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日本工業規格

JIS

 F

0507

-1992

小形船の鋼管使用基準

Small ships

−Steel pipes−Application

1.

適用範囲  この規格は,小形船の一般的な配管に使用する鋼管(以下,鋼管という。)の使用基準につ

いて規定する。

備考  この規格の引用規格を,次に示す。

      JIS G 3452  配管用炭素鋼鋼管

      JIS G 3454  圧力配管用炭素鋼鋼管

      JIS G 3455  高圧配管用炭素鋼鋼管

      JIS G 3457  配管用アーク溶接炭素鋼鋼管

2.

使用基準  鋼管の使用基準は,表 1のとおりとする。


2

F 0507-1992

表 1  船体関係(その 1

単位 mm

厚さ

ビルジ管

バラスト管

空気抜管及び測深管

呼び径  外径

一般

貨 物 油 タ ン ク
以 外 (

1

)

の タ ン

ク を 貫 通 す る
場合

一般

貨 物 油 タ ン ク
以 外 (

1

)

の タ ン

ク を 貫 通 す る
場合

船 体 付 タ ン ク
又 は コ ッ フ ア

ダ ム 用 空 気 抜
き 管 及 び 測 深
管の場合

貨 物 油 タ ン ク
以 外 (

1

)

の タ ン

ク を 貫 通 す る
場合

15A 21.7

20A 27.2

25A 34.0

32A 42.7

− 4.5*

40A 48.6

3.5

− 3.5 − 4.5*

50A 60.5

3.8

− 3.8 − 4.9*

65A 76.3

4.2

6.0*

4.2

6.0*

4.2

6.0*

80A 89.1

4.2

7.6

4.2

7.6

4.2

7.6

100A 114.3

4.5

8.6

4.5

8.6

4.5

8.6

125A 139.8

4.5

8.1*

4.5

8.1*

4.5

8.1*

150A 165.2

5.0

9.3*

5.0

9.3*

5.0

9.3*

200A 216.3

5.8

10.3*

5.8

10.3*

5.8

10.3*

材料

JIS G 3452

SGP-E

又 は

SGP-B

JIS G 3454

STPG370-E

(ス

ケジュール 60*
∼80)

JIS G 3452

SGP-E

又 は

SGP-B

JIS G 3454

STPG370-E

(ス

ケジュール 60*
∼80)

JIS G 3452

SGP-E

, SGP-B

又は

JIS G 3454

STPG370-E

(ス

ケ ジ ュ ー ル

60*

JIS G 3454

STPG370-E

(ス

ケジュール 60*
∼80)

(

1

)

貨物油タンクを貫通する場合には,各国の船級協会の規則に従うこと。

*

スケジュール 60 を示すが,スケジュール 80 を使用してもよい。

備考1.  管径は,法規及び船級協会規則による。

2.

材料記号の後の “-E” は電気抵抗溶接によって製造する鋼管, “-B” は鍛接によって製造する鋼管を示す。


3

F 0507-1992

表 2  船体関係(その 2

単位 mm

厚さ

呼び径  外径

雑用蒸気/排気

0.98MPa

以下

燃 料 タ ン ク 加
熱 管 及 び ド レ
ン管

(タンク内)

清水,温水,海
水,消防管など

0.98MPa

以下

伝声管

暴露部電線管

15A

21.7

2.8 2.8 2.8

20A

27.2

2.8 2.9 2.8

25A

34.0

3.2 3.4 3.2 3.2

32A

42.7

3.5 3.6 3.5 3.5

40A

48.6

3.5 3.7 3.5 3.5 3.5

50A 60.5

−  3.9 3.8 3.8 3.8

65A 76.3

− 4.2 − 4.2

80A 89.1

− 4.2 − 4.2

100A 114.3

− 4.5 − 4.5

125A 139.8

− 4.5 − 4.5

150A 165.2

− 5.0

200A 216.3

− 5.8

材料

JIS G 3452

SGP-E

又 は

SGP-B

JIS G 3454

STPG370-S

(ス

ケジュール 40)

JIS G 3452

SGP-E

又 は

SGP-B

JIS G 3452

SGP-E

又 は

SGP-B

JIS G 3452

SGP-E

又 は

SGP-B

備考1.  材料記号の後の “-E” は電気抵抗溶接によって製造する鋼管, “-S” は継ぎ目なく製造する

鋼管, “-B” は鍛接によって製造する鋼管を示す。


4

F 0507-1992

表 3  船体関係(その 3

単位 mm

厚さ

排水,衛生管(国際航海に従事しない船舶及び長さ 24m 未満の船舶には適用しない。

貨物倉を貫通する場合(

2

)

呼び径  外径

一般

バ ラ ス ト タ
ン ク を 貫 通

する場合

保護あり

保護なし

暴 露 甲 板 上
から導かれ,

貨 物 油 タ ン
ク を 貫 通 す
る場合

外 板 を 貫 通
するが,自動

逆 止 弁 を 省
略する場合

外 板 を 貫 通
し,自動逆止

弁 を 要 求 さ
れる場合

15A 21.7

20A 27.2

25A 34.0

32A 42.7

4.5*

4.5*

4.9*

6.4

6.4

− 4.5*

40A 48.6

4.5*

4.5*

5.1

7.1

7.1

− 4.5*

50A 60.5

4.9*

4.9*

5.5

8.7

8.7

− 4.9*

65A 76.3

4.2

4.2

7.0

9.5

9.5

7.0

4.2

80A

89.1

4.2  4.2  7.6 11.1 11.1  7.6  4.2

100A

114.3

4.5  4.5  8.6 13.5 13.5  8.6  4.5

125A

139.8

4.5  4.5  9.5 15.9 15.9  9.5  4.5

150A 165.2

5.0

5.0

11.0

18.2

18.2

11.0

5.0

200A 216.3

5.8

5.8

12.7

23.0

23.0

12.7

5.8

材料

JIS G 3454

STPG370-E

( ス ケ ジ ュ
ール 60*)又
は JIS G 3452

の SGP-E 又
は SGP-B

JIS G 3454

STPG370-E

( ス ケ ジ ュ
ール 60*)又
は JIS G 3452

の SGP-E 又
は SGP-B

JIS G 3454

STPG370-E

( ス ケ ジ ュ
ー ル 60* ∼

80

JIS G 3455

STS370-S

(ス

ケ ジ ュ ー ル

160

JIS G 3455

STS370-S

(ス

ケ ジ ュ ー ル

160

JIS G 3454

STPG370-E

( ス ケ ジ ュ
ール 80)

