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造船用語−機関−振動,騒音,環境及び大気

汚染

JIS F 0027

:0000

(JMSA)

 

平 成 0 0 年 0 0 月 0 0 日   改 正

日本工業標準調査会 審議

(日この規格協会 発行)


F 0027

:0000

____________________________________________________

主  務  大  臣:国土交通大臣    制定:平成 00.00.00    改正:平成 00.00.00

官  報  公  示:平成 00.00.00

原  案  作  成  者:財団法人  日本船舶標準協会

(〒171-0031  東京都豊島区目白 1-3-8  造船技術センタービル3F  TEL 03-3984-9051)

審  議  部  会:日本工業標準調査会  標準部会(部会長  )

審議専門委員会:船舶技術専門委員会(委員会長  )

  この規格についての意見又は質問は,上記原案作成者又は経済産業省産業技術環境局  標準課産業基盤標準化推進室

[〒100-8901  東京都千代田区霞が関 1 丁目 3-1  TEL 03-3501-1511(代表)

]又は国土交通省海事局技術課[〒100-8918

東京都千代田区霞が関 2 丁目 1-3  TEL 03-5253-8111(代表)

]にご連絡ください。

  なお,日本工業規格は,工業標準化法第 15 条の規定によって,少なくとも 5 年を経過する日までに日本工業標準調査

会の審議に付され,速やかに,確認,改正又は廃止されます。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


F 0027

:0000

(1) 

まえがき

この規格は,工業標準化法第 14 条によって準用する第 12 条第 1 項の規定に基づき,財団法人  日本船

舶標準協会(JMSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格を改正すべきとの申出があり,日本工業標準

調査会の審議を経て,国土交通大臣が改正した日本工業規格である。

これによって,JIS F 0027:0000 は改正され,この規格に置き換えられる。


F 0027

:0000

(2) 

目  次

ページ

1.

  適用範囲

1

2.

  引用規格

1

3.

  分類

2

4.

  用語及び定義 

2

造船用語−機関−振動,騒音,環境及び大気汚染  解  説 

9

1.

  改正の趣旨 

9

2.

  制定・改正の経緯

9

3.

  審議中に問題となった事項 

9

4.

  適用範囲

9

5.

  懸案事項

10

6.

  引用に関する事項

10

7.

  特許権などに関する事項 

10

8.

  その他

10

9.

  原案作成委員会の構成表 

10

 


     

日本工業規格(案)

JIS

 F

0027

:0000

造船用語−機関−振動,騒音,環境及び大気汚染

Shipbuilding - Grossary of terms - Machinery - Vibration

,noise,environment

and air pollution

1. 

適用範囲  この規格は,主として船舶機関部で用いる振動,騒音,環境及び大気汚染関係の用語につ

いて規定する。

2. 

引用規格  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す

る。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。

)を適用する。

JIS B 0109-1  往復動内燃機関―要素及びシステム用語  第 1 部:機関構造及び外部カバー

JIS B 0109-2  往復動内燃機関―要素及びシステム用語  第 2 部:主要運動部品

JIS B 0109-3  往復動内燃機関―要素及びシステム用語  第 3 部:弁,カム及び駆動装置

JIS B 0109-4  往復動内燃機関―要素及びシステム用語  第 4 部:過給及び給排気

JIS B 0109-5  往復動内燃機関―要素及びシステム用語  第 5 部:冷却装置

JIS B 0109-6  往復動内燃機関―要素及びシステム用語  第 6 部:潤滑装置

JIS B 0109-7  往復動内燃機関―要素及びシステム用語  第 7 部:調速装置

JIS B 0109-8  往復動内燃機関―要素及びシステム用語  第 8 部:始動装置

JIS B 0109-9  往復動内燃機関―要素及びシステム用語  第 9 部:制御及び監視装置

JIS B 0126  火力発電用語−ボイラ及び附属装置

JIS B 0128  火力発電用語−ガスタービン及び附属装置

JIS B 0130  火力発電用語(一般)

JIS B 0153  機械振動・衝撃用語

JIS B 8530  公害防止装置用語

JIS C 1502  普通騒音計

JIS C 1505  精密騒音計

JIS D 0108  自動車排出物質の公害防止関連用語

JIS F 0012  造船用語−船こく構造

JIS F 0014  造船用語(船体編−管ぎ装)

JIS H 7002  制振材料用語

JIS M 0104  石炭利用技術用語

JIS T 8001  呼吸用保護具用語

JIS Z 8106  音響用語

JIS Z 9211  エネルギー管理用語(その 1)


2

F 0027

:0000

     

3.

