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D 1623

:2006 (ISO 19438:2003)

(1)

まえがき

この規格は,工業標準化法第 12 条第 1 項の規定に基づき,社団法人日本自動車部品工業会(JAPIA)/財

団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格を制定すべきとの申出があり,日本工

業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格である。

制定に当たっては,日本工業規格と国際規格との対比,国際規格に一致した日本工業規格の作成及び日

本工業規格を基礎にした国際規格原案の提案を容易にするために,ISO 19438:2003,Diesel fuel and petrol

filters for internal combustion engines

−Filtration efficiency using particle counting and contaminant retention

capacity

を基礎として用いた。

この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の

実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会

は,このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新

案登録出願にかかわる確認について,責任はもたない。

JIS D 1623

には,次に示す附属書がある。

附属書 A(規定)フィルタ試験用試験油の仕様

附属書 B(参考)代表的なフィルタ試験報告書

附属書 C(参考)フィルタ効率計算の例

附属書 D(参考)ISO 19438 (JIS D 1623)  を検定するラウンドロビン試験の概要


D 1623

:2006 (ISO 19438:2003)

(2)

目  次

ページ

序文 

1

1.

  適用範囲

1

2.

  引用規格

2

3.

  定義

2

4.

  記号

3

5.

  試験装置及び材料

3

5.1

  試験装置 

3

5.2

  材料

5

6.

  計測機器の精度及び試験条件

5

7.

  試験装置の検定 

5

7.1

  一般

5

7.2

  オンライン希釈及び粒子カウント回路の検定

5

7.3

  フィルタ試験回路の検定 

5

7.4

  コンタミナント注入回路の検定

6

8.

  試験準備

7

8.1

  試験用フィルタ

7

8.2

  コンタミナント注入回路 

7

8.3

  フィルタ試験回路

8

9.

  試験手順

8

9.1

  初期手順 

8

9.2

  性能試験 

9

10.

  計算及び試験結果の報告 

10

10.1

  試験報告 

10

10.2

  計算

10

附属書 A(規定)フィルタ試験用試験油の仕様

13

附属書 B(参考)代表的なフィルタ試験報告書 

14

附属書 C(参考)フィルタ効率計算の例 

19

附属書 D(参考)ISO 19438 (JIS D 1623)  を検定するラウンドロビン試験の概要 

22


日本工業規格

JIS

 D

1623

:2006

(ISO 19438

:2003

)

自動車部品ー内燃機関用ディーゼルフューエルフィ

ルタ及びガソリンフィルター

粒子カウント法によるろ過効率試験方法及びコンタ

ミナント捕そく(捉)容量試験方法

Automotive parts

Diesel fuel and petrol filters for internal combustion engines

Filtration efficiency using particle counting and contaminant retention

capacity

序文  この規格は,2003 年に第 1 版として発行された ISO 19438,Diesel fuel and petrol filters for internal

combustion engines

−Filtration efficiency using particle counting and contaminant retention capacity を翻訳し,技

術的内容及び規格票の様式を変更することなく作成した日本工業規格である。

なお,この規格で点線の下線を施してある“参考”は,原国際規格にはない事項である。

1. 

適用範囲  この規格は,一定流量の試験流体で使用される内燃機関用ディーゼルフューエルフィルタ

及びガソリンフィルタの性能評価のための,オンライン粒子カウント法による,コンタミナント連続注入

方式のマルチパス試験方法について規定する。この試験方法は,フィルタのコンタミナント捕そく(捉)

容量,粒子除去特性及び圧力損失を判定するものである。

この規格は,フィルタの定格流量が 50 L/h∼800 L/h のフィルタエレメントの試験に適用する。しかしな

がら,フィルタ製造業者と顧客との合意によって,より流量の大きい燃料フィルタに適用することが認め

られる。

備考  この規格の対応国際規格を,次に示す。

なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide 21 に基づき,IDT(一致している)

,MOD

(修正している)

,NEQ(同等でない)とする。

ISO 19438:2003

,Diesel fuel and petrol filters for internal combustion engines−Filtration efficiency

using particle counting and contaminant retention capacity (IDT)

参考  ISO 19438 (JIS D 1623)  の試験方法による“ラウンドロビン試験”(国際的試験施設間試験)が,

2002

年に 6 試験施設で実施された。代表的なフィルタに対して,ろ過効率及びコンタミナント

捕そく(捉)容量について,試験方法の繰返し性,再現性及び変動係数を求めて,評価が行わ

れた。初期ろ過効率の試験結果から,この規格による試験方法が ISO/TS 13353 (Diesel fuel and

petrol filters for internal combustion engines

−Initial efficiency by particle counting)の試験方法によ

る結果と極めて近い結果が得られることが分かり,ISO/TS 13353 の代わりに JIS D 1623 の試験


2

D 1623

:2006 (ISO 19438:2003)

方法を主体として使用してよい。

なお,ラウンドロビン試験の概要を

附属書 D(参考)に示す。

2. 

引用規格  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す

る。これらの引用規格のうちで発行年を付記してあるものは,記載の年の版だけがこの規格の規定を構成

するものであって,その後の改正版・追補には適用しない。発効年を付記していない引用規格は,その最

新版(追補を含む。

)を適用する。

JIS B 0125-1

  油圧・空気圧システム及び機器−図記号及び回路図−第 1 部:図記号

備考  ISO 1219-1:1991,Fluid power systems and components−Graphic symbols and circuit diagrams−

Part 1

:Graphic symbols からの引用事項は,この規格の該当事項と同等である。

JIS B 8356-2

  油圧用フィルタ性能評価方法−第 2 部:フィルタエレメントの組立完全性試験及びファ

ーストバブルポイントの測定

備考  ISO 2942 : 1994,Hydraulic fluid power−Filter elements−Verification of fabrication integrity and

determination of the first bubble point

が,この規格と一致している。

JIS B 8356-7

  油圧用フィルタ性能評価方法−第 7 部:フィルタの圧力降下特性試験

備考  ISO 3968:2001,Hydraulic fluid power−Filters−Evaluation of differential pressure versus flow

characteristics

からの引用事項は,この規格の該当事項と同等である。

JIS B 9931

  質量法による作動油汚染の測定方法

備考  ISO 4405:1991 , Hydraulic fluid power − Fluid contamination − Determination of particulate

contamination by the gravimetric method

からの引用事項は,この規格の該当事項と同等である。

JIS B 9932

  油圧−液体用自動粒子計数器の校正方法

備考  ISO 11171:1999,Hydraulic fluid power−Calibration of automatic particle counters for liquids が,

この規格と一致している。

JIS B 9935

  油圧−液体用オンライン式自動粒子計数システム−校正方法及び妥当性確認方法

備考  ISO 11943:1999,Hydraulic fluid power−On-line automatic particle-counting systems for lignids−

Methods of calibration and validation

が,この規格と一致している。

JIS B 9936

  油圧−微粒子分析−運転中のシステム管路からの作動油試料採取方法

備考  ISO 4021:1992,Hydraulic fluid power−Particulate contamination analysis−Extraction of fluid

samples from lines of an operating system

が,この規格と一致している。

JIS D 0117-1

  自動車及び内燃機関−フィルタ用語−第 1 部:フィルタ及びフィルタ構成部品の定義

備考  ISO 11841-1:2000, Road vehicles and internal combustion engines−Filter vocabulary−Part

1:Definitions filters and filter components

が,この規格と一致している。

JIS D 0117-2

  自動車及び内燃機関−フィルタ用語−第 2 部:フィルタ及びフィルタ構成部品の特性の

定義

備考  ISO 11841-2:2000, Road vehicles and internal combustion engines−Filter vocabulary−Part 2:

Definitions of characteristics of filters and

,their components が,この規格と一致している。

ISO 12103-1:1997

,Road vehicles−Test dust for filter evaluation−Part 1:Arizona test dust

3. 

定義  この規格で用いる主な用語の定義は,JIS D 0117-1 及び  JIS D 0117-2 によるほか,次による。

3.1 

マルチパス試験 (multi-pass test)  フィルタエレメントに未ろ過の試験油を繰返し循環させる試験。


3

D 1623

:2006 (ISO 19438:2003)

3.2 

基準上流コンタミナント濃度  (base upstream gravimetric level)  コンタミナントが再循環されない場

合の上流側コンタミナント濃度。

3.3 

ろ過効率 (filtration efficiency)  フィルタが捕そく(捉)する特定サイズの粒子の比率(%)。

3.4 

全効率 (overall efficiency)  試験終了までに得られた上流及び下流の平均粒子カウント数から計算し

た効率(%)

3.5 

フィルタミクロン等級 (filter rating)  指定された初期効率又は指定された累積全効率に相当する粒

径[µm(c)]

備考  この規格のすべてを通して,粒径の測定は JIS B 9932 に従って校正された自動粒子カウンタを

使用して行い,その粒径は[µm(c)]で表示する。

3.6 

フィルタ標準ミクロン等級  (filter reference rating)  フィルタの 99  %効率に相当する粒径〔ミクロン

等級[µm(c)]

3.7 

初期効率 (initial efficiency)    4 分,5 分及び 6 分の粒子カウントから計算された最初のデータポイン

トでの効率(%)

4. 

記号  この規格で使用する図及び記号は,JIS B 0125-1 による。

5. 