JIS G 3454

STPG370-E

( ス ケ ジ ュ
ール 60*)又
は JIS G 3452

の SGP-E 又
は SGP-B

(

2

)

管の厚さは,当該管の貫通する部分の外板の厚さを超える必要はない。

*

スケジュール 60 を示すが,スケジュール 80 を使用してもよい。

備考1.  管径は,法規及び船級協会規則による。

2.

材料記号の後の “-E” は電気抵抗溶接によって製造する鋼管, “-S” は継ぎ目なく製造する鋼管, “-B” は鍜
接によって製造する鋼管を示す。


5

F 0507-1992

表 4  機関関係(その 1

単位 mm

厚さ

圧縮空気管

呼び径  外径

0.98MPa

以下 0.98MPa を超え

2.94MPa(

3

)

以下

最高使用圧力

0.98MPa

以下の

飽和蒸気管,ド

レン管

ボ イ ラ の 給 水
管 噴 燃 ポ ン プ
の送油管,最高

使

0.98MPa

を超え

る ボ イ ラ の ブ

ローオフ管,ボ
イラ循環水管

最高使用圧力

0.98MPa

以下の

冷却清水管,消

防管,バラスト
管,ビルジ管,
サニタリ管,清

水 管 , 飲 料 水
管,給水管

最高使用圧力

0.98MPa

以下の

燃料移送管,燃

料供給管,燃料
ドレン管,潤滑
油移送管,潤滑

油ドレン管,ミ
スト管

15A 21.7

2.8

2.8

2.8

2.8

2.8

2.8

20A 27.2

2.8

2.9

2.8

2.9

2.8

2.8

25A 34.0

3.2

3.4

3.2

3.4

3.2

3.2

32A 42.7

3.5

3.6

3.5

3.6

3.5

3.5

40A 48.6

3.5

3.7

3.5

3.7

3.5

3.5

50A 60.5

3.8

3.9

3.8

3.9

3.8

3.8

65A 76.3

4.2

5.2

4.2

5.2

4.2

4.2

80A 89.1

4.2

5.5

4.2

5.5

4.2

4.2

100A 114.3

4.5

6.0

4.5

6.0

4.5

4.5

125A 139.8

4.5

6.6

4.5

− 4.5 4.5

150A 165.2

5.0

7.1

5.0

− 5.0 5.0

200A 216.3

− 5.8 5.8

250A 267.4

− 6.6

300A 318.5

− 6.9

材料

JIS G 3452

SGP-E

又 は

SGP-B

JIS G 3454

STPG370-S

(ス

ケジュール 40)

JIS G 3452

SGP-E

又 は

SGP-B

JIS G 3454

STPG370-S

(ス

ケジュール 40)

JIS G 3452

SGP-E

又 は

SGP-B

JIS G 3452

SGP-E

又 は

SGP-B

(

3

) 1.60MPa

を超える管は,各国の船級協会の材料検査が要求される。

備考  材料記号の後の “-E” は電気抵抗溶接によって製造する鋼管, “-S” は継ぎ目なく製造する鋼管, “-B” は鍛

接によって製造する鋼管を示す。


6

F 0507-1992

表 5  機関関係(その 2

単位 mm

厚さ

呼び径

外径

最 高 使 用 圧 力

0.98MPa

以下のタ

ンク加熱蒸気管

最 高 使 用 圧 力

0.98MPa

以下の油

圧管

排ガス管(

4

)

15A

21.7

2.8 2.8 2.8

20A

27.2

2.9 2.8 2.8

25A

34.0

3.4 3.2 3.2

32A

42.7

3.6 3.5 3.5

40A

48.6

3.7 3.5 3.5

50A

60.5

3.9 3.8 3.8

65A 76.3

− 4.2 4.2 −

80A 89.1

− 4.2 4.2 −

100A 114.3

− 4.5 4.5 −

125A 139.8

− 4.5 4.5 −

150A 156.2

− 5.0 5.0 −

200A 216.3

− 5.8 5.8 −

250A 267.4

− 6.6 −

300A 318.5

− 6.9 −

350A 355.6

− 7.9 6.0

400A 406.4

− 7.9 6.0

450A 457.2

− 7.9 6.0

500A 508.0

− 7.9 6.0

550A 558.8

− 6.0

600A 609.6

− 6.0

650A 660.4

− 6.0

700A 711.2

− 6.0

750A 762.0

− 6.4

800A 812.8

− 6.4

材料

JIS G 3454

STPG370-S

(スケ

ジュール 40)

JIS G 3452

SGP-E

又は SGP-B

JIS G 3452

SGP-E

又は SGP-B

JIS G 3457

STPY400

(

4

)

排ガス管に,鋼板を溶接したものを使用する場合の鋼板の厚さは,4.5∼7.0mm とする。

備考  材料記号の後の “-E” は電気抵抗溶接によって製造する鋼管, “-S” は継ぎ目なく製造

する鋼管, “-B” は鍛接によって製造する鋼管を示す。