>サイトトップへ >このカテゴリの一覧へ

F 0417

:2006

(1)

まえがき

この規格は,工業標準化法第 14 条によって準用する第 12 条第 1 項の規定に基づき,財団法人日本船舶

標準協会(JMSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調

査会の審議を経て,国土交通大臣が改正した日本工業規格である。

これによって,JIS F 0417:1997 は改正され,また,JIS F 0418:2001 は廃止・統合され,この規格に置き

換えられる。

この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に

抵触する可能性があることに注意を喚起する。国土交通大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許

権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に係る確認について,責任は

もたない。


F 0417

:2006

(2)

目  次

ページ

1.

  適用範囲

1

2.

  引用規格

1

3.

  警報の分類

1

4.

  定義

1

5.

  適用基準

2

6.

  警報・表示の区分,原因及び表示

2


日本工業規格

JIS

 F

0417

:2006

船内警報及び表示装置適用基準

Shipbuilding

Alarms and indicatiors

Application

1.

適用範囲  この規格は,船内における警報及び表示器のうち,重要な制御場所に装備する警報・表示

の区分,原因,装置名称,時期,可視・可聴信号器及び表示器の適用基準について規定する。ただし,高

速船,海洋移動掘削ユニットなどの特殊船には適用しない。

2.

引用規格  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す

る。この引用規格は,その最新版(追補を含む)を適用する。

IMO(

1

)

決議 A.830(19) (1995 年 11 月 23 日採択) CODE ON ALARMS AND INDICATORS

注(

1

)

International

Maritime Organization

(国際海事機関)の略称。

3.

警報の分類  船内における警報の分類は,次による。

a)

船体関連警報  船体部装置及び機器類に関連する警報。

b)

機関関連警報  機関部装置及び機器類に関連する警報。

c)

荷役装置関連警報  荷役装置及び貨物に関連する警報。

d)

航海装置関連警報  航海装置及び機器類に関連する警報。

e)

通信機器関連警報  船内通信装置及び機器類に関連する警報。

4.

定義  この規格で用いる主な用語の定義は,次による。

a)

非常警報  (Emergency alarms)  人命又は自船の船体にとって差し迫った危険が存在し,直ちに行動を

とらなければならない警報。

b)

プライマリ警報  (Primary alarms)  非常状態を防ぐために素早い対応が必要であることを示す警報。

c)

セカンダリ警報  (Secondary alarms)  非常警報及びプライマリ警報に含まれない,その他の警報。

d)

指示器・指示計  (Indicator)  装置又は機器の状態に関して可視表示にて情報を与えるもの。

e)

IBC (International Code for the Construction and Equipment of Ships Carrying Dangerous Chemicals in Bulk) 

危険化学薬品のばら積み運送のための船舶の構造及び設備に関する国際規則。

f)

BCH (Code for the Construction and Equipment of Ships Carrying Dangerous Chemicals in Bulk)

    危険化学

薬品のばら積み運送のための船舶の構造及び設備に関する規則。

g)  IGC (International Code for the Construction and Equipment of Ships Carrying Liquefied Gases in Bulk)

  液

体ガスのばら積み運送のための船舶の構造及び設備に関する国際規則。

h)  GC (Code for the Construction and Equipment of Ships Carrying Liquefied Gases in Bulk)

  液体ガスのばら

積み運送のための船舶の構造及び設備に関する規則。


2

F 0417

:2006

5.

適用基準  船内警報及び表示装置の適用基準は,主要な船内制御場所に装備する可視・可聴信号器及

び指示器・指示計の装備場所,警報の分類,警報・表示区分(非常警報,プライマリ警報,セカンダリ警報

の区分),装置名称又は警報の原因などによって

,表 1に示す。

6.

