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D 2101 : 2001

(1) 

まえがき

この規格は,工業標準化法に基づいて,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日

本工業規格である。これによって,JIS D 2101 : 1987 は改正され,この規格に置き換えられる。

今回の改正では,我が国で製造される自動車に用いるねじプラグの使用実態を調査し,その結果を参考

にした。

JIS D 2101

には,次に示す附属書がある。

附属書(参考)  ねじ先のパイロット及びガスケットの形状・寸法


日本工業規格

JIS

 D

2101

: 2001

自動車部品−ねじプラグ

Automotive parts

−Screw plugs

1.

適用範囲  この規格は,自動車に使用するねじプラグ(以下,プラグという。)について規定する。

2.

引用規格  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す

る。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。

)を適用する。

JIS B 0203

  管用テーパねじ

JIS B 0205

  メートル並目ねじ

JIS B 0207

  メートル細目ねじ

JIS B 0209

  メートル並目ねじの許容限界寸法及び公差

JIS B 0211

  メートル細目ねじの許容限界寸法及び公差

JIS B 0251

  メートルねじ用限界ゲージ

JIS B 0253

  管用テーパねじゲージ

JIS B 0601

  製品の幾何特性仕様 (GPS) −表面性状:輪郭曲線方式−用語,定義及び表面性状パラメ

ータ

JIS B 0651

  製品の幾何特性仕様 (GPS) −表面性状:輪郭曲線方式−触針式表面粗さ測定機の特性

JIS B 0659

  比較用表面粗さ標準片

JIS B 1006

  おねじ部品の不完全ねじ部長さ及びねじの逃げ溝

JIS B 1021

  ねじ部品の公差方式

JIS B 1041

  締結用部品−表面欠陥  第 1 部  一般要求のボルト,ねじ及び植込みボルト

JIS B 1071

  ねじ部品の精度測定方法

JIS B 1091

  締結用部品−受入検査

JIS D 0201

  自動車部品−電気めっき通則

JIS C 3539

  冷間圧造用炭素鋼線

JIS G 4051

  機械構造用炭素鋼鋼材

JIS H 3250

  銅及び銅合金棒

JIS Z 2244

  ビッカース硬さ試験方法

JIS Z 2245

  ロックウェル硬さ試験−試験方法

3.

定義  この規格で用いる主な用語の定義は,次による。

a)

シール剤  プラグの気密性を保持する目的で,ねじ部に巻くシール剤付テープ,塗布する接着剤,ロ

ック剤などの総称。

b)

パイロット先  めねじへの挿入を容易にするために,おねじの先端に設けためねじ内径より,やや小


2

D 2101 : 2001

さい円筒形状部。

c)

ガスケット  配管用フランジなどのように,静止部分の密封に用いられる固定用シールの総称。

4.

種類  プラグの種類は,ねじの種類及び頭部の形状による種類によって,表 に示す 7 種類とする。

表 1  プラグの種類

種類

ねじの種類

頭部の形状による種類

参照

A

四角頭

付表 1

B1

(

1

)

六角穴付き

B2

四角穴付き

付表 2

1

C

管用テーパねじ

六角頭

付表 3

A

六角頭

付表 4

B

つば付き六角頭

付表 5

2

C

メートル並目ねじ 
及びメートル細目ねじ

つば付き六角穴付き

付表 6

(

1

) B2

形は,なるべく使用しない。 

5.

形状・寸法  プラグの形状・寸法は,付表 1による。

6.

ねじ  ねじの種類及び等級は,表 による。

表 2  ねじの種類及び等級

ねじの種類

適用規格

ねじの等級

管用テーパねじ

JIS B 0203

メートル並目ねじ

JIS B 0205

JIS B 0209

の 6g。ただし,めっきを施したねじの最大許容寸法は,4h

のおねじの最大許容寸法とする。

メートル細目ねじ

JIS B 0207

JIS B 0211

の 6g。ただし,めっきを施したねじの最大許容寸法は,4h の

おねじの最大許容寸法とする。

7.

幾何公差  2 種のプラグの幾何公差は,付表 4による。

なお,1 種のプラグには適用しない。

8.

表面状態  プラグの表面は滑らかで,使用上有害なばり,かえり,打こん,さびなどがあってはなら

ないほか,次による。

なお,表面欠点の許容限界の基準は,特に指定のない限り,JIS B 1041 によるのがよい。

a)

1

種のプラグのねじ部は,テーパねじの基準径の位置から大径側に向かって,機能上支障が認められ

るだれがあってはならない。

b)  2

種のプラグの座面部の表面粗さは,JIS B 0601 の 3.

