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日本工業規格

JIS

 E

1104

-1993

軽レール用継目板

Fish plates for light rails

1.

適用範囲  この規格は,JIS E 1103 に規定するレールに用いる継目板(以下,継目板という。)につい

て規定する。

備考1.  この規格の引用規格を,付表1に示す。

2.

この規格の中で{  }を付けて示してある単位及び数値は,従来単位によるものであって,

規格値である。

なお,従来単位及び数値は,平成 7 年 4 月 1 日以降は附属書に切り換える。

2.

種類及び記号  継目板の種類及び記号は,レールの種類によって区分し,表 のとおりとする。

表 1  種類及び記号

種類

記号

6kg

レール用継目板 6

9kg

レール用継目板 9

10kg

レール用継目板 10

12kg

レール用継目板 12

15kg

レール用継目板 15

22kg

レール用継目板 22

3.

化学成分及び機械的性質

3.1

化学成分  継目板の化学成分は,7.1 によって試験を行ったとき,表 の規定に適合しなければなら

ない。

表 2  化学成分

化学成分  %

C Si Mn P  S

0.20

∼0.40 0.40 以下 0.40∼0.80 0.050 以下 0.050 以下

3.2

機械的性質  継目板の機械的性質は,7.2 によって試験を行ったとき,表 の規定に適合しなければ

ならない。

表 3  機械的性質

引張強さ

N/mm

2

 {kgf/mm

2

}

伸び

%

441 {45}

以上 18 以上

4.

形状・寸法  継目板の形状・寸法は,次のとおりとする。


2

E 1104-1993

(1)

継目板の形状・寸法は,

付図 1に示すとおりとする。

(2)

継目板の寸法許容差は,

表 のとおりとする。

表 4  寸法許容差

単位 mm

項目

寸法許容差

長さ

±3

厚さ

±0.5

穴の径

±1.0

穴の位置

±1.0

切欠きの寸法

±1.0

切欠きの位置

±1.5

5.

外観  継目板は,全長にわたり,使用上有害なきず,ねじれなどの欠陥があってはならない。

6.

製造方法及び加工方法  継目板の製造方法及び加工方法は,次のとおりとする。

(1)

継目板は,電気炉,純酸素転炉又は塩基性平炉で製造した鋼塊(

1

)

を材料として,圧延又は鍛造によっ

て製造する。

(

1

)

鋼塊には,連続鋳造法によって製造した鋼片を含む。

(2)

鋼塊の端は,継目板の内部に欠陥を残さないよう,十分な長さを切り捨てなければならない。

(3)

継目板の両端は,その長さの方向に対して直角に切り,その切り口に残ったまくれは取り除かなけれ

ばならない。

7.

試験

7.1

化学成分分析試験  継目板の化学成分分析試験は,次のとおりとする。

(1)

化学成分分析試験の試料は,JIS G 0303 によって採取する。

(2)

分析試験方法は,次の規格による。

JIS G 1211

JIS G 1212

JIS G 1213

JIS G 1214

JIS G 1215

JIS G 1253

JIS G 1256

JIS G 1257

7.2

引張試験  継目板の引張試験は,次のとおりとする。

(1)

引張試験の試料は,1 溶鋼を一組として,任意の鋼塊を材料として圧延又は鍛造した製品から採取し

た試験片によって行う。

(2)

引張試験片は,JIS Z 2201 の 1A 号,1B 号又は 4 号とする。

(3)

試験方法は,JIS Z 2241 による。

8.

検査


3

E 1104-1993

8.1

材質検査  継目板の材質検査は,7.によって行い,3.の規定に適合しなければならない。

8.2

形状・寸法検査  継目板の形状・寸法検査は,直接測定,限界ゲージ,その他適当な方法によって

行い,4.の規定に適合しなければならない。

8.3

外観検査  継目板の外観検査は,目視によって行い,5.の規定に適合しなければならない。

9.