警報・表示の区分,原因及び表示  各警報・表示の区分,原因,監視場所,表示及び時期は,表 17

による。

  なお,この基準の適用においては,該当する船種,適用される船級,適用される自動化等級,積載され

る危険貨物の種類などを勘案のうえ,決定しなければならない。

表 1  船内全域に装備する警報及び表示装置

適用基準

警 報 ・ 表
示の区分

装置名称

警報・表示の原因

可視・可聴の別又
は指示計の要否

個別・代表
表示の別

警報の

時期

備考

[船体関連警報・表示]

全船非常警報装置

乗員の非常招集

可聴

常時

火災の確認

非常

警報

火災警報装置

火災検知信号の規定時

間内未確認

可聴

常時

[荷役装置関連警報・表示]

貨物倉及び荷役関連設
備区画の火災の確認

非常

警報

火災警報装置(

2

)

火災検知信号の規定時
間内未確認(

3

)

可聴

常時

注(

2

)

  船体関連の火災検知装置とは,別途に装備される場合について示す。

(

3

)

  ロールオン-ロールオフ貨物区域の火災警報装置の場合について示す。


3

F 0417

:2006

表 2  船橋主操だ(舵)場所に装備する警報及び表示装置

適用基準

警 報 ・ 表
示の区分

装置名称

警報・表示の原因

可視・可聴の別又
は指示計の要否

個別・代表
表示の別

警報の

時期

備考

[船体関連警報・表示]

かじ取機パワーユニッ

トの電源喪失

かじ取機装置の作動油
タンクの低油面

かじ取機装置の過負荷

かじ取機装置の電源の
欠相

かじ取機制御装置の 
電源喪失

かじ取機警報装置

かじ取機装置の

ハイドロロック

可視・可聴

個別

航海中

だ(舵)角計

指示計

個別

表示

かじ取機運転

可視

個別

表示

 (

)

スラスタ翼角

指示計

個別


4

F 0417

:2006

表 2  船橋主操だ(舵)場所に装備する警報及び表示装置 (続き)

適用基準

警 報 ・ 表
示の区分

装置名称

警報・表示の原因

可視・可聴の別又
は指示計の要否

個別・代表
表示の別

警報の

時期

備考

[機関関連警報・表示]

構成機器の故障

可視・可聴

代表

主電源の喪失

可視・可聴

代表

主推進機関自動危急停

主機関自動停止事前警
報(

4

)

主機関自動減速事前警
報(

4

)

主機関遠隔始動失敗

危険回転数領域停滞

主推進機関遠隔制御
装置

自動停止

可視・可聴 

個別

航海中

船橋遠隔操縦中に
作動

当直航海士が行動又は
注意を必要とする機関

部故障

可視・可聴

代表

機関部警報装置の主電

源喪失

可視・可聴

代表

常時(

5

)

機関室無人化運転
中に作動

機関部警報装置 
及び

延長警報装置

主推進機関始動空気圧

低下

可視・可聴

個別

航海中

船橋での主機の始

動を行う場合に適

高水位

機関室ビルジ警報装

ビルジポンプ長時間運

可視・可聴

代表

常時

機関室無人化運転

中に作動

主推進機関自動危急停
止オーバーライド

主推進機関自動減速オ
ーバーライド

主推進機関遠隔制御
装置

プログラム制御装置及
びそのバイパス装置の

作動状態

可視

個別

船橋遠隔操縦船に
適用

主 軸 回転 計( 主軸 回
転 方 向 含 む ) 又 は

CPP

翼角指示計

指示計

個別

表 

エンジンテレグラフ

可視

個別

表示

 (

)

主推進機関制御場所
又は CPP 制御場所

可視

個別

 

船橋遠隔操縦船に
適用

注(

4

)

  船橋操縦装置が装備されている船舶に適用。

  (

5

)

  必要に応じて警報を休止できる。


5

F 0417

:2006

表 2  船橋主操だ(舵)場所に装備する警報及び表示装置 (続き)

適用基準

警 報 ・ 表
示の区分

装置名称

警報・表示の原因

可視・可聴の別又
は指示計の要否

個別・代表
表示の別

警報の

時期

備考

[航海装置関連警報・表示]

