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D 5011

:2011

(1)

目  次

ページ

序文

1

1

  適用範囲

1

2

  引用規格

1

2A

  種類及び記号

1

3

  用語及び定義

2

4

  寸法及びその他の要求事項

2

4.1

  一般

2

4.2

  端子及びソケット挿入口の位置関係

2

4.3

  外形寸法及びその他の要求事項

5

4.4

  ソケットの要求事項

6

5

  端子の機能配分

6

6

  製品の呼び方

7

附属書 A(参考)ソケット挿入口寸法

8

附属書 JA(参考)JIS と対応国際規格との対比表

9


D 5011

:2011

(2)

まえがき

この規格は,工業標準化法第 14 条によって準用する第 12 条第 1 項の規定に基づき,社団法人自動車技

術会(JSAE)から,工業標準原案を具して日本工業規格を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査

会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格である。これによって,JIS D 5011:1992 は改正さ

れ,この規格に置き換えられた。

この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。

この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意

を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実

用新案権に関わる確認について,責任はもたない。


日本工業規格

JIS

 D

5011

:2011

自動車部品−電磁リレー−

形状・寸法及び端子の配置・機能配分

Road vehicles-Electrical/electronic switching devices-

Shapes, dimensions, functional allocation and arrangement of terminals

序文

この規格は,1998 年に第 1 版として発行され 2008 年の定期見直しで確認された ISO 7588-1 及び ISO 

7588-3

を基とし,この規格に関係しない ISO 7588-1 の中のフラッシャに関わる規定を除いて,対応する部

分(形状・寸法及び端子の配置・機能配分)については対応国際規格を翻訳し,技術的内容を変更するこ

となく作成した日本工業規格であるが,対応国際規格には規定されていない項目(種類及び記号)を日本

工業規格として追加している。

なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格にない,又は変更している事

項である。変更の一覧表にその説明を付けて,

附属書 JA に示す。

1

適用範囲

この規格は,自動車に用いるソケット差込み形電磁リレー(以下,リレーという。

)の形状・寸法及び端

子の配置・機能配分について規定する。

注記  この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。

ISO 7588-1:1998

,Road vehicles−Electrical/electronic switching devices−Part 1: Relays and flashers

ISO 7588-3:1998

,Road vehicles−Electrical/electronic switching devices−Part 3: Microrelays(全体

評価:MOD)

なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1 に基づき,

“修正している”

ことを示す。

2

引用規格

次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。この引用

規格は,記載の年の版を適用し,その後の改正版(追補を含む。

)は適用しない。

ISO 8092-1:1996

,Road vehicles−Connections for on-board electrical wiring harnesses−Part 1: Tabs for

single-pole connections

−Dimensions and specific requirements

2A

  種類及び記号

種類及び記号は,

表 による。


2

D 5011

:2011

表 1−リレーの種類及び記号

種類

機能

記号

接点常閉式

a)

 A1

接点常開式

b)

 A2

A

接点切替式

c)

 A3

接点常閉式

a)

 B1

接点常開式

b)

 B2

B

接点切替式

c)

 B3

接点常閉式

a)

 M1

接点常開式

b)

 M2

M

接点切替式

c)

 M3

注記  A 形は ISO 7588-1 のタイプ A リレー,B 形は ISO 7588-1 のタイプ B リレー,

及び M 形は ISO 7588-3 のマイクロリレーに該当する。

a)

リレーのコイルに通電していないとき,開閉回路の接点が閉じているもの。

b)

リレーのコイルに通電していないとき,開閉回路の接点が開いているもの。

c)

リレーコイルの通電によって,開閉回路が閉から開に切り替えられるもの。

3

用語及び定義

(対応国際規格では,この箇条において,ISO 8092-2 を適用すると規定しているが,この規格では不要

であり,不採用とした。

4

寸法及びその他の要求事項

4.1

一般

寸法及びその他の要求事項は,4.24.4 に規定する。端子が五つ未満の場合も,全ての関係寸法を適用

する。

ソケット挿入口の寸法を,参考のため

附属書 に示す。

端子の機能配分は,箇条 に規定する。

4.2

端子及びソケット挿入口の位置関係

4.2.1

端子・挿入口の配置−正確な位置

端子・挿入口の配置及び正確な位置は,

図 による。


3

D 5011

:2011

単位  mm

a)

  形及び  

b)

   

