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E 2220 : 2001

1 

まえがき

この規格は,工業標準化法第 14 条によって準用する第 12 条第 1 項の規定に基づき,電車線工業協会

(JAOTE)

/財団法人日本規格協会 (JSA) から,工業標準原案を具して日本工業規格を改正すべきとの申し

出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格である。これによっ

て JIS E 2220 : 1994 は改正され,この規格に置き換えられる。

この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の

実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会

は,このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新

案登録出願にかかわる確認について,責任はもたない。


日本工業規格

JIS

 E

2220

 : 2001

電車線路用より線スリーブ

Electric traction overhead lines

−Connecting sleeves

of stranded conductors

1.

適用範囲  この規格は,電車線路に使用する電線及びワイヤ(以下,電線という。)を,圧縮接続法に

よって接続するのに用いるスリーブ(以下,スリーブという。

)について規定する。

2.

引用規格  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す

る。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。

)を適用する。

JIS B 0405

  普通公差−第 1 部:個々に公差の指示がない長さ寸法及び角度寸法に対する公差

JIS C 3102

  電気用軟銅線

JIS C 3105

  硬銅より線

JIS C 3109

  硬アルミニウムより線

JIS E 2001

  電車線路用金具用語

JIS E 2002

  電車線路用金具試験方法

JIS G 3537

  亜鉛めっき鋼より線

JIS G 4051

  機械構造用炭素鋼鋼材

JIS H 2110

  電気用アルミニウム地金

JIS H 2121

  電気銅地金

JIS H 3250

  銅及び銅合金棒

JIS H 3300

  銅及び銅合金継目無管

JIS H 4040

  アルミニウム及びアルミニウム合金の棒及び線

JIS H 4080

  アルミニウム及びアルミニウム合金継目無管

JIS H 8641

  溶融亜鉛めっき

3.

定義  この規格で用いる主な用語の定義は,JIS E 2001 による。

4.

種類及び記号  スリーブの種類は接続方法によって,記号は接続方法及び適用電線によって分類し,

表 による。


2

E 2220 : 2001

表 1  種類及び記号

種類

記号

接続方法

適用電線

SC

JIS C 3105

の 1 種硬銅より線(以下,硬銅より線と

いう。

)で

表 に示す 38∼100mm

2

SH

硬銅より線で

表 に示す 125∼325mm

2

SA

JIS C 3109

の硬アルミニウムより線で

表 に示すも

の。

直線スリーブ

SS

直線接続

JIS G 3537

の亜鉛めっき鋼より線 2 種(以下,鋼よ

り線という。

)で

表 に示すもの。

JC

硬銅より線で

表 に示すもの。

ジャンパスリーブ

JA

ジ ャ ン パ 線

の接続

硬アルミニウムより線で

表 に示すもの,及び硬銅

より線と硬アルミニウムより線で

表 に示すもの。

PC

硬銅より線で

表 に示すもの。

平行分岐スリーブ

PA

分 岐 線 の 平

行接続

硬アルミニウムより線で

表 に示すもの,及び硬銅

より線と硬アルミニウムより線で

表 に示すもの。

Y

分岐スリーブ

YC

分岐線の Y

接続

硬銅より線と JIS C 3102 の電気用軟銅線を用いた

より線で

表 11 に示すもの。

RC

硬銅より線で

表 13 に示すもの。

補修スリーブ

RA

軽微な損傷

箇所の補修

硬アルミニウムより線で

表 13 に示すもの。

備考  補修スリーブは,適用電線の素線の損傷又は切断した数が,全素線数の 10%

以下のものを補修する場合に用いる。

5.

品質

5.1

外観  スリーブの外観は,次による。

a)

スリーブには,さび,裂け目,割れ,著しい偏肉など使用上有害な欠陥があってはならない。また,

鋳物の部品は,10.3.1 によって試験をしたとき肌荒れ,きず,ひび,鋳ばり又は鋳巣があってはなら

ない。

b)

振動による素線の断線を防止するため,端部は面取りをする。

c)