分類  用語の分類は,次のとおりとする。

a)

振動関係

b)

騒音関係

c)

環境及び大気汚染関係

1)

汚染物質

2) NO

x

低減関係

3) SO

x

低減関係

4)

集じん装置

5)

廃棄物処理関係

4.

用語及び定義  用語及びその定義は,次のとおりとする。

なお,参考のために対応英語及び慣用語を示す。

備考 1.  用語の一部に括弧を付けてある部分は,紛らわしくない場合は省略してもよい。

2.

用語の下の括弧内の仮名書きは,読み方を示す。

a)

振動関係

参考

番号

用語

定義

対応英語

慣用語

1001 

rms

信号の二乗の時間平均値の平方根。

備考  実効値ともいう(JIS B 0153 参照)。

root-mean-square-

value

,  rms value

1002 

振動シビアリティ

振動の激しさを包括的に表す指標(

JIS B 0153

照)

備考  機械の振動シビアリティは,指定された点

で測った振動速度の rms 値の最大値で表

す。

vibration severity

1003 

危険速度

軸の曲げ,ねじり振動など,回転軸の固有振動数と強
制振動数とが近接する速度域。

critical speed

1004 

サージング

流体機械で,配管を含めた系が一種の自励振動

を起こし,特有の定まった周期で吐出し圧力及

び吐出し量又は回転数が変動する現象。

備考  流体機械とは,ガスタービン,過給機,圧

縮機,送風機などをいう。

surging

1005 

ねじり振動

弾性体のねじりの変形として現れる振動(JIS B 0153
参照)

。特にディーゼル機関のクランク軸では,伝達

トルクが変動するためねじり振動が増幅され問題に

なりやすい。

torsional vibration

1006 

縦振動

プロペラなどのスラスト変動に基づく軸系の軸しん

(芯)方向の振動,又はディーゼル機関の爆発力から

クランクが変形することによる前後振動(JIS F 0012

参照)

longitudinal vibration

axial vibration

1007 

横振動

主にプロペラからの起振力及び偏心推力に基づく軸

系の軸と直角方向の振動,又はディーゼル機関などの
横方向の振動。

lateral vibration

1008 

H

形振動

ディーゼル機関の架構横振動のうち,機関の前後端が
同位相で振動し H 形となる振動モード。

H mode vibration


3

F 0027

:0000

     

参考

番号

用語

定義

対応英語

慣用語

1009 

X

形振動

ディーゼル機関の架構横振動のうち,機関の前後端が

逆位相で振動し X 形となる振動モード。

X mode vibration

1010 

一次不釣り合いモー
メント

ディーゼル機関の回転質量及び往復質量により発生

する水平及び垂直方向の不釣合い力によるモーメン
ト。クランク軸の回転速度に等しい振動数をもつ。

primary unbalance

moment

1011 

二次不釣り合いモー
メント

ディーゼル機関の往復質量から発生する垂直方向の

不釣合いモーメント。クランク軸の回転速度の 2 倍の
振動数をもつ。

secondary unbalance

moment

1012 

バランサ

ディーゼル機関の不釣合い慣性力及び偶力を釣合わ
せるための装置(JIS B 0109 参照)

備考  コンペンセータともいう。

balancer

1013 

ディチューナ

軸系の縦振動の固有振動数を上げて共振点を常用回
転域から遠ざける働きをする装置。

detuner

1014 

チューニングホイー

ディーゼル機関クランク軸反出力端に装備し軸系の
ねじり振動の固有振動数を下げるとともに付加応力
を低減させる装置。

tuning wheel

1015 

ダンパ

軸系の固有振動数での共振応力を下げるための減衰
装置。 

備考  ねじり振動ダンパ,縦振動ダンパなどがあ

          る。

damper

1016 

一次エキサイタ

ディーゼル機関の一次の起振力による不釣合いモー

メントと逆位相の力を船体に作用させて打ち消そう
とする装置。

primary exciter

1017 

二次エキサイタ

ディーゼル機関の二次の起振力による不釣合いモー

メントと逆位相の力を船体に作用させて打ち消そう
とする装置。

secondary exciter

1018 

電動バランサ

電動機によって駆動されるバランサ。船体の適切な場
所に設置し,発生振動と逆位相の力を作り出すことで
振動を打ち消そうとする装置。

electric balancer

b)

騒音関係

参考

番号

用語

定義

対応英語

慣用語

2001 

暗騒音

ある場所において特定の音を対象として考える場合,
対象の音がないときのその場所における音(JIS Z 

8106

参照)

