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E 1311:2002  

(1) 

著作権法により無断での複製,転載等は禁止されております。 

まえがき 

この規格は,工業標準化法に基づいて,日本工業標準調査会の審議を経て,国土交通大臣が改正した日

本工業規格である。 

これによって,JIS E 1311:1994は改正され,この規格に置き換えられる。 

 


 

E 1311:2002  

(2) 

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目 次 

ページ 

1. 適用範囲  1 

2. 引用規格  1 

3. 分類  1 

4. 番号,用語及び定義  1 

 

 

 


 

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日本工業規格          JIS 

 

E 1311:2002 

 

鉄道―分岐器類用語 

Railway―Turnouts and crossings vocabulary 

 

1. 適用範囲 この規格は,鉄道の分岐器類に関する主な用語について規定する。 

 

2. 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す

る。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。 

JIS E 1101 普通レール及び分岐器類用特殊レール 

JIS E 1301 鉄道用分岐器類の番数 

JIS E 3013 鉄道信号保安用語 

 

3. 分類 分岐器類用語の分類は,次のとおりとする。 

a) 分岐器一般 

b) ポイント 

c) クロッシング 

d) ガード 

e) レール 

f) 

部品 

g) 線形その他 

 

4. 番号,用語及び定義 番号,用語及び定義は,次による。 

なお,参考として対応用語を示す。 

備考1. 慣用語を,定義欄に参考として示す。 

2. 用語の読み方が紛らわしいものは,用語の下に読み方を括弧を付けて示す。 

3. 定義の中でこの規格に規定している用語が出てきた場合,その用語の後に括弧を付けてその

番号を参考のために示す。 

4. 規定している用語のJISがある場合,定義の後に括弧でそのJIS番号を参考のために示す。 


E 1311:2002  

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a) 分岐器一般  

番号 

用語 

定義 

対応英語(参考) 

101 

分岐器類 
(ぶんぎきるい) 

分岐器,ダイヤモンドクロッシング,シーサースク
ロッシング,スリップスイッチ及び渡り線の総称。 

turnouts and crossings 

102 

分岐器 

軌道を二つ以上に分ける軌道構造。 

turnout 

103 

ダイヤモンド 
 クロッシング 

二つの軌道が交差する軌道構造。 

 
 
 
 
 
 
 
 

diamond crossing 

104 

シーサース 
 クロッシング 

隣り合う2軌道間の,二つの渡り線(124)が交差
する軌道構造。 

scissors crossing, 
double crossover 

105 

スリップスイッチ 

ダイヤモンドクロッシング(103)に渡り線を付け
た(124)軌道構造で,シングルスリップスイッチ
(116)及びダブルスリップスイッチ(117)の総称。 

slip switch, 
diamond crossing with slip 

106 

片開き分岐器 
(かたびらきぶんぎき) 

直線の軌道で他の1軌道が,直線の左側又は右側に
分かれる分岐器。 
 
 
 
 

simple turnout 

107 

両開き分岐器 
(りょうびらきぶんぎき) 

直線の軌道が,左右対称に2方向に分かれる分岐
器。 
 
 
 
 

symmetrical turnout 

108 

振分分岐器 
(ふりわけぶんぎき) 

直線の軌道が,左右非対称に2方向に分かれる分岐
器。 
 
 
 
 

asymmetrical turnout 

109 

曲線分岐器 

曲線の軌道で他の1軌道が,曲線の内方又は外方に
分かれる分岐器。 

curved turnout 

110 

内方分岐器 
(ないほうぶんぎき) 

曲線の内方に分かれる曲線分岐器。 
 
 
 
 

curved turnout in the 
  same direction 

111 

外方分岐器 
(がいほうぶんぎき) 

曲線の外方に分かれる曲線分岐器。 
 
 
 
 

curved turnout in the 
  opposite direction 


E 1311:2002  

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番号 

用語 

定義 

対応英語(参考) 

112 

固定ダイヤモンド 
 クロッシング 

固定クロッシング(306)を用いて構成される,ダ
イヤモンドクロッシング。 
 
 

 
 
 
 
 

rigid diamond crossing 

113 

可動ダイヤモンド 
 クロッシング 

可動クロッシング(305)を用いて構成するダイヤ
モンドクロッシング。 
 
 
 
 

movable diamond crossing, 
switch diamond 

114 

普通シーサース 
 クロッシング 

隣り合う2軌道が平行な直線で,渡り線(124)の
交差する形状が前後・左右対称のシーサースクロッ
シング。 

 
 
 
 
