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D 9412

:2009

(1)

目  次

ページ

序文 

1

1

  適用範囲

1

2

  引用規格

1

3

  構成及び種類 

2

4

  部品名称

2

5

  強度

2

5.1

  片側曲げ強度 

2

5.2

  ステムの前方曲げ強度 

2

5.3

  バーとステムとの固定強度 

2

5.4

  ステムのホークステムへの固定強度 

2

5.5

  ブレーキレバーの固定強度 

2

5.6

  疲労強度 

2

5.7

  引上げ棒の強度

3

6

  試験方法

3

6.1

  片側曲げ強度試験

3

6.2

  ステムの前方曲げ強度試験 

3

6.3

  バーとステムとの固定強度試験

4

6.4

  ステムのホークステムへの固定強度試験 

4

6.5

  ブレーキレバーの固定強度試験

5

6.6

  疲労試験 

5

7

  構造

8

8

  形状及び寸法 

8

9

  めっき又は塗装 

9

9.1

  めっき

9

9.2

  塗装

9

10

  外観

9

11

  製品の呼び方 

9

12

  表示

9

附属書 A(参考)ISO 6699 自転車−ステム及びバー−組立寸法

16

附属書 JA(参考)JIS と対応する国際規格との対比表

17


D 9412

:2009

(2)

まえがき

この規格は,工業標準化法第 14 条によって準用する第 12 条第 1 項の規定に基づき,財団法人自転車産

業振興協会(JBPI)及び財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格を改正すべき

との申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格である。これ

によって,JIS D 9412:1997 は改正され,この規格に置き換えられた。

この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。

この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に

抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許

権,出願公開後の特許出願,実用新案権及び出願公開後の実用新案登録出願にかかわる確認について,責

任はもたない。


日本工業規格

JIS

 D

9412

:2009

自転車−ハンドル

Bicycles-Handlebars and stems

序文 

この規格は,1996 年に第 4 版として発行された ISO 4210,1990 年に第 1 版として発行された ISO 6699

2002

年に第 2 版として発行された ISO 8098,及び 1990 年に第 1 版として発行された ISO 8562 を基に作成

した日本工業規格であるが,技術的内容を変更して作成した日本工業規格である。

なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。

変更の一覧表にその説明を付けて,

附属書 JA に示す。

適用範囲 

この規格は,主に JIS D 9111 に規定する一般用自転車及び幼児用自転車に用いるハンドルについて規定

する。

注記  この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。

ISO 4210:1996

,Cycles−Safety requirements for bicycles

ISO 6699:1990

,Cycles−Stem and handlebar bend−Assembly dimensions

ISO 8098:2002

,Cycles−Safety requirements for bicycles for young children

ISO 8562:1990

,Cycles−Stem wedge angle(全体評価:MOD)

なお,対応の程度を表す記号(MOD)は,ISO/IEC Guide 21 に基づき,修正していることを示

す。

引用規格 

次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの

引用規格は,その最新版(追補を含む。

)を適用する。

JIS B 0205-1

  一般用メートルねじ−第 1 部:基準山形

JIS B 0205-2

  一般用メートルねじ−第 2 部:全体系

JIS B 0205-3

  一般用メートルねじ−第 3 部:ねじ部品用に選択したサイズ

JIS B 0205-4

  一般用メートルねじ−第 4 部:基準寸法

JIS B 0209-1

  一般用メートルねじ−公差−第 1 部:原則及び基礎データ

JIS B 0209-2

  一般用メートルねじ−公差−第 2 部:一般用おねじ及びめねじの許容限界寸法−中(は

めあい区分)

JIS B 0209-3

  一般用メートルねじ−公差−第 3 部:構造体用ねじの寸法許容差

JIS B 4652

  手動式トルクツールの要求事項及び試験方法

JIS D 0202

  自動車部品の塗膜通則


2

D 9412

:2009

JIS D 9111

  自転車−分類及び諸元

JIS D 9402

  自転車用前ホーク

JIS H 8610

  電気亜鉛めっき

JIS H 8617

  ニッケルめっき及びニッケル−クロムめっき

構成及び種類 

自転車用ハンドルは,ハンドルバー(以下,バーという。

)とハンドルステム(一体形のものを含む。以

下,ステムという。

)とによって構成し,種類は,ハンドルの用途及び形式によって区分し,

表 による。

ステムは,ポスト(軸)とステム(延長部分)とに分離する構造,又はステムだけの構造で,ホークステ

ムを外側からクランプする構造のものを含む[

図 8 f)参照]。

表 1−種類 

種類

ハンドルの用途

ハンドルの形式

バーの形状

幼児用

幼児用自転車に用いるもの

マウンテンバイク類形車以
外の一般用自転車に用いる
もの

ドロップ形[

図 8 a)