オフヘッディング

自動操だ(舵)装置

電圧降下又は電源喪失

可視・可聴

個別

航海中

変針点の接近

クロストラック

トラックコントロー
ルシステム(TCS)

電圧降下又は電源喪失

可視・可聴

個別

航海中

レーダ

電圧降下又は電源喪失 可視・可聴

個別

航海中

TCPA

CPA

ARPA

ターゲットロス

可視・可聴

個別

航海中

GPS

装置の故障

可視・可聴

個別

航海中

装置の故障

電源喪失

ジャイロコンパス

方位偏差過大

可視・可聴

個別

航海中

スピードログ

装置の故障

可視・可聴

個別

航海中

浅海警報

音響測深機

電圧降下又は電源喪失

可視・可聴

個別

航海中

ECDIS

装置の故障

可視・可聴

個別

航海中

( 例
)

AIS

装置の故障

可視・可聴

個別

航海中

[通信装置関連警報・表示]

警報

エンジンテレグラフ 無電圧

可視・可聴

個別

常時

表示

 (

)

自動電話機

電話呼出し

可視

個別


6

F 0417

:2006

表 3.1  船橋主操だ(舵)場所以外の船橋内に装備する警報及び表示装置

適用基準

警 報 ・ 表
示の区分

装置名称

警報・表示の原因

可視・可聴の別又
は指示計の要否

個別・代表
表示の別

警報の

時期

備考

[船体関連警報・表示]

全船非常警報装置

乗員の非常招集

可聴

常時

火災の確認

可視・可聴

個別

非常

警報

火災警報装置

火災検知信号の規定時
間内未確認

可視・可聴

代表

常時

作動油タンクの低液面

作動油圧力・作動ガス
圧力の低下,蓄圧喪失

動力水密滑り戸

閉鎖警報装置

作動電源喪失

可視・可聴

個別

常時

RO-RO

区 画 の 開 口

部ドア

不完全閉鎖状態

可視・可聴

代表

常時

ビルジ警報装置

高水位

可視・可聴

代表

常時

浸水警報

高水位

可視・可聴

個別

常時    貨物倉・船首区画部

など。

漏水検知装置(

6

)

漏水検知

可視・(可聴)

個別

常時

テ レ ビ 監 視 装 置 な
ども含む。

火災の検知

装置の故障

火災検知警報装置

主電源喪失

可視・可聴

個別

常時

自動スプリンクラ警
報 装 置( 火災 検知 及
び火災警報を内蔵す

るもの)

スプリンクラの作動

可視・可聴

個別

常時

煙探知警報

可視・可聴 
指示計

試料抽出式煙探知装

主電源喪失

可視・可聴

個別

常時

当直航海士の異常

操だ(舵)室当直者(パ

ーソナル)警報装置

警報装置の異常

可視・可聴

個別

航海中  一 人 当 直 が 可 能 な

船には,船長室など
へ の 警 報 転 送 が 要
求される。

エレベータ警報装置  救助の要請

可視・可聴

個別

常時

警報

( 例 
)

糧食冷蔵庫救助警報
装置

救助の要請

可視・可聴

個別

常時

げん(舷)用水密戸

開閉装置

開閉位置

可視

個別

推奨色    赤:不完全

閉      緑:完全閉

表示

水密戸開閉装置

開閉位置

可視

個別

推奨色    赤:不完全

閉      緑:完全閉

注(

6

)

  RO-RO 貨物区域又は特殊分類区域をもつ旅客船。


7

F 0417

:2006

表 3.1  船橋主操だ(舵)場所以外の船橋内に装備する警報及び表示装置 (続き)

適用基準

警 報 ・ 表
示の区分

装置名称

警報・表示の原因

可視・可聴の別又
は指示計の要否

個別・代表
表示の別

警報の

時期

備考

特殊分類区域(

7

)