 
 

standard type scissors 
  crossing, 
common scissors crossing 

115 

特殊シーサース 
 クロッシング 

四つの分岐器のうち,少なくとも一つの分岐器の向
きが変わったり,番数が変わったり,両開き分岐器,
振分分岐器,ダイヤモンドクロッシング,スリップ
スイッチなどになったり,又は渡り線の交点が2
軌道の中心にないなど,普通シーサースクロッシン
グ以外のシーサースクロッシングの総称。 

special layout 
  scissors crossing, 
special layout double 
  crossover 

116 

シングルスリップ 
 スイッチ 

片側に渡り線があるスリップスイッチ(105)。 
 

 
 
 
 
 

single slip switch, 
diamond crossing with 
  single slip 

117 

ダブルスリップ 
 スイッチ 

両側に渡り線がスリップスイッチ(105)。 
 

 
 
 
 
 

double slip switch, 
diamond crossing with 
  double slip 

118 

三枝分岐器 
(さんしぶんぎき) 

1軌道を1か所のポイント部で3方向に分ける分岐
器。 
 
 
 
 
 
 

three-throw turnout 


E 1311:2002  

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番号 

用語 

定義 

対応英語(参考) 

119 

複分岐器 

1軌道を2か所のポイント部で3方向に分ける分岐
器。 
例 
 
 
 
 
 

tandem turnout 

120 

三線式分岐器 

3本のレールを並列して,二つの軌間を併用してい
る軌道に用いる分岐器。 

combined gauge turnout 
  (three rails) 

121 

四線式分岐器 

4本のレールを並列して,二つの軌間を併用してい
る軌道に用いる分岐器。 

combined gauge turnout 
  (four rails) 

122 

普通分岐器 

片開き分岐器,両開き分岐器,振分分岐器及び曲線
分岐器の総称。 

standard turnout 

123 

特殊分岐器類 

ダイヤモンドクロッシング,シーサースクロッシン
グ,スリップスイッチ,三枝分岐器,複分岐器,三
線式分岐器及び四線式分岐器の総称。 

special layout turnouts 

124 

渡り線 

二つの軌道を連絡する軌道構造。 
 隣り合う軌道の場合 

 
 
 
 
 
 

 交差する軌道の場合(スリップスイッチの渡り線
構造) 
 

 
 
 
 
 
 

crossover 

125 

左分岐器 

分岐器前端から見て,分岐線が左側にある分岐器。 left hand turnout 

126 

右分岐器 

分岐器前端から見て,分岐線が右側にある分岐器。 right hand turnout 

127 

大正14年形分岐器 

大正14年形ポイント(214)を用いた分岐器。 

TAISHO-type turnout 

128 

帽子形分岐器 

帽子形ポイント(215)を用いた分岐器。 

turnout with full web 
  tongue rail 

129 

N形分岐器 

N形ポイント(216)を用いた分岐器。 

N-type turnout 

130 

ノーズ可動分岐器 

ノーズ可動クロッシング(307)を用いた分岐器。 turnout with movable 

  nose crossing 

131 

乗越分岐器 
(のりこしぶんぎき) 

乗越ポイント(209)及び乗越クロッシング(311)
を用いた分岐器。 

run-over type turnout 

132 

直結分岐器 

道床バラストを用いないで,コンクリート床などに
取り付けた構造の分岐器類。 

direct fixation turnout 

133 

組立分岐器類 

製造業者が,ポイント,クロッシング,ガード及び
部品のほか,レール,まくらぎ及び犬くぎ又はレー
ル用ねじくぎを用いて,工場で組み立てた分岐器
類。 
参考 組立分岐器 

shop assembling turnouts 
  and crossings 


E 1311:2002  

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番号 

用語 

定義 

対応英語(参考) 

134 

新幹線用分岐器類 

新幹線鉄道に用いられている分岐器類。 
参考 新幹線用分岐器 

turnouts and crossings 
  for SHINKANSEN 

 

b) ポイント  

番号 

用語 

定義 

対応英語(参考) 

201 

ポイント 

分岐器を構成する部品のうち,軌道を分ける部分の
装置。 

point, 
switch 

202 

直線ポイント 

直線のトングレール(507)を用いたポイント。 

straight switch 

203 

曲線ポイント 

曲線のトングレールを用いたポイント。 

curved switch 

204 

弾性ポイント 

トングレール後端部が固定されていて,ポイント転
換のときトングレールをたまわせる構造のポイン
ト。 
 

 
 
 
 