µmRa とする。

9.

材料  プラグの材料は,通常,表 による。

表 3  材料

材料

適用規格

SWCH10A

∼SWCH12A 又は SWCH10K∼SWCH12K

SWCH43K

∼SWCH48K

JIS G 3539

S10C

∼S20C, S43C∼S48C

JIS G 4051

C3604

JIS H 3250


3

D 2101 : 2001

備考  強い締付け又は着脱を行うもので,形状がくずれやすいものには,SWCH43K

∼SWCH48K 又は S43C∼S48C を使用し,焼入焼戻しを行う。

なお,焼入焼戻しの硬さについては,受渡当事者間の協定による。 

10.

表面処理  プラグの表面処理は,鋼製品には特に指定がない限り,JIS D 0201 の Ep-Fe/Zn5c [MFZn5-C]

を施す。Ep-Fe/Zn5c [MFZn5-C]  以外の表面処理を必要とする場合は,指定する。

なお,焼入焼戻しをしたプラグにめっきを施した場合には,必要に応じてもろさ除去の処理を行う。

11.

試験方法

11.1

形状・寸法  プラグの形状・寸法測定は,JIS B 1071 の 3.3(各部寸法の測定法)に準じるか,又は

これに代わる方法によって行う。

11.2

ねじ精度  プラグのねじ精度測定は,表 に示すねじ用限界ゲージ又はこれに代わる検査具を用い,

JIS B 1071

の 3.2(ねじ精度の測定方法)によって行うのがよい。

表 4  ねじ精度

ねじの種類

適用規格

ねじ用限界ゲージ

管用テーパねじ

JIS B 0203

JIS B 0253

。ただし,めっきを施したねじの検査は,受渡当事者間の協

定による。

メートル並目ねじ

JIS B 0205

メートル細目ねじ

JIS B 0207

JIS B 0251

の 6g 用。ただし,めっきを施したねじに対する通り側ねじリ

ングゲージは,4h 用を用いる。

11.3

幾何偏差  頭部及び六角穴の同軸度測定は,JIS B 1071 の 3.4(幾何偏差の測定方法),又はこれに

代わる方法によって行う。2 種のプラグの座面の直角度は,

図 に示す方法によって,表 のねじ用限界

ゲージ(通り側)又はこれに準じる器具に,ねじの首下切上げを考慮した面取りを施し,すきまの最大値  (t

2

)

を求める。

(

2

)

検査具とねじとの測定面の直角度は,ねじの中心からねじの
呼び  (d)  の距離だけ離れた位置の円周上で,ダイヤルゲージ

の読みの最大と最小との差が0.01mm 以下とする(

2参照)。

図 1  座面の直角度 

図 2  検査具

11.4

表面状態  プラグの表面状態試験は,次によって行う。


4

D 2101 : 2001

a)

表面状態は,目視又は拡大鏡を用いて欠点の有無を判別し,その欠点の幅及び深さは顕微鏡によって

測定する。

ただし,深さは必要に応じて断面で測定する。めっきを施したものの測定は,めっきを除去してか

ら行う。

b)  2

種のプラグの座面部は,JIS B 0659 の表面粗さ標準片と比較するか,又は JIS B 0651 の表面粗さ測

定器を用いて測定する。

11.5

硬さ  受渡当事者間の協定によって硬さを協定した場合には,プラグの硬さを JIS Z 2244 又は JIS Z 

2245

によって測定する。

11.6

表面処理  プラグの表面処理は,JIS D 0201 によって試験する。ただし,ねじ部については,対象

としない。

12.

受渡検査  プラグ受渡時のロットに対する抜取検査方式は,JIS B 1091 によるのがよい。

13.

製品の呼び方  プラグの呼び方は,規格番号又は規格の名称,種類,ねじの呼び,材料及び指定事項

による。

ただし,2 種 A 形及び 2 種 B 形のプラグについては,

“ねじの呼び”の代わりに“ねじの呼び×呼び長

さ l”とする。

なお,指定事項は,表面処理,熱処理,ねじ先の形状,2 種 A 形の座付き,面取り及びねじ逃げ溝の形

状を,必要に応じて括弧を付けて指定する。

1.  JIS D 2101

2.

14.