試験装置及び材料

5.1 

試験装置

5.1.1 

試験機器  この試験機器の配置を,図 に示す。

なお,○の数値は図中の番号を示す。

5.1.1.1 

フィルタ試験回路  フィルタ試験回路は,5.1.1.1.15.1.1.1.7 の構成とする。

5.1.1.1.1 

油タンク  油タンク①は,内角が 90 度以下の円すい状の底部をもち,油流入口が油面下で拡散

する構造のものとする。

5.1.1.1.2 

油圧ポンプ  油圧ポンプ②は,コンタミナントの粒径分布を変えず,かつ,入り口圧の平均に

対して 10  %以上の脈動を起こさないようにする。

5.1.1.1.3 

取付器具  試験用フィルタ⑥を接続するフィルタヘッドをもち,また,バイパス用の直管に置

換できるようになっているものとする。

5.1.1.1.4 

クリーンアップフィルタ  クリーンアップフィルタ⑨は,粒径 10 µm(c)を超える粒子の数が 15

個/mL 未満の初期清浄度を得られるものとする。

5.1.1.1.5 

試料採取弁  試料採取弁⑱は,オンライン粒子カウント法による測定のために,試験用フィル

タの上流及び下流での乱流試料採取を行うための JIS B 9936 に準拠するものとする。また,質量法による

測定のために試料採取弁⑪をおく。

5.1.1.1.6 

圧力取出口  圧力取出口は,JIS B 8356-7 に準拠するものとする。

5.1.1.1.7 

配管  配管は,フィルタ試験回路内で乱流混合状態を維持できるものとする。

5.1.1.2 

コンタミナント注入回路  コンタミナント注入回路は,5.1.1.2.15.1.1.2.4 の構成とする。

5.1.1.2.1 

油タンク  油タンク⑫は,内角が 90 度以下の円すい状の底部をもち,油流入口が油面下で拡散

する構造のものとする。

5.1.1.2.2 

油圧ポンプ  油圧ポンプ⑬は,コンタミナントの粒径分布を変えることのない遠心形ポンプ又

は他の形式のポンプとする。


4

D 1623

:2006 (ISO 19438:2003)

5.1.1.2.3 

クリーンアップフィルタ  クリーンアップフィルタ⑭は,次のいずれかの条件を得られるもの

とする。

a)

粒径 10 µm(c)を超える粒子の数が 1 000 個/mL 未満の初期清浄度

b)  JIS B 9931

の二重膜法による試験での計算値が 2  %未満になるコンタミナント濃度

5.1.1.2.4 

配管  配管は,コンタミナント注入回路内で乱流混合状態を維持できるものとする。

0.25 L/min

の注入流量を用いることが望ましい。必要があれば 0.25 L/min 未満の注入流量を用いてもよ

い。

しかし,フィルタコンタミナント捕そく(捉)容量への影響を最小限にするために,0.25 L/min を超え

る注入流量を用いてはならない。

①  温度制御装置を備えた油タンク              ⑬  油圧ポンプ

②  油圧ポンプ                                ⑭  クリーンアップフィルタ

③  三方弁                                    ⑮  熱交換器

④  圧力計                                    ⑯  インジェクションポンプ

⑤  差圧計                                    ⑰  流量計

⑥  試験用フィルタ                            ⑱  試料採取弁

⑦  絞り弁(圧力調整用)                      ⑲  希釈回路

⑧  流量計                                    ⑳  粒子センサ

⑨  クリーンアップフィルタ                    ○

21

  粒子カウンタ

⑩  熱交換器                                  ○

22

  油量調整弁

⑪  試料採取弁                                ○

23

  バイパス回路

⑫  温度制御装置を備えた油タンク

A

:  コンタミナント注入回路

B

:  フィルタ試験回路

C

:  希釈及び粒子カウント回路

  1  試験装置


5

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5.1.2 

オンライン希釈及び粒子カウント回路  オンライン希釈及び粒子カウント回路は,JIS B 9935  に

従い,次の 5.1.2.15.1.2.4 の構成とする。

5.1.2.1 

オンラインサンプリングの排出用配管  オンラインサンプリングの排出用配管は,流量 0.125

L/min

でコンタミナントのたい(堆)積を防ぐための流速を維持できる大きさとする。全フィルタ流量の

10

%以上の試料採取流量での試験の場合,試料採取流に流出したダストの量が重要になる。この量を捕そ

く(捉)された質量から差し引く必要がある。低流量の場合にも,この条件を満たしていれば用いてもよ

い。

5.1.2.2 

希釈回路  希釈回路⑲は,油タンク,ポンプ,クリーンアップフィルタ,流量計及び流量制御弁

を備えるものとする。

5.1.2.3 

光学式粒子センサ  光学式粒子センサ⑳は 2 台とし,最低 5 チャンネルの粒子カウンタ○

21

にこの

2

台を接続する。

5.1.2.4 

タイマ  タイマは,分及び秒を測定できるものとする。

5.2 

材料

5.2.1 

試験コンタミナント

5.2.1.1 

コンタミナントのグレード  コンタミナントは,ISO 12103-1 で規定するダストのうち,ISO 

12103-A3

ダスト(ミディアムテストダスト)を使用する。

5.2.1.2 

コンタミナントの準備  試験用ダストは 200 g 以下の量を 105  ℃±5  ℃で 1 時間以上乾燥し,室

温で冷却する。使用時までデシケータ内に保管する。

5.2.2 

試験油  試験油は石油を主成分とし,その物性は附属書 に規定する仕様に適合するものを使用

する。

6. 

計測機器の精度及び試験条件  計測機器の精度及び試験条件の許容誤差を,表 に示す。

  1  計測機器の精度及び試験条件の許容誤差

試験条件

単位

計測機器の精度

試験条件の許容誤差

流量 
  フィルタ試験流量 
  サンプリング流量

  注入流量

L/min

mL/min

mL/min

±2  %

±1.5  %

±2  %

±5  % 
±3  %

±5  %

圧力 Pa

±5  %

温度

±1  ℃

±2  ℃

油量 L

±5  %

±10  %

基準上流コンタミナント濃度 mg/L

±10  %

導電率 pS/m

±10  %

8.3.4

による。

動粘度(

1

) mm

2

/s

±5  %

(

1

)

試験油の動粘度は,試験が 15 mm

2

/s

± 1 mm

2

/s

の粘度に相当する油温で確実に行えるように,定期

的な間隔で点検することが望ましい。

7. 

試験装置の検定

7.1 

一般  これらの検定手順は,コンタミナントの混合状態の維持若しくは粒径分布変化防止の有効性

又はその両者を判定するために行う。

7.2 

オンライン希釈及び粒子カウント回路の検定  オンライン希釈回路は JIS B 9935 に従い,粒子カウ

ンタは JIS B 9932 に従って検定する。


6

D 1623

:2006 (ISO 19438:2003)

7.3

フィルタ試験回路の検定

7.3.1 

検定は,フィルタ試験回路の最低流量で実施する。

7.3.2 

検定中は,試験用フィルタの代わりに直管を取り付ける。

7.3.3 

フィルタ試験回路の総油量(L)は,フィルタを通る 1 分間当たりの流量の 1/2 とし,最小 6 L に調整

する。フィルタ試験回路の総油量(L)は,試験回路の油タンク,配管及びフィルタ内の油を含むものとする。

低流量の試験条件では,バイパス流回路を利用する。

7.3.4 

試験油に ISO 12103-A3 ダストを計算濃度で 5 mg/L のコンタミナントの濃度になるように添加する。

備考  このコンタミナント濃度は,自動粒子カウンタの測定信頼限界内である。

7.3.5 

試験回路の試験油を 1 時間循環させ,10 分ごとにオンライン希釈なしで粒径 5 µm(c),10 µm(c)及

び 20 µm(c)での下流側累積カウント数を計測する。

7.3.6 

オンラインカウント(C

o

)を次の式によって算出し記録する。

V

N

C

c

o

=

ここに,

C

o

:  オンラインカウント数(粒子数/mL)

N

c

:  サンプリング時間内の累積カウント数(粒子数)

V  サンプリング時間内に粒子カウントセンサを通過した油量(mL)

7.3.7 

次の条件が満足された場合,その検定は成立となる。

a)

粒径 5 µm(c),10 µm(c)及び 20 µm(c)の各粒子カウント数が,各平均粒子カウント数から 10  %  以内の

範囲にある場合。

b) 

粒子カウンタのチャンネル 5 µm(c)以上での 1 mL 当たりのカウント数の平均個数が 6 000 個以上 7 300

個以下の場合。

c)

粒子カウンタのチャンネル 10 µm(c)以上での 1 mL 当たりのカウント数の平均個数が,

815

個以上 1 015

個以下の場合。

d)

粒子カウンタのチャンネル 20 µm(c)以上での 1 mL 当たりのカウント数の平均個数が 77 個以上 106 個

以下の場合。

7.3.8 ISO 

12103-A3

ダストを使用し,最大コンタミナント濃度になるよう添加する。

7.3.9 

試験回路の試験油を 1 時間循環させ,10 分ごとにオンライン希釈で 5 µm(c),10 µm(c)及び 20 µm(c)

での下流側累積カウント数を計測する。

7.3.10 

実証試験は,粒径 5 µm (c),10 µm(c)及び 20 µm(c)の各粒子カウント数がこれらのサイズの平均粒

子カウント数から 10  %以下の誤差の場合,その検定は成立とする。

7.4 

コンタミナント注入回路の検定

7.4.1 

コンタミナント注入回路の検定は,使用する最大油量及び最大コンタミナント濃度で行う。

7.4.2 

注入回路に所要コンタミナント量をスラリ状で添加し,コンタミナントが完全に拡散するのに十分

な時間だけ循環させる。

備考  全回路にコンタミナントが同じ割合で拡散しないかもしれない。コンタミナントが完全に拡散

するまでには 10 分から 20 分かかる。

7.4.3 

注入油がフィルタ試験回路の油タンクに注入される位置で 30 分間隔で 2 時間以上,

試料を採取し,

各試料を質量法によって測定する。

備考  これらの試料は設定注入量で採取する。


7

D 1623

:2006 (ISO 19438:2003)

7.4.4 

検定試験は,各試料の測定値が試料 4 個の平均値の±5  %であり,この平均値が 7.4.1 のコンタミ

ナント濃度の±5  %である場合,その試験は成立とする。

8. 