スリーブに適用電線を挿入し,適合したダイスで圧縮し,10.1.1 によって試験を行ったとき,き裂,

開口などの欠陥を生じてはならない。

5.2

性能  スリーブの性能は,次による。

5.2.1

最大引張荷重  スリーブの最大引張荷重は,10.1.2 によって試験を行ったとき,表 及び表 によ

るものとし,各部の破壊,供試電線からの離脱などがあってはならない。

なお,硬銅より線と硬アルミニウムより線とを接続するジャンパスリーブの最大引張荷重の基準とする

適用電線の引張荷重は,その小さい方を適用し,Y 分岐スリーブの分岐側電線の引張荷重は,25kN 以上と

する。


3

E 2220 : 2001

表 2  最大引張荷重(SH を除く。)

種類

記号

最大引張荷重

SC

,SA  適用電線の引張荷重の90%以上

直線スリーブ

SS

適用鋼より線の引張荷重の95%以上

ジャンパスリーブ

JC

,JA  適用電線の引張荷重の30%以上

平行分岐スリーブ

PC

,PA  分岐線側は分岐線側適用電線の引張荷重の30%以上

本線側は,分岐線側適用電線の引張荷重の30%以上の荷重で滑

ることなく本線側適用電線の引張荷重を10%以上減らしては
ならない。

Y

分岐スリーブ

YC

分岐線側,本線側とも,分岐線側適用電線の引張荷重の30%以

補修スリーブ RC,RA  補修部分は,適用電線の引張荷重を10%以上減らしてはならな

い。

備考  適用電線は,表 による。

表 3  最大引張荷重(SH に限る。)

種類

記号

表 に示す硬銅より線の公称断面積

mm

2

最大引張荷重

kN

125 32

150 37

200 43

250 48

直線スリーブ SH

325 53

5.2.2

接続部電気抵抗  スリーブの接続部電気抵抗は,10.2 によって試験を行ったとき,表 による。

表 4  接続部電気抵抗

種類

記号

接続部電気抵抗

SC

,SH,JC 及び RC スリーブの長さと同長の適用電線の電気抵抗の 95%以下

直線スリーブ,ジャンパスリ

ーブ及び補修スリーブ

SA

,JA 及び RA

スリーブの長さと同長の適用電線の電気抵抗以下

PC

及び YC

スリーブの長さと同長の分岐線側適用電線の電気抵抗の 95%以下

平行分岐スリーブ及びY分

岐スリーブ

PA

スリーブの長さと同長の分岐線側適用電線の電気抵抗以下

備考  硬銅より線と硬アルミニウムより線とを接続するジャンパスリーブの接続部電気抵抗の基準とする適

用電線の電気抵抗は,その大きい方を適用する。

6.

構造  スリーブの構造は,次による。

a)

直線スリーブ及びジャンパスリーブには,電線を正しい位置に保持するため,その中央に止めを設け

る。

b)

平行分岐スリーブの本線側及び補修スリーブは,電線を切断しないでスリーブに挿入できるものとす

る。

7.

形状,寸法及び許容差  スリーブの形状,寸法及び許容差は表 514 による。

なお,規定のない許容差は,JIS B 0405 C 級による。


4

E 2220 : 2001

表 5  直線スリーブの寸法

単位 mm

適用電線

寸法

圧縮後の寸法(参考値)

記号

公称断面積

(mm

2

)

より線構成

(素線数/素線径)

より線外径

(約)

L

D

d

E

(参考値)

