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D 9415:2008

(1)

目  次

ページ

序文 

1

1  適用範囲

1

2  引用規格

1

3  部品名称

2

4  種類

2

5  形状及び寸法 

2

6  強度

2

6.1  ペダル取付部静荷重強度 

2

6.2  ギヤ板固定強度

2

6.3  クランク水平落下衝撃強度 

2

6.4  クランク鉛直落下衝撃強度 

2

6.5  クランク繰返し疲労強度 

2

7  構造

3

8  めっき又は塗装 

3

8.1  一般

3

8.2  めっき

3

8.3  塗装

4

9  外観

4

10  試験方法 

4

10.1  ペダル取付部静荷重強度 

4

10.2  ギヤ板固定強度

4

10.3  クランク水平落下衝撃強度

5

10.4  クランク鉛直落下衝撃強度

5

10.5  クランク繰返し疲労強度 

6

11  製品の呼び方 

7

12  表示

7

附属書 JA(参考)JIS と対応する国際規格との対比表

11

 


 
D 9415:2008

(2)

まえがき

この規格は,工業標準化法第 14 条によって準用する第 12 条第 1 項の規定に基づき,財団法人自転車産

業振興協会(JBPI)及び財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格を改正すべき

との申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格である。

これによって,JIS D 9415:2001 は改正され,この規格に置き換えられた。

この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。

この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に

抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許

権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に係る確認について,責任は

もたない。


日本工業規格

JIS

 D

9415

:2008

自転車−ギヤクランク

Bicycles Chainwheels and cranks

序文 

この規格は,1996 年に第 4 版として発行された ISO 4210,及び 1991 年に第 1 版として発行された ISO 

6695 を基に作成した日本工業規格であるが,技術的内容を変更して作成した日本工業規格である。

なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。

変更の一覧表にその説明を付けて,

附属書 JA に示す。

適用範囲 

この規格は,主に JIS D 9111 に規定する一般用自転車及び幼児用自転車に用いるギヤクランク(以下,

ギヤクランクという。

)について規定する。

注記  この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。

ISO 4210:1996,Cycles−Safety requirements for bicycles

ISO 6695:1991,Cycles−Pedal axle and crank assembly with square end fitting−Assembly dimensions

(全体評価:MOD)

なお,対応の程度を表す記号 (MOD) は,ISO/IEC Guide 21 に基づき,修正していることを

示す。

引用規格 

次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの

引用規格は,その最新版(追補を含む。

)を適用する。

JIS B 0205-1  一般用メートルねじ−第 1 部:基準山形

JIS B 0205-2  一般用メートルねじ−第 2 部:全体系

JIS B 0205-3  一般用メートルねじ−第 3 部:ねじ部品用に選択したサイズ

JIS B 0205-4  一般用メートルねじ−第 4 部:基準寸法

JIS B 0209-1  一般用メートルねじ−公差−第 1 部:原則及び基礎データ

JIS B 0209-2  一般用メートルねじ−公差−第 2 部:一般用おねじ及びめねじの許容限界寸法−中(は

めあい区分)

JIS B 0209-3  一般用メートルねじ−公差−第 3 部:構造体用ねじの寸法許容差

JIS B 0225  自転車ねじ

JIS B 1801  伝動用ローラチェーン及びブシュチェーン

JIS D 0202  自動車部品の塗膜通則

JIS D 9111  自転車−分類及び諸元



D 9415:2008

JIS D 9417  自転車用チェーン

注記  対応国際規格:ISO 9633:2001,Cycle chains−Characteristics and test methods (MOD)