試験準備

8.1 

試験用フィルタ

8.1.1 

試験油が,エレメントをバイパスしてはならない。

8.1.2 

試験用フィルタエレメントは MIL-H-5606 油を使いマルチパス試験の前に JIS B 8356-2 に規定する

組立完全性試験にかける。ただし,スピンオンフィルタのように,エレメントだけの試験ができない場合

には,マルチパス試験の後に行ってもよい。

8.1.3 

組立完全性試験がマルチパス試験の前に行われ,かつ,使用者と製造業者とで合意した試験圧力に

適合しない場合には,そのエレメントを不適合とする。組立完全性試験がマルチパス試験後に行われ,試

験圧力に適合しない場合には,その試験結果を不適合とする。

8.2 

コンタミナント注入回路

8.2.1 

50 mg/L

を基準上流コンタミナント濃度として,次の式で予想試験時間 T

e

を算出する。

Q

F

Q

G

F

T

×

=

×

=

50

c

c

e

ここに,

F

c

:  試験用フィルタエレメントの予想捕そく(捉)質量(mg)

G:  基準上流コンタミナント濃度(mg/L)

Q:  試験流量(L/min)

T

e

:  予想試験時間(min)

試験時間は 30 分以上を推奨する。基準上流コンタミナント濃度 の 50 mg/L は,使用者と製造業者と

の間で合意がない限り変更すべきでない。

なお,試験時間を短縮するために,同コンタミナント濃度は 100 mg/L まで上げてもよい。また,試験

時間を長くするために,同コンタミナント濃度は 25 mg/L まで下げてもよい。ただし試験結果は,同一基

準上流コンタミナント濃度で比較する。

備考  フィルタエレメントの予想捕そく(捉)質量 F

c

が不明な場合,エレメントを試験し,それを測

定する。

8.2.2 

次の式を用いて,予想試験時間及び注入流量 0.25 L/min に適合する注入回路に必要な最小油量 V

m

を算出する。

o

i

e

m

2

.

1

V

Q

T

V

+

×

=

ここに,

V

m

:  最小油量(L)

T

e

:  8.2.1 で得られた予想試験時間(min)

Q

i

:  注入流量(L/min)

V

o

:  空気の混入を防ぐのに必要な注入回路の最小油量(L)

計算した最小油量は,エレメントを目詰まりさせるのに十分なコンタミナント注入油量の 120  %以上と

する。

8.2.3 

注入油のコンタミナント濃度 G

i

は,次の式で算出する。

i

i

i

50

Q

Q

Q

Q

G

G

=

×

=

ここに,

G

i

:  コンタミナント濃度(mg/L)

G:  8.2.1 で算出した基準上流コンタミナント濃度(mg/L)

Q:  試験流量(L/min)

Q

i

:  注入流量(L/min)


8

D 1623

:2006 (ISO 19438:2003)

8.2.4 

コンタミナント注入回路に必要なコンタミナント質量 を,次の式で算出する。

000

1

i

i

V

G

W

×

=

ここに,

W:  コンタミナント質量(g)

G

i

:  8.2.3 で算出したコンタミナント濃度(mg/L)

V

i

:  注入回路の総油量(L)

8.2.5 

注入流量を,8.2.2 で選択した値の±5  %の安定した油温下で調節し試験中維持する。

8.2.6 

コンタミナント注入回路の油をクリーンアップフィルタ⑭に流し循環させ,次のいずれかの条件を

満たすまで洗浄する。

a)

汚染度は,粒径 10 µm(c)を超える粒子の数で 1 000 個/mL 未満とする。

b)

コンタミナント濃度は,8.2.3 で算出した値の 2  %を超えない濃度とする。

8.2.7 

この条件が満たされたならクリーンアップフィルタ⑭はバイパスする。

8.2.8 

コンタミナント注入回路の総油量を 8.2.2 で算出した容量(L)に調整する。

8.2.9 

毎回試験前に試験油と注入油の導電率を計測し,油の導電率を 1 000 pS/m 以上に確保する。導電

率は 1 500 pS/m±500 pS/m のレベルとする。静電防止剤を 0.01  %添加することによって初期レベルがこの

範囲内になる。

8.2.10 8.2.4

で算出したコンタミナント質量 をスラリ状態でコンタミナント注入油タンクに添加し,コ

ンタミナントが完全に拡散するまで循環する。

備考  コンタミナントが完全に拡散するためには 10 分から 20 分かかる。

8.3 

フィルタ試験回路

8.3.1 

試験用フィルタの代わりに直管を取り付ける。

8.3.2 

試験回路の油をクリーンアップフィルタ⑨を通して,汚染度が粒径 10 µm(c)を超える粒子の数が

15

個/ml 未満になるまで循環洗浄する。この数値は,初期清浄度として記録する。汚染度はオンライン粒

子カウント回路で点検し,同時に,サンプリングラインも洗浄する。

8.3.3 

試験回路の油量を 7.3.3 で算出した油量(L)に調節し,これを記録する。

8.3.4 

毎回試験前に試験油の導電率を計測し,油の導電率を 1 000 pS/m 以上に確保する。導電率は 1 500

pS/m

±500 pS/m のレベルとする。静電防止剤を 0.01  %添加することによって初期レベルがこの範囲内に

なる。

8.3.5 

エレメントのない状態でハウジングを試験回路に装着する。スピンオン形フィルタは,エレメント

を除去したフィルタを試験回路に装着する。

8.3.6

試験用回路フィルタに,定格流量で油を循環させ,その時の温度を油の動粘度が 15 mm

2

/s

±1 mm

2

/s

になる試験温度±2  ℃に安定させる。その時の空のハウジングの圧力損失

3

p

を測定し記録する。

8.3.7 

粒子カウンタのチャンネルを次の粒子サイズ[µm(c)]で設定する。

−  6(又は 5)チャンネルカウンタ  :4,5,10,15,20,30[5 チャンネルカウンタでは,4 µm(c)

を使用しない。

− 16 チャンネルカウンタ    :4,5,6,7,8,9,10,11,13,15,17,20,25,30,40,50

9. 

試験手順

9.1 

初期手順


9

D 1623

:2006 (ISO 19438:2003)

9.1.1 

ハウジングにフィルタエレメント⑥を装着し,使用者指定流量と油の動粘度 15 mm

2

/s

±1 mm

2

/s

を維持できる油温で流す。この時,油タンクの油量を再点検する。

9.1.2 

試験用フィルタの初期圧力損失

1

p

を測定し,記録する。

9.1.3 

エレメントの初期圧力損失

2

p

を次の式で算出し,記録する。

3

1

2

p

p

p

=

ここに,

1

p

:  9.1.2 で測定した試験用フィルタの初期圧力損失(kPa)

2

p

:  エレメントの初期圧力損失(kPa)

3

p

:  8.3.6 で測定した空ハウジングの圧力損失(kPa)

9.1.4 

次の式で正味圧力損失の 80  %及び 100  %に相当する圧力損失

5

p

を計算する。

2

4

5

p

p

p

=

ここに,

4

p

:  エレメントの終期圧力損失(kPa)

5

p

:  最終正味圧力損失(kPa)

これらを明確にするため,

1

p

から

6

p

までを

図 に図示する。製造業者の仕様がない場合には,

終期圧力損失として 30 kPa を使用する。

1

p

:試験用フィルタの初期圧力損失(kPa)

2

p

:エレメントの初期圧力損失(kPa)

3

p

:空ハウジングの圧力損失(kPa)

4

p

:エレメントの終期圧力損失(kPa)

5

p

:最終正味圧力損失(kPa)

6

p

:試験終了時の試験用フィルタの圧力損失(kPa)

p

∆ :試験用フィルタの測定圧力損失(kPa)

  2  フィルタ圧力損失の概略図

9.1.5 

コンタミナント注入回路の油タンク⑫に戻るパイプから試料を採取する。

9.1.6 

注入流量を測定し,記録する。

圧力

P

(kPa)

試験時間

t

 (min)


10

D 1623

:2006 (ISO 19438:2003)

9.1.7 

試験開始前に試験中の粒子カウンタの飽和を避けるように,必要な最大希釈率に設定する。

9.2 

性能試験

9.2.1 

クリーンアップフィルタ⑨をバイパスする。

9.2.2 

注入油をフィルタ試験回路の油タンクに流す。

9.2.3 

タイマを始動する。

9.2.4 

上流側及び下流側のセンサに油を流し始める。

9.2.5 

圧力損失を記録し,指定流量でセンサに流れる上流側及び下流側の粒子カウント数を毎分 50 秒間

ずつ計測する。

9.2.6 

次の式で,オンラインカウント C

o

を算出し,記録する。

V

D

N

C

×

=

c

o

ここに,  C

o

:  オンラインカウント

N

c

:  サンプル時間の累積カウント数

D:  希釈倍率

V:  センサを通過する油量(mL)

9.2.7 

試験用フィルタの圧力損失増加が 80  %及び 100  %に到達する試験時間(min)を記録する。

9.2.8 

試験用フィルタの圧力損失が正味圧力損失の 80  %に増加したとき,質量法による測定のために,

上流側試料をバルブ⑪から採取する。

備考  試料採取は,圧力損失 100  %時点では,試験の終了と重なることが多いため,圧力損失 80  %

で試料を採取する。

9.2.9 

試験用フィルタへの流れを停止し,フィルタ試験回路の正確な最終油量 V

f

を測定し,記録する。

9.2.10 

最終油量 V

f

が初期油量の±10  %の場合には,その試験は成立とする。

9.2.11 

最終試料は注入油がフィルタ試験回路に流れる箇所から採取する。

9.2.12 

最終注入流量を測定し,記録する。

9.2.13 

試験用エレメントを取り出し,試験後のエレメントに破損がないことを目視検査する。

10. 