 
 

flexible switch 

205 

関節ポイント 

ポイント転換のとき,トングレールが後端部を中心
に回転する構造のポイント。 
 
 
 
 
 
 
 
 

articulated switch, 
hinged heel switch 

206 

滑節ポイント 
(かっせつ――) 

ポイント転換のとき,トングレール後端部が継目板
と間隔材との間で滑り回転する構造のポイント。 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

loose heel switch 

207 

鈍端ポイント 
(どんたん――) 

ポイントの転換するレールに,鈍端レール(508)
を用いたポイント。 
例 
 
 
 
 
 
 

stub switch 


E 1311:2002  

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番号 

用語 

定義 

対応英語(参考) 

208 

スプリングポイント 

ばね力によってポイントを常時一定方向に開通さ
せ,他の方向から背向(760)で車両が進入する場
合は,ばね力に抗して車輪がトングレールを転換さ
せながら車両を通過させる機能の転換装置を用い
たポイント。 

spring switch 

209 

乗越ポイント 
(のりこし――) 

車両が分岐線を通過する場合,車輪が本線レールを
乗り越える形式のポイント。 

run-over type switch 

210 

脱線ポイント 

車両を脱線させるポイント。 

derailing switch, 
catch point 

211 

スリップポイント 

スリップスイッチに用いるポイント。 

slip switch, 
slip point 

212 

三枝ポイント 

三枝分岐器に用いるポイント。 

symmetrical three throw 
  switch 

213 

マンガンポイント 

高マンガン鋳鋼製のレールを用いたポイント。 

manganese steel switch 

214 

大正14年形ポイント 

大正14年に設計された滑節ポイント。 
備考 大正14年形ポイントの主な特徴 
   トングレールは,普通レールを用い,直線形。 
   トングレールの上面は,基本レールの上面か

ら7〜10 mm高い。締結装置はファングボル
ト式。 

TAISHO-type switch 

215 

帽子形ポイント 

昭和10年に設計された,トングレールとして帽子
形レール(510)を用いた関節ポイント。 
備考 帽子形ポイントの主な特徴 
   トングレールは,帽子形レールを用い,入射

角付き曲線形。トングレールの上面は,基本
レール上面と同じ高さ。トングレールの後端
部は,ピボット式。締結装置はファングボル
ト式。 

switch with full web 
  tongue rail 

216 

N形ポイント 

Nレール(JIS E 1101参照)に用いる。関節ポイン
ト。 
備考 N形ポイントの主な特徴 
   トングレールは,Sレール(511)を用い,

入射角なし曲線形。トングレールの後端部
は,ウェブヒンジ式。 

   締結は調節式で,ボルト・犬くぎ式。 

N-type switch 

217 

入射角なし曲線ポイント 

ポイント前端部に入射角(721)がない曲線ポイン
ト。 
例 

 
 
 
 
 
 

tangential curved switch 

218 

入射角付き曲線ポイント 

ポイント前端部に入射角がある曲線ポイント。 
例 

 
 
 
 
 
 
 

intersecting curved switch 


E 1311:2002  

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c) クロッシング  

番号 

用語 

定義 

対応英語(参考) 

301 

クロッシング 

分岐器類を構成する部分のうち,軌間線(765)が
交差する部分の装置又は特殊形状のレール。 

crossing, 
frog(米語) 

