要領によって試験荷重を加えて行う。

表 3

種類

SE, SH

項目

呼び径

100 125

使用荷重 kN

4.9

9.8

試験荷重 kN

19.6

39.2

試験方法

備考  単滑車の使用荷重とは,滑車を通過する

索の一端に負荷できる最大荷重をいう。

5.2 

解放検査  荷重試験終了後,解放して各部の検査を行い,異状があってはならない。

6.

製品の呼び方  製品の呼び方は,規格の名称又は規格番号並びに種類及び呼び径による。

  船用小形鋼製滑車 SE100 又は JIS F 3443 SE100

7.

表示  滑車の見やすい箇所に,次の事項を刻印する。

(1)

呼び径又は識別番号

(2)

使用荷重


3

F 3443-1995

(3)

製造年月

(4)

製造業者名又はその略号


4

F 3443-1995

付図 1

単位 mm

フック

呼び径

B

B

1

B

2

B

3

D

d

d

1

H

H

1

H

2

H

3

t

t

1

D

1

K

100  32 26 26 21 100 16 M16

106

67 13 38  6  2.3 26 33

125  48 30 31 23 125 20 M18

125

81 15 47  6  2.3 32 41

参考

種類

呼び径

使用ワイヤ 
ロープの径

計算質量 (kg)

SE 8

2.8

SH

100

8 2.9

SE 10

又は 12 4.2

備考1.  計算質量は,シャックルの質量を除く。

2.

スイベル部のねじは JIS B 0205 の規定による。

3.

六角ナットは JIS B 1181,割りピンは JIS B 1351 及びシャ

ックルは JIS B 2801 の規定による。

4.

注油は,油又はグリースで行う。

SH

125

10

又は 12 5.6


5

F 3443-1995

船舶部会  船用荷役器具専門委員会  構成表(昭和 49 年 5 月 1 日制定のとき)

氏名

所属

(委員会長)

西  山  安  武

東京商船大学

石  川  一  郎

財団法人日本海事協会

尾  花      皓

運輸省船舶局

竹  内  健  二

工業技術院標準部

草  野      博

財団法人日本船舶標準協会

大  友  義  雄

株式会社立野製作所

寺  本  虎  夫

株式会社寺本鉄工所

東  田  典  男

北川工業株式会社

山  田      清

株式会社アジア船舶工業社設計部

平      貴  夫

日本鋼管株式会社鶴見造船所船舶設計部

花  田  堯之助

石川島播磨重工業株式会社横浜第 2 工場造船設計部

出  口  暢  昭

住友重機械工業株式会社船舶事業部造船設計部

三  谷  恵  幸

三井造船株式会社藤永田造船所造船設計部

田  中  誠  一

川崎重工業株式会社神戸工場造船設計部

粟  津      曻

三菱重工業株式会社神戸造船所造船設計部

本  田  脩  三

日立造船株式会社向島工場工務部

安  藤  健  蔵

佐世保重工業株式会社佐世保造船所造船設計部

奥  山  孝  志

社団法人日本中型造船工業会

森  川      卓

社団法人日本船主協会

和  田  雅  敬

船舶整備公団工務部

(事務局)

桜  井  俊  彦

工業技術院標準部機械規格課

佐  野  則  雄

工業技術院標準部機械規格課

(事務局)

小  林  秋  穂

工業技術院標準部機械規格課(平成 2 年 7 月 5 日改正のとき)

山  形  智  幸

工業技術院標準部機械規格課(平成 2 年 7 月 5 日改正のとき)

(事務局)

高  橋      潔

工業技術院標準部機械規格課

(平成 7 年 3 月 28 日改正のとき)