>サイトトップへ >このカテゴリの一覧へ

日本工業規格

JIS

 F

2612

-1995

鋼製ワーフラダー

Steel wharf ladders

1.

適用範囲  この規格は,船に用いる鋼製ワーフラダー(以下,ワーフラダーという。)について規定す

る。

備考  この規格の引用規格を次に示す。

JIS B 1180

  六角ボルト

JIS B 1181

  六角ナット

JIS G 3101

  一般構造用圧延鋼材

JIS G 3302

  溶融亜鉛めっき鋼板及び鋼帯

JIS G 3452

  配管用炭素鋼鋼管

JIS G 4051

  機械構造用炭素鋼鋼材

JIS H 3250

  銅及び銅合金棒

2.

種類  ワーフラダーの種類は,形式によって A(一体式)及び B(分割式)の 2 種類とし,表 のと

おりとする。

表 1

種類

略図

寸法 m

参考

計算質量 kg

本体

ローラ

総計

L

L

1

L

2

L

1

部分 L

2

部分

小計

A5 5

− 148 13 161

A7.5 7.5

− 188 13 201

B10 10

3

176

269

290

B12.5 12.

8

4.5

262

441

21

462

B15

15 9

6 318

225

543

21

564

備考  計算質量は,ラダーの幅が 600mm の場合を示し,手すり索の質量を含まない。

3.

構造,形状及び寸法  ワーフラダーの構造,形状及び寸法は,付図 110 によるほか,次による。


2

F 2612-1995

(1)

本体はスパーク防止板を除き,すべて電気溶接構造とする。

(2)

ラダーの幅は 600mm を基準とし,550∼610mm としてよい。

(3)

手すり柱の高さは,その船の従事する航路によって

付図 1に示す範囲内において増減する。

(4)

手すり索は,16∼22mm の適当なロープとする。ただし,必要がある場合は帆布又は被覆材で覆う。

(5) B10

,B12.5,B15 のワープラダーにおいて,ラダーを分割して長尺のものを使用するときは,ラダー

末端の b 形接岸ローラを部品番号 14 連結金物に移設する。

(6)

ラダー保持金物は,装備箇所の形状によって a 形又は b 形のうちいずれを用いてもよい。ただし,a

形を設けるワーフラダーは原則として A5 及び A7.5 とし,その他のワーフラダーに設けるときはその

ラダーに対し,十分強固なものとする。

4.

材料  ワーフラダーの材料は,表 のとおりとする。

表 2

区分  部品

番号

部品名称

材料

区分 部品

番号

部品名称

材料

1

本体

JIS G 3101

の SS400 18

ストッパ

本体

ラダ

2

裏板

JIS G 3302

の SGC400 19

ストッパ

a

3

ローラ支持金物 JIS G 3101 の SS400 20

索止めアイ

丸鋼

4

ローラ

JIS G 3452

の SGP 及び鋼板

ソケット

手すり柱

及び

21

ソケット

鋼板

a

5

ローラ軸

JIS G 3101

の SS400 22

支持金物

形接岸ロ

ーラ

6

座金

黄銅板 23

保持金物

b

7

ローラ支持金物 JIS G 3101 の SS400 24

保持金物

JIS G 3101

の SS400

8

ローラ

JIS G 3452

の SGP 及び鋼板

25

ナット

JIS H 3250

の C3771BD 又は

C3771BE

9

ローラ軸

JIS G 3101

の SS400 26

フック

JIS G 3101

の SS400

10

座金

黄銅板 27

トグルピン

棒鋼及び黄銅棒

11

六角ボルト 28

鎖ひもアイプレ
ート

鉄線

12

ロックナット

JIS G 3101

の SS400

29

鎖ひも

形接岸ロ

ーラ

14'

ローラ取付金物

形ラダー

保持金

30

鎖ひも S 形環

黄銅線

b

13

上部連結金物 31

保持金物

JIS G 3101

の SS400

14

下部連結金物

JIS G 4051

の S25C

32

スパーク防止板

15

六角ボルト

形ラダー

保持金

33

さら小ねじ

黄銅棒

連結金物

16

ロックナット

JIS G 3101

の SS400

34

リングプレート

17

手すり柱

JIS G 3452

の SGP 及び鋼板

35

リングプレート

JIS G 3101

の SS400

備考1.  上記のうち鋼製部分には亜鉛めっきを施すのがよい。

2.

部品番号 12 及び 16 は,JIS B 1181 の 2 種及び 3 種を使用する。

5.

荷重試験  ワーフラダーの荷重試験は,ワーフラダーを図 の形状に保持し,全長にわたって各ステ

ップの中央部に 735N の適当な荷重をかけ,その安全性を確認する。


3

F 2612-1995

図 1

6.

製品の呼び方  ワーフラダーの呼び方は,規格の名称又は規格番号及び種類による。

例: 鋼製ワーフラダーA5 又は JIS F 2612A5

7.

表示  本体の見やすい位置に,次の事項を表示する。

(1)

種類

(2)

製造業者名又はその略号

関連規格:JIS B 0205  メートル並目ねじ

JIS B 1111

  十字穴付き小ねじ

JIS F 3905

  船用トグルピン

JIS F 3906

  船用鎖ひも

JIS F 3907

  船用鎖ひも S 形環

JIS F 3908

  船用鎖ひもアイプレート


4

F 261

2-199

5

付図 1  A5 本体


5

F 261

2-199

5

付図 2  A7.5 本体


6

F 261

2-199

5

付図 3  B10 本体


7

F 261

2-199

5

付図 4  B12.5 本体


8

F 261

2-199

5

付図 5  B15 本体


9

F 261

2-199

5

付図 6  本体補足図

備考  この図は B15 の場合を示す。B12.5 及び B10 はこれに倣うこと。


10

F 2612-1995

付図 7  形接岸ローラ


11

F 2612-1995

付図 8  形接岸ローラ

備考1.  括弧内寸法は,B10ワーフラダー用を示す。

2.

部品番号 11 の六角ボルトは,JIS B 1180,  部品番号 12 の六角ナットは,JIS B 1181 の規定による。


12

F 2612-1995

付図 9  連結金物

備考  部品番号 15 の六角ボルトは JIS B 1181,  部品番号 16 の六角ナットは

JIS B 1181

の規定による。


13

F 2612-1995

付図 10  手すり及びソケット

備考  寸法は,付図 1による。


14

F 2612-1995

参考図 1  形ラダー保持金物

備考  部品番号 25 の六角ナット及び部品番号 26 のフックねじは,JIS B 0205 の規定による。


15

F 2612-1995

参考図 2  形ラダー保持金物

備考1.  括弧内寸法は,A5,A7.5及び B10ワーフラダー用を示す。

2.

小ねじは,JIS B 1111 のさら小ねじによる。