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D 4220

:2009

(1)

目  次

ページ

序文

1

1

  適用範囲

1

2

  引用規格

1

3

  用語及び定義

1

4

  取付方式の種類

1

5

  形状・寸法

2


D 4220

:2009

(2)

まえがき

この規格は,工業標準化法第 14 条によって準用する第 12 条第 1 項の規定に基づき,社団法人自動車技

術会 (JSAE) から,工業標準原案を具して日本工業規格を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査

会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格である。

これによって,JIS D 4220:1984 は改正され,この規格に置き換えられた。

この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。

この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に

抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許

権,出願公開後の特許出願,実用新案権及び出願公開後の実用新案登録出願にかかわる確認について,責

任はもたない。


日本工業規格

JIS

 D

4220

:2009

自動車部品−ホイール−取付方式及び寸法

Automobile parts

−Wheels−Fastening methods and dimensions

序文

この規格は,1954 年に制定され,その後 3 回の改正を経て今日に至っている。前回の改正は 1984 年に

行われたが,その後の市場動向変化に対応するため改正した。

なお,この規格を適用する自動車の一部車種(トラック・バス)を対象に ISO 4107 が制定されているが,

取付方式が 1 種類ということもあって,この規格の対応国際規格には適さないため,前回改正時に JIS 

8

種類に ISO(1 種類)を加える対応をしていた。今回の改正でも状況は変わっていないため,国際規格の

取り入れは前回と同じにしたが,

1998

年に第 3 版として発行された ISO 4107 に基づいて見直しを行った。

1

適用範囲

この規格は,自動車用ホイールの取付方式及び形状・寸法について規定する。ただし,二輪自動車,産

業車両,建設車両及び農業機械用ホイールには適用しない。

2

引用規格

次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの

引用規格は,その最新版(追補を含む。

)を適用する。

JIS D 4102

  空気入りタイヤ用ホイール及びリム−用語・呼び・表示

ISO 4107

,Commercial vehicles−Wheel hub attachment dimensions

3

用語及び定義

この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS D 4102 による。

4

取付方式の種類

取付方式の種類は,

表 による。


2

D 4220

:2009

表 1−取付方式の種類

取付部ナット座形状

種類記号

用途

備考

T

1

S

単輪専用

表 

ディスク片側

T

1

D

複輪専用

表 

主として軽自動車,乗用車,小型トラ

ックに用いる。

テーパ座

ディスク両側

T

2

単複共用

表 

主としてトラック,バスに用いる。

ディスク片側

S

1

S

単輪専用

表 

主として軽自動車,乗用車,小型トラ
ックに用いる。

球面座

ディスク両側

S

2

単複共用

表 

主としてトラック,バスに用いる。

平面座ぐり

ディスク片側

F

1

L

単輪専用

表 

主として乗用車,小型トラックに用い

る。軽合金製ホイール専用。

− F

単複共用

表 

主としてトラック,バスに用いる。

平面座

− FI

単複共用

表 

主としてトラック,バスに用いる。 
ISO 4107 で規定しているもの。

5

形状・寸法

各取付方式の形状・寸法は,

表 2∼表 とする。


3

D 4220

:2009

表 2−取付方式  T

1

S

a)

  ディスクの取付部 

b)

  鋼製ホイールの場合 

c)

  軽合金製ホイールの場合 


4

D 4220

:2009

表 2−取付方式 T

1

S

続き)

単位  mm

単位  mm

ボルト孔直径

D

2

ボルト

孔数

ボルト孔 
ピッチ円

直径

D

1

基準 
寸法

許容差

ボルト

直径

(参考)

ボルト孔

直径

D

2

(基準寸法)

ナット座

直径

最小

13 14.4

14 15.5

100

又は

110

13

∼15 12

14.5 16.5

13

∼15 12

15

16.5

16 18.4

4

又は

5

114.3

又は

120

16 14

16.5 19.5

13 12

17

20

17.5 20.4

18.5 21.4

14

∼15

12

又は

14

19 22

5

又は

6

139.7

又は

150

16

∼17.5 14

20

23

17.5 14

単位  mm

18.5

14

又は

16

170

又は

180

20

184.15 20

ボルト孔

ピッチ円

直径

D

1

ハブ孔

直径

a)

D

3

基準寸法

6

190 19

±0.5

16

 100  63

         110  73

114.3

又は

120

76

        139.7 111.5

         150  110

         170  133

         180  140

133

184.15

140

         190  145

注記  形状は,一例を示す。 

a)

ハブ孔直径 D

3

の基準寸法に対する許容差は,    mm とする。

+0.5
  0


5

D 4220

:2009

表 3−取付方式 T

1

D

a)

  ディスクの取付部 

b)

  車輪ハブ取付関係 

単位  mm

ボルト孔直径

D

2

ボルト

孔数

ボルト孔

ピッチ円

直径

D

1

基準

寸法

許容差

ボルト

直径

(参考)

ナット座

直径

最小

ハブ孔

直径

a)

D

3

基準寸法

取付面

直径

D

4

最小

ハブ

直径

D

5

(参考)

4

150

又は

170

13 12

16.8

180

17.5 20.4

206

5

又は 6 170

18.7

±0.5

14

21.5

133.5

210

133.45

注記  形状は,一例を示す。 

a)

ハブ孔直径 D

3

の基準寸法に対する許容差は,    mm とする。

+0.5
  0


6

D 4220

:2009

表 4−取付方式 T

2

a)

  ディスクの取付部 

b)

  単輪取付 

c)