302 

マンガンクロッシング 

高マンガン鋳鋼製の固定クロッシング。 

solid manganese steel 
  rigid crossing 

303 

組立クロッシング 

レールを加工して,ボルト,間隔材などで組み立て
た固定クロッシング。 

built-up crossing, 
bolted rigid frog 

304 

組立マンガン 
 クロッシング 

レールと高マンガン鋳鋼性レールとをボルトで組
み立てた固定クロッシング。 

railbound manganese 
  steel frog 

305 

可動クロッシング 

可動部分があるクロッシングの総称。 

movable crossing 

306 

固定クロッシング 

可動部分がないクロッシングの総称。 

rigid crossing 

307 

ノーズ可動クロッシング 

ノーズレールが可動式のクロッシング。 

movable nose crossing 

308 

ウィング可動クロッシン

グ 

ウィングレールが可動式のクロッシング。 

spring rail frog, 
movable wing rail crossing 

309 

鈍端形可動クロッシング 

可動レールに鈍端レール(508)を用いた可動クロ
ッシング。 

movable stub rail crossing 

310 

マンガン可動クロッシン

グ 

高マンガン鋳造製の可動クロッシング。 

movable manganese 
  steel crossing 

311 

乗越クロッシング 

車両が分岐線を通過する場合,車輪が本線レールを
乗り越える形式のクロッシング。 

run-over type crossing 

312 

溶接クロッシング 

レールを加工して溶接で組み立てた固定クロッシ
ング。 

welded crossing 

313 

鍛造クロッシング 

鍛造で成形した固定クロッシング。 

forged crossing 

314 

盛上げクロッシング 

鼻端(749)付近を通過する車輪の落ち込みを防止
する目的で,ウイングレール乗り移り部を高くした
クロッシング。 

crossing with wing 
  wheel riser 

315 

K字クロッシング 

ダイヤモンドクロッシングの中央にあるK字形の
クロッシング。 
参考 センタークロッシング 

obtuse crossing, 
center crossing 

316 

エンドクロッシング 

ダイヤモンドクロッシングの両端のクロッシング。 end crossing 

317 

可動K字クロッシング 

可動部分があるK字クロッシング。 

movable obtuse crossing, 
movable center crossing 

319 

熱処理クロッシング 

レール頭部が熱処理された,レール製のクロッシン
グ。 

heat treated crossing 

320 

圧接クロッシング 

ノーズレールを圧接接合によって一体化し,間隔材
を介してウィングレールと接着して組み立てた固
定クロッシング。 

pressure welded crossing 

321 

接着クロッシング 

加工したレールと間隔材とを接着して組み立てた
固定クロッシング。 

 

322 

固定K字クロッシング 

可動部分がないK字クロッシング 

rigid obtuse crossing, 
rigid center crossing 

323 

マンガン固定K字クロッ

シング 

高マンガン鋳鋼製の固定K字クロッシング 

solid manganese steel 
  rigid obtuse crossing, 
solid manganese steel 
  rigid center crossing 

324 

マンガンエンドクロッシ

ング 

高マンガン鋳鋼製のエンドクロッシング 

manganese steel end 
  crossing 

325 

サイドクロッシング 

分岐器のクロッシングで,シーサースクロッシング
に用いる場合の呼び方。 

side crossing 


E 1311:2002  

著作権法により無断での複製,転載等は禁止されております。 

番号 

用語 

定義 

対応英語(参考) 

326 

曲線クロッシング 

軌間線の片方又は両方が,クロッシングの全長にわ
たって曲線になっているクロッシング。 

curved crossing 

327 

無開先電子ビーム溶接ク

ロッシング 

レール母材同士の溶接面を開先を付けずに密着さ
せ,真空中で密着面に電子ビームを照射させて溶接
したクロッシング。 
参考 NEWクロッシング 

Non-groove electron beam 
  welding crossing 

 

d) ガード  

番号 

用語 

定義 

対応英語(参考) 

401 

ガード 

レールに近接して設ける車輪の誘導装置。 
備考 通常はクロッシング用のガードをいう。 

guard 

402 

ポイントガード 

ポイント部に用いるガード。 

switch point guard 

 

e) レール  

番号 

用語 

定義 

対応英語(参考) 

501 

基本レール 

トングレールが接するレール。 

stock rail 

502 

主レール 

クロッシングと一対で軌間を構成し,ガードレール
(518)が近接して設けられているレール。ただし,
基本レールと主レールとの間に継目がない場合は,
主レールを含めて基本レールという。 

outside rail of guard, 
main rail 

503 

リードレール 

トングレール後端とクロッシング前端とをつなぐ
レール。 

closure rail, 
lead rail 

504 

スリップレール 

スリップスイッチの渡り線の中で,トングレール後
端相互をつなぐレール。 

 
 
 
 
 
 
 
 

slip rail 

505 

へ形レール 

K字クロッシングの外郭を構成する“へ”の字形に
曲がったレール。 
 固定K字クロッシングの場合 

 
 
 
 
 
 

 可動K字クロッシングの場合 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

knuckle rail, 
obtuse crossing wing rail 


E 1311:2002  

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番号 

用語 

定義 

対応英語(参考) 

506 

役レール 
(やく――) 

分岐器類を構成するレール。 
備考 通常はトングレール,クロッシング及びガー

ドレール以外のレールをいう。 

参考 役金(やくがね) 

turnout rail 

507 

トングレール 

ポイント部に用いる,先端の頭部がとがった転換さ
れるレール。 

tongue rail, 
switch rail, 
switch point, 
blade 

508 

鈍端レール 

鈍端ポイント又は鈍端形クロッシングに用いる,先
端の頭部が細くなっていない転換されるレール。 

stub rail 

509 

乗越レール 

乗越ポイントに用いる,先端側が本線レールにかぶ
さるレール。 

elevated rail 

510 

帽子形レール 

主として分岐器に用いる頭部と腹部とが同じ厚さ
で,断面が帽子形状のレール。 
 

 
 