D

f

D

c

38 7/2.6 7.8

180

14

8.3

30 14

12.1

50 19/1.8  9.0

210

9.6

60 19/2.0 10.0

230

19

10.6

19 16.5

80 19/2.3 11.5

260

12.1

SC

100 19/2.6 13.0

300

23

13.7

40

23 19.9

125 19/2.9 14.5

15.2

150 37/2.3 16.1

300

26

17.0

40 26

22.5

200 37/2.6 18.2

320

29

19.2

45  29

25.1

250 61/2.3 20.7

330

32

21.9

50  32

27.7

SH

325 61/2.6 23.4

350

38

24.7

60  38

32.9

55 7/3.2 9.6

220

22

10.2

45 22

19.1

95 7/4.2

12.6

270

26

13.3

50 26

22.5

150 19/3.2 16.0

320

30

16.9

60  30

25.0

200 19/3.7 18.5

350

34

19.5

70  34

28.4

300 37/3.2 22.4

400

38

23.6

75  38

31.9

400 37/3.7 25.9

450

44

27.2

90  44

37.1

SA

510 37/4.2 29.4

500

52

30.8

105  52

45.0

55 7/3.2 9.6

245

22

10.2

22 22

19.1

90 7/4.0

12.0

340

26

12.6

26 26

22.5

135 7/5.0

15.0  34

15.7

34 34

29.4

SS

180 19/3.5 17.5

400

36

18.2

36 36

31.2

表 6  直線スリーブの寸法許容差

単位 mm

d

電線の公称断面積

記号

D

300mm

2

以上 250∼135mm

2

125mm

2

以下

+0.6

+0.5

+0.4

+0.3

寸法許容差

−0.2

−0.2

−0.2

−0.1


5

E 2220 : 2001

表 7  ジャンパスリーブの寸法

単位 mm

適用電線

寸法

圧縮後の寸法

(参考値)

記号

公称断面積

(mm

2

)

より線構成

(素線数/素線径)

より線外径

(約)

L

D

d

E

(参考値)

D

f

D

c

38 7/2.6

7.8

75 14

8.3

14

14

12.1

50 19/1.8

9.0

90

9.6

60 19/2.0

10.0

95

19

10.6

19 19

16.5

80 19/2.3

11.5

110

12.1

100 19/2.6

13.0

125

23

13.7

23 23

19.9

125 19/2.9

14.5

135

15.2

150 37/2.3

16.1

150

26

17.0

26 26

22.5

200 37/2.6

18.2

170 29

19.2

29

29

25.1

250 61/2.3

20.7

200 32

21.9

32

32

27.7

JC

325 61/2.6

23.4

225 38

24.7

38

38

32.9

55 7/3.2

9.6

120 22

10.2

22

22

19.1

95 7/4.2

12.6

140 26

13.3

26

26

22.5

150 19/3.2

16.0

30

16.9

30

30

25.0

200 19/3.7

18.5

190

34

19.5 34 34

28.4

300 37/3.2

22.4

235 38

23.6

38

38

31.9

400 37/3.7

25.9

260 44

27.2

44

44

37.1

510 37/4.2

29.4

275 52

30.8

52

52

45.0

Cu100

・Al 200

19/2.6

・19/3.7

13.0

・18.5

13.7

・19.5

Cu125

・Al 200

19/2.9

・19/3.7

14.5

・18.5

190 34

15.2

・19.5

34 34

28.4

Cu200

・Al 300

37/2.6

・37/3.2

18.2

・22.4

235 38 19.2

・23.6

38 38

31.9

Cu250

・Al 400

61/2.3

・37/3.7

20.7

・25.9

255 44 21.9

・27.2

44 44

37.1

JA

Cu325

・Al 510

61/2.6

・37/4.2

23.4

・29.4

275 52 24.7

・30.8

52 52

45.0

表 8  ジャンパスリーブの寸法許容差

単位 mm

d

電線の公称断面積

記号

D

300mm

2

以上 250∼150mm

2

125mm

2

以下

寸法許容差  +0.6

−0.2

+0.5 
−0.2

+0.4 
−0.2

+0.3 
−0.1


6

E 2220 : 2001

表 9  平行分岐スリーブの寸法

単位 mm

適用電線(

1

)

及びその

公称断面積 (mm

2

)

寸法

圧縮後の寸法

(参考値)

記号

本線

分岐線

d

1

d

2

A

1

A

2

B

C

L

A

1

A

2

C

1

Cu 38

Cu 38

9.0

8.3

16

16

24

10

45

14

14  10

Cu 38

8.3

45

Cu 60

10.6

20

20

31 14

55

17

17 14

Cu100 13.7

25

25

37

16

75

21

21

16

Cu 60

Cu200

11.2

19.2

35

35

49.5 20.5

95

29

29 20.5

Cu100 13.7

25

25

37

16

75

21

21

16

Cu 80

Cu200

12.7

19.2

35

35

49.5 20.5

95

29

29 20.5

Cu 38

8.3

45

Cu 60

10.6

Cu100

Cu100

14.3

13.7

25

25

37 16

75

21

21 16

Cu 38

8.3

45

Cu125

Cu125

16.3

15.2

35

35

49.5 20.5

95

29

29 20.5

Cu100 13.7

Cu150

Cu200

17.8

19.2

35

35

49.5 20.5

95

29

29 20.5

Cu100 13.7

Cu200 19.2

35

35

49.5 20.5

95

29

29 20.5

Cu200

Cu325

20.1

24.7

44

44

62 26  125

36

36 26

Cu100 13.7

27

51

22

95

22

22

Cu200 19.2

Cu250

Cu250

22.6

21.9

44

44

62 26  125

36

36 26

Cu100 13.7

27

51

22

95

22

22

Cu200 19.2

PC

Cu325

Cu325

25.4

24.7

44

44

62 26  125

36

36 26

(

1

)