図 1−端子及び挿入口の正確な位置


4

D 5011

:2011

4.2.2

端子の呼び及び位置精度

端子の呼び及び位置精度は,

図 による。

単位  mm

a)

  形及び 

b)

   

図 2−端子の呼び及び位置精度


5

D 5011

:2011

4.3

外形寸法及びその他の要求事項

外形の寸法は,

図 による。

長方形以外の形状は,指定範囲内であれば差し支えない。ただし,受渡当事者間の協定によって外郭の

一部に誤挿入防止用の凸部を設けてもよい。

単位  mm

種類

最大

Y

1

最大

Y

2

最大

最大

A

形 14 3.6

24.3

30

B

形 15.3

5.0

25.7

40

a)

  形及び 

b)

   

図 3−外形寸法


6

D 5011

:2011

4.4

ソケットの要求事項

4.4.1

挿入面の挿入口は

図 に従うものとし,最大限度値のリレー端子が挿入できなければならない。

4.4.2

過剰な引抜き力が必要となることを避けるため,ソケット内のめす端子に抜止めを設けないことが

望ましい。

5

端子の機能配分

端子の機能配分は,

表 による。端子の配置は,リレーの接続側から見た状態で示す。

表 2−端子の機能配分

a)

  形及び 

記号

端子の配置

a)

配線図(基本)

a)

端子の機能配分

a)

A1

及び B1

1

:コイル  プラス側

2

:コイル  マイナス側

3

:開閉接点入力

  (可動接点側)

4

:開閉接点出力

  (常閉接点側)

A2

及び B2

1

:コイル  プラス側

2

:コイル  マイナス側

3

:開閉接点入力

  (可動接点側)

5

:開閉接点出力

  (常開接点側)

A3

及び B3

1

:コイル  プラス側

2

:コイル  マイナス側

3

:開閉接点入力

  (可動接点側)

4

:開閉接点出力

  (常閉接点側)

5

:開閉接点出力

  (常開接点側)

a)

端子の配置及び機能配分がこの仕様に適合していれば,他の端子識別を用いてもよい。


7

D 5011

:2011

表 2−端子の機能配分(続き)

b)

  

記号

端子の配置

a)

配線図(基本)

a)

端子の機能配分

a)

M1

1

:コイル  プラス側

2

:コイル  マイナス側

3

:開閉接点入力

  (可動接点側)

4

:開閉接点出力

  (常閉接点側)

M2

1

:コイル  プラス側

2

:コイル  マイナス側

3

:開閉接点入力

  (可動接点側)

5

:開閉接点出力

  (常開接点側)

M3

1

:コイル  プラス側

2

:コイル  マイナス側

3

:開閉接点入力

  (可動接点側)

4

:開閉接点出力

  (常閉接点側)

5

:開閉接点出力

  (常開接点側)

a)

端子の配置及び機能配分がこの仕様に適合していれば,他の端子識別を用いてもよい。

6

製品の呼び方

この規格に従うリレーの呼び方は,次の例に示すとおりとする。

                                      Relay  JIS D 5011−A1

名称

規格番号

記号


8

D 5011

:2011

附属書 A

参考)

ソケット挿入口寸法

A.1

ソケット挿入口の寸法

ソケットの挿入口は,リレー端子挿入位置決めのため,

図 A.1 に示す寸法にするのがよい。

単位  mm

端子呼び

挿入口寸法

スリット寸法

6.3

×0.8 7.3×1.6 6.7×1.0

4.8

×0.8 5.8×1.6 5.2×1.0

図 A.1−ソケット挿入口寸法

参考文献  JIS D 5010  自動車用リレー通則


9

D 5011

:2011

附属書 JA

参考)

JIS

と対応国際規格との対比表

JIS D 5011:2011

  自動車部品−電磁リレー−形状・寸法及び端子の配置・機能配分  ISO 7588-1:1998  Road vehicles−Electrical/electronic switching devices−Part 1:

Relays and flashers

ISO 7588-3:1998

  Road vehicles−Electrical/electronic switching devices−Part 3:

Microrelays

(I)JIS の規定

(III)国際規格の規定

(IV)JIS と国際規格との技術的差異の箇条
ごとの評価及びその内容

箇 条 番 号
及び題名

内容

(II) 
国際規格番

箇条番号

内容

箇 条 ご と
の評価

技術的差異の内容

(V)JIS と国際規格との技術的差
異の理由及び今後の対策

1

適 用 範

ソケット差込み形

電 磁 リ レ ー の 形
状・寸法及び端子
配置・機能配分を

規定

ISO 7588-1

ISO 7588-3

1

リ レ ー 及 び フ ラ ッ シ ャ

の端子特性・機能配分を
規定

ISO 7588-1 及びマ

イ ク ロ リ レ ー の 端 子 特

性・機能配分を規定:ISO 

7588-3

変更

二つの ISO 規格を一つの JIS

として規定。リレーには実装形
又は電子式があるので,この規
格の対象を明確にした。

なお,ISO 7588-1 にあるフラッ
シャを除いた。

ISO

規格の適用範囲を我が国の自

動車用リレーの実情に合わせた。 
フラッシャを除いたのは,別に JIS
が制定されているため。

ISO

への改訂提案はしない。

2

引 用 規

ISO 7588-1

4.3

表 1(寸法)のタイプ欄

に記号を記載

変更

2A

種 類

及び記号

リレーの三つの種

類について内容・
機能及び記号を表

1

に記載

ISO 7588-3

5

表 5(端子機能配分)の

タイプ欄に記号を記載

変更

ISO

規格ではパート 1 及びパ

ート 3 それぞれに記載してい
るが JIS は一括したので規格
票の様式に従って設けた。

技術的差異はない。ISO への提案

は関係ない。

3

用 語 及

び定義

“この規格では不
要なので削除”と

記載

ISO 7588-1

ISO 7588-3

3

ISO 8092-2

の定義を適

用する。

削除

ISO 8092-2

に規定の用語はこ

の規格と関係がない。

JIS

では本文中に ISO 8092-2 は引

用されていない。ISO 規格の見直

しの際,提案を行う。

4.1

ISO 7588-1

ISO 7588-3

4

(4.1)

一致

4

寸 法 及

び そ の 他
の 要 求 事

4.2

( 4.2.1 及 び

4.2.2

ISO 7588-1

ISO 7588-3

4.2

(4.2.1

及び 4.2.2)

一致

9

D 5

0

1

1


20
1

1


10

D 5011

:2011

(I)JIS の規定

(III)国際規格の規定

(IV)JIS と国際規格との技術的差異の箇条
ごとの評価及びその内容

箇 条 番 号

及び題名

内容

(II) 
国際規格番

箇条番号

内容

箇 条 ご と

の評価

技術的差異の内容

(V)JIS と国際規格との技術的差
異の理由及び今後の対策

4

寸 法 及

び そ の 他
の 要 求 事
項(続き)

4.3

ISO 7588-1

ISO 7588-3

4.3

JIS

とほぼ同じ

変更

追加

ISO 7588-1

は,図 3 の中の寸法

を表 1 にして添えているが,

JIS

では表を図に附属させた。

なお,リレーの外郭は,誤挿入

防止用の凸部を設けてもよい
とした。

ISO 7588-1

と ISO 7588-3 とで図・

表の構成に違いがあるので,一つ
の JIS にするため ISO 7588-3 の方
法に合わせた。

リレーの端子配置が共通で誤挿入
のおそれがあり,我が国では防止
手 段 を 施 し て い る も の が あ る た

め。

ISO

への改訂提案はしない。

 4.4

( 4.4.1 及 び

4.4.2

ISO 7588-1

ISO 7588-3

4.4

(4.4.1

及び 4.4.2)

一致

5

端 子 の

機能配分

ISO 7588-1

ISO 7588-3

5

JIS

とほぼ同じ

変更

ISO 7588-1

は,コイル端子極性

について注で説明しているが,
端子 1 及び端子 2 に極性を付記
した。

ISO 7588-3

の記載方法に合わせ

た。

ISO

への改訂提案はしない。

6

製 品 の

呼び方

ISO 7588-1

ISO 7588-3

6

一致

附属書 A 
ソ ケ ッ ト
挿 入 口 寸

ISO 7588-1

ISO 7588-3

附属書 A
ソケット
挿入口寸

一致

JIS

と国際規格との対応の程度の全体評価:

ISO 7588-1:1998,ISO 7588-3:1998,MOD)

注記 1  箇条ごとの評価欄の用語の意味は,次による。

    −  一致……………… 技術的差異がない。 
    −  削除……………… 国際規格の規定項目又は規定内容を削除している。

    −  追加……………… 国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。 
    −  変更……………… 国際規格の規定内容を変更している。

注記 2  JIS と国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次による。

    −  MOD……………  国際規格を修正している。

10

D 5

0

1

1


20
1

1