JIS H 8610  電気亜鉛めっき

JIS H 8617  ニッケルめっき及びニッケル−クロムめっき

部品名称 

ギヤクランクの主な部品の名称を,

図 7∼図 に示す。

種類 

ギヤクランクの種類は,ギヤ板の枚数及びクランクのクランク軸への組付形式によって区分し,

表 

よる。

なお,クランクとは,右クランク及び左クランクをいう。

表 1−ギヤクランクの種類

種類

ギヤ板

クランク軸への組付形式

シングル−コッタレス形

シングル

ダブル−コッタレス形

ダブル

トリプル−コッタレス形

トリプル

コッタレス形

注記 1  シングル,ダブル,トリプルとは,構成するギヤ板の枚数によってそれぞれ 1

枚,2 枚,3 枚のことをいう。

注記 2  コッタレス形には,標準的な四角テーパによる結合方式のほかにセレーション

勘合などの結合方式のものがある。 

形状及び寸法 

ギヤクランクの形状及び主な寸法を,

図 7∼図 10 に示す。ただし,許容差を規定していない寸法は推奨

寸法とする。また,ねじは JIS B 0225 の規定によるもののほかは,JIS B 0205-1JIS B 0205-4 によるもの

とし,

その限界寸法及び公差は,

JIS B 0209-1JIS B 0209-3 に規定する公差域クラスの 6H/6g 以上とする。

強度 

6.1 

ペダル取付部静荷重強度 

ペダル取付部静荷重強度は,10.1 の試験を行ったとき,荷重を除いたときの負荷点の変位が,2 mm 以

下でなければならない。

6.2 

ギヤ板固定強度 

ギヤ板固定強度は,10.2 の試験を行ったとき,結合部分に緩みを生じてはならない。

6.3 

クランク水平落下衝撃強度 

クランク水平落下衝撃強度は,10.3 の試験を行ったとき,クランクが破損してはならない。また,

図 4

の測定点における永久変形量は,5 mm 以下でなければならない。

6.4 

クランク鉛直落下衝撃強度 

クランク鉛直落下衝撃強度は,10.4 の試験を行ったとき,クランクが破損してはならない。ただし,鋼

製クランクについては,この試験を省略することができる。

6.5 

クランク繰返し疲労強度 

クランク繰返し疲労強度は,10.5 の試験を行ったとき,クランクにひび割れ及び折損がなく,また,ク


3

D 9415:2008

ランクとクランク軸との結合部にがたを生じてはならない。

構造 

ギヤクランクの各部の構造は,次による。

a)  各部の結合は確実で,緩み,がたなどがあってはならない。

b)  ギヤ板の歯底部の振れは,表 による。

表 2−ギヤ板の振れ

単位  mm

区分

シングル

ダブル及びトリプル

縦振れ

    0.5 以下

a)

  

横振れ

    1.0 以下 1.0 以下

a)

  ディレーラ用のものは除く。

c)  クランクのクランク軸穴とペダル軸穴とは互いに平行で,クランクのペダル軸との接触面(胴付き部)