適用電線のより線構成は,ジャンパスリーブの適用電線と同じ。


7

E 2220 : 2001

表 9  平行分岐スリーブの寸法(続き)

単位 mm

適用電線(

1

)

及びその

公称断面積 (mm

2

)

寸法

圧縮後の寸法

(参考値)

記号

本線

分岐線

d

1

d

2

A

1

A

2

B

C

L

A

1

A

2

C’

Al 95

13.3

Al 150

Al 150

17.8

16.9

35

35

49.5 20.5

95

29

29 20.5

Cu100 13.7

Al 200

Al 200

20.4

19.5

44

44

62 26 125

36

36 26

Cu100 13.7

Cu200 19.2

44

44

62 26 125

36

36 26

Cu325

24.7

54

54

77 32 160

45

45 32

Al 95

13.3

27

51

22

95

22  22

Al 150

16.9

Al 200

19.5

Al 300

Al 300

24.3

23.6

44

44

62 26 125

36

36 36

Cu100 13.7

34

65

28

95

28

28

Cu150 17.0

Al 400

Al 400

27.9

27.2

54

54

77 32 160

45

45 32

Cu100 13.7

34

65

28

95

28

28

Cu150 17.0

Cu200 19.2

Cu325 24.7

Al 150

16.9

Al 200

19.5

Al 300

23.6

PA

Al 510

Al 510

39.9

30.8

54

54

77 32 160

45

45 32

(

1

)

適用電線のより線構成は,ジャンパスリーブの適用電線と同じ。

表 10  平行分岐スリーブの寸法許容差

単位 mm

d

1

d

2

電線の公称断面積

電線の公称断面積

記号

A

1

A

2

B

C

300mm

2

以上 250∼150mm

2

125mm

2

以下 300mm

2

以上 250∼150mm

2

 125mm

2

以下

寸法許容差

+1.0

−0.2

+0.6

−0.2

+0.5

−0.2

+0.4

−0.2

+0.5

−0.2

+0.4

−0.2

+0.3

−0.1


8

E 2220 : 2001

表 11  分岐スリーブの寸法 

単位 mm

圧縮後の寸法

(参考値)

記号

適用電線及びその

公称断面積(mm

2

)

より線構成

(素線数/素線径)

A

(参考

値)

B

C

(参考

値)

E

D D

1

d

d

1

F  G

H

I

Cu100

・Cu100・Cu100 19/2.6・91/1.2・91/1.2

13.7

Cu125

・Cu100・Cu100 19/2.9・91/1.2・91/1.2

15.2

Cu150

・Cu100・Cu100 37/2.3・91/1.2・91/1.2

23

17.0

23 19.9

YC

Cu200

・Cu100・Cu100 37/2.6・91/1.2・91/1.2

80

62

55

37

32

23

19.2

13.7

32

23

27.7

19.9

表 12  分岐スリーブの寸法許容差

単位 mm

記号

D

D

1

d

d

1

寸法許容差

+0.6 
−0.2

+0.3 
−0.1


9

E 2220 : 2001

表 13  補修スリーブの寸法

単位 mm

適用電線

寸法

圧縮後の寸法

(参考値)

記号

公称断面積

(mm

2

)

より線構成

(素線数/素線径)

より線外径

(約)

L

d

B

C

E

(参考値)