包装の表示  プラグの包装には,次の事項を表示する。

a)

規格の名称

b)

種類

c)

ねじの呼び(2 種 A 形及び 2 種 B 形については,ねじの呼び×呼び長さ l

d)

材料

e)

指定事項(表面処理,熱処理,ねじ先の形状,ねじ逃げ溝の形状を必要に応じて表示する。

f)

数量

g)

製造業者名又はその略号


5

D 2101 : 2001

付表 1  種 形テーパねじプラグの形状・寸法

単位 mm

a

l

s

e

h

D

1

D

2

c

z

ねじの

呼び

d

基準径

基準

許容差

基準

許容差

最小

基準

許容差

最大

最大

 3.97

  8

  7

 8.81

  7

 6.8

 9.9

 1.5

 1

 6.01

 11

 10

    0

−0.22

12.71

  8

 9.8

14.1

 2.1

 1.4

 6.35

 12

 12

15.25

  9

11.8

17

 2.5

 8.16

 15

 14

17.85

 10

13.5

19.8

 2.9

 1.9

 9.53

 17

 17

    0

−0.27

21.75

 11

16.5

24

 3.5

R 1

10.39

  19

±0.4

 19

    0

24.27

 12

±0.4

18

26.9

 4

 2.5

備考1.  四角頭は,ねじの軸線に対して著しい片寄りがあってはならない。

2.  c

部は隅部 R部は丸みでもよい。ただし,その半径の大きさは,それぞれ 又は 寸法と同じにする。

3.

ねじ部には,気密性を保持する目的でシール剤を塗布することが望ましい。

参考

8

1

R

8

3

R

のねじ先にパイロットを付ける場合の,パイロットの形状・寸法を

附属書表 に示す。

8

1

R

4

1

R

8

3

R

2

1

R

4

3

R


6

D 2101 : 2001

付表 2  種 B1 形及び B2 形テーパねじプラグの形状・寸法

単位 mm

a

l

s

e

t

w

z

r

1

B1

1

B2

1

B1

1

B2

ねじの

呼び

d

基準径

の位置

基準 
寸法

許容差

基準 
寸法

許容差

基準
寸法

許容差

最小

最小

最小

最小

最大

3.97 4

− 4.58

3.97

8

5

− 5.72

3 1

6.01 11

6

+0.095
+0.020

− 6.86

6.35 12

8

8

9.15

10.45

5

1.5

1.4

8.16 15

10

+0.115

+0.025

10

+0.26

+0.04

11.43

13.05

6.5

9.53 17

14

+0.142

+0.032

14 16.00

18.26

8

2.5 1.9

0.5

R 1

10.39

19

±0.4

17

+0.2 
+0.05

17

+0.32

+0.05

19.44

22.17

10

2.5 0.8

(

3

)  1

種 B2形は,なるべく使用しない。

備考1.  六角穴及び四角穴は,ねじの軸線に対して著しい片寄りがあってはならない。

2.  z

部は丸みでもよい。ただし,その半径の大きさは,寸法と同じにする。

3.

ねじ部には,気密性を保持する目的でシール剤を塗布することが望ましい。

4.  1

種 B1 形の の許容差は,JIS B 1021 の部品等級 A の 1 欄による。

参考

8

1

R

8

3

R

のねじ先にパイロットを付ける場合の,パイロットの形状・寸法を

附属書表 に示す。

16

1

R

8

1

R

4

1

R

8

3

R

2

1

R

4

3

R


7

D 2101 : 2001

付表 3  種 形テーパねじプラグの形状・寸法

>

単位 mm

a

l

k

s

e

d

k

z

ねじの呼

d

基準径
の位置

基準 
寸法

許容差

基準 
寸法

許容差

基準 
寸法

許容差

最大

最大

3.97

  9

12

13.25

11.5

 1

6.01

5

±0.15

14 15.51

13.5

6.35

 14

17

    0

−0.27

18.90 16.5

 1.4

8.16

18.5

±0.4

6

±0.2

22

  0

−0.33

24.49 21.0

1.9

備考1.  六角頭は,ねじの軸線に対して著しい片寄りがあってはならない。

2.

頭部のくぼみの有無及びくぼみを付ける場合のその形状は,注文者から特に指示がない限り,製造業者の任

意とする。

3.

不完全ねじ部 の長さは,約 2 山とする。

4.  z

部は丸みでもよい。ただし,その半径の大きさは,寸法と同じにする。

5.

