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日本工業規格

JIS

 F

3430

-1980

船用ワイヤリール

Ships’ Wire Reels

1.

適用範囲  この規格は,船の係留索に用いるワイヤリールについて規定する。

引用規格: 

JIS B 1180

  六角ボルト

JIS B 1181

  六角ナット

JIS G 3101

  一般構造用圧延鋼材

JIS H 3270

  ベリリウム銅,りん青銅及び洋白の棒及び線

JIS H 5111

  青銅鋳物

2.

構造,形状  及び  寸法  ワイヤリールの構造,形状  及び  寸法は,付図によるほか,次による。

(1)

ワイヤ止めは,ドラムの適当な箇所に溶接する。

(2)

六角ボルト  及び  六角ナットは,それぞれ JIS B 1180(六角ボルト)及び JIS B 1181(六角ナット)

の規定による。

(3)

ハンドルは,ワイヤリール 1 台につき 2 個とする。

(4)

ばねの取付要領は,一例として示す。

3.

材  料  ワイヤリールの材料は,次の表のとおりとする。

部品番号

部品名称

材料

1

軸受金物

鋼板  及び  棒鋼

2

ブ  シ  ュ

JIS H 5111

の BC6

3

ド  ラ  ム

鋼  板

4

フレーム

山  形  鋼

5

JIS G 3101

の SS41

6

ハンドル

棒  鋼,鋼板  及び  鋼管

7

ブレーキ帯

平  鋼

8

ペ  ダ  ル

鋼  板

9

ワイヤ止め

棒  鋼

10

グリースニップル

黄  銅

11

ば  ね

JIS H 3270

の C5191W

12

ストッパ

棒  鋼

13

六角ボルト  及び  六角ナット

棒  鋼

備考  ドラムの円筒部は,鋼管を用いてもよい。


2

F 3430-1980

4.

外観検査  外観は目視によって検査し,有害な欠点がなく,かつ,確実な溶接が施され,ドラムの回

転が円滑で,できるだけひずみのないものとする。ばねの性能は,適当なものでなければならない。

5.

製品の呼び方  ワイヤリールの呼び方は,規格名称  及び  呼びによる。ただし,規格名称の代わりに

規格番号を用いてもよい。

例: 船用ワイヤリール 35 又は JIS F 3430-35


3

F 343

0-198

0

付  図

単位 mm

参考

呼び

B

D

D

1

d

d

1

L

L

1

ワイヤロープ 
の巻取容量

計算質量(kg)

35 650 350 700  50  40 800  950

φ

 25

×200m 190

38 650 380 780  55  45 850 1

000

φ

 28

×200m 215

40 700 400 850  60  50 900 1

050

φ

 31.5

×200m 240

備考1.  括弧内寸法は,参考として示す。

2.

ドラムの円筒部に鋼管を用いるときは,その外径  及び  厚さは,上表  又は

付図に示す寸法によらず,これに近い寸法

に変えてもよい。

3.

ハンドルの格納位置は,参考として示す。


4

F 3430-1980

    図  ワイヤリール軸受部詳細


5

F 3430-1980

船舶部会  船用索具専門委員会  構成表(昭和 49 年 5 月 1 日改正のとき)

氏  名

所  属

(委員会長)

西  山  安  武

東京商船大学

(臨時委員)

尾  花      皓

運輸省船舶局

竹  内  健  二

工業技術院標準部

草  野      博

財団法人日本船舶標準協会

久  野  昇  一

三洋商事株式会社

堀  原  武  久

株式会社立野製作所

長谷川  誠  一

株式会社上田鉄工所羽曳野工場

寺  本  虎  夫

株式会社寺本鉄工所

伊  藤  哲  司

三井造船株式会社千葉造船所造船設計部

田  村      元

石川島播磨重工業株式会社船舶事業部技術部

松  浦  和  春

日本鋼管株式会社鶴見造船所造船設計部

粟  津      曻

三菱重工業株式会社神戸造船所造船設計部

住友重機械工業株式会社浦賀造船所

岡  本  富  保

日立造船株式会社造船基本設計部

河  澄  龍之介

川崎重工業株式会社造船事業部造船設計部

青  山  俊  久

ジャパンライン株式会社工務部

伊  藤  達  夫

川崎汽船株式会社東京支社

渡  辺  梅太郎

船舶整備公団

星  野  友  慶

防衛庁技術研究本部

(事  務  局)

桜  井  俊  彦

工業技術院標準部機械規格課

佐  野  則  雄

工業技術院標準部機械規格課

(事  務  局)

石  井  清  次

工業技術院標準部機械規格課(昭和 55 年 10 月 1 日改正のとき)

津  金  秀  幸

工業技術院標準部機械規格課(昭和 55 年 10 月 1 日改正のとき)