フラット形[

図 8 b)

アップ形[

図 8 c)

ハイライズ形

a)

図 8 d)

その他

一般用

マウンテンバイク類形車に
用いるもの

組立形 
一体形

レバー付き形

フラット形

a)

バーの上がりが 250 mm を超えるもの。

部品名称 

ハンドルの部品名称を,

表 及び図 に示す。

強度 

5.1 

片側曲げ強度 

片側曲げ強度は,6.1 の試験を行ったとき,著しい変形及び破損があってはならない。

5.2 

ステムの前方曲げ強度 

ステムの前方曲げ強度は,6.2 の試験を行ったとき,折損してはならない。

5.3 

バーとステムとの固定強度 

バーとステムとの固定強度は,6.3 の試験を行ったとき,バーはステムに対して動いてはならない。

5.4 

ステムのホークステムへの固定強度 

ステムのホークステムへの固定強度は,6.4 の試験を行ったとき,ステムはホークステムに対して動いて

はならない。

5.5 

ブレーキレバーの固定強度 

レバー付き形ハンドルのブレーキレバーの固定強度は,6.5 の試験を行ったとき,レバーと“はと”との

結合に動きを生じてはならない。

5.6 

疲労強度 

疲労強度は,6.6 の試験を行ったとき,各部に異状を生じてはならない。


3

D 9412

:2009

5.7 

引上げ棒の強度 

引上げ棒は,JIS B 4652 に規定するトルクツールによって製造業者が推奨するねじ締付けトルク(範囲

が示されている場合には,その最大値)よりも 50  %大きなトルクで締め付けたときに異状があってはな

らない。

試験方法 

6.1 

片側曲げ強度試験 

ハンドルを

図 のように,ステムの最小はめ合い長さで固定し,ステムに一般用では 108 N・m,幼児用

では 30 N・m のトルクが加わるようバーの片側の端から 40 mm の位置に力(F)を加えたとき,著しい変

形及び破損の有無を目視によって調べる。ホークステムを外側からクランプする構造のステムでは,ホー

クステムと同じ外径をもつ適切な長さの丸棒にステムを固定して試験を行う。

単位  mm

図 1−片側曲げ強度試験 

6.2 

ステムの前方曲げ強度試験 

ステムを

図 のように,ステムの最小はめ合い長さで固定し,一般用のステムでは 2 000 N,幼児用のス

テムでは 500 N の力を,バー又はテストバー取付部に加えたとき,折損の有無を目視によって調べる。た

だし,一般用のステムで,2 000 N の力に耐えられないものは,ステムの曲がり角度が 45°に達する前に,

折損してはならない。この場合,ステムに加える力の最大値は,1 600 N 以上でなければならない。ホーク

ステムを外側からクランプする構造のステムでは,ホークステムと同じ外径をもつ適切な長さの丸棒にス

テムを固定して試験を行う。


4

D 9412

:2009

図 2−ステムの前方曲げ強度試験 

6.3 

バーとステムとの固定強度試験 

ハンドルを

図 のように,ステムの最小はめ合い長さで固定し,バーとステムとの組付部に最大トルク

が生じる方向及び位置に,片側につき,一般用では 220 N,幼児用では 130 N の力をバーの左右に同時に

かかるように加えたとき,バーのステムに対する動きを目視によって調べる。ただし,最大トルクがバー

の末端で生じる場合には,末端から 15 mm 以内の最も末端に近い位置に加える。ホークステムを外側から

クランプする構造のステムでは,ホークステムと同じ外径をもつ適切な長さの丸棒にステムを固定して試

験を行う。

なお,バーとステムとの組付けがクランプによる場合のねじの締付けトルクは,適切で,20 N・m を上回

ってはならない。

図 3−バーとステムとの固定強度試験 

6.4 

ステムのホークステムへの固定強度試験 

ステムを

図 のように,JIS D 9402 に規定するホークステム又はこれに相当する固定装置に正しく組み

付け,引上げ棒を 20 N・m 以下の適切なねじ締付けトルクで締め付けた状態で,バー又はテストバーに,

一般用ハンドルのステムでは 25 N・m,幼児用ハンドルでは 15 N・m のトルクを加え,ステムのホークステ