ねじ部には,気密性を保持する目的でシール剤を塗布することが望ましい。

参考

8

1

R

8

3

R

のねじ先にパイロットを付ける場合の,パイロットの形状・寸法を

附属書表 に示す。

8

1

R

4

1

R

8

3

R

2

1

R


8

D 2101 : 2001

付表 4  種 形メートルねじプラグの形状・寸法

単位 mm

l

k

s

e

d

k

dw

c

z

t

1

t

2

1

系列

2

系列

ねじの

呼び

d

基準

寸法

許容

基準

寸法

許容

基準

寸法

許容

基準

寸法

許容差

最小

最小

最小

最大

M6

 4

10

  0

−0.22

11.05

 9.8

 8.88

0.5

1

0.44

M8

 8

14 15.51

13.5

12.63

M10

×1.25

M10

10

 5

±0.15

17 18.90

16.5

15.63

0.54

M12

×1.25

M12

 8

1.3

(M14

×1.5)

12 19

  0

−0.27

21.10

18 17.36

0.15

0.6

M16

×1.5 22

24.49

21

20.59

(M18

×1.5)

 7

24 26.75

23

22.49

M20

×1.5

14

27 30.14

26

25.34

(M22

×1.5) 30

  0

−0.33

33.53

29 28.19

0.66

M24

×1.5

1.5

(M24

×2)

16

±0.3

10

 8

32

0

−0.39

35.72

31 30.03

2

M30

×1.5

1.5

(M30

×2)

41 45.63

39

38.36

2

M36

×1.5

− 12

±0.3

10

±0.18

50

  0

−0.62

55.80

48 46.91

0.2 0.8

1.5

0.78

0.15

備考1.  ねじの逃げ溝の形状・寸法は,付表7による。

2.

括弧を付けたねじは,なるべく使用しない。

3.  l

寸法は,特に指定がない限り,1 系列を使用する。

4.

ねじ先の形状は,面取り先とする。ただし,指定によってあら先としてもよい。

5.

頭部のくぼみの有無及びくぼみを付ける場合のその形状は,注文者から特に指定がない限り,製造業者の任

意とする。

6.  z

部は丸みでもよい。ただし,その半径の大きさは,寸法と同じにする。

7.  t

1

は,JIS B 1021 の部品等級 A による。

参考1. M6∼M12のねじ先にパイロットを付ける場合の,パイロットの形状・寸法を附属書表2に示す。

2.

ガスケットの寸法を,

附属書表 に示す。


9

D 2101 : 2001

付表 5  種 形メートルねじプラグの形状・寸法

単位 mm

l

k

s

e

d

k

d

c

c

z

t

1

t

2

t

3

1

系列

2

系列

ねじの呼び

d

 

基準

寸法

許 容

基準

寸法

許 容

基準

寸法

許 容

基準

寸法

許 容

最小

基準

寸法

許 容

基準

寸法

許 容

M8

 8

 6

10

  0

−0.22

10.95

 9.5

13

1

0.44

M10

×1.25

M10

10

7

 7

12 13.14

11.5

16

M12

×1.25

0.54

M12

 8

18

  0

−0.5

(M14

×1.5)

12

8

14

15.38

13.5

20

1.3

M16

×1.5

22

2

(M18

×1.5)

 9

17

  0

−0.27

18.74

16.5

24

M20

×1.5

14

26

(M22

×1.5) 28

M24

×1.5

0.66

(M24

×2)

16

±0.3

10

11 19

0

−0.33

20.91

18.0

32

1.5

M30

×1.5

2

(M30

×2)

− 38

1.5

M36

×1.5

− 12

±0.3

12

±0.2

32

0

−0.39

35.40

31.0

44

  0

−1

3

±0.2

2

0.78

0.15 0.54

備考1.  ねじの逃げ溝の形状・寸法は,付表7による。

2.

括弧を付けたねじは,なるべく使用しない。

3.  l

寸法は,特に指定がない限り,1 系列を使用する。

4.

ねじ先の形状は,面取り先とする。ただし,指定によってあら先としてもよい。

5.

頭部のくぼみの有無及びくぼみを付ける場合のその形状は,注文者から特に指定がない限り,製造業者の任
意とする。

6.  z

部は丸みでもよい。ただし,その半径の大きさは,寸法と同じにする。

7.  t

1

及び t

3

は,JIS B 1021 の部品等級 A による。

参考1. M8∼M12のねじ先にパイロットを付ける場合の,パイロットの形状・寸法を,附属書表2に示す。

2.

