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日本工業規格

JIS

 D

4419-

1986

自動車用ディスクブレーキパッドの

接着面さび発生試験方法

Test Procedure of Rusting at Material Interfaces

for Disc Brake Pads of Automobiles

1.

適用範囲  この規格は,自動車の常用ブレーキに使用するディスクブレーキ用パッド(以下,パッド

という。

)の接着面に発生するさびの試験方法について規定する。

引用規格:

JIS Z 2371

  塩水噴霧試験方法

2.

用語の意味  この規格で用いる主な用語の意味は,次のとおりとする。

(1)

接着面  裏金と摩擦材,裏金と二層材及び二層材と摩擦材との接着面。

(2)

接着面のさび  パッドを湿気又は塩水に暴露したとき,各接着面に発生するさび。

(3)

二層材  摩擦材と裏金との間に設けられた断熱などを目的とした中間層。

3.

試験温度及び湿度  試験室の状態は,原則として温度 23±2℃,相対湿度 50±5 %とする。

4.

試験装置及び器具

4.1

恒温恒湿槽  恒温恒湿槽は,温度 50±1℃,湿度 95±1 %に調節できるものとする。

4.2

塩水噴霧試験機  塩水噴霧試験機は,JIS Z 2371(塩水噴霧試験方法)による。

5.

サンプル  サンプルは,次による。

(1)

パッドは,正規に仕上げられた新品とする。

(2)

サンプルの大きさは,受渡し当事者間の協定による。

6.

試験方法

6.1

恒温恒湿試験  恒温恒湿試験は,次の順序によって行う。

(1)

サンプルを温度 50±1℃,湿度 95±1 %に保たれた恒温恒湿槽に入れ 72 時間放置する。

(2)

室温大気中に 24 時間以上放置する。

(3)

以上の(1)(2)を 1 サイクルとし,3 サイクル,6 サイクル,12 サイクルまでの 3 種類の履歴を別個の

サンプルに与える。

6.2

塩水噴霧試験  塩水噴霧試験は,JIS Z 2371 によるほかは,次の順序によって行う。

(1)

サンプルを塩水噴霧試験機内に 72 時間放置する。


2

D 4419-1986

(2)

室温大気中に 96 時間放置する。

(3)

以上の(1)(2)を 1 サイクルとし,3 サイクル繰り返す。

6.3

摩擦材のはく離  それぞれのサンプルについて各サイクル終了後,速やかに各接着面ではがす。

6.4

接着面のさび発生状況の観察  次のいずれにさびが発生したかを区分し,その発生状況を記録及び

図示又はカラー写真で撮影する。

(1)

摩擦材と裏金との接着面

(2)

摩擦材と二層材との接着面

(3)

二層材と裏金との接着面

7.

記録  付表に示す様式の記録用紙に次の事項を記録する。

(1)

サンプルの材質及び寸法

(2)

各接着面のさびの発生率 (%),図示又はカラー写真

(3)

室温大気中に放置したときの試験室の温度と湿度

(4)

試験年月日

(5)

その他  受渡し当事者間の協定による事項

付表  接着面さび発生記録用紙


3

D 4419-1986

自動車  航空部会  自動車専門委員会  構成表

氏名

所属

(委員会長)

中  込  常  雄

社団法人自動車技術会

横  溝  眞一郎

工業技術院標準部

柴  藤  良  知

運輸省交通安全公害研究所

黒  田  直  樹

通商産業省機械情報産業局

清  水  達  夫

運輸省地域交通局

瀬  倉  久  男

防衛庁装備局

梅  澤  清  彦

東京工業大学

石  渡  正  治

財団法人日本自動車研究所

大  沼  広  洲

全日本トラック協会

佐  藤      武

慶応義塾大学

杉  浦  秀  昭

日本自動車整備振興会連合会

田  中  兼  吉

社団法人日本バス協会

轟          秀

社団法人日本自動車連盟

安  部      宏

株式会社本田技術研究所

改  田      護

トヨタ自動車株式会社

紅  谷  恒  雄

日産自動車株式会社

須  永  惇  一

いすゞ自動車株式会社

鈴  本  作  良

社団法人日本自動車部品工業会

高  原  昭  二

三菱自動車工業株式会社

西  原  孝  雄

マツダ株式会社

大  槻  耕  一

日野自動車工業株式会社

金  子  達  明

日本自動車輸入組合

(専門委員)

斎  藤      巌

財団法人日本規格協会

佐  藤      好

日本道路公団

有  賀      久

日産ディーゼル株式会社

宇  藤      官

鈴木自動車工業株式会社

(事務局)

田  代  和  也

工業技術院標準部機械規格課

宗  像  保  男

工業技術院標準部機械規格課