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D 5202 : 1998

(1) 

まえがき

この規格は,工業標準化法に基づいて,日本工業標準調査会の審議を経て,通商産業大臣が改正した日

本工業規格である。これによって JIS D 5202 : 1980 は改正され,この規格に置き換えられる。

今回の改正によってこの規格は,ISO 3553 : 1987, Road vehicles−High-tension connections for ignition coils

and distributors

の Part 1 : Socket type 及び Part 2 : Plug type 並びに ISO 4024 : 1992, Road vehicles−Ignition coils

−Low-tension cable connections を基礎とするディストリビュータ及び点火コイルの高圧及び低圧端子の形

状寸法規格となり,ディストリビュータのエンジン取付け部の規定は削除された。

なお,JIS D 5121-1980(自動車用イグニションコイル)に規定されていた高圧及び一次端子部の形状寸

法は,JIS D 5121-1998 で削除され,この規格で規定された。

この規格には,次に示す

附属書がある。

附属書(規定)  ISO-B 形高圧端子の形状・寸法


日本工業規格

JIS

 D

5202

: 1998

自動車部品−

ディストリビュータ及び点火コイル−

高圧端子及び低圧端子の形状寸法

Automotive parts

−Distributors and ignition coils−

High-tension connections and low-tension connections

序文  この規格は,1987 年 12 月に第 1 版として発行された ISO 3553-1, Road vehicles−High-tension

connections for ignition coils and distributors

−Part 1 : Soket-type 及び ISO 3553-2, Road vehicles−High-tension

connections for ignition coils and distributors

−Part 2 : Plug-types 並びに 1992 年 11 月に第 2 版として発行され

た ISO 4024, Road vehicles−Ignition coils−Low-tension cable connections を翻訳し,技術的内容を変更するこ

となく作成した日本工業規格である。

なお,この規格で点線の下線を施してある部分は,対応国際規格にはない事項である。

1.

適用範囲  この規格は,自動車の火花点火エンジン用のディストリビュータ及び点火コイルに用いる

高圧端子及び低圧端子について形状及び寸法を規定する。

備考  この規格の対応国際規格を次に示す。

ISO 3553-1 : 1987

  Road vehicles−High-tension connections for ignition coils and distributors−Part

1 : Socket-type

ISO 3553-2 : 1987

  Road vehicles−High-tension connections for ignition coils and distributors Part 2 :

Plug-types

ISO 4024 : 1992

  Road vehicles−Ignition coils−Low-tension cable connections

2.

引用規格  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す

る。これらの規格は,その最新版を適用する。

JIS D 5403

  自動車用電線端子

備考  ISO 8092-1 : 1989,  Road vehicles−Flat, quick-connect terminations−Part 1 : Tabs for single pole

connections

からの引用事項は,この規格の該当事項と同等である。

ISO 8092-2 : 1988,

  Road vehicles − Flat, quick-connect terminations − Part 2 : Test and

performance requirements for single pole connections

ISO 10455 : 1992,

  Road vehicles−Dry ignition coils using rotating high-voltage distributor


2

D 5202 : 1998

3.

端子の種類  ディストリビュータ又は点火コイルに用いる高圧端子及び低圧端子の種類を,表 に示

す。

表 1  端子の種類

種類

形式

備考

ISO-A

ISO 3553-1

  ソケット形タイプ A に相当

高圧端子

ISO-C

ISO 3553-2

  プラグ形タイプ C に相当

ねじ形

ISO 4024

のタイプ 1(ねじ形)に相当

低圧端子

平形

ISO 4024

のタイプ 2(平形)に相当

備考  附属書に規定する ISO-B 形高圧端子は,上記の ISO-A 形が使

えない場合にだけ使用できる。

4.