は,ペダル軸穴に直角でなければならない。

d)  図 のように平らな面上に垂直に設置した測定用クランク軸にクランクを使用状態と同じ方法で取り

付け,

図 に示す 及び の距離を測定したとき,が より小であってはならない。

注記  bをクランクオフセットという。

図 1−クランクオフセットの測定法 

e)  ギヤ板の歯先には面取りが施されていなければならない。

f)  クランクを測定用クランク軸に取り付けたとき,左右の位相差が 2°以下でなければならない。

g)  リングケースは,外側のギヤ板直径より歯先で測定して 10 mm 以上大きくなければならない。

めっき又は塗装 

8.1 

一般 

めっき又は塗装を施した面には,素地の露出,はがれ,さび,割れ,その他の著しい欠点があってはな

らない。

8.2 

めっき 

めっきを施した部分のめっきの厚さ及び耐食性は,JIS H 8617 の 2 級以上又は JIS H 8610 の 2 級以上と

する。

なお,クロムめっきの厚さは,JIS H 8617 の規定にかかわらず 0.05

µm 以上とする。ただし,かど部,

ねじ部,六角棒スパナ穴及びめっき後加工を施した部分は除く。

8.3 

塗装 



D 9415:2008

塗装を施した面は,JIS D 0202 に規定する,しんの種類 F の鉛筆を用いて鉛筆引っかき抵抗性試験を行

ったとき,試験面の塗膜に破れがあってはならない。

外観 

ギヤクランクの外観は,次による。

a)  歯先部以外には,鋭い先端があってはならない。

b)  各部に著しいばり,かえりなどがあってはならない。

c)  めっき又は塗装を施さない面には,さび,割れ,その他の著しい欠点があってはならない。

d)  マーク類は,打刻不良,位置ずれなどがあってはならない。

10  試験方法 
10.1  
ペダル取付部静荷重強度 

図 のように,試験用クランク軸にクランクが水平になるように固定し,これに試験用ペダル軸を取り

付け,負荷点に鉛直方向で 1 500 N の力を静かに 1 分間加え,力を除いたときの負荷点の変位を調べる。

なお,クランクを試験用クランク軸に組み立てるときの固定ナット又は固定ボルトの締付けトルクは,

40 N・m±5 N・m とする。

単位  mm

図 2−ペダル取付部静荷重強度試験

10.2  ギヤ板固定強度 

ギヤ板と右クランクとを直接結合した構造のものは,

図 のように,右クランクが水平になるようにギ

ヤ板

1)

をチェーンで固定し,負荷点に鉛直方向で 2 000 N の力を静かに 1 分間加える。

1)

  ギヤ板の枚数が複数のものは,アウタギヤ板とする。


5

D 9415:2008

図 3−ギヤ板固定強度試験

10.3  クランク水平落下衝撃強度 

図 のように,鉛直に設置した試験用クランク軸にクランクを固定し,負荷点に質量 10 kg(おもり台を

含む。

)のおもりを 150 mm の高さから 10 回落下させる。

なお,クランクを試験用クランク軸に組み立てるときの固定ナット又は固定ボルトの締付けトルクは,

40 N・m±5 N・m とする。

単位  mm

図 4−クランク水平落下衝撃強度試験

10.4  クランク鉛直落下衝撃強度 

図 のように,試験用クランク軸にクランクを固定し,これに試験用ペダル軸を取り付け,  試験用ペダ

ル軸に質量 10 kg(おもり台を含む。

)のおもりを 1 000 mm[ただし,クランク長さ L

図 参照)が,140

mm 以下のものは 500 mm]の高さから落下させる。ただし,鋼製クランクについては,この試験を省略す

ることができる。

なお,クランクを試験用クランク軸に組み立てるときの固定ナット又は固定ボルトの締付けトルクは,

40 N・m±5 N・m とする。



D 9415:2008

単位  mm

図 5−クランク鉛直落下衝撃強度試験 

10.5  クランク繰返し疲労強度 

図 のように,試験用クランク軸及び試験用ペダル軸にクランクを組み付け,クランク下げ角が 45°±2°

となるよう,ギヤ板をチェーンで固定し,試験用ペダル軸のクランク取付面から 65 mm の位置で 1 400 N

[ただし,クランク長さ L

図 参照)が,140 mm 以下のものは 700 N]の力を 25 Hz 以下の試験周波数

で 50 000 回加える。ただし,鋼製クランクについては,1 100 N で試験を行う。

なお,荷重の方向は右:下方向,左:上方向で交互に力を加えるものとし,クランクを試験用クランク

軸に組み立てるときの固定ナット又は固定ボルトの締付けトルクは,40 N・m±5 N・m とする。

単位  mm

図 6−クランク繰返し疲労強度試験


7

D 9415:2008

11  製品の呼び方 

ギヤクランクの呼び方は,規格番号又は規格の名称,種類,歯厚の呼び(使用するチェーンの呼び)

,歯

数及びクランク長さによる。

例 1  JIS D 9415  シングル−コッタレス形  1/8-33-175

例 2  自転車用ギヤクランク  トリプル−コッタレス形  3/32-48×38×28-165

12  表示 

ギヤクランクには,右クランク及び左クランクの内側表面に刻印又は浮き出しする方法で,製造業者名

又はその略号を表示する。

単位  mm

番号

部品名称

1

右クランク

2

ギヤ板

3

左クランク

注記  図の形状は例示である。

図 7−シングル−コッタレス形 



D 9415:2008

単位  mm

番号

部品名称

1

右クランク

2

ガードアーム

3

ギヤ板(アウタギヤ板)