D

f

D

c

38 7/2.6 7.8

80

8.7

16

13

14

14

12.1

50 19/1.8  9.0

90 10.0

60 19/2.0 10.0

95

11.0

21

18

19 19

16.5

80 19/2.3 11.5

115

12.5

100 19/2.6 13.0

125 14.1

26

20

23 23

19.9

125 19/2.9 14.5

135 15.7

29

23

26

26

22.5

150 37/2.3 16.1

150 17.3

32

26

29

29

25.1

200 37/2.6 18.2

170 19.5

35

29

32

32

27.7

250 61/2.3 20.7

200 22.2

40

36

38

38

32.9

RC

325 61/2.6 23.4

225 24.9

44

39

42

42

36.4

55 7/3.2 9.6

200 10.8

25

20

22

22

19.1

95 7/4.2

12.6 13.9

29

23

26

26

22.5

150 19/3.2 16.0

230

17.8

33

28

30 30

25.0

200 19/3.7 18.5

250 20.4

38

30

34

34

28.4

300 37/3.2 22.4  24.3

43

34

38

38

31.9

400 37/3.7 25.9

300

27.9

49

40

44 44

37.1

RA

510 37/4.2 29.4

330 31.5

58

47

52

52

45.0

表 14  補修スリーブの寸法許容差

単位 mm

d

電線の公称断面積

記号

B

C

150mm

2

以上 125mm

2

以下

寸法許容差 +1.0

−0.2

+0.5

−0.2

+0.4

−0.2

8.

材料  スリーブに使用する主な材料は,表 15 に示すもの又はこれらと品質が同等以上のものとする。


10

E 2220 : 2001

表 15  材料

種類

記号

材料

SC

SH

JIS H 3250

の C1020BE,C1100BE,JIS H 3300 の C1020T 又は C1100T

SA  JIS H 4040

の A1070BE,A1050BE,JIS H 4080 の A1070TE 又は A1050TE

直線スリーブ

SS  JIS G 4051

の S15C

JC  JIS H 3250

の C1020BE,C1100BE,JIS H 3300 の C1020T 又は C1100T

ジャンパスリーブ

JA  JIS H 4040

の A1070BE,A1050BE,JIS H 4080 の A1070TE 又は A1050TE

PC  JIS H 2121

JIS H 3250 の C1020BE 又は C1100BE

平行分岐スリーブ

PA  JIS H 2110

JIS H 4040 の A1070BE 又は A1050BE

Y

分岐スリーブ YC

JIS H 2121

JIS H 3250 の C1020BE 又は C1100BE

RC  JIS H 2121

JIS H 3250 の C1020BE 又は C1100BE

補修スリーブ

RA  JIS H 2110

JIS H 4040 の A1070BE 又は A1050BE

備考  硬銅より線と硬アルミニウムより線とを接続するジャンパスリーブ及び平行分岐スリー

ブには,スリーブと硬銅より線とが直接触れる部分に異種金属接触腐食を生じないよう

に,防食中間合金層(一般的には,すずと亜鉛との合金を用いる。

)を介在させる。 

9.

表面処理  直線スリーブの鋼より線用の表面処理は,10.3.2 によって試験を行ったとき,JIS H 8641

に規定する HDZ35 とする。

10.

試験方法

10.1

機械試験  スリーブの機械試験は,次による。

備考  スリーブの機械試験に関する一般事項は,JIS E 2002 の 5.1(共通事項)及び 5.2.1(試験機,

測定器,支持台及び金具の取付け方)による。

10.1.1

圧縮試験  スリーブの圧縮試験は,JIS E 2002 の 5.2.2 の h)(圧縮試験)による。

10.1.2

最大引張荷重試験  スリーブの最大引張荷重試験は,JIS E 2002 の 5.2.2 の c)(最大荷重試験)に

よる。

10.2

接続部電気抵抗試験  スリーブの接続部電気抵抗試験は,JIS E 2002 の 5.3.3 の a)(接続部電気抵抗

試験)による。

備考  スリーブの電気試験に関する一般事項は,JIS E 2002 の 5.1(共通事項),5.3.1(試験用電源)

及び 5.3.2(測定器及び装置)による。

10.3

材料試験

10.3.1

浸透探傷試験  鋳物部品の欠陥調査は,JIS E 2002 の 5.4.1(浸透探傷試験)による。

10.3.2

めっき膜厚試験  スリーブの溶融亜鉛めっき試験は,JIS E 2002 の 5.4.3(めっき膜厚試験)によ

る。

11.