  複輪取付 

単位  mm

ボルト孔直径

D

2

ボルト

孔数

ボルト孔
ピッチ円

直径

D

1

基準
寸法

許容差

ボルト

直径

(参考)

ナット座

直径

最小

ハブ孔

直径

a)

D

3

基準寸法

取付面

直径

D

4

最小

ハブ 
直径

D

5

(参考)

6 184.15

27

±0.5 16  32  133 235 132

注記 1  単輪専用として用いる場合は,片側テーパだけでもよい。 
注記 2  形状は,一例を示す。 

a)

ハブ孔直径 D

3

の基準寸法に対する許容差は,    mm とする。

+0.5
  0


7

D 4220

:2009

表 5−取付方式 S

1

S

a)

  ディスクの取付部 

b)

  鋼製ホイールの場合 

c)

  軽合金製ホイールの場合 


8

D 4220

:2009

表 5−取付方式 S

1

S

続き)

単位  mm

ボルト孔直径

D

2

ボルト

孔数

ボルト孔 
ピッチ円

直径

D

1

基準 
寸法

許容差

ボルト

直径

(参考)

ナット座

直径

最小

ハブ孔

直径

a)

D

3

基準寸法

100

63

114.3

14

15

12 18.5

12

4

又は

5

120 16

14

20.5

14

76

5 203.2 32.5

±0.5

20 37

22

146

注記  形状は,一例を示す。 

a)

ハブ孔直径 D

3

の基準寸法に対する許容差は,    mm とする。

表 6−取付方式 S

2

a)

  ディスクの取付部 

+0.5
  0


9

D 4220

:2009

表 6−取付方式 S

2

続き)

b)

  単輪取付 

c)

  複輪取付 

単位  mm

ボルト孔直径

D

2

ボルト

孔数

ボルト孔 
ピッチ円

直径

D

1

基準 
寸法

許容差

ボルト

直径

(参考)

ナット座

直径

最小

ハブ孔

直径

a)

D

3

基準寸法

取付面

直径

D

4

最小

ハブ 
直径

D

5

(参考)

29

16

又は

18

34

203.2 146

250

145

5

208

32.5

19

又は

20

37

150 260 149

27 32

184.15

29

16

34

133 235 132

6

222.25 164

280

163

8 285

 37

 38

b)

10 285.75

32.5

±0.5

20

又は

24

37

22

221 340 220

注記 1  単輪専用として用いる場合は,片側球面だけでもよい。 
注記 2  形状は,一例を示す。 

a)

ハブ孔直径 D

3

の基準寸法に対する許容差は,    mm とする。

b)

軽合金製ホイールに限る。

+0.5
  0


10

D 4220

:2009

表 7−取付方式 F

1

L

軽合金製ホイール専用)

a)

  ディスクの取付部 

b)

  車輪ハブ取付関係 

単位  mm

ボルト孔直径

D

2

ボルト

孔数

ボルト孔

ピッチ円

直径

D

1

基準

寸法

許容差

ボルト

直径

(参考)

ナット座

直径

最小

ハブ孔

直径

a)

D

3

基準寸法

板厚

(参考)

100 63

110 73

14.5

4

又は

5

114.3

又は

120

19

21.5

12 32

5 120

22.5

14

36

76

5

又は

6

139.7 19

12

32

106

5 150

22.5

+0.2 
  0

14 36

110

14.5

又は

17.5

注記  形状は,一例を示す。 

a)

ハブ孔直径 D

3

の基準寸法に対する許容差は,    mm とする。

+0.5
  0


11

D 4220

:2009

表 8−取付方式 F

a)

  ディスクの取付部 

b)

  単輪取付 

c)

  複輪取付 

単位  mm

ボルト孔直径

D

2

ボルト

孔数

ボルト孔 
ピッチ円

直径

D

1

基準 
寸法

許容差

ボルト

直径

(参考)

ハブ孔

直径

a)

D

3

基準寸法

取付面

直径

D

4

最小

ハブ 
直径

D

5

(参考)

16.5

6 170

18

±0.5 16

132  210 131

注記  形状は,一例を示す。 

a)

ハブ孔直径 D

3

の基準寸法に対する許容差は,    mm とする。

+0.5
  0


12

D 4220

:2009

表 9−取付方式 FI

ディスクの取付部 

単位  mm

ハブ直径(参考)

ボルト孔

直径

D

2

ハブ孔

直径

D

3

D

5

D

6

ボルト

孔数

ボルト孔 
ピッチ円

直径

D

1

基準

寸法

許容差

ボルト

直径

(参考)

材質

基準

寸法

許容差

取付面

直径

D

4

最小

基準

寸法

許容差  基準

寸法

許容差

鋼 161

205

軽合金

161.2

255 160.8

250

鋼 202

6

245

21 18

軽合金

202.2

295 201.8

290

鋼 164

222.25

軽合金

164.2

280 163.8

277

鋼 221

8

275

a)

24 20

軽合金

221.2

325 220.8

320

鋼 220

285.75

軽合金

220.2

345 219.8

340

鋼 281

10

335

26

+1

  0

22

軽合金

281.2

+0.2

  0

390 280.8

  0

−0.2

385

  0

−5

注記  形状は,一例を示す。 

a)

この場合,ボルト孔 26 mm とボルト直径 22 mm とを組み合わせて使用してもよい。


13

D 4220

:2009

参考文献  JIS B 0021  製品の幾何特性仕様 (GPS)−幾何公差表示方式−形状,姿勢,位置及び振れの公

差表示方式

JIS B 0022

  幾何公差のためのデータム

JIS D 2701

  自動車用ホイールナット

JIS D 4103

  自動車部品−ディスクホイール−性能及び表示