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F 2304

:2015

(1)

目  次

ページ

序文

1

1

  適用範囲

1

2

  引用規格

1

3

  種類

1

4

  外観

2

5

  構造,形状及び寸法

2

6

  材料

2

7

  外観検査

2

8

  製品の呼び方

2

9

  表示

3


F 2304

:2015

(2)

まえがき

この規格は,工業標準化法第 14 条によって準用する第 12 条第 1 項の規定に基づき,一般財団法人日本

船舶技術研究協会(JSTRA)から,工業標準原案を具して日本工業規格を改正すべきとの申出があり,日

本工業標準調査会の審議を経て,国土交通大臣が改正した日本工業規格である。

これによって,JIS F 2304:1989 は改正され,この規格に置き換えられた。

この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。

この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意

を喚起する。国土交通大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実

用新案権に関わる確認について,責任はもたない。


日本工業規格

JIS

 F

2304

:2015

船用マンホール

Ships' Manholes

序文

この規格は,1952 年に制定され,その後 7 回の改正を経て今日に至っている。前回の改正は 1989 年に

行われたが,その後の船級協会規則改正に対応するために改正された。

なお,対応国際規格は現時点で制定されていない。

1

適用範囲

この規格は,主に船舶の甲板,隔壁などにおいて,人が出入りするために設けるカバー付マンホール(以

下,マンホールという。

)の種類,構造,形状,寸法などの設計要件及び製造要件について規定する。

2

引用規格

次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの

引用規格は,その最新版(追補を含む。

)を適用する。

JIS B 1180

  六角ボルト

JIS B 1181

  六角ナット

JIS F 2321

  鋼製風雨密小形ハッチ

JIS G 3101

  一般構造用圧延鋼材

JIS G 3106

  溶接構造用圧延鋼材

JIS G 4303

  ステンレス鋼棒

3

種類

マンホールの種類は,構造,形状及び寸法によって区分し,

表 による。


2

F 2304

:2015

表 1−マンホールの種類

形式

a)

呼び

b)

A

形 4

535

5 040

6 040

6 045

AH

形 6

050

6 060

B

形 4

535

5 040

6 040

6 045

C

形 4

535

5 040

6 040

6 045

a)

形式は,マンホールの形状を表し,例えば,A 形の場合は,A と表記してもよい。

b)

呼びは,マンホールの穴の大きさを表す(

図 1∼図 参照)。

4

外観

マンホールには,使用上有害なひずみ,きずなどの欠陥があってはならない。

5

構造,形状及び寸法

マンホールの構造,形状及び寸法は,

図 1∼図 によるほか,次による。

a)

ボルトは JIS B 1180 により,ナットは JIS B 1181 による。ただし,B 形には片ねじボルトを使用する。

b)

取っ手は,注文者の要求によって取り付ける。

6

材料

マンホールの材料は,

表 による。ただし,船級協会規則を適用する船では,規則の要求する箇所のマ

ンホールの材料は,船級協会が要求する規定材料を用いる。

表 2−マンホールの材料

部品番号

部品名称

材料

1

カバー

JIS G 3101

の SS400 又は JIS G 3106 の SM400

2

コーミング又は座金

JIS G 3101

の SS400 又は JIS G 3106 の SM400

3

ガスケット

耐油性ゴム,耐老化性ゴム又は相当品

4

六角ボルト又は片ねじボルト

棒鋼又は JIS G 4303 の SUS304

5

六角ナット

棒鋼,黄銅棒又は JIS G 4303 の SUS304

7

外観検査

外観検査は,目視によって行い,箇条 の規定に適合しなければならない。

8

製品の呼び方

マンホールの呼び方は,規格名称及び種類による(

例 参照)。ただし,規格名称の代わりに規格番号を


3

F 2304

:2015

用いてもよい(

例 参照)。

例 1  船用マンホール A 形 4535

例 2  JIS F 2304 A 4535

9

表示

マンホールには,次の事項を表示する。

なお,追加する場合の表示事項は,注文者の指定による。

a)

