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日本工業規格

JIS

 D

2620

-1986

自動車用エアブレーキ機器の

管接続口の識別記号

Identification of Connections on Air Brake Units for Automobiles

1.

適用範囲  この規格は,自動車用エアブレーキ機器(以下,機器という。)に表示して,機器の管接続

口の機能,又は配管系統を識別する記号について規定する。

なお,この記号はエアブレーキ配管系統図などにも表示することができる。

引用規格: 

JIS D 0107

  自動車ブレーキ用語(部品)

対応国際規格: 

ISO 6786

  Road vehicles−Air braking systems−Identification of connections on units

2.

用語の意味  この規格で用いる主な用語の意味は,JIS D 0107[自動車ブレーキ用語(部品)]による

ほか次のとおりとする。

(1)

エアブレーキ機器  エアブレーキ配管系統に使用するコンプレッサ,各種バルブなどの管接続口をも

つ部品。

(2)

エネルギー圧  機器によって発生又は制御され,吐き出されて仕事をする圧力。

備考  フィード圧,供給圧,出口圧,作動圧などということもある。

(3)

パイロット圧  機器を操作するために与えられる圧力。

備考  信号圧,指示圧,命令圧,制御圧などということもある。

3.

識別記号の構成と意味

3.1 

識別記号の構成  識別記号は,1 けた又は 2 けたのアラビア数字で表示する。

3.2

1

けたの数字又は けたの数字の第 けたが示す意味  1 けたの数字又は 2 けたの数字の第 1 けたが

示す意味は,次のとおりとする。

0

:吸込み口

1

:エネルギー圧の入口

2

:エネルギー圧の出口(大気への出口の場合は“3”とする。

3

:排気口

4

:パイロット圧の入口

5

(予備)

6

(予備)

7

:凍結防止液接続口


2

D 2620-1986

8

:潤滑油接続口(コンプレッサ用)

9

:冷却水接続口(コンプレッサ用)

3.3

2

けたの数字の第 けたが示す意味  2 けたの数字の第 2 けたが示す意味は,次のとおりとする。

(1)

第 けたの数字が 7, 8 及び 以外の場合  第 1 けたで同じ分類に属する数字が 1 個の機器に複数あり,

これらが機能的に異なる場合に付加する(

付図 参照)。

数字は原則として 1 から始まる連続数とし,特定の機能は示さないが,同じ配管系統については同

じ数字を使用する。

(2)

第 けたの数字が 7, 8 及び の場合  第 1 けたの数字が 7及び の場合には,第 2 けたの数字の示

す意味は,次のとおりとする。

71

:凍結防止液入口

72

:凍結防止液出口

81

:潤滑油入口

82

:潤滑油出口

91

:冷却水入口

92

:冷却水出口

4.

識別記号の使用対象及び表示位置  識別記号は,製品,ブレーキ配管系統図,カタログなどに使用し,

これらの管接続口付近に分かりやすく表示する。

5.

語別記号の使用上の注意  識別記号を使用するときの注意点は,次のとおりとする。

(1)

機能的には全く同じであるが,複数の配管を接続するために複数の接続口を設ける場合は,同じ識別

記号を表示する。

例: 付図 に示すリレーバルブ(後軸用)

(2)

機器を一つのシステムに使ったときに,1 か所の接続口が 3.2 で分類される複数の識別記号に属する機

能を果たす場合には,それらの記号をダッシュ(−)を挟んで併記する。

例: 付図 に示すリレーエマージェンシバルブ

(3)

機器を使用するシステムが変わると,3.2 で分類される識別記号の機能が変わる接続口は,受渡し当事

者間の取決めに従って識別記号を付ける。


3

D 2620-1986

付図 1  デュアルエアブレーキバルブ及びリレーバルブの例

付図 2  リレーエマージェンシバルブ(トレーラ用)の例


4

D 2620-1986

自動車  航空部会  自動車専門委員会  構成表

氏名

所属

(委員会長)

中  込  常  雄

社団法人自動車技術会

横  溝  眞一郎

工業技術院標準部

柴  藤  良  知

運輸省交通安全公害研究所

黒  田  直  樹

通商産業省機械情報産業局

清  水  達  夫

運輸省地域交通局

瀬  倉  久  男

防衛庁装備局

梅  澤  清  彦

東京工業大学

石  渡  正  治

財団法人日本自動車研究所

大  沼  広  洲

全日本トラック協会

佐  藤      武

慶応義塾大学

杉  浦  秀  昭

日本自動車整備振興会連合会

田  中  兼  吉

社団法人日本バス協会

轟          秀

社団法人日本自動車連盟

安  部      宏

株式会社本田技術研究所

改  田      護

トヨタ自動車株式会社

紅  谷  恒  雄

日産自動車株式会社

須  永  惇  一

いすゞ自動車株式会社

鈴  本  作  良

社団法人日本自動車部品工業会

高  原  昭  二

三菱自動車工業株式会社

西  原  孝  雄

マツダ株式会社

大  槻  耕  一

日野自動車工業株式会社

金  子  達  明

日本自動車輸入組合

(専門委貝)

斎  藤      巌

財団法人日本規格協会

佐  藤      好

日本道路公団

有  賀      久

日産ディーゼル株式会社

宇  藤      官

鈴木自動車工業株式会社

(事務局)

田  代  和  也

工業技術院標準部機械規格課

宗  像  保  男

工業技術院標準部機械規格課