の要

求される通風装置

通風量の喪失又は減少 可視

個別

防火戸装置

開閉位置

可視

個別

表 

( 例
)

フィンスタビライザ
ー装置

ウイングの位置

可視

個別

機関関連警報・表示

非常

警報

固定式ガス消火装置  消火剤の放出

可視・可聴

個別

常時

自動又は遠隔制御さ

れている機関区域の
火災検知装置

火災の検知

可視・可聴

個別

常時

荷役装置関連警報・表示

貨物倉及び荷役関連設
備区画の火災の検知

装置の故障

火災検知警報装置(

8

)

主電源喪失

可視・可聴

個別

常時

タンク内圧力の異常

貨物温度の異常

装置の異常

貨物監視装置

主電源喪失

可視

代表

航海中  液化ガスばら積船及

び危険化学品ばら積
船については

表 3.2

を参照。

警報

 (

)

冷凍コンテナ監視装

冷凍コンテナの異常

可視・可聴

個別

常時

荷役制御場所でもよ
い。

イナートガス主管内
圧力検出装置

検知圧力

指示計

個別

逆流防止装置の下流
側に装備する。

表 

( 例
)

イナートガス圧力検
出装置

検知圧力

指示計

個別

兼用船のスロップタ
ンク内に装備する。

注(

7

)

  RO-RO 貨物区域又は特殊分類区域をもつ船舶。

(

8

)

  船体関連の火災検知装置とは,別途に装備される場合について示す。監視場所は,火災制御場所でもよい。


8

F 0417

:2006

表 3.1  船橋主操だ(舵)場所以外の船橋内に装備する警報及び表示装置 (続き)

適用基準

警 報 ・ 表
示の区分

装置名称

警報・表示の原因

可視・可聴の別又
は指示計の要否

個別・代表
表示の別

警報の

時期

備考

[航海装置関連警報・表示]

警報

 (

)

航海灯表示器

断線

可視・可聴

個別

航海中

[通信装置関連警報・表示]

自動電話機

受話器外れ

可視・可聴

個別

常時

警報

 (

)

船内 LAN システム 装置の故障

可視・可聴

個別

常時


9

F 0417

:2006

表 3.2  船橋主操だ(舵)場所以外の船橋内に装備する警報及び表示装置

液化ガスばら積船及び危険化学品ばら積船)

適用基準

警 報 ・ 表
示の区分

装置名称

警報・表示の原因

可視・可聴の別又
は指示計の要否

個別・代表
表示の別

警報の

時期

備考

[荷役装置関連警報・表示]

(液化ガスばら積船及び危険化学品ばら積船)

貨物高温/低温及び熱交換媒
体の高温

可視・可聴

代表

常時    IBC,BCH に規定さ

れた貨物(硝酸アン
モニウム水溶液)

タンク内高温

可視・可聴

指示計

代表

常時    IBC,BCH に規定さ

れた貨物[過酸化水
素溶液(8%∼70%)]

空所における酸素濃度異常 可視・可聴

指示計

代表

常時    IBC,BCH に規定さ

れた貨物[過酸化水
素溶液(8%∼70%)]

冷却装置温度制御異常

(可視・可聴) 

代表

常時    IBC,BCH に規定さ

れた貨物(酸化プロ
ピレン)

タンク高液位

可視・可聴

代表

常時

タンクオーバーフロー液位 可視・可聴

代表

常時

タンク内高圧及び低圧

可視・可聴

代表

常時    IGC,GC に規定され

た高/低圧警報

船体又は絶縁材温度異常

可視・(可聴)

指示計

代表

常時    IGC,GC に規定

圧縮機出口にて貨物高圧又
は高温

可視・可聴

代表

常時    IGC,GC に規定され

た貨物(メチルアセ
チ レ ン と プ ロ パ ジ
エンとの混合物)

貨物倉高圧

可視・

(可聴)

代表

常時    IGC,GC に規定され

た貨物(塩素)

