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日本工業規格

JIS

 F

2607

-1994

貨物船−手すり

Shipbuilding

−Cargo ships−Guardrails

1.

適用範囲  この規格は,貨物船の手すり(以下,手すりという。)について規定する。

備考1.  この規格の引用規格を,次に示す。

JIS B 1256

  平座金

JIS G 3191

  熱間圧延棒鋼とバーインコイルの形状,寸法及び重量並びにその許容差

JIS G 3194

  熱間圧延平鋼の形状,寸法及び重量並びにその許容差

JIS G 3452

  配管用炭素鋼鋼管

2.

この規格の対応国際規格を,次に示す。

ISO 5480-1979

  Shipbuilding−Guardrails for cargo ships

2.

用語の定義  この規格で用いる主な用語の定義を,次に示す。

(1)

手すり  人が甲板から海中に転落しないようにするための構造物で,手すり柱,レール,頂部レール

及びステーで構成する(

付図 1参照)。

(2)

手すり柱  手すりの直立構造部材。

(3)

頂部レール  一連のレールのうち最上部のもの。

(4)

レール  手すり柱間の水平部材。

(5)

ステー  手すり柱と甲板に取り付ける二次的構造支持材。

3.

種類  手すりの種類は,表 のとおりとする。


2

F 2607-1994

表 1  種類

種類

手すり柱

頂部レール

レール

ステー

参考

計算質量 (kg)

φ

19

棒鋼 18.7

25A, SGP

20A, SGP

15.1

φ

19

棒鋼 18.6

H1

32A, SGP

20A, SGP

15.0

φ

19

棒鋼 18.6

H2

65

×16 平鋼

32A, SGP

20A, SGP

65

×16 平鋼

15.0

φ

16

棒鋼 15.9

H3 50

×19 平鋼

20A, SGP

50

×19 平鋼

14.2

φ

16

棒鋼 12.5

H4 50

×12 平鋼

25A, SGP

20A, SGP

50

×12 平鋼

10.9

φ

16

棒鋼 14.8

φ

19

棒鋼 16.8

W1R

断面寸法

B

×H

125

×55

20A, SGP

13.2

φ

16

棒鋼 14.8

φ

19

棒鋼 16.8

W1F1 125

×55

20A, SGP

13.2

φ

19

棒鋼 16.7

W1F2 125

×60

20A, SGP

13.1

φ

16

棒鋼 14.8

φ

19

棒鋼 16.7

W2R 150

×60

20A, SGP

13.1

φ

16

棒鋼 14.8

φ

19

棒鋼 16.8

W2F1 150

×55

20A, SGP

13.2

φ

16

棒鋼 14.7

φ

19

棒鋼 16.7

W3R 180

×65

20A, SGP

13.1

φ

16

棒鋼 14.8

φ

19

棒鋼 16.7

W3F1

65

×16 平鋼

180

×60

20A, SGP

65

×16 平鋼

13.1

備考1.  H1, H2, W1, W2及び W3は,乾げん(舷)甲板用を示し,H3及び H4は,上層

甲板用を示す。

2. H1

∼H4 は鋼管頂部レール及び W1R∼W3F1 は木製頂部レールを示す。

3.

計算質量は頂部レール及びレール長さ 1 500mm で手すり柱 1 本分を示す。た
だし,ステー及び木製頂部レールは含まない。

4.

種類の H1, H3 及び H4 は

付図 による。

5.

種類の H2 は

付図 による。

6.

種類の W1R∼W3F1 は

付図 による。

7.

種類の W1R∼W3F1 用の頂部レールは

付図 による。

4.

材料  手すりの材料は,表 のとおりとする。


3

F 2607-1994

表 2  材料

部品名称

材料

手すり柱,ステー

JIS G 3194

(50×12, 50×19 又は 65×16,平鋼)

頂部レール

JIS G 3452

(25A 又は 32A, SGP)又は構造用木材

レール

JIS G 3191

φ

16

又は

φ

19

)棒鋼及び

JIS G 3452 (20A, SGP)

5.

構造,形状及び寸法  手すりの構造,形状及び寸法は,付図 1による。

6.

製品の呼び方  手すりの呼び方は,規格の名称又は規格番号,種類,頂部レール寸法,及びレールの

寸法による。

1.  貨物船−手すり  H1-25-

φ

19

2.  JIS F 2607  H1-25-

φ

19

7.

表示  手すり柱の見やすい箇所に,容易に消えない方法で,受渡当事者間の協議により定めた事項を

表示する。

付図 1  手すり (H1, H3, H4)


4

F 2607-1994

付図 2  手すり (H2)


5

F 2607-1994

付図 3  手すり (W1RW3F1)

単位 mm

部品番号

部品名称

材料

1

手すり柱

平鋼

2

六角ボルト

3

六角ナット

棒鋼

4

平座金

鋼又は黄銅

5

手すり座


6

F 2607-1994

付図 4  木製頂部レール (WlRW3Fl)

単位 mm

H

B

R

F1

F2

r

r

1

− 60 −

125

55 55

− 25 27.5

150 60  55

− 27 27.5

180 65  60

− 29 30

付図 5  手すり柱用ステー

参考図 1

備考  ステーは、手すり柱 3∼4 本に対して、1 本の割合

で設ける。

備考1.  ※印の穴は,手すりの末端に用いる手すり柱に

は開けない。

2.

手すり柱の足部の形状及び中間横棒の間隔は,

取付場所の構造に応じて変えてもよい。

3.

手すり柱の間隔は,1500mm を超えないものと
する。

関連規格  JIS B 1180  六角ボルト

JIS B 1181

  六角ナット


7

F 2607-1994

JIS F 2607

  原案担当作業委員会  構成表

氏名

所属

(委員長)

水  野  博  介

三菱工業株式会社神戸造船所

日永田  憙  輝

財団法人日本海事協会

飯  本  弘  一

川崎重工業株式会社船舶事業本部

悦  勝  三  次

株式会社サノヤス・ヒシノ明昌水島造船所

岸  本      衛

住友重機械工業株式会社船舶海洋鉄構事業部追浜造船所

炭  竈      豊 NKK 総合エンジニアリング事業部津製作所

清  水  明  夫

日立造船株式会社舞鶴工場

樽      正  廣

石川島播磨重工業株式会社船舶海洋事業本部エンジニアリング部

島  居  貞  博

尾道錨製造株式会社

高  本  格  郎

株式会社寿鋳造

下  川  晃  正

日本機械製鎖株式会社

山  浦  俊  和

日本製鎖株式会社

山  本  繁  樹

濱中製鎖工業株式会社

上  田  満  弘

株式会社上田鉄工所

平  野  文  夫

三和鉄工株式会社

木  舟  伸  彦

株式会社寺本鉄工所

秦      謙太郎

川崎重工業株式会社西神戸工場

佐  藤  忠  之

株式会社福島製作所

川  添      強

三菱重工業株式会社長崎造船所

(事務局)

木  田      宏

財団法人日本船舶標準協会