計算及び試験結果の報告

10.1 

試験報告  代表的な試験報告書については,附属書 を参照する。試験報告には,附属書 図 B.1

に示すような粒径に対する全効率のグラフ,並びに

附属書 図 B.2 に示すような時間及び加えられたコン

タミナントの質量に対する差圧のグラフを示す。購入者から要求があった場合,製造業者は

附属書 

B.3

に示すような粒径に対する全効率のグラフを示す。

10.2 

計算

10.2.1 

一般  次の計算をし,その結果を試験報告書に記録する。

10.2.2 

質量測定レベル

10.2.2.1 

回路から採取した 2 個の試料(9.1.5 及び 9.2.11 参照)及び圧力損失 80  %到達時に試験回路の上流

側から採取した試料(9.2.8 参照)について JIS B 9931 に準じて質量法による測定をする。

10.2.2.2 

圧力損失 80  %到達時に上流側から採取した試料はフィルタ試験回路残留コンタミナント濃度

(非捕そく(捉)コンタミナント濃度)であり,最終コンタミナント濃度 G

f

 (mg/L)

として記録する。

10.2.2.3 9.1.5

及び 9.2.11 のコンタミナント注入回路から採取した 2 個の試料の平均注入コンタミナント濃

度 G

ia

を計算し,記録する。


11

D 1623

:2006 (ISO 19438:2003)

10.2.2.4 

各試料の測定値が 10.2.2.3 で算出した平均値 G

ia

の±10  %の場合には,その試験は成立とする。

10.2.2.5 9.1.6

及び 9.2.12 で得た測定値を平均して,注入流量 Q

ia

を求め,記録する。

10.2.2.6  Q

ia

の値が設定注入流量±5  %にある場合には,その試験は成立とする(8.2.2 参照)。

10.2.2.7 

次の式によって,実際の基準上流コンタミナント濃度 G

a

(mg/L)

を算出する。

Q

Q

G

G

ia

ia

a

×

=

ここに,

G

a

:  基準上流コンタミナント濃度(mg/L)

G

ia

:  10.2.2.3 で算出した平均注入コンタミナント濃度(mg/L)

Q

ia

:  10.2.2.5 で算出した平均注入流量(L/min)

Q  試験流量(L/min)

10.2.2.8 

基準上流コンタミナント濃度 G

a

が,50 mg/L 又は

表 に示す許容誤差で 8.2.1 に従って許容され

た値にある場合には,その試験は成立とする。

10.2.3 

ろ過効率

10.2.3.1 

初期効率  8.3.7 で各チャンネルごとに記録した上流側及び下流側カウント数から各粒径ごとの

初期効率を算出する(

附属書 の C.1 及び C.2 参照)。各粒径ごとに算出した初期効率を試験報告書中の

ろ過効率欄に記録する(

附属書 参照)。

10.2.3.2 

平均中間効率  上流側及び下流側カウント数から各粒径ごとの平均中間効率を算出する(附属書

C

の C.1 及び C.3 参照)

。各粒径ごとに算出した最大及び最小の中間効率値を特定して試験報告書中の全効

率欄に記録する(

附属書 参照)。

10.2.3.3 

全効率  各粒径ごとの全効率を算出する(附属書 の C.4 参照)。各粒径ごとに算出した全効率

を試験報告書中の全効率欄に計算値を記録する。

附属書 図 B.1 に示すような全効率対粒径の算出したグ

ラフを作成する。また,必要なら

附属書 図 B.3 のようなグラフも作成する。

10.2.4 

フィルタミクロン等級  全効率対粒径のグラフは附属書 図 B.1 に例示するように全効率の 50  %,

90

%,95  %及び 99%に相当する粒径を表示してもよい。これらの粒径は試験報告書中に記載しなければ

ならない。全効率 95  %及び 99  %に相当する粒径は,許容できる精度ではグラフ上で決定できないので,

直線補間によって計算することが望ましい。

10.2.5 

注入コンタミナント質量  次の式によって試験用フィルタに投入した注入コンタミナント質量 m

i

を算出する。

000

1

ia

ia

i

T

G

Q

m

×

×

=

ここに,

m

i

:  注入コンタミナント質量(g)

Q

ia

:  10.2.2.5 で算出した平均流量(L/min)

G

ia

:  10.2.2.3 で算出した注入液の平均注入コンタミナント濃度(mg/L)

T:  終期圧力損失に到達するまでの所要時間(min) (9.2.7 参照)

試験報告書に m

i

の計算値を記録する。

10.2.6 

非捕そく(捉)コンタミナント質量  次の式によって非捕そく(捉)コンタミナント質量 m

nr

 (g)

を算出する。

(

)

(

)

000

1

2

a

f

u

a

f

d

f

f

nr

úû

ù

êë

é

+

+

+

=

G

G

T

Q

G

G

T

Q

G

V

m

ここに,

m

nr

:  非捕そく(捉)コンタミナント質量(g)


12

D 1623

:2006 (ISO 19438:2003)

V

f

:  9.2.9 で算出した試験回路の最終試験油量(L)

G

f

:  10.2.2.2 で取得した注入液の最終注入コンタミナント濃度(mg/L)

Q

d

:  下流側サンプリング回路の平均流量(L/min)

Q

u

:  上流側サンプリング回路の平均流量(L/min)

試験報告書に m

nr

の計算値を記載する。

備考  この式の分子の 3 項は,それぞれ次による。

a)

試験終了時点の試験回路に残るコンタミナント量

b) 

下流側サンプリングシステムを通して連続的に抽出コンタミナント推定値[式中(G

f

G

a

)はフィル

タ下流側の質量測定レベルの推定値]

c)

上流サンプリングシステムを通して連続的に抽出コンタミナント推定値[式中                はフィルタ上

流側の質量測定レベルの推定値]

10.2.7

フィルタ捕そく(捉)質量  次の式によってフィルタ捕そく(捉)質量 C

r

 (g)

を算出する。

nr

i

r

m

m

C

=

ここに,

C

r

:  フィルタ捕そく(捉)質量(g)

m

i

:  10.2.5 で算出した試験用フィルタに投入したコンタミナント質量(g)

m

nr

:  10.2.6 で算出したコンタミナントの非捕そく(捉)質量(g) 

試験報告書に C

r

の計算値を記録する。

2

)

(

a

G

G

+


13

D 1623

:2006 (ISO 19438:2003)

附属書 A(規定)フィルタ試験用試験油の仕様

序文  この附属書は,フィルタ試験に使用する試験油の仕様を規定する。

備考  最適な試験油は,航空機用作動油として使われる油 MIL-H-5606 又は AIR 3520 である。

A.1

  石油を主成分とする原料  この基油は,次の特性とする。

−  流動点:          −59.4  ℃(以下)

−  引火点:            93.3 ℃(最小)

−  酸価又は塩基価:    0.1 mg KOH/g(最大)

−  沈殿価:                0

A.2

  添加物  試験油は,次の添加剤を含む。

−  粘度指数向上剤:    10  %(最大)

−  酸化防止剤:           2 %(最大)

−  トリセレシル・りん酸塩耐摩耗剤:  0.5  %± 0.1 %

トリセレシル・りん酸塩耐摩耗剤の遊離フェノール含有量は,0.05  %を超えないことが望ましい。

A.3

  特性  試験油は,次の特性とする。

− 40 ℃での動粘度:    13.2 mm

2

/s

(最小)

−  −40  ℃での動粘度:  500 mm

2

/s

(最小)

−  流動点:            −59.4  ℃(以下)

−  引火点:                        93.3  ℃(最小)

−  沈殿価:                    0

−  酸価又は塩基価:      0.2 mg KOH/g(最大)

A.4

  色  試験油は,汚れがなく透明でなければならない。識別のため赤い染料を油 10 000 に対して染料 1

以下の割合で含むものとする。


14

D 1623

:2006 (ISO 19438:2003)

附属書 B(参考)代表的なフィルタ試験報告書

序文  この附属書は,フィルタ試験に対する代表的なフィルタ試験報告書を記述するものであり,規定の

一部ではない。

附属書 表 B.1  代表的なフィルタ試験結果の報告書

試験報告書:JIS D XXXX

試験日:

試験場所:

試験識別名:

試験時間:

試験者:

プロジェクト:

フィルタ識別

フィルタ識別名:

組立完全性:                                hPa

ハウジング形式:

製造年月日:

試験条件

試験油:

タイプ:

動粘度:                                      mm

2

/s

導電率:                        pS/m

温度:                                                ℃

試験ダスト:

グレード:

バッチ No.:

コンタミナント注入回路:

添加ダスト量 W:                g

初期コンタミナント濃度:    mg/L

油量,V

i

:                          L

終期コンタミナント濃度:    mg/L

注入流量,                    mL/min

平均コンタミナント濃度:     mg/L

試験回路:

流量,Q:                      L/min

初期清浄度[10µm(c)を超える粒子の

数]

:                    (個/mL)

油量:                                L

基準コンタミナント濃度 G

a

:    mg/L

最終油量,V

f

:                        L

最終コンタミナント濃度 G

f

:        /L

希釈回路:

センサ形式:

サンプル時間:                              s

流量:                  mL/min

ホールドタイム:                    s

カウント方法:

サイクルタイム:             min

上流希釈率:

平均カウント数:

下流希釈率:

総合カウント数:

試験結果

圧力損失

試験用フィルタの初期圧力損失

1

∆p

:                                        kPa

エレメントの初期圧力損失

2

p

:                      kPa

空ハウジングの圧力損失

3

∆p

:kPa

最終正味圧力損失

5

∆p

:            kPa

5

p

の比率                  % 5  10 15 20 40 80 100

試験用フィルタ測定圧力損失: kPa

試験時間 min

ろ過効率

粒径

≧4

µm(c)

≧5

µm(c)

≧6

µm(c)

≧7

µm(c)

≧8

µm(c)

≧9

µm(c)

≧10

µm(c)

≧11

µm(c)

初期効率(%

最小効率(%

全効率(%

粒径

≧13

µm(c)

≧15

µm(c)

≧17

µm(c)

≧20

µm(c)

≧25

µm(c)

≧30

µm(c)

≧40

µm(c)

≧50

µm(c)

初期効率(%

最小効率(%

全効率(%


15

D 1623

:2006 (ISO 19438:2003)

附属書 表 B.1  代表的なフィルタ試験結果の報告書(続き)

注入ダスト質量,m

i

:            g

効率% 50

90

95

99

(1)

非 捕 そ く ( 捉 ) 質 量 , m

nr

g

初 期 フ ィ ル タ ミ ク ロ ン 等 級

µm(c)

捕 そ く ( 捉 ) 質 量 , C

r

g

総 合 フ ィ ル タ ミ ク ロ ン 等 級

µm(c)

(

1

)

フィルタ標準ミクロン等級

附属書 表 B.2  代表的なフィルタ試験結果の報告書−データ例

試験結果報告書

試験日:

試験場所:

試験識別名:

試験時間:

試験者:

プロジェクト:

初期ろ過効率−経過時間:6.00 (min)−圧力損失:63.88(kPa)

粒径

≧4

µm(c)

≧5

µm(c)

≧6

µm(c)

≧7

µm(c)

≧8

µm(c)

≧9

µm(c)

≧10

µm(c)

≧11

µm(c)

上流のカウント数(個/mL)

25 530.67

18 282.82

13 346.41

9 839.04

7 295.43

5 463.28

3 040.80

1 810.17

下流のカウント数(個/mL)

8 819.81

5 101.95

2 986.96

1 799.02

1 051.93

637.18

215.72

77.71

効率(%)

65.45 72.09 77.62 81.72 85.58

88.34

92.91 95.71

粒径

≧13

µm(c)

≧15

µm(c)

≧17

µm(c)

≧20

µm(c)

≧25

µm(c)

≧30

µm(c)

≧40

µm(c)

≧50

µm(c)

上流のカウント数(個/mL)

1

108.04

723.27 492.52 233.32 113.00

67.59 36.62  14.02

下流のカウント数(個/mL)

28.62

9.17 3.76 0.56 0.18

0.18

0

0

効率(%)

97.42 98.71 99.24 99.76 99.84

99.73

99.99 99.99

ろ過効率−経過時間:10.00(min)−圧力損失:64.56(kPa)

粒径

≧4

µm(c)

≧5

µm(c)

≧6

µm(c)

≧7

µm(c)

≧8

µm(c)

≧9

µm(c)

≧10

µm(c)

≧11

µm(c)

上流のカウント数(個/mL)

27 855.07

19 682.25

14 264.96

10 376.26

7 617.47

5 685.05

3 132.44

1 836.56

下流のカウント数(個/mL)

11 712.46

6 886.89

4 160.77

2 534.51

1 512.46

937.77

354.48

136.28

効率(%)

57.95 65.01 70.83 75.57 80.14

83.50

88.68 92.58

粒径

≧13

µm(c)

≧15

µm(c)

≧17

µm(c)

≧20

µm(c)

≧25

µm(c)

≧30

µm(c)

≧40

µm(c)

≧50

µm(c)

上流のカウント数(個/mL)

1

126.19

726.39 490.31 226.00 112.28

65.36 38.61  15.24

下流のカウント数(個/mL)

56.9 22.32

9.37 0.60 0  0  0

0

効率(%)

94.99 96.93 98.09 99.74 99.99

99.99

99.99 99.99

ろ過効率−経過時間:15.00(min)−圧力損失:60.25(kPa)

粒径

≧4

µm(c)

≧5

µm(c)

≧6

µm(c)

≧7

µm(c)

≧8

µm(c)

≧9

µm(c)

≧10

µm(c)

≧11

µm(c)

上流のカウント数(個/mL)

31 072.96

21 814.17

15 695.25

11 403.34

8 394.78

6 210.63

3 394.82

1 983.12

下流のカウント数(個/mL)

13 826.42

8 245.83

5 023.72

3 123.81

1 850.97

1 152.67

420.57

156.80

効率(%)

55.50 62.20 67.99 72.61 77.95

81.44

87.61 92.09

粒径

≧13

µm(c)

≧15

µm(c)

≧17

µm(c)

≧20

µm(c)

≧25

µm(c)

≧30

µm(c)

≧40

µm(c)

≧50

µm(c)


16

D 1623

:2006 (ISO 19438:2003)

附属書 表 B.2  代表的なフィルタ試験結果の報告書−データ例(続き)

上流のカウント数(個/mL)

1

224.52

781.08 529.93 237.74 118.22

66.43 39.48  14.18

下流のカウント数(個/mL)

60.09 25.70 10.77 0.97  0.20 0

0

0

効率(%)

95.09 96.71 97.97 99.59 99.83

99.99

99.99 99.99

ろ過効率−経過時間:20.00(min)−圧力損失:61.51(kPa)

粒径

≧4

µm(c)

≧5

µm(c)

≧6

µm(c)

≧7

µm(c)

≧8

µm(c)

≧9

µm(c)

≧10

µm(c)

≧11

µm(c)

上流のカウント数(個/mL)

32 759.21

22 855.29

16 421.83

11 831.78

8 654.75

6 347.78

3 479.81

2 036.89

下流のカウント数(個/mL)

15 691.99

9 290.40

5 698.19

3 506.52

2 106.79

1 310.74

479.40

183.56

効率(%)

52.10 59.35 65.30 70.36 75.66

79.35

86.22 90.99

粒径

≧13

µm(c)

≧15

µm(c)

≧17

µm(c)

≧20

µm(c)

≧25

µm(c)

≧30

µm(c)

≧40

µm(c)

≧50

µm(c)

上流のカウント数(個/mL)

1

249.57

793.43 531.29 233.19 118.66

66.30 30.66  11.75

下流のカウント数(個/mL)

67.25 23.28 8.28  1.36  0.20 0

0

0

効率(%)

94.62 97.07 98.44 99.42 99.83

99.99

99.99 99.99

附属書 図 B.1  全効率と粒径との関係−例

粒径  µm(c)

全効率


17

D 1623

:2006 (ISO 19438:2003)

コンタミナント添加質量  g

試験時間  min

附属書 図 B.2  圧力損失と試験時間との関係−例

110%

100%

 90%

 80%

 70%

 60%

 50%

 40%

 30%

 20%

 10%

  0%

-10%


18

D 1623

:2006 (ISO 19438:2003)

附属書 図 B.3  全効率と粒径との関係(確率表示)−例

粒径  µm(c)

全効率


19

D 1623

:2006 (ISO 19438:2003)

附属書 C(参考)フィルタ効率計算の例

序文  この附属書は,フィルタ効率計算の例について記述するものであり,規定の一部ではない。

C.1

  一般条件  この例は,86 分間の試験時間に 16 チャンネルで上流及び下流とも 1 分間隔で粒子カウン

トを行ったものと想定している。これらの計算例は,粒子カウンタのチャンネル 20 µm(c)で 1 分間隔で読

み取ったものを

附属書  C.1 に示す。

附属書 表 C.1  チャンネルでの粒子カウンタの読み

粒子数

粒子数

測定時間

(min)

上流

下流

測定時間

(min)

上流

下流

1 14.4 1.0 16 209.6

77.0

2 171.4

35.3 17 217.8

73.1

3 191.7

53.8 18 193.3

68.9

4 163.7

47.3 19 204.2

84.3

5 190.9

51.5 20 224.4

85.5

6 182.8

54.9 −

7 165.2

41.8 −

8 191.5

66.7 −

9 186.4

57.5 80 382.6

207.8

10 218.4 49.4  81 350.9

198.2

11 190.7 54.9  82 347.7

208.3

12 174.8 59.1  83 308.3

165.2

13 210.6 55.0  84 309.0

157.7

14 242.3 66.9  85 297.5

162.0

15 188.0 82.8  86 295.7

147.4

備考  21 分から 79 分のカウント数は,この計算例で使用しないため省略する。

C.2

  フィルタ初期効率の計算  フィルタ初期効率,E

6

は,6 分間で上流側及び下流側の平均粒子カウント

数から,次の式で算出する。

100

u6

d6

u6

6

×

C

C

C

ここに,

C

u6

:  4 分,5 分及び 6 分間隔で取得した上流側カウント数の平均値を示し,

次のようになる。

13

.