検査  スリーブの検査は,形式検査(

2

)

と受渡検査(

3

)

とに区分し,それぞれの検査項目は

表 16 の○印の

とおりとし,5.9.及び 13.の規定に適合しなければならない。

なお,受渡検査における抜取方式は,受渡当事者間の協定による。

(

2

)

製品の品質が設計で示したすべての特性を満足するかどうかを判定するための検査。

(

3

)

既に形式検査に合格したものと同一の設計及び製造による製品が,受渡しに際して,必要と認

める特性を満足するものであるかどうかを判定するための検査。


11

E 2220 : 2001

表 16  検査項目

検査項目

形式検査 受渡検査

検査項目

形式検査 受渡検査

外観

圧縮

構造

最大引張荷重

形状・寸法

接続部電気抵抗

材料

表面処理

表示

12.

製品の呼び方  スリーブの呼び方は,製品の名称,種類(

4

)

又は記号,適用電線(

5

)

の材料及び公称断面

(

6

)

による。

(

4

)

種類の呼び方のうち,

“スリーブ”は,省略してもよい。

(

5

)

平行分岐スリーブ及び Y 分岐スリーブの適用電線は,本線側電線,分岐側電線の順にいう。

(

6

)

硬銅より線と硬アルミニウムより線とを接続するスリーブには,電線材料の略号を付ける。

1.  (直線スリーブの種類による場合)

電車線路用スリーブ  直線 Cu325

2.  (直線スリーブの記号による場合)

電車線路用スリーブ  SH  Cu325

3.  (平行分岐スリーブの種類による場合)

電車線路用スリーブ  平行分岐  Al510 : Cu325

4.  (平行分岐スリーブの記号による場合)

電車線路用スリーブ  PA  Al510 : Cu325

5.  (Y 分岐スリーブの種類による場合)

電車線路用スリーブ  Y 分岐  Cu200,Cu100,Cu100

6.  (Y 分岐スリーブの記号による場合)

電車線路用スリーブ  YC  Cu200,Cu100,Cu100

13.

表示  スリーブの表示は,次による。

13.1

製品の表示  スリーブには,次の事項を容易に消えない方法によって表示する。

a)

電車線路用を表す記号“車”

b)

表 に示す記号

c)

適用電線の材料及び公称断面積又はその略号

d)

製造業者名又はその略号

e)

製造年月又はその略号

13.2

包装の表示  包装の外面には,次の事項を表示する。

a)

規格の名称

b)

種類(

4

)

又は記号

c)

適用電線の材料及び公称断面積又はその略号

d)

製造業者名又はその略号

e)

数量


12

E 2220 : 2001

JIS

改正原案調査作成委員会  構成表

氏名

所属

(本委員会委員長)

木  村  脩  之

東邦電気工業株式会社

(委員)

白  取  健  治

運輸省鉄道局

橋  本      進

財団法人日本規格協会

(小委員会主査)

長  澤  広  樹

財団法人鉄道総合技術研究所

(委員)

江  川  健太郎

東日本旅客鉄道株式会社

土  屋  忠  巳

東日本旅客鉄道株式会社

加  藤  慎一郎

東海旅客鉄道株式会社

石  田  義  博

西日本旅客鉄道株式会社

沼  沢  隆  治

社団法人日本民営鉄道協会

嶋  崎  章  臣

(前半)

関東鉄道協会(小田急電鉄株式会社)

村  上  凱  勇

(後半)

関東鉄道協会(京王電鉄株式会社)

石  井  良  夫

三和テッキ株式会社

冨  樫      敏

株式会社電業

舟  山  友  治

電鉄工業株式会社

西  辻  保  昭

日本架線工業株式会社

萬  葉  重  雄

電車線工業協会

湯  田  豊  人

運輸省鉄道局

三  留      弘

日本電設工業株式会社

横  澤  芳  廣

東日本旅客鉄道株式会社

坂  下  則  明

東海旅客鉄道株式会社

小笠原  祥二郎

(前半)

社団法人日本民営鉄道協会

有  間  正  信

(後半)

社団法人日本民営鉄道協会

村  本  道  明

(前半)

関東鉄道協会(東京急行電鉄株式会社)

尾  崎      匡

(後半)

関東鉄道協会(西武鉄道株式会社)

竹  内      優

株式会社電業

太  田  信  司

電鉄工業株式会社

大  山  一  男

日本架線工業株式会社

(事務局)

吉  川  武  司

電車線工業協会