ムに対する動きを目視によって調べる。ホークステムを外側からクランプする構造のステムでは,ホーク

ステムと同じ外径をもつ適切な長さの丸棒にステムを固定して試験を行ってもよい。


5

D 9412

:2009

図 4−ステムのホークステムへの固定強度試験 

6.5 

ブレーキレバーの固定強度試験 

レバー付き形ハンドルは,ブレーキレバーの端から 40 mm の位置に 150 N の力を

図 のように加え,レ

バーと“はと”との結合の動きを目視によって調べる。

単位  mm

図 5−ブレーキレバー固定強度試験 

6.6 

疲労試験 

ハンドルを

図 のように,ステムの最小はめ合い長さで,適切な締付けトルクによって組み付け,バー

の握り部をステムの軸線に対して直角に固定した状態で,バー末端から 50 mm の位置に,ステムの軸線に

平行な方向の力を,25 Hz 以下の振動周波数で,初めに同相で 50 000 回,引き続き逆相によって 50 000 回

加え,各部の異状の有無を目視によって調べる。ただし,ハイライズ形のハンドルについては,同相によ

る試験だけを行い,ステムの軸線に垂直の方向の力を加える。試験の条件は,ハンドルの用途,材料及び

バーの形状によって,

表 2∼表 による。

なお,ホークステムを外側からクランプする構造のステムでは,ホークステムと同じ外径をもつ適切な

長さの丸棒にステムを固定して試験を行う。


6

D 9412

:2009

単位  mm

図 6−疲労試験


7

D 9412

:2009

単位  mm

図 6−疲労試験(続き) 

表 2−同相試験の条件 

一般用自転車に用いるもの

一般用自転車及び幼児 
用自転車に用いるもの

マウンテンバイク類形車に

用いるもの

バーの形状

ドロップ形

フラット形及びアップ形

フラット形

バーの材料

鉄製

a)

非鉄製

b)

鉄製

非鉄製

鉄製

非鉄製

加振力 f

1

  N

±350

±450

±250

±350

±300

±400

繰返し回数 50

000

a)

ろう付け材料,接着剤などの結合媒体のほかは,すべて鉄で構成されているもの。

b)

結合媒体のほかにも,鉄以外の材料を構成部材に使用しているもの,鉄と非鉄との混合物を用いて
いるものも,すべて非鉄製に分類する。

表 3−逆相試験の条件 

一般用自転車に用いるもの

一般用自転車及び幼児 
用自転車に用いるもの

マウンテンバイク類形車に

用いるもの

バーの形状

ドロップ形

フラット形及びアップ形

フラット形

バーの材料

鉄製

非鉄製

鉄製

非鉄製

鉄製

非鉄製

加振力 f

2

  N

±150

±200

±150

±200

±180

±230

繰返し回数 50

000


8

D 9412

:2009

表 4−ハイライズ形ハンドルの試験条件 

同相試験

バーの材料

非鉄

逆相試験

加振力 f

3

  N

±150

±210

繰返し回数 50

000

構造 

構造は,次による。

a)

各部の接合,結合及び組立は,確実でなければならない。

b)

ステムには,容易に消えない方法でホークステムとの最小はめ合い長さを表すはめ合わせ限界標識を

付けなければならない。ただし,最小はめ合い長さが確保できる構造のものは,この限りではない。

なお,最小はめ合い長さは,ステムの最下端

1)

からステム径の 2.5 倍以上でなければならない。

また,はめ合わせ限界標識の位置は,ステムの完全円周部の下端からステム径以上で,かつ,この

標識によってステムの強度を損なってはならない。

1)

ウェッジ形引上げうすを用いるステムでは,長円形断面の長径部の下端をステムの最下端と

する。

形状及び寸法 

形状及び主な寸法を,

図 に示す。

なお,許容差の記入のない寸法は,推奨寸法を示す。

ねじは,JIS B 0205-1JIS B 0205-4 の規定による。その許容限界寸法及び公差は,JIS B 0209-1JIS B 

0209-3

に規定する公差域クラス 6H/6g 以上とする。

なお,各部の寸法は,次による。

a)

バーの全幅は,600 mm 以下(幼児用は 350 mm 以上 550 mm 以下)でなければならない。

b)