製品の呼び方  継目板の呼び方は,規格番号及び種類の記号又は種類による。

  JIS E 1104  22

22kg

レール用継目板

10.

表示  継目板の腹部の外面には,容易に消えない方法で,次の事項を表示する。

(1)

種類の記号

(2)

製造業者名の略号

付表 1  引用規格

JIS E 1103

  軽レール 

JIS G 0303

  鋼材の検査通則 

JIS G 1211

  鉄及び鋼中の炭素定量方法 

JIS G 1212

  鉄及び鋼中のけい素定量方法 

JIS G 1213

  鉄及び鋼中のマンガン定量方法 

JIS G 1214

  鉄及び鋼中のりん定量方法 

JIS G 1215

  鉄及び鋼中の硫黄定量方法 

JIS G 1253

  鉄及び鋼の光電測光法による発光分光分析方法 

JIS G 1256

  鉄及び鋼の蛍光 X 線分析方法 

JIS G 1257

  鉄及び鋼の原子吸光分析方法 

JIS Z 2201

  金属材料引張試験片 

JIS Z 2241

  金属材料引張試験方法


4

E 1104-1993

付図 1  6kg レール用継目板

参考  計算質量 0.308kg

付図 2  9kg レール用継目板

参考  計算質量 0.834kg


5

E 1104-1993

付図 3  10kg レール用継目板

参考  計算質量 1.05kg

付図 4  12kg レール用継目板

参考  計算質量 1.31kg


6

E 1104-1993

付図 5  15kg レール用継目板

参考  計算質量 2.23kg


7

E 1104-1993

付図 6  22kg レール用継目板

備考  図中括弧内の数字は,参考として示す。 
参考  計算質量 4.09kg


8

E 1104-1993

附属書 

規格本体の 3.2 に規定の従来単位による引張強さの規格値は,平成 7 年 4 月 1 日以降,ここに記載する

SI

単位による規格値を適用する。

3.2

機械的性質  継目板の機械的性質は,7.2 によって試験を行ったとき,表 の規定に適合しなければ

ならない。

表 3  機械的性質

引張強さ

N/mm

2

伸び

%

441

以上 18 以上

鉄道部会  レール及び継目板専門委員会  構成表(昭和 53 年 3 月 1 日改正のとき)

氏名

所属

(委員会長)

高  橋      寛

社団法人日本鉄道施設協会

林      俊  太

通商産業省基礎産業局

新  藤  卓  治

運輸省鉄道監督局

原          慧

運輸省鉄道監督局

若曾根  和  之

工業技術院標準部

黒河内      浩

東海大学工学部

水  野  幸四郎

社団法人日本鉄鋼協会

山  南  光  男

新日本製鉄株式会社生産管理部

梅  原      望

日本鋼管株式会社技術部

福  嶋  七  郎

トピー工業株式会社神奈川製造所

愛  智  猛  生

九州鉄道機器製造株式会社

鳥  越  信  一

鉄道分岐器工業協会

石  野  則  明

大和工業株式会社東京支店

石  橋  義  行

日本砂鉄鋼業株式会社

石  橋  美  治

大鉄工業株式会社管理部

柿  澤      實

日本国有鉄道技術開発室

望  月  迪  男

日本国有鉄道施設局

加  藤  八州夫

日本国有鉄道鉄道技術研究所

和  気  行  雄

社団法人日本民営鉄道協会

秋  元      清

日本車輌製造株式会社車輌機器本部

大  橋  脩  作

日本石炭協会

鈴  木      隆

鹿島建設株式会社機械部

藤  原  隆  郎

帝都高速度交通営団工務部

綾  部  光  義

東武鉄道株式会社鉄道事業局

永  友  義  敏

小田急電鉄株式会社工務部

(事務局)

石  井  清  次

工業技術院標準部機械規格課

江  口  信  彦

工業技術院標準部機械規格課

(事務局)

藤  田  富  男

工業技術院標準部機械規格課(平成 5 年 3 月 1 日改正のとき)