備考  対象の音に対して暗騒音という。

back ground noise

2002 

オーヴァーオールレ
ベル

音圧レベル,音響出力レベルなどの全周波数域にわた
る合計を表す数値。

備考  音圧レベル,音響レベルに関しては,JIS Z 

8106

参照。

over all level

2003 

騒音レベル

JIS C 1502

又は JIS C 1505 に規定される A 特性で重

み付けられた音圧の実効値 P

A

の二乗を基準音圧 P

o

(20

µPa)  の二乗で除した値の常用対数の 10 倍。騒音

レベル LA は,次式で定義される。

2

2

10

log

10

o

A

p

p

LA

=

(dB)

備考  JIS Z 8106 参照。

sound noise level

A-weighted sound

pressure level


4

F 0027

:0000

     

参考

番号

用語

定義

対応英語

慣用語

2004 

スペクトルレベル 

各周波数ごとの音圧レベル。 spectrum level

2005 

空気伝搬音

空気中を伝搬する音。さらに隔壁のすきま,割れ目,
又は換気ダクトを経て伝搬する音及び音波が隔壁を
振動させ,その振動によって,再び他方に音が放射さ

れる音。このような伝搬の仕方をする音を総称して空
気伝搬音という。

air-borne sound

air-borne noise

2006 

固体伝搬音

歩行,器物の移動若しくは落下又は床上の回転機械に

よる振動が構造体を伝搬し,室の壁,床を振動させ音
を放射する。このような伝搬の仕方をする音を総称し
て固体伝搬音という。

solid-borne sound

solid-borne noise

structure-borne sound

structure-borne noise

2007 

線音源

点音源が線上に無数に連続して並んでいるような音
源。

line sound source

2008 

点音源

発生音波の波長と比べて大きさが十分小さい寸法の
音源。

simple sound source

monopole

point sound source

2009 

面音源

点音源が面上に無数に連続して分布し,平面的な広が
りを持った音源。

surface sound source

2010 

デシベル

二つの量を比較するのに用いる無次元量の対数尺度
の単位。音の場合,音響出力の二つの工率比の常用対
数の 10 倍。

decibel

2011 

透過損失

隔壁を通して一方の媒質から他方の媒質に波が伝わ
っていく現象において,その面に入射する音のエネル

ギーに対して透過する音のエネルギーの比のデシベ
ル値。

備考  略号を TL とする。

transmission loss

2012 

聴感補正

騒音計で聴感に近似した騒音レベルが測定できるよ
う周波数補正回路を設けること。

frequency weighting for

auditory sensation

2013 

制振材(料)

外部から材料内に入ってきた振動エネルギーを熱エ
ネルギーに変換し,吸収してしまう能力の大きい材
料。制振鋼板制振合金などがあるが,金属系以外にも,

この能力の大きい材料があり,広義に制振材(料)と
いう場合にはこれらを含む(JIS H 7002 参照)

damping materials

2014 

遮音

音の伝搬を遮ること。 sound

isolation

2015 

吸音

音響エネルギーを吸収又は透過させること(JIS Z 

8106

参照)

sound absorption

2016 

A

特性

補聴の特性から導かれた周波数の重み特性。

    備考  A,B 及び C 特性があり,聴感補正と呼ば
れ 
          ていたが,現在はこれらの特性が聴覚を代

          表しているとは考えられておらず,騒音の
          物理的測定量と考えるのが妥当。現在,騒
          音評価のほとんどは,A 特性で行われてい

          る(JIS Z 8106 参照)

A-  weighted sound

 pressure level


5

F 0027

:0000

     

参考

番号

用語

定義

対応英語

慣用語

2017 

カルマン渦

ある流れの条件下で,物体の両側から回転方向の逆な

渦が交互に発生し,規則正しい配列で流れる渦。

    備考  排ガスエコノマイザの管群,吸気ルーバ
          ー,海水吸入格子でカルマン渦が発生し,
          騒音源となることがある。また,プロペラ

          で発生する鳴音もカルマン渦と考えられ
          ている。

karman vortex

2018 

アクティブノイズコ
ントロール

ある騒音に対し,スピーカから同音圧逆位相の音を発

生し,消音する制御方法又は装置。

Active noise control

ANC

c)

環境及び大気汚染関係

  1)   汚染物質

参考

番号

用語

定義

対応英語

慣用語

3001 

ばい煙

ばいじんを含んだ燃焼排ガス。

備考  大気汚染防止法によれば,燃料その他の燃

焼,又は熱源として電気の使用に伴い発生

する硫黄酸化物,カドミウム,塩素,ふっ
化水素,鉛その他,人の健康又は生活環境
に被害を生じるおそれがあるもの。

smoke

3002 

ばいじん

燃料の燃焼過程で生じるすす,灰など燃焼ガス中に含
まれる個体の粒状物質(JIS B 0130 参照)

dust

3003 

すす

燃料の燃焼過程で生成する微粒炭素物質。 soot

3004 

硫黄酸化物

燃料中の硫黄が燃焼することにより,酸素と化学的に

結合した化合物(JIS B 0126 参照)