高圧端子  高圧端子の形状及び寸法は,図 及び図 による。

なお,この規格で規定しない詳細は,製造者の選択に任せる。

単位 mm

注(

1

)

コネクタの挿入を円滑にするための,プラスチック部材又は金属部材の部分の内側テーパ。

(

2

)

点火コイルで高圧端子の製造上必要な場合には,17

1

0

mm

の代わりに 19

1

0

mm

を用いてもよい。

ディストリビュータで出力端子がディストリビュータの中心軸に直角で,一方側に付いているもの

は 15±0.5mm を用いてもよい。

(

3

)

溝の最大直径部(必ず溝の中心にある必要はない。

)に設定した,ソケットの中心軸に直角な平面。

(

4

)  A

の基準寸法は,10mm,14mm 及び 20mm とする。


3

D 5202 : 1998

図 1  ISO-A 形高圧端子 

図 2  ISO-C 形高圧端子 

5.

点火コイル用低圧端子  低圧端子の形状及び寸法は,図 による。

点火コイルの正極及び負極には,それぞれ+及び−のマークを容易に消えない方法で表示しなければな

らない。この端子極性記号は,大きさが少なくとも 2mm 以上とする。

端子の位置は,製造者の決定に任せる。

平形端子は,JIS D 5403 の PA とし,ISO 8092-2 で規定する試験方法及び要求性能に従うものとする。


4

D 5202 : 1998

単位 mm

a) 

ねじ形端子

b) 

平形端子

(

5

)

ねじの呼び M5は負極に使用する。ねじの呼び M6は正極に推奨する。乾式点火コイル

ISO 10455参照)の正極には,ねじの呼び M6を使用する。

(

6

多極ブレードコネクタを用いてもよい。

(

7

その他の記号を追加してもよい。

図 3  低圧端子


5

D 5202 : 1998

附属書(規定)  ISO-B 形高圧端子の形状・寸法 

序文  この附属書に規定する高圧端子は,ISO 3553-1 : 1987, Road vehicles−High-tension connections for

ignition coils and distributors

−Part 1 : Socket-type の

附属書に規定されたタイプ B に相当する。

1.

適用範囲  この附属書は,本体に規定する ISO-A 形の高圧端子に代えて,特別な場合にだけ使用でき

る ISO-B 形の高圧端子の形状・寸法を規定する。

2.

形状・寸法  ISO-B 形の高圧端子の形状・寸法は,附属書図 に示す寸法以外は本体の ISO-A 形によ

る。

なお,ISO-B 形のソケットには ISO-B 形のコネクタだけを用いる。

附属書図 1  ISO-B 形高圧端子 


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D 5202 : 1998

電装品 JIS 改正原案作成委員会  構成表

氏名

所属

(委員長)

三  橋  英  夫

東海大学

(幹事)

才  田  敏  和

三菱電機株式会社

高  見      悟

阪神エレクトリック株式会社

(委員)

中  込  常  雄

日本工業標準調査会

浦  田  益太郎

通商産業省

市  川  英  雄

通商産業省工業技術院

照  山      勝

社団法人自動車技術会

橋  本  繁  晴

財団法人日本規格協会

坂  本  照  男

社団法人日本自動車整備振興会連合会

佐久間      浩

いすゞ自動車株式会社

稲  津  雅  弘

トヨタ自動車株式会社

富  田  公  夫

日産自動車株式会社

久  保  陽  二

日野自動車工業株式会社

古  山  雅  章

富士重工業株式会社

高  木  昭  宣

株式会社本田技術研究所

横  山  高  尚

三菱自動車工業株式会社

泉      壽  雄

澤藤電機株式会社

土  屋  正  文

ダイヤモンド電機株式会社

岩  田  頼  明

株式会社デンソー

橋  本  克  彦

株式会社日立製作所

木  村  栄  一

株式会社ミツバ

(関係者)

三  塚  隆  正

財団法人日本規格協会

海  野  裕  二

日産自動車株式会社

金  子  則  保

富士重工業株式会社

門  谷  重  夫

三菱自動車工業株式会社

長  岡  昭  宏

ダイヤモンド電機株式会社

中  村  明  浩

ダイヤモンド電機株式会社

都  筑  康  雄

株式会社デンソー

山  口  正  幸

株式会社デンソー

鎌  田  隆  博

阪神エレクトリック株式会社

(事務局)

村  岡  良  三

社団法人日本自動車部品工業会

宮  田      圭

社団法人日本自動車部品工業会