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日本工業規格          JIS 

 

 

               継目板用ばね座金       E 1115-1978 

Spring Washers for Fish Plates 

 

 

1. 

適用範囲 この規格は,鉄道で一般にレール継目部に用いる継目板用ばね座金(以下,座金という。)について

規定する。 

2. 

種類 座金の種類は,用途によって表1のとおりとする。 

表1 

種類 

用途 

1号 

30kg,37kg,40kgN及び50kgNレール用 

2号 

50kgレール用 

3号 

60kgレール用 

備考 用途欄のレールは,JIS E 1101(普通レール)及び

JIS E 1120(熱処理レール)に規定するレールの種
類をいう。 

 

3. 

硬さ 座金の硬さは,ロックウェル硬さHRC40〜46でなければならない。 

4. 

ばね作用 座金は,圧縮試験を行った後,自由高さが表2のとおりでなければならない。 

表2 

単位 mm 

種類 

自由高さ(負荷後) 

1号及び3号 

14以上 

2号 

17以上 

 

5. 

形状・寸法 座金の形状・寸法は,付図による。 

6. 

外観 座金の表面は滑らかで,使用上有害な割れ,傷,まくれ,脱炭,及びはだ荒れなどの欠陥があってはな     

らない。 

また,座金の切口の外側(ナット及び継目板に接する部分)には,著しい返りがあってはならない。 

7. 

材料 座金に用いる材料は,原則としてJIS G 3506(硬鋼線材)のSWRH 62A〜82Bとする。 

8. 

製造方法 座金の製造方法は,次のとおりとする。 

(1) 座金は,線径の約2倍の自由高さに成形した後,焼入れ・焼もどしの熱処理を行う。 

(2) 座金は,密着負荷1回以上のセッチングを行う。 

 

 引用規格:JIS E 1101 普通レール 

JIS E 1120 熱処理レール 

JIS G 3506  硬鋼線材 

JIS Z 2245 ロックウェル硬さ試験方法 


E 1115-1978 

9. 

試験 

9.1 硬さ試験 座金の硬さ試験は,座金の表面を研削した平面について,JIS Z 2245(ロックウェル硬さ試験方     

法)によって行う。 

9.2 圧縮試験 座金の圧縮試験は,座金を3回全圧縮した後,自由高さを測定する。 

10. 検査 

10.1 硬さ検査 座金の硬さ検査は,9.1によって行い,3.の規定に適合しなければならない。 

10.2 ばね作用検査 座金のばね作用検査は,9.2によって行い,4.の規定に適合しなければならない。 

10.3 形状・寸法検査 座金の形状・寸法検査は,直接測定,限界ゲージ又はその他適当な方法によって行い,5.      

の規定に適合しなければならない。 

10.4 外観検査 座金の外観検査は,目視によって行い,6.の規定に適合しなければならない。 

 

11. 包装 座金は,検査終了後適当なさび止め油に浸してさび止め処理を行い,包装する。 

 

12. 製品の呼び方 座金の呼び方は,規格番号又は規格名称,及び種類による。 

例:JIS E 1115 1号 

又は継目板用ばね座金 1号 

 

13. 表示 

13.1 製品の表示 座金には,継目板及びナットに接しない適当な箇所に,次の事項を表示する。 

(1) 製造業者名又はその略号 

(2) “M”の文字(3号だけ) 

13.2 包装の表示 包装には,適当な箇所に,次の事項を表示する。 

(1) 規格名称 

(2) 種類 

(3) 内容数量 

(4) 製造業者名 


E 1115-1978 

付図 形状・寸法 

 

項目 

寸法許容差 

内径 

+1.0 

線径 

±0.50