179

3

8

.

182

9

.

190

7

.

163

=

+

+

C

d6

:  4 分,5 分及び 6 分間隔で取得した下流側カウント数の平均値を示し,

次のようになる。

23

.

51

3

9

.

54

5

.

51

3

.

47

=

+

+

      したがって,E

6

は次のようになる。

40

.

71

100

13

.

179

23

.

51

13

.

179

6

=

×

=

E

  (%)

C.3

  フィルタ中間効率の計算

C.3.1

  一般  中間効率は,上流及び下流の平均粒子カウント数から次の時間間隔のいずれかで計算する。

a)

試験時間が 1 時間を超えなかった場合は 5 分


20

D 1623

:2006 (ISO 19438:2003)

b)

試験時間が 1 時間を超えた場合は 10 分

この例では,試験時間は 86 分である。したがって中間効率は各 10 分間隔で計算する。

C.3.2

  最初の 10 分間の区間  システムが安定する前に潜在する粒子カウントエラーを排除するために,

最初の 3 分の試験は無視する。最初の 10 分間の区間でのフィルタ中間効率 E

10

は,次の式で算出する。

100

u10

d10

u10

10

×

=

C

C

C

E

ここに,

C

u10

:  4 分から 10 分まで取得した上流側カウント数の平均値を示し,

次のようになる。

56

.

185

7

4

.

218

9

.

190

7

.

163

=

+

+

+

Κ

C

d10

:  4 分から 10 分まで取得した下流側カウント数の平均値を示し,

次のようになる。

73

.

52

7

4

.

49

5

.

51

3

.

47

=

+

+

+

Κ

            したがって,E

10

は次のようになる。

58

.

71

100

56

.

185

73

.

52

56

.

185

10

=

×

=

E

  (%)

C.3.3

  その後の 10 分ごとの区間  その後の 10 分ごとの区間での中間効率の計算は,次の 20 分後に相当

する E

20

の計算例によって計算する。

100

u20

d20

u20

20

×

=

C

C

C

E

ここに,

C

u20

: 11 分から 20 分まで取得した上流側カウント数の平均値を示し,

次のようになる。

57

.

205

10

4

.

224

8

.

174

7

.

190

=

+

+

+

Κ

C

d20

: 11 分から 20 分まで取得した下流側カウント数の平均値を示し,

次のようになる。

75

.

70

10

5

.

85

1

.

59

9

.

54

=

+

+

+

Κ

            したがって,E

20

は次のようになる。

58

.

65

100

57

.

205

75

.

70

57

.

205

20

=

×

=

E

  (%)

C.3.4

  最終区間  最終区間の 6 分間(81 分から 86 分まで)での中間効率は,次の式で算出する。

100

u86

d86

u86

86

×

=

C

C

C

E

ここに,

C

u86

: 81 分から 86 分まで取得した上流側カウント数の平均値を示し,

次のようになる。

18

.

318

6

7

.

295

7

.

347

9

.

350

=

+

+

+

Κ

C

d86

: 81 分から 86 分まで取得した下流側カウント数の平均値を示し,

次のようになる。

13

.

173

6

4

.

147

3

.

208

2

.

198

=

+

+

+

Κ

            したがって,E

86

は次のようになる。


21

D 1623

:2006 (ISO 19438:2003)

59

.

45

100

18

.

318

13

.

173

18

.

318

86

=

×

=

E

  (%)

C.4

  フィルタ全効率の計算  粒径 20 µm(c)以上のフィルタ全効率は,次の式で算出する。

100

u020

d020

u020

020

×

=

C

C

C

E

ここに,

C

u020

:  4 分から 86 分までの 1 分間隔で取得した上流側カウント数の平

均値を示し,次のようになる。

35

.

287

83

7

.

295

9

.

190

7

.

163

=

+

+

+

Κ

C

d020

:  4 分から 86 分までの 1 分間隔で取得した下流側カウント数の平

均値を示し,次のようになる。

5

.

142

83

4

.

147

5

.

51

3

.

47

=

+

+

+

Κ

            したがって,E

020

は次のようになる。

41

.

50

100

35

.

287

5

.

142

35

.

287

020

=

×

=

E

  (%)


22

D 1623

:2006 (ISO 19438:2003)

附属書 D(参考)

ISO 19438 (JIS D 1623)

を検定するラウンドロビン試験の概要

序文  この附属書は,この規格を検定するラウンドロビン試験の概要を記述するものであり,規定の一部

ではない。

D.1

  経過  ISO 19438JIS D 1632)は,燃料フィルタに対し,鉱物標準微粒子によるコンタミナントを

用いて,ある一定の圧力損失までのフィルタ効率の変動の測定方法,及びコンタミナント捕そく(捉)容

量の計算方法を規定するために制定した規格である。

効率は,

フィルタの上流側及び下流側で測定した粒子の個数を各粒径ごとに比べることによって測定し,

光学的原理を用いた光学的自動粒子カウンタ(APCs)を用いて求める。

ISO/TC22/SC7

は,

“ラウンドロビン試験”

(国際的研究施設間試験)を,次の二つの目的をもって計画

した。

a) APCs

校正の影響,試験装置の検定,及び作動条件の変動を含めて試験施設内及び試験施設間の両方

の試験結果について,総合的な変動を定量化する。

b)

試験の最初の 6 分間に測定した初期ろ過効率を,ISO/TS 13353 の測定方法によって 60 分間に測定し

たろ過効率と比較する。

参加した 6 試験施設は,次の 4 段階を含め,同じ試験方法によって試験を行った。

a) ISO 

11171

JIS B 9932)による粒子カウンタの校正

b) ISO 

11943

JIS B 9935)によるオンライン希釈及び粒子カウント回路の検定

c)

ISO 19438

JIS D 1623)及び ISO/TS 13353(合意された場合)による試験装置の検定

d)  ISO 19438

JIS D 1623

)及び ISO/TS 13353 による燃料フィルタ試験

前の段階が完全に検定された場合だけは,次の一つの段階を省略してもよい。

統計的なパラメータを計算するために,ISO 5725-2 及び ISO 5725-6 によって試験結果を処理した。すべ

ての参加試験施設は,平均気孔径が近い 2 種類のフューエルフィルタに対してそれぞれ 2 個ずつ試験を行

った。

D.2

  試験前校正及び検定試験

D.2.1

  粒子カウント回路の校正  すべての試験施設は,ISO 11171JIS B 9932)の 6.によって,センサ付

きの粒子カウンタを,NIST SRM 2806 を用いて校正(一次校正)を行い,又は,ISO 11943JIS B 9935

の 9.によって一次 APC で認定した ISO MTD(ミディアムテストダスト)浮遊粒子及び検定回路を用いて

校正(二次校正)を行った。2 番目の APC は,この規格(ISO 19438)の本体の 10.によって最初のものに

合わせた。

D.2.2

  オンライン希釈及び粒子カウント回路の検定  試験に定められたコンタミナント濃度(50 mg/L)

は,APC センサの飽和濃度より高かった。そのため,試験液は,カウンタで測定する前に,継続的に希釈

した。すべての参加試験施設の希釈回路は,この規格(ISO 19438)の本体の 11.によって検定した。


23

D 1623

:2006 (ISO 19438:2003)

D.2.3

  試験装置の検定  フィルタ試験回路及びコンタミナント注入回路を含め,各試験装置はこの規格

ISO 19438)の本体の 7.及び ISO/TS 13353 の 6.によって検定した。検定基準を

附属書 表 D.1 に示し,

また,この表をすべての試験参加者が作成した。

附属書  D.1  検定用データシート

検定シート ISO 19438JIS D 1623 による。

試験施設名称: 
試験日:

重要パラメータ

該当

記事

表 D.11)  粒子カウンタの粒径の校正[ISO 11171JIS B 9932)の 6.による。]

 1

最初の限界値設定 > 1.5 ×  騒音レベル

 2

最初のカウント数  > 10.000

 3

全カウント数  > 100

 4

試験油量  > 10 mL

 5

前回校正から 6  ヶ月以内

 6

計算希釈倍数  <  最大 Dq

表 D.12)  オンライン粒子カウンタの校正[ISO 111943JIS B 9935)の 9.19.11 による。]

 1

試験油量  > 25 mL(オプション)

 2

標準偏差  <  許容値

表 D.13)  オンライン粒子カウンタ回路の検定[ISO 11943JIS B 9935)の 9.129.17 による。]

 1

列 3=列 2±列 4(

表 D.13

表 D.14)  オンライン粒子カウンタ回路の検定[ISO 11943JIS B 9935)の 10.による。]

 1

上流側平均カウント数/µg=列 3±1.3 列 4(

表 D.13

 2

下流側平均カウント数/µg=列 3±列 4(

表 D.13

 3

上流側カウント数−下流側カウント数  <  列 5

表 D.15a)及び表 D.15b)  オンライン希釈回路の検定[ISO 11943JIS B 9935)の 11.による。]

