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日本工業規格

JIS

 F

3419

-1995

船用スイベル付ロープガイ鋼製滑車

Ships’ steel guy blocks with swivels for fibre rope

1.

適用範囲  この規格は,船に用いるスイベル付ロープガイ鋼製滑車(以下,滑車という。)について規

定する。

備考  この規格の引用規格を,次に示す。

JIS B 0205

  メートル並目ねじ

JIS B 1351

  割りピン

JIS B 2801

  シャックル

JIS F 3418

  船用シーブ

JIS G 3101

  一般構造用圧延鋼材

JIS G 4051

  機械構造用炭素鋼鋼材

JIS G 5501

  ねずみ鋳鉄品

JIS H 3100

  銅及び銅合金の板及び条

JIS H 3250

  銅及び銅合金棒

2.

種類  滑車の種類は,表 のとおりとする。

表 1

種類

呼び径

MS1A 160

MS1B 160

MS2A 160

MS2B 160

備考1.  種類の第1字 M は,麻ロープ又は合成繊

維ロープ用を示す。

2.

種類の第 2 字 S は,

スイベル付きを示す。

3.

種類の第 3 字 1 は 1 輪滑車,2 は 2 輪滑
車を示す。

4.

種類の第 4 字 A はベケットなし,B はベ

ケット付きを示す。

3.

構造,形状及び寸法  滑車の構造,形状及び寸法は,付図 1によるほか,次による。

(1)

シーブは,JIS F 3418 の規定による。

(2)

シャックルは,JIS B 2801 の規定による。

(3)

割りピンは,JIS B 1351 の規定による。


2

F 3419-1995

4.

材料  滑車の材料は,表 のとおりとする。

表 2

部品番号

部品名称

材料

 1

外帯

JIS G 4051

の S25C

 2

側板

鋼板

 3

中心ピン及び六角ナット JIS G 4051 の S25C

 4

割りピン

黄銅線

 5

止め金

鋼板

 6

ステー

JIS G 3101

の SS400

 7

スイベル

JIS G 4051

の S25C

 8

スイベル用ナット

JIS G 4051

の S25C

 9

座金

JIS H 3100

の C2801P 又は

JIS H 3250

の C3604BD 若しくは C3604BE

10

ピン及びナット

JIS G 3101

の SS400

11

割りピン

黄銅線

12

中板

鋼板

13

シーブ

JIS G 5501

の FC200

14

シャックル

JIS B 2801

の規定による。

15

グリースニップル

黄銅

5.

表面処理  滑車の外帯,側板及びステーには,亜鉛めっきを施す。

6.

試験及び検査

6.1

荷重試験  滑車の荷重試験はシーブを付けシャックルを連結して,表 の要領によって試験荷重を

加えて行う。

表 3

種類

項目

MS1A MS1B MS2A MS2B

試験方法

使用荷重 kN

4.9

4.6

17.7

21.6

試験荷重

kN

19.6 27.6 35.4 43.2

備考  単滑車の使用荷重とは,滑車を通過する索の一端に負荷できる最大荷重をいう。

また,複滑車の使用荷重とは,滑車のシャックルに負荷できる最大荷重をいう。

6.2

解放検査  荷重試験終了後,解放して各部の検査を行い,異状があってはならない。

7.

製品の呼び方  滑車の呼び方は,規格の名称又は規格番号及び種類による。

  船用スイベル付ロープガイ鋼製滑車 MS1A 又は JIS F 3419 MS1A

8.

表示  滑車の見やすい箇所に,次の事項を刻印するか,又は銘板を付ける。


3

F 3419-1995

(1)

呼び径又は識別記号

(2)

使用荷重

(3)

製造年月又はその略号

(4)

製造業者名又はその略号

付図 1  MS1A 

単位 mm

参考

呼び径

シーブ

シャックル

適用マニラ 
ロープの径

計算質量

(kg)

160 A160 SD22  24

10.4

備考1.  スイベル,スイベル用ナット,中心ピン及び六角ナットのねじは,

JIS B 0205

の規定による。

2.

計算質量は,シーブ及びシャックルの質量を含む。

3.

合成繊維ロープ使用の場合の適用径については,

参考表 による。


4

F 3419-1995

付図 2  MS1B 

単位 mm

参考

呼び径

シーブ

シャックル

適用マニラ 
ロープの径

計算質量

(kg)

160 A160 SD22  24

11.49

備考1.  計算質量は,シーブ及びシャックルの質量を含む。

2.

合成繊維ロープ使用の場合の適用径については,

参考表 による。


5

F 3419-1995

付図 3  MS2A

単位 mm

参考

呼び径

シーブ

シャックル

適用マニラ 
ロープの径

計算質量

(kg)

160 A160 SD24  24

14.50

備考1.  計算質量は,シーブ及びシャックルの質量を含む。

2.

合成繊維ロープ使用の場合の適用径については,

参考表 による。


6

F 3419-1995

付図 4  MS2B

単位 mm

参考

呼び径

シーブ

シャックル

適用マニラ 
ロープの径

計算質量

(kg)

160 A160 SD24  24

15.50

備考1.  計算質量は,シーブ及びシャックルの質量を含む。

2.

合成繊維ロープ使用の場合の適用径については,

参考表 による。

参考  合成繊維ロープを使用する場合,マニラロープの径に対応する合成繊維ロープの径(最小)は,

参考表 のとおりである。

参考表 1

単位 mm

合成繊維ロープの径

マニラロープ

の径

ナイロン

ビニロン

24 18

21


7

F 3419-1995

船舶部会  船用荷役器具専門委員会  構成表(昭和 57 年 2 月 1 日改正のとき)

氏名

所属

(委員会長)

西  山  安  武

東京商船大学

土  屋  睦  夫

運輸省船舶局

大久保  和  夫

工業技術院標準部

草  野      博

財団法人日本船舶標準協会

大  友  義  雄

株式会社立野製作所

寺  本  虎  夫

株式会社寺本鉄工所

東  田  典  男

北川工業株式会社

天  方  博  昭

日立造船株式会社広島工場

今  井  弘  次

住友重機械工業株式会社船舶海洋事業本部

片  桐  靖  夫

三菱重工業株式会社神戸造船所

田  村      元

石川島播磨重工業株式会社船舶海洋事業本部

長谷川  照  一

日本鋼管株式会社重工業事業部

村  山      肇

川崎重工業株式会社船舶事業本部

奥  山  孝  志

社団法人日本中型造船工業会

(事務局)

石  井  清  次

工業技術院標準部機械規格課

鈴  木  一  規

工業技術院標準部機械規格課

(事務局)

小  林  秋  穂

工業技術院標準部機械規格課(平成 2 年 7 月 5 日改正のとき)

山  形  智  幸

工業技術院標準部機械規格課(平成 2 年 7 月 5 日改正のとき)

(事務局)

高  橋      潔

工業技術院標準部機械規格課(平成 7 年 3 月 28 日改正のとき)