ガスケットの寸法を,

附属書表 に示す。


10

D 2101 : 2001

付表 6  種 形メートルねじプラグの形状・寸法

単位 mm

l

k

s

e

d

k

t

w

z

t

1

t

2

t

3

ねじの

呼び

d

基準

寸法

許容

基準

寸法

許容

基準

寸法

許容差

最小

基準

寸法

許容

最小

最小

M10

×1.25

8

±0.3

3

±0.2

5

+0.095

5.72

16

  0

4

1.5

1.3

0.44  0.15

0.54

 1.5

M10

M12

×1.25

1.3

M12

18

1.8

(M14

×1.5)

 6

+0.020

6.86

20

M16

×1.5

14

 8

+0.115

9.15

22

−1

5

1.5

0.54

0.66

(M18

×1.5)

24

M20

×1.5 26

(M22

×1.5)

10

+0.025

11.43

28

M24

×1.5

   4

12

+0.142

13.72

32

6.5

2.5

0.66

0.78

(M24

×2)

2

M30

×1.5

1.5

(M30

×2)

14

+0.032

16.00

38

2

M36

×1.5

12

17

+0.2

+0.05

19.44

44

1.5 0.78

備考1.  ねじの逃げ溝の形状・寸法は,付表7による。

2.

括弧を付けたねじは,なるべく使用しない。

3.  s

の寸法許容差は,JIS B 1021 の部品等級 A の 1 欄による。

4.  z

部は丸みでもよい。ただし,その半径の大きさは,寸法と同じにする。

5.  t

1

及び t

3

は,JIS B 1021 の部品等級 A による。

参考1. M10∼M12のねじ先にパイロットを付ける場合の,パイロットの形状・寸法を,附属書表2に示す。

2.

ガスケットの寸法を,

附属書表 に示す。


11

D 2101 : 2001

付表 7  ねじ逃げ溝部の形状・寸法

単位 mm

a)

b)

c)

W

W

d

1

d

2

ねじ

d

最大

最大

基準寸法

許容差

基準寸法

許容差

M6

        2

        2.5

        4.5

          0

          6

+0.2

M8

        6

          8

M10

×1.25

        2.5

        8

M10

    3

    7.5

        10

M12

×1.25

    2.5

   10

M12

    3.5

        9.5

        12

(M14

×1.5)

      11.5

        14

M16

×1.5

   13.5

    16

(M18

×1.5)

   15.5

    18

M20

×1.5

   17.5

    20

(M22

×1.5)

   19.5

    22

M24

×1.5

        3

      21.5

(M24

×2)

    4

   21

        24

M30

×1.5

    3

   27.5

(M30

×2)

    4

   27

        30

M36

×1.5

    3

        3

      33.5

−0.2

        36

          0

備考1.  この表は,付表46のねじ逃げ溝に適用する。

2.

括弧を付けたねじは,なるべく使用しないのがよい。

3.  a)

の 寸法は,JIS B 1006 の a)の“短”による。


12

D 2101 : 2001

附属書(参考)  ねじ先のパイロット及びガスケットの形状・寸法

序文  この附属書(参考)は,ねじ先にパイロットを付ける場合の形状・寸法及びメートルねじプラグを

取り付ける際に用いるガスケットの形状・寸法を参考のために示すものであり,規定の一部ではない。

1.

ねじ先のパイロット  ねじ先にパイロットを付ける場合の形状・寸法は,附属書表 又は附属書表 2

による。

2.

ガスケット  2 種のプラグにガスケットを付ける際に用いるガスケットの形状・寸法は,附属書表 3

による。

附属書表 1  種のねじ先のパイロット形状・寸法

単位 mm

d

p

z

ねじ

d

基準寸法

許容差

R

8

1

                8

4

R

4

1

       10

5

R

8

3

              12

                0

−0.2

6

備考  及び

θ

は,注文者の指定による。

附属書表 2  種のねじ先のパイロット形状・寸法

単位 mm

d

p

z

ねじ

d

基準寸法

許容差

M6

4

3

M8

6

4

M10

×1.25

M10

 8

0

−0.2

6

M12

×1.25

M12

10

6

備考  及び

θ

は,注文者の指定による。


13

D 2101 : 2001

附属書表 3  種のプラグのガスケット形状・寸法

単位 mm

d

1

D

ねじ d

基準寸法

許容差

2

種 A 形

最大

2

種 B 形

最大

t(

1

)

M6

      6.2

10

M8

            8.2

+0.25

            0

14 13

M10

×1.25

     10.2

 

+0.3

M10

17 16

M12

×1.25

M12

     12.2

18

(M14

×1.5)

     14.2

19

20

M16

×1.5

     16.2

            0

22 22

(M18

×1.5)