ステムの外径の許容差は,ホークステムとのはめ合わせ調整範囲の上限まで適用する。

c)

バーのわん曲部における直径のひずみは,2 mm 以下でなければならない。

d)

バーの握り部直線部分の片側を定盤上に密着させたときに,他の方の浮きは 3 mm 以下でなければな

らない。

e)

ステムのバーに対する傾きは,

図 において b/が 1/50 以下でなければならない。

図 7−ステムのバーに対する傾き 


9

D 9412

:2009

f)

レバー付きハンドルの,レバー受けの穴とブレーキレバーとのすき間は,0.5 mm 以下でなければなら

ない。

めっき又は塗装 

9.1 

めっき 

めっきの厚さ及び耐食性は,バー,ステムパイプ及びラグでは,JIS H 8617 に規定する

表 の 3 級以上,

その他の部分では,JIS H 8617 に規定する

表 の 2 級以上又は JIS H 8610 に規定する表 の 2 級以上とす

る。ただし,かど部,ねじ部及びめっき後加工を施した部分には適用しない。

なお,クロムめっきを施したものは,クロム層の厚さが 0.05

μm 以上とする。

9.2 

塗装 

塗装を施した面は,JIS D 0202 の規定によって,しんの種類 F の鉛筆を用いて鉛筆引っかき抵抗性試験

を行ったときに試験面の塗膜に破れを生じてはならない。

10 

外観 

外観は,次による。

a)

各部に鋭い先端,かえり,ばりなどがあってはならない。

b)

めっき又は塗装を施した面には,素地の露出,はがれ,さび,その他の著しい欠点があってはならな

い。

c)

めっき又は塗装を施さない仕上げ面には,さび,割れ,その他の著しい欠点があってはならない。

d)

マーク類には,打刻不良,位置ずれ,色むら,かすれ,その他の著しい欠点があってはならない。

11 

製品の呼び方 

製品の呼び方は,規格番号又は“自転車用ハンドル”

(名称)及び用途による種類による。

例 1  JIS D 9412  一般用

例 2  自転車用ハンドル  幼児用

12 

表示 

ハンドルには,ステムの表面に刻印,浮き出しするなどの容易に消えない方法で,次の事項を表示する。

また,幼児用には,幼児用ハンドルであることを示す略号“幼”を表示する。

a)

製造業者名又はその略号

b)

製造年月又はその略号


10

D 9412

:2009

表 5−部品名称 

番号

部品名称

1

バー

2

ステムパイプ 
又はポスト

3

(ハンドル)ラグ

4

引上げ棒

5

引上げうす

6

クランプボルト

7

ステム

クランプナット

8

右ブレーキレバー

9

左ブレーキレバー

10

右はと

11

左はと

12

ブレーキ右ばね

13

ブレーキ左ばね

14

レバー受け

単位  mm

a)

  ドロップ形バー 

図 8−形状(一例)及び寸法 


11

D 9412

:2009

単位  mm

b)

  フラット形バー 

c)

  アップ形バー 

図 8−形状(一例)及び寸法(続き) 


12

D 9412

:2009

単位  mm

d)

  ハイライズ形バー 

図 8−形状(一例)及び寸法(続き) 


13

D 9412

:2009

単位  mm

a)

アルミニウム合金製のものは,

0
0.25

2

.

22

φ

でもよい。

e)

  ステム 

図 8−形状(一例)及び寸法(続き) 


14

D 9412

:2009

f)

  ホークステムを外側からクランプする構造のステム 

図 8−形状(一例)及び寸法(続き) 


15

D 9412

:2009

単位  mm

g)

  レバー付き形ハンドル 

h)

  幼児用ハンドル(一体形) 

図 8−形状(一例)及び寸法(続き) 


16

D 9412

:2009

附属書 A

(参考)

ISO 6699

自転車−ステム及びバー−組立寸法

序文 

この附属書は,ステム及びバーの寸法について記載するものであって規定の一部ではない。この規格で

は,この部分の寸法は制限していない。

A.1 

寸法 

A.1.1 

外径 

ステムとの組付部でのバーの直径 は,

0
0.2

25.4

 mm

とする。

単位  mm

図 A.1−バーの直径 

A.1.2 

内径 

ステムの呼び内径 は,

25.4 mm

とする。

図 A.2−ステムの呼び径 

A.1.3 

組立条件 

ステム及びバーは,

製造業者が推奨するトルクで固定用ボルトを締め付けて組み立てる。組立条件は ISO 

4210

の 2.3.5 及び 4.5.1.1 による。


附属書 JA

(参考)