備考  一般には,二酸化硫黄 (SO

2

)

,三酸化硫黄

(SO

3

)

などを総称して SO

x

という。

sulfur oxides

SO

x

3005 

窒素酸化物

燃焼過程で発生する一酸化窒素 (NO),二酸化窒素

(NO

2

)

などの窒素の酸化物(JIS B 0130 参照)

。燃焼

によって空気中の窒素と酸素とが反応して生成する
ものをサーマル (thermal) NO

x

,燃料中の窒素化合物

に起因するものをフューエル (fuel) NO

x

という。

備考  一般には,一酸化窒素 (NO),二酸化窒素

(NO

2

)

などを総称して NO

x

という。

nitrogen oxides

NO

x

3006 

炭化水素

炭素と水素とからなる化合物の総称。シリンダ内の燃

料が未燃焼のまま又は一部分解して生成した炭化水
素化合物を指す(JIS D 0108 参照)

hydrocarbon

3007 

フロン

ふっ化炭化水素の総称。冷媒などとして使用される
JIS Z 9211 参照)

備考  正式には,クロロフルオロカーボン類とい

う。

flon


6

F 0027

:0000

     

参考

番号

用語

定義

対応英語

慣用語

3008 

石綿 
(いしわた)

じゃもんせき(蛇紋石)又はかくせんせき(角閃石)

が,地熱・地下水などの作用によって繊維化されたも
の。

備考 1.  アスベストともいう。

2.

熱・電気の不良導体で保温材料・耐火材
料として使用されてきたが,発がん性物
質として,現在は使用を制限されてい

る。

asbestos

3009 

スモッグ

大気汚染によって生じた霧のような状態,又は煙が混

じった霧(JIS B 0130 参照)

smog

3010 

粉じん

固体がその化学的組成が変わらないまま物理的な過
程で破砕されたときに生成する粒子(JIS T 8001 

照)

dust

3011 

含じんガス 
(がんじんがす)

ばいじんなどの固体粒状物を含むガス又は空気

JIS B 0130 参照)

dusty gas

3012 

粒子状物質

排気物質に含まれる鉛酸化物などの重金属化合物や,

すす,黒煙などの粉じん及びタール状物質などの総称

(JIS B 0130 参照)

particulate matter

2)

NO

x

低減関係

参考

番号

用語

定義

対応英語

慣用語

3101 

燃料噴射時期遅延

ディーゼル機関の燃料を噴射する時期を遅らせるこ
とで高温燃焼を避けて NO

x

の生成を少なくする方法。

injection timing retard

3102 

水噴射

吸気系又は燃焼室へ水を噴射することによって,燃焼
温度を下げて NO

x

の生成を少なくする方法。

備考  水の代わりに,蒸気を噴射する方法を蒸気

噴射という。

water (steam) injection

3103 

排ガス再循環燃焼

燃焼排ガスの一部を燃焼用空気に混入させて,NO

x

の生成を少なくする燃焼方法。

exhaust gas recirculate

combustion

EGR

3104 

多段燃焼

燃焼用空気を分割供給し,燃焼を多段(一般には 2 段)
で行わせる。1 段目では空気不足の状態で燃焼させ,

2

段目以降で十分な空気を供給して完全燃焼させる。

燃焼温度の低下及び均一化をはかるとともに 1 段目
での O

2

不足の燃焼によって NO

x

の生成を少なくする

燃焼方法。

multi-stage

combustion

staged combustion

3105 

濃淡燃焼

燃焼火炎に空気過剰部分と空気不足部分とを作り,

NO

x

の生成を少なくする燃焼方法。

thick and thin

combustion

バイア
ス燃焼

3106 

エマルジョン燃料 NO

x

及びばいじんの生成を少なくするため,燃料中に

水を混入し乳化させた燃料。

emulsified fuel

3107 

選択接触還元法

触媒の存在下で還元剤を加え,排ガス中の NO

x

を窒

素に還元する方法で,酸素などが共存しても NO

x

還元が優先的に行われるもの。

備考  還元剤としてアンモニアなどが用いられ

る。

selective catalytic

reduction process

触媒脱
硝,

SCR


7

F 0027

:0000

     

参考

番号

用語

定義

対応英語

慣用語

3108 

無触媒還元法

触媒を用いないで,高温度域でガス中の窒素酸化物

(NO

x

)

をアンモニアなどの還元剤によって,窒素と水

蒸気とに分解する方法(JIS B 0126 参照)

selective non-catalytic

reduction process

(SNCR)

thermal DE-NO

x

process

無触媒

脱硝

3109 

排煙脱硝装置

燃焼排ガス中の窒素酸化物を除去する装置

JIS Z 9211 参照)

exhaust gas denitrizer

3)