 
 
 

full web rail 

511 

Sレール 

主として分岐器に用いる腹部を厚くした,特殊断面
形状のレール。ただし,帽子形レールを除く。 

S-type thick web rail 

512 

可動レール 

可動クロッシングに用いる,転換されるレール。 

movable rail 

513 

ウィングレール 

クロッシングを構成するノーズレール(514)の外
側のレール。 
参考 翼レール 

wing rail 

514 

ノーズレール 

クロッシングを構成する,先端の頭部がとがったレ
ール。 
参考 鼻端レール 

nose rail, 
point rail 

515 

長ノーズレール 

2本のレールでノーズレールが構成された場合,ク
ロッシング交点の近くに先端が出ている方のレー
ル。 
 
 
 
 
 
 
参考 鼻端長レール 

long point rail, 
point rail 

516 

短ノーズレール 

2本のレールでノーズレールが構成された場合,長
ノーズレールに組み合わせるレール。 
参考 鼻端短レール 

short point rail, 
splice rail 

517 

クロッシング構 

ノーズ可動クロッシングの可動レールを取り付け
るレール。 

crossing block 

518 

ガードレール 

ガード及び固定K字クロッシングを構成する,車
輪背面に接して車輪を誘導するレール。 
例1. 
 
 
 
 
 

guard rail, 
check rail 


10 

E 1311:2002  

著作権法により無断での複製,転載等は禁止されております。 

番号 

用語 

定義 

対応英語(参考) 

518 

ガードレール(続き) 

例2. 
 
 
 
 
 

 

519 

熱処理トングレール 

レール頭部を熱処理したトングレール。 

heat treated tongue rail 

520 

熱処理ガードレール 

レール頭部を熱処理したガードレール。 

heat treated guard rail 

 

f) 

部品  

番号 

用語 

定義 

対応英語(参考) 

601 

転てつ棒 

転換装置とつなぐために,トングレール又は可動レ
ールに取り付ける棒。 
参考 タイバー 

switch rod, 
drive rod, 
head rod 

602 

控え棒 

トングレールの横たわみを減らすために,左右のト
ングレールをつなぐ棒。 

stretcher bar, 
back rod, 
helper rod 

603 

連結板 

転てつ棒又は控え棒を取り付けるため,トングレー
ル又は可動レールに取り付ける金具。 

clip, 
bearing clip 

604 

止め金具 

トングレール又は可動レールが車輪横圧でたわま
ないように,レールの腹部に取り付ける金具。 

stud, 
stop 

605 

間隔材 

間隔を保つために,近接したレールの腹部間に取り
付ける金具。 

filler, block 

606 

カラー 

間隔を保つために用いる,円筒形の金具。 

collar 

607 

座金 

ボルト・ナットを用いてレール底部を締結する金
具,及びボルト・ナットの座面に挿入する金具。 

clip plate, 
washer 

608 

レールブレス 

レールの転棟防止用に,レールの腹部又は首部に当
てる締結金具。 

rail brace 

609 

床板 
(しょうはん) 

主に2本以上のレールの下に敷く鋼板で,ポイン
ト・クロッシング及びガードを構成する部品。 

base plate, (slide, 
  bed, heel) plate 

610 

分岐タイプレート 

分岐器類に用いる目的で設計されたタイプレート。 tie plate 

611 

分岐継目板 

分岐器類に用いる目的で設計された継目板。 

fish plate, 
joint bar 

612 

丸止めくぎ 

分岐器類に用いる目的で設計された犬くぎで,床
板,分岐タイプレートなどをまくらぎに取り付ける
ときに用いる,幹部の断面が円形のくぎ。 

dog spike 
(round stem) 

613 

角止めくぎ 

分岐器類に用いる目的で設計された犬くぎで,床
板,分岐タイプレートなどをまくらぎに取り付ける
とき又は継目部のレール締結に用いる,幹部の断面
が角形のくぎ。 

dog spike 
(square stem) 

614 

ファングボルト 

頭部に回り止め用のつめ付き座金をもち,まくらぎ
の下からレール,床板などを固定するボルト。 

 
 
 
 
 

fang bolt 

615 

補支材 

乗越レールを構成する。本線レールにかぶさる部
材。 

run-over block connect 
  with elevated rail 

616 

分岐まくらぎ 

分岐器類に用いるまくらぎ。 

switch sleeper, 
switch tie 


11 

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番号 

用語 

定義 

対応英語(参考) 