貨物倉機動通風故障

(可視・可聴)

代表

常時    IBC,BCH に規定

貨物倉のイナートガス圧力
低下

可視・可聴

代表

常時    IBC に規定

ベント装置内に流入する液
体貨物の検知

(可視・可聴)

代表

常時    IGC,GC に規定

貨物倉の過負圧防止異常

(可視・可聴)

代表

常時    IGC,GC に規定

貨物監視装置

イナートガス圧力異常

(可視・可聴)

代表

常時    IGC,GC に規定

ガス検知

可視・可聴

代表

常時    IGC,GC に規定

可燃性ガス検知

可視・可聴

代表

常時    IGC,GC に規定され

た 独 立 型 タ ン ク 以
外 の 貨 物 タ ン ク の
可燃性ガス検知

ガス検知 

可視・可聴

代表

常時    IGC,GC に規定され

た塩素濃度

ガス検知装置

塩素タンクと圧力逃し弁の
間にあるラプチャーディス
ク後のガス検知

(可視・可聴)

代表

常時    IGC,GC に規定

    備考  適用基準の括弧は,IMO 機器の中で警報形式を特定できない場合の IMO Sub-Committee の Bulk Chemicals 
          の勧告を示す。

表 4  機関制御室に装備する警報及び表示装置

警 報 ・ 表

装置名称

警報・表示の原因

適用基準

警報の

備考


10

F 0417

:2006

可視・可聴の別又
は指示計の要否

個別・代表
表示の別

[船体関連警報・表示]

火災検知警報装置

火災の検知(

9

)

可視・可聴

個別

常時

かじ取機パワーユニッ
トの電源喪失

かじ取機装置の作動油
タンクの低油面

かじ取機装置の過負荷

かじ取機装置の電源の

欠相

かじ取機警報装置

かじ取機制御装置の 
電源喪失

可視・可聴

個別

航海中

作動油タンクの低液面

作動油圧力・作動ガス
圧力の低下,蓄圧喪失

動力水密滑り戸 
閉鎖警報装置

作動電源喪失

可視・可聴

個別

常時

警報

 (

)

エレベータ警報装置

救助の要請

可視・可聴

個別

常時

表示

かじ取機運転

可視

個別

(

9

)

機関制御室への警報の表示は,機関室区画に火災検知警報装置が装備されている場合に適用する。


11

F 0417

:2006

表 4  機関制御室に装備する警報及び表示装置(続き)

適用基準

警 報 ・ 表
示の区分

装置名称

警報・表示の原因

可視・可聴の別又
は指示計の要否

個別・代表
表示の別

警報の

時期

備考

[機関関連警報・表示]

構成機器の故障

主電源の喪失

主推進機関自動危急停

主推進機関自動減速又
は減速要求,若しくは
自動負荷低減又は低減

要求

主推進機関遠隔制御
装置

主機関遠隔始動失敗

可視・可聴 

個別

航海中

当直機関士が行動又は
注意を必要とする機関

部故障

機関部警報装置 
の主電源喪失

機関部警報装置 
及び

延長警報装置

主推進機関始動空気圧
低下

可視・可聴

個別

常時(

10

)

高水位

機関室ビルジ警報装

ビルジポンプ長時間運

可視・可聴

個別

常時

主推進機関自動危急停
止オーバーライド

主推進機関遠隔制御
装置

主推進機関自動減速オ

ーバーライド

可視

個別

主 軸 回転 計( 主軸 回
転 方 向 含 む ) 又 は

CPP

翼角指示計

指示計

個別

表 

エンジンテレグラフ

可視

個別

リ表

( 例
)

主推進機関制御場所
又は CPP 制御場所

可視

個別

[荷役装置関連警報・表示]

重要な水位・流量の異

重要な温度の異常

重要な圧力の異常

重要な構成機器の故障

固定イナートガス 
装置

供給電源の異常

可視・可聴

個別

常時

(

10

)