4

ギヤ板(インナギヤ板)

5

左クランク

注記  図の形状は,例示である。

図 8−ダブル−コッタレス形 


9

D 9415:2008

単位  mm

番号

部品名称

1

右クランク

2

ギヤ板(アウタギヤ板)

3

ギヤ板(センタギヤ板)

4

ギヤ板(インナギヤ板)

5

固定ボルト

6

固定ナット

7

インナギヤ用固定ボルト

8

インナギヤ用スペーサ

9

左クランク

注記  図の形状は,例示である。

図 9−トリプル−コッタレス形 


10 
D 9415:2008

単位  mm

a)  歯部 b) 

歯厚 

歯厚

歯厚の呼び

許容差

3/32 2.1

0

−0.3

1/8 3.0

0

−0.4

寸法

寸法

歯数

ピッチ円直径

A

歯底円直径

a)

B

歯底距離

B'

(参考値)

歯数

ピッチ円直径

A

歯底円直径

a)

  

B

歯底距離

B'

(参考値)

22 89.24

81.49  81.49

42  169.95

162.20  162.20

24 97.30

89.55  89.55

43  173.98

166.23  166.12

26 105.36

97.61

97.61 44  178.02

170.27  170.27

28

113.43 105.68

105.68

45

182.06 174.31

174.20

30 121.50

113.75  113.75 46  186.10

178.35  178.35

31 125.53

117.78  117.62 47  190.14

182.39  182.29

32 129.57

121.82  121.82 48  194.18

186.43  186.43

33 133.61

125.86  125.70 49  198.22

190.47  190.37

34 137.65

129.90  129.90 50  202.26

194.51  194.51

35 141.68

133.93  133.79 51  206.30

198.55  198.45

36 145.72

137.97  137.97 52  210.34

202.59  202.59

37 149.75

142.00  141.87 53  214.38

206.63  206.54

38 153.79

146.04  146.04 54  218.42

210.67  210.67

39 157.83

150.08  149.95 55  222.46

214.71  214.62

40 161.87

154.12  154.12 56  226.50

218.75  218.75

41 165.91

158.16  158.03 57  230.54

222.79  222.70

この規格に規定するギヤクランクに対応するチェーンは,JIS D 9417 による。

a)

  歯底円直径の計算式は,JIS B 1801 の附属書 による。

図 10−ギヤ板の寸法


附属書 JA

(参考)

JIS と対応する国際規格との対比表

JIS D 9415  自転車−ギヤクランク

ISO 4210:1996  Cycles−Safety requirements for bicycles 
ISO 6695:1991  Cycles−Pedal axle and crank assembly with square end 
fitting−Assembly dimensions

(Ⅰ)JIS の規定

(Ⅲ)国際規格の規定

(Ⅳ)JIS と国際規格との技術的差異の箇
条ごとの評価及びその内容

箇 条番 号 及 び
名称

内容

(Ⅱ) 
国 際 規 格

番号

箇条番号

内容

箇 条 ご と の
評価

技術的差異の内容

(Ⅴ)JIS と国際規格との技術
的差異の理由及び今後の対策

1  適用範囲

一般用自転車,幼児用自転
車に用いるギヤクランクに
ついて規定。

ISO 4210 
 
ISO 6695

1.1 
 
1

自 転 車 の 安 全 要
件 
ク ラ ン ク 部 品 の

形状,寸法

変更

ISO 4210 は,完成車とし
ての規格であり,その中
の一部分がこの規格に対

応する。 
ISO 6695 は,ギヤクラン
クとクランク軸の結合部

の形状,寸法だけを規定。
JIS は,JIS マーク対象規
格であるためギヤクラン

ク全体を適用範囲にして
いる。

JIS では完成車の規格だけで
はなく,部品ごとに規格を規
定し,認証を行っている。 
JIS 
と ISO 規格とでは適用範
囲が異なるが,対応する部分
に つ い て は 整 合 を 図 っ て い