     18.2

 

+0.35 24  24

M20

×1.5

     20.2

27

26

(M22

×1.5)

     22.2

30

28

M24

×1.5

(M24

×2)

          24.3

            0

32 32

M30

×1.5

     30.3

 

+0.4

(M30

×2)

41 38

M36

×1.5

     36.3

            0

50 44

1.0

∼3.0

(

1

)  t

は,ねじの逃げ溝の種類,ねじのピッチ及びガスケットの材料(非鉄金属,非金属など)の組合せによっ

て選択する。

備考  括弧を付けたねじは,なるべく使用しない。

関連規格  FRS 7302  六角穴付きテーパねじプラグ(日本ねじ研究協会規格)

SAE J531a

  Automotive Pipe, Filler and Drain Plugs

SAE J532a

  Automotive Straight Thread Filler and Drain Plugs


14

D 2101 : 2001

社団法人  自動車技術会要素部会ねじ部品分科会  構成表

氏名

所属

(分科会長)

星  加  芳  明

日産自動車株式会社ボデー実験部

(幹事)

新  井      正

日産自動車株式会社設計管理部

(委員)

芦  野  国  男

株式会社浅川製作所技術部

石  塚  伸  吾

株式会社トープラ技術開発部

伊  藤  隆  彦

株式会社青山製作所生産企画本部

井  上  英  夫

株式会社フセラシ群馬工場品質総括室

生  形      覚

日産デイーゼル工業株式会社開発管理部

小  澤  興  一

株式会社互省製作所技術部

小  田      稔

中庸スプリング株式会社技術部

梶      利  彦

ダイハツ工業株式会社技術管理部

加  藤  政  一

富士重工業株式会社開発本部技術管理部

門  屋      章

日本発条株式会社精密ばね生産本部

木  村  進  一

尾張精機株式会社技術部

郷  土  健  二

株式会社本田技術研究所栃木研究所図面管理ブロック

近  藤      修

トヨタ自動車株式会社設計管理部

近  藤  清  隆

いすゞ自動車株式会社技術情報管理部

佐々木  正  人

スズキ株式会社技術管理部

佐  藤  正  英

株式会社東郷製作所技術部

篠  田  誠  一

三菱自動車工業株式会社トラック・バス開発本部管理部

柴  田  重  光

株式会社杉浦製作所品質保証部

鈴  木      穣

ミニベア株式会社藤沢製作所技術部

田  中  誠之助

株式会社佐賀鉄工所技術部

津  金  秀  幸

通商産業省工業技術院標準部機械規格課

冨  樫      晃

社団法人日本自動車部品工業会技術部

中  戸  荘三郎

株式会社オチアイ技術部

中  野      徹

日野自動車工業株式会社技術管理部

中  村  智  男

日本ねじ研究協会

中      靖  彦

特殊発條興業株式会社技術部

西  山  信  夫

株式会社名古屋螺子製作所技術本部

船  田      功

日発精密工業株式会社横手工場

松  田  好  央

社団法人日本ばね工業会技術部

三  好  正  一

株式会社パイオラックス設計部

村  尾  泰  造

日東精工株式会社ファスナー事業部技術開発部

村  田  善  一

株式会社山科精工所技術開発グループ

森  田      孝

ヤマハ発動機株式会社開発支援室

山  岸      章

株式会社サトーラシ

由  田  拓  夫

株式会社ニフコ開発企画部

(事務局)

武  藤      博

社団法人自動車技術会


15

D 2101 : 2001

ねじプラグ改正原案作成小委員会  構成表

氏名

所属

(主査)

生  形      覚

日産ディーゼル工業株式会社開発管理部

(幹事)

小  澤  興  一

株式会社互省製作所技術部

(委員)

芦  野  国  男

株式会社浅川製作所技術部

神  谷  鈴  治

トヨタ自動車株式会社設計管理部

篠  田    誠一

三菱自動車工業株式会社トラック・バス開発本部管理部

柴  田  重  光

株式会社杉浦製作所品質保証部

渡  口      浩

いすゞ自動車株式会社技術情報管理部

中  野      徹

日野自動車工業株式会社技術管理部

中  村  智  男

日本ねじ研究協会

納      庄  治

株式会社本田技術研究所栃木研究所図面管理ブロック

山  岸      章

株式会社サトーラシ

渡  辺      巌

日産自動車株式会社第二ドライブトレーン開発部

(事務局)

武  藤      博

社団法人自動車技術会