617 

まくらぎ継手 

まくらぎを長さ方向につなぐ継手金具。 

sleeper joint, 
tie joint 

618 

ゲージタイ 

軌間保持のため左右のレールをつなぐ器具(JIS E 
3013参照)。 

gauge tie 

619 

ゲージストラット 

軌間縮小防止のために用いる器具。 
例 

 
 
 
 
 
 
 

strut, 
gauge strut 

620 

床敷板 
(とこしきいた) 

分岐器と転換鎖錠装置との固定などに用いる鋼板 
(JIS E 3013参照)。 

sole plate 

621 

ポイントリバー(おもり付

き) 

おもり付きのポイント転換装置。 
参考 だるま 

switch box with 
  weighted lever 

622 

ポイントリバー(S形) 

クランクによる鎖錠機構をもち,背向割りだし可能
なポイント転換装置。 

― 

623 

横圧受装置 

直結分岐器で,床板,分岐タイプレートなどの固定
に用いる装置。 

direct fixation device 

624 

転てつ棒ボルト 

転てつ棒を連結板に取り付けるボルト。 
参考 タイバーボルト 

switch rod bolt 

 

g) 線形その他  

番号 

用語 

定義 

対応英語(参考) 

701 

分岐器類の線形 

分岐器類の基本的平面形状及び寸法 

geometry of turnouts and 
  crossings, 
alignment 

702 

軌間線欠線 

軌間線(765)が中断している部分。 

gap in gauge line 

703 

分岐器類のスケルトン 

分岐器類の最も簡略化した線形で,分岐交点,分岐
方向,並びに分岐器の前端及び後端を図に表したも
の。 
参考 スケルトン 

skeleton 

704 

リード長 

トングレール先端からクロッシング交点までの,ト
ングレール先端における基準線基本レールの接線
方向の直線距離。 

lead, 
lead length 

705 

理論リード長 

入射角がない分岐器で,基準線基本レールと分岐線
トングレール理論上の先端との接点からクロッシ
ング交点までの,接点における基本レールの接線方
向の直線距離。 
例1. 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

theoretical lead 


12 

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番号 

用語 

定義 

対応英語(参考) 

705 

理論リード長(続き) 

例2. 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

706 

実際リード長 

入射角がない分岐器で,分岐線トングレール先端か
らクロッシング交点までの,基準線基本レールと分
岐線トングレール理論上の先端との接点における
基本レールの接線方向の直線距離。 

actual lead 

707 

基準線 

分岐器を構成する軌道のうち,基準となる軌道。 

main line, 
main track 

708 

分岐線 

分岐器を構成する軌道のうち,基準線から分かれる
軌道。 

branch line, 
diverged line 

709 

基準線半径 

基準線の軌道中心半径。ただし,振分分岐器の場合
は,基準線の外軌の半径。 

radii of main 
  line (or track) 

710 

分岐線半径 

分岐線の外軌の半径。 

radii of branch 
  line 

711 

リード半径 

リード曲線の外軌の半径。 

radii of lead curve 

712 

クロッシング交点 

クロッシングにおける二つの軌間線の交点。 

theoretical 
  intersection point 
  of crossing, 
theoretical point 

713 

分岐交点 

クロッシング後端位置で分岐線の軌道中心線の接
線が,基準線の軌道中心線と交わる点。 

turnout middle point 

714 

分岐角 

クロッシング後端位置で分岐線の軌道中心線の接
線が,分岐交点における基準線の軌道中心線の接線
となす角(分岐交点における交角)。 
例1. 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

        θ:クロッシング角 
        α:分岐角 

turnout angle 


13 

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番号 

用語 

定義 

対応英語(参考) 

714 

分岐角(続き) 

例2. 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
       θ:クロッシング角 
       α:分岐角 

 

715 

クロッシング角 

クロッシング後端位置で,二つの軌間線の接線がな
す角,又はクロッシング交点における軌間線の交角
(JIS E 1301参照)。 
備考 曲線分岐器・曲線ダイヤモンドクロッシング

のクロッシング及び三枝分岐器,複分岐器,
三線式分岐器などの中央のクロッシングの
場合は,通常後者を意味する。 

crossing angle 

716 

クロッシング番数 

クロッシング角を,次の式のNで表したもの。 

   

1

cot

2

2

N

 

