>サイトトップへ >このカテゴリの一覧へ

D 6024

:2011

(1)

目  次

ページ

序文 

1

1

  適用範囲

1

2

  引用規格

1

3

  用語及び定義 

2

4

  取付寸法

2

4.1

  フォークの取付寸法

2

4.2

  フィンガバーの取付寸法 

5

5

  構造

7

5.1

  フォークの位置決め溝 

7

5.2

  フォークの外れ防止ストッパ

7

5.3

  フォークの脱着溝

7

附属書 JA(参考)JIS と対応国際規格との対比表 

9


D 6024

:2011

(2)

まえがき

この規格は,工業標準化法第 14 条によって準用する第 12 条第 1 項の規定に基づき,社団法人日本産業

車両協会(JIVA)及び財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格を改正す

べきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,厚生労働大臣及び経済産業大臣が改正した日本

工業規格である。これによって,JIS D 6024:1998 は改正され,この規格に置き換えられた。

この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。

この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意

を喚起する。厚生労働大臣,経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の

特許出願及び実用新案権に関わる確認について,責任はもたない。


日本工業規格

JIS

 D

6024

:2011

フォークリフトトラック−

フック式フォーク及び

フィンガバーの取付寸法及び構造

Fork lift trucks-

Hook-on type fork arms and fork arm carriages-

Mounting dimensions and construction

序文 

この規格は,2007 年に第 3 版として発行された ISO 2328 を基に,対応する部分については対応国際規

格を翻訳し,技術的内容を変更することなく作成した日本工業規格であるが,対応国際規格にはない規定

内容を日本工業規格として追加している。

なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格にはない事項である。変更の

一覧表にその説明を付けて,

附属書 JA に示す。

適用範囲 

この規格は,

定格荷重 11 000 kg 未満の動力付きフォークリフトトラック(以下,フォークリフトという。

に使用するフック式フォーク及びフィンガバーの取付寸法及び構造について規定する。

注記 1  この規格で用いる荷重は,質量を意味する。 

注記 2  この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。

ISO 2328:2007

,Fork-lift trucks−Hook-on type fork arms and fork arm carriages−Mounting

dimensions

(MOD)

なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1 に基づき,

“修正している”

ことを示す。

引用規格 

次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの

引用規格は,記載の年の版を適用し,その後の改正版(追補を含む。

)は適用しない。

JIS D 6001:1999

  フォークリフトトラック−安全基準

注記  対応国際規格:ISO 3691:1980,Powered industrial trucks−Safety code(MOD)

JIS D 6201:1999

  フォークリフトトラック−用語

注記  対応国際規格:ISO 2331:1974,Fork lift trucks−Hook-on type fork arms−Vocabulary(MOD)


2

D 6024

:2011

用語及び定義 

この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS D 6001 及び JIS D 6201 によるほか,次による。

3.1 

フォークの位置決め溝(fork arm location slot) 

フォークの左右方向の位置を決めるためフィンガバーに設けた溝(

図 参照)。

3.2 

フォークの脱着溝(fork arm removal slot) 

フォークをフィンガバーに取付け又は取外しを行うために,

フィンガバーの下端に設けた溝

図 参照)。

図 1−フォークの位置決め溝及びフォークの脱着溝 

取付寸法 

4.1 

フォークの取付寸法 

フォークは,フォークリフトの定格荷重に応じた 5 クラスとし,ロアフック高さによって A(short drop)

及び B(long drop)の 2 種類とする。フィンガバーに取り付けられたフック式フォークを

図 2,フックの

詳細を

図 に示す。フォークの取付寸法は表 1,フィンガバーの取付寸法は表 による。


3

D 6024

:2011

表 1−フォークの取付寸法

単位  mm

a c

1

h

1

h

2

m

1

m

2

k

1

ロアフック幅

クラス

フォークリフトの定格荷重

(kg)

フォーク

の種類

(参考)

+1.0

0

±3.0

許容差 最大  最大 最小

±1.5

A 76

394

1

1 000

未満

(基準荷重中心 400 又は 600

a)

 mm

B 114

16.5

432

306

28 26 14

90

A 76

470

2

1 000

∼2 500

(基準荷重中心 500 又は 600

b)

 mm

B 152

16.5

546

382

+1.0

    0

31 29 14

90

A 76

568

3

2 501

∼5 000 未満

(基準荷重中心 500 又は 600 mm)

B 203

22

695

477

40 38 17

115

A 127

743

4

5 000

∼8 000

(基準荷重中心 600 mm)

B 254

26

870

598

47 45 20

139

A 127

830

5

8 001

∼11 000 未満

(基準荷重中心 600 mm)

B 257

35

960

680

+1.5

    0

65 63 26

164

a) 

600 mm

はアメリカで使われる。

b) 

600 mm

はアメリカ,アジア及びオーストラリアで使われる。

表 2−フィンガバーの取付寸法

単位  mm

a b 

c

2

e

h

3

k

2

q

c)

脱着溝

の幅

脱着溝

の偏り

p

クラス

フォークリフトの定格荷重

(kg)

フォーク

の種類

(参考)(参考)

0

−1.0

±0.8

許容差

0

−1.5

最小  ±2.0  ±1.5 最大

A 76

1

1 000

未満

(基準荷重中心

400

又は 600

a)

 mm

B 114

331 16

16 305

13  8  95 13  160

A 76

2

1 000

∼2 500

(基準荷重中心

500

又は 600

b)

 mm

B 152

407 16

16 381

0

−1.0

13 8  95 13 160

A 76

3

2 501

∼5 000  未満

(基準荷重中心

500

又は 600 mm)