SO

x

低減関係

参考

番号

用語

定義

対応英語

慣用語

3201 

低硫黄燃料

硫黄含有量が少ない燃料。

low sulfur fuel

3202 

排煙脱硫装置

燃焼排ガス中の硫黄酸化物を除去する装置

JIS Z 9211 参照)

exhaust gas desulfurizer

4)

集じん装置

参考

番号

用語

定義

対応英語

慣用語

3301 

集じん装置

含じんガスからダスト・ミストなどを分離捕集する装
置(JIS M 0104 参照)

備考  重力集じん装置,慣性力集じん装置,遠心

力集じん装置,洗浄集じん装置,ろ過集じ
ん装置などがある。

dust separator

dust collector

3302 

サイクロン

遠心力分離装置の一種で,含じんガスに旋回運動を与
えることで粒子を分離する装置。

備考  旋回運動を与える方法として,円筒内に接

線方向に流入させる接線流入式,旋回翼を
用いる軸流式,中心の回転軸に羽根をつけ

た機械的回転式などがある。

cyclone

3303 

スクラバ

排ガスに水を噴射することによって温度を下げ,不純

物を除去する装置(JIS F 0014 参照)

備考  ガス中に少量存在する水に可溶な成分を

洗い出すのに用いられる。排ガス中に含ま

れる SO

x

を海水で洗浄する海水スクラバな

どがある。

scrubber

3304 

バグフィルタ

布袋などによって細粉を捕集する装置(JIS B 0126 
照)

bag filter


8

F 0027

:0000

     

参考

番号

用語

定義

対応英語

慣用語

3305 

ガス処理装置

排ガス(

1

)

中に含まれる有害なガス(

2

)

を除去又は無害

化する装置(JIS B 8530 参照)

(

1

)

燃焼などの化学反応に伴って排出される
ガスをいう。

(

2

)

悪臭ガス及び溶剤ガスを含む。

備考  吸着法ガス処理装置,吸収法ガス処理装

置,酸化吸収法ガス処理装置,酸化法ガス

処理装置,触媒酸化法ガス処理装置,還元
法ガス処理装置,電子線照射法ガス処理装
置,直接燃焼法ガス処理装置,凝縮法ガス

処理装置などがある。

gas treatment

equipment

5)

廃棄物処理関係

参考

番号

用語

定義

対応英語

慣用語

3401 

廃棄物

スラッジ,廃油,汚水,ごみなどの汚物又は不要物で
あって,固形状又は液状のもの。

waste


9

解  

JIS F 0027

:0000

造船用語−機関−振動,騒音,環境及び大気汚染

解  説

序文  この解説は,本体に規定した事柄,及びこれらに関連した事柄を説明するもので,規格の一部で

はない。

1.

改正の趣旨

1.1

  今回(

200X)の改正  具体的な改正箇所は,次の a)∼d)のとおりである。

a)引用規格は,最新版で見直した。

b)JIS F 0027:1995 では“伝ぱ(播)”と記述していたが,最近では他の規格にも多く用いられるよう

   になってきた用語“伝搬”で統一した。

c)“A 特性”

“カルマン渦”

“アクティブノイズコントロール”及び“粒子状物質”の用語解説を

    追加した。

d)専門家の意見を参考に,定義及び対応英語を追記又は修正した。近年の実状に合わせ,用語の追加及

  び修正を行った。

2.

制定・改正の経緯

制定及び

改正

原案担当ワーキンググループ

調査・草案作成担当所

日本工業標準調査会

審議専門委員会

制定及び改正

年月日

1995 年

財団法人日本船舶標準協会

機関部会機関設計委員会

(委員長  柿原  実)

 
三菱重工業株式会社  並びに 
三井造船株式会社

審議は省略

平成 7 年 6 月 1 日

200X 年

財団法人日本船舶標準協会

機関部会機関設計専門分科会

(専門分科会長  柿原  実)

 
三菱重工業株式会社

船舶技術専門委員会

平成 XX 年 X 月 X

3.

審議中に問題となった事項  該当なし。

4.

適用範囲  この規格は,主として船舶機関部で用いる振動,騒音,環境及び大気汚染関係の用語につ

いて規定する。

5.

規定項目の内容  近年,船舶部門において振動,騒音,環境及び大気汚染関係に強い関心がよせられ

ているが,関連する用語は種類が多く,関係者間で個別に使用され混乱を来すおそれもあるので,基本な

用語について統一標準化を行った。また,用語の選定にあたっては,振動,騒音,環境及び大気汚染関係

に関する基本的用語の中で,特に JIS F として統一が必要と思われる用語に限定し,審議の際は,機械工

学便覧,JIS B 及び M 部門用語規格,科学技術用語大辞典等を参考とした。


10

F 0027

:0000  解説

解  

6.