JIS

と対応する国際規格との対比表

JIS D 9412

:2009

  自転車−ハンドル

ISO 4210

:1996

,Cycles−Safety requirements for bicycles

ISO 6699

:1990

,Cycles−Stem and handlebar bend−Assembly dimensions

ISO 8098

:2002

,Cycles−Safety requirements for bicycles for young children

ISO 8562

:1990

,Cycles−Stem wedge angle

(Ⅰ)JIS の規定

(Ⅲ)国際規格の規定

(Ⅳ)JIS と国際規格との技術的差異の
箇条ごとの評価及びその内容

箇条番号 
及び名称

内容

(Ⅱ)国際 
規格番号

箇条
番号

内容

箇条ごと
の評価

技術的差異の内容

(Ⅴ)JIS と国際規格との技術的
差異の理由及び今後の対策

1

適用範囲

一般用自転車及び幼 児用自

転車に用いるハンドル

1.1

1

1

1

自転車の安全要件

ステムとバーの組立寸法 
幼児用自転車の安全要件 
ウェッジ形引上うすの角度

追加

JIS

では一般用自転車及び

幼児用自転車に用いるハン
ド ル を 適 用 範 囲 と し て い
る。

JIS

ではハンドルを適用範囲と

し,安全要件は規定の一部とし
て包含される。

2

引用規格

3

構成及び

種類

表 1 によって規定。

追加

JIS

では,種類を追加してい

る。

JIS

では,呼称を統一するため

規定している。

4

部品名称

表 5 及び図 8 によって部品名

称を規定。

ISO 4210

ISO 6699

ISO 8098

ISO 8562 

追加

JIS

では,部品名称を追加し

ている。

JIS

では,部品名称を統一する

ため規定している。

5

強度 5.1

片側曲げ強度を規定。 2.3.5

3.3.5.1

一般用は JIS と同じ。 
幼児用は,100 mm につき

20 mm

を超える永久変形を

生じてはならないことを除
き JIS と同じ。

変更

JIS

では,永久変形を規定し

ていない。

実質的な差異はない。

 5.2

ステムの前方曲げ強度を

規定。

ISO 4210

ISO 8098 

2.3.5

3.3.5.1

一般用は,JIS と同じ。 
幼児用は,100 mm につき

20 mm

を超える永久変形を

生じてはならないことを除
き,JIS と同じ。

変更

JIS

では,永久変形を規定し

ていない。

実質的な差異はない。

17

D

 941

2


20
0

9


(Ⅰ)JIS の規定

(Ⅲ)国際規格の規定

(Ⅳ)JIS と国際規格との技術的差異の
箇条ごとの評価及びその内容

箇条番号

及び名称

内容

(Ⅱ)国際 
規格番号

箇条

番号

内容

箇条ごと

の評価

技術的差異の内容

(Ⅴ)JIS と国際規格との技術的
差異の理由及び今後の対策

5

強度

(続き)

