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日本工業規格

JIS

 D

8201-

1994

自動車用タイヤゲージ

Tyre gauges for automobiles

1.

適用範囲  この規格は,自動車用タイヤの空気圧測定に用いるばね式タイヤゲージ(以下,タイヤゲ

ージという。

)について規定する。

備考1.  この規格の引用規格を,次に示す。

JIS D 4207

  自動車用タイヤバルブ

JIS G 3522

  ピアノ線

JIS H 3100

  銅及び銅合金の板及び条

JIS H 3130

  ばね用ベリリウム銅,りん青銅及び洋白の板及び条

JIS H 3250

  銅及び銅合金棒

JIS H 3260

  銅及び銅合金線

JIS H 3300

  銅及び銅合金継目無管

JIS H 4000

  アルミニウム及びアルミニウム合金の板及び条

JIS H 8617

  ニッケルめっき及びニッケル−クロムめっき

JIS K 6380

  工業用ゴムパッキン材料−分類

2.

この規格の中で  {  }  を付けて示してある単位及び数値は,従来単位によるものであって,

参考として併記したものである。

2.

種類  タイヤゲージは用途によって,表 に示す低圧用,高圧用及び特殊用(

1

)

の 3 種類とする。

表 1

単位 kPa {kgf/cm

2

}

種類

目盛範囲

最小目盛

低圧用 100∼400

{1

∼4}

10

又は 20

{0.1 又は 0.2}

高圧用 100∼1 000

{1

∼10}

100

∼400 は 20, 400∼1 000 は 20 又は 50

{1∼4 は 0.2, 4∼10 は 0.2 又は 0.5}

特殊用(

1

)

100

∼1 100

{1

∼11}

100

∼400 は 10, 400∼1 100 は 20

{1∼4 は 0.1, 4∼11 は 0.2}

(

1

)

特殊用は,試験のための標準ゲージとしてもよい。

3.

構造  タイヤゲージは,構造上原則として次のものを備えているものとする(図例 1参照)。特に

測定口及び弁押しは,JIS D 4207 に規定されている弁口と漏れのないようはめあう構造とする。


2

D 8201-1994

3.1

棒状指示式(棒指示)

(1)

(4)

弁パッキン

(2)

コイルばね

(5)

弁押し

(3)

目盛棒

(6)

ピストン

図例 

図例 2

図例 3

4.

材料  タイヤゲージの主要部の材料は,原則として表 及び表 に示すとおりとする。

表 2  棒状指示式

主要部

材料

JIS H 3300

の C2700T

コイルばね

JIS G 3522

の SWP-A

目盛棒

JIS H 3100

の C2801P 及び C2801R

JIS H 3250

の C3604BD 又は

JIS H 3260

の C2600W

弁パッキン

JIS K 6380

に規定する BG 以上の材料

弁押し

JIS H 3250

の C3604BD

ピストン

クロムなめし革又は

JIS K 6380

に規定する BG 以上の材料


3

D 8201-1994

表 3  ダイヤル指示式

主要部

材料

本体

合成樹脂(

2

)

コイルばね

JIS G 3522

の SWP-A

目盛板

JIS H 4000

弁押し

JIS H 3250

の C3604BD

弁パッキン

JIS K 6380

に規定する BG 以上の材料

ピストン

クロムなめし革又は JIS K 6380 に規定する BG 以上の材料

ラックギヤ

JIS H 3100

の C2801P 又は合成樹脂(

2

)

ピニオンギヤ

JIS H 3250

の C3604BD 又は合成樹脂(

2

)

指針

JIS H 4000

又は合成樹脂(

2

)

ブレーキ

JIS G 3522

の SWP-A 又は JIS H 3130

戻しボタン

JIS H 3250

の C3604BD 又は合成樹脂(

2

)

(

2

)

合成樹脂とは ABS 樹脂,ポリアセタール樹脂などとする。

5.

検査  検査の方法は,次のとおりとする。

(1)

外観検査

(2)

めっき検査

(3)

指度検査

(4)

耐久検査

5.1

外観検査  タイヤゲージの表面の仕上げは良好で,傷,凸凹その他有害な欠点がなく,特に指示目

盛は見やすく,容易に消えないように目盛られていなければならない。

5.2

めっき検査  ニッケルめっき又はクロムめっきを施したものは,JIS H 8617 の規定による試験を行

ったとき 1 級以上でなければならない。

5.3

指度検査  空気圧縮機及び圧力調整弁によって,空気圧を調整することのできる空気槽に,基準ア

ネロイド型圧力計と JIS D 4207 に規定されている自動車用タイヤバルブを取り付けた装置を使用し,タイ

ヤゲージの適宜 3 か所(

3

)

以上の目盛において各々上・下・水平方向の指度の誤差を読み取るものとし,次

の規定に適合しなければならない。

(1)

指度の許容差は,

表 に示す最小目盛の±1 目盛以下(例  低圧用の場合 10 又は 20 kPa{0.1 又は 0.2

kgf/cm

2

}でなければならない。

(2)

指示の作動が円滑で,指度が読みやすくなければならない。

(3)

タイヤゲージの各部から,甚だしい空気漏れがあってはならない。

(

3

)

試験圧力の適宜3か所の中には,そのタイヤゲージで最も頻繁に使用される圧力及び最大圧力を

含まなければならない。

5.4

耐久検査  最高目盛の

3

4

の空気圧で,毎分約 30 回の作動頻度の耐久試験機によって,1 000 回作動

を繰り返したとき 5.3 の規定に適合し,各部に異常があってはならない。

6.

製品の呼び方  タイヤゲージの呼び方は,名称又は規格番号,種類及び最高目盛と指示方式による。

1.  自動車用タイヤゲージ高圧用棒指示又は丸指示

2.  自動車用タイヤゲージ800 kPa {8 kgf/cm

2

}

3.  JIS D 8201 800 kPa {8 kgf/cm

2

}


4

D 8201-1994

7.

表示  タイヤゲージには,次の事項を表示する。

(1)

製造業者名又はその略号

(2)

製造年月又はその略号

自動車部会  自動車用タイヤ圧力計専門委員会  構成表(昭和 52 年 10 月 1 日改正のとき)

氏名

所属

(委員会長)

鈴  本  作  良

社団法人日本自動車部品工業会

中  沢  忠  義

通商産業省機械情報産業局

浦  野  力  光

運輸省自動車局

若曽根  和  之

工業技術院標準部

仁多見      進

旭産業株式会社

村  上  邦  彦

株式会社バンザイ

伊  藤  正  治

株式会社伊藤金属工業所

杉  田  良  一

トヨタ自動車販売株式会社

尾  崎  邦  男

山田油機製造株式会社

古  井  俊  明

大平洋精工株式会社

伊  藤      清

東洋金属工業株式会社

宇田川  悦  二

社団法人日本自動車タイヤ協会

森  田  和  憲

ダイハツ工業株式会社

堀  山      健

社団法人日本自動車整備振興会連合会

山  口  殿  夫

自動車機械工具工業会

(事務局)

村  里  利  明

工業技術院標準部機械規格課

(事務局)

笹  尾  照  夫

工業技術院標準部機械規格課(平成 6 年 9 月 1 日改正のとき)