懸案事項  該当なし。

7.

引用に関する事項  該当なし。

8.

特許権などに関する事項  該当なし。

9.

その他  該当なし。

10.

原案作成委員会の構成表  原案作成委員会の構成表を次に示す。

10.1

  原案作成本委員会    原案作成本委員会の構成表を次に示す。

                  財団法人  日本船舶標準協会  標準委員会  構成表

 氏  名              所  属

          (委員長)

  石井  和也

日本小型船舶検査機構

          (副委員長)     大西  重雄

財団法人日本造船技術センター

          (委  員)

  青柳    彰

三菱重工業株式会社

  赤阪  全七

株式会社赤阪鐵工所

  安立  正明

社団法人日本電機工業会

  飯島  正明

住友重機械マリンエンジニアリング株式会社

  井上  幸一

日本郵船株式会社

  大松  重雄

独立行政法人海上技術安全研究所

  加藤  陽一

佐世保重工業株式会社

  木原    洸

独立行政法人海上技術安全研究所

  桐明  公男

社団法人日本造船工業会

  小林    修

社団法人日本舟艇工業会

  小松  喜一郎  株式会社丸上製作所

  澤村  昌子

澤村バルブ工業株式会社

  高山  芳郎

社団法人日本電線工業会

  坪庭  加代

株式会社高工社

  寺本  守三

株式会社寺本鉄工所

  時繁  哲治

財団法人日本海事協会

  中村  賀昭

ユニバーサル造船株式会社

  西川    司

株式会社商船三井

  萩原  秀樹

東京海洋大学

  濱中  英男

濱中製鎖工業株式会社

  半田    收

社団法人日本船主協会

  藤山  昭一

株式会社鷹取製作所

  本田  圭佑

株式会社エヌ  ゼット  ケイ

  増山  和雄

三井造船株式会社  千葉事業所

  水野  芳子

水野ストレーナー工業株式会社

  森    良夫

社団法人日本中小型造船工業会


11

F 0027

:0000  解説

解  10 

  森田  博行

株式会社アイ・エイチ・アイ マリンユナイテッド

  矢木  常之

株式会社川崎造船

  山下    暁

社団法人日本舶用工業会

  山田  壽三

三信船舶電具株式会社

  山本  英尓

株式会社新潟鐵工所

10.2

   原案作成担当ワーキンググループ  原案作成担当ワーキンググループの構成表を次に示す。

財団法人  日本船舶標準協会  機関部会  機関設計専門分科会  構成表

                                氏  名                  所  属

          (専門分科会長)  柿  原      実

          (  委    員  )  西  藤  浩  一      財団法人日本海事協会

                            神  内  邦  夫      社団法人日本舶用工業会

                            田  部  隆  幸      社団法人日本ばね工業会

                            堀  内  主  計      日本郵船株式会社

                            大  田  友  哉      株式会社アイ・エイチ・アイ・マリンユナイテッド

                            鹿  野  健  司      株式会社川崎造船

                            吉  岡  英  生      住友重機械工業株式会社

                            坂  中  清  治      ユニバーサル造船株式会社

池  田      敏      三井造船株式会社

林      洋一郎      三菱重工業株式会社

                            宮  崎  修  二      ダイハツディーゼル株式会社

                            繒  畑  千  造      株式会社新潟鉄工所

                            大  島  宗  紀      阪神内燃機工業株式会社

                            吉  村  英  明      ヤンマー株式会社

                            成  岡  省  吾      株式会社赤阪鉄工所

                            東  村  公  治      株式会社丸上製作所

          (  事  務  局  )  久  保  明  博      財団法人日本船舶標準協会

                        仁  平  一  幸      財団法人日本船舶標準協会


12

F 0027

:0000  索引

索  

用語索引(五十音順)