B 203

508 21.5

19 476

16 10 120 20  160

A 127

4

5 000

∼8 000

(基準荷重中心

600 mm

B 254

635 25.5

19 597

19 12 145 27.5 160

A 127

5

8 001

∼11 000  未満

(基準荷重中心

600 mm

B 257

728 34

25 678

0

−1.5

25 16  171  30  160

a)

 600

mm

はアメリカで使われる。

b)

 600

mm

はアメリカ,アジア及びオーストラリアで使われる。

c)

中心の溝深さは,アタッチメント及びフォークの取付けが容易であるように更に 3 mm 深くする。


4

D 6024

:2011

図 2−フィンガバーに取り付けられたフック式フォーク 


5

D 6024

:2011

a) 

アッパフック 

b) 

ロアフック 

図 3−フックの詳細 

4.2 

フィンガバーの取付寸法 

フィンガバーは,フォークリフトの定格荷重に応じた 5 クラスとし,フォークの種類 A 及び B に対応し

た 2 種類とする。フック式フィンガバーを

図 に示す。フォークの取付寸法は表 1,フィンガバーの取付

寸法は

表 による。


6

D 6024

:2011

単位  mm

図 4−フック式フィンガバー 


7

D 6024

:2011

構造 

5.1 

フォークの位置決め溝 

5.1.1 

フォークの位置決め溝は,フィンガバー上に

表 に規定する寸法で適切な間隔をあけて設ける。 

5.1.2 

一つの溝は,アタッチメントを中央に固定できるようフィンガバーの中央に設ける。その溝は,ア

タッチメント及びフォークの取付けが容易であるように

表 に規定する寸法より更に 3 mm 深くする。 

5.2 

フォークの外れ防止ストッパ 

5.2.1 

フィンガバーの端からフォークの脱落を防ぐため,外れ防止ストッパ(

図 参照)を設ける。 

5.2.2 

外れ防止ストッパが溶接されていない場合は,取扱説明書に次の警告を含めなければならない。

警告  外れ防止ストッパが適正に取り付けられていないフォークリフトは,使用してはならない。

図 5−外れ防止ストッパ 

5.3 

フォークの脱着溝 

5.3.1 

フォークの脱着溝がフィンガバーの下端に設ける際は,

図 の断面図 X-X に示す取付寸法による

ものとする。

5.3.2 

意図しないフォークの脱落を防止する手段としてフォークの脱着溝をフィンガバーの中央からず

らす際は,その寸法は

表 に従わなければならない。

5.3.3 

意図しないフォークの脱落を防止する手段としてフォークの脱着溝をフィンガバーの中央からず

らす際は,取扱説明書に次の警告を含めなければならない。

警告  フォーク用ロックが完全にかみ合っていない場合は,フォークが脱落する可能性がある。 

5.3.4 

フォークの脱着溝がフィンガバーの中央にあり,フィンガバーの上下の溝の位置関係によって,フ

ォーク又はアタッチメントがフィンガバーから脱落する可能性がある場合には,これを防ぐ他の手段を設

けなければならない。

他の手段の例として,フィンガバーの中央近傍に設けた外れ防止ピンがある(

図 参照)。フォーク又は

アタッチメントを取り付けた後に,ロアフックがフォークの脱着溝の位置まで移動できないように,外れ

防止ピンを取り付ける。


8

D 6024

:2011

図 6−外れ防止ピン 


附属書 JA

(参考)

JIS

と対応国際規格との対比表

JIS D 6024:2011

  フォークリフトトラック−フック式フォーク及びフィンガバーの

取付寸法及び構造

ISO 2328:2007

  Fork-lift trucks−Hook-on type fork arms and fork arm carriages−

Mounting dimensions

(I)JIS の規定

(III)国際規格の規定

(IV)JIS と国際規格との技術的差異の箇条
ごとの評価及びその内容

箇 条 番 号
及び題名

内容

(II) 
国 際 規

格番号

箇条
番号

内容

箇 条 ご と
の評価

技術的差異の内容

(V)JIS と国際規格との技術的差異
の理由及び今後の対策

1

適 用 範

フ ッ ク 式 フ ォ ー ク 及
び フ ィ ン ガ バ ー の 取
付 寸 法 及 び 構 造 に つ

いて規定

 1

JIS

とほぼ同じ

追加

取付寸法だけでなく構造要件
の記述もあることを明示する
ため“構造”を追加した。

実質的な技術的差異はない。

3

用 語 及

び定義

部 位 説 明 図 を 伴 っ て

用語を規定

 3

JIS

とほぼ同じ

追加

分かりやすくするため図 1 を追

加した。

実質的な技術的差異はない。

5

構造 5.1

フォークの位置決

め溝

 4.1

JIS

と同じ

一致

構造として箇条 5 を独立させて
規定したため細分箇条を変更。

実質的な技術的差異はない。

 5.2

フォークの外れ防

止ストッパ

 4.2

JIS

とほぼ同じ

追加

分かりやすくするため図 5 を追
加した。

実質的な技術的差異はない。

 5.3

フォークの脱着溝

4.3

JIS

とほぼ同じ

追加

分かりやすくするため図 6 を追
加した。

実質的な技術的差異はない。

JIS

と国際規格との対応の程度の全体評価:ISO 2328:2007,MOD

注記 1  箇条ごとの評価欄の用語の意味は,次による。

    −  一致……………… 技術的差異がない。

    −  追加……………… 国際規格にない規定内容を追加している。

注記 2  JIS と国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次による。

    −  MOD……………  国際規格を修正している。

9

D

 6024


201

1