 1

1

分ずつ 3 回測定

 2

上流側平均/µg=列 3±列 4(

表 D.13

 3

下流側平均/µg=列 3±列 4(

表 D.13

 4

上流側−下流側計測数  <  列 5

表 D.16)  試験装置の検定[フィルタ試験回路:ISO 19438JIS D 1623)の 7.3 による。]

 1

C=5 mg/L

 2

バッチ 4961 F

 3

各カウント数=平均の±10  %

 4

チャンネル 10 µm(c)の平均カウント数 750∼1 000

 5

チャンネル 20 µm(c)の平均カウント数 70∼120

表 D.17)  試験装置の検定[注入回路:ISO 19438JIS D 1623)の 7.4 による。]

 1

各測定値=平均の±5  %

 2

平均値=設定値の±5  %

結論

D.3

  試験条件

D.3.1

  試験用フィルタ  次の 2 種類のフューエルフィルタを,それぞれ 2 個ずつ試験した。

−  フィルタ“A”

: MFP=5(µm),フィルタ捕そく(捉)質量 C

r

≒  10 g∼12 g・・・2 個

−  フィルタ“B”

: MFP=15(µm),フィルタ捕そく(捉)質量 C

r

≒  10 g∼15 g・・・2 個

備考 MFP は,平均気孔径を示す。


24

D 1623

:2006 (ISO 19438:2003)

D.3.2

  試験パラメータ

D.3.2.1

  JIS D XXXX によるろ過効率及び捕そく(捉)容量

試験油:MIL H 5606 又は AIR 3520−動粘度:15 mm

2

/s

油量:6 L−導電率:1 500 pS/m±500 pS/m

試験流量:フィルタ A:180 L/h,フィルタ B:50 L/h

コンタミナント:ISO 12103-A3,バッチ No.4961 F

濃度:50 mg/L

最終圧力損失:

p

F

p

O

+30 kPa

D.3.2.2

  ISO/TS 13353 による初期ろ過効率

D.3.2.1

と同一試験条件,

ただし,試験濃度:5 mg/L

試験時間:60 分

D.4

  試験施設内試験結果

D.4.1

  圧力損失,コンタミナント濃度,性能  附属書 表 D.2 は,フィルタ A 及びフィルタ B を 2 回試

験して得た試験結果,並びに対応する平均値,変動係数,繰返し性(r)及び再現性(R)を示す。


25

D 1623

:2006 (ISO 19438:2003)

附属書 表 D.2  種類のフューエルフィルタに対して 試験施設で測定した圧力損失,

コンタミナント濃度(質量法)及びコンタミナント質量

圧力損失(kPa)

コンタミナント濃度(mg/L)

コンタミナント質量(g)

試 験 施 設

番号

サンプル名

試 験 用 フ
ィ ル タ 圧
力損失

1

p

最 終 正 味 圧
力損失

5

p

上 流 コ ン タ
ミ ナ ン ト 濃

圧力損失

80

%時の上流

側コンタミナ

ント濃度

注入コンタ
ミナント質

捕そく(捉)

コンタミナ

ント質量

フィルタ A

CISSAC

−T1

13  30  51.2 59.6 12.4 22.1

1

CISSAC

−T2

13  30  52.3 52.3 13.5 12.3

LATOUR

−T1

14  30  50.9 34.6 14.7 14.5

2

LATOUR

−T2

13  30  49.0 42.6 15.6 15.4

MARGAUX

−T1

47.5 30.1  50

/ 7.7 /

3

MARGAUX

−T2

50.4 31.5  50

/ 7.7 /

7 LAFITE

−T1 40 70 50 50.4

10.5

10.2

PETRUS

−T1 16.8

30

49.6

55.8

17.3

17

11

PETRUS

−T2 16.8

30

50.2

41.01

16.5

16.2

平均値

14.4

30.2 50.4 48.0 12.9 13.8

変動係数

13

2

2

% 19

% 28

% 19

繰返し性 r(%)

8

5

4

% 32

% 12

% 15

再現性 R(%)

29

4

4

% 38

% 60

% 47

フィルタ B

CISSAC

−T1 5

30

51.3  72.7

6.4

3.9

1

CISSAC

−T2 5

30

51.6  82.4

6.8

3.8

MARGAUX

−T1

5.8 30.4  50

/ 3.7 /

3

MARGAUX

−T2

5.8 36.1  50

/ 3.6 /

7 LAFITE

−T1 85 115 50 51.7 3.8 3.5

平均値

5.4 31.6  50.6  68.9  4.9  3.8

変動係数

9

% 9

% 2

% 23

% 33

% 6

繰返し性 r(%)

0

% 25

% 1

% 25

% 11

% 6

再現性 R(%)

21

% 23

% 4

% 69

% 76

% 18

D.4.2

  平均ろ過効率

D.4.2.1

  ISO 19438JIS D 1623)による方法  試験用フィルタのろ過効率は,オンライン上流側及び下流

側粒子カウントによって 1 分ごとに計算する。

各試験施設によってフィルタ A 及びフィルタ B に対して 2 回測定した全効率を,それぞれ

附属書 

D.1

及び

附属書 図 D.2 に示す。

フィルタ A 及びフィルタ B のろ過効率について,全効率,初期効率及び最小ろ過効率を,対応する平均

値,変動計数,繰返し性及び再現性と共に,

附属書 表 D.3 に示す。

附属書 表 D.3 に示すろ過効率の平均値,最小値及び最大値に基づいて,フィルタ A とフィルタ B と

の差,すなわち,試験方法の精度を

附属書 図 D.3 に示す。


26

D 1623

:2006 (ISO 19438:2003)

附属書  D.1  フィルタ に対する 試験施設で測定した平均ろ過効率と粒径との関係

附属書  D.2  フィルタ に対する 試験施設で測定した平均ろ過効率と粒径との関係

ISO 19438

JIS D 1623

,フィルタ A

ISO 19438

JIS D 1623

,フィルタ B


27

D 1623

:2006 (ISO 19438:2003)

附属書  D.3  フィルタ 及びフィルタ の全効率,初期効率及び最小効率と粒径との関係

−平均値,変動係数,繰返し性及び再現性

効率(%) 

粒径[µmc

4  5  6  7  8  9  10 11 13 15 17 20 25 30 35 40 

フィルタ 

全データによる平均値 92.2 97.4 99.1 99.7 99.9 100 100 100 100 100 100 100 100 100 100 100 

全データによる変動係数

3.85

% 1.41%

0.42

0.13

0.04

0.02

0.01

0.01

% 0.01%

0.02

0.02

0.00

0.01

0.01

0.01

0.00

繰り返し性(r)

1.44

% 0.33%

0.18

0.09

0.03

0.01

0.01

0.01

% 0.01%

0.01

0.00

0.00

0.01

0.03

0.00

0.00


 

再現性(R)

8.21

% 3.04%

0.95

0.29

0.08

0.04

0.02

0.03

% 0.03%

0.03

0.03

0.01

0.02

0.03

0.01

0.00

全データによる平均値  79.7 92.3 97.2 99.1 99.7 99.9 100 100 100 100 100 100 100 99.9 100 100 

全データによる変動係数

8.96

% 3.23%

0.58

0.23

0.10

0.02

0.02

0.02

% 0.03%

0.03

0.03

0.02

0.04

0.08

0.01

0

繰返し性(r)

5.76

% 2.47%

0.93

0.47

0.25

0.06

0.05

0.02

% 0.02%

0.04

0.02

0.03

0.12

026

0.01

0



 

再現性(R)

18.3

% 7.01%

1.83

0.66

0.23

0.02

0.06

0.05

% 0.05%

0.07

0.08

0.04

0.09

0.20

0.38

0

全データによる平均値  80.4 92.7 97.8 99.3 99.8 99.9 100 100 100 100 100 100 100 100 100 100 

全データによる変動係数

10.3

% 3.66%

0.87

0.29

0.07

0.04

0.01

0.01

% 0.01%

0.01

0.01

0.01

0.01

0.01

0.01

0.00

繰返し性(r)

5.21

% 2.30%

0.57

0.21

0.23

0.06

0.05

0.01

% 0.00%

0.00

0.00

0.00

0.00

0.00

0.00

0.00



 

再現性(r)

21.0

% 7.76%

1.80

0.58

0.17

0.06

0.03

0.01

% 0.01%

0.01

0.01

0.01

0.01

0.01

0.01

0.00

フィルタ 

全データによる平均値  53.7 62.2 69.6 75.0 80.1 85.0 88.1 91.4 95.7 97.8 98.8 99.6  100  100  100  

全データによる変動係数 8.64% 7.33%

5.61

3.26

2.37

0.58

0.34

0.25

% 0.37%

0.46

0.52

0.25

0.01

0.01

0.00

繰返し性(r) 7.24% 5.29%

3.53

2.54

1.83

1.63

0.74

0.61

% 0.33%

0.27

0.15

0.13

0.04

0.01

0.00


 

再現性(R) 17.8% 14.6%

11.4

6.40

4.82

10.5

2.64

3.24

% 4.15%

1.82

1.25

0.67

0.06

0.01

0.00

全データによる平均値  28.3 39.3 50.2 58.6 67.1 70.8 80.2 85.5 92.8 96.3 97.9 99.2 99.9  100  100  

全データによる変動係数 18.1% 11.2%

7.09

7.35

5.12

0.69

4.04

3.37

% 2.01%

1.35

0.16

0.57

0.06

0.04

0.00

繰返し性(r) 20.4% 12.4%

8.48

5.97

2.83

1.93

0.76

0.80

% 0.68%

0.19

0.19

0.13

0.10

0.13

0.00



 