種類

b)

製造業者名又はその略号


4

F 2304

:2015

単位  mm

単位  mm

呼び

コーミング

カバー

ボルト数

参考

L B L

1

B

1

L

2

d)

B

2

d)

L

3

B

3

計算質量

kg

4

535 450 350 480 380 550 450 620 520

20

52.9

5

040 500 400 530 430 600 500 670 570

22

60.5

6

040 600 400 630 430 700 500 770 570

24

69.5

6

045 600 450 630 480 700 500 770 620

24

73.1

a)

寸法は,取付場所に応じ受渡当事者間の協議によって変更してもよい。

b)

寸法は,取付場所に応じ受渡当事者間の協議によって変更してもよい。また,船級協会規則を適用する船で

は,寸法は船級協会規則による。

c)

寸法は,取付場所に応じ受渡当事者間の協議によって変更してもよい。ただし,この寸法を変更する場合は,

d)

の寸法も変更する。また,船級協会規則を適用する船では,寸法は船級協会規則による。

d)

c)

の寸法を変更する場合は,この寸法も変更する。

e)

寸法は,取付場所に応じて変更してもよい。

図 1形のマンホール


5

F 2304

:2015

単位  mm

単位  mm

呼び

コーミング

カバー

g)

ボルト数

参考

L B L

1

B

1

L

2

d)

B

2

d)

L

3

B

3

計算質量

kg

6

050 600 500 630 530 710 610 780 680

26

114

6

060 600 600 630 630 710 710 780 780

28

127

a)

寸法は,取付場所に応じ受渡当事者間の協議によって変更してもよい。

b)

寸法は,取付場所に応じ受渡当事者間の協議によって変更してもよい。また,船級協会規則を適用する船で

は,寸法は船級協会規則による。

c)

寸法は,取付場所に応じ受渡当事者間の協議によって変更してもよい。ただし,この寸法を変更する場合は,

d)

の寸法も変更する。また,船級協会規則を適用する船では,寸法は船級協会規則による。

d)

c)

の寸法を変更する場合は,この寸法も変更する。

e)

寸法は,取付場所に応じて変更してもよい。

f)

ヒンジは,JIS F 2321 

附属書 の B-2 形  呼び 16 による。また,ヒンジのコーミングへの取付要領は受渡

当事者間の協議によって変更してもよい。

g)

形状は角形としてもよい。

図 2AH 形のマンホール


6

F 2304

:2015

単位  mm

単位  mm

呼び

座金

カバー

ボルト数

参考

L B L

1

B

1

L

2

B

2

L

3

B

3

計算質量

kg

4

535 450 350 480 380 550 450 620 520

20

42.8

5

040 500 400 530 430 600 500 670 570

22

49.1

6

040 600 400 630 430 700 500 770 570

24

56.6

6

045 600 450 630 430 700 500 770 620

24

59.6

a)

寸法は,取付場所に応じ受渡当事者間の協議によって変更してもよい。また,船級協会規則を適用する船で
は,寸法は船級協会規則による。

b)

寸法は,取付場所に応じて変更してもよい。

図 3形のマンホール


7

F 2304

:2015

単位  mm

単位  mm

呼び

カバー

ボルト数

参考

L B L

1

B

1

L

2

B

2

L

3

B

3

計算質量

kg

4

535 450 350 580 480 510 410 570 470

20

56.3

5

040 500 400 630 530 560 460 620 520

22

64.9

6

040 600 400 730 530 660 460 720 520

24

75.3

6

045 600 450 730 580 660 510 720 570

24

79.1

a)

寸法は,取付場所に応じ受渡当事者間の協議によって変更してもよい。また,船級協会規則を適用する船で

は,寸法は船級協会規則による。

b)

寸法は,取付場所に応じて変更してもよい。

図 4形のマンホール