  ここに,N:クロッシング番数 
      θ:クロッシング角 

crossing number 

717 

分岐器の番数 

分岐器が分岐する度合いを示すもので,その分岐器
に用いるクロッシングのクロッシング番数で表す。 

turnout number 

718 

ダイヤモンドクロッシン

グの番数 

ダイヤモンドクロッシングの交差角を示すもので,
そのダイヤモンドクロッシングに用いるクロッシ
ングの場合には二つの軌道中心線の交角をクロッ
シング角として,そのクロッシング番数による。 

diamond crossing number 

719 

シーサースクロッシング

の番数 

シーサースクロッシングに用いる主な分岐器の番
数で表す。 

scissors crossing number 

720 

振分率 
(ふりわけりつ) 

振分分岐器において,分岐角を直線軌道の延長線に
よって振り分けた比率で次の式によってm:nで表
す。 

 

1

2

m

n

  

 

ここに,θ1>θ2 
    θ:クロッシング角 
    m及びnは整数とする。 

split ratio of turnout 

721 

入射角 

主に,ポイント前端における分岐線外軌と基本線基
本レールとの軌間線が交わる角度。 
例 直線ポイントの場合 
 
 
 
 
 

switch angle, 
entry angle 


14 

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番号 

用語 

定義 

対応英語(参考) 

722 

走入角 

走行する車輪がレールに当たる角度。 
 
 
 
 
 
 
参考 アタック角 

angle of attack 

723 

誘導角 

ガードレール及びウィングレールの誘導部の,フラ
ンジウェー幅をてい(逓)減する角度。 
例 ガードレールの場合 
 
 
 
 
 
 
 
参考 導入角         α,β:誘導角 

flare angle 

724 

無誘導長 

固定K字クロッシングなどの軌間線欠線部におい
て,ガードレールによる車輪の誘導がない区間の長
さ。 

guideless length 

725 

リード曲線 

リード部の曲線。 

lead curve 

726 

分岐 

一つの軌道から他の軌道が分かれること。 

branching, 
diverging 

727 

分岐付帯曲線 

分岐器内及びその前後の曲線。 

curve incidental 
  to turnout 

728 

分岐器内曲線 

分岐付帯曲線中の分岐器内の曲線。 
参考 分岐内曲線 

turnout curve 

729 

分岐器後方曲線 

分岐器後端に近接した曲線。 

curve behind turnout, 
second curve of turnout 

730 

分岐器前端 

分岐器の分岐する手前の基本レール端の位置。 

beginning of turnout 

731 

分岐器後端 

分岐器の分岐した後の基準線及び分岐線の,最遠の
クロッシング端又はレール端の位置。 

end of turnout 

732 

ポイント前端 

ポイントのトングレール先端の位置。ただし,両ト
ングレール先端位置が食い違っている場合は,分岐
器前端に近い方をいう。 

toe of switch, 
front of switch, 
point of switch 

733 

ポイント後端 

ポイントのトングレール後端の位置。ただし,両ト
ングレール後端位置が食い違っている場合は,分岐
器後端に近い方をいう。 

heel of switch 

734 

トングレール先端 

トングレールの頭部がとがった方の端。 
参考 トングレール前端 

real switch toe, 
toe of tongue rail 

735 

トングレール後端 

トングレールの他のレールと接続する側との端。 

heel of tongue rail 

736 

クロッシング前端 

クロッシングのポイント側の端。 

toe of crossing 

737 

クロッシング後端 

クロッシングの分岐器後端側の端。 

heel end of crossing 

738 

クロッシングの前端長 

クロッシングの交点からクロッシングの前端まで
の長さ。 

toe length of crossing 

739 

クロッシングの後端長 

クロッシングの交点からクロッシングの後端まで
の長さ。 

heel length of crossing 

740 

先端の開き 

トングレール又は可動レールを転換して開いた場
合,これらの先端と基本レール又はへ形レールとの
間隔。 

opening at the 
  switch toe 

741 

クロッシング前端の開き 

クロッシング前端の軌間線の間隔。 

toe spread 


15 

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番号 

用語 

定義 

対応英語(参考) 

742 

クロッシング後端の開き 

クロッシング後端の軌間線の間隔。 

heel spread 

743 

行程 

トングレール又は可動レールを転換するとき,これ
らの転てつ棒の位置における移動量。 

throw of switch, 
opening at the drive 

744 

フランジウェー 

近接したレール間を車輪フランジが通る場合の,レ
ール頭部間のすきま。 

flangeway 

745 

フランジウェー幅 

フランジウェーの軌間線位置における幅。 

flangeway width 

746 

フランジウェーの深さ 

レール面から,フランジウェーの下にある間隔材な
どの上面までの深さ。 
例 ガードの場合 

単位 mm 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

flangeway depth 

747 

レールの弾性部 

弾性ポイントのトングレールなどにおいて,転換す
るとき横にたわみやすくするために底部幅を縮小
した部分。 

flexible portion of 
  tongue rail 

748 

ピボット 

トングレール後端部などで,回転中心となる円柱形
又は半円柱形の軸。 

pivot 

749 

鼻端 
(びたん) 