る。

2  引用規格

3  部品名称

図 7∼図 9 によって部品の

名称を規定。

ISO 4210 

追加

ISO では ISO 8090 自転車
用語以外では部品名称を
規定 し て いな い が,JIS
では部品名称を追加。

JIS は部品単独の規格であり,
部 品 名 称 を 統 一 す る た め 規
定。

4  種類

シングル−コッタレス形 
ダブル−コッタレス形

トリプル−コッタレス形

追加

JIS では種類を追加。

JIS は部品単独の規格であり,
呼び方を統一するため種類を

規定。

2

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5

20
0

8


(Ⅰ)JIS の規定

(Ⅲ)国際規格の規定

(Ⅳ)JIS と国際規格との技術的差異の箇
条ごとの評価及びその内容

箇 条番 号 及 び

名称

内容

(Ⅱ) 
国 際 規 格
番号

箇条番号

内容

箇 条 ご と の

評価

技術的差異の内容

(Ⅴ)JIS と国際規格との技術
的差異の理由及び今後の対策

5  形状及び寸

図 7∼図 10 によって形状,

寸法を規定。 
ねじ M22

ISO 4210 
ISO 6695

2

ク ラ ン ク と ク ラ

ン ク 軸 の は め 合
い 部 の 寸 法 形 状
だけを規定。

ねじ M22

追加

JIS では,ねじの規格,ク
ランク全体の形状,寸法
を追加。

JIS は部品単独の規格であり,
従来から使用しているねじ及
び全体の形状,寸法を規定。

6  強度 
6.1  ペ ダ ル 取
付 部静 荷 重 強

 
10.1 の試験を行ったときの
永久変形量が 2 mm 以下。

ISO 4210 

 
追加

 
JIS 
では項目を追加。

 
JIS 
では安全性を確保するた
め項目を規定。

6.2  ギ ヤ 板 固
定強度

10.2 の試験を行ったとき,
結合部分に緩みを生じては
ならない。

追加

JIS では項目を追加。

JIS では安全性を確保するた
め項目を規定。

6.3  ク ラ ン ク
水 平落 下 衝 撃
強度

10.3 の試験を行ったとき,
クランクが破損してはなら
ない。また,荷重を除いた

負荷点の変位は 5 mm 以下
でなければならない。

追加

JIS では項目を追加。

JIS では安全性を確保するた
め項目を規定。

6.4  ク ラ ン ク
鉛 直落 下 衝 撃
強度

10.4 の試験を行ったとき,
クランクが破損してはなら
ない。ただし,鋼製クラン

クについては省略できる。

追加

JIS では項目を追加。

JIS では安全性を確保するた
め項目を規定。

6.5  ク ラ ン ク
繰 返し 疲 労 強

10.5 の試験を行ったとき,
クランクにひび割れ及び折

損がなく,また,クランク
とクランク軸との結合部に
がたを生じてはならない。

 4.8.3

同 様 の 試 験 が 規
定されているが,

完 成 車 の 試 験 と
して,ギヤクラン
ク,クランク軸,

チェーン,ハンガ
小 物 な ど を 含 め
た試験である。

一致

JIS ではギヤクランク単
独の試験としているが,

試験方法は一致。

2

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(Ⅰ)JIS の規定

(Ⅲ)国際規格の規定

(Ⅳ)JIS と国際規格との技術的差異の箇
条ごとの評価及びその内容

箇 条番 号 及 び

名称

内容

(Ⅱ) 
国 際 規 格
番号

箇条番号

内容

箇 条 ご と の

評価

技術的差異の内容

(Ⅴ)JIS と国際規格との技術
的差異の理由及び今後の対策

7  構造

各部の結合,ギヤ板の歯底

部の振れ,ペダル軸穴の構
造など,ギヤクランクの各
部の構造を規定。

ISO 4210

追加

JIS では項目を追加。

JIS では品質を確保するため
項目を規定。

8  めっき又は
塗装

8.1 一般

素地の露出,はがれ,さび,
割れ,その他の著しい欠点
があってはならない。

追加

JIS では項目を追加。

JIS では品質を確保するため
項目を規定。

8.2 めっき

JIS H 8617 の 2 級以上又は
JIS H 8610 の 2 級以上,ク
ロームめっきの厚さは 0.05 