再現性(R) 35.1% 22.4%

14.2

15.4

10.3

11.1

7.90

7.39

% 6.95%

3.56

2.81

1.86

0.91

0.50

0.00

全データによる平均 

24.2 35.7 47.4 55.0 64.2 71.0 77.7 83.3 91.2 95.2 96.9 98.9  100  100  100 

全データによる変動係数 12.5% 7.12%

4.80

3.30

1.67

1.02

0.47

0.27

% 0.44%

0.57

0.39

0.19

0.00

0.00

0.00

繰返し性(r) 35.1% 19.9%

13.4

9.25

4.69

2.84

1.33

0.76

% 1.24%

1.60

1.10

0.54

0.00

0.00

0.00



 

再現性(R) 50.1% 35.3%

21.9

24.7

15.5

12.8

6.54

3.58

% 3.42%

0.91

4.40

1.74

0.02

0.02

0.00

7

D XX

XX

0000

 (IS

O

 19438


2003)


28

D 1623

:2006 (ISO 19438:2003)

附属書  D.3  全効率の平均値,最小値及び最大値と粒径との関係−試験方法の精度

D.4.2.2

  ISO/TS 13353 による方法  初期ろ過効率は,試験用フィルタの上流側及び下流側で 1 分ごとに測

定したカウント数によって計算する。

ISO/TS 13353

の方法によって,得られた効率は差異カウント数との対比で示す。また,ISO/TS 13353

の結果と ISO 19438JIS D 1623)の結果とを比較するために,得た効率は累積カウント数との対比で示す。

各試験施設でフィルタ A 及びフィルタ B に対して,2 回測定した初期効率を,

“差異”及び“累積”平

均初期効率の両方で,

附属書 図 D.4∼附属書 図 D.7 に示す。

すべての試験施設から得たすべてのデータのろ過効率の平均値,最小値及び最大値を,フィルタ A 及び

フィルタ B の両方に対して,

附属書 図 D.8 及び附属書 図 D.9 に示す。

これらの図から,すべての試験施設で ISO/TS 13353 の試験方法の精度を示す方法で測定したフィルタ A

の特性とフィルタ B の特性との間には,重なる部分がない。

ISO 19438

JIS D 1623)/試験方法の精度


29

D 1623

:2006 (ISO 19438:2003)

附属書  D.4  フィルタ に対して 試験施設で測定した累積平均初期効率と粒径との関係


30

D 1623

:2006 (ISO 19438:2003)

附属書  D.5  フィルタ に対して 試験施設で測定した差異平均初期効率と粒径との関係


31

D 1623

:2006 (ISO 19438:2003)

附属書  D.6  フィルタ に対して 試験施設で測定した累積平均初期効率と粒径との関係


32

D 1623

:2006 (ISO 19438:2003)

附属書  D.7  フィルタ に対して 試験施設で測定した差異平均初期効率と粒径との関係


33

D 1623

:2006 (ISO 19438:2003)

附属書  D.8  フィルタ 及びフィルタ に対する累積平均初期効率と粒径との関係

(全データによる平均値,最小値及び最大値)


34

D 1623

:2006 (ISO 19438:2003)

附属書  D.9  フィルタ 及びフィルタ に対する差異平均初期効率と粒径との関係

(全データによる平均値,最小値及び最大値)

D.2.4.3 ISO 

19438

JIS D 1623)及び ISO/TS 13353 による初期ろ過効率の比較  フィルタミクロン等級

が,ISO/TS 13353 に従って初期単一ろ過効率試験によって測定した場合と,ISO 19438 に従って複合ろ過

試験によって測定した場合との間に何らかの差が生じた場合には,その差を示すために,次の効率を報告

する。

−  ISO 19438 試験(50 mg/L)での最初の 6 分間の測定値

−  ISO/TS 13353 試験(5 mg/L)での最初の 60 分間の測定値

すべての参加試験施設が 2 回試験したフィルタ B に対して得た平均値を,

附属書 表 D.4 に示す。

フィルタ A 及びフィルタ B の両方に対しての試験結果を,

附属書 図 D.10 及び附属書 図 D.11 に示

し,これから ISO/TS 13353 又は JIS D 1623 によって得た試験結果は,非常に近いことが分る。


35

D 1623

:2006 (ISO 19438:2003)

附属書  D.4  ISO 19438 及び ISO/TS 13353 によって測定したフィルタ の平均初期効率

平均初期効率(%) 

粒径[µm(c) 

4 5 6 7 8 9 10

11

13

15

17

20 

25 

30 

35

40

ISO/TS 13353 

全 デ ー タ
に よ る 平
均値

31.2 42.2 53.9

− 71.3

− 80.0

− 94.9

− 99.0

− 100  −

全 デ ー タ
に よ る 変

動係数

20

% 22% 10%  − 1.0%  − 7.0% −

− 2.0% − 0.20

− 0.05%  −

最小値 23.6

33.6

53.6

− 70.9

− 72.9

− 92.6

− 98.7

− 99.9  −

最大値 39.1

50.7

54.1

− 71.8

− 85.1

− 96.5

− 99.2

− 100.0 −

繰 返 し 性

(r)

7.0

% 6.0% 2.0%  − 2.7%  − 2.9% −

− 1.3% − 0.49

− 0.04%  −

再現性(R) 45% 53%  −

− 15%

− 3.9% − 0.48

− 0.11%  −

JIS D 1623 

全 デ ー タ
に よ る 平
均値

26.6 38.1 49.3

57.6 66.1 72.7

78.6

83.8

90.6

95.1

97.7

99.2 100 100  100

100

全 デ ー タ
に よ る 変

動係数

17

12

% 7.4%  8% 5.0%  4%

2.1

% 1%

1

0.4

% 1%

0.57

0.01

0.01

% 0.00

最小値

22.1 33.9 45.8

53.7 63.5 70.5

77.4

83.1

89.5

94.8

96.7

96.7 100 100  100

100

最大値

31.2 42.9 53.1

62.8 69.8 69.8

80.5

84.9

91.5

95.6

99.3

100  100 100  100

100

繰 返 し 性

(r)

35.1

19.9

13.4

9

% 4.7%  3%

1.3

% 1%

1

1.6

% 1%

0.54

0

% 0.00% 0.0% 0.0%

再現性(R) 50

35

% 22% 25% 15% 13%

7

4

3

0.9

% 4%

1.74

0

% 0.02% 0.0% 0.0%


36

D 1623

:2006 (ISO 19438:2003)

附属書  D.10  フィルタ に対し二つの方法で測定した平均初期効率の比較

附属書  D.11  フィルタ に対し二つの方法で測定した平均初期効率の比較

ISO 19438

JIS D 1623)及び ISO/TS 13353,フィルタ A

ISO 19438

JIS D 1623)及び ISO/TS 13353,フィルタ B

1623/ 
1623/

1623/ 
1623/


37

D 1623

:2006 (ISO 19438:2003)

D.4.3

  フィルタミクロン等級  附属書 表 D.4 から,設定効率にそれぞれ相当する粒径を,フィルタミク

ロン等級として,各フィルタに対して求めることができる。これらの値を,

附属書 表 D.5 に示す。

附属書  D.5  フィルタ 及びフィルタ に対する設定全効率でのフィルタミクロン等級

粒径[µm(c) 

全効率(%) 

ISO 19438

JIS D 1623 

50 75 90 95 99 

フィルタ A

全データによる平均値 2.1 3.2 4.1 4.6 5.9

全データによる変動係数 1.0% 1.2% 6.8% 6.1% 6.2%

繰返し性(r) 2.9% 3.5% 3.5% 4.2% 2.5%

再現性(R)

− 19% 19% 14%

フィルタ B

全データによる平均値 4.0 6.8 10.8 − 16.5

全データによる変動係数

− 4.4% 2.4%

− 4.3%

繰返し性(r) 0.0% 4.1% 1.3%

− 12.0%

再現性(R)

8

% 15% 11%

− 32%

D.5

  結論  参加試験施設の数が限られることは,“ラウンドロビン試験”の意義を減少させる。しかし,

ISO/TC22/SC7

の専門家グループによって,幾つかの結論を引き出すことができた。

a)  ISO 19438

は,産業界に高い繰返し性をもつ試験方法を提供し,それは製造過程のフォローアップの

ための的確な道具となる。また,この試験方法は,試験用フィルタのフィルタミクロン等級及びコン

タミナント捕そく(捉)質量を的確に測定することができる。

b)  ISO 19438

は,密なフィルタに対しては良好な再現性(試験施設間での変動において)を示し,粗い

フィルタに対しては低い再現性を示した。

c)

ISO 19438

による方法は,最初の 6 分間の試験で,ISO/TS 13353 の方法によって 60 分間で得た初期ろ

過効率と同様な試験結果を得ることができた。

したがって,

ISO/TS 13353

の方法及び ISO 19438 の方法によって測定した初期フィルタミクロン等級は,

同等である

関連規格  ISO 5725-2:1994  Accuracy (trueness and precision) of measurement methods and results−Part 2:

Basic method for the determination of repeatability and reproducibility of a standard measurement

method

ISO 5725-6:1994

  Accuracy (trueness and precision) of measurement methods and results−Part 6: Use

in practice of accuracy values

ISO/TS 13353:2002

  Diesel fuel and petrol filters for internal combustion engines−Initial efficiency

by particule counting

ASTM D-4308:1995

  Standard test method for electrical conductivity of liquid hydrocarbons by

precision meter