ノーズレールの頭部がとがった端部。 

nose, 
crossing nose, 
frog point 

750 

ウィングレール盛上げ部 

鼻端(749)付近を通過する車輪の落ち込みを防止
する目的で,ウィングレール乗移り部を高くした部
分。 

wing wheel risers 

751 

誘導部 

ガードレール,ウィングレールなどにおいて,車輪
を基準のフランジウェーに誘導する部分。 
 
 
 
 
 
 
 
 
参考 導入部 

flare portion 

752 

誘導部の開き 

誘導部におけるフランジウェーの最も広い幅。 
参考 導入部開き 

flare opening 


16 

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番号 

用語 

定義 

対応英語(参考) 

753 

導線 

ガードレール,ウィングレールなどのフランジウェ
ーにおいて,車輪の背面を誘導する軌間線に対応し
た線。 
例 ウィングレールの場合 

単位 mm 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

guard line 

754 

バックゲージ 

ガードレールの導線と,対応するノーズレールの軌
間線との距離。 

guard check gauge, 
dimension for 
  point protection 

755 

ガード面距離 

ガードレールとウィングレールとの導線間距離。 

guard face gauge 

756 

縦距 
(じゅうきょ) 

曲線又は折線の形状・寸法を表す値で,一直線から
の垂直距離で示す。 
例1. 

 

例2. 

 
 

例3. 

 
 
 
 

offset 

757 

突合せ 

二つの分岐器の前端が近接している状態。 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

toe to toe layout of turnouts 

758 

突付け 

分岐器の前端が,他の分岐器の後端に近接している
状態。 
 
 
 
 
 
 

toe to heel layout of 
  turnouts 

 

 

 
 

 


17 

E 1311:2002  

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番号 

用語 

定義 

対応英語(参考) 

759 

対向 

分岐器の前端側から後端側への向き。 

facing 

760 

背向 
(はいこう) 

分岐器の後端側から前端側への向き。 

trailing 

761 

トングレールの接着 

圧力なしでトングレールが,基本レールと所定の部
分で一様に接している状態。 

contact of switch 

762 

トングレールの密着 

接着状態にあるトングレールが,基本レールに圧力
をもって接している状態。 

fixing of switch 

763 

定位 

分岐器類の常時開通している方向。 

normal positoin 

764 

反位 

分岐器類の常時開通していない方向。 

reverse positoin 

765 

軌間線 

軌間を表示する場合のレール面から14 mm下がっ
た位置の線 

gauge line 

766 

外軌 
(がいき) 

曲線軌道において,軌道中心線より外側のレール。 
参考 軌道中心線より内側のレールを内軌という。 

outside rail 

767 

ガードの有効長 

ガードにおいて,基準のフランジウェー部分の長
さ。 

actual length of guard 

 

日本工業標準調査会標準部会 鉄道技術専門委員会 構成表 

 

氏名 

   所属 

(委員会長)   秋 田 雄 志    財団法人鉄道総合技術研究所 

(委員) 

鵜 川 浩 正 

財団法人日本鋼索交通協会 

 

遠 藤   隆 

東日本旅客鉄道株式会社JR東日本研究開発センター 

 

木 村 謙 治 

株式会社日立製作所電力・電機グループ交通システム事業部 

 

久 保   敏 

社団法人日本鉄道電気技術協会 

 

中 島 将 文 

社団法人日本鉄道施設協会 

 

鯛   清 一 

鉄道分岐器工業協会 

 

富 樫   敏 

株式会社電業 

 

長 崎 邦 夫 

信号工業協会 

 

中 島 正 博 

日本鋼管株式会社鉄鋼技術総括部 

 

西   重 樹 

日本貨物鉄道株式会社物流システム本部技術開発部 

 

沼 沢 隆 治 

社団法人日本民営鉄道協会技術部 

 

野 竹 和 夫 

国土交通省鉄道局技術企画課 

 

水 元 亜紀雄 

東京都交通局車両電気部 

 

安 原 碩 人 

社団法人日本鉄道電気技術協会 

 

山 田 桑太郎 

社団法人日本鉄道車輌工業会