必要に応じて警報を休止できる。


12

F 0417

:2006

表 4  機関制御室に装備する警報及び表示装置(続き)

適用基準

警 報 ・ 表
示の区分

装置名称

警報・表示の原因

可視・可聴の別又
は指示計の要否

個別・代表
表示の別

警報の

時期

備考

[通信装置関連警報・表示]

警報

 (

)

船内 LAN システム 装置の故障

可視・可聴

個別

常時

表 5.1  荷役制御場所に装備する警報及び表示装置

適用基準

警 報 ・ 表
示の区分

装置名称

警報・表示の原因

可視・可聴の別又
は指示計の要否

個別・代表
表示の別

警報の

時期

備考

[荷役装置関連警報・表示]

タンク内圧力の異常

貨物温度の異常

装置の故障

主電源喪失

可視

個別

航海中  液 化 ガ ス ば ら 積 船

及 び 危 険 化 学 品 ば
ら積船については,
表 5.2 を参照。

貨物監視装置

貨物液面の異常

可視・可聴

個別

荷役中

重要な水位・流量の異

重要な温度の異常

重要な圧力の異常

重要な構成機器の故障

固定イナートガス

装置

供給電源の異常

可視・可聴

個別

常時

荷役制御装置

装置の故障

可視・可聴

個別

常時

警報

 (

)

冷凍コンテナ監視装

冷凍コンテナの異常

可視・可聴

個別

常時

イナートガス主管内

圧力検出装置

検知圧力

可視・可聴

個別

常時

表 

( 例
)

イナートガス圧力検
出装置

検知圧力

可視・可聴

個別

常時


13

F 0417

:2006

表 5.2  荷役制御場所に装備する警報及び表示装置

液化ガスばら積船及び危険化学品ばら積船)

適用基準

警 報 ・ 表
示の区分

装置名称

警報・表示の原因

可視・可聴の別又
は指示計の要否

個別・代表
表示の別

警報の

時期

備考

[荷役装置関連警報・表示]

(液化ガスばら積船及び危険化学品ばら積船)

貨物高温/低温及び 
熱交換媒体の高温

可視・可聴

個別

常時    IBC,BCH に規定され

た貨物(硝酸アンモニ
ウム水溶液)

タンク内高温

可視・可聴

指示計

個別

常時    IBC,BCH に規定され

た貨物[過酸化水素溶
液(8%∼70%)]

空所における酸素濃度異常 可視・可聴

指示計

個別

常時   

IBC

,BCH に規定され

た貨物[過酸化水素溶
液(8%∼70%)]

冷却装置温度制御異常

(可視・可聴)

個別

常時    IBC,BCH に規定され

た貨物(酸化プロピレ
ン)

タンク高液位

可視・可聴

個別

常時

タンクオーバーフロー液位 可視・可聴

個別

常時

タンク内高圧及び低圧

可視・可聴

個別

常時    IGC,GC に規定され

た高/低圧警報

船体又は絶縁材温度異常

可視・(可聴)

指示計

個別

常時    IGC,GC に規定

圧縮機出口にて貨物高圧又
は高温

可視・可聴

個別

常時    IGC,GC に規定され

た貨物(メチルアセチ
レンとプロパジエン
との混合物)

貨物倉高圧

可視・(可聴)

個別

常時    IGC,GC に規定され

た貨物(塩素)

貨物倉機動通風故障

(可視・可聴)

個別

常時    IBC,BCH に規定

貨物倉のイナートガス圧力
低下

可視・可聴

個別

常時    IBC に規定

ベント装置内に流入する液
体貨物の検知

(可視・可聴)

個別

常時    IGC,GC に規定

貨物倉の過負圧防止異常

(可視・可聴)

個別

常時    IGC,GC に規定

貨物監視装置

イナートガス圧力異常

(可視・可聴)