µm 以上。

追加

JIS では項目を追加。

JIS では品質を確保するため
項目を規定。

8.3 塗装

鉛筆引っかき抵抗性試験で
塗膜の破れがあってはなら

ない。

追加

JIS では項目を追加。

JIS では品質を確保するため
項目を規定。

9  外観

鋭い先端,ばり,かえり,

さび,割れ,マーク類の打
刻不良,位置ずれなどがあ
ってはならない。

追加

JIS では項目を追加。

JIS では品質を確保するため
項目を規定。

10  試験方法 
10.1  ペダル取
付 部静 荷 重 強

クランクを水平に固定し,
試験用ペダル軸に鉛直方向
で 1 500 N の荷重を 1 分間加

える(組立締付けトルク 40 
N・m±5 N・m)。

追加

JIS では項目を追加。

JIS では安全性を確保するた
め項目を規定。

10.2  ギヤ板固
定強度

右クランクが水平になるよ
うにギヤ板をチェーンで固
定し,負荷点に鉛直方向で 2 
000 N の荷重を 1 分間加え
る。

追加

JIS では項目を追加。

JIS では安全性を確保するた
め項目を規定。

2

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(Ⅰ)JIS の規定

(Ⅲ)国際規格の規定

(Ⅳ)JIS と国際規格との技術的差異の箇
条ごとの評価及びその内容

箇 条番 号 及 び

名称

内容

(Ⅱ) 
国 際 規 格
番号

箇条番号

内容

箇 条 ご と の

評価

技術的差異の内容

(Ⅴ)JIS と国際規格との技術
的差異の理由及び今後の対策

10.3  クランク
水 平落 下 衝 撃
強度

クランクを水平に固定し,

質量 10 kg のおもりを 150 
mm の高さから 10 回落下さ
せる(組立締付けトルク 40 
N・m±5 N・m)。

ISO 4210

追加

JIS では項目を追加。

JIS では安全性を確保するた
め項目を規定。

10.4  クランク
鉛 直落 下 衝 撃

強度

クランクを鉛直方向に固定
し,質量 10 kg のおもりを 
1 000 mm(長さ 140 mm 以
下のものは 500 mm)の高さ
から落下させる(組立締付

けトルク 40 N・m±5 N・m)

ただし,鋼製クランクは省
略できる。

追加

JIS では項目を追加。

JIS では安全性を確保するた
め項目を規定。

10.5  クランク
繰 返し 疲 労 強

クランク下げ角 45°±2°
でペダル軸に 1 400 N(長さ
140 mm 以下のものは 700 
N)の荷重を 50 000 回加え
る(組立締付けトルク 40 N・
m±5 N・m)。ただし,鋼製
クランクは 1 100 N。

 4.8.3

(長さ 140 mm 以
下 の も の は 700 
N)及び(組立締
付けトルク 40 N・
m±5 N・m)を除
き JIS と同じ。

追加

JIS では幼児用自転車の
もの及び組立締付トルク

を追加。

JIS では適用範囲で幼児用自
転車のものを含め,また,試

験条件の統一性から組立締付
けトルクを規定。

11  製 品 の 呼
び方

規格番号又は規格名称,種

類,歯厚の呼び,歯数及び
クランク長さによる。

JIS は部品単独の規格であり,
製品の呼び方を統一するため
規定。

12  表示

製造業者名又はその略号を
表示する。

JIS は部品単独の規格であり,
ギヤクランクに製造業者名又
はその略号の記載を求めてい

る。

JIS と国際規格との対応の程度の全体評価:ISO 4210 : 1996,ISO 6695 : 1991:MOD

2

D

 941

5

2

008


注記 1  箇条ごとの評価欄の用語の意味は,次による。

    −  一致……………… 技術的差異がない。 
    −  追加……………… 国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。

    −  変更……………… 国際規格の規定内容を変更している。

注記 2  JIS と国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次による。

    −  MOD……………  国際規格を修正している。

2

D

 941

5

20
0

8