5.5

ブレーキレバーの固定強

度を規定。

ISO 4210 

追加

JIS

では,項目を追加してい

る。

JIS

では,安全性を確保するた

め項目を追加している。

 5.7

引上げ棒の強度を規定。

2.3.3

3.3.3

JIS

と同じ。

追加

JIS

で規定されているトル

クツールを追加している。

JIS

では,ISO 規格で規定して

いない内容を補うべく詳細に

規定。

6

試験方法

6.1

片側曲げ強度試験は,バ

ーの片側の端から 40 mm の
位置でトルクを加える。 
ホークステムを外側 からク

ランプする構造のス テムの
試験を規定。

4.5.1.1

4.6.1.1

バー中央から 350 mm の位

置でトルクを加える。

追加

JIS

では,規定内容を追加し

ている。

JIS

では,

試験の再現性を考え,

規定を変更している。

 6.2

ステムの前方曲げ強度試

験を規定。ホークステムを外
側からクランプする 構造の
ステムの試験を規定。

4.5.1.2

4.6.1.2

ステムの前方曲げ強度試験

を規定。

追加

JIS

では,規定内容を追加し

ている。 

JIS

では,安全性を確保するた

め項目を追加している。 

 6.3

バーとステムとの固定強

度試験でねじの締付 けトル

クは 20 N・m 以下 
ホークステムを外側 からク
ランプする構造のス テムの

試験を規定。

4.5.2

4.6.2

ねじの締付けトルクは,製
造業者の推奨トルク以下。

変更

JIS

では,ねじの締付けトル

クの値など規定内容を追加

している。

JIS

では,

試験の再現性を考え,

規定を変更している。

 6.4

ステムのホークステムへ

の固定強度試験でね じの締

付けトルクは 20 N・m 以下 
ホークステムを外側 からク
ランプする構造のス テムの

試験を規定。

ISO 4210

ISO 8098 

4.5.3

4.6.3

取扱説明書に従い引上げ棒
を締め付ける。

変更

JIS

では,ねじの締付けトル

クの値など規定内容を追加

している。

JIS

では,

試験の再現性を考え,

規定を変更している。

 6.5

ブレーキレバーの固定強

度試験を規定。

ISO 4210

追加

JIS

では,項目を追加してい

る。

JIS

では,安全性を確保するた

め項目を追加している。

18

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2


2

009


(Ⅰ)JIS の規定

(Ⅲ)国際規格の規定

(Ⅳ)JIS と国際規格との技術的差異の
箇条ごとの評価及びその内容

箇条番号

及び名称

内容

(Ⅱ)国際 
規格番号

箇条

番号

内容

箇条ごと

の評価

技術的差異の内容

(Ⅴ)JIS と国際規格との技術的
差異の理由及び今後の対策

6

試験方法

(続き)

6.6

疲労試験を規定。

ホークステムを外側 からク
ランプする構造のス テムの
試験を規定。

4.5.4

幼児用,マウンテンバイク

類形車の試験用を除き,JIS
と同じ。

追加

JIS

では,幼児用,マウンテ

ンバイク類形車用の試験も
規定している。

JIS

では,安全性を確保するた

め規定を追加している。

7

構造 a)

接合,組立を規定。

追加

JIS

では,項目を追加してい

る。

JIS

では,安全性を確保するた

め項目を追加している。

8

形状及び

寸法

図 8 によって形状及び寸法を
規定。

ISO 6699

ISO 8562

3

3

ステムとバーの組立寸法を
規定している。

JIS

と同じ。

追加

JIS

では,ステムとバーの組

立寸法を制限していない。

ステムとバーの組立寸法が同
じであれば組立が可能である
ため,規定する必要がない。

 a)

バーの全幅は 600 mm 以下

(幼児用は 350 mm 以上 550

mm

以下)

ISO 4210

ISO 8098

2.3.1

3.3.1

バーの全幅は 350 mm から

700 mm

幼児用は 300 mm 以上 550

mm

変更

JIS

では,全幅の規定が道路

交通法に合わせ変更されて
いる。また,最小幅は規定

されていない。

道路交通法に合わせ,最大幅を
変更している。最小幅を規定す
る必要はない。

 b)

∼f)  ステム,バーの寸法に

ついて規定。

追加

JIS

では,項目を追加してい

る。

JIS

では,安全性を確保するた

め項目を追加している。

9

めっき又

は塗装

めっきの厚さ,耐食性及び塗
装を施した面について規定。

追加

JIS

では,項目を追加してい

る。

JIS

では,安全性を確保するた

め項目を追加している。

10

外観

外観について 4 項目を規定。

追加

JIS

では,詳細にわたって規

定している。

JIS

では,品質・性能を確保す

るため規定している。

11

製 品 の

呼び方

ハンドルの呼び方に ついて
規定。

追加

JIS

では,製品の呼び方につ

いて追加している。

JIS

では,品質・性能を確保す

るため規定している。

12

表示

表示すべき事項につ いて規
定。

ISO 4210

追加

ISO

規格では,完成車だけ

に製造業者名又はその略号
の記載を求めている。

JIS

は部品単独の規格であり,

ハンドルに製造業者名又はそ
の略号の記載を求めている。

JIS

と国際規格との対応の程度の全体評価:ISO 4210:1996,ISO 6699:1990,ISO 8098:2002,ISO 8562:1990,MOD

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2


2

009


注記 1  箇条ごとの評価欄の用語の意味は,次による。 

−  追加 国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。

−  変更 国際規格の規定内容を変更している。

注記 2  JIS と国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次による。 

−  MOD  国際規格を修正している。 

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