個別

常時    IGC,GC に規定

ガス検知

可視・可聴

個別

常時    IGC,GC に規定

可燃性ガス検知

可視・可聴

個別

常時    IGC,GC に規定され

た独立型タンク以外
の貨物タンクの可燃
性ガス検知

ガス検知 

可視・可聴

個別

常時    IGC,GC に規定され

た塩素濃度

ガス検知装置

塩素タンクと圧力逃し弁の
間にあるラプチャーディス
ク後のガス検知

(可視・可聴)

個別

常時    IGC,GC に規定

    備考  適用基準の括弧は,IMO 機器の中で警報形式を特定できない場合の IMO Sub-Committee の Bulk Chemicals

の勧告を示す。


14

F 0417

:2006

表 6  火災制御場所に装備する警報及び表示装置

適用基準

警 報 ・ 表
示の区分

装置名称

警報・表示の原因

可視・可聴の別又
は指示計の要否

個別・代表
表示の別

警報の

時期

備考

[船体関連警報・表示]

火災の検知

火災検知警報装置

主電源喪失

可視・可聴

個別

常時

自動スプリンクラ警

報 装 置( 火災 検知 及
び火災警報を内蔵す
るもの)

スプリンクラの作動

可視・可聴

個別

常時

[荷役装置関連警報・表示]

貨物倉及び荷役関連設
備区画の火災の検知

装置の故障

火災検知警報装置(

11

)

主電源喪失

可視・可聴

個別

常時

注(

11

)

  船体関連の火災検知装置とは,別途に装備される場合について示す。監視場所は船橋でもよい。

表 7  その他の場所に装備する警報及び表示装置

適用基準

警 報 ・ 表
示の区分

装置名称

警報・表示の原因

監視・表示
場所

可 視 ・ 可 聴
の別又は指
示計の要否

個別・代
表  表示
の別

警報の

時期

備考

船体関連警報・表示

非常

警報

動力水密滑り戸 
閉鎖警報装置

滑り戸閉鎖中

滑り戸 
両側

可視・可聴 個別

常時

動力水密滑り戸 
閉鎖警報装置

作動油圧力・作動ガス
圧力の低下,蓄圧喪失

機 器 設 置
場所

可視・可聴 個別

常時


15

F 0417

:2006

表 7  その他の場所に装備する警報及び表示装置(続き)

適用基準

警 報 ・ 表
示の区分

装置名称

警報・表示の原因

監視・表示
場所

可 視 ・ 可 聴
の別又は指
示計の要否

個別・代
表   表 示
の別

警報の

時期

備考

[機関関連警報・表示]

警報

非常

固定ガス消火装置

消火剤の放出

ガ ス 放 出

区画

可視・可聴 個別

常時

当直機関士が行動又は

注意を必要とする機関
部故障

機関部警報装置

及び 
延長警報装置

機関部警報装置 
の主電源喪失

公室, 
当 直 機 関
士居室

可視・可聴 代表

常時

機関室無人化運転中

に作動。

機関士一斉呼び出し装
置の操作

機 関 士 居
住区域

可聴

常時

機関士一斉呼び出し
装置

当直機関士による延長
警報の規定時間内未確

機 関 士 居
住区域

可聴

常時

機関室無人化運転中
に作動。

デ ッ ドマ ン( パー ソ

ナル)アラーム装置

設定時間を超過

機関長室

可視・可聴 個別

常時

機関室巡回中に作動。

オプションで装備す
る場合。機関部警報装
置に含めてもよい。

警報

 (

)

デ ッ ドマ ン( パー ソ
ナル)アラーム装置

リセット要求

機関室

可聴

常時

機関室巡回中に作動。
オプションで装備す
る場合。機関部警報装

置に含めてもよい。

[荷役装置関連警報・表示]

警報

非常

固定ガス消火装置

消火剤の放出

ガ ス 放 出
区画

可聴

常時

 

関連規格    JIS F 0413  船内可聴信号器及び表示灯適用基準

            JIS F 9002  統合ブリッジシステム−設計指針