用語

番号

英語

【ア】

rms

1001

root-mean-square-value

rms value

暗騒音

2001 back

ground

noise

アクティブ 
ノ イ ズ コ ン

トロール

2018

active noise control

 
【イ】

硫黄酸化物

3004 sulfur

oxides

石綿

3008 asbestos

一 次 エ キ サ

イタ

1016 primary

exciter

一 次 不 釣 り

合 い モ ー
メント

1010 primary

unbalance

moment

【エ】

  A 特性

2016

A weighted sound

pressure level

H

形振動

1008

H mode vibration

X

形振動

1009

X mode vibration

エ マ ル ジ ョ

ン燃料

3106 emulsified

fuel

【オ】

オ ー ヴ ァ ー

オ ー ル レ
ベル

2002

over all level

【カ】

カルマン渦

2017 karman

vortex

ガ ス 処 理 装

3305

gas treatment equipment

含じんガス

3011 dusty

gas

 
【キ】

危険速度

1003 critical

speed

吸音

2015 sound

absorption

【ク】

空気伝搬音

2005

air borne sound

【コ】

固体伝搬音

2006

solid borne sound

structure borne sound

【サ】

サージング

1004 surging

サイクロン

3302 cyclone

用語

番号

英語

【シ】

遮音

2014 sound

isolation

集じん装置

3301

dust separator

dust collector

振 動 シ ビ ア

リティ

1002 vibration

severity

【ス】

スクラバ

3303 scrubber

すす

3003 soot

ス ペ ク ト ル

レベル

2004 spectrum

level

スモッグ

3009 smog

【セ】

制振材(料) 2013 damping

materials

線音源

2007

line sound source

選 択 接 触 還

元法

3107 selective

catalytic

reduction process

【ソ】

騒音レベル

2003

sound noise level

  A-weighted

sound

pressure level

【タ】

多段燃焼

3104

multi-stage combustion

staged combustion

縦振動

1006

longitudinal vibration

axial vibration

炭化水素

3006 hydrocarbon

ダンパ

1015 damper

【チ】

窒素酸化物

3005 nitrogen

oxides

チ ュ ー ニ ン

グ ホ イ ー

1014 tuning

wheel

聴感補正

2012 frequency

weighting

for

auditory sensation

【テ】

低硫黄燃料

3201

low sulfur fuel

デ ィ チ ュ ー

1013 detuner

デシベル

2010 decibel

点音源

2008

simple sound source

電 動 バ ラ ン

1018 electric

balancer


13

F 0027

:0000  索引

索  

用語

番号

英語

【ト】

透過損失

2011 transmission

loss

【ニ】

二 次 エ キ サ

イタ

1017 secondary

exciter

二 次 不 釣 り

合 い モ ー
メント

1011 secondary

unbalance

moment

【ネ】

ねじり振動

1005 torsional

vibration

燃 料 噴 射 時

期遅延

3101

injection timing retard

【ノ】

濃淡燃焼

3105

thick and thin

combustion

【ハ】

ばい煙

3001 smoke

排 煙 脱 硝 装

3109

exhaust gas denitrizer

排 煙 脱 硫 装

3202

exhaust gas desulfurizer

用語

番号

英語

排 ガ ス 再 循

環燃焼

3103

exhaust gas recirculate

combustion

廃棄物

3401 waste

ばいじん

3002 particulate

バ グ フ ィ ル

3304 bag

filter

バランサ

1012 balancer

【フ】

フロン

3007 flon

粉じん

3010 dust

【ミ】

水噴射

3102

water (steam) injection

【メ】

面音源

2009

surface of sound source

【ヨ】

横振動

1007 lateral

vibration

 
【リ】

粒子状物質

3012 particulate

matter


14

F 0027

:0000  索引

索  

英語索引(アルファベット順)

英語

番号

用語

【A】

active noise

control

2018

アクティブノイズコン
トロール

air-borne sound

2005

空気伝搬音

asbestos 
A weighted   
sound pressure

level

3008 
2016

石綿 
A

特性

【B】

back ground

noise

2001

暗騒音

bag filter

3304

バグフィルタ

balancer 1012 バランサ

【C】

critical speed

1003

危険速度

cyclone 3302 サイクロン

【D】

damper 1015 ダンパ 
damping

materials

2013

制振材(料)

