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日本工業規格

JIS

 D

1023

-1982

自動車分解検査方法

Overhauled Inspection Method of Automobiles

1.

適用範囲  この規格は,自動車の外観検査を主とする分解検査方法について規定する。

2.

検査方法

2.1

主要検査箇所及び検査事項は,次の表のものを普通とするが,都合により適宜追加又は省略するこ

とができる。

検査部位

検査事項

1

シリンダヘッド

燃焼室の汚損,その他の異常

2

スパークプラグ又は予熱プラグ

汚損,その他の異常

3

噴射ノズル

噴射試験器による噴霧の状況

4

シリンダガスケット

気密状況,その他の異常

5

ピストン

頭部の汚損状況,はめあいの適否,その他の異常 
試験の前後に,主要寸法の測定を行い,摩耗及び変形の状況を数字的に調
査するのがよい。

6

ピストンリング

各面の当たり具合 
試験の前後に,張りの強さ及びシリンダ内切口すきまを測定するのがよい。

7

シリンダ

シリンダ壁及び弁座の異常 
試験の前後に,種々の位置における内径を測定し,摩耗及び変形の状況を
数字的に調査するのがよい。

8

連接棒軸受

軸受面の当たり具合,その他の異常 
試験の前後に,内径を測定し,摩耗の状況を調査するのがよい。

9

主軸受

軸受面の当たり具合,その他の異常

10

クランク軸

各軸受のはめあいの適否及び軸受面の異常

試験の前後に,主軸及びクランクピンの直径を測定し,摩耗の状況を数字
的に調査するのがよい。

11

カム軸

カム面・軸受面及び歯車の異常

12

バルブ

弁座面の当たり及び弁管及び弁端の摩耗状況

13

油受

底部の異物及び潤滑油の粘度(指頭で調査する)

潤滑油は,新旧について所定の試験方法によって調査するのがよい。

14

クラッチフェーシング

クラッチフェーシング面の当たり,その他の異常

15

変速機歯車

歯面の当たり・損傷・軸受の異常・背げきの適否

16

プロペラ軸

スプライン面の当たり・自在継手・その他の異常

17

減速及び差動歯車

歯面の当たり・損傷・その他の異常・背げきの適否

18

後車輪

スプライン面の当たり・その他の異常

19

ブレーキ

ブレーキライニング及びブレーキ胴の摩耗状況

20

かじ取り歯車

歯面及び軸受部の当たり・遊びの適否

21

各軸受

摩耗・焼損


2

D 1023-1982

2.2

検査の成績は,

付表により記入する。

付表  分解検査成績表

備考  括弧内の事項は,参考として一例を示したものである。