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日本工業規格

JIS

 F

2103

-1995

船用一般ダビット

Ships’ davits for general use

1.

適用範囲  この規格は,船のドラム缶,スエズサーチライト,オイルホース,食料,船側はしごなど

のつり揚げに用いる使用荷重 5∼20kN の一般ダビット(以下,ダビットという。

)について規定する。

備考  この規格の引用規格を次に示す。

JIS B 1180

  六角ボルト

JIS B 2801

  シャックル

JIS F 3906

  船用鎖ひも

JIS F 3907

  船用鎖ひも S 形環

JIS F 3908

  船用鎖ひもアイプレート

JIS G 3101

  一般構造用圧延鋼材

JIS G 3454

  圧力配管用炭素鋼鋼管

JIS G 4051

  機械構造用炭素鋼鋼材

JIS G 4303

  ステンレス鋼棒

JIS H 3250

  銅及び銅合金棒

JIS H 5111

  青銅鋳物

2.

構造,形状及び寸法  ダビットの構造,形状及び寸法は,付図 1のとおりとする。

3.

材料  ダビットの材料は,次の表 のとおりとする。


2

F 2103-1995

表 1

部品番号

部品名称

材料

1

本体

JIS G 3101

の SS 400

2

基部金物

JIS G 4051

の S 25 C

3

アイプレート

4

当て板

5

ガイ用アイ

6

スタンド

7

ソケット

JIS G 3101

の SS 400

8

鋼板

9

ローラ

JIS H 5111

の BC 6 又は JIS H 3250 の C 3771 BD

10

ローラピン

JIS G 4303

の SUS 304

11

回り止め

鋼板

12

六角ボルト

黄銅棒

13

アイプレート

JIS G 3101

の SS 400

14

ストッパーピン

JIS G 4303

の SUS 304

15

鎖ひも

黄銅線又は亜鉛めっき鉄線

16 S

形環

黄銅線又は亜鉛めっき鉄線

17

鎖ひもアイプレート

鋼板

18

クリート

鋼板及び JIS G 3454 の STPG 370

19

グリースニップル

黄銅

備考1.  スタンドには,JIS G 3454の STPG 370又はこれと同等以上の強度を有する鋼管を

使用してもよい。

2.

クリートには,亜鉛めっきを施す。

3.

材料は,主管庁・船級協会による要求がある場合にはこれに従う。

4.

試験及び検査

4.1

外観検査  ダビットの外観は欠点がなく,確実な溶接が施され,本体及びローラの回転が円滑で,

できるだけひずみのないものとする。

4.2

その他の検査  主管庁又は船級協会の要求がある場合には,これに従って試験及び検査を行う。

5.

製品の呼び方  ダビットの呼び方は,規格の名称及び呼びによる。ただし,規格の名称の代わりに規

格番号を用いてもよい。

6.

表示  本体又はスタンドの見やすい位置に使用荷重を表示する。

例  S. W. L. 5kN, S. W. L. 10kN


3

F 2103-1995

付図 1

単位 mm

本体

当て板

基部金物

使用荷重

参考

呼び

a

1

a

2

b

1

b

2

H

L

t

1

t

2

C

D

1

d

1

h

1

(kN)

計算質量

(kg)

  5-3011

110

85

90

80

3 000

1 100

12

8

80

147

120

100

5

179

5-3015

130

1

500

14

 167

 198

 5-3020

140  100  100

90

2 000

16

10

90

177

140

120

277

10-3011

1

100

10

252

10-3015 160

    1

500

19

12

197

287

10-3020 190

130

125

110    2

000

  115

237

175

130

376

15-3015

1

500

15

354

15-3020 200

140

150

120    2

000

  140

257

190

150

464

15-4015

190

130

125

110

4 000

1 500

115

237

175

130

387

15-4020 200

140

150

120    2

000

  140

257

190

150

501

20-3015

3

000

1

500

       20

439

20-3020 230

165

170

140    2

000

  160

297

230

180

569

20-4015

200

140

150

120

4 000

1 500

140

257

190

150

483

20-4020 230

165

170

140    2

000

  160

297

230

180

611


4

F 2103-1995

付図 2

単位 mm

アイプレート

ガイ用アイ

参考

参考

呼び

b

3

f

1

h

2

l

1

t

3

R

1

組合せ可能シャックル

d

2

l

2

l

3

R

2

組合せ可能シャックル

 5-3011

25  7  35

80  14  28

SC

14

∼18 16

85

55

25

SC

14

∼18

5-3015

SD

12

∼20

 SD

12

∼20

5-3020

10-3011

30 10 40

100 19 35

SC

16

∼22

10-3015

SD

14

∼24

10-3020

15-3015  35  45

110  40

SC

18

∼24

15-3020

SD

14

∼26

15-4015

15-4020

 20-3015

40

50

130  22  48

SC 22

∼28 19

120

80

40

SC

16

∼30

20-3020

SD

16

∼30

 SD

14

∼30

20-4015

20-4020

備考  組合せ可能シャックルは,JIS B 2801 によるものを示す。


5

F 2103-1995

付図 3

単位 mm

スタンド

ソケット

呼び

D

2

D

3

f

2

h

3

t

4

d

3

h

4

t

5

 5-3011

 265 150  6  60  8 123 100 12

 5-3015

170

 5-3020

315 180  10  80  12  143 120  16

 10-3011

 10-3015

200

 10-3020

355 240  12 100  14  178 130  18

 15-3015

 15-3020

405 260

 120

  193 150

 15-4015

355 240

 100

  178 130

 15-4020

405 260

 120

  193 150

 20-3015

 20-3020

455 300  14 130  16  233 180  22

 20-4015

405 260  12 120  14  193 150  18

 20-4020

455 300  14 130  16  233 180  22

備考1.  ソケットには,本体のはね上がり防止金物を取り付けてもよい。

2.

スタンドに鋼管を使用する場合は,外径を上表に近い寸法に,また,
その厚さを 9mm 以上の適当な寸法に変えても差し支えない。

3.

⑲グリースニップルは,手入穴方向に向ける。


6

F 2103-1995

付図 4

備考  六角ボルトは,JIS B 1180 の規定による。


7

F 2103-1995

付図 5

単位 mm

呼び

D

4

l

6

d

4

d

5

 5-3011

200 45  16  20

 5-3015

210

 5-3020

240 50  19  23

 10-3011

16

20

 10-3015

260

 10-3020

290   19 23

 15-3015

16

20

 15-3020

320 60  19  23

 15-4015

290 50

 15-4020

320 60  22  26

 20-3015

16

20

 20-3020

370 70  19  23

 20-4015

320 60

 20-4020

370 70  22  26

備考1.  鎖ひもは,JIS F 3906の規定による。

2.

鎖ひも S 形環は,JIS F 3907 の規定による。

3.

鎖ひもアイプレートは,JIS F 3908 の A 形による。

4.

ストッパー用ホールは,格納状態を考慮し,その位置を

決定する。