decibel 2010

デシベル

detuner 1013 ディチューナ 
dust 3010

粉じん

dust collector

3301

集じん装置

dust separator

3301

集じん装置

dusty gas

3011

含じんガス

【E】

electric balancer

1018

電動バランサ

emulsified fuel

3106

エマルジョン燃料

exhaust gas

denitrizer

3109

排煙脱硝装置

exhaust gas

desulfurizer

3202

排煙脱硫装置

exhaust gas

recirculate 
combustion

3103

排ガス再循環燃焼

【F】

flon 3007

フロン

frequency

weighting for

auditory

sensation

2012

聴感補正

【G】

gas treatment

equipment

3305

ガス処理装置

英語

番号

用語

【H】

H mode

vibration

1008

H

形振動

hydrocarbon 3006

炭化水素

【I】

injection timing

retard

3101

燃料噴射時期遅延

【K】

karman vortex

2017

カルマン渦

【L】

lateral vibration

1007

横振動

line sound

source

2007

線音源

longitudinal

vibration

1006

縦振動

low sulfur fuel

3201

低硫黄燃料

【M】

multi-stage

combustion

3104

多段燃焼

【N】

nitrogen oxides

3005

窒素酸化物

【O】

over all level

2002

オーヴァーオールレベ

【P】

particulate 
particulate

matter

3002 
3012

ばいじん 
粒子状物質

primary exciter

1016

一次エキサイタ

primary

unbalance 
moment

1010

一次不釣り合いモーメ
ント

【R】

rms value

1001

rms

root-mean-squar

e-value

1001

rms

【S】

scrubber 3303 スクラバ 
secondary

exciter

1017

二次エキサイタ

secondary

unbalance 
moment

1011

二次不釣り合いモーメ
ント


15

F 0027

:0000  索引

索  

英語

番号

用語

selective

catalytic 
reduction 
process

3107

選択接触還元法

selective

non-catalytic 
reduction 
process

3108

無触媒還元法

simple sound

source

2008

点音源

smog 3009

スモッグ

smoke 3001

ばい煙

solid-borne

sound

solid-borne

noise

2006

固体伝搬音

soot 3003

すす

sound

absorption

2015

吸音

sound isolation

2014

遮音

sound level

2003

騒音レベル

spectrum level

2004

スペクトルレベル

staged

combustion

3104

多段燃焼

structure borne

sound

structure borne

noise

2006

固体伝搬音

sulfur oxides

3004

硫黄酸化物

surface sound

source

2009

面音源

surging 1004 サージング

【T】

thermal DE-NO

x

process

3108

無触媒還元法

thick and thin

combustion

3105

濃淡燃焼

torsional

vibration

1005

ねじり振動

transmission

loss

2011

透過損失

tuning wheel

1014

チューニングホイール

【V】

vibration

severity

1002

振動シビアリティ

【W】

waste 3401

廃棄物

water (steam)

injection

3102

水噴射

weighting

network

2012

聴感補正

【X】

X mode

vibration

1009

X

形振動


★内容についてのお問合せは,標準部標準課[TEL(03)5770-1571 FAX(03)3405-5541]にご連絡くだ

さい。

JIS 規格票の正誤票を発行した場合は,次の要領でご案内いたします。

1)当協会発行の月刊誌“標準化ジャーナル”に,正・誤の内容を掲載いたします。

2)当協会ホームページ(http://www.jsa.or.jp)に,月ごとの正誤票を掲載いたします。

なお,当協会の JIS 予約者の方には,予約されている部門で正誤票が発行された場合,自動的

にお送りいたします。

JIS 規格票のご注文は,当協会ホームページ(http://www.jsa.or.jp)で承っております。

なお,普及事業部カスタマーサービス課[TEL(03)3583-8002  FAX(03)3583-0462]又は下記の

当協会各支部におきましてもご注文を承っておりますので,お申込みください。

IS F 0027

造船用語−機関−振動,騒音,環境及び大気汚染

平成    年    月      日    第 1 刷発行

 

編集兼
発行人

坂  倉  省  吾

発  行  所

財団法人  日  本  規  格  協  会

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

札 幌 支 部

            〒060-0003  札幌市中央区北 3 条西 3 丁目 1  札幌大同生命ビル内

TEL (011)261-0045

  FAX (011)221-4020

振替:02760-7-4351

東 北 支 部

            〒980-0014  仙台市青葉区本町 3 丁目 5-22  宮城県管工事会館内

TEL (022)227-8336(

代表)  FAX (022)266-0905

振替:02200-4-8166

            〒460-0008  名古屋市中区栄 2 丁目 6-1  白川ビル別館内

TEL (052)221-8316(

代表)  FAX (052)203-4806

振替:00800-2-23283

関 西 支 部

            〒541-0053  大阪市中央区本町 3 丁目 4-10  本町野村ビル内

TEL (06)6261-8086(

代表)  FAX (06)6261-9114

振替:00910-2-2636

広 島 支 部

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,7035,7036  FAX (082)223-7568

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TEL (087)821-7851

  FAX (087)821-3261

振替:01680-2-3359

福 岡 支 部

            〒812-0025  福岡市博多区店屋町 1-31  東京生命福岡ビル内

TEL (092)282-9080

  FAX (092)282-9118

振替:01790-5-21632

著作者  ○○○○○      Printed in Japan

〒107-8440

東京都港区赤坂 4 丁目 1-24


   

JAPANESE INDUSTRIAL STANDARD

Shipbuilding - Grossary of terms - 

Machinery - Vibration

noise

environment and air pollution

JIS F 0027

:0000

(JMSA)

 
 

Revised 0000-00-00

Investigated by

Japanese Industrial Standards Committee

Published by

Japanese Standards Association

定価:本体  0000 円(税別)

ICS 

(

例)999.99.99.99(例)

Reference number

JIS F 0027:0000(J)